JP2010036381A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 上位装置に接続可能なもので、記録紙を搬送路に沿って搬送し、キャリッジに搭載した印刷ヘッドを移動しながら印刷するプリンタにおける印刷制御方法であって、
   前記上位装置から紙幅情報を受信した場合には、前記記録紙が前記搬送路の紙幅方向の中央を基準とする位置にあるものと判定し、
   前記上位装置から前記紙幅情報を受信しない場合には、前記記録紙が前記搬送路の紙幅方向の一方の端を基準とする位置にあるものと判定することを含むことを特徴とするプリンタにおける印刷制御方法。
2. 請求項１に記載のプリンタにおける印刷制御方法であって、
   前記紙幅情報を受信した場合には、前記中央を基準とする中央基準位置に基づき、前記印刷ヘッドにより印刷を行うように印刷基準位置を決定し、
   前記紙幅情報を受信しない場合には、前記端を基準とする端基準位置に基づき、前記印刷ヘッドにより印刷を行うように前記印刷基準位置を決定することを含むことを特徴とするプリンタにおける印刷制御方法。
3. 請求項２に記載のプリンタにおける印刷制御方法であって、
   前記印刷基準位置は、前記印刷ヘッドによる印刷開始位置であることを特徴とするプリンタにおける印刷制御方法。
4. 請求項３に記載のプリンタにおける印刷制御方法であって、
   前記搬送路に装着可能な記録紙の最大紙幅を記憶部に記憶しておき、
   前記紙幅情報を受信せずに印刷を実行する場合には、
   前記記録紙に記憶した前記最大紙幅を印刷対象の記録紙の紙幅とすると共に、
   当該記録紙の一方の側に設ける余白寸法をＬｍとしたときに、前記搬送路の一方の端から前記印刷開始位置までの距離ＬをＬ＝Ｌｍとし、
   前記紙幅情報を受信してから印刷を実行する場合には、
   前記搬送路の幅をＬａ、印刷対象の記録紙の紙幅をＬｂとしたときに、前記搬送路の一方の端から前記印刷開始位置までの距離Ｌを、Ｌ＝１／２Ｌａ−１／２Ｌｂ＋Ｌｍとすることを特徴とするプリンタにおける印刷制御方法。
5. 請求項２に記載のプリンタにおける印刷制御方法であって、
   前記プリンタは前記キャリッジに搭載した紙検出器を備え、
   前記上位装置から前記紙幅情報を受信した後、前記キャリッジを移動して前記紙検出器により前記搬送路上の記録紙の位置を検出し、前記紙幅情報に基づき判定した記録紙の位置と比較し、前記検出された記録紙の位置と一致しない場合には、所定のエラー状態に移行するか、又は、前記印刷ヘッドによる印刷を、前記検出された記録紙の位置の範囲内に対してのみ行うことを特徴とするプリンタにおける印刷制御方法。
6. 制御部を備え、
   前記制御部が請求項１ないし６に記載の印刷制御方法を実行することにより、前記記録紙の基準位置を決定することを特徴とするプリンタ。
7. 請求項６に記載のプリンタであって、
   前記記録紙はロール紙であることを特徴とするプリンタ。