JP2010038390A - 小根太入り床暖房用温水マット - Google Patents

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Abstract

【技術課題】従来の熱源機を用いて温水マットを15m2程度の大きさの部屋用に適用できる小根太の入れ方と温水パイプの配管方式を採用した温水マットを提供する。
【解決手段】マット本体1には、平面視でその中央から下段マット領域3と上段マット領域2に分けて両領域間に山折り線X−X´を形成し、且つ前記小根太4a、4bの中間を通るようにして要所に谷折り線Y−Y´を形成する。それぞれの領域の上辺と下辺から先端を対向させた下向き小根太4aと上向き小根太4bは、左右両端を除き左右方向に303mmピッチでそれぞれ平行に挿入し、各小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5を形成する。また、前記渡り部5は、隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置し、この上下の渡り部5の上下の中心間の間隔はそれぞれ303mmに設定し、温水パイプ6a〜6fはこの渡り部5を経由して小根太4a、4b間を蛇行配管する。
【選択図】図1

Description

本願発明は、マット本体に小根太と称されるフローリング床材を支持するための支持材を挿入し、この小根太間を蛇行するようにして放熱用の温水パイプが配管された小根太入り床暖房用温水マットに関し、更に詳しくは、従来のマットの大きさは8m2程度が限度であったものを15m2程度まで拡大し、更に温水パイプの径を従来の8m2程度のマットに利用されていたのと同じ直径が5.0mmのものをそのまま15m2程度の大きさのマットにまで利用し、然もマット全体において温度分布の均一化を図ることができる配管方式を採用した小根太入り床暖房用温水マットに関する。
従来の温水マットは、マット本体内に上辺と下辺から交互に小根太を対辺に近いところまで挿入してこの対辺と小根太の先端間に温水パイプの渡り部を形成し、この渡り部を経由し、小根太を迂回するようにして温水パイプを配管した構成のものが通例である(特開2004−28577号公報)。
このような温水マットの場合、温水パイプは、温水ヘッダーがマット本体の下辺に近い略中央か端に取り付けられていて、このヘッダーから引き出された2本の温水パイプは、ペアーでマット本体の右半領域において小根太を迂回しながら蛇行したのち、続いて左半領域に移り、同じように蛇行しながらワンウェー方式でマット全体を一巡してからヘッダーに還る方式である。
しかし、このような温水マットの場合、ヘッダーから出た直後の温水の温度は約60℃であるが、一巡して温水ヘッダーに還るまでの間において、約10℃前後の水温の低下があり、マット本体において温度分布が均一化しないという欠点がある。
また、温水パイプはマット本体内をワンウェー方式で一巡することから、配管距離がその分長くなり、例えば5m2程度までのマットの場合はとにかく、例えば8m2位の大きさになると圧損が大きくなるため、循環ポンプに大型のものを使用しなければならず、その分動力費が上昇し、また騒音や振動と云った環境に悪い影響が出る。このため、このワンウェー配管方式の場合にはマット本体の大きさに制約がある。
そこで、温水パイプの配管を二手に分け、且つ小根太をマット本体の上下辺内に挿入して上下辺に沿って温水パイプの渡り部を形成し、小根太の両端に形成された渡り部をそれぞれ迂回して蛇行するようにした配管方式のマットが特開2005−241071号公報に紹介されている。
また、この紹介されているマットは、その折り畳みのために平面視で中央に山折り線を形成し、更に前記山折り線に直交する谷折り線を形成してマット本体を小さく折り畳んで運搬がしやすいように工夫している。
しかし、このマットの場合、小根太を迂回する部分に温水パイプが集中するため、温度分布が不均一になると共に小根太の上に敷設するフローリング床材において、釘打ち禁止区間がマットの中央部分と上下の部分の計3ヶ所になることから、フローリング床材を施工するのに手間がかかり、釘打ちトラブルの発生も生じ易いという問題がある。
また、ここに紹介されているマットの場合、温水パイプには直径が5.0mmのものが利用されており、この時のマットの大きさは圧損から8m2程度が限度である。
そこで、もし15m2位のマットの大きさに従来径の温水パイプを用いる場合には、熱源機を大型のものに交換するか、温水パイプの径を少なくとも6.0mmのものに換える必要がある。しかし、このようにパイプ径を大きくするとマットが厚くなってしまい、従来のマットに対して施工条件が大きく変わるという問題がある。
また、熱源機から供給された温水を各温水パイプに分岐して供給する温水ヘッダーの場合、熱源機からの温水の供給口に近い温水パイプ側に温水の流れが片寄る傾向があるため、これも温度分布が均一化しない理由である。
本発明は斯る点に鑑みて提供されるものであって、その第一の目的は、パイプを従来と同じ直径5.0mmのものを使用して15m2程度の大きさにまで対応できる小根太入り温水マットを提供することである。
更に第二の目的は、温水パイプの回路を6〜8回路まで増やして各温水パイプが一巡する延長距離の短縮を図り、これにより圧損を軽減し、更に各温水パイプの長さと配管領域を略均等化することにより温度分布の均一化を図って使い勝手のよい小根太入り温水マットを提供することである。
更に第三の目的は、温水パイプの回路数を6〜8回路まで増やすことにより同一の大きさのマットにおいては配管抵抗(圧損)を大幅に低減して循環ポンプの駆動電力の節約を図ることができる小根太入り温水マットを提供することである。
更に第四の目的は、マット上に敷設するフローリング床材の施工において、釘打ち禁止区間の数を1枚のマットにおいて従来の3ヶ所(3列)から2ヶ所に低減して施工性の向上を図り、併せて誤って釘打ち禁止区間に釘打ちを行ってしまうと云ったトラブルを回避又は軽減できる小根太入り温水マットを提供することである。
更に第五の目的は、供給された温水の流れが片寄りがちな温水パイプは、他のパイプに比較して熱負荷が大きくかかるように配管のレイアウトに工夫を凝らして温度分布の均一化を図ることである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明においては、小根太入り床暖房用温水マットにおいて、a.中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチでそれぞれ平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向きの小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプの渡り部5が形成されていること、
b.前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されていること、
c.マット本体1の略中間であって、下段マット領域3の下辺に接近して配置された温水ヘッダーから引き出された6本又は8本の温水パイプ6a〜6f又は6a〜6hは、前記渡り部5を経由して左右隣接している配管領域に移行して下向き小根太4a及び上向き小根太4b間をそれぞれ蛇行しながら前記温水ヘッダーに還るように配管されていること、
を特徴とするものである。
更に、請求項2に記載の発明においては、小根太入り床暖房用温水マットにおいて、a.平面視四角形の中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5が形成されていること、
b.前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されていること、
c.前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ6個の温水往き口A1〜A6と還り口B1〜B6が形成されていること、
d.前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されていること、
e.前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6bは、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1の下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながら前記ヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、同じように渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながら左端配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1に還ったのち、山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の二番目の還り口B2に接続されていること、
f.前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6cは、温水ヘッダー7が取り付けられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段マット領域2の上段左側配管領域2−1において前記渡り部5を経由しながら下向き小根太4a間を蛇行して左端配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分で折り返し、再び渡り部5を経由して下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されていること、
g.前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、上段右側配管領域2−2と下段右側配管領域3−2における温水パイプ6d〜6fの配管のレイアウトは、前記温水ヘッダー7の四、五、六番目の温水往き口A4、A5、A6から温水還り口B4、B5、B6にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6d〜6fは、温水パイプ6dは、前記温水パイプ6aと、温水パイプ6eは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6cとそれぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されていること、
を特徴とするものである。
更に、請求項3に記載の発明においては、小根太入り床暖房用温水マットにおいて、a.平面視四角形の中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5が形成されていること、
b.前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されていること、
c.前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ6個の温水往き口A1〜A6と還り口B1〜B6が形成されていること、
d.前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3から下向き小根太4aを迂回して直近の配管領域3−5に入り、前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記左端配管領域3−3に戻り、下段マット領域3の上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されていること、
e.前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6bは、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1の下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3の一つ手前の配管領域3−5に移り、この配管領域3−5では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながら前記ヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、同じように渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながら左端配管領域2−3の一つ手前の配管領域2−5において山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1に還ったのち、山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の二番目の還り口B2に接続されていること、
f.前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6cは、温水ヘッダー7が取り付けられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段マット領域2の上段左側配管領域2−1において前記渡り部5を経由しながら下向き小根太4a間を蛇行しながら左側配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分で折り返し、再び渡り部5を経由して下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されていること、
g.前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、上段右側配管領域2−2と下段右側配管領域3−2における温水パイプ6d〜6fの配管のレイアウトは、前記温水ヘッダー7の四、五、六番目の温水往き口A4、A5、A6と温水還り口B4、B5、B6にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6d〜6fは、温水パイプ6dは前記温水パイプ6aと、温水パイプ6eは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6cとそれぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されていること、
を特徴とするものである。
更に、請求項4に記載の発明においては、小根太入り床暖房用温水マットにおいて、a.平面視四角形の中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5が形成されていること、
b.前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されていること、
c.前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ6個の温水往き口A1〜A6と還り口B1〜B6が形成されていること、
d.前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3から下向き小根太4a間を蛇行しながら2つ目の領域に戻った配管領域3−7において前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3に戻り、再び上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されていること、
e.前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6bは、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1の下向き小根太4a間を2本分蛇行したのち、前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながら前記ヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、同じように渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながら左端配管領域2−3において折り返し、再び前記渡り部5を経由して下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1に還ったのち、山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されていること、
f.前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6cは、温水ヘッダー7が取り付けられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段マット領域2の上段左側配管領域2−1において前記渡り部5を経由しながら下向き小根太4a間を蛇行して左側配管領域2−1において左端配管領域2−3で折り返し、再び渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の二番目の還り口B2に接続されていること、
g.前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、右側配管領域2−2と3−2における温水パイプ6d〜6fの配管のレイアウトは、前記温水ヘッダー7の四、五、六番目の温水往き口A4、A5、A6と温水還り口B4、B5、B6にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6d〜6fは、温水パイプ6dは前記温水パイプ6aと、温水パイプ6eは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6cとそれぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されていること、
を特徴とするものである。
更に、請求項5に記載の発明においては、a.平面視四角形の中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5が形成されていること、
b.前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されていること、
c.前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ6個の温水往き口A1〜A6と還り口B1〜B6が形成されていること、
d.前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されていること、
e.前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6bは、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1の1本目の下向き小根太4aを越えた領域で山折り線X−X´に近い部分において折り返し、渡り部5を経由してヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、ここを上昇してヘッダー部上段配管領域8−1に移り、渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながら左端配管領域2−3において下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されていること、
f.温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6cは、ヘッダー部下段配管領域8−2を上昇し、山折り線X−X´を越えて上段マット領域2のヘッダー部上段配管領域8−141に移り、上段左側配管領域2−3の下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3に移り、この領域で折り返し、再び上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1に還り、ここを下降して山折り線X−X´を越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、温水還り口B2に接続されていること、
g.前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、上段右側配管領域2−2と下段右側配管領域3−2における温水パイプ6d〜6fの配管のレイアウトは、前記温水ヘッダー7の四、五、六番目の温水往き口A4、A5、A6から温水還り口B4、B5、B6にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6d〜6fは、温水パイプ6dは、前記温水パイプ6aと、温水パイプ6eは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6cとそれぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されていること、
を特徴とするものである。
更に、請求項6に記載の発明においては、小根太入り床暖房用温水マットにおいて、a.平面視その中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプ6a〜6hの渡り部5が形成されていること、
b.前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されていること、
c.前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ8個の温水往き口A1〜A8と還り口B1〜B8が形成されていること、
d.前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されていること、
e.前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6bは、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1の下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の二番目の還り口B2に接続されていること、
f.前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6cは、温水ヘッダー7が取り付けられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段マット領域2の上段左側配管領域2−1において前記渡り部5を経由しながら上向き小根太4b間を蛇行して左端配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分で折り返し、再び渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されていること、
g.前記温水ヘッダー7の四番目の温水往き口A4に接続された温水パイプ6dは、温水ヘッダー7が取り付けれられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段配管領域2の上段左側配管領域2−1において、前記渡り部5を経由しながら下向き小根太4a間を蛇行して左端配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分で折り返し、再び渡り部5を経由して下向き下根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の四番目の還り口B4に接続されていること、
h.前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、右側配管領域2−2と3−2における温水パイプ6e〜6hの配管のレイアウトは、前記温水ヘッダー7の五、六、七、八番目の温水往き口A5、A6、A7、A8に結ばれ、温水還り口B5、B6、B7、B8にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6eは前記温水パイプ6aと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6gは前記温水パイプ6cと、温水パイプ6hは温水パイプ6dと、それぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されていること、
を特徴とするものである。
更に、請求項7に記載の発明においては、請求項1〜6に記載の発明において、山折り線X−X´及び谷折り線Y−Y´を跨ぐ処の温水パイプ6a〜6hは、斜行配管されていること、を特徴とするものである。
この斜行配管により、マット本体1の折り畳みに際し、温水パイプを座屈させずに折り曲げることができる。
更に、請求項8に記載の発明においては、請求項1〜6に記載の発明において、前記マット本体1上に敷設される一枚のフローリング床材の横幅は、303mmに設定されていて、この一枚の横巾の中央部分が前記渡り部5上に位置し、且つ小根太4a、4bと直交するように配置されること、を特徴とするものである。
この発明により、釘打ち禁止領域を横一列に設定し、且つ、上段マット領域2と下段マット領域3において、それぞれ一列にすることができる。
更に、請求項9に記載の発明においては、請求項1〜6に記載の発明において、前記上段マット領域2と下段マット領域3は、その下辺から上辺に向かって303mm×n倍にその寸法が設定されていること、を特徴とするものである。
この発明により、303mm幅のフローリング床材をマットの下列又は上列から敷設したとき、丁度渡り部5上にフローリング床材の中央を配置させることができる。
更に、請求項10に記載の発明においては、請求項1〜6に記載の発明において、前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3の上面には、それぞれ放熱シートが貼り合わせられていること、を特徴とするものである。
この発明により、15m2程度の大きさのマットにおいても温度分布の均一化を図ることができる。
本発明は以上のとおり、小根太をマットの上辺と下辺からその先端を対向するようにして挿入し、且つこの先端間に温水パイプの渡り部を形成し、6回路又は8回路の温水パイプをこの渡り部を経由させて小根太間に蛇行配管するようにしたことにより、次の効果を奏する。
1.温水回路を6又は8回路に増やし、温水パイプの延長を短くした分、圧損が小さく なり、温水マットを15m2程度に拡大しても従来と同じ給湯能力の熱源機を使用す ることができる。
2.温水パイプの回路を6又は8回路に増大したことにより、1回路当りの温度の低下 勾配が小さくなり、温度分布の均一化が図れる。
3.一対の小根太をマット本体の中央領域で対向させてこの先端間に温水パイプの渡り 部を形成したことにより、山折りタイプのマット本体において、釘打ち禁止箇所を従 来の3ヶ所から2ヶ所に軽減できる。
4.マット本体の厚さを従来と同一にできるため、回路を増やしても施工条件を変更す る必要がないと共にリフォーム時に障害となることもない。
5.温水パイプの配管のレイアウトに工夫を凝らしたことにより、温度分布の均一化が図れる。
本発明に係る小根太入り床暖房用温水マット(以下「温水マット」という。)は、従来の8m2程度までの温水マットにおいて使用されて来た熱源機及び温水パイプを15m2程度の大きさの温水マットにそのまま使用して床暖房面積が従来の8m2以上、15m2程度に大きくなっても施工条件の変更の必要のない温水マットを提供するものである。
このため、熱源機の給湯能力及び温水マット本体の材質及び温水パイプの径とその材質は従来と同一であるが、温水マットに挿入される小根太の入れ方及び温水パイプの配管方式は従来の温水マットとは異なる。
また、温水マットは、15m2程度と大きいため、運搬等の目的から、一枚ものを小さく折り畳めるように工夫してあり、この折り畳み方式は、山折りと谷折りの組み合せ方式である。
図1〜図4に基づいて本実施例1を詳細に説明する。図1は、谷折りと山折りを組み合わせた一枚の温水マットの平面図であって、このマットの温水パイプは6回路から成る。図2は図1におけるA−A´線断面図、図3はB−B´線断面図、図4はヘッダー部分の説明図である。
本実施例のマット本体1は、平面視四角形の中央で上段マット領域2と下段マット 領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると 共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されている。そ して、マット本体1の前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺か らそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッ チで平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bの それぞれの先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5が形成されている。
また、前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置 されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定さ れている。
また、前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区 画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位 置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、図4に示すよ うにそれぞれ6個の温水往き口A1〜A6と還り口B1〜B6が形成されている。
また、前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、 下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経 由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左 端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い 部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の上向き 小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水 ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されている。
また、前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6b は、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1 の下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域 3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部 5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながら前記ヘッダー部 下段配管領域8−2に還ったのち、前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上 段配管領域8−1に移り、同じように渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行 しながら左端配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分において折り返し 、再び前記渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配 管領域8−1に還ったのち、山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域 8−2に移り、前記温水ヘッダー7の二番目の還り口B2に接続されている。
また、前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6c は、温水ヘッダー7が取り付けられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら 前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段マッ ト領域2の上段左側配管領域2−1において前記渡り部5を経由しながら下向き小根 太4a間を蛇行して左端配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分で折り 返し、再び渡り部5を経由して下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配 管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移 り、前記温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されている。
また、前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、上段右 側配管領域2−2と3−2における温水パイプ6d〜6fの配管のレイアウトは、前 記温水ヘッダー7の四、五、六番目の温水往き口A4、A5、A6から温水還り口B 4、B5、B6にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6d〜6fは、温水パ イプ6dは、前記温水パイプ6aと、温水パイプ6eは前記温水パイプ6bと、温水 パイプ6fは前記温水パイプ6cとそれぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4 aと上向き小根太4b間を経由して配管されている。
図5に基づいて請求項3に記載した温水パイプの配管例を次に説明する。
マット本体1は、平面視四角形の中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分 けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山 折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されている。そして、マッ ト本体1の前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ 先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に 挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの 先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5が形成されている。
また、前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置 されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定さ れている。
また、前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区 画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位 置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ6個 の温水往き口A1〜A6と還り口B1〜B6が形成されている。
また、前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、 下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経 由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左 端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3から下向き小根太4aを迂回して 直近の配管領域3−5に入り、前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、 再び前記左端配管領域3−3に戻り、下段マット領域3の上向き小根太4b間を蛇行 しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水ヘッダー7の一番目 の還り口B1に接続されている。
また、前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6b は、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1 の下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3の一つ手前の配管領域3− 5に移り、この配管領域3−5では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返 し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行 しながら前記ヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記山折り線X−X´を 乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、同じように渡り部5を経由して上 向き小根太4b間を蛇行しながら左端配管領域2−3の一つ手前の配管領域2−5に おいて山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記渡り部5を経由して 上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1に還ったのち、山 折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダ ー7の二番目の還り口B2に接続されている。
また、前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6c は、温水ヘッダー7が取り付けられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら 前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段マッ ト領域2の上段左側配管領域2−1において前記渡り部5を経由しながら下向き小根 太4a間を蛇行しながら左側配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分で 折り返し、再び渡り部5を経由して下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上 段配管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2 に移り、前記温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されている。
また、前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、上段右 側配管領域2−2と下段右側配管領域3−2における温水パイプ6d〜6fの配管の レイアウトは、前記温水ヘッダー7の四、五、六番目の温水往き口A4、A5、A6 と温水還り口B4、B5、B6にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6d〜 6fは、温水パイプ6dは前記温水パイプ6aと、温水パイプ6eは前記温水パイプ 6bと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6cとそれぞれ同一のレイアウトにより下 向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されている。
図6に基づいて請求項4に記載した温水パイプの配管例を次に説明する。
マット本体1は、平面視四角形の中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分 けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山 折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されている。そして、マッ ト本体1の前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ 先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に 挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの 先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5が形成されている。
また、前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置 されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定さ れている。
また、前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区 画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位 置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ6個 の温水往き口A1〜A6と還り口B1〜B6が形成されている。
また、前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、 下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経 由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左 端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3から下向き小根太4a間を蛇行し ながら2つの領域戻った配管領域3−7において前記山折り線X−X´に近い部分に おいて折り返し、再び下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3に戻り 、再び上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還った
のち、前記温水ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されている。
また、前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6b は、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1 の下向き小根太4a間を2本分蛇行したのち、前記山折り線X−X´に近い部分にお いて折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4 a間を蛇行しながら前記ヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記山折り線 X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、同じように渡り部5を 経由して上向き小根太4b間を蛇行しながら左端配管領域2−3において折り返し、 再び前記渡り部5を経由して下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配管 領域8−1に還ったのち、山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8 −2に移り、前記温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されている。
また、前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6c は、温水ヘッダー7が取り付けられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら 前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段マッ ト領域2の上段左側配管領域2−1において前記渡り部5を経由しながら下向き小根 太4a間を蛇行して左側配管領域2−1において左端配管領域2−3で折り返し、再 び渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8 −1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記 温水ヘッダー7の二番目の還り口B2に接続されている。
また、前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、右側配 管領域2−2と3−2における温水パイプ6d〜6fの配管のレイアウトは、前記温 水ヘッダー7の四、五、六番目の温水往き口A4、A5、A6と温水還り口B4、B 5、B6にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6d〜6fは、温水パイプ6 dは前記温水パイプ6aと、温水パイプ6eは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6 fは前記温水パイプ6cとそれぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4aと上向 き小根太4b間を経由して配管されている。
図7に基づき、請求項5に記載した温水パイプの配管例を説明する。a.マット本体1は、平面視四角形の中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5が形成されている。
また、前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されている。
また、前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ6個の温水往き口A1〜A6と還り口B1〜B6が形成されている。
また、前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されている。
また、前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6bは、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1の1本目の下向き小根太4aを越えた領域で山折り線X−X´に近い部分において折り返し、渡り部5を経由してヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、ここを上昇してヘッダー部上段配管領域8−1に移り、渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながら左端配管領域2−3において下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されている。
また、前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6cは、ヘッダー部下段配管領域8−2を上昇し、山折り線X−X´を越えて上段マット領域2のヘッダー部上段配管領域8−141に移り、上段左側配管領域2−3の下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3に移り、この領域で折り返し、再び上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1に還り、ここを下降して山折り線X−X´を越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、温水還り口B2に接続されている。
また、前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、上段右側配管領域2−2と下段右側配管領域3−2における温水パイプ6d〜6fの配管のレイアウトは、前記温水ヘッダー7の四、五、六番目の温水往き口A4、A5、A6から温水還り口B4、B5、B6にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6d〜6fは、温水パイプ6dは、前記温水パイプ6aと、温水パイプ6eは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6cとそれぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されている。
本実施例5は、実施例1〜4の6回路ではなく、8回路で構成された請求項6に対応する温水マットの配管例であって、この詳細を図8、図9に基づいて説明する。
マット本体1は、平面視その中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けら れ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り 線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されている。そして、マット本 体1の前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端 を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に挿入 されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの先端 間には温水パイプ6a〜6hの渡り部5が形成されている。
また、前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置 されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定さ れている。
また、前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区 画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位 置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ8個 の温水往き口A1〜A8と還り口B1〜B8が形成されている。
また、前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、 下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経 由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左 端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い 部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の上向き 小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水 ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されている。
また、前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6b は、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1 の下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域 3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部 5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部下段 配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の二番目の還り口B2に接続されている 。
また、前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6c は、温水ヘッダー7が取り付けられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら 前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段マッ ト領域2の上段左側配管領域2−1において前記渡り部5を経由しながら上向き小根 太4b間を蛇行して左端配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分で折り 返し、再び渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配 管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移 り、前記温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されている。
また、前記温水ヘッダー7の四番目の温水往き口A4に接続された温水パイプ6d は、温水ヘッダー7が取り付けれられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しなが ら前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段配 管領域2の上段左側配管領域2−1において、前記渡り部5を経由しながら下向き小 根太4a間を蛇行して左端配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分で折 り返し、再び渡り部5を経由して下向き下根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段 配管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に 移り、前記温水ヘッダー7の四番目の還り口B4に接続されている。
また、前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、右側配 管領域2−2と3−2における温水パイプ6e〜6hの配管のレイアウトは、前記温 水ヘッダー7の五、六、七、八番目の温水往き口A5、A6、A7、A8に結ばれ、 温水還り口B5、B6、B7、B8にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6 eは前記温水パイプ6aと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6 gは前記温水パイプ6cと、温水パイプ6hは温水パイプ6dと、それぞれ同一のレ イアウトにより下向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されている。
上記実施例1〜5において、熱源機(図示せず)から供給された温水は、温水ヘッダー7の供給接続口7aから温水ヘッダー7内に入り、ここで6又は8回路に分けられて各温水パイプ6a〜6h内を一巡して温水ヘッダー7内に還り、接続口7bから熱源機に還る。なお、温水ヘッダー7の位置は、各実施例の位置に対して一つ右側の配管領域に位置させても良い。
実施例1の温水マットを示す平面図 A−A´線拡大断面図 B−B´線拡大断面図 温水ヘッダー部分の説明図 実施例2の温水マットを示す平面図 実施例3の温水マットを示す平面図 実施例4の温水マットを示す平面図 実施例5の温水マットを示す平面図 実施例5に用いられている温水ヘッダー部分の説明図
符号の説明
1 マット本体
2 上段マット領域
2−1 上段左側マット配管領域
2−2 上段右側配管領域
2−3 左端配管領域
2−4 右端配管領域
3 下段マット領域
3−1 下段左側配管領域
3−2 下段右側配管領域
3−3 左端配管領域
3−4 右端配管領域
4a 下向き小根太
4b 上向き小根太
5 渡り部
6a〜6h 温水パイプ
7 温水ヘッダー
8−1 ヘッダー部上段配管領域
8−2 ヘッダー部下段配管領域
9 放熱シート

Claims (10)

  1. a.中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチでそれぞれ平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向きの小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプの渡り部5が形成されていること、
    b.前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されていること、
    c.マット本体1の略中間であって、下段マット領域3の下辺に接近して配置された温水ヘッダーから引き出された6本又は8本の温水パイプ6a〜6f又は6a〜6hは、前記渡り部5を経由して左右隣接している配管領域に移行して下向き小根太4a及び上向き小根太4b間をそれぞれ蛇行しながら前記温水ヘッダーに還るように配管されていること、
    d.を特徴とする小根太入り床暖房用温水マット。
  2. a.平面視四角形の中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5が形成されていること、
    b.前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されていること、
    c.前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ6個の温水往き口A1〜A6と還り口B1〜B6が形成されていること、
    d.前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されていること、
    e.前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6bは、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1の下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながら前記ヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、同じように渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながら左端配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1に還ったのち、山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の二番目の還り口B2に接続されていること、
    f.前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6cは、温水ヘッダー7が取り付けられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段マット領域2の上段左側配管領域2−1において前記渡り部5を経由しながら下向き小根太4a間を蛇行して左端配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分で折り返し、再び渡り部5を経由して下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されていること、
    g.前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、上段右側配管領域2−2と下段右側配管領域3−2における温水パイプ6d〜6fの配管のレイアウトは、前記温水ヘッダー7の四、五、六番目の温水往き口A4、A5、A6から温水還り口B4、B5、B6にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6d〜6fは、温水パイプ6dは、前記温水パイプ6aと、温水パイプ6eは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6cとそれぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されていること、
    h.を特徴とする小根太入り床暖房用温水マット。
  3. a.平面視四角形の中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5が形成されていること、
    b.前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されていること、
    c.前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ6個の温水往き口A1〜A6と還り口B1〜B6が形成されていること、
    d.前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3から下向き小根太4aを迂回して直近の配管領域3−5に入り、前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記左端配管領域3−3に戻り、下段マット領域3の上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されていること、
    e.前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6bは、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1の下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3の一つ手前の配管領域3−5に移り、この配管領域3−5では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながら前記ヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、同じように渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながら左端配管領域2−3の一つ手前の配管領域2−5において山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1に還ったのち、山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の二番目の還り口B2に接続されていること、
    f.前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6cは、温水ヘッダー7が取り付けられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段マット領域2の上段左側配管領域2−1において前記渡り部5を経由しながら下向き小根太4a間を蛇行しながら左側配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分で折り返し、再び渡り部5を経由して下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されていること、
    g.前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、上段右側配管領域2−2と下段右側配管領域3−2における温水パイプ6d〜6fの配管のレイアウトは、前記温水ヘッダー7の四、五、六番目の温水往き口A4、A5、A6と温水還り口B4、B5、B6にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6d〜6fは、温水パイプ6dは前記温水パイプ6aと、温水パイプ6eは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6cとそれぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されていること、
    h.を特徴とする小根太入り床暖房用温水マット。
  4. a.平面視四角形の中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5が形成されていること、
    b.前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されていること、
    c.前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ6個の温水往き口A1〜A6と還り口B1〜B6が形成されていること、
    d.前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3から下向き小根太4a間を蛇行しながら2つ目の領域に戻った配管領域3−7において前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3に戻り、再び上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されていること、
    e.前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6bは、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1の下向き小根太4a間を2本分蛇行したのち、前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながら前記ヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、同じように渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながら左端配管領域2−3において折り返し、再び前記渡り部5を経由して下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1に還ったのち、山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されていること、
    f.前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6cは、温水ヘッダー7が取り付けられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段マット領域2の上段左側配管領域2−1において前記渡り部5を経由しながら下向き小根太4a間を蛇行して左側配管領域2−1において左端配管領域2−3で折り返し、再び渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の二番目の還り口B2に接続されていること、
    g.前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、右側配管領域2−2と3−2における温水パイプ6d〜6fの配管のレイアウトは、前記温水ヘッダー7の四、五、六番目の温水往き口A4、A5、A6と温水還り口B4、B5、B6にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6d〜6fは、温水パイプ6dは前記温水パイプ6aと、温水パイプ6eは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6cとそれぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されていること、
    h.を特徴とする小根太入り床暖房用温水マット。
  5. a.平面視四角形の中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプ6a〜6fの渡り部5が形成されていること、
    b.前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されていること、
    c.前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ6個の温水往き口A1〜A6と還り口B1〜B6が形成されていること、
    d.前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されていること、
    e.前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6bは、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1の1本目の下向き小根太4aを越えた領域で山折り線X−X´に近い部分において折り返し、渡り部5を経由してヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、ここを上昇してヘッダー部上段配管領域8−1に移り、渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながら左端配管領域2−3において下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されていること、
    f.温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6cは、ヘッダー部下段配管領域8−2を上昇し、山折り線X−X´を越えて上段マット領域2のヘッダー部上段配管領域8−141に移り、上段左側配管領域2−3の下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3に移り、この領域で折り返し、再び上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1に還り、ここを下降して山折り線X−X´を越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、温水還り口B2に接続されていること、
    g.前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、上段右側配管領域2−2と下段右側配管領域3−2における温水パイプ6d〜6fの配管のレイアウトは、前記温水ヘッダー7の四、五、六番目の温水往き口A4、A5、A6から温水還り口B4、B5、B6にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6d〜6fは、温水パイプ6dは、前記温水パイプ6aと、温水パイプ6eは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6cとそれぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されていること、
    h.を特徴とする小根太入り床暖房用温水マット。
  6. a.平面視その中央で上段マット領域2と下段マット領域3に分けられ、且つこの両領域2、3間に山折り線X−X´が形成されていると共にこの山折り線X−X´に直交するように谷折り線Y−Y´が形成されたマット本体1において、前記上段マット領域2と下段マット領域3には、上辺と下辺からそれぞれ先端を対向させて下向き小根太4aと上向き小根太4bが303mmピッチで平行に挿入されていると共にこの挿入された下向きと上向き小根太4a、4bのそれぞれの先端間には温水パイプ6a〜6hの渡り部5が形成されていること、
    b.前記渡り部5は、左右に隣接するもの同士間において上下に互い違いに配置されていると共にこの上下の渡り部5の中心間の距離はそれぞれ303mmに設定されていること、
    c.前記下段マット領域3の略中央に下向き小根太4aと上向き小根太4bで区画されたヘッダー部下段配管領域8−2が形成され、この領域8−2の下辺に近い位置に温水ヘッダー7が配置されていると共にこの温水ヘッダー7には、それぞれ8個の温水往き口A1〜A8と還り口B1〜B8が形成されていること、
    d.前記温水ヘッダー7の一番目の往き口A1に接続された温水パイプ6aは、下段マット領域3において、その下段左側配管領域3−1のそれぞれの渡り部5を経由して上向き小根太4bで区画された配管領域を蛇行しながら下段マット領域3の左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に還ったのち、前記温水ヘッダー7の一番目の還り口B1に接続されていること、
    e.前記温水ヘッダー7の二番目の温水往き口A2に接続された温水パイプ6bは、下段左側配管領域3−1において、渡り部5を経由して下段左側配管領域3−1の下向き小根太4a間を蛇行しながら左端配管領域3−3に移り、この左端配管領域3−3では前記山折り線X−X´に近い部分において折り返し、再び前記した渡り部5を経由して下段マット領域3の下向き小根太4a間を蛇行しながらヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の二番目の還り口B2に接続されていること、
    f.前記温水ヘッダー7の三番目の温水往き口A3に接続された温水パイプ6cは、温水ヘッダー7が取り付けられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段マット領域2の上段左側配管領域2−1において前記渡り部5を経由しながら上向き小根太4b間を蛇行して左端配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分で折り返し、再び渡り部5を経由して上向き小根太4b間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の三番目の還り口B3に接続されていること、
    g.前記温水ヘッダー7の四番目の温水往き口A4に接続された温水パイプ6dは、温水ヘッダー7が取り付けれられたヘッダー部下段配管領域8−2を上昇しながら前記山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部上段配管領域8−1に移り、上段配管領域2の上段左側配管領域2−1において、前記渡り部5を経由しながら下向き小根太4a間を蛇行して左端配管領域2−3において山折り線X−X´に近い部分で折り返し、再び渡り部5を経由して下向き下根太4a間を蛇行しながらヘッダー部上段配管領域8−1から山折り線X−X´を乗り越えてヘッダー部下段配管領域8−2に移り、前記温水ヘッダー7の四番目の還り口B4に接続されていること、
    h.前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3において、右側配管領域2−2と3−2における温水パイプ6e〜6hの配管のレイアウトは、前記温水ヘッダー7の五、六、七、八番目の温水往き口A5、A6、A7、A8に結ばれ、温水還り口B5、B6、B7、B8にそれぞれ還るように結ばれ、かつ温水パイプ6eは前記温水パイプ6aと、温水パイプ6fは前記温水パイプ6bと、温水パイプ6gは前記温水パイプ6cと、温水パイプ6hは温水パイプ6dと、それぞれ同一のレイアウトにより下向き小根太4aと上向き小根太4b間を経由して配管されていること、
    i.を特徴とする小根太入り床暖房用温水マット。
  7. 前記マット本体1において、前記山折り線X−X´及び谷折り線Y−Y´を跨ぐ処の温水パイプ6a〜6hは、斜行配管されていること、を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の小根太入り床暖房用温水マット。
  8. 前記マット本体1上に敷設される一枚のフローリング床材の横幅は、303mmに設定されていて、この一枚の横巾の中央部分が前記渡り部5上に位置し、且つ小根太4a、4bと直交するように配置されること、を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の小根太入り床暖房用温水マット。
  9. 前記上段マット領域2と下段マット領域3は、その下辺から上辺に向かって303mm×n倍にその寸法が設定されていること、を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の小根太入り床暖房用温水マット。
  10. 前記マット本体1の上段マット領域2と下段マット領域3の上面には、それぞれ放熱シートが貼り合わせられていること、を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の小根太入り床暖房用温水マット。
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