JP2010038402A - 空気調和除菌システム - Google Patents

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徹 荒川
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哲也 山本
Takuro Nishihara
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Hiroyuki Kobayashi
弘幸 小林
Takeshi Rakuma
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Abstract

【課題】大空間に供給される空気を簡単な構成で除菌できる除菌システム及び空気調和除菌システムを提供すること。
【解決手段】ロビー100の天井部104に開口した複数の吹出口106に給気ダクト105を介して接続され、この給気ダクト105を介して各吹出口106に調和空気を供給する空気調和装置110を備え、この空気調和装置110から複数の吹出口106に向かう送風路に除菌室120を設け、この除菌室120内に水を電気分解して生成した電解水と調和空気とを接触させて当該空気を除菌する空気除菌部4を備え、この空気除菌部4を通って除菌された調和空気を、複数の吹出口106からロビー100内に吹き出し、この吹き出した空気をロビー100の床部101に開口した複数の貫通孔108を通じてエアチャンバ107に吸込み、このエアチャンバ107を通じて空気調和装置110に環流自在とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、大空間に供給される空気を除菌する空気調除菌システムに関する。
従来、例えばビル等の建屋の屋上に配置されたルーフトップ型空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のルーフトップ型空気調和装置は、圧縮機及び熱源側熱交換器を有する熱源側ユニットと、送風機及び利用側熱交換器を有する利用側ユニットとを一体に備え、この利用側ユニット内にビル内の空気を吸い込み、この吸い込んだ空気を利用側熱交換器で熱交換した後、再び当該ビル内に供給するようになっている。
特開2000−74414号公報
ところで、ルーフトップ型空気調和装置は、例えば、劇場やホテルなどのロビー、病院、または、ショッピングセンタ等、不特定多数の人が長時間滞在する大空間を有する大空間施設に設けられるため、この大空間に清浄化(除菌)した空気を供給することが望まれている。
しかしながら、ルーフトップ型空気調和装置からビル内へは大量の空気が供給されるため、この大量の空気を除菌することは難しかった。
そこで、本発明の目的は、大空間施設内に供給される空気を簡単な構成で除菌できる空気調和除菌システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、大空間施設の天井部に開口した複数の吹出口に給気ダクトを介して接続され、この給気ダクトを介して各吹出口に調和空気を供給する空気調和装置を備え、この空気調和装置から前記複数の吹出口に向かう送風路にチャンバを設け、このチャンバ内に水を電気分解して生成した電解水と前記調和空気とを接触させて当該空気を除菌する空気除菌部を備え、この空気除菌部を通って除菌された調和空気を、前記複数の吹出口から大空間に吹き出し、この吹き出した空気を前記大空間施設の床部に開口した複数の吸込口を通じて床下空間に吸込み、この床下空間を通じて前記空気調和装置に環流自在としたことを特徴とする。
この構成によれば、空気調和装置に連動して生成された電解水がチャンバ内に配置された空気除菌部に供給されることにより、送風路を通過する空気が空気除菌部で除菌されるため、この除菌された空気を大空間施設内に広く行き渡らせることができる。
大空間施設は、天井部に開口した複数の吹出口を備え、空気除菌部を通って除菌された調和空気を、複数の吹出口から大空間に吹き出し、この吹き出した空気を大空間施設の床部に開口した複数の吸込口を通じて床下空間に吸込み、この床下空間を通じて前記空気調和装置に環流自在としたため、大空間施設での空気除菌を簡単な構成で行うことができる。更に、吹出口から大空間に吹き出される除菌された空気は、天井部から床部に向けて一様に流れるため、大空間内で除菌に作用した空気はそのまま床部の吸込口から床下空間に吸い込まれる。このため、大空間内で除菌に作用した空気が当該空間内に長時間滞留することが防止され、大空間を清浄化された状態に保持することができる。
この構成において、前記空気調和装置がルーフトップ型空気調和装置であり、該ルーフトップ型空気調和装置の筐体内を分割し、一室に熱交換器及び送風機を収納した熱交換室を設け、別の室に圧縮機を収納した機械室を設け、また別の室に前記チャンバを設け、該チャンバを介して調和空気を環流する構成としても良い。この構成によれば、ルーフトップ型空気調和装置の筐体内に形成されたチャンバに容易に空気除菌部を配置することができるため、装置の大型化を図ることなく、簡単な構成で大空間に供給される大量の調和空気を除菌することができる。
また、前記空気除菌部は、前記チャンバ内の送風路のほぼ全面を覆って、前記電解水がそれぞれ供給される複数の気液接触部材を配列した構成としても良い。この構成によれば、チャンバ内の送風路を通過する空気は、当該送風路のほぼ全面を覆って配列される複数の気液接触部材によって一様に除菌されるため、吹出し口を通じて大空間に供給される大量の調和空気を一様に除菌することができる。
また、前記気液接触部材が上下に配列され、送風路の下方領域を覆う気液接触部材を、上方領域を覆う気液接触部材よりも該送風路の上流側にずらして配列した構成としても良い。この構成によれば、送風路の開口面積よりも総面積が広い複数の気液接触部材を、送風路にまとまりよく配列することができ、送風路に配列された気液接触部材の除菌能力の向上を図ることができる。
本発明によれば、吹出口を通じて大空間に供給される大量の調和空気を簡単な構成で除菌することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、ルーフトップ型空気調和装置(以下、空気調和装置という)110が配置されるホテルや劇場等のロビー100を示す概略図である。
この図1に示すように、構造物(ビル)200の内部には、大空間施設としてのホテルや劇場等のロビー100が形成されている。このロビー100には、床部101上に複数のソファ102及びテーブル103が配置され、これらソファ102に人々が座って寛ぐことができるようになっている。一方、ロビー100の天井部104には、空気調和装置110と、この空気調和装置110の供給口111に連結された給気ダクト105とが設けられ、この給気ダクト105は、メイン給気ダクト105Aと、このメイン給気ダクト105Aから分岐した分岐ダクト105Bとを有し、それぞれの分岐ダクト105Bには、空気調和装置110から室内に調和空気を吹き出す吹出口106が設けられている。
ロビー100の床部101は、上床101Aと下床101Bとを備えた二重床に構成されており、これら上床101Aと下床101Bとの間には、床下空間としてのエアチャンバ107が形成されている。上床101Aは、複数の貫通孔(吸込口)108が形成された板材で構成されている。この貫通孔108は、略同一の大きさで所定の間隔をあけて上床101Aの略全面に形成されており、これら貫通孔108を通じてエアチャンバ107とロビー100の室内空間とが連通している。
また、本実施形態では、上床101Aの上には、通気性を有するカーペット108Aが敷かれている。これにより、上床101A及び貫通孔108が露出しないため、ロビー100の高級感が低下することが防止される。さらに、このカーペット108Aは、通気性を有するため、このカーペット108Aにより、エアチャンバ107とロビー100の室内空間との連通が阻害されることはない。
エアチャンバ107には内気循環ダクト109が接続され、この内気循環ダクト109は、ロビー100の壁内もしくは壁面に沿って上方に延び、空気調和装置110の内気導入口112に連結されている。また、空気調和装置110には、この空気調和装置110内に屋外の空気(外気)を導入するための外気導入口113が形成されている。
ロビー100内の空気(内気)は、矢印Xで示すように、カーペット108Aを通じた後、上床101Aの貫通孔108からエアチャンバ107内に吸い込まれ、内気循環ダクト109及び内気導入口112を通じて、空気調和装置110内に導かれる。ここで、空気調和装置110内には、外気導入口113を通じて外気が導かれているため、この外気と上記内気とが当該空気調和装置110内で混合される。この混合された空気は、利用側熱交換器(後述する)で熱交換された後、供給口111及び給気ダクト105を通じて、吹出口106から調和空気としてロビー100内に供給される。
空気調和装置110は、例えば、ホテルや劇場等のロビー、病院、または、ショッピングセンタ等、不特定多数の人が長時間滞在する大空間施設を有するビル200の屋上に配置されるものであり、図2に示すように、1つの筐体114内に熱源側ユニット1と利用側ユニット2とを一体に備えて構成されている。
具体的には、筐体114内は、図3に示すように、仕切板115によって区分けされており、一方の室(機械室)116に熱源側ユニット1が配置され、他方の室117に利用側ユニット2が配置されている。これら熱源側ユニット1及び利用側ユニット2は、冷媒配管10で連結されて冷媒回路を形成している。
熱源側ユニット1は、図2に示すように、冷媒配管10に設けられた圧縮機11を備え、この圧縮機11の吸込側に、アキュムレータ12が接続され、その吐出側には四方弁13と熱源側熱交換器14と電動膨張弁15とが順に接続されている。また、熱源側ユニット1には、熱源側熱交換器14へ向かって送風する熱源側送風機16が配設されている。
一方、利用側ユニット2は、上記冷媒配管10を介して電動膨張弁15に接続される利用側熱交換器21と、この利用側熱交換器21へ向かって送風する利用側送風機22とを備えて構成され、当該利用側熱交換器21は、上記冷媒配管10を介して上記四方弁13に接続されている。
冷房運転時には、図2に示す実線矢印の方向に冷媒が流れるように、四方弁13が切り換えられる。圧縮機11から吐出された高圧の冷媒は、アキュムレータ12を経て熱源側熱交換器14に達し、この熱源側熱交換器14において凝縮されて電動膨張弁15に送られる。この高圧の冷媒は電動膨張弁15で膨張して利用側熱交換器21に流入し、この利用側熱交換器21において蒸発することにより、利用側ユニット2内に導入された空気を冷却する。利用側熱交換器21で蒸発した冷媒は圧縮機11の吸込側に戻る。
また、暖房運転時には、図中に示す破線矢印の方向に冷媒が流れるように、四方弁13が切り換えられる。圧縮機11から吐出された高圧の冷媒は、利用側熱交換器21に送られ、この利用側熱交換器21において凝縮することにより、利用側ユニット2内に導入された空気を加温する。利用側熱交換器21で凝縮した冷媒は、電動膨張弁15で膨張して熱源側熱交換器14に流入し、この熱源側熱交換器14で蒸発した後、四方弁13を介してアキュムレータ12に送られ、圧縮機11の吸込側に戻る。
本実施形態では、空気調和装置110には、利用側送風機22の運転により、大空間施設としてのホテルや劇場のロビー100内に供給される調和空気を除菌する除菌ユニット150が設けられている。本実施形態では、空気調和装置110と、この空気調和装置110内に設けられた除菌ユニット150とを備えて空気調和除菌システム300が構成され、この除菌ユニット150は、空気調和装置110の動作に連動するようになっている。
除菌ユニット150は、図2に示すように、利用側ユニット2に導入された空気に活性酸素種を含む電解水を接触させて空気の除菌を行う空気除菌部4と、所定のイオン種を含む水を電気分解して活性酸素種を含む当該電解水を生成し、この電解水を上記空気除菌部4に循環供給する電解水循環供給部5とを備えている。
詳述すると、利用側ユニット2が設けられる他方の室117は、図3に示すように、仕切板118によって、さらに熱交換室119とチャンバとしての除菌室120とに区分けされている。この熱交換室119には、上記した内気導入口112及び外気導入口113が形成され、これら内気導入口112及び外気導入口113の下流側に利用側熱交換器21が筋交い状に配置されている。また、仕切板118には、熱交換室119と除菌室120とを連通する開口118Aが形成され、この開口118Aに利用側送風機22が取り付けられている。この利用側送風機22の運転により、熱交換室119内の空気が除菌室120に送風されるようになっている。この除菌室120には利用側送風機22の下流側に空気除菌部4が配置され、この空気除菌部4の下流側に供給口111が形成されている。これにより、利用側ユニット2に導入された空気は、除菌室120を通過する際に、この除菌室120に配置された空気除菌部4で電解水と接触することにより除菌され、この除菌された空気が供給口111及び給気ダクト105を通じて、吹出口106からロビー100内に循環供給される。
次に、除菌ユニット150の各構成について説明する。
除菌ユニット150は、図4に示すように、除菌室120内に配置される空気除菌部4と上記除菌室120に隣接して配置される電解水循環供給部5とを備える。
空気除菌部4は、除菌室120内の送風路のほぼ全面を覆って配列される複数(本実施形態では12枚)の気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2を備え、本実施形態では、除菌室120の送風路120Aの略幅一杯に横並びに配置された一対の気液接触部材(例えば、気液接触部材41A1、41A2)を、当該除菌室120の高さ方向に複数段(例えば6段)並べて配列することにより構成されている。
気液接触部材41A1〜41F2は、送風路120Aを通過する空気に電解水を接触させるための部材であり、これら気液接触部材41A1〜41F2において送風路120Aを流れる空気が所定の活性酸素種を含む電解水に接触することにより、空気中に含まれるウイルス等が不活化されて空気の除菌が行われる。
気液接触部材41A1〜41F2は、ハニカム構造に似た3次元構造を持ったフィルタ部材であり、気体に接触するエレメント部をフレームにより支持する構造を有する。エレメント部は、図示を省略するが、波板状の波板部材と平板状の平板部材とが積層されて構成され、これら波板部材と平板部材との間に略三角状の多数の開口が形成されている。従って、エレメント部に空気を通過させる際の気体接触面積が広く確保され、電解水の滴下が可能で、目詰まりしにくい構造になっている。
エレメント部には、電解水による劣化が少ない素材、例えば、ポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等)、PET(ポリエチレン・テレフタレート)樹脂、塩化ビニル樹脂、フッ素系樹脂(PTFE、PFA、ETFE等)又はセラミックス系材料等の素材が使用され、本構成では、PET樹脂を用いるものとする。また、エレメント部には親水性処理が施され、電解水に対する親和性が高められており、これによって、気液接触部材41A1〜41F2の電解水の保水性(湿潤性)が保たれ、後述する活性酸素種(活性酸素物質)と空気との接触が長時間持続される。
気液接触部材の数は、除菌室120を通過する空気量に応じて決定されるものであり、本実施形態では、除菌室120の送風路120Aを通過する空気量と1枚あたりの気液接触部材の除菌能力(気体接触面積)とから算出され、当該空気を十分に除菌できる数の気液接触部材が除菌室120に配置される。また、これら気液接触部材41A1〜41F2の下方には、当該気液接触部材41A1〜41F2から排出された水を受けるドレンパン44が配置されている。
気液接触部材41A1、41A2の上部には、図5に示すように、この気液接触部材41A1、41A2に均一に電解水を分散させるための散水ボックス42A1、42A2が組み付けられている。この散水ボックス42A1、42A2は、電解水を一時的に貯留するトレー部材を備え、このトレー部材の側面に複数の散水孔(図示略)が開口し、この散水孔から気液接触部材41A1、41A2に対して電解水を滴下するようになっている。
また、気液接触部材41A1、41A2の上面には、散水ボックス42A1、42A2から滴下される電解水をエレメント部に効率よく分散させるため、分流シート(図示略)が配設されている。この分流シートは、液体の浸透性を有する繊維材料からなるシート(織物、不織布等)であり、気液接触部材41A1、41A2の厚み方向断面に沿って一または複数設けられる。
また、気液接触部材41A1、41A2の下部には、これら気液接触部材41A1、41A2から流下した水を受ける電解水トレー43Aが取り付けられている。この電解水トレー43Aの底面には、当該電解水トレー43Aで受けた水をドレンパン44(図4)に導くドレンホース45Aが取り付けられている。各段に配置される気液接触部材は略同一の構成を有するものであるため、最上段の気液接触部材41A1、41A2の構成について説明し、これより下方に位置する気液接触部材41B1、41B2〜41F1、F2については同種の符号を付して説明を省略する。
次に、気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2の配置構成について説明する。気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2は、図6に示すように、上下に並べて配列され、送風路120Aの下方領域Aを覆う気液接触部材(例えば、気液接触部材41F1、F2)は、上方領域Bを覆う気液接触部材(例えば、気液接触部材41A1、A2)よりも送風路120Aの上流側に順次ずらして配列されている。さらに、本実施形態では、上下に隣接する気液接触部材同士は、側面視で上下に重なるように配置するとともに、上方に位置する気液接触部材(例えば、気液接触部材41A1、A2)の下端部と、その直近下方に位置する気液接触部材(例えば、気液接触部材41B1、B2)の上端部との間は、導風板47A〜47Eによりそれぞれ閉塞されている。
この構成によれば、送風路120Aの面積よりも総面積が広い複数の気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2を、送風路120Aにまとまりよく配列することができ、送風路120Aに配列された当該気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2の除菌能力の向上を図ることができる。さらに、上方に位置する気液接触部材の下端部と、その直近下方に位置する気液接触部材の上端部との間は導風板で閉塞されているため、気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2を通過せずに送風路120A内に空気が流れることが防止される。
電解水循環供給部5は、図4に示すように、貯水タンク51(水槽)と、この貯水タンク51内の水を電気分解して電解水を生成する電解ユニット52と、当該貯水タンク51内の電解水を上記空気除菌部4の各気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2にそれぞれ供給するための電解水供給管(供給管)56と、この電解水供給管56上に設けられた送水ポンプ53と、この送水ポンプ53の下流側で上記電解水供給管56から分岐して電解ユニット52に接続される分岐管54と、上記ドレンパン44に流下した水を貯水タンク51に導く循環路55と、上記電解ユニット52、送水ポンプ53等の動作を制御する制御部65とを備える。
貯水タンク51には、この貯水タンク51に市水(水道水)等を供給する給水管57と、給水弁58とが接続され、この給水弁58は、貯水タンク51内に設けられるフロートスイッチFSの動作に応じて、制御部65によって開閉制御される。ここで、給水管57に接続されて、貯水タンク51に水を供給する給水源は、市水(水道水)或いは給水槽等に貯留された水等のいずれであってもよい。この給水槽等に貯留される水とは、水道水等のように塩化物イオン等のイオン種が予め含有されている水であってもよいし、井戸水等の塩化物イオンの濃度の希薄な水を使う場合には、この水に塩化物イオンを添加して水道水相当に調整された水であってもよい。本実施形態では、これらを総称して水という。
本構成では、貯水タンク51には、井戸水等の塩化物イオン濃度の希薄な水を使用した場合であっても、この水に塩化物イオンを添加するために、予め所定の濃度に調整された食塩水タンク59が設けられ、この食塩水タンク59に接続される食塩水供給管60には、供給ポンプ61と逆止弁62とを介して貯水タンク51に接続されている。この供給ポンプ61は、例えば、電解ユニット52で検出される導電率に基づいて制御部65の制御によって動作するように構成されている。
また、本実施形態では、貯水タンク51の接続口51Bに接続される電解水供給管56は、図4に示すように、6本の電解水供給管56A〜56Fにそれぞれ分岐され、送水ポンプ53から送られた電解水が各電解水供給管56A〜56Fに略均等に分流されるようになっている。また、例えば、電解水供給管56Aは、図5に示すように、下流側端部で2つの分岐管56A1、56A2に分岐され、これら分岐管56A1、56A2は、それぞれ気液接触部材41A1、41A2の散水ボックス42A1、42A2に接続され、これら散水ボックス42A1、42A2を介して、気液接触部材41A1、41A2に電解水を供給する。他の電解水供給管56B〜56Fについても同様の構成であるため、ここでは説明を省略する。
電解ユニット52は、図4に示すように、貯水タンク51の側面に固定配置されている。具体的には、電解ユニット52は、有底円筒形状のケース体71と、このケース体71内に収納される少なくとも一対の電極72、73とを備え、これら電極72、73間に電圧を印加することにより、水を電気分解して活性酸素種を含む電解水を生成させる。
ここで、活性酸素種とは、通常の酸素よりも高い酸化活性を持つ酸素分子と、その関連物質のことであり、スーパーオキシドアニオン、一重項酸素、ヒドロキシルラジカル、或いは過酸化水素といった、いわゆる狭義の活性酸素に、オゾン、次亜ハロゲン酸等といった、いわゆる広義の活性酸素を含めたものとする。
電極72、73は、例えば、ベースがチタン(Ti)で皮膜層がイリジウム(Ir)、白金(Pt)から構成された2枚の電極板である。
上記電極72、73間に電圧を印加すると、カソード電極(陰極)では、下記式(1)に示すように反応する。
2H2O+2e-→H2+2OH- ・・・(1)
アノード電極(陽極)では、下記式(2)に示すように反応する。
2H2O→O2+4H++4e- ・・・(2)
これらカソード電極及びアノード電極での反応を合わせると、下記式(3)に示すように水が電気分解される。
2H2O→2H2+O2 ・・・(3)
この反応とともに、アノード電極においては、水に含まれる塩素イオン(塩化物イオン:Cl-)が下記式(4)に示すように反応し、塩素(Cl2)が発生する。
2Cl-→Cl2+2e- ・・・(4)
さらに、この塩素は下記式(5)に示すように水と反応し、次亜塩素酸(HClO)と塩化水素(HCl)が発生する。
Cl2+H2O→HClO+HCl ・・・(5)
アノード電極で発生した次亜塩素酸(広義の活性酸素種)は、強力な酸化作用や漂白作用を有する。次亜塩素酸が溶解した水溶液、すなわち電解ユニット52により生成される電解水は、ウイルス等の不活化、殺菌、有機化合物の分解等、種々の空気清浄効果を発揮する。このように、次亜塩素酸を含む電解水が電解水供給管56A〜56Fを流れ、散水ボックス42A1、42A2〜42F1、42F2を介して気液接触部材41A1、41A2〜41F1、41F2に滴下されると、利用側送風機22により吹出された空気が気液接触部材41A1、41A2〜41F1、41F2において次亜塩素酸と接触する。これにより、空気中に浮遊するウイルス等が不活化されるとともに、当該空気に含まれる臭気物質が次亜塩素酸と反応して分解され、或いはイオン化して溶解する。従って、空気の除菌及び脱臭がなされ、清浄化された空気が気液接触部材41A1、41A2〜41F1、41F2から排出される。
活性酸素種によるウイルス等の不活化の作用機序として、インフルエンザウイルスの例を挙げる。上述した活性酸素種は、インフルエンザウイルスの感染に必須とされるウイルスの表面蛋白(スパイク)を破壊、消失(除去)する作用を有する。この表面蛋白が破壊された場合、インフルエンザウイルスと、インフルエンザウイルスが感染するのに必要な受容体(レセプタ)とが結合しなくなり、感染が阻止される。このため、空気中に浮遊するインフルエンザウイルスは、気液接触部材41A1、41A2〜41F1、41F2において活性酸素種を含む電解水に接触することにより、感染力を失うこととなり、感染が阻止される。
従って、ルーフトップ型空気調和装置110の除菌室120に気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2を配置することにより、この除菌室120を通過する空気が気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2で除菌され、図1に示すように、この除菌された空気をロビー100内で広く行き渡らせることができ、ロビー100内での空気除菌及び脱臭を容易に、効率良く行うことができる。
一方、電解ユニット52内の電極72、73のうち任意の側に正電位を与えるための電極の切り替えは、電極の極性を反転させることで行うことができ、本実施形態では、制御部65によって電極72、73に印加する電圧を変化(反転)させることにより、実行可能である。
また、電解水中の活性酸素種の濃度は、制御部65の制御下、除菌するウイルス等を不活化させる濃度となるように調整される。活性酸素種の濃度の調整は、電極72、73間に印加する電圧を調整して、電極72、73間に流す電流値を調整することにより行われる。
例えば、電極72に正の電位を与えて、電極72、73間に流れる電流値を、電流密度で20mA(ミリアンペア)/cm2(平方センチメートル)とすると、所定の遊離残留塩素濃度(例えば1mg(ミリグラム)/l(リットル))を発生させる。また、電極72、73間に印加する電圧を変更して、電流値を高くすることで、電解水中の次亜塩素酸の濃度を高い濃度に調整できる。
また、本構成では、貯水タンク51は、図4に示すように、電解ユニット52が直付けされる開口部51Aと、電解水供給管56が接続される接続口51Bとの間に、当該貯水タンク51内を区画するスケールフィルタ66が設けられている。この構成によれば、開口部51Aを通じて貯水タンク51内に堆積したスケール類は、このスケールフィルタ66で捕集されることにより、上記接続口51Bを通じて貯水タンク51の外部に流出することがない。
また、貯水タンク51には、サイホン方式で排水できる排水管67が設けられている。この排水管67は、貯水タンク51の底部から上方に延びる第1鉛直部67Aと、この第1鉛直部67Aに連なり略水平方向に延びる水平部67Bと、この水平部67Bに連なりタンク外で下方に延びる第2鉛直部67Cとを備える。この水平部67Bは、通常の貯水タンク51内の制御水位よりも若干高い位置に設けられており、この高さ位置まで水を供給することにより、排水管67内は真空となるため、サイホンの原理によって貯水タンク51内の水が排出される。この構成では、排水バルブが不要となるためコストダウンが図れるとともに、サイホン方式によって排水速度を向上させることができる。
以上、本実施形態によれば、空気調和装置110に連動して、電解ユニット52で電解水が生成される。そして、この電解水が除菌室120内に配置された空気除菌部4の気液接触部材41A1、41A2〜41F1、41F2に供給されることにより、除菌室120の送風路120Aを通過する空気が気液接触部材41A1、41A2〜41F1、41F2で除菌されるため、この除菌された空気をロビー100内に広く行き渡らせることができる。
特に、本実施形態によれば、ロビー100は、天井部104に開口した複数の吹出口106を備え、空気除菌部4の気液接触部材41A1、41A2〜41F1、41F2を通って除菌された調和空気を、複数の吹出口106からロビー100の室内空間に吹き出し、この吹き出した空気をロビー100の床部101の上床101Aに開口した複数の貫通孔108を通じて、上床101Aと下床10Bとの間のエアチャンバ107に吸込み、このエアチャンバ107を通じて空気調和装置110に環流自在としたため、ロビー100内での空気除菌及び脱臭を容易に、効率良く行うことができる。
更に、吹出口106からロビー100内に吹き出される除菌された空気は、天井部104から床部101に向けて層流状態で一様に流れるため、ロビー100内で除菌に作用した空気はそのまま床部101の貫通孔108からエアチャンバ107に吸い込まれる。このため、ロビー100内で人や物と接触して除菌に作用した空気は、当該ロビー100の室内空間に長時間滞留することが防止され、ロビー100内を清浄化された状態に保持することができる。また、除菌室120内に気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2が集中して設けられたため、この気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、空気調和装置110の筐体114内を三分割し、一方に利用側熱交換器21及び利用側送風機22を収納した熱交換室119を設け、他方に圧縮機11を収納した機械室116を設け、残りに除菌室120を設け、この除菌室120を介して調和空気を環流する構成としたため、空気調和装置110の筐体114内に形成された除菌室120に容易に空気除菌部4を配置することができるため、装置の大型化を図ることなく、簡単な構成でロビー100に供給される大量の調和空気を除菌することができる。
また、空気除菌部4は、除菌室120内の送風路120Aのほぼ全面を覆って配列される複数の気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2を備えるため、除菌室120内の送風路120Aを通過する空気は、当該気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2によって一様に除菌されるため、吹出口106を通じてロビー100に供給される大量の調和空気を一様に除菌することができる。
また、本実施形態によれば、気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2が上下に配列され、送風路120Aの下方領域Aを覆う気液接触部材41F1、F2を、上方領域Bを覆う気液接触部材41A1、A2よりも該送風路120Aの上流側にずらして配列したため、送風路120Aの開口面積よりも総面積が広い複数の気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2を、送風路120Aにまとまりよく配列することができ、送風路120Aに配列された気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2の除菌能力の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、ドレンパン44で受けた水を循環路55を通じて貯水タンク51に戻す水循環方式を採用しており、少量の水を有効に利用することで、長時間にわたって効率よく空気の除菌を行うことができる。また、蒸発により貯水タンク51内の水位が減少するので、フロートスイッチFSの動作によって給水弁58が開いて給水口より水道水が適量供給される。このように、水を循環させることにより、ドレンパン44で受けた水をそのまま排出する方式に比べて、水使用量を低減することができ、除菌ユニット150を運転する際のランニングコストの低減を図ることができる。特に、本実施形態のようなルーフトップ型の空気調和装置110では、ビル200内に送風される空気量が多いため、この空気を除菌するために上記気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2に供給される水量は、上記空気量に応じて多くなる。従って、ルーフトップ型の空気調和装置110において、ドレンパン44で受けた水を循環路55を通じて貯水タンク51に戻すことによる節水効果はより大きい。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施形態では、ルーフトップ型の空気調和装置110内に形成された除菌室120に気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2を配置した構成としたが、これに限るものではなく、例えば、空気調和装置110とロビー100の天井部104に形成された吹出口106とを接続する給気ダクト105にチャンバを設け、このチャンバ内に配置する構成としても良いことは勿論である。
また、本実施形態では、ドレンパン44で受けた水を循環路55を通じて貯水タンク51に戻す水循環方式としているが、このドレンパン44で受けた水をそのまま排出する構成としても良い。この構成では、水使用量が水循環方式に比べて増加するものの、循環路63を設ける必要がなくなるため、設備コストの低減を図ることが可能となる。
また、本実施形態では、気液接触部材41A1、A2〜41F1、F2は、上下に並べて配列され、送風路120Aの下方領域Aを覆う気液接触部材41F1、F2は、上方領域Bを覆う気液接触部材41A1、A2よりも送風路120Aの上流側に順次ずらして配列されている構成としたが、これに限るものではなく、送風路120Aの下方領域Aを覆う気液接触部材41F1、F2を、上方領域Bを覆う気液接触部材41A1、A2よりも送風路120Aの下流側に順次ずらして配列する構成としても良いことは勿論である。
本実施形態にかかるルーフトップ型空気調和機が建屋に設置された状態を示す断面図である。 空気調和機の概略構成を示す図である。 空気調和機の内部構成を上方から見た図である。 空気調和機に設けられた除菌ユニットの概略構成を示す図である。 気液接触部材の構成を示す斜視図である。 気液接触部材の配置構成を示す側面図である。
符号の説明
1 熱源側ユニット
2 利用側ユニット
4 空気除菌部
5 電解水循環供給部
11 圧縮機
14 熱源側熱交換器
21 利用側熱交換器
22 利用側送風機
41A1、41A2、41B1、41B2、41C1、41C2、41D1、41D2、41E1、41E2、41F1、41F2 気液接触部材
51 貯水タンク(水槽)
51A 開口部
52 電解ユニット
54 分岐管
56 電解水供給管(供給管)
71 ケース体
72 電極
74 フランジ
100 ロビー(大空間施設)
101 床部
101A 上床
101B 下床
105 給気ダクト
106 吹出口
107 床下空間
108 貫通孔(吸込口)
109 内気循環ダクト
110 ルーフトップ型空気調和装置(空気調和装置)
116 一方の室(機械室)
119 熱交換室
120 除菌室(チャンバ)
120A 送風路
150 除菌ユニット
200 ビル
A 下方領域
B 上方領域

Claims (4)

  1. 大空間施設の天井部に開口した複数の吹出口に給気ダクトを介して接続され、この給気ダクトを介して各吹出口に調和空気を供給する空気調和装置を備え、この空気調和装置から前記複数の吹出口に向かう送風路にチャンバを設け、このチャンバ内に水を電気分解して生成した電解水と前記調和空気とを接触させて当該空気を除菌する空気除菌部を備え、この空気除菌部を通って除菌された調和空気を、前記複数の吹出口から大空間に吹き出し、この吹き出した空気を前記大空間施設の床部に開口した複数の吸込口を通じて床下空間に吸込み、この床下空間を通じて前記空気調和装置に環流自在としたことを特徴とする空気調和除菌システム。
  2. 前記空気調和装置がルーフトップ型空気調和装置であり、該ルーフトップ型空気調和装置の筐体内を分割し、一室に熱交換器及び送風機を収納した熱交換室を設け、別の室に圧縮機を収納した機械室を設け、また別の室に前記チャンバを設け、該チャンバを介して調和空気を環流することを特徴とする請求項1に記載の空気調和除菌システム。
  3. 前記空気除菌部は、前記チャンバ内の送風路のほぼ全面を覆って、前記電解水がそれぞれ供給される複数の気液接触部材を配列したことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和除菌システム。
  4. 前記気液接触部材が上下に配列され、送風路の下方領域を覆う気液接触部材を、上方領域を覆う気液接触部材よりも該送風路の上流側にずらして配列したことを特徴とする請求項3に記載の空気調和除菌システム。
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