JP2000304302A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2000304302A
JP2000304302A JP11110819A JP11081999A JP2000304302A JP 2000304302 A JP2000304302 A JP 2000304302A JP 11110819 A JP11110819 A JP 11110819A JP 11081999 A JP11081999 A JP 11081999A JP 2000304302 A JP2000304302 A JP 2000304302A
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JP
Japan
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air
air conditioner
use side
heat exchanger
casing
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JP11110819A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Miki
浩 三木
Yasushi Fujiwara
靖士 藤原
Satoru Yoshimitsu
悟 吉光
Akito Matsumoto
明人 松本
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異なる熱負荷に対応した調和空気を供給し得る
ようにして快適性の向上を図る。 【解決手段】熱源側空間(4a)及び2つの利用側空間
(4b)をケーシング(40)に形成する。熱源側空間(4
a)には熱源側熱交換器(62)を収納し、各利用側空間
(4b)にはそれぞれ利用側熱交換器(65)を収納する。
ケーシング(40)には、室内空気の複数の吸込口(45)
及び調和空気の複数の吹出口(46)を形成する。吸込口
(45)及び吹出口(46)には室内に連通するダクト(7
0,71)を接続する。熱源側熱交換器(62)及び複数の
利用側熱交換器(65)は冷媒回路(60)を構成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に関
し、特に、複数の利用側熱交換器を備えた空気調和装置
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置には、室内ユニ
ットである利用側ユニットと、該利用側ユニットに接続
され且つ室内に連通するダクトとを備えているものがあ
る(例えば、特開平4−270851号参照)。
【0003】上記利用側ユニットで生成された調和空気
が、該利用側ユニットからダクトを通り、室内に供給さ
れる。この調和空気によって室内が空気調和される。
【0004】一方、上記空気調和装置にはルーフトップ
型のものがある。このルーフトップ型空気調和装置は、
熱源側ユニットと利用側ユニットとが1つのケーシング
に収納されて空調本体を構成している。この空調本体が
建物の屋上に設置されている。一方、上記空調本体から
はダクトが室内に延長されている。そして、上記空調本
体で生成された調和空気が、ダクトを介して室内に供給
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の空気調和装置は、利用側ユニットや空調本体に接続さ
れたダクトが複数に分岐されている。この複数の分岐ダ
クトが各部屋などの複数の空調ゾーンに連通している。
【0006】つまり、1台の利用側ユニットや空調本体
が生成した調和空気を複数に分配している。したがっ
て、調和空気の温度が1種類である。この結果、各空調
ゾーンごとの温度調節が極めて難しいという問題があっ
た。
【0007】具体的には、熱負荷が各空調ゾーン毎に異
なる場合がある。その際、熱負荷に対応した温度の調和
空気を各空調ゾーンに供給することができない。このた
め、快適性が悪くなるという問題があった。
【0008】本発明は、斯かる点に鑑みて成されたもの
で、異なる熱負荷に対応した調和空気を供給し得るよう
にして快適性の向上を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つのケーシ
ング内を複数の利用側空間に分割し、該各利用側空間に
それぞれ利用側熱交換器を収納するようにしている。
【0010】具体的に、本発明は、複数の利用側空間
(4b)が形成されたケーシング(42)を備えている。上
記ケーシング(42)の各利用側空間(4b)には、利用側
熱交換器(65)がそれぞれ収納されている。更に、上記
ケーシング(42)には、各利用側空間(4b)に開口する
ように空気の複数の吸込口(45)及び調和空気の複数の
吹出口(46)が形成されている。上記複数の利用側熱交
換器(65)及び熱源側熱交換器(62)が接続されて冷媒
回路(60)を構成している。
【0011】また、上記熱源側熱交換器(62)を収納す
るケーシング(41)が、上記利用側熱交換器(65)を収
納する上記ケーシング(42)と一体に形成されて1つの
ケーシング(40)を構成していてもよい。
【0012】上記吸込口(45)及び吹出口(46)の少な
くとも1つには、室内に連通するダクト(71)が接続さ
れていてもよい。
【0013】また、他の発明は、熱源側空間(4a)及び
複数の利用側空間(4b)が形成されたケーシング(40)
を備えている。該ケーシング(40)の熱源側空間(4a)
には熱源側熱交換器(62)が収納されている。上記ケー
シング(40)の各利用側空間(4b)には、利用側熱交換
器(65)がそれぞれ収納されている。更に、上記ケーシ
ング(40)には、各利用側空間(4b)に開口するように
空気の複数の吸込口(45)及び調和空気の複数の吹出口
(46)が形成されている。上記吸込口(45)及び吹出口
(46)の少なくとも1つには、室内に連通するダクト
(71)が接続されている。加えて、上記熱源側熱交換器
(62)及び複数の利用側熱交換器(65)が接続されて冷
媒回路(60)を構成している。
【0014】上記ケーシング(40)は、屋上に据え付け
られていてもよい。
【0015】上記冷媒回路(60)における液ラインに
は、冷媒配管(63)の分岐部(66)と上記各利用側熱交
換器(65)との間に膨張機構(64)が設けられているこ
とが好ましい。
【0016】上記ケーシング(42)には、少なくとも1
つの上記利用側空間(4b)に外気を取り入れる外気取入
れ口(47)が形成されていてもよい。
【0017】上記利用側空間(4b)には、除湿空気を加
温する再熱用熱交換器(80)が収納される一方、該再熱
用熱交換器(80)が上記冷媒回路(60)に接続されてい
てもよい。
【0018】上記冷媒回路(60)には、付加熱交換器
(83)を接続するための接続ポート(84)が設けられて
いてもよい。
【0019】上記各利用側空間(4b)には、利用側熱交
換器(65)を含む利用側ユニット(1N)が収納され、該
利用側ユニット(1N)は、上記各利用側空間(4b)に対
して同じ機器配置に構成されていてもよい。
【0020】上記各利用側空間(4b)には、利用側熱交
換器(65)を含む利用側ユニット(1N)が収納され、該
1の利用側空間(4b)の利用側ユニット(1N)と他の利
用側空間(4b)の利用側ユニット(1N)とが対称な機器
配置に構成されていてもよい。
【0021】上記吸込口(45)と吹出口(46)の少なく
とも1つの開口は、上記各利用側空間(4b)に対して同
じ位置に形成されていてもよい。
【0022】上記吸込口(45)と吹出口(46)の少なく
とも1つの開口は、該1の利用側空間(4b)の開口と他
の利用側空間(4b)の開口とが対称に位置するように形
成されていてもよい。
【0023】上記吸込口(45)と吹出口(46)と外気取
入れ口(47)の少なくとも1つの開口は、各利用側空間
(4b)に対して同じ位置に形成されていてもよい。
【0024】上記吸込口(45)と吹出口(46)と外気取
入れ口(47)の少なくとも1つの開口は、該1の利用側
空間(4b)の開口と他の利用側空間(4b)の開口とが対
称に位置するように形成されていてもよい。
【0025】すなわち、本発明では、冷媒が冷媒回路
(60)を循環すると、熱源側熱交換器(62)で凝縮し、
各利用側熱交換器(65)に流れて蒸発する。この冷媒循
環を繰り返す。一方、吸込口(45)より各利用側空間
(4b)に流入した空気は、それぞれ利用側熱交換器(6
5)で熱交換して調和空気となる。この調和空気が吹出
口(46)より吹き出る。
【0026】この調和空気は、例えば、ダクト(71)を
介して室内に供給される。この結果、室内の熱負荷に対
応した異なる温度に調節された複数の調和空気が生成さ
れる。この調和空気が室内に供給される。
【0027】また、上記各利用側熱交換器(65)は、例
えば、膨張機構(64)によって熱負荷に対応した冷媒制
御が行われる。
【0028】また、上記各利用側空間(4b)には、外気
取入れ口(47)より室外空気を取り入れてもよい。この
場合、新鮮空気が室内に供給されることになる。
【0029】また、上記各利用側空間(4b)に再熱用熱
交換器(80)を設けると、空気が各利用側熱交換器(6
5)で冷却されて除湿される。その後、この除湿された
空気が再熱用熱交換器(80)によって加熱されて室内に
供給される。この結果、湿度調節された調和空気が室内
に供給される。
【0030】また、上記冷媒回路(60)には、例えば、
各種の付加熱交換器(83)が接続ポート(84)を介して
接続される。この結果、小部屋空調などの機能が付加さ
れることになる。
【0031】
【発明の効果】したがって、本発明によれば、ケーシン
グ(42)に複数の利用側空間(4b)を形成し、各利用側
空間(4b)に利用側熱交換器(65)を配置するようにし
たために、熱負荷に対応した空調運転を行うことができ
る。
【0032】つまり、上記各室内の熱負荷に対応した異
なる温度の空調空気を生成することができる。この温度
調節された多種類の空調空気を各室内に供給することが
できる。この結果、各室内の快適性の向上を図ることが
できる。
【0033】また、上記各利用側熱交換器(65)に対応
して膨張機構(64)を設けると、熱負荷に対応した冷媒
制御を行うことができる。
【0034】また、外気取入れ口(47)を設けると、新
鮮外気を確実に取り入れることができる。この結果、各
室内の換気を確実に行うことができる。
【0035】また、再熱用熱交換器(80)を設けると、
上記利用側熱交換器(65)で除湿された空気を上記再熱
用熱交換器(80)で再び加熱することができる。そし
て、湿度調節された調和空気を室内に供給することがで
きる。この結果、室内温度のみならず、室内湿度をも調
節することができ、より快適性の向上を図ることができ
る。
【0036】また、上記冷媒回路(60)に接続ポート
(84)を設けると、各種の付加熱交換器(83)を接続す
ることができる。この結果、汎用性の拡大を図ることが
できると共に、設置自由度の向上を図ることができる。
【0037】また、上記複数の利用側ユニット(1N,1
N)の機器配置を同じくすると、また、上記複数の利用
側空間(4b)の吹出口(46)などを同じ位置に形成する
と、製造規格の統一を図ることができる。
【0038】この結果、製造の容易化を図ることがで
き、製品精度の向上を図ることができると共に、製造コ
ストの低減を図ることができる。
【0039】また、上記複数の利用側空間(4b)の吸込
口(45)などを対称位置に形成すると、吸込口(45)な
どの開口の種類を容易に判別することができる。この結
果、吸込ダクト(71)などの誤接続を防止することがで
きる。更に、この場合、重量を均等に分散させることが
できる。この分散によって、据え付け後の設置状態を安
定させることができる。
【0040】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施形態1を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0041】図1に示すように、本実施形態の空気調和
装置(10)は、ループトップ型空気調和装置である。該
空気調和装置(10)の本体である空調本体(1B)は、建
物(20)の屋上に据え付けられている。
【0042】上記建物(20)は、例えば、1フロアの建
物である。該建物(20)は、例えば、側壁(21)と天井
(22)と隔壁(23)とによって2つの部屋が形成されて
いる。この1つの部屋が第1空調ゾーン(2a)に構成さ
れ、他の部屋が第2空調ゾーン(2b)に構成されてい
る。
【0043】上記建物(20)は、天井(22)の上方に所
定の間隔を存して屋根(24)が設けられている。該屋根
(24)と天井(22)との間が天井空間(2c)に構成され
ている。
【0044】上記空調本体(1B)は、第1空調ゾーン
(2a)と第2空調ゾーン(2b)を空調するための調和空
気を生成する。該空調本体(1B)は、図2及び図3に示
すように、本体ケーシング(40)と、該本体ケーシング
(40)に収納された1つの熱源側ユニット(1M)及び2
つの利用側ユニット(1N,1N)とを備えている。該熱源
側ユニット(1M)と2つの利用側ユニット(1N,1N)と
の間には1つの冷媒回路(60)が形成されている。
【0045】該冷媒回路(60)は、冷媒が循環し、冷房
運転を行う蒸気圧縮式冷凍サイクルで構成されている。
該冷媒回路(60)は、熱源側回路(6M)と2つの利用側
回路(6N,6N)を備えている。該熱源側回路(6M)は、
熱源側ユニット(1M)に設けられている。そして、該熱
源側回路(6M)は、圧縮機構(61)と熱源側熱交換器
(62)とが冷媒配管(63)によって直列に接続されて構
成されている。
【0046】上記圧縮機構(61)は、2台の圧縮機(6
a,6b)が並列に接続されて構成されている。該2つの
圧縮機(6a,6b)のうち1の圧縮機(6a)は、例えば、
インバータ制御によって容量が可変に調整される。
【0047】尚、上記熱源側熱交換器(62)には1台の
熱源側ファン(F1)が設けられている。
【0048】上記各利用側回路(6N,6N)は、それぞれ
利用側ユニット(1N,1N)に設けられている。該利用側
回路(6N)は、電動膨張弁(64)と利用側熱交換器(6
5)とが直列に冷媒配管(63)によって接続されて構成
されている。
【0049】尚、上記利用側熱交換器(65,65)にはそ
れぞれ利用側ファン(F2,F2)が設けられている。
【0050】上記2つの利用側回路(6N,6N)は、冷媒
の分岐部(66)と集合部(67)とによって熱源側回路
(6M)に接続されている。つまり、上記2つの利用側回
路(6N,6N)が互いに並列に接続されている。
【0051】上記電動膨張弁(64)は、利用側熱交換器
(65)に対応して設けられている。該電動膨張弁(64)
は、分岐部(66)と利用側熱交換器(65)との間の液ラ
インに配置されている。該電動膨張弁(64)は、開度調
整可能な膨張機構を構成し、熱負荷に対応して開度が制
御される。
【0052】上記各利用側ユニット(1N,1N)は、利用
側回路(6N,6N)の他、暖房用熱交換器(11,11)が設
けられている。該暖房用熱交換器(11)は、例えば、ガ
スファーネスで室内空気を加熱して調和空気を生成する
ように構成されている。上記暖房用熱交換器(11)は、
冷媒回路(60)の利用側熱交換器(65)より空気の下流
側に配置されている。つまり、上記利用側熱交換器(6
5)と暖房用熱交換器(11)は、利用側ファン(F2)か
ら吐出した空気が利用側熱交換器(65)を流れた後、暖
房用熱交換器(11)を流れるように配置されている。
【0053】上記本体ケーシング(40)は、建物(20)
の屋根(24)の上に固定されている。該本体ケーシング
(40)は、ほぼ矩形体に形成されている。該本体ケーシ
ング(40)は、図3において内部を左右に分割する第1
仕切板(43)と、上下に分割する第2仕切板(44)とを
備えている。
【0054】図3において、上記本体ケーシング(40)
の右半分と第1仕切板(43)とによって熱源側ケーシン
グ(41)が形成されている。上記本体ケーシング(40)
の左半分と第1仕切板(43)とによって利用側ケーシン
グ(42)が形成されている。つまり、上記熱源側ケーシ
ング(41)と利用側ケーシング(42)とが一体に形成さ
れて本体ケーシング(40)を構成している。
【0055】上記熱源側ケーシング(41)の内部は熱源
側空間(4a)に構成されている。上記利用側ケーシング
(42)の内部は、第2仕切板(44)によって2つの利用
側空間(4b,4b)が分割して形成されている。そして、
上記熱源側ユニット(1M)が熱源側空間(4a)に収納さ
れ、上記各利用側ユニット(1N,1N)がそれぞれ利用側
空間(4b,4b)に収納されている。
【0056】上記利用側ケーシング(42)には、2つの
吸込口(45,45)と、2つの吹出口(46,46)と、2つ
の外気取入れ口(47,47)が形成されている。該各吸込
口(45,45)と各吹出口(46,46)と各外気取入れ口
(47,47)は、それぞれ利用側空間(4b,4b)に開口し
ている。尚、図3は、説明の容易化のため、吸込口(4
5,45)及び吹出口(46,46)を側面に示している。
【0057】上記利用側ケーシング(42)における2つ
の利用側ユニット(1N,1N)の機器配置は、同一の配置
状態に設定されている。つまり、図3に示すように、2
つの利用側ユニット(1N,1N)における圧縮機(6a,6
b)、利用側熱交換器(65,65)及び暖房用熱交換器(1
1,11)などは、各利用側空間(4b,4b)において、同
じ位置に設けられている。
【0058】一方、上記2つの吹出口(46,46)は、同
一位置に形成されている。例えば、図3において、2つ
の吹出口(46,46)は、各利用側空間(4b,4b)の側部
位置の上部に設けられている。
【0059】上記2つの吸込口(45,45)と2つの外気
取入れ口(47,47)は、対称位置に形成されている。例
えば、図3において、2つの吸込口(45,45)は、第2
仕切板(44)を軸に上下対称な位置に形成されている。
【0060】また、上記2つの外気取入れ口(47,47)
は、例えば、図2において、第2仕切板(44)を軸に上
下対称な位置に形成されている。
【0061】上記吸込口(45,45)は、図2において、
利用側ケーシング(42)の下面に形成されている。該吸
込口(45,45)にはそれぞれ吸込ダクト(70,70)が接
続されている。該吸込ダクト(70)は、天井空間(2c)
に連通している。
【0062】一方、上記建物(20)の天井(22)にはリ
ターン口(25,25)が形成されている。該リターン口
(25,25)は、第1空調ゾーン(2a)及び第2空調ゾー
ン(2b)と天井空間(2c)とを連通させ、天井空間(2
c)がリターン通路に構成されている。
【0063】したがって、上記第1空調ゾーン(2a)及
び第2空調ゾーン(2b)の室内空気は、天井空間(2c)
を経て各利用側空間(4b,4b)に流入する。
【0064】上記各吹出口(46,46)は、図2におい
て、利用側ケーシング(42)の下面に形成されている。
該各吹出口(46,46)にはそれぞれ吹出ダクト(71,7
1)が接続されている。該吹出ダクト(71,71)は、天
井空間(2c)を通り、天井(22)を貫通して第1空調ゾ
ーン(2a)及び第2空調ゾーン(2b)に延長されてい
る。該吹出ダクト(71)の一端は給気口(72)に形成さ
れている。該給気口(72)が第1空調ゾーン(2a)及び
第2空調ゾーン(2b)に開口している。
【0065】つまり、上記1の利用側空間(4b)が吹出
ダクト(71)を介して第1空調ゾーン(2a)に連通して
いる。他の利用側空間(4b)が吹出ダクト(71)を介し
て第2空調ゾーン(2b)に連通している。したがって、
上記1の利用側ユニット(1N)が生成した調和空気は第
1空調ゾーン(2a)に供給される。他の利用側ユニット
(1N)が生成した調和空気は第2空調ゾーン(2b)に供
給される。
【0066】上記外気取入れ口(47)は、図2におい
て、利用側ケーシング(42)の側面に形成されている。
この2つの外気取入れ口(47,47)は、室外空気を各利
用側空間(4b,4b)に導入するように構成されている。
【0067】一方、上記熱源側ケーシング(41)には、
熱源側熱交換器(62)と熱交換する室外空気を吸い込む
吸込口(48)と、該熱源側熱交換器(62)と熱交換した
室外空気を吹き出す吹出口(49)とが形成されている。
尚、図3は、説明の容易化のため、吹出口(49)を側面
に示している。
【0068】また、上記建物(20)の側壁(21)には、
室内空気を室外に排出するための排気口(26)が形成さ
れている。
【0069】次に、上述した空気調和装置(10)の空調
動作について説明する。
【0070】先ず、冷房運転時において、2台の圧縮機
(6a,6b)を駆動する。該両圧縮機(6a,6b)から吐出
した冷媒は、熱源側熱交換器(62)において、室外空気
と熱交換して凝縮する。凝縮した液冷媒は、分岐部(6
6)で2つに分かれ、各利用側回路(6N,6N)を流れ
る。そして、上記液冷媒は、電動膨張弁(64)で減圧し
た後、各利用側熱交換器(65)に流れる。上記液冷媒
は、利用側熱交換器(65)において、室内空気と熱交換
して蒸発する。蒸発したガス冷媒は、圧縮機(6a,6b)
に戻る。この冷媒循環の動作を繰り返す。
【0071】一方、各利用側ファン(F2,F2)を駆動す
ると、各空調ゾーン(2a,2b)の室内空気が吸引され
る。該室内空気は、リターン口(25,25)から天井空間
(2c)を流れ、吸込ダクト(70)から各利用側空間(4
b,4b)に流入する。その後、上記室内空気は、利用側
ファン(F2,F2)を通り、利用側熱交換器(65,65)で
冷却されて調和空気となる。
【0072】この調和空気は、吹出ダクト(71,71)を
通り、給気口(72,72)から各空調ゾーン(2a,2b)に
吹き出す。この調和空気によって各空調ゾーン(2a,2
b)が空気調和される。
【0073】尚、上記各利用側空間(4b,4b)には、室
外空気が外気取入れ口(47)より流入する。この室外空
気が、調和空気となって各空調ゾーン(2a,2b)に供給
される。いわゆる新鮮空気が第1空調ゾーン(2a)及び
第2空調ゾーン(2b)に供給される。一方、上記各空調
ゾーン(2a,2b)の室内空気の一部は、排気口(26)か
ら室外に排出される。
【0074】暖房運転時においては、冷媒回路(60)の
駆動を停止する。一方、利用側ファン(F2,F2)を駆動
する。更に、暖房用熱交換器(11,11)を駆動する。こ
の結果、上記冷房運転時と同様に空気が流れる。つま
り、各空調ゾーン(2a,2b)の室内空気は、天井空間
(2c)を流れて各利用側空間(4b,4b)に流入する。そ
の後、上記室内空気は、利用側ファン(F2,F2)を通
り、暖房用熱交換器(11,11)で加熱されて調和空気と
なる。
【0075】この調和空気は、吹出ダクト(71,71)を
通り、給気口(72,72)から各空調ゾーン(2a,2b)に
吹き出す。この調和空気によって各空調ゾーン(2a,2
b)が空気調和される。
【0076】上述した各運転時において、例えば、第2
空調ゾーン(2b)の熱負荷が低下する場合がある。その
際、冷房運転時は、この第2空調ゾーン(2b)に繋がる
利用側ユニット(1N)の電動膨張弁(64)の開度を小さ
くする。この開度調整によって冷房能力を低下させる。
また、暖房運転時は、暖房用熱交換器(11)の能力を低
下させる。
【0077】逆に、第1空調ゾーン(2a)の熱負荷が低
下すると、この第1空調ゾーン(2a)に繋がる利用側ユ
ニット(1N)の電動膨張弁(64)の開度を小さくる。こ
の開度調整によって冷房能力を低下させる。また、暖房
運転時は、暖房用熱交換器(11)の能力を低下させる。
【0078】この結果、上記第1空調ゾーン(2a)及び
第2空調ゾーン(2b)の熱負荷に対応した空調運転が行
われる。尚、上記電動膨張弁(64)を全閉にし、送風の
みを行うようにしてもよい。
【0079】以上のように、本実施形態によれば、本体
ケーシング(40)に2つの利用側空間(4b,4b)を形成
し、各利用側空間(4b,4b)に利用側熱交換器(65)を
配置するようにしたために、各空調ゾーン(2a,2b)の
熱負荷に対応した空調運転を行うことができる。
【0080】つまり、上記各空調ゾーン(2a,2b)の熱
負荷に対応した異なる温度の空調空気を生成することが
できる。この温度調節された2種類の空調空気を各空調
ゾーン(2a,2b)に供給することができる。この結果、
各空調ゾーン(2a,2b)の快適性の向上を図ることがで
きる。
【0081】また、上記各利用側熱交換器(65,65)に
対応して電動膨張弁(64,64)を設けているので、熱負
荷に対応した冷媒制御を行うことができる。
【0082】また、外気取入れ口(47,47)を設けてい
るので、新鮮外気を確実に取り入れることができる。こ
の結果、各空調ゾーン(2a,2b)の換気を確実に行うこ
とができる。
【0083】また、上記2つの利用側ユニット(1N,1
N)の機器配置を同じくしているので、製造規格の統一
を図ることができる。また、上記2つの利用側空間(4
b,4b)の吹出口(46,46)を同じ位置に形成するよう
にしたために、製造規格の統一を図ることができる。
【0084】この結果、製造の容易化を図ることがで
き、製品精度の向上を図ることができると共に、製造コ
ストの低減を図ることができる。
【0085】また、上記2つの利用側空間(4b,4b)の
吸込口(45,45)及び外気取入れ口(47,47)を対称位
置に形成しているので、吸込口(45)などの開口の種類
を容易に判別することができる。この結果、吸込ダクト
(70)などの誤接続を防止することができる。更に、こ
の場合、重量を均等に分散させることができる。この分
散によって、据え付け後の設置状態を安定させることが
できる。
【0086】〈実施形態1の変形例〉上記暖房用熱交換
器(11)は、暖房運転のための専用の熱交換器としてい
る。しかしながら、上記暖房用熱交換器(11)を、除湿
運転のための熱交換器として用いてもよく、また、暖房
運転と除湿運転の双方の熱交換器として用いてもよい。
【0087】つまり、除湿運転を行う場合、冷媒回路
(60)を駆動し、利用側熱交換器(65)で冷却して室内
空気及び室外空気を除湿する。その後、この冷却された
空気を暖房用熱交換器(11)で再び加熱する。この加熱
により、室内温度とほぼ同じ調和空気が各空調ゾーン
(2a,2b)に供給される。
【0088】この結果、室内温度のみならず、室内湿度
をも調節することができる。したがって、より快適性の
向上を図ることができる。
【0089】
【発明の実施の形態2】次に、本発明の実施形態2を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0090】本実施形態は、図4に示すように、実施形
態1の暖房用熱交換器(11,11)に代えて、再熱用熱交
換器(80,80)を設けるようにしたものである。
【0091】上記再熱用熱交換器(80,80)は、各利用
側ユニット(1N,1N)に設けらて各利用側空間(4b,4
b)に配置されている。該再熱用熱交換器(80)の一端
は、冷媒配管(63)によって閉鎖弁(81)を介して圧縮
機構(61)の吐出側に接続されている。上記再熱用熱交
換器(80)の他端は、冷媒配管(63)によって冷媒配管
(63)の分岐部(66)に接続されている。
【0092】したがって、除湿運転を行う場合、上記閉
鎖弁(81)を開口し、圧縮機構(61)を駆動する。この
圧縮機構(61)から吐出した冷媒が、熱源側熱交換器
(62)の他、各再熱用熱交換器(80,80)に供給さ
れる。該熱源側熱交換器(62)及び再熱用熱交換器(8
0,80)で凝縮した冷媒が利用側熱交換器(65,65)に
流れ、実施形態1と同様に冷媒循環を繰り返す。
【0093】一方、各利用側ファン(F2,F2)から吐出
する室内空気などは、利用側熱交換器(65,65)で冷却
されて除湿される。その後、この冷却された空気が再熱
用熱交換器(80,80)で再び加熱され、室内温度とほぼ
同じ調和空気として各空調ゾーン(2a,2b)に供給され
る。
【0094】この結果、室内温度のみならず、室内湿度
をも調節することができ、より快適性の向上を図ること
ができる。
【0095】尚、本実施形態においては、各利用側ユニ
ット(1N,1N)が暖房運転を行わないので、他の暖房機
器によって適宜暖房が行われる。
【0096】
【発明の実施の形態3】次に、本発明の実施形態3を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0097】本実施形態は、図5に示すように、実施形
態1の冷媒回路(60)に付加熱交換器(83)を設けるよ
うにしたものである。
【0098】上記付加熱交換器(83)は、例えば、厨房
用の熱交換器や、外気処理ユニットの熱交換器などで構
成されている。一方、冷媒回路(60)には、2つの接続
ポート(84,84)が設けられている。そして、上記付加
熱交換器(83)は、冷媒配管(63,63)によって接続ポ
ート(84,84)に接続されている。
【0099】上記付加熱交換器(83)が厨房用の熱交換
器の場合、厨房内の空気と熱交換して該厨房を冷房す
る。また、上記付加熱交換器(83)が外気処理ユニット
の熱交換器の場合、該外気処理ユニットが換気口に取り
付けられている。該外気処理ユニットは、取り入れた室
外空気を加熱又は冷却して室内に供給する。
【0100】したがって、本実施形態によれば、冷媒回
路(60)に接続ポート(84,84)を設けているので、各
種の付加熱交換器(83)を接続することができる。この
結果、汎用性の拡大を図ることができると共に、設置自
由度の向上を図ることができる。
【0101】
【発明の他の実施の形態】上記各実施形態においては、
利用側ケーシング(42)に2つの利用側空間(4b,4b)
を形成するようにしている。しかしながら、本発明は、
3つ以上の利用側空間(4b,4b,…)を形成するように
してもよい。つまり、3台以上の利用側ユニット(1N,
1N,…)を設けるようにしてもよい。
【0102】また、実施形態1において、2つの利用側
ユニット(1N,1N)の機器配置が同一の配置状態に設定
されている。しかしながら、本発明では、2つの利用側
ユニット(1N,1N)の機器配置が、図3において、第2
仕切板(44)を軸に上下対称な位置に配置されるように
してもよい。また、2つの利用側ユニット(1N,1N)の
機器配置が、両利用側ユニット(1N,1N)の中心点を軸
に点対称に配置されるようにしてもよい。この配置によ
って、重量のバランスを図ることができ、設置の容易化
などを図ることができる。
【0103】また、2つの吹出口(46,46)が、図3に
おいて、第2仕切板(44)を軸に上下対称位置に配置さ
れてもよく、点対称に配置されるようにしてもよい。こ
の場合、開口の種類を容易に判別することができる。し
たがって、吹出ダクト(71)の誤接続などを防止するこ
とができる。更に、この場合、重量を均等に分散させる
ことができる。この分散によって、据え付け後の設置状
態を安定させることができる。
【0104】また、2つの吸込口(45,45)と2つの外
気取入れ口(47,47)が同一の配置状態に配置されるよ
うにしてもよい。この場合、製造規格の統一を図ること
ができる。この結果、製造の容易化を図ることができ、
製品精度の向上を図ることができると共に、製造コスト
の低減を図ることができる。
【0105】また、上記外気取入れ口(47)は、1つの
利用側空間(4b)にのみ形成するようにしてもよい。
【0106】また、上記吸込ダクト(70)及び吹出ダク
ト(71)は、1つのみでもよい。つまり、上記吸込口
(45)及び吹出口(46)の何れかが直接にそれぞれ空調
ゾーン(2a,2b)に連通していてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示し、空気調和装置を建物に据え
付けた状態を示す全体の概略説明図である。
【図2】実施形態1の空気調和装置を示す斜視図であ
る。
【図3】実施形態1の空気調和装置の冷媒回路を示す冷
媒回路図である。
【図4】実施形態2の空気調和装置の冷媒回路を示す冷
媒回路図である。
【図5】実施形態3の空気調和装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 空気調和装置 1B 空調本体 1M 熱源側ユニット 1N 利用側ユニット 11 暖房用熱交換器 20 建物 2a,2b 空調ゾーン 40 本体ケーシング 41 熱源側ケーシング 42 利用側ケーシング 45 吸込口 46 吹出口 47 外気取入れ口 4a 熱源側空間 4b 利用側空間 60 冷媒回路 6M 熱源側回路 6N 利用側回路 62 熱源側熱交換器 64 膨張機構(電動膨張弁) 65 利用側熱交換器 71 吸気ダクト 80 再熱用熱交換器 83 付加熱交換器 84 接続ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉光 悟 大阪市都島区東野田町1丁目7番4号 オ ーケー器材株式会社内 (72)発明者 松本 明人 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 Fターム(参考) 3L053 BB01 BB02 BB04 BB06 BB10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の利用側空間(4b)が形成されたケ
    ーシング(42)と、 上記ケーシング(42)の各利用側空間(4b)に収納され
    た複数の利用側熱交換器(65)と、 上記各利用側空間(4b)に開口するように上記ケーシン
    グ(42)に形成された空気の複数の吸込口(45)及び調
    和空気の複数の吹出口(46)と、 上記複数の利用側熱交換器(65)及び熱源側熱交換器
    (62)が接続されて構成された冷媒回路(60)とを備え
    ている空気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置において、 上記吸込口(45)及び吹出口(46)の少なくとも1つに
    は、室内に連通するダクト(71)が接続されている空気
    調和装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の空気調和装置において、 上記熱源側熱交換器(62)を収納するケーシング(41)
    が、上記利用側熱交換器(65)を収納する上記ケーシン
    グ(42)と一体に形成されて1つのケーシング(40)を
    構成している空気調和装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の空気調和装置において、 上記吸込口(45)及び吹出口(46)の少なくとも1つに
    は、室内に連通するダクト(71)が接続されている空気
    調和装置。
  5. 【請求項5】 熱源側空間(4a)及び複数の利用側空間
    (4b)が形成されたケーシング(40)と、 該ケーシング(40)の熱源側空間(4a)に収納された熱
    源側熱交換器(62)と、 上記ケーシング(40)の各利用側空間(4b)に収納され
    た複数の利用側熱交換器(65)と、 上記各利用側空間(4b)に開口するように上記ケーシン
    グ(40)に形成された空気の複数の吸込口(45)及び調
    和空気の複数の吹出口(46)と、 上記吸込口(45)及び吹出口(46)の少なくとも1つに
    接続され、室内に連通するダクト(71)と、 上記熱源側熱交換器(62)及び複数の利用側熱交換器
    (65)が接続されて構成された冷媒回路(60)とを備え
    ている空気調和装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の空気調和装置にお
    いて、 上記ケーシング(40)が、屋上に据え付けられている空
    気調和装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、3又は5記載の空気調和装置
    において、 上記冷媒回路(60)における液ラインには、冷媒配管
    (63)の分岐部(66)と上記各利用側熱交換器(65)と
    の間に膨張機構(64)が設けられている空気調和装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、3又は5記載の空気調和装置
    において、 上記ケーシング(40)には、少なくとも1つの上記利用
    側空間(4b)に外気を取り入れる外気取入れ口(47)が
    形成されている空気調和装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、3又は5記載の空気調和装置
    において、 上記利用側空間(4b)には、除湿空気を加温する再熱用
    熱交換器(80)が収納される一方、 該再熱用熱交換器(80)が上記冷媒回路(60)に接続さ
    れている空気調和装置。
  10. 【請求項10】 請求項1、3又は5記載の空気調和装
    置において、 上記冷媒回路(60)には、付加熱交換器(83)を接続す
    るための接続ポート(84)が設けられている空気調和装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1、3又は5記載の空気調和装
    置において、 上記各利用側空間(4b)には、利用側熱交換器(65)を
    含む利用側ユニット(1N)が収納され、 該利用側ユニット(1N)は、上記各利用側空間(4b)に
    対して同じ機器配置に構成されている空気調和装置。
  12. 【請求項12】 請求項1、3又は5記載の空気調和装
    置において、 上記各利用側空間(4b)には、利用側熱交換器(65)を
    含む利用側ユニット(1N)が収納され、 該1の利用側空間(4b)の利用側ユニット(1N)と他の
    利用側空間(4b)の利用側ユニット(1N)とが対称な機
    器配置に構成されている空気調和装置。
  13. 【請求項13】 請求項1、3又は5記載の空気調和装
    置において、 上記吸込口(45)と吹出口(46)の少なくとも1つの開
    口は、上記各利用側空間(4b)に対して同じ位置に形成
    されている空気調和装置。
  14. 【請求項14】 請求項1、3又は5記載の空気調和装
    置において、 上記吸込口(45)と吹出口(46)の少なくとも1つの開
    口は、該1の利用側空間(4b)の開口と他の利用側空間
    (4b)の開口とが対称に位置するように形成されている
    空気調和装置。
  15. 【請求項15】 請求項8記載の空気調和装置におい
    て、 上記吸込口(45)と吹出口(46)と外気取入れ口(47)
    の少なくとも1つの開口は、上記各利用側空間(4b)に
    対して同じ位置に形成されている空気調和装置。
  16. 【請求項16】 請求項8記載の空気調和装置におい
    て、 上記吸込口(45)と吹出口(46)と外気取入れ口(47)
    の少なくとも1つの開口は、該1の利用側空間(4b)の
    開口と他の利用側空間(4b)の開口とが対称に位置する
    ように形成されている空気調和装置。
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