JP4641436B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車等の移動体に装着される機器本体と、該機器本体に一端部を中心として回転自在に設けられた可動ユニットを備えた電子機器に関する。
従来から、移動体としての自動車には、電子機器としての各種のAV(Audio-Visual)機器などが取り付けられることがある。AV機器は、箱状の機器本体と、この機器本体に出し入れ自在な可動ユニットとしての表示部とを備えている。
機器本体は、扁平な箱状に形成されており、前述した自動車のインストルメントパネルに取り付けられる。機器本体は、テレビチューナや、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤなどを収容している。機器本体は、前面(使用者と相対しかつ前記インストルメントパネル外に露出する面)に各種の操作スイッチやボタンなどの操作部を設けている。
表示部は、扁平な板状に形成されており、例えば、LCD(Liquid CrystalDisplay)などの表示パネルを備えている。表示部は、表示パネルに前述したDVDプレーヤが再生した情報や、テレビチューナが受信したテレビ映像を表示する。
また、前述した表示部は、機器本体内に収容された駆動機構により、機器本体に出し入れされるとともに、機器本体外に露出した状態で一端部を中心として回転される。表示部は、機器本体外に露出した状態で一端部を中心として回転されることで、前記機器本体に出し入れ自在な第1の位置と、表示パネルに表示した情報を前記自動車の乗員に視認させることが可能な第2の位置とに亘って変位自在となっている。
このため、前述したAV機器は、特に第2の位置で前述した表示部ががたつくことを防止するために、表示部を例えば第1の位置から第2の位置に向かって付勢するねじりコイルばねを備えている。ねじりコイルばねは、表示部の前述した一端部に設けられた回転軸の外周に取り付けられている。ねじりコイルばねは、内側に回転軸が通されて、該回転軸と同軸に配置される。
前述した電子機器としてのAV機器は、回転軸の外径が表示部の厚みなどと比較して小さいため、ねじりコイルばねの外径が小さくなる傾向であった。このため、ねじりコイルばねを構成する材料(線材)が短くなって、前記第2の位置から前記第1の位置に向かって表示部を変位させた際のねじり量が前述した材料(線材)の全長に相対的に大きくなる傾向であった。このため、ねじりコイルばねのばね定数が大きくなって、前記第2の位置で所定の力で表示部を付勢できるように、コイルばねのばね定数を定めると、前述したねじりコイルばねの弾性復元力に抗して、前記表示部を第2の位置から第1の位置に向かって変位させるための力が強くなる傾向であった。このように、前述した従来のAV機器は、表示部を第2の位置から第1の位置に向かって移動する際にかかる力が強くなる傾向であった。
このため、前述した従来のAV機器は、前記表示部を駆動するモータの減速比を大きくして、モータの動力伝達部の構成がより複雑になるとともに該動力伝達部がより大型化する傾向であった。また、表示部を移動する際にかかる力が強くしなければならないため、モ―タ自体も大型化する傾向であった。したがって、従来のAV機器は、機器全体が大型化する傾向であった。
本発明の目的は、例えば、可動ユニットを移動する際に必要な力を減少させることを可能にして、小型化を図ることを可能とする電子機器を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電子機器は、機器本体と、前記機器本体に、一端部を中心として回転自在に支持されているとともに、前記一端部を中心として回転することで第1の位置と第2の位置とに亘って変位自在に設けられた可動ユニットと、前記可動ユニットを前記第1の位置から前記第2の位置に向かって付勢するねじりコイルばねと、を備えた電子機器において、前記可動ユニットの一端部に設けられた回転中心をなす回転軸と、前記回転軸より外径が大きく形成されかつ前記回転軸の外周に取り付けられているとともに、外周に前記ねじりコイルばねが取り付けられた大径部と、を備え、前記可動ユニットの一端部には、前記可動ユニットの筐体部材で囲まれるとともに前記ねじりコイルばねを内側に収容可能な取り付け可能領域が設けられ、前記取り付け可能領域の中心と、前記回転軸の回転中心とが、互いに位置ずれしているとともに、前記大径部の軸芯は、前記回転軸の回転中心より前記取り付け可能領域の中心寄りに位置付けられていることを特徴としている。
以下、本発明の一実施形態にかかる電子機器を説明する。本発明の一実施形態にかかる電子機器は、可動ユニットの一端部に設けられた回転軸の外周に該回転軸より大径の大径部を取り付け、この大径部の外周に付勢手段を取り付けるようにすることで、付勢手段を構成する材料(線材)の全長を長くして、該付勢手段のばね定数を小さくしている。こうすることで、例えば、付勢手段の付勢力に抗して、第2の位置から第1の位置に向かって、可動ユニットを変位する際に必要とされる力を減少することを可能にして、駆動源からの動力伝達部の簡素化と駆動源の小型化を可能にして、電子機器の機器自体の小型化を可能にしている。
また、付勢手段として、ねじりコイルばねを用いても良い。
また、可動ユニットの一端部に設けられた取り付け可能領域の中心と回転軸の回転中心とが位置ずれしている際には、大径部の軸芯を回転軸の回転中心より取り付け可能領域の中心寄りに位置付けても良い。
さらに、取り付け可能領域の幅を、ねじりコイルばねの外径と略等しくしても良い。
前記大径部と、前記可動ユニットを回転させるための駆動力が伝達される歯車と、を一体に形成しても良い。
本発明の一実施例を、図1ないし図23に基づいて説明する。電子機器としてのAV(Audio-Visual)機器1は、図1などに示すように、移動体としての自動車のインストルメントパネル(以下、インパネと呼ぶ)Dなどに装着される。
AV機器1は、図1に示すように、機器本体2と、機器本体2内に出し入れ自在に設けられた可動ユニットとしての表示ユニット3と、機器本体2に移動自在に支持された移動ユニットとしての操作ユニット4と、第1駆動部5(図2などに示す)と、第2駆動部6(図9などに示す)などを備えている。
機器本体2は、合成樹脂から形成された筐体7と、板金などからなる第1固定シャーシ8(図2などに示す)と、板金などからなる第2固定シャーシ9(図9などに示す)と、を備えている。
筐体7は、扁平な箱状に形成されている、筐体7は、インパネDに取り付けられる。筐体7は、インパネDに装着された際に、自動車の乗員室側に相対向する開口部7a(図16に示す)と、後述のDVDビデオなどを出し入れする挿入口7b(図20に示す)とを備えている。なお、以下、図1などに示す矢印XをAV機器1の幅方向と記し、矢印YをAV機器1の奥行き方向と記し、矢印ZをAV機器1の厚み方向と記す。
第1固定シャーシ8は、図2に示すように、略平坦な天井板10と、該天井板10の外縁から立設した複数の周板11とを備えている。第2固定シャーシ9は、図9に示すように、略平坦な底板12と、該底板12の外縁から立設した複数の周板13とを備えている。周板11,13が互いに取り付けられて、固定シャーシ8,9は、互いに取り付けられるようになっている。
第1固定シャーシ8と第2固定シャーシ9とは、互いに取り付けられて、前記筐体7内に収容される。第1固定シャーシ8と第2固定シャーシ9とは、互いに取り付けられると、扁平な箱状に形成され、外形が筐体7の内面に沿うこととなる。図示例では、第1固定シャーシ8は、筐体7内の上半分に設けられ、第2固定シャーシ9は、筐体7内の下半分に設けられる。
また、筐体7即ち機器本体2は、DVDプレーヤと、テレビチューナなどを収容している。DVDプレーヤは、周知のDVD(Digital Versatile Disk)ビデオなどを再生して、これらのDVDビデオなどからの情報を表示ユニット3の後述の表示パネル3aに表示する。テレビチューナは、テレビ放送を受信して、受信して得た映像を表示ユニット3の表示パネル3aに表示する。
表示ユニット3は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)などからなりかつ文字や画像などの情報を運転者などに向かって表示して視認させるための表示面としての表示パネル3aと、この表示パネル3aを収容する筐体部材3bなどを備えている。表示ユニット3は、前記第1固定シャーシ8内に、表示パネル3aが下方に相対した状態で収容される。表示ユニット3は、第1駆動部5により機器本体2の内外に移動自在である。表示ユニット3の表示パネル3aは、前述したDVDプレーヤと、テレビチューナからの情報を表示する。
また、表示ユニット3は、最も開口部7aから離れた則ち最も筐体7の奥側に位置する一端部3cに、回転軸14と取り付け可能領域R(図5中に平行斜線で示す)とが設けられている。
回転軸14は、前記一端部3cの表示ユニット3の幅方向Xの両端から該幅方向Xに沿って突出している。回転軸14は、円柱状に形成されている。回転軸14は、第1駆動部5のスライドシャーシ18に回転自在に支持される。このため、表示ユニット3は、回転軸14即ち一端部3cを中心として回転自在に、スライドシャーシ18を介して第1固定シャーシ8即ち機器本体2に回転自在に支持されている。なお、回転軸14の軸芯P1(図2および図3中に一点鎖線で示す)は、本明細書に記した回転軸14の回転中心をなしている。
取り付け可能領域Rは、図5に示すように、表示ユニット3の側方からみて、回転軸14の外周を囲んでいるとともに、筐体部材3bなどで囲まれた空間(領域)となっている。取り付け可能領域Rは、内側に後述するねじりコイルばね30を収容することが可能な空間(領域)である。取り付け可能領域Rとは、ねじりコイルばね30を、筐体部材3bに干渉することなく取り付けることが可能な領域である。
表示ユニット3が機器本体2内に収容された状態で、取り付け可能領域Rを厚み方向Zに2等分する線分S1(図5に示す)と、取り付け可能領域Rを奥行き方向Yに2等分する線分S2(図5に示す)との交点である取り付け可能領域Rの中心P2と、前述した回転軸14の軸芯P1とは、互いに位置ずれしている。図示例では、取り付け可能領域Rの中心P2より、回転軸14の軸芯P1が、表示パネル3a寄りでかつスライドシャーシ18から離れた側に位置付けられている。
また、表示ユニット3の表示パネル3aは、パネルセンサを内蔵した所謂タッチパネルとなっている。パネルセンサは、前述した表示パネル3aに表示する情報を、DVDプレーヤからの情報と、テレビチューナからの情報とを切り換えるためなどに用いられる。また、パネルセンサは、機器本体2内から表示ユニット3を出し入れするためや、機器本体2内にDVDビデオなどを出し入れする際に操作ユニット4を移動して前述した挿入口7bを開閉するためなどに用いられる。
操作ユニット4は、図1に示すように、扁平な箱状のハウジング15と、該ハウジング15内に収容される表示パネルとしての液晶ディスプレイ(以下LCDと呼ぶ)16と、各種のスイッチ17と、を備えている。ハウジング15は、長さと幅がそれぞれ機器本体2の幅と厚みとほぼ等しい扁平な箱状に形成されている。
LCD16は、使用者に対し各種の情報を表示する表示領域としての表示面を備えている。各種のスイッチ17は、使用者が操作するための操作部を構成している。この表示面と操作部とが前記ハウジング15の図1中手前側に位置する面に設けられている。なお、前記面は、露出面をなしており、以下露出面と呼ぶ。
操作ユニット4に設けられたスイッチ17が使用者などに操作されることによって、例えば、チューナが電波を受信する放送局の選局やDVDプレーヤが再生するプログラムの選択が行われる。そして、操作ユニット4のLCD16にその選局中の放送局の周波数、放送局名や、再生中のプログラム名等の情報を表示させる。
第1駆動部5は、図2および図3に示すように、スライドシャーシ18と、移送手段としての移送ユニット19と、回転支持手段としての回転支持ユニット20とを備えている。
スライドシャーシ18は、板金などからなり、平板状に形成されている。スライドシャーシ18は、第1固定シャーシ8の天井板10の内側に配されているとともに、該天井板10に重ねられている。スライドシャーシ18は、移送ユニット19の後述するリニアガイドのスライダに固定されている。このため、スライドシャーシ18は、機器本体2の奥行き方向Yに沿って移動自在に第1固定シャーシ8の周板11則ち機器本体2に支持されている。スライドシャーシ18は、機器本体2の奥行き方向Yに沿ってスライドすることで、開口部7a内を通って、機器本体2に出し入れされる。
また、スライドシャーシ18は、表示ユニット3の一端部3cに設けられた回転軸14を回転自在に支持している。このため、スライドシャーシ18は、回転軸14即ち一端部3cを中心として回転自在に、表示ユニット3を支持している。
移送ユニット19は、図2および図3に示すように、図示しないリニアガイドと、駆動源としてのモータ21と、一対のラック22と、一対の走行歯車23と、複数の伝達歯車24と、を備えている。リニアガイドは、レールと、スライダとを備えている。レールは、それぞれ、第1固定シャーシ8の奥行き方向Yに沿って延在した周板11に取り付けられている。レールの長手方向は、前述した機器本体2の奥行き方向Y則ち機器本体2の奥から開口部7aに向かう方向に沿っている。スライダは、レールの長手方向に沿って移動自在に該レールに支持されている。
モータ21は、スライドシャーシ18に取り付けられているとともに、出力軸にはウォーム25が取り付けられている。ラック22は、直線状に延びており、第1固定シャーシ8の天井板10の機器本体2の幅方向Xの両端に取り付けられている。ラック22は、第1固定シャーシ8の天井板10の機器本体2の奥側の端から開口部7a寄りの端に亘って、設けられている。ラック22の長手方向は、機器本体2の奥行き方向Yと平行である。
一対の走行歯車23は、機器本体2の幅方向Xに沿って互いに間隔をあけて配されている。一対の走行歯車23は、それぞれ、ラック22と噛み合っている。一対の走行歯車23は、スライドシャーシ18に回転自在に設けられた軸26により互いに連結されている。
複数の伝達歯車24は、それぞれ、スライドシャーシ18に回転自在に設けられている。複数の伝達歯車24は、互いに噛み合っているとともに、一つがウォーム25と噛み合い、他の一つが一方の走行歯車23と噛み合っている。伝達歯車24は、モータ21の回転駆動力を、走行歯車23に伝達する。
前述した構成によって、移送ユニット19は、モータ21が例えば正転駆動すると、走行歯車23がラック22上を走行して、スライドシャーシ18則ち表示ユニット3を機器本体2内に収容された収容位置(図2中に二点鎖線で示す)から機器本体2外に排出された(の外部に位置付けられた)基準位置(図2及び図3に示す)に向かって、機器本体2の奥行き方向Yに沿って、表示ユニット3を移動する。則ち、移送ユニット19は、モータ21が例えば正転駆動すると、開口部7aを通して、機器本体2内の表示ユニット3を機器本体2外に露出させる。
また、移送ユニット19は、モータ21が例えば逆転駆動すると、走行歯車23がラック22上を走行して、スライドシャーシ18則ち表示ユニット3を前述の基準位置から収容位置に向かって、機器本体2の奥行き方向Yに沿って移動する。則ち、移送ユニット19は、モータ21が例えば逆転駆動すると、開口部7aを通して、機器本体2外の表示ユニット3を機器本体2内に収容する。
こうして、移送ユニット19は、機器本体2内に収容された収容位置と、機器本体2内から排出された基準位置とに亘って、表示ユニット3を移動する。即ち、移送ユニット19は、機器本体2に表示ユニット3を出し入れする。なお、基準位置とは、表示パネル3aの表面が、移送ユニット19の表示ユニット3を移送する方向即ち奥行き方向Yと平行な状態を示している。基準位置は、本明細書に記した第1の位置をなしている。
回転支持ユニット20は、図2および図3に示すように、駆動源としてのモータ27と、回転歯車28と、一対の大径部材29と、一対のねじりコイルばね30と、複数の伝達歯車31とを備えている。
モータ27は、スライドシャーシ18に取り付けられているとともに、出力軸にはウォーム32が取り付けられている。回転歯車28は、図4に示すように、スライドシャーシ18の表示ユニット3寄りの端部に回転自在に支持されている。回転歯車28は、一方の回転軸14の近傍に配されている。回転歯車28の軸芯は、機器本体2の幅方向Xと平行である。
一対の大径部材29のうち一方の大径部材29は、図4ないし図7に示すように、大径部33と、歯車としての歯車部34とを一体に備えている。大径部33は、内周面と外周面とが互いに偏心した円筒状に形成されている。大径部33の内径は、前述した回転軸14の外径と略等しく、大径部33の外径は、回転軸14の外径より大きい。大径部33即ち大径部材29は、内側に回転軸14を通した状態で、該回転軸14に固定される。このように、大径部33は、回転軸14の外周に取り付けられている。
大径部33の外周面の軸芯P3は、回転軸14の外周に取り付けられた状態で、該回転軸14の軸芯P1より取り付け可能領域Rの中心P2寄りに位置付けられている。図示例では、大径部33の軸芯P3は、回転軸14の外周に取り付けられた状態で、取り付け可能領域Rの中心P2と一致している。大径部33の外周面の軸芯P3は、本明細書に記した大径部33の軸芯をなしている。
歯車部34は、大径部33が回転軸14の外周に取り付けられると、前述した回転歯車28と噛み合う。このため、歯車部34は、表示ユニット3を回転させるための駆動力が伝達される。歯車部34の曲率の中心は、大径部33の内周面即ち回転軸14の軸芯P1である。
一対の大径部材29のうち他方の大径部材29は、前述した大径部33のみ備え、歯車部34を備えていない以外は、前述した一方の大径部材29と構成が等しいので、説明を省略する。
ねじりコイルばね30は、それぞれ、断面円形の長尺の材料(以下、線材と呼ぶ)が、コイル状に曲げられて形成されている。ねじりコイルばね30の内径は、大径部材29の大径部33の外径と略等しい。ねじりコイルばね30は、内側に大径部33を通した状態で、大径部材29に取り付けられる。また、ねじりコイルばね30の線材の直径の2倍と、ねじりコイルばね30の内径との和(即ち、ねじりコイルばね30の外径)は、前述した取り付け可能領域Rの幅H(図5に示す)より若干小さく、該幅Hと略等しい。なお、取り付け可能領域Rの幅Hとは、表示ユニット3が機器本体2内に収容された状態で前述した厚み方向Zの取り付け可能領域Rの幅を示している。
また、本明細書でいう前述した和(即ち、ねじりコイルばね30の外径)が、取り付け可能領域Rの幅Hと略等しいとは、ねじりコイルばね30の内径が回転軸14の外径より十分に大きく、かつ前述した和(即ち、ねじりコイルばね30の外径)が取り付け可能領域Rの幅Hより若干小さいことを示している。即ち、本明細書でいう前述した和(即ち、ねじりコイルばね30の外径)が、取り付け可能領域Rの幅Hと略等しいとは、ねじりコイルばね30の内径が回転軸14の外径と等しい場合より、該ねじりコイルばねのばね定数を十分に小さくできるように、前述した和(即ち、ねじりコイルばね30の外径)が取り付け可能領域Rの幅Hより若干小さくなるまで、ねじりコイルばね30の内径を大きくできることを示している。また、前述した和(即ち、ねじりコイルばね30の外径)が、取り付け可能領域Rの幅Hと略等しいとは、ねじりコイルばね30が筐体部材3bなどと干渉せずに、内径が回転軸14の外径より十分に大きいことを示している。
このように、ねじりコイルばね30は、大径部材29の大径部33の外周に取り付けられている。また、ねじりコイルばね30の一端は、スライドシャーシ18に係止している。ねじりコイルばね30の他端は、大径部材29に係止している。ねじりコイルばね30は、表示ユニット3を前述した基準位置から後述の視認位置に向かって付勢する。ねじりコイルばね30は、特許請求の範囲に記載された付勢手段をなしている。
複数の伝達歯車31は、それぞれ、スライドシャーシ18に回転自在に設けられている。複数の伝達歯車31は、互いに噛み合っているとともに、一つがウォーム32と噛み合い、他の一つが回転歯車28と噛み合っている。伝達歯車31は、モータ27の回転駆動力を、回転歯車28即ち大径部材29に伝達する。
前述した構成によって、回転支持ユニット20は、モータ27が例えば正転駆動すると、回転歯車28により一方の大径部材29の歯車部34が回転する。すると、大径部材29が回転軸14に固定されているので、表示ユニット3が機器本体2内から排出されて則ち収容位置から移動されて位置する基準位置(図4中に実線で示す)から表示パネル3aが乗員室内の乗員などと相対する視認位置(図4中に二点鎖線で示す)に向かって、表示ユニット3を、該表示ユニット3の機器本体2の奥側に位置する一端部3cを中心として機器本体2の幅方向X周りに回転させる。則ち、回転支持ユニット20は、表示ユニット3を、一端部3cを中心として回転して、起立させて、前述した視認位置に位置付ける(又は立ち上がらせるともいう)。なお、視認位置は、本明細書に記した第2の位置をなしている。
また、表示ユニット3が前述した視認位置に位置付けられている状態で、回転支持ユニット20は、モータ27が例えば逆転駆動すると、伝達歯車31が回転して、回転歯車28により一方の大径部材29の歯車部34が回転する。すると、大径部材29が回転軸14に固定されているので、前述の視認位置から表示パネル3aが下方に相対する図4中に実線で示す基準位置に向かって、ねじりコイルばね30の付勢力に抗して、表示ユニット3を該表示ユニット3の機器本体2の奥側に位置する一端部3cを中心として機器本体2の幅方向X周りに回転させる。則ち、回転支持ユニット20は、表示ユニット3を、一端部3cを中心として回転して、前述した基準位置に位置付ける(又は立ち下げるともいう)。こうして、回転支持ユニット20は、表示ユニット3を立ち上げて又は立ち下げて、収容位置から移動されて位置する基準位置と、表示パネル3aに表示した情報を乗員に視認させる視認位置とに亘って、表示ユニット3を回転する。即ち、表示ユニット3は、基準位置と視認位置とに亘って変位自在に設けられている。
第2駆動部6は、図9、図11および図13に示すように、駆動源としてのモータ35と、一対の連動歯車36と、一対の移動ユニット37と、複数の伝達歯車38と、を備えている。
モータ35は、第2固定シャーシ9の底板12に取り付けているとともに、出力軸にウォーム39が取り付けられている。一対の連動歯車36は、機器本体2の幅方向Xに沿って互いに並べられているとともに、互いに噛み合っている。連動歯車36は、それぞれ、第2固定シャーシ9の底板12に回転自在に支持されている。
移動ユニット37は、機器本体2内に設けられ、該機器本体2の幅方向Xの両端部に設けられている。移動ユニット37は、それぞれ、第1スライド孔40と、第2スライド孔41と、下連結アーム42と、上連結アーム43と、固定シャーシ44と、第1スライドシャーシ45と、第2スライドシャーシ46と、連結シャーシ47と、を備えている。
第1スライド孔40と第2スライド孔41は、図8、図10および図12に示すように、第2固定シャーシ9の奥行き方向Yに沿って直線状に延在した周板13に設けられている。第1スライド孔40と、第2スライド孔41とは、それぞれ、周板13を貫通している。第1スライド孔40は、周板13の挿入口7bより離れた側の端部に設けられ、第2スライド孔41は、周板13の挿入口7b寄りの端部に設けられている。
第1スライド孔40は、水平部48と、該水平部48に連なる傾斜部49とを備えている。水平部48は、前述した奥行き方向Yに沿って直線状に延在している。傾斜部49は、水平部48の挿入口7b寄りの縁に連なっている。傾斜部49は、挿入口7bに向かうにしたがって、徐々に第2固定シャーシ9の底板12から第1固定シャーシ8の天井板10に近づく方向に傾斜している。即ち、傾斜部49は、水平部48から挿入口7bに向かうにしたがって、徐々に上方に傾斜している。
第2スライド孔41は、水平部50と、該水平部50に連なる傾斜部51とを備えている。水平部50は、前述した奥行き方向Yに沿って直線状に延在している。傾斜部51は、水平部50の挿入口7b寄りの縁に連なっている。傾斜部51は、挿入口7bに向かうにしたがって、徐々に第1固定シャーシ8の天井板10から第2固定シャーシ9の底板12に近づく方向に傾斜している。即ち、傾斜部51は、水平部50から挿入口7bに向かうにしたがって、徐々に下方に傾斜している。
下連結アーム42と上連結アーム43とは、それぞれ、アーム状に形成されている。下連結アーム42は、長手方向が、前述した奥行き方向Yに沿う状態で配されている。下連結アーム42は、機器本体2内に収容された状態で挿入口7b寄りの一端42aが操作ユニット4の下端部4aと回転自在に連結している。機器本体2内に収容された状態で下連結アーム42の挿入口7bから離れた側の他端42bには、前記第1スライド孔40内に侵入して、該第1スライド孔40内を移動自在なスライド突起52が設けられている。下連結アーム42の長手方向の中央部には、前記第2スライド孔41内に侵入して、該第2スライド孔41内を移動自在なスライド突起53が設けられている。前述した下連結アーム42の特に他端42bは、スライド突起52,53がスライド孔40,41内を移動することで、奥行き方向Yに沿って、周板13に対しスライド自在となっている。
上連結アーム43は、一端43aが操作ユニット4の上端部4bと回転自在に連結している。上連結アーム43は、他端43bが第2スライドシャーシ46と回転自在に連結している。
固定シャーシ44は、板金からなり平板状に形成されている。固定シャーシ44は、第2固定シャーシ9の底板12に重ねられて、該第2固定シャーシ9に取り付けているとともに、前述した奥行き方向Yに沿って直線状に形成されている。固定シャーシ44は、第2固定シャーシ9の幅方向Xの両端に設けられている。固定シャーシ44には、奥行き方向Yに沿って直線状に延びたスライド孔54が設けられている。スライド孔54は、奥行き方向Yに沿って、固定シャーシ44の挿入口7bより離れた側の端部から前記挿入口7bに向かって直線状に延在している。
第1スライドシャーシ45は、板金からなり、平板状の水平部55と、該水平部55の縁から立設した平板状の鉛直部56と、を一体に備えてL字状に形成されている。第1スライドシャーシ45は、水平部55が固定シャーシ44上に重ねられ、鉛直部56が周板13の内面に重ねられている。第1スライドシャーシ45は、挿入口7bから離れた側(機器本体2の奥側)に設けられている。
第1スライドシャーシ45には、リニアガイド57と、スライド突起58と、スライド孔59と、ラック60と、支持孔61とが設けられている。リニアガイド57は、第1スライドシャーシ45に取り付けられているとともに、前記周板13に奥行き方向Yに沿って、スライド自在に支持されている。スライド突起58は、固定シャーシ44に向かって凸に形成されているとともに、固定シャーシ44のスライド孔54内に侵入して、該スライド孔54内を移動自在となっている。
スライド孔59は、水平部55を貫通しているとともに、直線部62と、円弧部63とを備えている。直線部62は、奥行き方向Yに沿って直線状に延びている。円弧部63は、直線部62の挿入口7bから離れた側の端部に連なっている。円弧部63は、円弧状に形成されかつ直線部62即ち挿入口7bから離れるのにしたがって、機器本体2の幅方向Xに沿って外側に向かう方向に延びている。
ラック60は、水平部55に設けられ、連動歯車36と噛み合っている。支持孔61は、鉛直部56を貫通しているとともに、水平部64と、傾斜部65とを備えている。水平部64は、奥行き方向Yに沿って直線状に延びている。傾斜部65は、水平部64の挿入口7b寄りの端部に連なっている。傾斜部65は、挿入口7bに近づくのにしたがって、徐々に底板12に近づく(下方に向かう)方向に延びている。支持孔61は、下連結アーム42の端部に設けられたスライド突起52が侵入するとともに、該スライド突起52が移動自在となっている。支持孔61は、スライド突起52が侵入することで、下連結アーム42を支持する。
前述した構成の第1スライドシャーシ45は、モータ35が駆動して、連動歯車36を回転することで、前述したリニアガイド57とスライド突起58などにより、奥行き方向Yに沿って移動される。このとき、例えばモータ35が正転駆動すると、第1スライドシャーシ45は、機器本体2の挿入口7bから離れた奥側から挿入口7b即ち手前側に移動する。また、例えばモータ35が逆転駆動すると、第1スライドシャーシ45は、機器本体2の挿入口7b寄り即ち挿入口7bから離れた側即ち機器本体2の奥側に移動する。
第2スライドシャーシ46は、板金からなり、平板状の水平部66と、該水平部66の縁から立設した平板状の鉛直部67と、を一体に備えてL字状に形成されている。第2スライドシャーシ46は、水平部66が固定シャーシ44上に重ねられ、鉛直部67が周板13の内面に重ねられている。第2スライドシャーシ46の水平部66は、固定シャーシ44と間隔をあけているとともに、固定シャーシ44との間に第1スライドシャーシ45の水平部55が侵入することを許容している。第2スライドシャーシ46の鉛直部67は、周板13と間隔をあけているとともに、周板13との間に第1スライドシャーシ45の鉛直部56が侵入することを許容している。第2スライドシャーシ46は、第1スライドシャーシ45より挿入口7b寄りに設けられている。
第2スライドシャーシ46には、複数のガイド孔68と、連結孔69とが設けられている。ガイド孔68は、水平部66を貫通しているとともに、奥行き方向Yに沿って直線状に延びている。ガイド孔68内には、第2固定シャーシ9の底板12及び固定シャーシ44から立設したボス70が侵入している。ガイド孔68内では、ボス70が移動自在となっている。
連結孔69は、第2スライドシャーシ46の水平部66の挿入口7bから離れた側(機器本体2の奥側)の端部に設けられている。即ち、連結孔69は、水平部66の第1スライドシャーシ45寄りの端部に設けられている。連結孔69は、水平部66を貫通している。連結孔69は、機器本体2の幅方向Xに沿って直線状に延びている。
前述した第2スライドシャーシ46は、前述したガイド孔68と、該ガイド孔68に侵入したボス70などにより、奥行き方向Yに沿って移動自在となっている。また、第2スライドシャーシ46には、第2固定シャーシ9の底板12との間に第2付勢手段としてのコイルばね71が掛け渡されている。第2スライドシャーシ46は、コイルばね71により挿入口7bから離れる方向即ち機器本体2の奥に向かって付勢されている。
さらに、前述した第2スライドシャーシ46の鉛直部67には、上連結アーム43の端部が回転自在に連結している。
連結シャーシ47は、板金からなり平板状に形成されている。連結シャーシ47は、第1スライドシャーシ45と第2スライドシャーシ46との間に設けられている。図示例では、連結シャーシ47は、第1スライドシャーシ45の上でかつ第2スライドシャーシ46の下に設けられている。連結シャーシ47は、挿入口7b寄りの縁部47aを中心として、回転自在に、第2固定シャーシ9の底板12に取り付けられている。
また、連結シャーシ47には、一対のスライド突起72,73が設けられている。一方のスライド突起72は、連結シャーシ47から第1スライドシャーシ45に向かって凸に形成され、該第1スライドシャーシ45に設けられたスライド孔59内に侵入しているとともに、該スライド孔59内を移動自在となっている。
他方のスライド突起73は、連結シャーシ47から第2スライドシャーシ46に向かって凸に形成され、該第2スライドシャーシ46に設けられた連結孔69内に侵入しているとともに、該連結孔69内を移動自在となっている。
前述した連結シャーシ47は、スライド突起72がスライド孔59の直線部62内を移動する際には、前述した縁部47aを中心として回転することがいない(即ち、回転が規制されている)。連結シャーシ47は、スライド突起72がスライド孔59の円弧部63内を移動する際には、前述した縁部47aを中心として回転する(即ち、円弧部63内のスライド突起72の位置に応じて、回転する)。さらに、連結シャーシ47は、スライド突起72が直線部62から円弧部63に向かって移動して、該スライド突起72が円弧部63を直線部62から離れる方向に移動すると、縁部47aを中心として、第2スライドシャーシ46を挿入口7bに近づく方向に押圧する向きに回転する。
前述した構成によって、移動ユニット37は、モータ35が例えば正転駆動すると、第1スライドシャーシ45が挿入口7bに近づく。そして、スライド突起72が円弧部63内を移動すると、連結シャーシ47が縁部47aを中心として回転して、第2スライドシャーシ46が挿入口7bに近づく方向に移動する。さらに、下連結アーム42のスライド突起52,53がスライド孔40,41内を移動して、移動ユニット37は、操作ユニット4を、該操作ユニット4が機器本体2の前面2a(図20に示す)を覆う図14および図15に示す覆い位置と、該操作ユニット4が開口部7aと挿入口7bとの双方を開放する図20および図21に示す挿排出位置と、該操作ユニット4が開口部7aを開放しかつ前記挿入口7bの一部を覆う図22および図23に示す操作位置とに順に移動する。なお、前面2aとは、機器本体2の乗員(使用者)に相対する面をなしている。
また、移動ユニット37は、モータ35が例えば逆転駆動すると、第1スライドシャーシ45が挿入口7bから離れる。そして、スライド突起72が円弧部63内を移動すると、連結シャーシ47が縁部47aを中心として回転して、第2スライドシャーシ46が挿入口7bから離れた後、スライド突起72が直線部62内を移動するとともに、第2スライドシャーシ46が停止する。さらに、下連結アーム42のスライド突起52,53がスライド孔40,41内を移動して、移動ユニット37は、操作ユニット4を、前述した操作位置と、挿排出位置と、覆い位置とに順に移動する。
複数の伝達歯車38は、それぞれ、第2固定シャーシ9の底板12に回転自在に設けられている。複数の伝達歯車38は、互いに噛み合っているとともに、一つがウォーム39と噛み合い、他の一つが連動歯車36と噛み合っている。伝達歯車38は、モータ35の回転駆動力を、連動歯車36即ち第1スライドシャーシ45に伝達する。
次に、前述した構成のAV機器1の動作を説明する。まず、図14および図15に示すように、表示ユニット3が収容位置に位置付けられ、かつ操作ユニット4が覆い位置に位置付けられている。この状態では、第1駆動部5のラック22の機器本体2の奥側の端部に走行歯車23が噛み合っているとともに、表示パネル3aが下方に相対している。
さらに、図9に示すように、第2駆動部6の第1スライドシャーシ45が、機器本体2の奥側即ち挿入口7bから離れた位置に位置付けられ、第2スライドシャーシ46が、挿入口7bから離れている。そして、図8に示すように、下連結アーム42のスライド突起52が、第1スライド孔40の挿入口7bから離れた側の端部と、第1スライドシャーシ45の鉛直部56に設けられた支持孔61の傾斜部65の挿入口7b寄りの端部に位置している。さらに、下連結アーム42のスライド突起53が、第2スライド孔41の挿入口7bから離れた側の端部に位置している。連結シャーシ47のスライド突起72は、第1スライドシャーシ45の水平部55に設けられたスライド孔59の直線部62の挿入口7b寄りの端部に位置している。
この状態で、表示ユニット3を機器本体2外に排出する際には、まず、スイッチ17のうち表示ユニット3を機器本体2外に排出するため(引き出し用)の則ち表示ユニット3を視認位置に位置付けるためのスイッチ17が操作される。すると、第2駆動部6のモータ35が例えば正転駆動する。すると、モータ35の駆動力が伝達歯車38と連動歯車36により第1スライドシャーシ45に伝達され、第1スライドシャーシ45が徐々に挿入口7bに向かって移動する。そして、第1スライドシャーシ45が、固定シャーシ44と連結シャーシ47との間に徐々に侵入するとともに、固定シャーシ44と第2スライドシャーシ46との間に徐々に侵入する。
すると、連結シャーシ47に設けられたスライド突起72が、徐々に円弧部63に近づく方向に、第1スライドシャーシ45に設けられたスライド孔59の直線部62内を移動する。このため、連結シャーシ47は、縁部47aを中心として回転することなく、停止した状態を保つ。
また、下連結アーム42のスライド突起52は、第1スライドシャーシ45に設けられた支持孔61の傾斜部65内に位置しているので、第1スライドシャーシ45に対し相対的に移動することなく、周板13に設けられた第1スライド孔40の水平部48内を移動する。また、下連結アーム42のスライド突起53が、周板13に設けられた第2スライド孔41の水平部50内を移動する。このため、下連結アーム42は、徐々に、機器本体2外に排出される。このため、操作ユニット4の下端部が徐々に機器本体2の前面2aより前方に突出して、操作ユニット4が徐々に上向きに変位する。
すると、図16および図17に示すように、操作ユニット4は、挿入口7bを覆ったまま開口部7aを開放する。
そして、図10に示すように、下連結アーム42のスライド突起52が、第1スライド孔40の傾斜部49と第1スライドシャーシ45の支持孔61の傾斜部65に侵入して、該傾斜部49,65に沿って上方に変位する。さらに、下連結アーム42のスライド突起53が、第2スライド孔41の傾斜部51に侵入して、該傾斜部51に沿って下方に変位する。スライド突起52が下連結アーム42の端部に設けられ、スライド突起53が下連結アーム42の中央部に設けられているので、下連結アーム42の機器本体2の挿入口7b寄りの一端部が下方に変位して、操作ユニット4の下端部が下方に変位する。そして、図20および図21に示すように、操作ユニット4は、開口部7aと挿入口7bとの双方を開放する挿排出位置に位置付けられる。この挿排出位置では、前述したDVDビデオなどの出し入れが行われる。
また、図16および図17に示すように、操作ユニット4が、挿入口7bを覆ったまま開口部7aを開放すると、第1駆動部5のモータ21が正転駆動する。そして、走行歯車23がラック22上を走行して、走行歯車23が徐々に開口部7aに近づく。すると、表示ユニット3が徐々に、機器本体2外に排出される。そして、図19中に二点鎖線で示すように、表示ユニット3が機器本体2外に排出されて、表示パネル3aが下方に相対する基準位置に位置付けられる。
そして、前述したモータ21が停止するとともに、第1駆動部5のモータ27が例えば正転駆動する。すると、表示ユニット3を一端部3cを中心として回転して、図18および図19に示すように、徐々に表示パネル3aが上方に向くように、表示ユニット3が徐々に立ち上げられる。そして、図20および図21に示すように、表示ユニット3が視認位置に位置付けられる。この視認位置では、ねじりコイルばね30によって、表示ユニット3は、表示パネル3aが上方に向く方向に(即ち、視認位置に向かって)付勢されている。
こうして、図20および図21に示すように、表示ユニット3が視認位置に位置付けられるとともに、操作ユニット4が挿排出位置に位置付けられる。そして、第1駆動部5のモータ27が停止する。表示ユニット3は、DVDプレーヤやテレビチューナなどの情報を表示パネル3aに表示する。
また、第2駆動部6のモータ35がさらに正転駆動すると、図11に示すように、連結シャーシ47のスライド突起72が第1スライドシャーシ45のスライド孔59の円弧部63内に侵入する。さらに、モータ35が正転駆動すると、図12に示すように、第1スライドシャーシ45がさらに挿入口7bに近づくとともに、スライド突起72が円弧部63の奥に侵入する。すると、連結シャーシ47は、コイルばね71の付勢力に抗して、縁部47aを中心として回転する。すると、スライド突起73が連結孔69内に侵入しているので、連結シャーシ47は、第2スライドシャーシ46をコイルばね71の付勢力に抗して、挿入口7bに向かって押圧する。すると、第2スライドシャーシ46は、挿入口7bに近づく。
一方、操作ユニット4が挿排出位置に位置付けられると、スライド突起52が第1スライドシャーシ45の支持孔61の水平部64内に侵入する。さらに、スライド突起52,53がスライド孔40,41の挿入口7b寄りの端部に位置する。このため、第1スライドシャーシ45がさらに移動しても、図12に示すように、スライド突起52が支持孔61の水平部64を移動して、下連結アーム42は、停止する。
さらに、第2スライドシャーシ46が、挿入口7bに近づけられると、上連結アーム43の回転支点(他端43b)が機器本体2の前方に排出される。このように、下連結アーム42の他端42bが停止し、上連結アーム43の回転支点(他端43b)が機器本体2の前方に排出されるので、挿排出位置から操作ユニット4の上端部が上方に変位する。こうして、図22および図23に示すように、操作ユニット4が挿入口7bを覆う操作位置に位置付けられる。この操作位置では、操作ユニット4やタッチパネルを操作して、表示ユニット3に表示する情報の選択が行われる。さらに、操作位置はで、DVDビデオを出し入れする際には、操作ユニット4やタッチパネルを操作して、モータ35を逆転駆動して、操作ユニット4を挿排出位置に位置付ける。また、操作位置から覆い位置に操作ユニット4を移動するとともに、表示ユニット3を収容位置に移動する際には、モータ21,27,35を先ほどと反対に駆動する。即ち、モータ21,27,35を逆転駆動する。
また、AV機器1は、表示ユニット3を機器本体2内に収容したまま、機器本体2にDVDビデオを出し入れする際には、表示ユニット3を機器本体2内に収容したまま、第2駆動部6のみ動作させて、操作ユニット4を、図14および図15に示す覆い位置と、図20および図21に示す挿排出位置とに亘って移動する。このときも、前述したように第2駆動部6を動作させる。
本実施例によれば、表示ユニット3の一端部3cに設けられた回転軸14の外周に大径部33を取り付け、該大径部33をねじりコイルばね30内に通して、該ねじりコイルばね30を大径部33の外周に取り付けている。このため、ねじりコイルばね30の内大径が大きくなり、該ねじりコイルばね30を構成する材料(線材)が長くなって、視認位置から基準位置に向かって、表示ユニット3を変位させた際のねじりコイルばね30のねじり量が前述した材料(線材)の全長に対して相対的に小さくなる。
このため、ねじりコイルばね30のばね定数が小さくなって、視認位置で所定の力で表示ユニット3を付勢できるように、ねじりコイルばね30のばね定数を定めると、前述したねじりコイルばね30の付勢力に抗して、表示ユニット3を視認位置から基準位置に向かって変位させるための力を弱くすることができる。このため、AV機器1は、表示ユニット3を視認位置から基準位置に向かって移動する際にかかる力を弱くすることができる。
このため、表示ユニット3を移動するためのモータ35の減速比を小さくすることができるとともに、モータ35からの動力を伝達する部分の機構を簡素化することができ、該動力を伝達する機構の小型化を図ることができる。
さらに、表示ユニット3を視認位置から基準位置に向かって移動する際にかかる力を弱くすることができるので、モータ35自体の小型化を図ることができる。また、付勢手段としてねじりコイルばね30を用いている。
したがって、表示ユニット3を移動する際に必要な力を減少させることを可能にして、AV機器1の機器全体の小型化を図ることができる。
表示ユニット3の一端部3cに設けられた取り付け可能領域Rの中心P2と回転軸14の軸芯P1とが位置ずれしている際に、大径部33の軸芯P3を、回転軸14の軸芯P1より取り付け可能領域Rの中心P2寄りに位置付けている。このため、取り付け可能領域Rの限られたスペースで、確実にねじりコイルばね30の大径化を図ることができる。
取り付け可能領域Rの幅Hを、ねじりコイルばね30の外径と略等しくしている。したがって、取り付け可能領域Rの限られたスペースで、確実にねじりコイルばね30の大径化を確実に図ることができる。
次に、本発明の発明者らは、本発明の効果を確認した。結果を、以下の表1に示す。
Figure 0004641436
表1の比較例では、ねじりコイルばね30の内径を回転軸14の外径と等しくしている。比較例では、材質がSWP−B(JIS(日本工業規格)G3522に規定されたピアノ線B種)であり、線材の直径が1.2mmであり、線材の全長が132mmであり、内径が4.2mmであるねじりコイルばね30を用いた。
表1の本発明品では、前述した実施例に記載したとおり、ねじりコイルばね30の内径を大径部33の外径と等しくしている。本発明品では、材質が前述のSWP−Bであり、線材の直径が1.1mmであり、線材の全長が322mmであり、内径が8.9mmであるねじりコイルばね30を用いた。
表1に示す実験では、前述した基準位置と視認位置との双方のねじりコイルばね30が表示ユニット3を付勢する付勢力のモーメントを計測した。
表1によれば、本発明品の視認位置の付勢力のモーメントが、比較例の視認位置の付勢力のモーメントと略等しく、本発明品の基準位置の付勢力のモーメントが、比較例の基準位置の付勢力のモーメントより小さいので、本発明品が比較例より視認位置から基準位置に表示ユニット3を移動する際のねじりコイルばね30による抵抗が小さいことが明らかとなった。即ち、本発明品は、比較例より前述したねじりコイルばね30の付勢力に抗して、表示ユニット3を視認位置から基準位置に向かって変位させるための力を弱くすることができることが明らかとなった。
前述した実施例では、DVDプレーヤなどを備えたAV機器1を示している。しかしながら、本発明では、DVDプレーヤ以外の他の電子ユニットを備えた電子機器でも良い。
前述した実施例では、可動ユニットとしては、表示面としての表示パネル3aを有した表示ユニット3を示している。しかしながら、本発明では、可動ユニットは、表示ユニット3以外の種々の電子ユニットであっても良い。
また、前述した実施例では、付勢手段としてねじりコイルばね30を用いている。しかしながら、本発明では、付勢手段として、ねじりコイルばね30以外の種々のばねやゴムなどの弾性体を用いても良い。
さらに、前述した実施例では、回転軸14と大径部材29とを別体にしている。しかしながら、本発明では、図24及び図25に示すように、回転軸14と大径部材29とを一体にした回転軸部材80を用いても良い。なお、図24及び図25において、前述した実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。また、図24及び図25において、回転軸14と大径部材29との境界を点線で示している。回転軸部材80は、勿論、表示ユニット3の一端部3cに取り付けられている。回転軸部材80では、勿論、大径部33が回転軸14の外周に一体化されている。
図24及び図25に示す場合においても、前述した実施例と同様に、ねじりコイルばね30の付勢力に抗して、表示ユニット3を視認位置から基準位置に向かって変位させるための力を弱くすることができる。
前述した実施例によれば、以下のAV機器1が得られる。
(付記1)
機器本体2、
前記機器本体2に、一端部3cを中心として回転自在に支持されているとともに、前記一端部3cを中心として回転することで第1の位置と第2の位置とに亘って変位自在に設けられた表示ユニット3と、
前記表示ユニット3を前記第1の位置から前記第2の位置に向かって付勢するねじりコイルばね30と、を備えたAV機器1において、
前記表示ユニット3の一端部3cに設けられた回転中心をなす回転軸14と、
前記回転軸14より外径が大きく形成されかつ前記回転軸14の外周に取り付けられているとともに、外周に前記ねじりコイルばね30が取り付けられた大径部33と、
を備えたことを特徴とするAV機器1。
(付記2)
前記表示ユニット3の一端部3cには、前記ねじりコイルばね30が取り付け可能な取り付け可能領域Rが設けられ、
前記取り付け可能領域Rの中心P2と、前記回転軸14の回転中心P1とが、互いに位置ずれしているとともに、
前記大径部33の軸芯P3は、前記回転軸14の回転中心P1より前記取り付け可能領域Rの中心P2寄りに位置付けられていることを特徴とする付記1記載のAV機器1。
(付記3)
前記取り付け可能領域Rの幅Hと、前記ねじりコイルばね30の外径と、を略等しくしたことを特徴とする付記1又は付記2記載のAV機器1。
(付記4)
前記大径部33と、前記表示ユニット3を回転させるための駆動力が伝達される歯車部34と、を一体に形成したことを特徴とする付記1乃至付記3のうちいずれか一項に記載のAV機器1。
(付記5)
機器本体2、
前記機器本体2に、一端部3cを中心として回転自在に支持されているとともに、前記一端部3cを中心として回転することで第1の位置と第2の位置とに亘って変位自在に設けられた表示ユニット3と、
前記表示ユニット3を前記第1の位置から前記第2の位置に向かって付勢するねじりコイルばね30と、
前記表示ユニット3の一端部3cに設けられた回転中心をなす回転軸14と、前記回転軸14より外径が大きく形成されかつ前記回転軸14の外周に一体化されているとともに外周に前記ねじりコイルばね30が取り付けられた大径部33とを有する回転軸部材80と、
を備えたことを特徴とするAV機器1。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施例にかかる電子機器としてのAV機器が自動車のインパネに取り付けられた状態を示す斜視図である。 図1に示されたAV機器の第1駆動部などの構成を示す平面図である。 図2に示された第1駆動部の要部を示す平面図である。 図3に示された第1駆動部の要部を示す側面図である。 図4に示された第1駆動部の要部を拡大して示す側面図である。 図5に示された第1駆動部の大径部材の平面図である。 図6中のVII−VII線に沿う断面図である。 図1に示されたAV機器の第2駆動部などの構成を示す側面図である。 図8に示された第2駆動部などの構成を示す平面図である。 図8に示された操作ユニットが挿排出位置に位置付けられた状態の第2駆動部などを示す側面図である。 図10に示された第2駆動部などを示す平面図である。 図10に示された操作ユニットが操作位置に位置付けられた状態の第2駆動部などを示す側面図である。 図12に示された第2駆動部などを示す平面図である。 図1に示されたAV機器の表示ユニットが収容位置に位置付けられ、操作ユニットが覆い位置に位置付けられた状態を示す正面図である。 図14に示されたAV機器の側面図である。 図14に示されたAV機器の操作ユニットが上向きに移動された状態を示す正面図である。 図16に示されたAV機器の側面図である。 図16に示されたAV機器の表示ユニットが基準位置から視認位置に向かって移動している状態を示す正面図である。 図18に示されたAV機器の側面図である。 図18に示されたAV機器の表示ユニットが視認位置に位置付けられ操作ユニットが挿排出位置に位置付けられた状態を示す正面図である。 図20に示されたAV機器の側面図である。 図20に示されたAV機器の操作ユニットが操作位置に位置付けられた状態を示す正面図である。 図22に示されたAV機器の側面図である。 図1に示されたAV機器の変形例の回転軸部材などを示す側面図である。 図24に示された回転軸部材を断面で示す平面図である。
符号の説明
1 AV機器(電子機器)
2 機器本体
3 表示ユニット(可動ユニット)
3c 一端部
14 回転軸
30 ねじりコイルばね(付勢手段)
33 大径部
34 歯車部(歯車)
80 回転軸部材
P1 回転軸の軸芯(回転中心)
P2 取り付け可能領域の中心
P3 大径部の軸芯
R 取り付け可能領域
H 取り付け可能領域の幅

Claims (4)

  1. 機器本体と、
    前記機器本体に、一端部を中心として回転自在に支持されているとともに、前記一端部を中心として回転することで第1の位置と第2の位置とに亘って変位自在に設けられた可動ユニットと、
    前記可動ユニットを前記第1の位置から前記第2の位置に向かって付勢するねじりコイルばねと、を備えた電子機器において、
    前記可動ユニットの一端部に設けられた回転中心をなす回転軸と、
    前記回転軸より外径が大きく形成されかつ前記回転軸の外周に取り付けられているとともに、外周に前記ねじりコイルばねが取り付けられた大径部と、
    を備え、
    前記可動ユニットの一端部には、前記可動ユニットの筐体部材で囲まれるとともに前記ねじりコイルばねを内側に収容可能な取り付け可能領域が設けられ、
    前記取り付け可能領域の中心と、前記回転軸の回転中心とが、互いに位置ずれしているとともに、
    前記大径部の軸芯は、前記回転軸の回転中心より前記取り付け可能領域の中心寄りに位置付けられていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記ねじりコイルばねのコイル部の内径と前記大径部の外径とを略等しくしたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記取り付け可能領域の幅と、前記ねじりコイルばねの外径と、を略等しくしたことを特徴とする請求項又は請求項記載の電子機器。
  4. 前記大径部と、前記可動ユニットを回転させるための駆動力が伝達される歯車と、を一体に形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の電子機器。
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