JP7227502B2 - 空調換気システム - Google Patents
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Description
第4観点のシステムでは、2つの給気口から流入する給気が室内ファンの空気の流れに引き寄せられるため、2つの給気口の間に配置される室温センサに給気が到達し難い。
図1に示されているように、実施形態に係る空調換気システム1は、室内機100と、室外機200と、換気装置300とを備えている。室内機100と室外機200は、空気調和装置10を構成している。空気調和装置10は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行うことによって、建物等の室内の空気調和を行う装置である。
(2-1)空気調和装置の構成
(2-1-1)室外機の構成
室外機200は、屋外SOに設置されており、冷媒回路15の一部を構成している。室外機200は、アキュムレータ207、圧縮機208と、四方弁210と、室外熱交換器211と、膨張機構としての室外膨張弁212と、室外ファン215とを有している。室外機200の各機器および弁間は、冷媒管によって接続されている。アキュムレータ207は、ガス冷媒を圧縮機208に供給するための容器であり、圧縮機208の吸入口に接続されている。圧縮機208は、低圧のガス冷媒を吸入し、圧縮して高圧のガス冷媒を吐出する。
図2には、室内機100の外観が示されている。図3には、室内機100の天板を取り除いた状態が示されている。図4に、図3のI-I線の箇所で切断した室内機100の断面の概略が示されている。室内機100は、天井Uの開口に埋め込まれることで設置されるタイプの室内機であり、冷媒回路15の一部を構成している。図5は、室内機100の分解斜視図である。
次に、図1を用いて、空気調和装置10の動作について説明する。空気調和装置10では、圧縮機208、室外熱交換器211、室外膨張弁212、室内熱交換器151の順に冷媒を流す冷房運転や除湿運転と、圧縮機208、室内熱交換器151、室外膨張弁212、室外熱交換器211の順に冷媒を流す暖房運転が行われる。なお、冷房運転、除湿運転及び暖房運転は、制御部20によって制御される。
冷房運転および除湿運転時には、室外熱交換器211が冷媒の放熱器となるように、四方弁210の接続状態が切り換えられる(図1の実線参照)。冷媒回路15において、冷凍サイクルの低圧のガス冷媒は、圧縮機208に吸入され、冷凍サイクルの高圧になるまで圧縮された後に吐出される。圧縮機208から吐出された高圧のガス冷媒は、四方弁210を通じて、室外熱交換器211に送られる。室外熱交換器211に送られた高圧のガス冷媒は、室外熱交換器211において、室外ファン215によって供給される外気OAと熱交換を行って放熱して、高圧の液冷媒になる。この高圧の液冷媒は、室外膨張弁212を通過する際に冷凍サイクルにおける低圧になるまで減圧され、気液二相状態の冷媒となって、冷媒連絡管11を通じて、室内機100に送られる。
暖房運転時には、室外熱交換器211が冷媒の蒸発器となるように、四方弁210の接続状態が切り換えられる(図1の破線参照)。冷媒回路15において、冷凍サイクルの低圧のガス冷媒は、圧縮機208に吸入され、冷凍サイクルの高圧になるまで圧縮された後に吐出される。圧縮機208から吐出された高圧のガス冷媒は、四方弁210、および冷媒連絡管12を通じて、室内機100に送られる。
(2-2-1)換気装置の構成の概要
図10には、換気装置300を室内機100の吸込みチャンバ160に接続している状態が示されている。図11は、換気動作状態での換気ユニット305の上面視概略構成図である。図12は、図11のII-II線に沿って切断した換気ユニット305の断面が模式的に示されている。図13は、図11のIII-III線に沿って切断した換気ユニット305の断面が模式的に示されている。換気装置300は、室内空間SIの天井裏に配置されており、室内空間SIの換気を行いつつ給気SAと排気EAとで熱交換を行わせる装置である。
換気ユニット305は、ケーシング350、給気ファン330、排気ファン340、全熱交換器360及びフィルタ370を有している。ケーシング350は、内部に、略四角柱形状の全熱交換器360、給気ファン330、排気ファン340を収容している。ケーシング350は、上流側排気ダクト321、下流側排気ダクト322、上流側給気ダクト323および下流側給気ダクト324に接続されている。
上流側排気ダクト321は、室内空間SIからケーシング350の上流側排気用空間311まで延びている。下流側排気ダクト322は、ケーシング350の下流側排気用空間312から屋外SOまで延びている。上流側給気ダクト323は、屋外SOからケーシング350の上流側給気用空間313まで延びている。下流側給気ダクト324は、ケーシング350の下流側給気用空間314から室内機100まで延びている。
制御部20は、室内温度と室外温度とが、換気運転を開始させるための所定の関係条件を満たした場合には、図11に示すように、給気ファン330および排気ファン340の両方を駆動させることで換気動作を行う。
(3-1)変形例A
上記実施形態では、側面視において、室温センサ155が第1給気口167及び第2給気口168と室内熱交換器151との間に設けられる場合について説明した。しかし、室温センサ155は、側面視において、第1給気口167及び第2給気口168よりも化粧パネル120に近い位置に配置されてもよい。側面視において、第1給気口167及び第2給気口168よりも化粧パネル120に近い位置の方が、第1給気口167及び第2給気口168と室内熱交換器151との間の位置よりも給気SAの影響による温度変化が小さくなる。
上記実施形態では、2つの第1給気口167及び第2給気口168が設けられる場合について説明した。しかし給気口の数は2つには限られない。例えば、室内機100は、給気口を1つだけ有していてもよい。
上記実施形態では、室温センサ155が、上面視において、第1辺111に沿って配置される場合について説明したが、室温センサ155は、上面視において、第4辺114に沿って配置されてもよい。第4辺114に沿って配置するよりも、第1辺111に沿って室温センサ155を配置する方が室内温度の計測で給気SAの影響を小さくできる。しかしながら、第2辺112及び第3辺113に沿って配置するよりも、第4辺114に沿って室温センサ155を配置する方が室内温度の計測で給気SAの影響を小さくできる。
(4-1)
上述の空調換気システム1では、室温センサ155が、給気口103から吹き出される給気SAの主流が沿う場所を避けて配置されている。そのため、給気SAが供給されていても、給気SAは室温センサ155の周りに流れ難くなる。その結果、室温センサ155による室内空気RAの温度の測定に対する給気SAの影響を抑制することができる。
上述の空調換気システム1では、上流側内部空間USの中央部に室内ファン152が設けられ、給気口103あるいは第1給気口167及び第2給気口168が設けられる第1辺111と同じ辺に沿って室温センサ155が配置される。給気SAは室内ファン152の空気の流れに引き寄せられる。そのため、室温センサ155に給気SAが到達し難くなり、室温センサ155による計測の結果が給気SAに影響され難くなる。
上述の空調換気システム1では、2つの給気口167,168から流入する給気が室内ファン152の空気の流れに引き寄せられるため、2つの給気口167,168の間に配置される室温センサ155に給気SAが到達し難くなり、室温センサ155による計測の結果が給気SAに影響され難くなる。
上述の変形例Aの空調換気システム1では、室温センサ155は、第1給気口167及び第2給気口168よりも化粧パネル120に近い位置に配置され、室内熱交換器151から遠い位置に配置される。このように室温センサ155を配置する場合には、室温センサ155の計測結果が、第1給気口167及び第2給気口168から室内ユニット130に向かう給気SAの影響を受け難くなる。
上述の空調換気システム1では、室内機100は、リモートコントローラ30からの指示により給気ファン330が駆動されるときに、室内ファン152が連動して駆動されるように構成されている。そのため、室内ファン152が駆動していない際に給気ファン330のみが駆動し、室内機100の中で空気の逆流が生じるのを防ぐことができる。あるいは、室内ファン152の風量に対して給気ファン330の風量が大きいために、室内機100の中で空気の逆流が生じるのを防ぐことができる。
上述の空調換気システム1において、換気装置300の換気量は、室内機100の定格風量の30%以下に設定されている。このように構成されている空調換気システム1では、給気SAが多くなりすぎることによって空調負荷が大きくなりすぎ、快適性が低下するのを抑制することができる。
30 リモートコントローラ
100 室内機
103 給気口
105 内側面
111 第1辺
112 第2辺
113 第3辺
114 第4辺
120 化粧パネル
121 第1辺部吹出口
122 第2辺部吹出口
123 第3辺部吹出口
124 第4辺部吹出口
130 室内ユニット
136 ベルマウス
137 開口部
151 室内熱交換器
152 室内ファン
155 室温センサ
160 吸込みチャンバ
167 第1給気口
168 第2給気口
300 換気装置
330 給気ファン
360 全熱交換器
Claims (7)
- 全熱交換器(360)を有し、前記全熱交換器を通過した外気を給気として送る換気装置(300)と、
前記換気装置と接続され、室内熱交換器(151)及び給気口(103)を有し、室内空間の空調を行う室内機(100)と、
前記換気装置及び前記室内機の動作を指示するリモートコントローラ(30)と
を備え、
前記給気口は、前記室内熱交換器の空気流れ上流側の上流側内部空間に連通し、
前記室内機は、前記室内空間から吸い込む室内空気の温度を計測する室温センサ(155)及び前記室内熱交換器に気流を発生させる室内ファン(152)を有し、
前記換気装置は、前記給気を送るための給気ファン(330)を有し、
前記換気装置から送られてくる前記給気は、前記給気口を介して前記上流側内部空間に流入し、
前記室温センサは、前記給気口から出た前記給気の主流が沿う場所を避けて前記上流側内部空間の側面視における前記給気口と前記室内熱交換器との間に配置され、
前記リモートコントローラからの指示により前記給気ファンが駆動されるときに、前記室内ファンが前記給気ファンに連動して駆動されるように構成されている、空調換気システム(1)。 - 前記室内機の前記上流側内部空間を囲む内側面(105)が上面視で四角形であり、
前記室内ファンは、上面視で前記上流側内部空間の中央部に設けられ、前記室内熱交換器に気流を発生させ、
前記給気口は、上面視における前記内側面の第1辺に設けられ、
前記室温センサは、上面視における前記内側面の第1辺(111)に沿って配置されている、
請求項1に記載の空調換気システム(1)。 - 前記給気口は上面視における前記内側面の前記第1辺の端部に設けられている、
請求項2に記載の空調換気システム(1)。 - 前記給気口は、上面視における前記内側面の前記第1辺の両端に設けられている第1給気口(167)及び第2給気口(168)を含み、
前記室温センサは、上面視において前記第1給気口と前記第2給気口との間に配置されている、
請求項3に記載の空調換気システム(1)。 - 前記室内機は、上面視において、前記上流側内部空間の中央部にベルマウス(136)を有し、
前記室温センサは、前記ベルマウスに固定されている、
請求項2から4のいずれか一項に記載の空調換気システム(1)。 - 前記室内機は、前記室内空間に面する化粧パネル(120)と、前記室内熱交換器が配置されている室内ユニット(130)と、前記化粧パネルと前記室内ユニットの間に配置されていて前記給気口を持つ吸込みチャンバ(160)とを備え、
前記室温センサは、前記給気口よりも前記化粧パネルに近い位置に配置されている、
請求項1から5のいずれか一項に記載の空調換気システム(1)。 - 前記換気装置の換気量は、前記室内機の定格風量の30%以下である、
請求項1から6のいずれか一項に記載の空調換気システム(1)。
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