JP7227502B2 - 空調換気システム - Google Patents

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Description

空調換気システムに関する。
従来から、例えば特許文献1(特開2005-3344号公報)に記載されているように、全熱交換器を持つ換気装置と室内機とをダクトを介して直列に接続した空調換気システムがある。
空調換気システムの換気装置では、全熱交換器で外気の熱交換を行って、外気の温度よりも室内温度に近い給気を生成する。この給気の温度は、室内空気の温度とは異なるものとなる。換気装置から室内機に供給する給気は、特許文献1に記載されている空調換気システムでは、室内機の室内熱交換器の上流側に供給される。そのため、室内機に吸い込まれる室内空気の温度を室内機の中の室温センサにより測定する場合、給気を行いつつ測定を行うと、測定結果が給気の温度に影響される恐れがある。
空調換気システムには、室内機の中に設置される室温センサによる室内空気の温度の測定に対する給気の影響を抑制するという課題がある。
第1観点の空調換気システムは、全熱交換器を有し、全熱交換器を通過した外気を給気として送る換気装置と、換気装置と接続され、室内熱交換器及び給気口を有し、室内空間の空調を行う室内機とを備える。給気口は、室内熱交換器の空気流れ上流側の上流側内部空間に連通している。室内機は、室内空間から吸い込む室内空気の温度を計測する室温センサを有する。換気装置から送られてくる給気は、給気口を介して上流側内部空間に流入する。室温センサは、給気口から出た給気の主流が沿う場所を避けて上流側内部空間に配置されている。
第1観点のシステムでは、室温センサが給気の主流が沿う場所を避けて配置されているので、給気が供給されていても給気が室温センサの周りに流れ難くなる。その結果、室温センサによる室内空気の温度の測定に対する給気の影響を抑制することができる。
第2観点の空調換気システムは、第1観点のシステムであって、室内機の上流側内部空間を囲む内側面が上面視で四角形である。室内機は、上面視で上流側内部空間の中央部に設けられ、室内熱交換器に気流を発生させる室内ファンを有する。給気口は、上面視における内側面の第1辺に設けられている。室温センサは、上面視における内側面の第1辺に沿って配置されている。
第2観点のシステムでは、上流側内部空間の中央部に室内ファンが設けられ、給気口が設けられる第1辺と同じ辺に沿って温度センサが配置されるため、給気は室内ファンの空気の流れに引き寄せられる。そのため、室温センサに給気が到達し難い。
第3観点の空調換気システムは、第2観点のシステムであって、給気口は上面視における内側面の第1辺の端部に設けられている。
第4観点の空調換気システムは、第3観点のシステムであって、給気口は、上面視における内側面の第1辺の両端に設けられている第1給気口及び第2給気口を含む。室温センサは、上面視において第1給気口と第2給気口との間に配置されている
第4観点のシステムでは、2つの給気口から流入する給気が室内ファンの空気の流れに引き寄せられるため、2つの給気口の間に配置される室温センサに給気が到達し難い。
第5観点の空調換気システムは、第2観点から第4観点のいずれかのシステムであって、室内機は、上面視において、上流側内部空間の中央部にベルマウスを有する。室温センサは、上面視において、ベルマウスに固定されている。
第6観点の空調換気システムは、第1観点から第5観点のいずれかのシステムであって、室内機は、室内空間に面する化粧パネルと、室内熱交換器が配置されている室内ユニットと、化粧パネルと室内ユニットの間に配置されて給気口を持つ吸込みチャンバとを備える。室温センサは、給気口よりも化粧パネルに近い位置に配置されている。
第6観点のシステムでは、室温センサは、給気口よりも化粧パネルに近い位置に配置され、室内熱交換器から遠い位置に配置されている。そのため、室温センサの計測結果が、給気口から室内ユニットに向かう給気の影響を受け難くなる。
第7観点の空調換気システムは、第1観点から第6観点のいずれかのシステムであって、換気装置及び室内機の動作を指示するリモートコントローラを備える。換気装置は、給気を送るための給気ファンを有する。室内機は、室内熱交換器に気流を発生させる室内ファンを有する。リモートコントローラからの指示により給気ファンが駆動されるときに、室内ファンが連動して駆動されるように構成されている。
第7観点のシステムでは、室内ファンが駆動していない際に給気ファンのみが駆動し、室内機の中で空気の逆流が生じるのを防ぐことができる。
第8観点の空調換気システムは、第1観点から第7観点のいずれかのシステムであって、換気装置の換気量が、室内機の定格風量の30%以下である。
第8観点のシステムでは、給気が多くなりすぎることによって空調負荷が大きくなりすぎ、快適性が低下するのを抑制することができる。
空調換気システムの概要を示す模式図である。 室内機の外観を示す斜視図である。 天板を外した室内機の平面図である。 図3のI-I線に沿って切断した室内機の断面図である。 室内機及びダクトの一部を示す分解斜視図である。 室内機及びダクトの一部を示す側面図である。 室内ユニットと吸込みチャンバを示す分解斜視図である。 吸込みチャンバとダクトの一部を示す平面図である。 室内機の中の給気の流れを説明するための模式図である。 換気装置と吸込みチャンバを示す平面図である。 換気ユニットの構成の概要を示す模式図である。 11のII-II線に沿って切断した換気ユニットの断面を示す模式図である。 11のIII-III線に沿って切断した換気ユニットの断面を示す模式図である。
(1)空調換気システムの構成の概要
図1に示されているように、実施形態に係る空調換気システム1は、室内機100と、室外機200と、換気装置300とを備えている。室内機100と室外機200は、空気調和装置10を構成している。空気調和装置10は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行うことによって、建物等の室内の空気調和を行う装置である。
空気調和装置10は、室外機200と、室内機100と、室外機200と室内機100とを接続する冷媒経路である冷媒連絡管11,12と、室外機200および室内機100の構成機器を制御する制御部20とを有している。空気調和装置10の蒸気圧縮式の冷媒回路15は、室外機200と、室内機100とが冷媒連絡管11,12を介して接続されることによって構成されている。冷媒回路15には、作動冷媒として、例えばR32冷媒が充填されている。
換気装置300は、全熱交換器360を有している。屋外SOの外気OAは、給気ファン330が駆動することで、全熱交換器360を通過し、新鮮な給気SAとして、室内機100に送られる。室内空間SIの室内空気RAは、排気ファン340が駆動することで、全熱交換器360を通過し、排気EAとなって屋外SOに排出される。
室内機100は、換気装置300と接続されている。室内機100は、室内熱交換器151、吸込口101、吹出口102及び給気口103を有している。室内機100は、室内空気RAを室内空間SIから吸込口101を通して吸い込み、室内熱交換器151で室内空気RAの熱交換を行う。室内機100は、室内熱交換器151で室内空気RAの熱交換を行うことによって調和空気CAを生成する。室内機100は、吹出口102を通して室内空間SIに調和空気CAを吹出し、室内空間SIの空調を行う。
室内機100は、室内熱交換器151の空気流れ上流側に、上流側内部空間USを有している。給気口103は、室内機100の上流側内部空間USに連通している。給気口103は、換気装置300から送られてくる給気SAを上流側内部空間USに送り込むための開口である。
室内機100は、室内空間SIから吸い込む室内空気RAの温度を計測する室温センサ155を有している。室温センサ155は、給気口103から出た給気SAの主流が沿う場所を避けて上流側内部空間USに配置されている。室内機100は、室温センサ155で計測された空気の温度が設定温度になるように、制御部20によって制御される。
(2)空調換気システムの詳細な構成
(2-1)空気調和装置の構成
(2-1-1)室外機の構成
室外機200は、屋外SOに設置されており、冷媒回路15の一部を構成している。室外機200は、アキュムレータ207、圧縮機208と、四方弁210と、室外熱交換器211と、膨張機構としての室外膨張弁212と、室外ファン215とを有している。室外機200の各機器および弁間は、冷媒管によって接続されている。アキュムレータ207は、ガス冷媒を圧縮機208に供給するための容器であり、圧縮機208の吸入口に接続されている。圧縮機208は、低圧のガス冷媒を吸入し、圧縮して高圧のガス冷媒を吐出する。
室外熱交換器211は、冷房運転時には圧縮機208から吐出された冷媒の放熱器として機能し、暖房運転時には室内熱交換器151から送られてくる冷媒の蒸発器として機能する熱交換器である。室外熱交換器211は、その液側が室外膨張弁212に接続されており、ガス側が四方弁210に接続されている。
室外膨張弁212は、冷房運転時には室外熱交換器211において放熱された冷媒を室内熱交換器151に送る前に減圧し、暖房運転時には室内熱交換器151において放熱された冷媒を室外熱交換器211に送る前に減圧するための膨張弁である。室外膨張弁212には例えば電動膨張弁が用いられる。
四方弁210は、図1における四方弁210の実線で示された状態と、図1における四方弁210の破線で示された状態とを切り換えることにより、後述する冷房運転の接続状態と暖房運転の接続状態とを切り換える。四方弁210の実線で示された状態では、圧縮機208の吐出口が室外熱交換器211に接続されるとともに圧縮機208の吸入口が冷媒連絡管12を介して室内熱交換器151に接続される状態である。四方弁210の破線で示された状態は、圧縮機208の吐出口が冷媒連絡管12を介して室内熱交換器151に接続されるとともに圧縮機208の吸入口が室外熱交換器211に接続される状態である。
室外ファン215は、室外機200の内部に配置されている。室外ファン215は、外気OAを吸入して、室外熱交換器211に外気OAを供給した後に、室外機200の外に排出する空気流れを形成する。このように、室外ファン215によって供給される外気OAは、室外熱交換器211の冷媒との熱交換における冷却源又は加熱源として用いられる。
(2-1-2)室内機の構成
図2には、室内機100の外観が示されている。図3には、室内機100の天板を取り除いた状態が示されている。図4に、図3のI-I線の箇所で切断した室内機100の断面の概略が示されている。室内機100は、天井Uの開口に埋め込まれることで設置されるタイプの室内機であり、冷媒回路15の一部を構成している。図5は、室内機100の分解斜視図である。
室内機100は、室内ユニット130と、化粧パネル120と、吸込みチャンバ160とを有している。室内熱交換器151の空気流れ上流側には、室内ユニット130と、化粧パネル120と、吸込みチャンバ160で囲まれた上流側内部空間USがある。上流側内部空間USを囲む室内機100の内側面105は、上面視で四角形である(図8参照)。
室内ユニット130は、ケーシング139と、室内熱交換器151と、室内ファン152と、ベルマウス136と、ドレンパン140と、風向変更部材135とを有している。ケーシング139は、室内空間SIの天井Uに形成された開口に挿入されて設置される。ケーシング139は、下面が開口した箱状体である。ケーシング139は、上面視において、長辺と短辺とが交互に形成された略8角形の形状を呈する。このケーシング139は、天板と、天板の周縁部から下方に延びる複数の側板とからなる。
室内熱交換器151は、上面視における室内ファン152の周囲を囲むように曲げられた状態で、ケーシング139の内部に配置されている。言い換えると、室内熱交換器151は、上面視において、4つの第1辺部吹出口121、第2辺部吹出口122、第3辺部吹出口123及び第4辺部吹出口124に沿う四辺を持つように配置されている。室内熱交換器151は、例えば、所定間隔を空けて配置された多数の伝熱フィンと、これらの伝熱フィンを板厚方向に貫通した複数の伝熱管と、を有している。室内熱交換器151の液側には、冷媒連絡管11の一端が接続されており、室内熱交換器151のガス側には、冷媒連絡管12の一端が接続されている。冷媒連絡管11はケーシング139の角部のうち後述する下流側給気ダクト324が繋がる角部とは異なる角部からケーシング139内に接続される。
室内ファン152は、ケーシング139の内部に配置された遠心送風機である。室内ファン152は、室内機100に室内空気RAを吸込み、室内機100から調和空気CAを吹き出させるための気流を発生させる。室内ファン152の駆動により、室内機100は、室内空気RAを化粧パネル120の吸込口101を通じて室内ユニット130の中に吸い込む。また、室内ファン152の駆動により、室内機100は、室内空気RAを室内熱交換器151に通して調和空気CAを発生させる。室内ファン152の駆動により、室内機100は、化粧パネル120の辺部吹出口127を通じて室内ユニット130外へ吹き出す。室内ファン152は、ケーシング139の天板の中央に設けられたモータ153と、モータ153に連結されて回転駆動される羽根車とを有している。羽根車は、ターボ翼を有する羽根車である。羽根車は、回転軸線Oを軸心として回転することで、下方から羽根車の内部に空気を吸入し、上面視における羽根車の外周側に向かって吹き出すことができる。なお、室内ファン152は、制御部20によって回転数が制御されることで風量を複数段階に制御することが可能である。
ドレンパン140は、室内熱交換器151の下側に配置され、室内熱交換器151において空気中の水分が凝縮して生じるドレン水を受ける。このドレンパン140は、ケーシング139の下部に装着されている。ドレンパン140には、上面視において、室内熱交換器151の内側に上下方向へ伸びた円筒形状の空間が形成されている。ドレンパン140の円筒形状の空間の内側下方にベルマウス136が配置されている。ベルマウス136は、吸込口101から吸入される空気を室内ファン152に案内するための部材である。ベルマウス136は、水平に広がった平面部と、上下に延びる円筒形状部分とを有している。この円筒形状部分の内側が開口部137になる。
ドレンパン140には、上面視において、室内熱交換器151の外側において上下方向に延びる第1吹出流路141、第2吹出流路142、第3吹出流路143及び第4吹出流路144と、第1角部吹出流路145及び第2角部吹出流路146とが形成されている。流路147,148は、第1給気口167及び第2給気口168を形成するために封鎖される。第1吹出流路141は、第1辺部吹出口121と連通する。第2吹出流路142は、第2辺部吹出口122と連通する。第3吹出流路143は、第3辺部吹出口123と連通する。第4吹出流路144は、第4辺部吹出口124と連通する。第1角部吹出流路145は、第1角部吹出口125と連通する。第2角部吹出流路146は、第2角部吹出口126と連通する。
化粧パネル120は、天井Uの開口に嵌め込まれて設置される。化粧パネル120は、上面視において、ケーシング139の天板および側板よりも外側に広がっている。化粧パネル120は、ケーシング139の下方に室内空間SIの側から取り付けられる。化粧パネル120は、内枠120aと外枠120bとを有する。外枠120bは、上面視において、内枠120aの外側に設けられている。上面視における内枠120aの内側には、下方に向けて開口した上面視略四角形状の吸込口101が形成されている。化粧パネル120の吸込口101には、吸込口101から吸入された空気中の塵埃を除去するためのフィルタ129が設けられている。
上面視における外枠120bには、下方から斜め下方に向けて開口した吹出口102が形成されている。吹出口102には、4つの辺部吹出口127と、2つの角部吹出口128とが含まれている。4つの辺部吹出口127をそれぞれ区別する場合には、第1辺部吹出口121、第2辺部吹出口122、第3辺部吹出口123及び第4辺部吹出口124と呼ぶ。2つの角部吹出口128をそれぞれ区別する場合には、第1角部吹出口125及び第2角部吹出口126と呼ぶ。
吸込みチャンバ160は、化粧パネル120と室内ユニット130の間に配置されている。吸込みチャンバ160は、接続チャンバ171,172を介して2股に分岐した下流側給気ダクト324に接続されている。図6には、天井に設置された室内機100を側面から見た状態が示されている。図7には、室内ユニット130と吸込みチャンバ160が拡大して示されている。吸込みチャンバ160は、2つの給気口(第1給気口167及び第2給気口168)を持っている。図8には、ダクトに接続された吸込みチャンバ160を下方から見た状態が示されている。図7及び図8に示されているように、上流側内部空間USを囲む内側面105は上面視で四角形である。四角形の内側面105は、第1辺111、第2辺112、第3辺113及び第4辺114を持っている。言い換えると、四角形は、4つの角Co1,Co2,Co3,Co4を持っている。第1辺111は、接続チャンバ171,172が接続されている側の辺である。下方から見て、第2辺112は、第1辺111から反時計回りの方向にあり、第3辺113は、第1辺111から時計回りの方向にある。第4辺114は、第1辺111に対向する側にある。この実施形態では、第4辺114は、第1辺111と平行な辺である。
図9には、上流側内部空間USに吹出された給気SAの流れが矢印AR1,AR2で簡略化されて示されている。図9を見てわかるように、上面視(下面視)で、第1給気口167から第2辺112に沿って第4辺114に向かって吹出され、第2給気口168から第3辺113に沿って第4辺114に向かって吹出される。そのため、第1辺111を流れる給気SAは、上面視における内側面105の第1辺111以外の第2辺112、第3辺113及び第4辺114に沿って流れる給気SAよりも少なくなる。
吸込みチャンバ160には、上面視において、室内熱交換器151の外側に、上下方向へ延びる第1吹出流路161、第2吹出流路162、第3吹出流路163及び第4吹出流路164と、第1角部吹出流路165及び第2角部吹出流路166とが形成されている。第1吹出流路161は、第1辺部吹出口121と連通する。第2吹出流路162は、第2辺部吹出口122と連通する。第3吹出流路163は、第3辺部吹出口123と連通する。第4吹出流路164は、第4辺部吹出口124と連通する。第1角部吹出流路165は、第1角部吹出口125と連通する。第2角部吹出流路166は、第2角部吹出口126と連通する。第1吹出流路161、第2吹出流路162、第3吹出流路163及び第4吹出流路164は、上面視において四角形状の吸込口101の第1辺111、第2辺112、第3辺113及び第4辺114と平行に延びるように設けられている。
第1給気口167は、第1辺111の端部に設けられる。第2給気口168は第1辺111の第1給気口167が設けられる端部と反対側の端部に設けられる。第1給気口167及び第2給気口168は、上面視における内側面105の第1辺111の両側にある2つの角Co1,Co2の近傍に配置されている。
風向変更部材135は、吹出口102を通過する空気流れの方向を変更可能な部材である。風向変更部材135は、第1辺部吹出口121に配置される第1風向変更部材131と、第2辺部吹出口122に配置される第2風向変更部材132と、第3辺部吹出口123に配置される第3風向変更部材133と、第4辺部吹出口124に配置される第4風向変更部材134とを含む。風向変更部材135の姿勢は、駆動軸の回動程度に応じて予め定められた複数種類の所定角度となるように制御される。このような風向変更部材135の姿勢としては、閉止姿勢、水平吹出姿勢、反転姿勢が予め定められている。水平吹出姿勢は、図4に示すように、辺部吹出口127から吹き出される空気流れが下方に存在するユーザに対して直接供給されてしまうことによるドラフト感を低減させるための姿勢である。反転姿勢は、吹出口102を通過した空気流れを下方から吸込口101側に導く姿勢である。風向変更部材135は、例えば、リモートコントローラ30を介してユーザからの風向指示を受け付けた場合に制御部20によって駆動軸が駆動されることで姿勢が制御される。第1風向変更部材131、第2風向変更部材132、第3風向変更部材133及び第4風向変更部材134は、制御部20により、それぞれ独立に制御されもよく、同時に制御されてもよい。
室内機100は、室内空間SIから吸い込む室内空気RAの温度を計測する室温センサ155を有する。室温センサ155は、室内熱交換器151を通過する前の室内の空気の温度を検出する。室温センサ155は、第1給気口167及び第2給気口168から出た給気SAの主流が沿う場所を避けて上流側内部空間USに配置されている。室温センサ155は、上面視における内側面105の第1辺111に沿って配置されている。室温センサ155は、上面視において、第1給気口167と第2給気口168との間に配置されている。室温センサ155は、側面視において、第1給気口167及び第2給気口168と室内熱交換器151との間に配置されている。室温センサ155はベルマウス136に固定されている。室温センサ155は、上面視において、ベルマウス136の開口部137と第1辺111との間に配置されている。
制御部20は、換気制御部と室外制御部と室内制御部とリモートコントローラ30とを含み、これらが通信可能に接続されることによって構成されている。換気制御部は、換気装置300に設けられた制御基板を有する電装品部である。室外制御部は、室外機200に設けられた制御基板を有する電装品部である。室内制御部は、室内機100に設けられた制御基板を有する電装品部である。リモートコントローラ30は、ユーザからの各種設定操作を受け付ける。室外制御部は、各センサ(図示せず)と接続されており、これらのセンサにおける検出値を把握する。室内制御部は、室温センサ155及びそれ以外のセンサ(図示せず)と接続されており、これらのセンサにおける検出値を把握する。
制御部20の室内制御部の電装品部は、電装品箱190の中に収納されている。電装品箱190は、第2辺112に沿って、上流側内部空間USの中に配置されている。室温センサ155は電装品箱190に接続されている。室温センサ155は第1辺111の中心よりも電装品箱190に近い位置で、第1辺111に沿って配置されている。これにより室温センサ155と電装品箱190を接続する配線を短くすることができる。
制御部20は、各センサの検出値やリモートコントローラ30からの指示に応じて、空気調和装置10(室外機200及び室内機100)と換気装置300の構成機器の制御を行う。これらの換気制御部と室外制御部と室内制御部とリモートコントローラ30は、例えば、それぞれ1つ又は複数のCPU、ROM、RAM等を有して構成される。制御部20は、例えば、ROMに格納された制御プログラムを各センサから得られる情報やリモートコントローラ30からの指示に応じて実行することで、各種制御を行う。
(2-1-3)空気調和装置の動作
次に、図1を用いて、空気調和装置10の動作について説明する。空気調和装置10では、圧縮機208、室外熱交換器211、室外膨張弁212、室内熱交換器151の順に冷媒を流す冷房運転や除湿運転と、圧縮機208、室内熱交換器151、室外膨張弁212、室外熱交換器211の順に冷媒を流す暖房運転が行われる。なお、冷房運転、除湿運転及び暖房運転は、制御部20によって制御される。
(2-1-3-1)冷房運転および除湿運転
冷房運転および除湿運転時には、室外熱交換器211が冷媒の放熱器となるように、四方弁210の接続状態が切り換えられる(図1の実線参照)。冷媒回路15において、冷凍サイクルの低圧のガス冷媒は、圧縮機208に吸入され、冷凍サイクルの高圧になるまで圧縮された後に吐出される。圧縮機208から吐出された高圧のガス冷媒は、四方弁210を通じて、室外熱交換器211に送られる。室外熱交換器211に送られた高圧のガス冷媒は、室外熱交換器211において、室外ファン215によって供給される外気OAと熱交換を行って放熱して、高圧の液冷媒になる。この高圧の液冷媒は、室外膨張弁212を通過する際に冷凍サイクルにおける低圧になるまで減圧され、気液二相状態の冷媒となって、冷媒連絡管11を通じて、室内機100に送られる。
低圧の気液二相状態の冷媒は、室内熱交換器151において、冷房運転時は室内ファン152によって供給される室内空気RAと熱交換を行って蒸発する。室内熱交換器151を通過する空気は冷却されて調和空気CAとなり、この調和空気CAによって室内空間SIの冷房が行われる。なお、除湿運転時は、室内ファン152の駆動が冷房運転時よりも抑制されているものの、室内熱交換器151を通過する冷媒は室内空気RAと熱交換を行って蒸発する。これにより、空気中の水分が室内熱交換器151の表面において凝縮することで回収され、室内の除湿が行われる。室内熱交換器151において蒸発した低圧のガス冷媒は、冷媒連絡管12を通じて、室外機200に送られる。室外機200に送られた低圧のガス冷媒は、四方弁210およびアキュムレータ207を通じて、再び、圧縮機208に吸入される。冷房運転および除湿運転では、以上のようにして、冷媒が冷媒回路15を循環する。
(2-1-3-2)暖房運転
暖房運転時には、室外熱交換器211が冷媒の蒸発器となるように、四方弁210の接続状態が切り換えられる(図1の破線参照)。冷媒回路15において、冷凍サイクルの低圧のガス冷媒は、圧縮機208に吸入され、冷凍サイクルの高圧になるまで圧縮された後に吐出される。圧縮機208から吐出された高圧のガス冷媒は、四方弁210、および冷媒連絡管12を通じて、室内機100に送られる。
高圧のガス冷媒は、室内熱交換器151において、室内ファン152によって供給される室内空気RAと熱交換を行って放熱して、高圧の液冷媒になる。室内熱交換器151を通過する空気は加熱されて調和空気CAとなり、この調和空気CAによって室内空間SIの暖房が行われる。室内熱交換器151で放熱した高圧の液冷媒は、冷媒連絡管11を通じて、室外機200に送られる。
室外機200に送られた高圧の液冷媒は、室外膨張弁212において冷凍サイクルの低圧まで減圧され、低圧の気液二相状態の冷媒になる。室外膨張弁212で減圧された低圧の気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器211において、室外ファン215により供給される外気OAと熱交換を行って蒸発して、低圧のガス冷媒になる。この低圧のガス冷媒は、四方弁210およびアキュムレータ207を通じて、再び、圧縮機208に吸入される。暖房運転では、以上のようにして、冷媒が冷媒回路15を循環する。
(2-2)換気装置の構成
(2-2-1)換気装置の構成の概要
図10には、換気装置300を室内機100の吸込みチャンバ160に接続している状態が示されている。図11は、換気動作状態での換気ユニット305の上面視概略構成図である。図12は、図11のII-II線に沿って切断した換気ユニット305の断面が模式的に示されている。図13は、図11のIII-III線に沿って切断した換気ユニット305の断面が模式的に示されている。換気装置300は、室内空間SIの天井裏に配置されており、室内空間SIの換気を行いつつ給気SAと排気EAとで熱交換を行わせる装置である。
換気装置300は、換気ユニット305、上流側排気ダクト321、下流側排気ダクト322、上流側給気ダクト323、下流側給気ダクト324及び換気制御部を備えている。換気装置300は、リモートコントローラ30に接続されている。ユーザは、室内空間SIに配置されているリモートコントローラ30を使って、換気装置300についての各種設定操作の指示を行うことができる。
(2-2-2)換気ユニットの構成
換気ユニット305は、ケーシング350、給気ファン330、排気ファン340、全熱交換器360及びフィルタ370を有している。ケーシング350は、内部に、略四角柱形状の全熱交換器360、給気ファン330、排気ファン340を収容している。ケーシング350は、上流側排気ダクト321、下流側排気ダクト322、上流側給気ダクト323および下流側給気ダクト324に接続されている。
ケーシング350の中には、上流側排気用空間311、下流側排気用空間312、上流側給気用空間313及び下流側給気用空間314が設けられている。上流側排気用空間311は、全熱交換器360に対して上流側排気ダクト321側に設けられている。下流側排気用空間312は、全熱交換器360に対して下流側排気ダクト322側に設けられている。上流側給気用空間313は、全熱交換器360に対して上流側給気ダクト323側に設けられている。下流側給気用空間314は、全熱交換器360に対して下流側給気ダクト324側に設けられている。給気ファン330は、下流側給気用空間314に配置されており、給気ファンモータ331を有している。排気ファン340は、下流側排気用空間312に配置されており、排気ファンモータ341を有している。
図1及び図12に示されているように、屋外SOの外気OAは、給気ファン330の駆動により、新鮮な給気SAとして室内空間SIに供給される。外気OAは、給気ファン330が駆動することで、上流側給気流路Cを介して、全熱交換器360に至り、全熱交換器360を通過して給気SAになる。図1及び図13に示されているように、室内空間SIの室内空気RAは、排気ファン340の駆動により、排気EAとなって屋外SOに排出される。室内空気RAは、排気ファン340が駆動することで、上流側排気流路Aを介して、全熱交換器360に至り、全熱交換器360を通過して排気EAとなる。全熱交換器360は、室内空気RAと外気OAとが互いに混ざり合うことがないようにしつつ、室内空気RAと外気OAとの間で熱交換を行わせる。このように、全熱交換器360は、屋外SOの温度を室内空間SIの室内空気RAの温度に近づけることで、換気に伴う空調負荷を低減させる。フィルタ370は、例えば、図13に示されているように、全熱交換器360のうち、空気が流入する面および流出する面の全体を取り囲んで覆うように構成される。外気OAおよび室内空気RAのいずれの空気についても、全熱交換器360に供給する前に埃を除去することができ、全熱交換器360の中に塵埃が流入することを防ぐことができる。
制御部20は、換気制御部を含んでおり、給気ファンモータ331、排気ファンモータ341及びリモートコントローラ30と接続されている。制御部20は、室温センサ155及び図示していない他のセンサによって各種温度情報を取得するなどして、給気ファンモータ331及び排気ファンモータ341の駆動を制御する。
(2-2-3)ダクトの構成
上流側排気ダクト321は、室内空間SIからケーシング350の上流側排気用空間311まで延びている。下流側排気ダクト322は、ケーシング350の下流側排気用空間312から屋外SOまで延びている。上流側給気ダクト323は、屋外SOからケーシング350の上流側給気用空間313まで延びている。下流側給気ダクト324は、ケーシング350の下流側給気用空間314から室内機100まで延びている。
上流側排気ダクト321と上流側排気用空間311とは、全熱交換器360に対する上流側排気流路Aを構成している。下流側排気ダクト322と下流側排気用空間312とは、全熱交換器360に対する下流側排気流路Bを構成している。上流側給気ダクト323と上流側給気用空間313とは、全熱交換器360に対する上流側給気流路Cを構成している。下流側給気ダクト324と下流側給気用空間314とは、全熱交換器360に対する下流側給気流路Dを構成している。
(2-2-4)換気動作
制御部20は、室内温度と室外温度とが、換気運転を開始させるための所定の関係条件を満たした場合には、図11に示すように、給気ファン330および排気ファン340の両方を駆動させることで換気動作を行う。
このように、換気動作を行うことで、室内空間SIに対して、新鮮な給気SAを供給することができる。さらに、室内空間SIに供給される給気SAは、全熱交換器360において室内空気RAと熱交換することで、室内温度に近づけることができ、室内空間SIの空調負荷等を低減させることができる。
制御部20は、リモートコントローラ30からの指示により給気ファン330が駆動されるときに、室内ファン152を給気ファン330に連動して駆動するように制御する。例えば、給気ファンモータ331及び排気ファンモータ341は、回転数が固定されたモータである。この場合、制御部20は、給気ファンモータ331及び排気ファンモータ341のオンオフ制御を行う。給気ファンモータ331が駆動されているとき、室内ファン152は、室内機100において、給気SAが室内機100の吸込口101から室内空間SIに吹出されないような風量を発生させる。室内ファン152が駆動していない際に給気ファン330のみが駆動した場合、室内機100の中で給気SAが吸込口101から室内空間SIに逆流し、逆流した空気に乗ってフィルタ129に付着した塵埃が室内空間SIへ落ちる恐れがある。室内ファン152を給気ファン330に連動して駆動するように制御すれば、このような不具合を抑制できる。例えば、室内ファン152が複数のファンタップによって段階的に風量を増加できる構成の場合、制御部20は、給気ファン330の駆動時には、給気SAが吸込口101から室内空間SIに吹出すファンタップへの切り換えを選択しないように制御する。換気装置300の換気量は、室内機100の定格風量の30%以下に設定されていることが好ましい。制御部20は、給気ファン330を停止して室内ファン152のみを駆動する場合には、室内ファン152に対する上述のような制御における制限を行わずに制御する。
(3)変形例
(3-1)変形例A
上記実施形態では、側面視において、室温センサ155が第1給気口167及び第2給気口168と室内熱交換器151との間に設けられる場合について説明した。しかし、室温センサ155は、側面視において、第1給気口167及び第2給気口168よりも化粧パネル120に近い位置に配置されてもよい。側面視において、第1給気口167及び第2給気口168よりも化粧パネル120に近い位置の方が、第1給気口167及び第2給気口168と室内熱交換器151との間の位置よりも給気SAの影響による温度変化が小さくなる。
(3-2)変形例B
上記実施形態では、2つの第1給気口167及び第2給気口168が設けられる場合について説明した。しかし給気口の数は2つには限られない。例えば、室内機100は、給気口を1つだけ有していてもよい。
(3-3)変形例C
上記実施形態では、室温センサ155が、上面視において、第1辺111に沿って配置される場合について説明したが、室温センサ155は、上面視において、第4辺114に沿って配置されてもよい。第4辺114に沿って配置するよりも、第1辺111に沿って室温センサ155を配置する方が室内温度の計測で給気SAの影響を小さくできる。しかしながら、第2辺112及び第3辺113に沿って配置するよりも、第4辺114に沿って室温センサ155を配置する方が室内温度の計測で給気SAの影響を小さくできる。
(4)特徴
(4-1)
上述の空調換気システム1では、室温センサ155が、給気口103から吹き出される給気SAの主流が沿う場所を避けて配置されている。そのため、給気SAが供給されていても、給気SAは室温センサ155の周りに流れ難くなる。その結果、室温センサ155による室内空気RAの温度の測定に対する給気SAの影響を抑制することができる。
(4-2)
上述の空調換気システム1では、上流側内部空間USの中央部に室内ファン152が設けられ、給気口103あるいは第1給気口167及び第2給気口168が設けられる第1辺111と同じ辺に沿って室温センサ155が配置される。給気SAは室内ファン152の空気の流れに引き寄せられる。そのため、室温センサ155に給気SAが到達し難くなり、室温センサ155による計測の結果が給気SAに影響され難くなる。
(4-3)
上述の空調換気システム1では、2つの給気口167,168から流入する給気が室内ファン152の空気の流れに引き寄せられるため、2つの給気口167,168の間に配置される室温センサ155に給気SAが到達し難くなり、室温センサ155による計測の結果が給気SAに影響され難くなる。
(4-4)
上述の変形例Aの空調換気システム1では、室温センサ155は、第1給気口167及び第2給気口168よりも化粧パネル120に近い位置に配置され、室内熱交換器151から遠い位置に配置される。このように室温センサ155を配置する場合には、室温センサ155の計測結果が、第1給気口167及び第2給気口168から室内ユニット130に向かう給気SAの影響を受け難くなる。
(4-5)
上述の空調換気システム1では、室内機100は、リモートコントローラ30からの指示により給気ファン330が駆動されるときに、室内ファン152が連動して駆動されるように構成されている。そのため、室内ファン152が駆動していない際に給気ファン330のみが駆動し、室内機100の中で空気の逆流が生じるのを防ぐことができる。あるいは、室内ファン152の風量に対して給気ファン330の風量が大きいために、室内機100の中で空気の逆流が生じるのを防ぐことができる。
(4-6)
上述の空調換気システム1において、換気装置300の換気量は、室内機100の定格風量の30%以下に設定されている。このように構成されている空調換気システム1では、給気SAが多くなりすぎることによって空調負荷が大きくなりすぎ、快適性が低下するのを抑制することができる。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 空調換気システム
30 リモートコントローラ
100 室内機
103 給気口
105 内側面
111 第1辺
112 第2辺
113 第3辺
114 第4辺
120 化粧パネル
121 第1辺部吹出口
122 第2辺部吹出口
123 第3辺部吹出口
124 第4辺部吹出口
130 室内ユニット
136 ベルマウス
137 開口部
151 室内熱交換器
152 室内ファン
155 室温センサ
160 吸込みチャンバ
167 第1給気口
168 第2給気口
300 換気装置
330 給気ファン
360 全熱交換器
特開2005-3344号公報

Claims (7)

  1. 全熱交換器(360)を有し、前記全熱交換器を通過した外気を給気として送る換気装置(300)と、
    前記換気装置と接続され、室内熱交換器(151)及び給気口(103)を有し、室内空間の空調を行う室内機(100)と、
    前記換気装置及び前記室内機の動作を指示するリモートコントローラ(30)と
    を備え、
    前記給気口は、前記室内熱交換器の空気流れ上流側の上流側内部空間に連通し、
    前記室内機は、前記室内空間から吸い込む室内空気の温度を計測する室温センサ(155)及び前記室内熱交換器に気流を発生させる室内ファン(152)を有し、
    前記換気装置は、前記給気を送るための給気ファン(330)を有し、
    前記換気装置から送られてくる前記給気は、前記給気口を介して前記上流側内部空間に流入し、
    前記室温センサは、前記給気口から出た前記給気の主流が沿う場所を避けて前記上流側内部空間の側面視における前記給気口と前記室内熱交換器との間に配置され
    前記リモートコントローラからの指示により前記給気ファンが駆動されるときに、前記室内ファンが前記給気ファンに連動して駆動されるように構成されている、空調換気システム(1)。
  2. 前記室内機の前記上流側内部空間を囲む内側面(105)が上面視で四角形であり、
    前記室内ファンは、上面視で前記上流側内部空間の中央部に設けられ、前記室内熱交換器に気流を発生させ、
    前記給気口は、上面視における前記内側面の第1辺に設けられ、
    前記室温センサは、上面視における前記内側面の第1辺(111)に沿って配置されている、
    請求項1に記載の空調換気システム(1)。
  3. 前記給気口は上面視における前記内側面の前記第1辺の端部に設けられている、
    請求項2に記載の空調換気システム(1)。
  4. 前記給気口は、上面視における前記内側面の前記第1辺の両端に設けられている第1給気口(167)及び第2給気口(168)を含み、
    前記室温センサは、上面視において前記第1給気口と前記第2給気口との間に配置されている、
    請求項3に記載の空調換気システム(1)。
  5. 前記室内機は、上面視において、前記上流側内部空間の中央部にベルマウス(136)を有し、
    前記室温センサは、前記ベルマウスに固定されている、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の空調換気システム(1)。
  6. 前記室内機は、前記室内空間に面する化粧パネル(120)と、前記室内熱交換器が配置されている室内ユニット(130)と、前記化粧パネルと前記室内ユニットの間に配置されていて前記給気口を持つ吸込みチャンバ(160)とを備え、
    前記室温センサは、前記給気口よりも前記化粧パネルに近い位置に配置されている、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の空調換気システム(1)。
  7. 前記換気装置の換気量は、前記室内機の定格風量の30%以下である、
    請求項1からのいずれか一項に記載の空調換気システム(1)。
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