JPH10325589A - 熱回収型空気調和装置 - Google Patents

熱回収型空気調和装置

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Publication number
JPH10325589A
JPH10325589A JP9131870A JP13187097A JPH10325589A JP H10325589 A JPH10325589 A JP H10325589A JP 9131870 A JP9131870 A JP 9131870A JP 13187097 A JP13187097 A JP 13187097A JP H10325589 A JPH10325589 A JP H10325589A
Authority
JP
Japan
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air
indoor
outlet
room
heat recovery
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9131870A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Mochizuki
克己 望月
Kazuhiko Kadowaki
一彦 門脇
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP9131870A priority Critical patent/JPH10325589A/ja
Publication of JPH10325589A publication Critical patent/JPH10325589A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/52Heat recovery pumps, i.e. heat pump based systems or units able to transfer the thermal energy from one area of the premises or part of the facilities to a different one, improving the overall efficiency

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転を停止することなく、在室者の運転要求
に対応しつつ安定して熱回収を行う。 【解決手段】 熱回収を行う室内ユニット(10a) におい
て、調和空気を室内に吹き出す第1吹出口(30a) を形成
すると共に、調和空気を室外に排出する第2吹出口(30
b) を形成する。更に、室内ユニット(10a) には、吹出
ダンパ(31)を設け、室内と室外との吹出空気量の割合を
調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱回収可能に構成
された空気調和装置に係り、特に、熱回収を行う室内ユ
ニットの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷凍装置には、特開平6−2
57875号公報に開示されているように、圧縮機と熱
源側熱交換器とが接続されてなる熱源側回路と、利用側
熱交換器が接続されてなる複数の利用側回路とを備え、
複数の該利用側回路がそれぞれ並列に接続されたものが
ある。
【0003】そして、上記冷凍装置を空気調和装置とし
て用いる場合、複数の利用側回路において冷暖房運転を
同時に行えるよう構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
は、複数の利用側回路において冷暖房運転を同時に行っ
ている場合、冷房運転を行っている利用側回路において
熱を回収し、その回収した熱を、暖房運転を行っている
利用側回路において利用することになる。
【0005】しかしながら、従来、上記熱回収室内ユニ
ットにおいては、熱回収後の調和空気をすべて室内に吹
き出していたため、在室者が寒いと感じた場合は冷房運
転を停止してしまうことがあった。
【0006】この場合、上記空気調和装置においては、
在室者の要求により冷房運転を停止すると熱回収ができ
なくなり、エネルギーの有効利用を行うことができない
という問題があった。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、冷房運転を停止する
ことなく、在室者の運転要求に対応しつつ安定して熱回
収運転を行うことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記熱回収室
内ユニットの吸入口の開口位置又は吹出口の開口位置の
一方又はそれらの両方を変更することにより、上記目的
を達成しようとするものである。
【0009】具体的に、請求項1記載の発明が講じた手
段は、複数の室内熱交換器(12a,12b) を備えた冷媒回路
(1) が形成される一方、上記各室内熱交換器(12a,12b)
を収納した複数の室内ユニット(10a,10b) のうち少なく
とも1台の室内ユニットは、室内空気の排熱を回収する
熱回収室内ユニット(10a) に構成されている熱回収型空
気調和装置を対象としている。そして、上記熱回収室内
ユニット(10a) は、室内空気を吸い込むための吸込口(2
0a) と、該吸込口(20a) から吸い込んだ吸入空気を室内
熱交換器(12a) で熱回収した後の調和空気を室内に吹き
出すための第1吹出口(30a) と、上記調和空気を室外に
吹き出すための第2吹出口(30b) と、上記第1吹出口(3
0a) と第2吹出口(30b) との空気吹き出し割合を調節す
るための吹出調節手段(31)とが設けられている。
【0010】この発明特定事項により、熱回収室内ユニ
ット(10a) においては、室内空気を吸込口(20a) より吸
い込み、室内熱交換器(12a) で熱交換させて調和空気を
生成する。この調和空気は、第1吹出口(30a) から室内
に吹き出される一方、第2吹出口(30b) から室外に吹き
出される。つまり、冷房を要しない場合は、室内ユニッ
ト(10a) の冷房運転を停止することなく、調和空気は室
外に排出される一方、回収した熱は他の室内ユニット(1
0b)で利用される。
【0011】また、請求項2記載の発明が講じた手段
は、上記請求項1記載の発明において、上記第2吹出口
(30b) が、室内空気を排気するための排気手段(55)に開
口した構成としている。
【0012】この発明特定事項により、上記調和空気は
排気手段(55)を経て室外へ排出され、該吹出調節手段(3
1)により吸入空気の量をほぼ一定に保ちつつ室内への上
記調和空気の吹出量が調節される。
【0013】また、請求項3記載の発明が講じた手段
は、複数の室内熱交換器(12a,12b) を備えた冷媒回路
(1) が形成される一方、上記各室内熱交換器(12a,12b)
を収納した複数の室内ユニット(10a,10b) のうち少なく
とも1台の室内ユニットは、室内空気の排熱を回収する
熱回収室内ユニット(10a) に構成されている熱回収型空
気調和装置を対象としている。そして、上記熱回収室内
ユニット(10a) は、室内空気を吸い込むための第1吸込
口(20a) と、室内空気を排気するための排気手段(55)に
開口して排出空気を吸い込むための第2吸込口(20b)
と、上記第1吸込口(20a) 及び第2吸込口(20b) から吸
い込んだ吸入空気を室内熱交換器(12a) で熱回収した後
の調和空気を室内に吹き出すための第1吹出口(30a)
と、上記調和空気を室外に吹き出すための第2吹出口(3
0b) と、上記第1吹出口(30a) と第2吹出口(30b) との
空気吹き出し割合を調節するための吹出調節手段(31)と
が設けられている。
【0014】この発明特定事項により、熱回収室内ユニ
ット(10a) において、室内空気を第1吸込口(20a) から
吸い込むと共に、排出空気を第2吸込口(20b) から吸い
込み、室内熱交換器(12a,12b) で熱交換させて調和空気
を生成する。この調和空気は、第1吹出口(30a) 及び第
2吹出口(30b) から室内又は室外に吹き出される。つま
り、排気手段(55)の排出空気からも熱回収し、この熱を
他の室内ユニットで利用することになる。
【0015】また、請求項4記載の発明が講じた手段
は、複数の室内熱交換器(12a,12b) を備えた冷媒回路
(1) が形成される一方、上記各室内熱交換器(12a,12b)
を収納した複数の室内ユニット(10a,10b) のうち少なく
とも1台の室内ユニットは、室内空気の排熱を回収する
熱回収室内ユニット(10a) に構成されている熱回収型空
気調和装置を対象としている。そして、上記熱回収室内
ユニット(10a) は、室内空気を吸い込むための第1吸込
口(20a) と、室外空気を吸い込むための第2吸込口(20
b) と、上記第1吸込口(20a) 及び第2吸込口(20b) か
ら吸い込んだ吸入空気を室内熱交換器(12a,12b) で熱回
収した後の調和空気を室内に吹き出すための第1吹出口
(30a) と、上記調和空気を室外に吹き出すための第2吹
出口(30b) と、上記第1吹出口(30a) と第2吹出口(30
b) との空気吹き出し割合を調節するための吹出調節手
段(31)とが設けられているというものである。
【0016】この発明特定事項により、熱回収室内ユニ
ット(10a) において、室内空気を第1吸込口(20a) から
吸い込むと共に、室外空気を第2吸込口(20b) から吸い
込み、室内熱交換器(12a,12b) で熱交換させて調和空気
を生成する。この調和空気は、第1吹出口(30a) 及び第
2吹出口(30b) から室内又は室外に吹き出される。
【0017】また、請求項5記載の発明が講じた手段
は、請求項3又は4記載の発明において、熱回収室内ユ
ニット(10a) は、第1吸込口(20a) と第2吸込口(20b)
との空気吸い込み割合を調節するための吸込調節手段(2
1)と、第1吸込口(20a) 及び第2吸込口(20b) からの吸
入空気温度を検出する温度検出手段(Th)とが設けられ、
吸込調節手段(21)は、上記温度検出手段(Th)の温度信号
を受けて吸入空気温度が設定温度になるように第1吸込
口(20a) と第2吸込口(20b) との空気吸い込み割合を調
節する。
【0018】これらの発明特定事項により、吸込調節手
段(21)が第1吸込口(20a) と第2吸込口(20b) との空気
吸い込み量を調節し、吸入空気温度を所定状態に維持す
る。
【0019】また、請求項6記載の発明が講じた手段
は、請求項3記載の発明において、熱回収室内ユニット
(10a) は、吸入空気及び調和空気が流れる空気通路(13)
が形成され、該空気通路(13)には、上下方向に第1空気
通路(13a) と第2空気通路(13b) とが区画形成され、該
第1空気通路(13a) と第2空気通路(13b) には、室内熱
交換器(12a) が設けられると共に、室内ファン(11)が設
けられる一方、上記第1空気通路(13a) には、室内空気
を吸い込み熱回収処理した後の調和空気を室内に吹き出
すように第1吸込口(20a) 及び第1吹出口(30a) が連通
し、上記第2空気通路(13b) には、排出空気を吸い込み
熱回収処理した後の調和空気を室外に吹き出すように第
2吸込口(20b) と第2吹出口(30b) が連通している。
【0020】これらの発明特定事項により、室内空気を
吸い込み熱回収処理した後の調和空気は全て室内へ吹き
出し、排出空気を吸い込み熱回収処理した後の調和空気
は全て室外へ吹き出すことになり、室内空気と排出空気
は熱回収処理によって混合しないため、室内空気の汚れ
が防止される。
【0021】また、請求項7記載の発明が講じた手段
は、請求項3記載の発明において、熱回収室内ユニット
(10a) は、吸入空気及び処理空気が流れる空気通路(13)
が形成され、該空気通路(13)には、幅方向に第1空気通
路(13a) と第2空気通路(13b)とが区画形成されれ、該
第1空気通路(13a) にと第2空気通路(13b) には、室内
熱交換器(12a) が設けられると共に、室内ファン(11)が
設けられる一方、上記第1空気通路(13a) には、室内空
気を吸い込み熱回収処理した後の調和空気を室内に吹き
出すように第1吸込口(20a) 及び第1吹出口(30a) が連
通し、上記第2空気通路(13b) には、排出空気を吸い込
み熱回収処理した後の調和空気を室外に吹き出すように
第2吸込口(20b) 及び第2吹出口(30b) が連通してい
る。
【0022】これらの発明特定事項により、請求項6に
係る発明の場合と同様に、室内空気を吸い込み熱回収処
理した後の調和空気は全て室内へ吹き出し、排出空気を
吸い込み熱回収処理した後の調和空気は全て室外へ吹き
出すことになり、室内空気と排出空気は熱回収処理によ
って混合しないため、室内空気の汚れが防止される。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、以下の
ような効果が発揮される。
【0024】請求項1記載の発明によれば、調和空気を
室内にだけでなく室外へも吹き出すことができる。この
ため、冷房要求がない場合、熱回収室内ユニット(10a)
の運転を停止することなく、吹出調節手段(31)よって上
記調和空気を室外側へより多く吹き出すよう調節するこ
とができるので、熱回収運転を行うと同時に在室者の運
転要求にも対応することができる。その結果、常にエネ
ルギーの有効利用を図ることができる。
【0025】また、請求項2記載の発明によれば、調和
空気を室外へ排出するのに既設の排気手段(55)を利用す
るようにしたために、壁の穴開け作業などが不要とな
り、既存建物などにも容易に取り付けることができる。
【0026】また、請求項3記載の発明によれば、排気
手段(55)の排出空気を吸い込むようにしたために、厨房
(50)等の排出空気から熱回収を行うことができるので、
室内空気に比してより多量の熱を回収することができ
る。
【0027】また、請求項4記載の発明によれば、外気
を吸い込むようにしているので、すきま風の発生を確実
に抑制することができる。つまり、従来は、排気手段(5
5)によって室内空気を排気した場合には室内の気圧が室
外の気圧よりも低くなり、すきま風が発生するという問
題が生じていたが、本発明では、外気の導入によって、
室内の気圧と室外の気圧とを均一にすることができるの
で、すきま風の発生を防ぐことができ、更には、清浄な
空気を室内に供給することができるので、快適性の向上
を図ることができる。
【0028】また、室内に調理コンロ等の発熱源がある
場合には室内空気温度は屋外空気温度よりも高いと考え
られるため、中間期や冷房要求時には屋外空気の導入に
よっても冷房効果を得ることができるので、省エネルギ
ー化を図ることができる。
【0029】また、請求項5記載の発明によれば、熱回
収室内ユニット(10a) において、室内空気と室外空気と
を吸い込むことができる。このため、吸入空気の温度を
検出する温度検出手段(Th)の検出温度に基づいて上記2
種類の吸込空気の吸込量の割合を調節することができる
ので、運転状態にあわせて吸込空気温度を所定温度に維
持することができる。この結果、システムを安定的に運
転をすることができるので、信頼性を向上させることが
できる。
【0030】また、請求項6及び7記載の発明によれ
ば、室内空気が流れる第1空気通路(13a) と、排気手段
(55)の排出空気が流れる第2空気通路(13b) とを形成す
るようにしたために、調理時などにおける排出空気に油
滴が多く含まれる場合、排出空気を熱回収処理した調和
空気を全て室外へ吹き出すことができるので、室内空気
の汚れを確実に防止することができる。
【0031】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0032】図1は、本発明の熱回収型空気調和装置の
冷媒回路(1) を示している。
【0033】該熱回収型空気調和装置は、1台の室外ユ
ニット(40)と、熱回収室内ユニットとしての第1室内ユ
ニット(10a) と、第2室内ユニット(10b) とを備えて熱
回収運転が可能に構成されており、例えば、図2に示す
ように、飲食店に設置され、室外ユニット(40)が室外に
設置される一方、第1室内ユニット(10a) は厨房(50)に
設置され、第2室内ユニット(10b) が客室(51)に設置さ
れている。
【0034】上記室外ユニット(40)は室外側回路(41)を
備え、該室外側回路(41)は、圧縮機(42)と四路切換弁(4
4)と室外熱交換器(43)とが冷媒配管によって接続されて
成り、冷媒の循環方向が可逆となるよう構成されてい
る。
【0035】上記第1室内ユニット(10a) 及び第2室内
ユニット(10b) は、それぞれ同一構成の室内側回路(15
a,15b) を備え、該室内側回路(15a,15b) は、膨脹機構
である電動膨張弁(16a,16b) と室内熱交換器(12a,12b)
とが冷媒配管によって接続されて成る。
【0036】そして、上記室外側回路(41)には第1室内
側回路(15a) 及び第2室内側回路(15b) が順に直列に接
続されて閉回路の主冷媒回路(2) が構成されている。具
体的に、上記圧縮機(42)と四路切換弁(44)と室外熱交換
器(43)と第1電動膨張弁(16a) と第1室内熱交換器(12
a) と第2電動膨張弁(16b) と第2室内熱交換器(12b)と
が順に接続されている。
【0037】また、上記冷媒回路(1) には室外バイパス
路(45)が設けられている。
【0038】該室外バイパス路(45)は、室外ユニット(4
0)に設けられ、その一端が四路切換弁(44)と室外熱交換
器(43)との間に、他端が室外熱交換器(43)と第1電動膨
張弁(16a) との間にそれぞれ接続されている。さらに、
該室外バイパス路(45)の、四路切換弁(44)と室外熱交換
器(43)との間の一端は三方比例弁(46)を介して主冷媒回
路(2) に接続されており、該三方比例弁(46)はバイパス
量を制御するように構成されている。
【0039】そして、熱回収運転時には、室外熱交換器
(43)は用いず、第1室内熱交換器(12a) が蒸発器に、第
2室内熱交換器(12b) が凝縮器になる。
【0040】尚、上記室外熱交換器(43)及び両室内熱交
換器(12a,12b) はそれぞれ図示しないファンを備え、該
ファンにはそれぞれ図示しないファンモータが連結され
ている。
【0041】上記第1室内ユニット(10a) は、図3及び
図4に示すように、矩形状の箱形に形成されたケーシン
グ(17)に第1室内熱交換器(12a) 及び室内ファン(11)が
収納されて形成され天井吊り下げ型に構成されている。
【0042】上記ケーシング(17)の下面には、一側部に
第1吸込口(20a) が形成されると共に、他側部に第1吹
出口(30a) が形成され、ケーシング(17)の内部が空気通
路(13)に形成されている。そして、上記第1吸込口(20
a) 及び第1吹出口(30a) は、それぞれ室内に開口し、
第1吸込口(20a) より室内空気を吸い込む一方、第1吹
出口(30a) より調和空気を吹き出す。
【0043】更に、上記ケーシング(17)の背面には、第
2吹出口(30b) が形成され、該第2吹出口(30b) には吹
出ダクト(32)が接続されている。該吹出ダクト(32)は、
建物の側壁を貫通して室外に延長され、外端が排気口(3
4)に形成されている。
【0044】上記ケーシング(17)の内部には、吹出ダン
パ(31)が設けられている。該吹出ダンパ(31)は、一端が
ケーシング(17)に回動自在に取り付けられ、第1吹出口
(30a) の全閉状態から第2吹出口(30b) の全閉状態まで
回動し、第1吹出口(30a) から室内に吹き出す調和空気
量と第2吹出口(30b) から室外に吹き出す調和空気量と
の割合を調節する吹出調節手段(31)を構成している。
【0045】−運転動作− 次に、上述した熱回収型空気調和装置の運転動作につい
て説明する。
【0046】先ず、冷媒循環動作について説明すると、
熱回収運転では、四路切換弁(44)が図1の実線に切り換
えられ、三方比例弁(46)が室外バイパス路(45)側へ切り
換えられる一方、第1電動膨張弁(16a) が全開に制御さ
れる。
【0047】そして、圧縮機(42)から吐出した高温高圧
の冷媒は、第2室内熱交換器(12b)で全冷媒が凝縮して
客室(51)を暖房し、第2電動膨張弁(16b) で減圧され、
第1室内熱交換器(12a) で蒸発して厨房(50)を冷房し、
ガス冷媒は室外熱交換器(43)をバイパスして圧縮機(42)
に戻り、この循環を繰り返す。
【0048】また、上述の熱回収運転の状態において、
三方比例弁(46)を主冷媒回路(2) 側へ切り換えても熱回
収運転を行うことができる。
【0049】このとき、圧縮機(42)から吐出した冷媒
は、第2室内熱交換器(12b) で全冷媒が凝縮し、第2電
動膨張弁(16b) で減圧された後、第1室内熱交換器(12
a) 及び室外熱交換器(43)で蒸発し、このガス冷媒が圧
縮機(11)に戻って、この循環を繰り返す。
【0050】また、通常の暖房運転では、四路切換弁(4
4)が図1の実線に切り換えられ、三方比例弁(46)が主冷
媒回路(2) 側へ切り換えられる一方、第1電動膨張弁(2
1a)の開度が過冷却度制御される。
【0051】そして、圧縮機(42)から吐出した冷媒は、
第2室内熱交換器(12b) 及び第1室内熱交換器(12a) で
凝縮し、第1電動膨張弁(16a) で減圧された後、室外熱
交換器(43)で蒸発し、このガス冷媒が圧縮機(11)に戻っ
て、この循環を繰り返す。
【0052】また、通常の冷房運転では、四路切換弁(4
4)が図1の破線に切り換えられ、三方比例弁(46)が主冷
媒回路(2) 側へ切り換えられる一方、第1電動膨張弁(1
6a)の開度が過熱度制御される。
【0053】そして、圧縮機(42)から吐出した冷媒は、
室外熱交換器(43)で凝縮し、第1電動膨張弁(16a) で減
圧された後、第1室内熱交換器(12a) 及び第2室内熱交
換器(12b) で蒸発し、このガス冷媒が圧縮機(42)に戻っ
て、この循環を繰り返す。
【0054】また、厨房(50)側では暖房、客室(51)側で
は冷房となる冷暖同時運転では、四路切換弁(44)が図1
の破線に切り換えられ、三方比例弁(46)が室外バイパス
路(45)側へ切り換えられる一方、第1電動膨張弁(16a)
が全開に制御される。
【0055】そして、圧縮機(42)から吐出した冷媒は、
室外熱交換器(43)をバイパスし、第1室内熱交換器(12
a) で凝縮し、第2電動膨張弁(16b) で減圧された後、
第2室内熱交換器(12b) で蒸発し、このガス冷媒が圧縮
機(42)に戻って、この循環を繰り返す。
【0056】また、上述の冷暖同時運転の状態におい
て、三方比例弁(46)を主冷媒回路(2)側へ切り換えて
も冷暖同時運転を行うことができる。
【0057】このとき、圧縮機(42)から吐出した冷
媒は、室外熱交換器(43)及び第1室内熱交換器(12a) で
凝縮し、第2電動膨張弁(16b) で減圧された後、第2室
内熱交換器(12b) で蒸発し、このガス冷媒が圧縮機(42)
に戻り、この循環を繰り返す。
【0058】次に、本発明の特徴とする熱回収運転時に
おける、第1室内ユニット(10a) の運転動作について説
明する。
【0059】先ず、室内ファン(11)を駆動すると、室内
空気は第1吸込口(20a) から吸い込まれ、該室内空気は
第1室内熱交換器(12a) で冷却されて低温の調和空気が
生成される。
【0060】この調和空気は、ケーシング(17)内の空気
通路(13)を流れ、第1吹出口(30a)又は第2吹出口(30b)
より吹き出す。つまり、吹出ダンパ(31)が第2吹出口
(30b) を全閉にしている状態では、調和空気は全て第1
吹出口(30a) から室内に吹き出す一方、上記吹出ダンパ
(31)が第1吹出口(30a) を全閉にしている状態では、調
和空気は全て第2吹出口(30b) から吹出ダクト(32)を経
て室外に吹き出す。
【0061】また、上記吹出ダンパ(31)が中開位置にあ
る場合、室内と室外とに吹き出す調和空気量が所定の割
合に分配される。
【0062】−実施形態1の効果− 従って、本実施形態1によれば、以下のような効果が発
揮される。
【0063】つまり、上記調和空気を室内にだけでなく
室外へも吹き出すようにしたため、冷房要求がない場
合、第1室内ユニット(10a) の運転を停止することな
く、吹出ダンパ(31)を調節し上記調和空気を室外側へよ
り多く吹き出すよう調節することができる。これによっ
て、熱回収運転を行うと同時に在室者の運転要求にも対
応することができ、常にエネルギーの有効利用を図るこ
とができる。
【0064】
【発明の実施の形態2】本発明の第2の実施形態につい
て、図5及び図6に基づいて説明する。
【0065】本実施形態は、上記第1実施形態における
第1室内ユニット(10a) が、調和空気を直接室外へ排出
するのに代わり、第2吹出口(30b) がレンジフード(56)
に接続されたものである。
【0066】つまり、上記レンジフード(56)は、調理コ
ンロ(52)の上方に配置され、排気ダクト(57)が接続され
ると共に、排気ファン(58)が設けられ、排気手段として
の換気扇(55)が構成されている。
【0067】一方、上記第1室内ユニット(10a) のケー
シング(17)には、下面に第1吸込口(20a) が形成される
と共に、前面に吹出ダクト(32)が接続されている。該吹
出ダクト(32)は途中から第1ダクト(33a) と第2ダクト
(33b) とに分岐され、第1ダクト(33a) の一端は室内に
開口して第1吹出口(30a) に形成される一方、第2ダク
ト(33b) の一端は第2吹出口(30b) に形成されると共
に、該第2吹出口(30b)がレンジフード(56)に接続され
ている。
【0068】上記吹出ダクト(32)が第1ダクト(33a) と
第2ダクト(33b) とに分岐する部分には、吹出ダンパ(3
1)が設けられている。該吹出ダンパ(31)は、一端が吹出
ダクト(32)に回動自在に取り付けられ、第1ダクト(33
a) の全閉状態から第2ダクト(33b) の全閉状態まで回
動し、第1ダクト(33a) から室内に吹き出す調和空気量
と第2ダクト(33b) からレンジフード(56)内に吹き出す
調和空気量との割合を調節する吹出調節手段(31)を構成
している。
【0069】−運転動作− 次に、本発明の特徴とする熱回収運転時における、第1
室内ユニット(10a) の運転動作について説明する。
【0070】先ず、室内ファン(11)を駆動すると、室内
空気は第1吸込口(20a) から吸い込まれ、該室内空気は
第1室内熱交換器(12a) で冷却されて低温の調和空気が
生成される。
【0071】この調和空気は、ケーシング(17)内の空気
通路(13)を流れ、吹出ダクト(32)を経て、第1吹出口(3
0a) 又は第2吹出口(30b) より吹き出す。つまり、吹出
ダンパ(31)が第2ダクト(33b) を全閉にしている状態で
は、調和空気は全て第1ダクト(33a) を経て第1吹出口
(30a) から室内に吹き出す一方、上記吹出ダンパ(31)が
第1ダクト(33a) を全閉にしている状態では、調和空気
は全て第2ダクト(33b) を経て第2吹出口(30b) からレ
ンジフード(56)に吹き出し、排気ファン(58)により室外
に排出される。
【0072】また、上記吹出ダンパ(31)が中開位置にあ
る場合、室内とレンジフード(56)とに吹き出す調和空気
量が所定の割合に分配される。
【0073】−実施形態2の効果− 従って、本実施形態2によれば、実施形態1と同様の効
果が発揮されると共に、以下のような効果が発揮され
る。
【0074】つまり、調和空気を室外へ排出するのに既
設の換気扇(55)を利用するようにしたために、壁の穴開
け作業などが不要となり、既存建物などにも容易に取り
付けることができる。
【0075】
【発明の実施の形態3】本発明の第3の実施形態につい
て、図7及び図8に基づいて説明する。
【0076】本実施形態は、実施形態1における第1室
内ユニット(10a) に、換気扇(55)による排出空気を吸い
込む第2吸込口(20b) を付加したものである。
【0077】つまり、上記ケーシング(17)の前面には第
2吸込口(20b) が形成され、該第2吸込口(20b) には吸
込ダクト(22)が接続されると共に、該吸込ダクト(22)の
一端は、排気手段としての換気扇(55)のレンジフード(5
6)に接続され、第1室内ユニット(10a) は、換気扇(55)
により室外へ排気される排出空気を吸い込む。
【0078】また、上記ケーシング(17)の内部には吸込
ダンパ(21)と温度センサ(Th)とが設けられている。該吸
込ダンパ(21)は、一端がケーシング(17)に回動自在に取
り付けられ、第1吸込口(20a) の全閉状態から第2吸込
口(20b) の全閉状態まで回動し、第1吸込口(20a) から
吸い込む室内空気量と第2吸込口(20b) から吸い込む排
出空気量との割合を調節する吸込調節手段を構成してい
る。
【0079】一方、該温度センサ(Th)は、ケーシング(1
7)内の空気通路(13)に取り付けられ、室内ファン(11)の
下流でかつ第1室内熱交換器(12a) の上流に配置され、
第1室内熱交換器(12a) へ供給される前の吸込空気の温
度を検出する温度検出手段を構成している。
【0080】そして、上記吸込ダンパ(21)は、温度セン
サ(Th)が検出した吸込空気温度に基づいて、該吸込空気
温度が所定値になるように室内空気量と排出空気量との
割合を調節している。
【0081】−運転動作− 次に、本発明の特徴とする熱回収運転時における、第1
室内ユニット(10a) の運転動作について説明する。
【0082】先ず、室内ファン(11)を駆動すると、第1
吸込口(20a) からは室内空気が、また第2吸込口(20b)
からは排出空気がそれぞれ吸い込まれ、この吸込空気は
第1室内熱交換器(12a) で冷却されて低温の調和空気が
生成される。そして、この調和空気では、ケーシング(1
7)内の空気通路(13)を流れ、第1吹出口(30a) 又は第2
吹出口(30b) より吹き出す。
【0083】このとき、吸込ダンパ(21)が第2吸込口(2
0b) を全閉にしている状態では、第1室内ユニット(10
a) に吸い込まれる空気は全て室内空気となる一方、上
記吸込ダンパ(21)が第1吸込口(20a) を全閉にしている
状態では、第1室内ユニット(10a) に吸い込まれる空気
は全て排出空気となる。
【0084】また、上記吸込ダンパ(21)が中開位置にあ
る場合、室内空気と排出空気との吸込量が所定の割合に
分配されると共に、上記温度センサ(Th)の検出温度に基
づいて該吸込ダンパ(21)の位置を制御することにより、
室内空気と排出空気との吸込量を調節し、吸込空気温度
を所定状態に維持する。
【0085】また、実施形態1における運転動作と同様
に、上記吹出ダンパ(31)により、室内と室外とに吹き出
す調和空気量が所定の割合に分配される。
【0086】−実施形態3の効果− 従って、本実施形態3によれば、実施形態1と同様の効
果が発揮されると共に、以下のような効果が発揮され
る。
【0087】つまり、換気扇(55)により室外へ排気され
る排出空気を吸い込むようにしたために、厨房(50)等の
排出空気から熱回収を行うことができるので、室内空気
に比してより多量の熱を回収することができる。
【0088】また、吸入空気の温度を検出する温度検出
手段(Th)の検出温度に基づいて室内空気と排出空気との
吸込量の割合を調節することができるので、運転状態に
あわせて吸込空気温度を所定温度に維持することができ
る。この結果、圧縮機の吸入冷媒圧力を高くすることが
できるので、熱回収効率の向上を図ることができる。
【0089】
【発明の実施の形態4】本発明の第4の実施形態につい
て、図9及び図10に基づいて説明する。
【0090】本実施形態は、実施形態1における第1室
内ユニット(10a) に、外気を吸い込む第2吸込口(20b)
を付加したものである。
【0091】つまり、上記ケーシング(17)の背面には第
2吸込口(20b) が形成され、該第2吸込口(20b) には吸
込ダクト(22)が接続されている。該吸込ダクト(22)は、
建物の側壁を貫通して室外に延長され、外端が吸気口(2
4)に形成されている。
【0092】また、実施形態1とは異なり、第1吸込口
(20a) がケーシング(17)の前面に設けられているが、そ
の作用は実施形態1のものと同様である。
【0093】更に、上記ケーシング(17)の内部には吸込
ダンパ(21)と温度センサ(Th)とが設けられている。該吸
込ダンパ(21)は、一端がケーシング(17)に回動自在に取
り付けられ、第1吸込口(20a) の全閉状態から第2吸込
口(20b) の全閉状態まで回動し、第1吸込口(20a) から
吸い込む室内空気量と第2吸込口(20b) から吸い込む室
外空気量との割合を調節する吸込調節手段(21)を構成し
ている。
【0094】一方、該温度センサ(Th)は、ケーシング(1
7)内の空気通路(13)に取り付けられ、室内ファン(11)の
下流でかつ第1室内熱交換器(12a) の上流に配置され、
第1室内熱交換器(12a) へ供給される前の吸込空気の温
度を検出する温度検出手段を構成している。
【0095】そして、上記吸込ダンパ(21)は、温度セン
サ(Th)が検出した吸込空気温度に基づいて、該吸込空気
温度が所定値になるように室内空気量と室外空気量とを
調節している。
【0096】−運転動作− 次に、本発明の特徴とする熱回収運転時における、第1
室内ユニット(10a) の運転動作について説明する。
【0097】先ず、室内ファン(11)を駆動すると、第1
吸込口(20a) からは室内空気が、また第2吸込口(20b)
からは室外空気がそれぞれ吸い込まれ、この吸込空気は
第1室内熱交換器(12a) で冷却されて低温の調和空気が
生成される。そして、この調和空気は、ケーシング(17)
内の空気通路(13)を流れ、第1吹出口(30a) 又は第2吹
出口(30b) より吹き出す。
【0098】このとき、吸込ダンパ(21)が第2吸込口(2
0b) を全閉にしている状態では、第1室内ユニット(10
a) に吸い込まれる空気は全て室内空気となる一方、上
記吸込ダンパ(21)が第1吸込口(20a) を全閉にしている
状態では、第1室内ユニット(10a) に吸い込まれる空気
は全て室外空気となる。
【0099】また、上記吸込ダンパ(21)が中開位置にあ
る場合、室内空気と室外空気との吸込量が所定の割合に
分配されると共に、上記温度センサ(Th)の検出温度に基
づいて該吸込ダンパ(21)の位置を制御することにより、
室内空気と室外空気との吸込量を調節し、吸込空気温度
を所定状態に維持する。
【0100】また、実施形態1における運転動作と同様
に、上記吹出ダンパ(31)により、室内と室外とに吹き出
す調和空気量が所定の割合に分配される。
【0101】−実施形態4の効果− 従って、本実施形態4によれば、実施形態1と同様の効
果が発揮されると共に、以下のような効果が発揮され
る。
【0102】つまり、外気を吸い込むようにしたため、
清浄な空気を室内に供給することができるので、快適性
が向上する。また、室内に調理コンロ等の発熱源がある
場合には室内空気温度は屋外空気温度よりも高いと考え
られるため、中間期や冷房要求時には屋外空気の導入に
よっても冷房効果を得ることができるので、省エネルギ
ー化を図ることができる。さらには、従来は、換気扇等
によって室内空気を排気した場合には室内の気圧が室外
の気圧よりも低くなり、すきま風が発生するという問題
が生じていたが、外気の導入によって、室内の気圧と室
外の気圧とを均一にすることが可能となり、すきま風の
発生を防ぐことができる。
【0103】
【発明の実施の形態5】本発明の第5の実施形態につい
て、図11及び図12に基づいて説明する。
【0104】尚、本実施形態における空気調和装置の冷
媒回路(1) は実施形態1のものと同じ構成であり、その
動作も同様である。また、室内ユニットの設置場所も実
施形態1と同様であり、第1室内ユニット(10a) は厨房
(50)に、また第2室内ユニット(10b) は客室(51)に設置
されている。
【0105】上記第1室内ユニット(10a) は、図11及
び図12に示すように、矩形状の箱形に形成されたケー
シング(17)に第1室内熱交換器(12a) 及びクロスフロー
型の室内ファン(11)が収納されて形成され天井吊り下げ
型に構成されている。
【0106】上記ケーシング(17)内には空気通路(13)が
形成され、該空気通路(13)には第1室内熱交換器(12a)
が設けられ、また該第1室内熱交換器(12a) の下流に室
内ファン(11)が設けられる一方、該室内ファン(11)には
図示しないファンモータが連結される。
【0107】上記空気通路(13)は、室内ファン(11)の上
流部において、仕切板(18)によって上下方向に2つの空
気通路(13a,13b) が区画形成されており、上側が排出空
気通路(13b) に、下側が室内空気通路(13a) に構成さ
れ、両空気通路(13a,13b) に亘って第1室内熱交換器(1
2a) が設けられている。また、上記空気通路(13)は、室
内ファン(11)下流部においては、1つの出口側空気通路
(13c) に形成されている。
【0108】上記室内空気通路(13a) には、ケーシング
(17)の下面より第1吸込ダクト(22a) が接続され、該第
1吸込ダクト(22a) の一端は室内に開口して、第1吸込
口(20a) を構成すると共に、室内空気を吸い込むように
構成されている。また、上記排出空気通路(13b) には、
ケーシング(17)の前面方向より第2吸込ダクト(22b)が
接続され、該第2吸込ダクト(22b) の一端はレンジフー
ド(56)に開口して、第2吸込口(20b) を構成すると共
に、排気手段(55)により室外へ排気される排出空気を吸
い込むように構成されている。
【0109】上記出口側空気通路(13c) には、ケーシン
グ(17)の背面方向より第1吹出ダクト(32a) と第2吹出
ダクト(32b) とが接続されている。該第1吹出ダクト(3
2a)は、主に出口側空気通路(13c) の下部を流れる空気
を吸い込むよう配置されると共に、その一端は室内に開
口されて第1吹出口(30a) を構成し、調和空気を室内に
吹き出す。また、該第2吹出ダクト(32b) は、主に出口
側空気通路(13c) の上部を流れる空気を吸い込むよう配
置されて第2吹出口(30b) を構成し、調和空気を室外に
吹き出す。
【0110】上記室内ファン(11)は、室内空気通路(13
a) と排気空気通路(13b) との合流部に配置され、室内
空気通路(13a) から吸い込まれた室内空気を第1吹出ダ
クト(32a) に、排出空気通路(13b) から吸い込まれた排
出空気を第2吹出ダクト(32b)に導くよう構成されてい
る。
【0111】上記第1吹出ダクト(32a) には、バタフラ
イ・バルブ型の吹出ダンパ(31)が設けられており、該第
1吹出ダクト(32a) の全開状態から全閉状態まで回動
し、第1吹出ダクト(32a) を経て室内に吹き出す調和空
気量と、第2吹出ダクト(32b)を経て室外に吹き出す調
和空気量との割合を調節する吹出調節手段を構成してい
る。
【0112】−運転動作− 次に、本発明の特徴とする熱回収運転時における、第1
室内ユニット(10a) の運転動作について説明する。
【0113】先ず、室内ファン(11)を駆動すると、第1
吸込口(20a) からは室内空気が、また第2吸込口(20b)
からは排出空気がそれぞれ吸い込まれる。そして、室内
空気は室内空気通路(13a) を、また排出空気は排出空気
通路(13b) をそれぞれ流れて第1室内熱交換器(12a) に
至り、該第1室内熱交換器(12a) で冷却されて低温の調
和空気が生成される。ここで、クロスフロー型ファンに
は、その半径方向には空気はほとんど混合しないという
性質がある。このため、室内空気を冷却して生成した調
和空気は、出口側空気通路(13c) の下部をを流れ、第1
吹出ダクト(32a) を経て、第1吹出口(30a) より室内へ
吹き出され、一方、排出空気を冷却して生成した調和空
気は、出口側空気通路(13c) の上部を流れ、第2吹出ダ
クト(32b) を経て、第2吹出口(30b) より室外へ吹き出
されるこのとき、吸込ダンパ(21)が第1吹出ダクト(32
a) を全開にしている状態では、調和空気室内空気より
生成した調和空気は室内へ吹き出す一方、上記吸込ダン
パ(21)が第1吹出ダクト(32a) を全閉にしている状態で
は、調和空気は全て室外へ吹き出す −実施形態5の効果− 従って本実施形態5によれば、以下のような効果が発揮
される。
【0114】つまり、上記調和空気を室内にだけでなく
室外へも吹き出すようにしたため、冷房要求がない場
合、第1室内ユニット(10a) の運転を停止することな
く、吹出ダンパ(31)を調節し上記調和空気を室外側へよ
り多く吹き出すよう調節することができる。これによっ
て、熱回収運転を行うと同時に在室者の運転要求にも対
応することができ、常にエネルギーの有効利用を図るこ
とができる。
【0115】また、排気手段(55)により室外へ排気され
る排出空気を吸い込むようにしたために、厨房(50)等の
排出空気から熱回収を行うことができるので、室内空気
に比してより多量の熱を回収することができる。
【0116】また、室内空気が流れる室内空気通路(13
a) と、排出空気が流れる排出空気通路(13b) とを形成
するようにしたために、調理時などにおける排出空気に
油滴が多く含まれる場合、排出空気を熱回収処理した上
記調和空気は全て室外へ吹き出すことができるので、室
内空気の汚れを確実に防止することができる。
【0117】
【発明の実施の形態6】本発明の第6の実施形態につい
て、図13及び図14に基づいて説明する。
【0118】尚、本実施形態における空気調和装置の冷
媒回路(1) は実施形態1のものと同じ構成であり、その
動作も同様である。また、室内ユニットの設置場所も実
施形態1と同様であり、第1室内ユニット(10a) は厨房
(50)に、また第2室内ユニット(10b) は客室(51)に設置
されている。
【0119】上記第1室内ユニット(10a) は、図11及
び図12に示すように、矩形状の箱形に形成されたケー
シング(17)に第1室内熱交換器(12a) が収納されて形成
され天井吊り下げ型に構成されている。
【0120】上記ケーシング(17)内の空気通路(13)に
は、幅方向に左右の室内空気通路(13a) と中央の排出空
気通路(13b) とが仕切板(18)によって区画形成されると
共に、第1室内熱交換器(12a) が各空気通路(13a,13b)
を横断して設けられている。
【0121】該室内空気通路(13a) 及び排出空気通路(1
3b) には、第1室内熱交換器(12a)の上流に、ぞれぞれ
第1室内ファンユニット(11a) 及び第2室内ファンユニ
ット(11b) が設けられ、両室内ファンユニットには図示
しない室内ファン及びファンモータが設けられ、該室内
ファンには該ファンモータが連結されている。
【0122】上記第1ファンユニットには第1吸込ダク
ト(22a) が接続され、上記第2ファンユニットには第2
吸込ダクト(22b) が接続されている。
【0123】上記第1吸込ダクト(22a) は、上記ケーシ
ング(17)の下面よりケーシング(17)内に挿入され、その
一端は、室内に開口して第1吸込口(20a) を構成し、室
内空気を吸い込む。また、上記第2吸込ダクト(22b)
は、上記ケーシング(17)の前面よりケーシング(17)内に
挿入され、その一端はレンジフード(56)に開口して第2
吸込口(20b) を構成し、排気手段(55)により室外へ排気
される排出空気を吸い込む。
【0124】上記室内空気通路(13a) における第1室内
熱交換器(12a) の下流には第1吹出ダクト(32a) が設け
られ、上記排出空気通路(13b) における第1室内熱交換
器(12a) の下流には第2吹出ダクト(32b) が設けられて
いる。
【0125】上記第1吹出ダクト(32a) は、ケーシング
(17)の背面側より室内空気通路(13a) に接続されると共
に、その一端は室内に開口して第1吹出口(30a) を構成
し、室内に調和空気を吹き出す。また、上記第2吹出ダ
クト(32b) は、ケーシング(17)の背面側より排出空気通
路(13b) に接続されて第2吹出口(30b) を構成し、調和
空気を室外に吹き出す。
【0126】−運転動作− 次に、本発明の特徴とする熱回収運転時における、第1
室内ユニット(10a) の運転動作について説明する。
【0127】先ず、第1室内ファンユニット(11a) を起
動すると、第1吸込口(20a) から室内空気が吸い込まれ
る。そして、該室内空気は室内空気通路(13a) を流れて
第1室内熱交換器(12a) に至り、該第1室内熱交換器(1
2a) で冷却されて低温の調和空気が生成される。その
後、室内空気を冷却して生成した調和空気は、第1吹出
ダクト(32a) を経て、第1吹出口(30a) より室内へ吹き
出される。
【0128】次に、第2室内ファンユニット(11b) を起
動すると、第2吸込口(20b) から排出空気が吸い込まれ
る。そして、排出空気は排出空気通路(13b) を流れて第
1室内熱交換器(12a) に至り、該第1室内熱交換器(12
a) で冷却されて低温の調和空気が生成される。その
後、排出空気を冷却して生成した調和空気は、第2吹出
ダクト(32b) を経て、第2吹出口(30b) より室外へ吹き
出されるつまり、第2室内ファンユニット(11b) は常に
起動しておき、熱回収運転を継続して行うと共に、第1
室内ファンユニット(11a) の送風量を調節することによ
って、室内の冷房要求に対応した運転を行う。
【0129】−実施形態6の効果− 本発明の実施形態6においては、実施形態5の効果と同
様の効果が得られる。
【0130】
【発明のその他の実施の形態】本発明は、上記実施形態
1から実施形態6について、以下のような構成としても
よい。
【0131】先ず、実施形態1において、吹出ダンパ(3
1)と室内ファン(11)と室内熱交換器(12a) とをケーシン
グ(17)に収め一体に構成したが、該吹出ダンパ(31)をケ
ーシング(17)の外に設けて、別体となるよう構成しても
よい。
【0132】また、実施形態2において、吹出ダンパ(3
1)をケーシング(17)の外に設けて、別体となるようにし
たが、該吹出ダンパ(31)をケーシング(17)内に一体に設
けてもよい。
【0133】また、実施形態3又は4において、吸込ダ
ンパ(21)及び吹出ダンパ(31)と室内ファン(11)及び室内
熱交換器(12a) とをケーシング(17)内に一体に設けた
が、該吸込ダンパ(21)及び吹出ダンパ(31)をケーシング
の外に設けて、別体となるよう構成してもよい。
【0134】また、実施形態5においては室内ファン(1
1)としてクロスフローファンを用い、このクロスフロー
ファンは、その半径方向にはファンを通過する際に空気
が混合されにくいという性質を利用して、1つのファン
を用いて構成している。しかし、上記室内空気通路(13
a) と上記排出空気通路(13b) との両方にそれぞれファ
ンを備えてもよいし、また、室内ファン(11)としてクロ
スフローファン以外の形式のファンを用いてもよい。
【0135】また、冷媒回路(1) は、各実施形態に限定
されるものではなく、本発明は、要するに、熱回収する
ことができるものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱回収型空気調和装置の冷媒回路を示
す冷媒回路図である。
【図2】本発明の熱回収型空気調和装置の設置事例であ
る。
【図3】本発明の実施形態1での熱回収室内ユニットの
設置状態を示す設置図である。
【図4】本発明の実施形態1での熱回収室内ユニットの
拡大図である。
【図5】本発明の実施形態2での熱回収室内ユニットの
設置状態を示す設置図である。
【図6】本発明の実施形態2での熱回収室内ユニットの
拡大図である。
【図7】本発明の実施形態3での熱回収室内ユニットの
設置状態を示す設置図である。
【図8】本発明の実施形態3での熱回収室内ユニットの
拡大図である。
【図9】本発明の実施形態4での熱回収室内ユニットの
設置状態を示す設置図である。
【図10】本発明の実施形態4での熱回収室内ユニット
の拡大図である。
【図11】本発明の実施形態5での熱回収室内ユニット
の上面図である。
【図12】本発明の実施形態5での熱回収室内ユニット
の側面図である。
【図13】本発明の実施形態6での熱回収室内ユニット
の上面図である。
【図14】本発明の実施形態6での熱回収室内ユニット
の側面図である。
【符号の説明】
(1) 冷媒回路 (10a) 第1室内ユニット(熱回収室内ユニット) (10b) 第2室内ユニット (11) 室内ファン (12a) ,(12b) 室内熱交換器 (13) 空気通路 (13a) 室内空気通路(第1空気通路) (13b) 排出空気通路(第2空気通路) (20a) 第1吸込口 (吸込口) (20b) 第2吸込口 (30a) 第1吹出口 (30b) 第2吹出口 (21) 吸込ダンパ(吸込調節手段) (31) 吹出ダンパ(吹出調節手段) (55) 換気扇 (排気手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の室内熱交換器(12a,12b) を備えた
    冷媒回路(1) が形成される一方、上記各室内熱交換器(1
    2a,12b) を収納した複数の室内ユニット(10a,10b) のう
    ち少なくとも1台の室内ユニット(10a) は、室内空気の
    排熱を回収する熱回収室内ユニット(10a) に構成されて
    いる熱回収型空気調和装置において、 上記熱回収室内ユニット(10a) は、 室内空気を吸い込むための吸込口(20a) と、 該吸込口(20a) から吸い込んだ吸入空気を室内熱交換器
    (12a) で熱回収した後の調和空気を室内に吹き出すため
    の第1吹出口(30a) と、 上記調和空気を室外に吹き出すための第2吹出口(30b)
    と、 上記第1吹出口(30a) と第2吹出口(30b) との空気吹き
    出し割合を調節するための吹出調節手段(31)とが設けら
    れていることを特徴とする熱回収型空気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の熱回収型空気調和装置に
    おいて、 第2吹出口(30b) は、室内空気を排気するための排気手
    段(55)に開口していることを特徴とする熱回収型空気調
    和装置。
  3. 【請求項3】 複数の室内熱交換器(12a,12b) を備えた
    冷媒回路(1) が形成される一方、上記各室内熱交換器(1
    2a,12b) を収納した複数の室内ユニット(10a,10b) のう
    ち少なくとも1台の室内ユニットは、室内空気の排熱を
    回収する熱回収室内ユニット(10a) に構成されている熱
    回収型空気調和装置において、 上記熱回収室内ユニット(10a) は、 室内空気を吸い込むための第1吸込口(20a) と、 室内空気を排気するための排気手段(55)に開口して排出
    空気を吸い込むための第2吸込口(20b) と、 上記第1吸込口(20a) 及び第2吸込口(20b) から吸い込
    んだ吸入空気を室内熱交換器(12a) で熱回収した後の調
    和空気を室内に吹き出すための第1吹出口(30a) と、 上記調和空気を室外に吹き出すための第2吹出口(30b)
    と、 上記第1吹出口(30a) と第2吹出口(30b) との空気吹き
    出し割合を調節するための吹出調節手段(31)とが設けら
    れていることを特徴とする熱回収型空気調和装置。
  4. 【請求項4】 複数の室内熱交換器(12a,12b) を備えた
    冷媒回路(1) が形成される一方、上記各室内熱交換器(1
    2a,12b) を収納した複数の室内ユニットのうち少なくと
    も1台の室内ユニットは、室内空気の排熱を回収する熱
    回収室内ユニット(10a) に構成されている熱回収型空気
    調和装置において、 上記熱回収室内ユニット(10a) は、 室内空気を吸い込むための第1吸込口(20a) と、 室外空気を吸い込むための第2吸込口(20b) と、 上記第1吸込口(20a) 及び第2吸込口(20b) から吸い込
    んだ吸入空気を室内熱交換器(12a) で熱回収した後の調
    和空気を室内に吹き出すための第1吹出口(30a) と、 上記調和空気を室外に吹き出すための第2吹出口(30b)
    と、 上記第1吹出口(30a) と第2吹出口(30b) との空気吹き
    出し割合を調節するための吹出調節手段(31)とが設けら
    れていることを特徴とする空気調和装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の熱回収型空気調和
    装置において、 熱回収室内ユニット(10a) には、 第1吸込口(20a) と第2吸込口(20b) との空気吸い込み
    割合を調節するための吸込調節手段(21)と、 第1吸込口(20a) 及び第2吸込口(20b) からの吸入空気
    温度を検出する温度検出手段(Th)とが設けられ、 上記吸込調節手段(21)は、上記温度検出手段(Th)の温度
    信号を受けて吸入空気温度が設定温度になるように第1
    吸込口(20a) と第2吸込口(20b) との空気吸い込み割合
    を調節することを特徴とする熱回収型空気調和装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の空気調和装置において、 熱回収室内ユニット(10a) には、吸入空気及び調和空気
    が流れる空気通路(13)が形成され、 該空気通路(13)には、上下方向に第1空気通路(13a) と
    第2空気通路(13b) とが区画形成され、 該第1空気通路(13a) と第2空気通路(13b) には、室内
    熱交換器(12a) が設けられると共に、室内ファン(11)が
    設けられる一方、 上記第1空気通路(13a) には、室内空気を吸い込み熱回
    収処理した後の調和空気を室内に吹き出すように第1吸
    込口(20a) 及び第1吹出口(30a) が連通し、 上記第2空気通路(13b) には、排出空気を吸い込み熱回
    収処理した後の調和空気を室外に吹き出すように第2吸
    込口(20b) と第2吹出口(30b) が連通していることを特
    徴とする熱回収型空気調和装置。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の空気調和装置において、 熱回収室内ユニット(10a) は、吸入空気及び処理空気が
    流れる空気通路(13)が形成され、 該空気通路(13)には、幅方向に第1空気通路(13a) と第
    2空気通路(13b) とが区画形成され、 該第1空気通路(13a) にと第2空気通路(13b) には、室
    内熱交換器(12a) が設けられると共に、室内ファン(11)
    が設けられる一方、 上記第1空気通路(13a) には、室内空気を吸い込み熱回
    収処理した後の調和空気を室内に吹き出すように第1吸
    込口(20a) 及び第1吹出口(30a) が連通し、 上記第2空気通路(13b) には、排出空気を吸い込み熱回
    収処理した後の調和空気を室外に吹き出すように第2吸
    込口(20b) 及び第2吹出口(30b) が連通していることを
    特徴とする熱回収型空気調和装置。
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