JP2010041948A - 杜仲葉乾燥物、杜仲葉乾燥物から得られる杜仲葉抽出液、及び杜仲葉抽出液の食品加工物 - Google Patents

杜仲葉乾燥物、杜仲葉乾燥物から得られる杜仲葉抽出液、及び杜仲葉抽出液の食品加工物 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、杜仲独特の苦味、渋味及び酸味に基づいて「お茶らしい」風味を有するとともに、えぐみやボディー感のないすっきりした味を呈した杜仲葉抽出液を調製するための原料として好適な杜仲葉乾燥物を提供することを目的とする。
【解決手段】90℃の水で10分間浸漬抽出した場合に、得られる抽出液中のアスペルロシド含有量がオウクビン含有量より多いことを特徴とする、杜仲葉乾燥物。
【選択図】なし

Description

本発明は、杜仲葉乾燥物、該杜仲葉乾燥物から得られる杜仲葉抽出液、及び該杜仲葉抽出液の食品加工物に関する。
これまでに、種々の杜仲葉乾燥物の抽出物が報告されている。杜仲葉乾燥物の抽出物は、例えば杜仲茶などの飲料として広く知られている(特許文献1〜3)。
従来、杜仲葉乾燥物の抽出物は独特のえぐみを有するため、例えば、飲料とした場合など、すっきりと飲むことが難しかった。そのため、杜仲茶などの飲料などにおけるえぐみを軽減乃至消去するために、これまでに杜仲葉を微粉砕する方法や焙煎する方法などが試みられてきた。しかしながら、このような方法では、杜仲独特の苦味や渋味が消失するとともに、酸味が現れ、所謂「お茶らしい」風味が失われるという問題があった。また、このような方法では、ボディー感(重み)が出てしまい、すっきりとした風味を得ることができなかった。
このように、現在のところ、杜仲葉抽出物について、苦味、渋味及び酸味(お茶らしさ)ならびにえぐみ及びボディー感(すっきり感)の全てに優れるものはなく、多くの支持を得るには至っていない。
特開平10−117748号公報 特開平11−155537号公報 特開2005−287469号公報
本発明は、杜仲独特の苦味、渋味及び酸味に基づいて「お茶らしい」風味を有するとともに、えぐみやボディー感のないすっきりした味を呈した杜仲葉抽出液を調製するための原料として好適な杜仲葉乾燥物を提供することを目的とする。また本発明は、かかる杜仲葉乾燥物により得られる杜仲葉抽出液、及び該杜仲葉抽出液の食品加工物を提供することを目的とする。
本発明者が上記課題に鑑み鋭意検討を行ったところ、90℃の水で10分間浸漬抽出した場合に、得られる抽出液中のアスペルロシド含有量がオウクビン含有量より多いことを特徴とする杜仲葉乾燥物から、杜仲独特の苦味、渋味及び酸味に基づいて「お茶らしい」風味を有するとともに、えぐみ及びボディー感のないすっきりした味を呈することにより、飲料として好適に用いられる抽出液が得られることを見出した。また、本発明者は、該抽出液中のアスペルロシド含有量がオウクビン含有量より多い場合、該抽出液を得るにあたり焙煎工程を経ることなく得られた杜仲葉乾燥物を使用することで、杜仲独特の良好な芳香を一層残存させることが可能であることを見出した。本発明は上記知見に基づきさらに検討を重ねた結果完成されたものであり、下記に掲げるものである。
項1. 90℃の水で10分間浸漬抽出した場合に、得られる抽出液中のアスペルロシド含有量がオウクビン含有量より多いことを特徴とする、杜仲葉乾燥物。
項2. 上記抽出液中に含まれるアスペルロシドとオウクビンの重量比が、オウクビン1重量部に対してアスペルロシドが1.1〜2重量部である、項1に記載の杜仲葉乾燥物。
項3. 上記抽出液のpHが6.3〜7.3である、項1または2に記載の杜仲葉乾燥物。
項4. 4月中旬〜5月上旬に収穫された杜仲葉から得られるものである、項1〜3のいずれかに記載の杜仲葉乾燥物。
項5. 最大長が12cm以下の杜仲葉から得られるものである、項1〜4のいずれかに記載の杜仲葉乾燥物。
項6. 杜仲葉を蒸す工程及び乾燥する工程を経ることにより得られる、項1〜5のいずれかに記載の杜仲葉乾燥物。
項7. 杜仲葉を焙煎する工程を経ることなく得られるものである、項6に記載の杜仲葉乾燥物。
項8. 項1〜7のいずれかに記載の杜仲葉乾燥物から得られる抽出液であって、アスペルロシド含有量がオウクビン含有量より多いことを特徴とする、杜仲葉抽出液。
項9. 抽出液中のアスペルロシドとオウクビンの重量比が、オウクビン1重量部に対してアスペルロシドが1.1〜2重量部である、項8に記載する杜仲葉抽出液。
項10.項1〜7のいずれかに記載の杜仲葉乾燥物から水により抽出されたものである、項8または9に記載の杜仲葉抽出液。
項11. pHが6.3〜7.3である、請求項8〜10のいずれかに記載の杜仲葉抽出液。
項12. 項8〜11のいずれかに記載の杜仲葉抽出液の食品加工物。
項13. 項8〜11のいずれかに記載の杜仲葉抽出液を含む飲料。
本発明の杜仲葉乾燥物は、杜仲独特の苦味、渋味及び酸味に基づいて「お茶らしい」風味を有するとともに、えぐみ及び過剰なボディー感のないすっきりした味を呈することにより、飲料として好適に用いられる抽出液を提供することができる。また、焙煎工程を経ることなく得られた杜仲葉乾燥物を使用した場合には、上記風味と呈味に加えて、杜仲独特の良好な芳香を備えており、飲料としてより好ましい抽出液を提供することができる。このため、焙煎工程を経ることなく得られた杜仲葉乾燥物を使用した場合には、更においしさが増した飲料などを提供することができる。
杜仲葉乾燥物
本発明の杜仲葉乾燥物は、90℃の水で10分間浸漬抽出した場合に、得られる抽出液中のアスペルロシド含有量がオウクビン含有量より多いことを特徴とする。
当該特徴を有する杜仲葉乾燥物を用いることにより、酸味が抑えられ、杜仲独特の苦味及び渋味を有することに基づいて、所謂「お茶らしい」風味を備え、かつえぐみ及び過剰なボディー感(重み)のないすっきりとした風味を備える抽出液を得ることができる。
また、本発明の杜仲葉乾燥物は、これを90℃の水で10分間浸漬抽出した場合に得られる抽出液中に含まれるアスペルロシドとオウクビンの重量比が、オウクビン1重量部に対してアスペルロシドが1.1〜2重量部であるものがより好ましく、1.2〜1.5重量部であることがさらに好ましい。当該特徴を有する杜仲葉乾燥物を用いることにより、「お茶らしい」風味とすっきりとした風味が一層高まった抽出液を得ることができる。
また、杜仲葉乾燥物は、90℃の水で10分間浸漬抽出した場合に得られる抽出液のpHが6.3〜7.3であることが一層好ましく、pHが6.5〜7であることが特に好ましい。これにより、適度な苦味及び渋味が引き出され、かつ酸味及びボディー感が抑えられるので、お茶らしい風味とすっきり感をより一層高めることができる。
本発明の杜仲葉乾燥物は、90℃の水で10分間浸漬抽出して得られる抽出液におけるアスペルロシドとオウクビンの含有量が前述の範囲にあり、杜仲葉が乾燥状態にあるものであれば、特に限定されない。
かかる杜仲葉乾燥物は、最大長が12cm以下の杜仲葉、具体的には4月中旬〜5月上旬に採取される杜仲葉を用いることによって調製することができる。ここで「最大長」とは、杜仲葉の径の最も長い部分を指し、図1の(i)に相当する長さを意味する。従来、多くの杜仲茶が報告されているが、これらはすべて5月下旬〜8月下旬に収穫された最大長15cm程度の杜仲葉を使用して製造されている。図2に示すように、4月中旬〜5月上旬以外の時期、特に5月下旬〜8月下旬に収穫される杜仲葉の乾燥物は、それを90℃の水で10分間浸漬抽出した場合に得られる抽出液中のアスペルロシド含有量はオウクビン含有量に比して少なく、この点において本発明で用いる杜仲葉の乾燥物と相違する。
本発明の杜仲葉乾燥物は、好ましくはかかる杜仲葉を乾燥させる工程を経ることにより得ることができる。ここで乾燥は天日乾燥、遠赤外線照射、乾燥機(熱風乾燥、冷風乾燥、真空凍結乾燥)等の従来公知の方法に従って行うことができる。斯くして得られる杜仲葉乾燥物中の水分量は、通常12重量%以下であり、好ましくは8重量%以下、より好ましくは5重量%以下である。
好ましくは、杜仲葉乾燥物は、上記乾燥工程に加えて、その前に杜仲葉を蒸す工程を経ることにより得ることができる。また、これらの工程に葉打ちや柔捻等の工程を組み合わせてもよい。このため例えば、杜仲葉乾燥物は、杜仲葉を蒸す工程、葉打ちする工程、柔捻する工程及び乾燥する工程を経て得ることができる。また、従来どおり、これらの工程に焙煎工程を組み合わせてもよいが、得られる抽出液中のアスペルロシド含有量がオウクビン含有量より多い、本発明の杜仲葉乾燥物を用いる場合、得られる抽出液において適度な苦味や渋味が現れ、独特の酸味やえぐみを抑えるとともに、杜仲独特の良好な芳香を一層残存させることができるため、焙煎工程を経ることなく杜仲葉乾燥物を得ることが好ましい。また、焙煎工程を経ないで得た、本発明の杜仲葉乾燥物を用いて抽出液を得ると、pHを調整することなく、6.3〜7.3の範囲内にすることができる。これらの工程は、例えば前記特許文献1〜3に記載の方法に従うことができる。
本発明の杜仲葉乾燥物中のアスペルロシド含有量及びオウクビン含有量は、前述の関係を満たす限りとくに限定されないが、杜仲葉乾燥物を90℃の水で10分間浸漬抽出して抽出液を得た場合、その抽出液(ブリックス=0.15%)中に含まれるアスペルロシドおよびオウクビンは、焙煎工程を経て得られた杜仲葉乾燥物を用いた場合には、アスペルロシド25〜35mg/L程度、オウクビン10〜32mg/L程度であり、焙煎工程を経ずに得られた杜仲葉乾燥物を用いた場合には、アスペルロシド45〜70mg/L程度、オウクビン15〜64mg/L程度である。
さらに、本発明の杜仲葉乾燥物には有効成分としてゲニポシド酸が含まれている。杜仲葉乾燥物を90℃の水で10分間浸漬抽出して抽出液を得た場合、その抽出液(ブリックス=0.15%)中に含まれるゲニポシド酸は、焙煎工程を経て得られた杜仲葉乾燥物を用いた場合には、15〜25mg/L程度であり、焙煎工程を経ずに得られた杜仲葉乾燥物を用いた場合には、20〜40mg/L程度である。
杜仲葉乾燥物の形状も特に限定されない。例えば、葉そのもの(未裁断、未粉砕)であっても、また裁断形状または粉砕形状(粗粉状、細粉状など)を有していてもよい。裁断または粉砕等は従来公知の方法に従い行うことができる。
杜仲葉乾燥物から得られる杜仲葉抽出液
本発明の杜仲葉抽出液は、前述の杜仲葉乾燥物から得られ、アスペルロシド含有量がオウクビン含有量より多いことを特徴とする。
当該杜仲葉抽出液は、酸味が抑えられ、杜仲独特の苦味及び渋味を有することに基づいて所謂「お茶らしい」風味を備え、かつえぐみ及び過剰なボディー感(重み)のないすっきりとした風味を備える。
また、杜仲葉抽出液は、アスペルロシドとオウクビンの重量比が、オウクビン1重量部に対してアスペルロシドが1.1〜2重量部であるものがより好ましく、1.2〜1.5重量部であることがさらに好ましい。該範囲を満たすことにより、杜仲葉抽出液のお茶らしい風味やすっきり感を一層高めることができる。
また、杜仲葉抽出液は、pHが6.3〜7.3にあることが一層好ましく、pHが6.5〜7にあることが特に好ましい。該範囲を満たすことにより、得られる抽出液の杜仲独特のお茶らしい風味やすっきり感をより一層高めることができる。本発明の杜仲葉抽出液のpHは、公知のpH調整剤を用いて調整することができるが、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸、酢酸、リン酸、炭酸、乳酸、アスコルビン酸などを用いることができる。
本発明の抽出液は、前述の杜仲葉乾燥物を水(湯、熱水を含む)または有機溶媒(メタノール、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等のアルコール;含水エタノール、含水メタノール等の含水アルコール;エーテル、ヘキサン、ベンゼン、クロロホルム、アセトン、ペンタン、酢酸エチル等)等またはこれらの混合物で抽出することにより得ることができる。好ましくは水で抽出して調製される。
本発明において杜仲葉の抽出条件は特に限定されない。例えば、杜仲葉乾燥物を水に浸漬させる方法が挙げられる。この際、必要に応じて攪拌してもよい。例えば、水を使用する場合、杜仲葉乾燥物1重量部に対して、10〜800重量部、好ましくは100〜700重量部、より好ましくは200〜500重量部の割合で水を添加し、50〜100℃程度、好ましくは70〜90℃程度で、1〜60分、好ましくは5〜40分、より好ましくは10〜40分抽出される。この温度および時間の範囲内であれば、アスペルロシドやオウクビン、さらにゲニポシド酸などの有効成分が効率よく抽出される。
また、例えば、1度抽出に使用した杜仲葉を用いて、再度、新たに抽出してもよい。このように同じ葉を用いて2度抽出することで、葉に含まれる成分をより多く抽出すことができる。さらに、抽出液は1つの温度条件下で得られるものだけではなく、例えば、50〜60℃程度で低温抽出した杜仲葉抽出液と70〜100℃程度で高温抽出した杜仲葉抽出液とを混合することもできる。こうすることで、1つの温度条件下で得られた杜仲葉抽出液とは嗜好性の異なる杜仲葉抽出液を得ることができる。
なお、このほかの溶媒を使用して抽出する場合は、上記条件を参考にして適宜設定することができる。
杜仲葉抽出液は、抽出処理後、濾過等の定法の固液分離法により固形分を取り除くことにより取得、調製することができる。本発明の杜仲葉抽出液は、杜仲葉乾燥物から得られる抽出物そのものであってもよい。また、本発明の杜仲葉抽出液は、杜仲葉乾燥物から得られる抽出物に、さらに食用のpH調整剤を用いてpHが上記範囲になるように調整してもよい。
本発明の抽出液は、前述の杜仲葉乾燥物を水または有機溶媒等で抽出することにより得ることができるが、この際に使用される杜仲葉乾燥物は、杜仲葉乾燥物の70重量%以上、より好ましくは80重量%以上、さらに好ましくは90重量%以上が最大長12cm以下の杜仲葉から得られるものであることが好ましい。
このようにして得られる本発明の杜仲葉抽出液は、前述するように、酸味が抑えられ、杜仲独特の苦味及び渋味を有することに基づいて所謂「お茶らしい」風味を備え、かつえぐみ及び過剰なボディー感(重み)のないすっきりとした風味を備えている。また原料として、得られる抽出液中のアスペルロシド含有量がオウクビン含有量より多い杜仲葉乾燥物を用いる場合、得られる抽出液において適度な苦味や渋味が現れ、独特の酸味やえぐみを抑えるとともに、杜仲独特の良好な芳香を一層残存させることができるため、焙煎工程を経ずに調製された杜仲葉乾燥物を用いることが好ましい。また、焙煎工程を経ないで得た、本発明の杜仲葉乾燥物を用いて抽出液を得ると、pHを調整することなく、6.3〜7.3の範囲内にすることができる。
杜仲葉抽出液の食品加工物
前述する本発明の杜仲葉抽出液は、そのまま又は必要に応じてさらに処理を施すことにより、種々の食品加工物として調製することができる。
本発明で対象とする食品加工物には、前述する杜仲葉抽出液をそのまま飲料としたものや、当該杜仲葉抽出液を水やエタノールなどの飲食可能な溶液で希釈した液体物、または前述する杜仲葉抽出液から水分を蒸発させるなどして得られる濃縮物もしくは乾燥物が含まれる。ここで乾燥物の形状は特に限定されず粉砕物形態(粗粉状、細粉状など)であってもよい。
濃縮、乾燥及び粉砕する方法は、従来公知の方法に従い行えばよく、濃縮物は、エバポレーター等の常法を用いることにより得ることができる。また、乾燥物は、従来公知の方法に従い乾燥処理(スプレードライ処理、凍結乾燥処理を含む)等を行うことにより得ることができる。また、粉砕物は、前記乾燥物を従来公知の方法に従い粉砕することにより得ることができる。
また、本発明の杜仲葉抽出液の食品加工物には、液体形態の抽出液をそのまま又は当該抽出液をさらに他の飲食可能な液体や固形物と混合し、例えば飲料、菓子、または栄養食品などに加工したものが含まれる。
また、本発明の杜仲葉抽出液の食品加工物には、液剤(シロップ等を含む)等の液状製剤(懸濁剤含む)や、錠剤、丸剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤(ソフトカプセルを含む)等の固形製剤が含まれる。
本発明の食品加工物を液状製剤の形態とする場合、凍結保存することもでき、また凍結乾燥等により水分を除去して保存してもよい。凍結乾燥製剤やドライシロップ等は、使用時に水等を加え、再度溶解して使用することができる。
本発明の食品加工物を固形剤の形態とする場合、例えば、錠剤の場合であれば、担体として当該分野で従来公知のものを広く使用することができる。このような担体としては、例えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、ケイ酸等の賦形剤;水、エタノール、プロパノール、単シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチルセルロース、セラック、メチルセルロース、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、アルギン酸ナトリウム等の結合剤;乾燥デンプン、カンテン末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプン、クロスポビドン、ポビドン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等の崩壊剤;ステアリン、カカオバター、水素添加油等の崩壊抑制剤;第4級アンモニウム塩、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤;グリセリン等の保湿剤;デンプン、乳糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤;精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレングリコール等の滑沢剤等を使用できる。また、前記有効成分を含有する組成物を、ゼラチン、プルラン、デンプン、アラビアガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)等を原料とする従来公知のカプセルに充填して、カプセル剤とすることができる。
また、丸剤の形態とする場合、担体として当該分野で従来公知のものを広く使用できる。その例としては、例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、ラミナラン、カンテン等の崩壊剤等を使用できる。
上記以外に、添加剤として、例えば、界面活性剤、吸収促進剤、吸着剤、充填剤、防腐剤、安定剤、乳化剤、可溶化剤、浸透圧を調節する塩を、調製する形態に応じて適宜選択し使用することができる。
これらの食品加工物はそれ自身単体で摂取してもよく、飲食可能な液体に溶解させた後に摂取してもよく、また更に飲食可能な液体や固形物と混合し、例えば飲料、菓子、または栄養食品などにさらに加工した後に摂取してもよい。
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1〜4、比較例1および2
(実施例1〜4)
4月中旬〜5月上旬に採取した杜仲葉を120℃の釜で水分量が5重量%以下になるまで乾燥させ、さらに焙煎(200〜250℃)することにより、杜仲葉乾燥物を得た。該杜仲葉乾燥物を90℃の水で10分間煮出して(杜仲葉乾燥物量:3.0g/L、最大長12cm以下の割合:97%)、杜仲葉抽出液(ブリックス=0.15%)を得た。得られた杜仲葉抽出液のアスペルロシド(As)及びオウクビン(Au)濃度ならびにpHを測定した。得られた杜仲葉抽出液について、「茶らしさ」および「すっきり感」を以下の評価方法にしたがって評価した。結果は表1に示した。
(比較例1および2)
5月下旬〜8月下旬に採取した杜仲葉を用いた以外は実施例1と同様にして杜仲葉抽出液(ブリックス=0.15%)を得た。煮出す際に使用した杜仲葉乾燥物量は3.0g/L、最大長12cm以下の割合は1%未満であった。得られた杜仲葉抽出液のアスペルロシド(As)及びオウクビン(Au)濃度ならびにpHを測定した。得られた杜仲葉抽出液について、「茶らしさ」および「すっきり感」を以下の評価方法にしたがって評価した。結果は表1に示した。
(各測定方法)
アスペルロシド及びオウクビン濃度の測定方法
アスペルロシド及びオウクビン濃度は以下の条件のもとHPLC検量線法により測定した。
カラム:YMC−Pack ODS−A S−5μm,12nm AA12S05−1506WT(株式会社ワイエムシィ製)
カラム温度:40℃
移動相:メタノール:水:リン酸=130:870:1
流速:1.0ml/min
測定波長:215nm
pHの測定方法
pHは、25℃の抽出液について、HORIBA pH METER F−52(株式会社堀場製作所製)にて定量した。
ブリックスの測定方法
ブリックスは、25℃の抽出液について、糖度計RA410(京都電子工業株式会社製)にて定量した。
(「茶らしさ」及び「すっきり感」の評価方法)
得られた杜仲葉抽出液について、毎日、杜仲茶を500ml以上飲用している者6名を対象に、「茶らしさ」(嗜好性:苦味、渋味及び酸味など)及び「すっきり感」(えぐみ及びボディー感(重み))について評価させた。評価は、「茶らしさ」、「すっきり感」ともに、0.5cm間隔で印をつけ、0cm点に「悪い」、2.5cm点に「やや悪い」、5cm点に「どちらでもない」、7.5cm点に「やや良い」及び10cm点に「良い」と記載した10cmの直線が描かれた用紙を用意し、それぞれの抽出液を飲んでもらい、その直線上のどこに位置するかを評価してもらった。6名分の読み取った点数を合計し、その平均点を四捨五入して整数として算出した。
総合判定として、「茶らしさ」及び「すっきり感」の総点が9点以下を「×」、10点以上を「○」、15点以上を「◎」として評価した。
Figure 2010041948
表1に示した結果より、アスペルロシド含有量がオウクビン含有量よりも少ない場合、焙煎すると、酸味とボディー感が現れ、それらが苦味や渋味を消失させ、「茶らしさ」及び「すっきり感」の点で劣り、全体として飲みにくい抽出液となった。
これに対して、アスペルロシド含有量がオウクビン含有量よりも多い場合、焙煎しても、酸味がなく苦味や渋味の点で優れ、非常にお茶らしい味わいがあり、かつえぐみ及びボディー感がなく、すっきりとした飲みやすい抽出液となった。また、アスペルロシドとオウクビンの重量比が、オウクビン1に対してアスペルロシドが1.22〜1.47の範囲内では、とくにその傾向が強く杜仲葉抽出物として非常に優れていた。
また、アスペルロシドとオウクビンの重量比が、オウクビン1に対して0.97では「×」、1.16では「○」、1.22では「◎」であったことから、オウクビン1重量部に対してアスペルロシド1.1重量部以上がより好ましく、1.2以上がさらに好ましいと判断できた。同様に、アスペルロシドとオウクビンの重量比が、オウクビン1に対して1.93では「○」、1.47では「◎」であったことから、オウクビン1重量部に対してアスペルロシド2重量部以下がより好ましく、1.5重量部以下がさらに好ましいと判断できた。
なお、実施例1〜4の杜仲葉抽出物は、アスパラギン酸0.3〜1.8mg/L、グルタミン酸0.3〜1.3mg/L及びスクロース150〜500mg/Lを含有していた。
実施例5〜11
実施例1において得られた抽出液(ブリックス=0.15%)を、表2に記載のpHになるように炭酸水素ナトリウムで調整した。得られた杜仲葉抽出液について実施例1と同様に「茶らしさ」および「すっきり感」を評価した。結果は表2に示した。
Figure 2010041948
表2に示した結果より、アスペルロシドをオウクビンよりも多く含む杜仲葉抽出液についてpH6.3〜7.3であると、苦味、渋味及び酸味の点でより優れ非常に深みがあり、またえぐみ及びボディー感を抑えてすっきりとした飲みやすい抽出液とすることができた。さらに、pH6.5〜7であると一層優れた抽出液とすることができた。なお、pH調整に用いた重炭酸ナトリウムは非常に微量であり、それが杜仲葉抽出物の味に影響を及ぼさないことを確認済みである。
実施例12〜20、比較例3〜8
(実施例12〜14、16、18及び20)
4月中旬〜5月上旬に採取した杜仲葉を120℃の釜で水分量が5重量%以下になるまで乾燥させて、杜仲葉乾燥物を得た(焙煎工程を経ていない)。該杜仲葉乾燥物を90℃の水で10分間煮出して(杜仲葉乾燥物量:3.0g/L、最大長12cm以下の割合:97%)、杜仲葉抽出液(ブリックス=0.15%)を得た。得られた杜仲葉抽出液のpHを表3及び表4にしたがってクエン酸または炭酸水素ナトリウムを用いて調整した。また、得られた杜仲葉抽出液のアスペルロシド(As)及びオウクビン(Au)濃度を前記方法にて測定した。得られた杜仲葉抽出液について実施例1と同様に「茶らしさ」及び「すっきり感」を評価した。結果は表3及び4に示した。
(実施例15、17及び19)
実施例2、3及び4において得られた杜仲葉抽出液のpHを表4にしたがって炭酸水素ナトリウムを用いて調整した。得られた杜仲葉抽出液について実施例1と同様に「茶らしさ」及び「すっきり感」を評価した。結果は表4に示した。
(比較例3、5、6及び8)
5月下旬〜8月下旬に採取した杜仲葉を用いた以外は、実施例12と同様にして杜仲葉抽出液(ブリックス=0.15%)を得た。煮出す際に使用した杜仲葉乾燥物量は3.0g/L、最大長12cm以下の割合は1%未満であった。得られた杜仲葉抽出液のpHを表5にしたがってクエン酸または炭酸水素ナトリウムを用いて調整した。また、得られた杜仲葉抽出液のアスペルロシド(As)及びオウクビン(Au)濃度を前記方法にて測定した。得られた杜仲葉抽出液について実施例1と同様に「茶らしさ」及び「すっきり感」を評価した。結果は表5に示した。
(比較例4及び7)
比較例1及び2において得られた杜仲葉抽出液のpHを表5にしたがって炭酸水素ナトリウムを用いて調整した。得られた杜仲葉抽出液について実施例1と同様に「茶らしさ」及び「すっきり感」を評価した。結果は表5に示した。
Figure 2010041948
Figure 2010041948
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実施例12、13、14、16、18及び20と実施例6、8、11、15、17及び19、さらには比較例3、5、6及び8と比較例1、4、2及び7は、それぞれ抽出に供した杜仲葉を得る際に焙煎工程を経たか否かが異なる。
表5に示した結果より、アスペルロシド含有量がオウクビン含有量よりも少ない杜仲葉抽出液については焙煎したもの(比較例1、4、2及び7)に比べて、焙煎しなかったもの(比較例3、5、6及び8)は、苦味や渋味は少なくなったが、同時に酸味を感じなかったことから結果として「茶らしさ」の評価はそれほど変わらなかった。しかし、独特のえぐみ及びボディー感が顕著に現れ、すっきり感に劣り、非常に飲みにくい抽出液となった。
これに対して、表3及び4に示した結果を見ても分かるとおり、アスペルロシド含有量がオウクビン含有量よりも多く含まれている杜仲葉抽出液は、アスペルロシドとオウクビンの重量比が同様であっても、いずれも焙煎しないことで、適度な苦味や渋味などが現れ、独特の酸味やえぐみなども少なく、かつ優れた芳香がし、すっきりと飲むことができる抽出液となった。
なお、焙煎した杜仲葉乾燥物から得られる抽出液では、未焙煎の杜仲葉乾燥物から得られる抽出物に比べてアスペルロシド及びオウクビンの含有量が少なく、アスペルロシド含有量が約45〜50重量%、オウクビン含有量が約40〜45重量%であったが、As/Au値に大きな影響を与えることはなかった。また、pH調整に用いたクエン酸及び重炭酸ナトリウムは非常に微量であり、それが杜仲葉抽出物の味に影響を及ぼさないことを確認済みである。
図1は、杜仲葉の最大長(i)を示す。 図2は、収穫時期の異なる焙煎工程を経て得た杜仲葉乾燥物を90℃の水で10分間浸漬抽出した場合に得られる抽出液(ブリックス=0.15%)中のアスペルロシド含有量とオウクビンの含有量、さらにゲニポシド酸含有量の関係を示す。

Claims (11)

  1. 90℃の水で10分間浸漬抽出した場合に、得られる抽出液中のアスペルロシド含有量がオウクビン含有量より多いことを特徴とする、杜仲葉乾燥物。
  2. 上記抽出液中に含まれるアスペルロシドとオウクビンの重量比が、オウクビン1重量部に対してアスペルロシドが1.1〜2重量部である、請求項1に記載の杜仲葉乾燥物。
  3. 上記抽出液のpHが6.3〜7.3である、請求項1または2に記載の杜仲葉乾燥物。
  4. 杜仲葉を蒸す工程及び乾燥する工程を経ることにより得られる、請求項1〜3のいずれかに記載の杜仲葉乾燥物。
  5. 杜仲葉を焙煎する工程を経ることなく得られるものである、請求項4に記載の杜仲葉乾燥物。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の杜仲葉乾燥物から得られる抽出液であって、アスペルロシド含有量がオウクビン含有量より多いことを特徴とする、杜仲葉抽出液。
  7. 抽出液中のアスペルロシドとオウクビンの重量比が、オウクビン1重量部に対してアスペルロシドが1.1〜2重量部である、請求項6に記載する杜仲葉抽出液。
  8. 請求項1〜5のいずれかに記載の杜仲葉乾燥物から水により抽出されたものである、請求項6または7に記載の杜仲葉抽出液。
  9. pHが6.3〜7.3である、請求項6〜8のいずれかに記載の杜仲葉抽出液。
  10. 請求項6〜9のいずれかに記載の杜仲葉抽出液の食品加工物。
  11. 請求項6〜9のいずれかに記載の杜仲葉抽出液を含む飲料。
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