JP2010032905A - 電子機器 - Google Patents

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慎一朗 飯野
Yasunori Tsuboi
泰憲 坪井
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Abstract

【課題】表示パネルなどの表示部の寿命が短くなることを防止できる電子機器を提供する。
【解決手段】カーナビ1は機器本体2と機器本体2の前面2dから当該機器本体2の内外に移動自在に設けられたタッチ装置3と表示ユニット5と巻き付け軸6を備えている。表示ユニット5は一端部がタッチ装置3の上端部3aに取り付けられているとともに可撓性を有するスクリーン状に形成されている。巻き付け軸6は機器本体2内でかつ開口部2aの近傍に回転自在に設けられかつ表示ユニット5の他端部が取り付けられている。巻き付け軸6はタッチ装置3が機器本体2内に収容されると表示ユニット5を巻き付ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば、自動車等の移動体に装着されるとともに、機器本体に対して出し入れ自在に設けられた表示部を備えた電子機器に関する。
従来から、移動体としての自動車には、電子機器としてのナビゲーション装置(以下カーナビと呼び、例えば、特許文献1参照)が取り付けられることがある。前述した従来のカーナビは、箱状の機器本体と、この機器本体に出し入れ自在な表示ユニットと表示ユニットを出し入れする駆動機構と、を備えている。
機器本体は、扁平な箱状に形成されており、前述した自動車のインストルメントパネルに取り付けられる。機器本体は、ナビゲーションユニット、テレビチューナや、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤなどを収容している。
表示ユニットは、扁平な板状に形成されており、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示パネルを備えている。表示ユニットは、表示パネルにナビゲーションユニットからの情報、ディスク駆動装置が再生した情報や、テレビチューナが受信したテレビ映像を表示する。表示ユニットは、駆動機構によって、機器本体の前面に設けられた開口部を通して、当該機器本体に出し入れ自在に設けられている。
駆動機構は、前述した表示ユニットを機器本体に出し入れする。駆動機構は、表示パネルが下方に相対する状態で前述した表示ユニットを機器本体に収容した収容位置と、この表示ユニットを表示パネルの表面に沿って機器本体外に位置付けた排出位置とに亘って、前記表示ユニットを移動する。また、駆動機構は、前述した排出位置において、表示ユニットの一端部としての下端部を中心として回転して、表示パネルを使用者に対して相対させたり、表示パネルを下方に相対させる。
前述した特許文献1に示されたカーナビは、機器本体内に表示ユニットを収容した状態で、駆動機構が表示パネルの表面に沿って表示ユニットを機器本体外に一旦移動する。そして、駆動機構が、下端部を中心として表示ユニットを回転して、表示パネルを前述した自動車の乗員などに相対させる。そして、前述したカーナビは、ナビゲーションユニットからの情報、DVDプレーヤが再生した情報や、テレビチューナが受信したテレビ映像を表示パネルに表示する。
特開2002−55625号公報
前述したカーナビは、表示ユニットを機器本体内に収容すると、当該表示ユニットが機器本体内のDVDプレーヤなどを構成する印刷配線板や当該印刷配線板に実装された各種の回路部品と相対する。このため、前記表示ユニットを機器本体内に収容したままで、DVDプレーヤなどを駆動して、音声情報を出力する際に、前記印刷配線板に実装された各種の回路部品が発生した熱が、殆ど直接、表示ユニットに伝わってしまう。このため、前述した従来のカーナビでは、表示ユニットの表示パネルが前述した熱の影響を受けてしまい、当該表示パネルの寿命が短くなる傾向であった。
したがって、本発明の目的は、例えば、表示パネルなどの表示部の寿命が短くなることを防止できる電子機器を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電子機器は、機器本体と、前記機器本体の前面に設けられた開口部から当該機器本体に出し入れ自在に設けられかつ機器本体外で押圧操作される操作面が露出した状態に位置付けられるタッチ装置と、一端部が、前記操作面が露出した状態に位置付けられた前記タッチ装置の上端部に取り付けられた可撓性を有するスクリーン状の表示部と、前記機器本体内でかつ前記開口部の近傍に回転自在に設けられ、かつ前記表示部の他端部が取り付けられているとともに、前記タッチ装置が前記機器本体内に収容されると前記表示部を巻き付ける巻き付け軸と、を備えたことを特徴としている。
以下、本発明の一実施形態にかかる電子機器を説明する。本発明の一実施形態にかかる電子機器は、機器本体の開口部の近傍に可撓性を有する表示部を巻きつけて収容するようにしている。こうすることで、当該表示部に機器本体内の各種の電子部品が発する熱が作用することを防止できる。よって、電子機器は、表示部の寿命が短くなることを防止することができる。
また、巻き付け軸を、表示部を巻きつける方向に付勢する付勢手段を設けても良い。この場合、タッチ装置を出し入れしても、当該タッチ装置と機器本体との間で表示部がたるむことを防止できる。
さらに、タッチ装置の下端部に向かって付勢されかつタッチ装置との間に表示部を挟む保持部材を設けても良い。この場合、タッチ装置を機器本体外に位置付けても、保持部材がタッチ装置との間に表示部を確実に挟むことができ、タッチ装置と機器本体との間で表示部がたるむことを防止できる。
また、保持部材が、回転自在に設けられかつタッチ装置との間に表示部を挟むローラ部材を設けても良い。このため、表示部が機器本体から出し入れされる際に、この表示部の移動とともに、ローラ部材が回転するので、保持部材が表示部を傷つけることを防止できる。
本発明の一実施例を、図1ないし図7に基づいて説明する。電子機器としてのカーナビゲーション装置(以下、カーナビと呼ぶ)1は、図1などに示すように、移動体としての自動車の被取付物としてのインストルメントパネル(以下、インパネと呼ぶ)Dなどに装着される。
カーナビ1は、図2ないし図5に示すように、機器本体2と、機器本体2内に出し入れ自在に設けられたタッチ装置3と、機器本体2内にタッチ装置3を出し入れする移送手段としての駆動機構4(図6及び図7に示す)と、表示部としての表示ユニット5(図6及び図7に示す)と、巻き付け軸6(図6及び図7に示す)と、保持部材7(図6及び図7に示す)とを備えている。
機器本体2は、扁平な箱状に形成されている。機器本体2は、インパネDに取り付けられる。機器本体2は、インパネDに装着された際に、自動車の乗員室側に相対向する前面2dに開口部2aと後述のCD、DVD―ROMやDVDビデオなどを出し入れする挿入口2bとを設けている。前面2dにおいて、開口部2aが挿入口2bの上方に配置されている。
なお、以下、前述したCD、DVD―ROMやDVDビデオなどを出し入れする際にこれらを移動する方向を奥行き方向Yとし、前述したCD、DVD―ROMやDVDビデオの表面と平行でかつ奥行き方向Yと直交する方向を幅方向Xとし、前述した幅方向Xと奥行き方向Yとの双方と直交する方向を厚み方向Zとする。
また、機器本体2内は、図示しないナビゲーションユニットとプレーヤ装置とテレビチューナなどを収容している。即ち、カーナビ1は、ナビゲーションユニットと、プレーヤ装置と、テレビチューナを更に備えている。
ナビゲーションユニットは、前述した自動車の走行距離センサから該自動車のタイヤの回転に対応して車速パルス信号が入力する。ナビゲーションユニットは、前述した奥行き方向Yの加速度を検出する加速度センサや、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)などを備えている。ナビゲーションユニットは、前述した加速度センサやGPSなどを用いて、自動車の位置を測定したり、自動車の移動方向などを算出する。そして、ナビゲーションユニットは、自動車の位置や移動方向などを表示ユニット5に表示する。
プレーヤ装置は、周知のCD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)―ROM(Read Only Memory)やDVDビデオなどを再生する。プレーヤ装置は、CDの情報を音声情報としてスピーカなどの外部機器に出力し、前述したDVD―ROMやDVDビデオなどからの情報を表示ユニット5に表示する。テレビチューナは、テレビ放送を受信して、受信して得た映像を表示ユニット5に表示する。
タッチ装置3は、厚手の平板状に形成されている。タッチ装置3は、平板状の透明なタッチパネル8と、前記タッチパネル8の外縁部を覆う筐体部材9とを備えている。タッチパネル8は、互いに間隔をあけかつ互いに抵抗膜が相対して配置された一対の透明な電極板と、前記電極板の抵抗膜同士が接触した箇所を検出する検出回路などを備えた周知の所謂タッチパネルである。タッチパネル8は、使用者により前面8a(操作面に相当)の任意の箇所が押圧されると、この押圧された箇所を検出して、その検出した情報を機器本体内の前述したプレーヤ装置に向かって出力する。このように、タッチ装置3は、その前面8aが押圧操作される。筐体部材9は、絶縁性の合成樹脂で構成され、かつ枠状に形成されてタッチパネル8の外縁部を覆っている。
前記タッチ装置3は、機器本体2内に、前記前面8aが下方に相対した状態で収容される。タッチ装置3は、機器本体2内に収容されると、プレーヤ装置などの上に重ねられた格好となる。タッチ装置3は、開口部2aを通して駆動機構4により機器本体2内外に移動自在である。
また、前述したタッチ装置3の機器本体2内に収容されると前記前面2d側に露出する端面と、後述する視認位置において筐体部材3bのタッチパネル3aの下方に位置する部分には、図2及び図5に示すように、操作手段としての操作部13が設けられている。操作部13は、複数の操作ボタン14などを備えている。これらの操作ボタン14即ち操作部13は、後述する表示ユニット5に表示する情報を、ナビゲーションユニットからの情報と、DVDプレーヤからの情報と、テレビチューナからの情報とを切り換えるためなどに用いられる。また、操作ボタン14即ち操作部13は、機器本体2内からタッチ装置3を出し入れするためや、後述の視認位置で、タッチ装置3の向きを調整するためなどに用いられる。このため、操作ボタン14即ち操作部13は、視認位置にあるタッチ装置3を後述の収容位置に移動させるための指令を発する。
駆動機構4は、図6及び図7に示すように、固定部10と、スライド部12と、回動部15とを備えている。固定部10は、ラック20を備えている。ラック20は、機器本体2内に収容されかつ該機器本体2に固定されている。ラック20は、直線状に形成されており、その長手方向は、前述した奥行き方向Yと平行に配置されている。ラック20は、機器本体2の奥行き方向Yの全長に亘って設けられている。ラック20は、開口部2aから機器本体2の奥に向かって直線状に延在した格好に配置されている。
スライド部12は、スライドシャーシ21と、第1モータ22と、ウォーム歯車23とを備えている。スライドシャーシ21は、板金などで構成されており、機器本体2外に排出された状態のタッチ装置3の機器本体2寄りの下端部3cを、幅方向Xと平行な軸芯を中心として回転自在に支持している。第1モータ22は、スライドシャーシ21に固定されている。第1モータ22の出力軸にはウォーム24が取り付けられている。ウォーム歯車23は、スライドシャーシ21に幅方向Xを中心として回転自在に支持されている。ウォーム歯車23は、ウォーム24とラック20との双方と噛み合っている。
スライド部12は、第1モータ22が例えば正転駆動すると、ラック20上をウォーム歯車23が走行して、スライドシャーシ21即ちタッチ装置3を機器本体2内から開口部2aを通して機器本体2外に向かって移動する。スライド部12は、第1モータ22が例えば逆転駆動すると、ラック20上をウォーム歯車23が走行して、スライドシャーシ21即ちタッチ装置3を機器本体2外から開口部2aを通して機器本体2内に向かって移動する。
回動部15は、第2モータ25と、連結歯車26と、回動軸用歯車27とを備えている。第2モータ25は、スライドシャーシ21に固定されており、その出力軸にピニオン28が取り付けられている。連結歯車26は、スライドシャーシ21に幅方向Xを中心として回転自在に支持されており、ピニオン28と噛み合っている。回動軸用歯車27は、タッチ装置3の前述した下端部3cに固定されている。回動軸用歯車27は、連結歯車26と噛み合っている。
前述した構成によって、回動部15は、例えば、第2モータ25が正転駆動すると、前述した下端部3cを中心として、幅方向X回りにタッチ装置3を立ち上げる方向に回転する。回動部15は、第2モータ25が逆転駆動すると、前述した下端部3cを中心として、幅方向X回りにタッチ装置3を立ち下げる方向に回転する。
前述した構成によって、駆動機構4は、第1モータ22が例えば正転駆動してウォーム歯車23がラック20上を走行して、スライドシャーシ21即ちタッチ装置3を機器本体2内に収容された収容位置(図2及び図6に示す)から機器本体2外に排出された排出位置(図4及び図7に示す)に向かって、機器本体2の奥行き方向Yに沿って、タッチ装置3を移動する。即ち、駆動機構4は、第1モータ22が例えば正転駆動すると、開口部2aを通して、機器本体2内のタッチ装置3を機器本体2外に排出させる。
また、駆動機構4は、第1モータ22が例えば逆転駆動すると、ウォーム歯車23がラック20上を走行して、スライドシャーシ21即ちタッチ装置3を前述の排出位置から収容位置に向かって、機器本体2の奥行き方向Yに沿って移動する。即ち、駆動機構4は、第1モータ22が例えば逆転駆動すると、開口部2aを通して、機器本体2外のタッチ装置3を機器本体2内に収容する。こうして、駆動機構4は、機器本体2内に収容された収容位置と、機器本体2内から排出された排出位置とに亘って、タッチ装置3などを移動する。即ち、駆動機構4は、図2に示す収容位置と、図3に示す位置と、図4に示す排出位置とに順に表示ユニット3などを移動する。
さらに、前述した構成によって、駆動機構4は、第2モータ25が例えば正転駆動すると、機器本体2内から排出されて即ち収容位置から移動されて排出位置の初期位置(図4及び図7中に実線で示す)に位置付けられたタッチ装置3を、当該排出位置において、前述した下端部3cを中心として回転して、タッチ装置3の前面8aが乗員室内の乗員などと相対する例えば図5及び図8中に二点鎖線で示す視認位置に位置付ける。なお、本明細書では、機器本体2外に位置付けられたタッチ装置3は、排出位置に位置付けられているという。即ち、本明細書では、視認位置と初期位置とは排出位置の一部である。また、本明細書では、排出位置においてタッチ装置3の前面8aが下方に相対する状態を、タッチ装置3が排出位置の初期位置(図7中に実線で示す)に位置付けられているという。視認位置とは、初期位置から下端部3cを中心として回転された位置をいう。
また、駆動機構4は、第2モータ25が例えば逆転駆動すると、前述した図5に示す視認位置に位置付けられた表示ユニット3を、前述した下端部3cを中心として回転して、前面8aが下方に相対する前述した図4に示す排出位置の初期位置に向かって移動させる。このように、駆動機構4は、収容位置と、当該収容位置から機器本体2外に排出された排出位置とに亘って、タッチ装置3を移動させる。また、駆動機構4は、排出位置において、下端部3cを中心としてタッチ装置3を回転させて、後述する表示ユニット5に表示した情報を乗員に視認させる視認位置にタッチ装置3を変位する。
このように、駆動機構4は、下端部3cを中心としてタッチ装置3を回転することで、機器本体2外に排出されたタッチ装置3を立ち上げて視認位置に位置付けるとともに、当該視認位置からタッチ装置3を立ち下げて機器本体2から排出された排出位置の初期位置にタッチ装置3を位置付ける。なお、立ち上げるとは、排出位置のタッチ装置3を初期位置から視認位置に向かって変位させることをいい、立ち下げるとは、排出位置のタッチ装置3を視認位置から初期位置に向かって変位させることをいう。なお、視認位置は、操作面としての前面8aが押圧操作されるタッチ装置3の当該前面8aが露出した状態をなしている。
表示ユニット5は、可撓性を有しかつスクリーン状のEL(Electro luminescence:エレクトロルミネッセンス)表示装置により構成されている。表示ユニット5は、その平面形状が矩形状に形成されている。表示ユニット5は、その一端部が、前述した視認位置に位置付けられたタッチ装置3の背面3b(前述した前面8aの裏側の面)の上端部3aに取り付けられている。表示ユニット5の他端部は、巻き付け軸6の外周面に取り付けられている。
表示ユニット5は、タッチ装置3が前述した視認位置に位置付けられると、前述したナビゲーションユニットと、DVDプレーヤと、テレビチューナからの情報を表示する。
巻き付け軸6は、機器本体2内でかつ開口部2aの近傍に配置されている。巻き付け軸6は、その軸芯が、幅方向Xと平行に配置され、かつ機器本体2にその軸芯周りに回転自在に支持されている。また、巻き付け軸6は、表示ユニット5を巻き取る方向に付勢手段としてのねじりコイルばね30(図6及び図7に示す)により付勢されている。このため、タッチ装置3が、機器本体2内に収容されると、巻き付け軸6は、表示ユニット5をその外周面に巻き付けることとなる。
保持部材7は、部材本体31と、ローラ部材としての保持ローラ32とを備えている。部材本体31は、板金などが折り曲げられるなどして得られ、視認位置に位置付けられたタッチ装置3の上端部3aと下端部3cとに亘って移動自在に、当該タッチ装置3に支持されている。また、保持部材7は、図示しない付勢手段としてのばねなどにより、前記上端部3aから下端部3cに向かって付勢されている。なお、この付勢手段としてのばねの付勢力は、前述したねじりコイルばね30の付勢力よりも弱くなっている。
保持ローラ32は、円柱状に形成され、前記保持部材7にその軸芯周りに回転自在に支持されている。保持ローラ32は、その軸芯が幅方向Xと平行に配置され、かつ、タッチ装置3の背面3bと間隔あけて配置されている。保持ローラ32は、タッチ装置3の背面3bとの間に表示ユニット5を挟みこむとともに、タッチ装置3の機器本体2からの出し入れにより巻き付け軸6に表示ユニット5が巻き付けられる動作に応じて、タッチ装置3に対して回転して表示ユニット5上を転動する。
前述した構成によれば、タッチ装置3が機器本体2内に収容されていると即ち収容位置に位置付けられると、図6に示すように、ねじりコイルばね30の付勢力により、表示ユニット5は、巻き付け軸6の外周面に巻きつけられている。また、前述した付勢手段としてのばねの付勢力が、ねじりコイルばねの付勢力よりも弱いために、部材本体31即ち保持部材7は、タッチ装置3の上端部3aに位置付けられている。
そして、タッチ装置3が開口部2aを通して機器本体2外に排出されるのにしたがって、ねじりコイルばね30の付勢力に抗して、表示ユニット5が、巻き付け軸6から機器本体2外に排出される。また、タッチ装置3が開口部2aを通して機器本体2外に排出されるのにしたがって、部材本体31即ち保持部材7は、付勢力としてのばねの付勢力により下端部3c即ち巻き付け軸6に向かって移動する。そして、タッチ装置3が視認位置に位置付けられると、部材本体31即ち保持部材7は、図7に示すように、タッチ装置3の下端部3cに位置して、保持ローラ32がタッチ装置3の背面3bとの間に表示ユニット5を挟む。そして、カーナビ1は、表示ユニット5に各種の情報を表示し、使用者などによりタッチ装置3の前面8aに押圧操作が行われる。なお、表示ユニット5が機器本体から出し入れされるのに応じて、保持ローラ32は、勿論、表示ユニット5の移動とともに回転する。
本実施例によれば、巻き付け軸6に巻き付けることで、可撓性を有する表示ユニット5を機器本体2の開口部2aの近傍に収容するようにしている。このため、当該表示ユニット5に機器本体2内の各種の電子部品が発する熱が作用することを防止できる。よって、カーナビ1は、表示ユニット5の寿命が短くなることを防止することができる。
また、巻き付け軸6を、表示ユニット5を巻きつける方向に付勢する付勢手段としてのねじりコイルばね30を設けている。このため、タッチ装置3を出し入れしても、当該タッチ装置3と機器本体2との間で表示ユニット5がたるむことを防止できる。
さらに、タッチ装置3の下端部3cに向かって付勢されかつタッチ装置3との間に表示部を挟む保持部材7を設けている。このため、タッチ装置3を機器本体2外に位置付けても、保持部材7がタッチ装置3との間に表示ユニット5を確実に挟むことができ、タッチ装置3と機器本体2との間で表示部がたるむことを防止できる。
また、保持部材7が、回転自在に設けられかつタッチ装置3との間に表示ユニット5を挟む保持ローラ32を設けている。このため、表示ユニット5が機器本体2から出し入れされる際に、この表示ユニット5の移動とともに、保持ローラ32が回転するので、保持部材7が表示ユニット5を傷つけることを防止できる。
前述した実施例によれば、以下のカーナビ1が得られる。
(付記)
機器本体2と、
前記機器本体2の前面2dに設けられた開口部2aから当該機器本体2に出し入れ自在に設けられかつ機器本体2外で押圧操作される操作面8aが露出した状態に位置付けられるタッチ装置3と、
一端部が、前記操作面8aが露出した状態に位置付けられた前記タッチ装置3の上端部3aに取り付けられた可撓性を有するスクリーン状の表示部5と、
前記機器本体2内でかつ前記開口部2aの近傍に回転自在に設けられ、かつ前記表示部5の他端部が取り付けられているとともに、前記タッチ装置3が前記機器本体2内に収容されると前記表示部5を巻き付ける巻き付け軸6と、を備えたことを特徴とするカーナビ1。
付記によれば、巻き付け軸6に巻き付けることで、可撓性を有する表示ユニット5を機器本体2の開口部2aの近傍に収容するようにしている。このため、当該表示ユニット5に機器本体2内の各種の電子部品が発する熱が作用することを防止できる。よって、カーナビ1は、表示ユニット5の寿命が短くなることを防止することができる。
なお、前述した実施例は、本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、付勢手段としてのねじりコイルばね の構成などを種々変更しても良い。
本発明の一実施例にかかる電子機器としてのカーナビが自動車のインパネに取り付けられた状態を示す斜視図である。 図1に示されたカーナビのタッチ装置が収容位置に位置付けられた状態を示す斜視図である。 図2に示されたタッチ装置が機器本体内から徐々に排出される状態を示す斜視図である。 図3に示されたタッチ装置が排出位置の初期位置に位置付けられた状態を示す斜視図である。 図4に示されたタッチ装置が排出位置の初期位置から視認位置に変位した状態を示す斜視図である。 図2に示されたカーナビの要部の断面図である。 図5に示されたカーナビの要部の断面図である。
符号の説明
1 カーナビ(電子機器)
2 機器本体
2a 開口部
2d 前面
3 タッチ装置
3a 上端部
3b 背面
3c 下端部
5 表示ユニット(表示部)
6 巻き付け軸
7 保持部材
8a 前面(操作面)
30 ねじりコイルばね
32 保持ローラ

Claims (4)

  1. 機器本体と、
    前記機器本体の前面に設けられた開口部から当該機器本体に出し入れ自在に設けられかつ機器本体外で押圧操作される操作面が露出した状態に位置付けられるタッチ装置と、
    一端部が、前記操作面が露出した状態に位置付けられた前記タッチ装置の上端部に取り付けられた可撓性を有するスクリーン状の表示部と、
    前記機器本体内でかつ前記開口部の近傍に回転自在に設けられ、かつ前記表示部の他端部が取り付けられているとともに、前記タッチ装置が前記機器本体内に収容されると前記表示部を巻き付ける巻き付け軸と、を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記巻き付け軸を、前記表示部を巻きつける方向に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記操作面が露出した状態に位置付けられた前記タッチ装置の上端部と下端部とに亘って移動自在に設けられ、かつ前記上端部から前記下端部に向かって付勢されているとともに、前記タッチ装置との間に前記表示部を挟む保持部材を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電子機器。
  4. 前記保持部材は、回転自在に設けられ、かつ前記タッチ装置との間に前記表示部を挟むローラ部材を備えたことを特徴とする請求項3記載の電子機器。
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