JPH1137513A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH1137513A
JPH1137513A JP18999497A JP18999497A JPH1137513A JP H1137513 A JPH1137513 A JP H1137513A JP 18999497 A JP18999497 A JP 18999497A JP 18999497 A JP18999497 A JP 18999497A JP H1137513 A JPH1137513 A JP H1137513A
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JP
Japan
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air
heat exchangers
refrigerant
conditioned
indoor
Prior art date
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Pending
Application number
JP18999497A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kanai
健 金井
Shintaro Sugimoto
信太郎 杉本
Takahiko Ukuchi
隆彦 宇口
Shinji Kaneko
真司 兼子
Shigeo Tsukue
重男 机
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1137513A publication Critical patent/JPH1137513A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のシステム構成の変更を最小限に抑え
て,簡易かつ容易に被調和室に湿度が低く,かつ,暖か
い空気を送風できるようにする。 【解決手段】 室内熱交換器6a,6bの二次側に,補
助熱交換器57a,57bを設ける。そして,当該補助
熱交換器57a,57bに温水が供給されるようにす
る。この温水は,流量可変弁58a,58bにより調整
可能にする。そして,被調和室に湿度が低く,かつ,暖
かい空気を送風する場合には,冷房サイクルを運転させ
ると共に,流量可変弁58a,58bを開いて,温水を
補助熱交換器57a,57bに供給する。これにより,
室内熱交換器6a,6bにより除湿され冷気となった被
調和空気を当該補助熱交換器57a,57bを介して温
水と熱交換させて暖かくして被調和室に送風するように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,被調和室に湿度が
低く,かつ暖かい空気を送風することが可能な空気調和
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,ヒートポンプを利用して屋内を冷
暖房する空気調和機が提案されている。例えば,特公昭
63−46335号公報においては,室内側熱交換器及
び室内側ファンを具備した室内機,当該室内機と連通ダ
クトにより連通され,圧縮機,室外機側熱交換器,室外
側ファン,外気の取入口である外気吸入口及び外気の吸
気量を調整するダンパを具備した室外機を有した空気調
和機が開示されている。
【0003】そして,ダンパの開閉度を調整することに
より,外気吸引口を介して室外機に吸入される外気の吸
入抵抗を調整して,当該室外機に吸入される外気量を調
整している。この時,室外側ファンは,ダンパの開閉度
と無関係に回転しているので,室外機に吸入される外気
の量が変動すると,当該変動量に対応する分だけ連通ダ
クトを介して室外機に吸入される屋内の空気の量が変動
する。
【0004】このように,吸入された外気は,例えば冷
房時にあっては室外機側熱交換器で圧縮機で圧縮された
高温ガスとなった冷媒と熱交換し凝縮し,当該熱交換し
た冷媒が減圧器により絞られ低温冷媒となって室内熱交
換器で蒸発し被調和空気と熱交換する。これにより被調
和空気は冷されて湿度が低い冷気となって被調和室に送
風される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,被調和
室の温度を一定に保ったまま湿度のみを下げようとした
場合,冷媒の蒸発で低温低湿となった調和空気を再加熱
して送風する必要がある。調和空気の供給量が多い場合
にかかる機能を達成するためには,システム構成を大き
く変更する必要が生じ,コストアップをもたらす問題が
あった。
【0006】そこで本発明は,システム構成の変更を最
小限に抑えながら湿度の低く,かつ,暖かい空気を被調
和室に送風することが可能な空気調和機を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,冷媒を圧縮する圧縮機と,冷媒と外気との熱交換を
行う室外熱交換器と,減圧器と,冷媒と被調和室に送風
する空気との熱交換を行う室内熱交換器とを用いた冷凍
サイクルを具備した空気調和機において,室内熱交換器
の二次側に配設され,温水が供給されて,被調和室に送
風される空気を加熱する加温手段と,冷凍サイクル中の
室外熱交換器と室内熱交換器との間に設けられて,被調
和室から屋外に排出される空気と冷媒との熱交換を行う
熱回収器とを設ける。
【0008】そして,少なくとも被調和室に湿度が低
く,かつ,暖かい空気を送風する場合には,室内熱交換
器の二次側に配設された加温手段に温水を供給して,室
内熱交換器からの冷気を暖めるようにしたことを特徴と
する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本実施の形態にかかる空気調
和機の基本構成を示している。なお,図1の配管路に沿
って示した点線矢印及び実線矢印は,四方切換弁8a,
8bに示した点線流路及び実線流路に対応しており,冷
房サイクルにおいては実線矢印の方向に冷媒が循環し,
暖房サイクルにおいては点線矢印の方向に冷媒が循環す
る。
【0010】空気調和機は,冷媒を圧縮する圧縮機1
a,1b,外気と冷媒との熱交換を行う室外熱交換器2
a,2b,当該室外熱交換器2a,2bに外気を送風す
る室外送風器3a,3b,屋内の換気のために排気され
る空気と冷媒との熱交換を行って,廃熱の再利用を行う
熱回収器4a,4b,電動膨張弁等を用いてなる減圧器
5a,5b,空気調和する各部屋に送風する空気と冷媒
との熱交換を行なう室内熱交換器6a,6b,冷房サイ
クル及び暖房サイクルの冷媒の循環方向を切換える四方
切換弁8a,8b,除湿運転の場合に室内熱交換器で調
和された空気を暖める補助熱交換器57a,57b,該
補助熱交換器57a,57bに流す温水を制御する流量
可変弁58a,58b等を有している。
【0011】なお,圧縮機1a,1bは,運転能力を連
続的に可変できるもの,運転能力を段階的に複数段に変
更できるもの,運転能力の変更ができないもののいずれ
でも本実施の形態の趣旨を変えるものではないので任意
に空気調和機の設置に応じて選択することが可能であ
る。
【0012】また冷凍サイクルに,ストレーナ,マフラ
ー等を設けることも可能であり,その際の配置は一般に
知られている配置を用いることができるので図示省略す
る。
【0013】そして,冷房サイクル時には四方切換弁8
a,8bを切換えることにより,冷媒を圧縮機1a,1
b,室外熱交換器2a,2b,熱回収器4a,4b,減
圧器5a,5b,室内熱交換器6a,6bの順に循環さ
せて冷凍サイクルを形成する。
【0014】このとき被調和室に湿度が低く,かつ,暖
かい空気を送風する場合には,冷房サイクルを運転し,
さらに流量可変弁58a,58bを開いて補助熱交換器
57a,57bに温水を流すことにより,室内熱交換器
6a,6bで冷却された湿度の低い冷気を再加熱して被
調和室に送風するようにする。
【0015】また,暖房サイクル時には四方切換弁8
a,8bを切換えることにより,冷媒を圧縮機1a.1
b,室内熱交換器6a,6b,減圧器5a,5b,熱回
収器4a,4b,室外熱交換器2a,2bの順に循環さ
せる冷凍サイクルを形成する。
【0016】なお,外気温度が低く十分な暖房機能が得
られない場合は,圧縮機1a,1bによるヒートポンプ
サイクルを停止し,流量可変弁58a,58bを開いて
温水による暖房のみとしても良い。さらに暖房時は補助
熱交換器57a,57bによる暖房のみとし,ヒートポ
ンプサイクルを熱回収用にのみ作動させても良い。
【0017】図2は,上記構成の空気調和機を家屋内に
配設して,冷暖房を行う空気調和システムを構成した際
の概念図で,床側に配設された空気調和機と天井側に配
設された空気調和機とからなり,これらの構成は後述す
る吸込みチャンバーの構成が相違する以外は略同じ構成
となっている。
【0018】各空気調和機は,室内機10a,10b,
室外機20a,20b,換気ユニット30,吸込みチャ
ンバー40a,40b,分岐チャンバー50a,50
b,吹出しチャンバー60a,60b等により構成され
ている。
【0019】床側の室内機10aは,階段下のような閉
空間内に配設されて,当該閉空間が吸込みチャンバー4
0aとして作用している。これにより,吸込みチャンバ
ー40aを別途設ける必要が無くなるので,製造コスト
を安価にすることが可能になる。
【0020】なお,本実施の形態においては,吸込みチ
ャンバー40a,40bに外気と室内空気とが冷房サイ
クル及び暖房サイクルを問わず一定比で流入する構成と
なっているが,当該比率を変える必要がある場合には,
吸込みチャンバー40a,40b等にダンパー装置等を
設ければよい。
【0021】室内機10a,10bには,室内熱交換器
6a,6b,減圧器5a,5b,室内送風器7a,7b
等が配設され,また室外機20a,20bには,圧縮機
1a,1b,室外熱交換器2a,2b,室外送風器3
a,3b等が配設されている。
【0022】また換気ユニット30には,熱回収器4
a,4bと屋内の空気を吸入して排気する換気用送風器
31とが設けられている。排気口70の排気トップ71
及び外気取入口80a,80bには,図示しない防虫ネ
ット等が被せてあり,室内に虫等が侵入しないようにな
っている。
【0023】分岐チャンバー50a,50bには,補助
熱交換器57a,57bが配設され,そしてダクト53
a,53bにより室内機10a,10bと接続され,ま
たダクト54a,54b及びダクト55a,55bによ
り吹出チャンバー60a,60bと接続されている。
【0024】次に,空気調和動作を説明する。冷房時に
おいては,四方切換弁8a,8bを切換え,冷媒を図3
の実線矢印方向に循環させてサイクルを形成する。この
時,室外熱交換器2a,2b及び熱回収器4a,4bが
凝縮器として作用し,室内熱交換器6a,6bが蒸発器
として作用する。
【0025】そして,被調和室に冷気を送風するとき
は,流量可変弁58a,58bを閉じて温水が補助熱交
換器57a,57bに供給されないようにして,室内熱
交換器6a,6bで冷された冷気が被調和室に送風され
るようにする。
【0026】一方,被調和室に湿度が低く,かつ,暖か
い空気を送風するときは,流量可変弁58a,58bを
開き,補助熱交換器57a,57bに温水を供給するよ
うにして,室内熱交換器6a,6bからの冷気を当該補
助熱交換器57a,57bで暖めて被調和室に送風す
る。
【0027】また暖房時においては,四方切換弁8a,
8bを切換えて,冷媒を図1に示す点線矢印の方向に循
環させサイクルを形成する。
【0028】即ち,冷媒は圧縮機1a,1bで圧縮され
て高温の冷媒ガスになって室内熱交換器6a,6bに送
られ,当該室内熱交換器6a,6bで各部屋に送風する
空気と熱交換して凝縮し,減圧器5a,5bにより絞ら
れる。そして熱回収器4a,4bで排気される空気と熱
交換し,また室外熱交換器2a,2bで外気と熱交換し
て蒸発した後,圧縮機1a,1bに戻る。
【0029】これにより,各部屋に送風する空気は高温
の冷媒ガスにより暖められて温風となり,分岐チャンバ
ー50a,50bを経て各吹出しチャンバー60a,6
0bから各部屋に送風されるようになる。
【0030】以上説明したように,補助熱交換器57
a,57bを設けることにより,簡単に湿度が低く,か
つ,暖かい空気を被調和室に送風することが可能にな
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
温水が循環する補助熱交換器を設けたので,従来のシス
テム構成の変更を最小限に抑え,簡易かつ容易に,被調
和室に湿度が低く,かつ,暖かい空気を送風することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる空気調和機の基本構
成を示す図である。
【図2】図1の空気調和機を用いた空気調和システムの
概略構成図である。
【符号の説明】
1a,1b 圧縮機 2a,2b 室外熱交換器 3a,3b 室外送風器 4a,4b 熱回収器 5a,5b 減圧器 6a,6b 室内熱交換器 7a,7b 室内送風器 8a,8b 四方切換弁 10a,10b 室内機 20a,20b 室外機 30 換気ユニット 31 換気用送風器 40a,40b 吸込みチャンバー 50a,50b 分岐チャンバー 57a,57b 補助熱交換器 58a,58b 流量可変弁 60a,60b 吹出しチャンバー 61a,61b 吹出口 70 排気口 80a,80b 外気取入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼子 真司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 机 重男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮する圧縮機と,冷媒と外気と
    の熱交換を行う室外熱交換器と,減圧器と,冷媒と被調
    和室に送風する空気との熱交換を行う室内熱交換器とを
    用いた冷凍サイクルを具備した空気調和機において,前
    記室内熱交換器の二次側に配設され,温水が供給され
    て,前記被調和室に送風される空気を暖める加温手段
    と,前記冷凍サイクル中の前記室外熱交換器と前記室内
    熱交換器との間に設けられて,前記被調和室から屋外に
    排出される空気と冷媒との熱交換を行う熱回収器とを有
    することを特徴とする空気調和機。
JP18999497A 1997-07-15 1997-07-15 空気調和機 Pending JPH1137513A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18999497A JPH1137513A (ja) 1997-07-15 1997-07-15 空気調和機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005501213A (ja) * 2001-05-16 2005-01-13 ユニフレアー インターナショナル ソシエテ アノニム 空調システム
JP2014137175A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Toyota Home Kk 温調設備
CN113587280A (zh) * 2021-06-29 2021-11-02 浙江国祥股份有限公司 一种带部分热回收器的蒸发冷凝式冷水机组及控制技术

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JP2005501213A (ja) * 2001-05-16 2005-01-13 ユニフレアー インターナショナル ソシエテ アノニム 空調システム
JP2014137175A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Toyota Home Kk 温調設備
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