JPH05170031A - 車載用テレビ - Google Patents

車載用テレビ

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JPH05170031A
JPH05170031A JP35576891A JP35576891A JPH05170031A JP H05170031 A JPH05170031 A JP H05170031A JP 35576891 A JP35576891 A JP 35576891A JP 35576891 A JP35576891 A JP 35576891A JP H05170031 A JPH05170031 A JP H05170031A
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JP
Japan
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casing
main body
television
gear
sub
Prior art date
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Application number
JP35576891A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamaguchi
高史 山口
Yoshio Minamide
好生 南出
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビ本体のブレを防止すること。 【構成】 テレビ本体20が送り機構40によってケー
シング10の外部に押し出され、回動機構50によって
見やすい位置である所定の角度まで回動された後、送り
用駆動モータ41の駆動の停止と同時に、固定機構80
の支持シャフト82のネジ部82aとギヤ85との噛合
力を解くようにした。これにより、当接板83がスプリ
ング84の付勢力によってケーシング10側に押上げら
れることにより、ケーシング10の内面に押し当てられ
るため、ケーシング10に対し支持機構30が固定され
る。 【効果】 走行中におけるテレビ本体20のブレが確実
に防止される。またテレビ本体20のブレが防止される
ことにより、テレビ本体20と支持機構30との取付け
状態を長期にわたって安定させることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等の車両のダッ
シュボード等に組み込まれる車載用テレビに関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載されているカーステレオとし
て、チューナ、テープデッキ、CDプレーヤ等があり、
これらはオプション又は車両のグレードに合わせてコン
ソールボックス等に取付けられている。
【0003】ところで、近年においては小型薄型等の利
点を有した液晶テレビの機能が高められ、更には値段も
手ごろである等の理由により、ブラウン管式のテレビに
代わり普及度が増している。
【0004】しかし、多くの乗用車においては、ブラウ
ン管式のテレビに限らず液晶テレビを設置するためのス
ペースが無いため、たとえば液晶テレビを車室内に設置
する場合には、ダッシュボード上に専用の取付け金具を
用いて取付けたり、シフトノブ近傍に専用の取付けアー
ムを用いて取付けたりしている。
【0005】ところがこのような取付け方法では、専用
金具あるいは専用アームによって固定取付けされた液晶
テレビを単に車室内に据え付けた場合には、真夏の炎天
下に晒されてしまうケースが多く、このような場合には
液晶表示部が熱によって変形したりし、液晶テレビの表
示機能を著しく阻害してしまう危険性が大である。
【0006】このような不具合を解消するものとして、
たとえば特開平2−31577号公報には、図1乃至図
3に示すように液晶テレビをダッシュボードに組み込ん
だ車載用テレビが開示されている。
【0007】つまり、テレビ本体1を収容する箱型のケ
ーシング2がダッシュボードD内部に設置されている。
ケーシング2内部には、テレビ本体1を進退自在とする
送り機構3が設けられている。テレビ本体1の下端部に
は支持機構(図示省略)が設けられており、この支持機
構を介して送り機構3が連結されている。
【0008】使用に際して、手動によるものはテレビ本
体1をケーシング2内から手前側に引出した後(図2参
照)、支持機構を支点として適当な角度まで起立させる
(図3参照)。これに対し、伝動制御によるものは図示
省略の引出しスタートボタンを操作すると、送り機構3
が駆動することによりケーシング2内からテレビ本体1
が送り出され(図2参照)、この後テレビ本体1が支持
機構を介して所定の角度まで回動される(図3参照)。
【0009】使用しない場合、手動によるものは支持機
構を介してテレビ本体1を水平に倒した後、ケーシング
2内にテレビ本体1を押し込む。これに対し、伝動制御
によるものは、引戻しスタートボタン(図示省略)を操
作すると、支持機構を介してテレビ本体1が水平に倒さ
れた後、送り機構3によってテレビ本体1がケーシング
2内に戻される。
【0010】これにより、使用しない場合にはテレビ本
体1がダッシュボードD内部のケーシング2内に収容さ
れるため、収納スペースが確保されるばかりでなく、真
夏の炎天下に晒されてしまうこともなくなり、液晶表示
部が熱によって変形したりしてしまうという不具合が解
消される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の車載用テレビでは、図2及び図3に示したよう
に、テレビ本体1の下端部を回動自在に支持するための
送り機構3がケーシング2に対し進退自在に支持されて
いる。
【0012】このため、ケーシング2内部における送り
機構3の上下方向においては多少の余裕がもたされてお
り、車両の走行中にあってはテレビ本体1がガタついて
しまい、たとえばナビゲーション情報を与える液晶表示
部がブレることによって見ずらくなってしまうという不
具合がある。
【0013】またこのようなテレビ本体1のガタついた
状態が長期にわたって繰り返されると、たとえばテレビ
本体1の下端部と送り機構3との支持状態が不完全なも
のとなり、その結果ケーシング2に対するテレビ本体1
の送り出し及び引き込み動作がスムースに行われなくな
ってしまうことも予想される。
【0014】本発明は、このような事情に対処して成さ
れたもので、テレビ本体がケーシング外部に押し出され
た際のガタつきを確実に防止することができる車載用テ
レビを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、自動車のコンソール部分に埋設されるケ
ーシングに対して支持機構により進退自在に保持される
とともに、前記ケーシングから押し出された後に所定角
度まで回動されるテレビ本体を有した車載用テレビにお
いて、前記テレビ本体が前記支持機構によって前記ケー
シングの外部に押し出された際に、前記支持機構を前記
ケーシングに固定する固定手段が具備されていることを
特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の車載用テレビでは、テレビ本体が支持
機構によってケーシングの外部に押し出された際に、固
定手段によって支持機構がケーシングに固定される。
【0017】したがって、車両の走行中においては、支
持機構に回動自在に取付けられているテレビ本体のブレ
が防止されるため、たとえばナビゲーション情報を与え
るテレビ本体の表示部が見ずらくなってしまうという不
具合を解消することができる。 またテレビ本体のブレ
が防止されることにより、テレビ本体と支持機構との取
付け状態を長期にわたって安定させることもできる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図4乃至図10は、本発明の車載用テレビ
の一実施例を示すもので、車両のダッシュボード(図示
省略)等に設置されるケーシング10に対しテレビ本体
20が支持機構30を介して回動自在に支持されてい
る。またテレビ本体20は、送り機構40によりケーシ
ング10に対して進退自在とされている。更にテレビ本
体20は、回動機構50によって所定の見やすい角度ま
で回動されるようになっている。更にまたケーシング1
0の外部にテレビ本体20が押し出された状態では、送
り機構40が固定機構80によってケーシング10に固
定されるようになっている。
【0019】ケーシング10には、テレビ本体20の出
入口となる開口部13が設けられている。また、ケーシ
ング10は、DIN規格により定められた寸法とされて
いる。
【0020】テレビ本体20の側面には、チャンネルセ
レクトや音量調整及び輝度調整等を行うための機能ボタ
ン(図示省略)が設けられている。テレビ本体20に
は、液晶表示部21が設けられており、ケーシング10
内に収納された状態にあっては液晶表示部21が下側に
向けられている。テレビ本体20の縁部23aは、R状
に形成されており、これにより後述するようにテレビ本
体20がケーシング10から完全に押し出される直前の
位置での回動がスムースに行われるようになっている。
【0021】支持機構30には、サブケーシング31が
備えられている。サブケーシング31の両サイドには、
支持部材32を介してローラ33が回転自在に取付けら
れている。ケーシング10の内側面にはガイド部材14
が水平方向に延存している。各ローラ33は、ガイド部
材14に載置されている。これにより、サブケーシング
31は、ケーシング10内にてスライド自在とされる。
サブケーシング31の先端部には、支持アーム34が対
向配置されている。各支持アーム34間には、テレビ本
体20が回動自在に取付けられている。
【0022】サブケーシング31の上端面の一側には、
光センサ70が取付けられている。ケーシング10の内
面の光センサ70に対応する位置には、シート状の位置
検出部材71が貼付けられている。サブケーシング31
の移動に伴って光センサ70が位置検出部材71からの
変調された反射光を取り込むことにより、サブケーシン
グ31の移動量が検出される。
【0023】送り機構40には、サブケーシング31を
ケーシング10内にてスライドさせるための送り用駆動
モータ41が備えられている。送り用駆動モータ41の
駆動軸には、ウォームギヤ42が取付けられている。サ
ブケーシング31の上端部には、ピニオンギヤ43が回
転自在に取付けられている。ウォームギヤ42とピニオ
ンギヤ43との間には、伝達ギヤ42a〜42fが介在
されている。送り用駆動モータ41の駆動力は、伝達ギ
ヤ42a〜42fを介してピニオンギヤ43に伝達され
る。
【0024】ケーシング10側には、ラックギヤ11,
12が平設されている。ピニオンギヤ43はラックギヤ
11に噛み合っている。ピニオンギヤ44はラックギヤ
12に噛み合っている。ピニオンギヤ43,44はシャ
フト45を介して連結されている。送り駆動用モータ4
1の駆動力がピニオンギヤ43に伝えられると、サブケ
ーシング31がスライドする。このとき、ピニオンギヤ
43に伝えられた駆動力はシャフト45を介してピニオ
ンギヤ44に伝達されるため、サブケーシング31のス
ライド動作が適切に行われる。
【0025】ケーシング10の先端部側には、テレビ本
体20が所定位置まで送り出された後の回動開始位置を
センスするセンススイッチ46が取付けられている。サ
ブケーシング31の側面には、サブケーシング31が所
定量だけ送り出された際にセンススイッチ46に当接
し、これをオンさせる当接部材46aが取付けられてい
る。
【0026】なお、テレビ本体20の所定位置までの送
り出し位置をセンスするセンサにあっては、この例のよ
うにメカニカルなものに限らず光学式センサ等のように
他のセンサを用いてもよい。
【0027】回動機構50には、ケーシング10外に押
し出されたテレビ本体20を見やすい角度まで回動させ
るための回動力を与える回動用駆動モータ51が備えら
れている。回動用駆動モータ51の駆動軸には、ウォー
ムギヤ52が取付けられている。サブケーシング31の
先端部側には、テレビ本体20側に設けられた回動用の
扇状ギヤ22,23に噛合う大ギヤ53が回動自在に配
置されている。なお、大ギヤ53は各扇状ギヤ22,2
3に対向させて配置されており、各大ギヤ53は軸53
aによって連結されている。
【0028】大ギヤ53とウォームギヤ52との間に
は、伝達ギヤ54a〜54fが介在されている。回動用
駆動モータ51の駆動力は、伝達ギヤ54a〜54fを
介して大ギヤ53に伝達される。
【0029】伝達ギヤ54fに噛合う位置には、回動角
判別ギヤ55が配置されている。回動角判別ギヤ55に
は、図7(b)に示すように、外周面が白黒に塗り分け
られた判別板56が一体的に取付けられている。
【0030】サブケーシング31の上端面の判別板56
に対応する位置には、基板57を介して光センサ58が
取付けられている。テレビ本体20の回動に伴って光セ
ンサ58が判別板56からの変調された反射光を取り込
むことにより、テレビ本体20の回動量が検出される。
【0031】固定機構80には、サブケーシング31内
部に固定状態で保持されているベース部材81が備えら
れている。ベース部材81には、この面と直交する方向
に摺動自在となるように支持シャフト82が取付けられ
ている。支持シャフト82の一端部には、ケーシング1
0の内面に当接する当接板83が取付けられている。当
接板83とベース部材81との間には、当接板83を常
時ケーシング10側に付勢するスプリング84が介在さ
れている。
【0032】支持シャフト82の他端部のネジ部82a
には、支持シャフト82に対して摺動力を与えるギヤ8
5が噛み合っている。なお、ギヤ85の駆動に際して
は、後述するように、テレビ本体20の回動動作終了及
びテレビ本体20のケーシング10内部への押し戻し動
作の開始が検知された際に動作されるようなっている。
なお、ケーシング10に対する当接板83によっての押
圧力は、当接板83の材質及びスプリング84の強さを
変えることによって変更可能である。
【0033】このような構成の車載用テレビは、次のよ
うな動作を行う。まず、ケーシング10内からのテレビ
本体20の引き出しを促す図示省略のスタートスイッチ
を操作すると、送り機構40の送り用駆動モータ41が
駆動される。送り用駆動モータ41の駆動力は、この駆
動軸に取付けられているウォームギヤ42及び伝達ギヤ
42a〜42fを介してピニオンギヤ43に伝達され
る。
【0034】またピニオンギヤ43に伝達された駆動力
はシャフト45を介してピニオンギヤ44に伝達され
る。ピニオンギヤ43,44が回転することにより、ラ
ックギヤ11,12との噛合力によってサブケーシング
31が開口部13側に送り出される。
【0035】このとき、サブケーシング31に取付けら
れている光センサ70がケーシング10の内面に取付け
られているシート状の位置検出部材71からの変調され
た反射光を検出することにより、サブケーシング31の
移動量が検出される。
【0036】サブケーシング31が送り用駆動モータ4
1の駆動力によってたとえば図9に示す開口部13側ま
で送り出されると、サブケーシング31に取付けられて
いる当接部材46がケーシング10側に取付けられてい
るセンススイッチ46に当接する。この位置は、テレビ
本体20がケーシング10から完全に押し出される直前
の場所であり、且つテレビ本体20の回動に支障をきた
すことのない位置でもある。
【0037】これにより、テレビ本体20の回動スター
ト位置が検知され、回動機構50の回動用駆動モータ5
1が駆動される。回動用駆動モータ51の駆動力は、こ
の駆動軸に取付けられているウォームギヤ52及び伝達
ギヤ54a〜54fを介して大ギヤ53に伝達される。
一方の大ギヤ53に伝達された駆動力は、軸53aを介
して他方の大ギヤ53にも伝達される。
【0038】各大ギヤ53が回転し、これに噛合う扇状
ギヤ22,23が回動することにより、テレビ本体20
が回動する。
【0039】このとき、テレビ本体20の縁部23aは
R状に形成されているため、テレビ本体20の回動に際
してはその縁部23aがケーシング10に当接すること
がなくスムースに行われる。またこのとき、伝達ギヤ5
4fに噛合う回動角判別ギヤ55がテレビ本体20の回
動に同期して回転し、併せて判別板56も回転する。サ
ブケーシング31側に取付けられている光センサ58が
判別板56の回転によって変調された反射光を取り込む
ことにより、テレビ本体20の回動量が検出される。
【0040】テレビ本体20がたとえば予め設定された
角度まで回動すると、光センサ58の検出結果によりそ
れが検知され、回動用駆動モータ51の駆動が停止され
る。テレビ本体20の回動停止の直前又は直後において
は、サブケーシング31の上端面に取り付けられている
光センサ70がケーシング10側に貼付けられているシ
ート状の位置検出部材71からの変調された反射光を取
り込み、サブケーシング31を所定量だけ送り出したこ
とを検知する。これにより、送り用駆動モータ41の駆
動が停止される。
【0041】また、送り用駆動モータ41の駆動の停止
と同時に、固定機構80の支持シャフト82のネジ部8
2aとギヤ85との噛合力が解かれ、当接板83がスプ
リング84の付勢力によってケーシング10側に押上げ
られることにより、ケーシング10の内面に押し当てら
れる。これにより、ケーシング10に対し支持機構30
が固定されるため、走行中におけるテレビ本体20のブ
レが確実に防止される。
【0042】一方、ケーシング10内部にテレビ本体2
0が戻る場合には、次のような動作が行われる。まず、
固定機構80の支持シャフト82のネジ部82aに噛合
うギヤ85が駆動され、支持シャフト82が下方に引き
込まれる。これにより、当接板83がスプリング84の
付勢力に抗してケーシング10の内面から離され、定位
置まで戻される。このとき、ネジ部82aに対するギヤ
85の噛合力がスプリング84の付勢力より大きくされ
ることにより、当接板83は定位置に保持される。
【0043】次いで、送り機構40の送り用駆動モータ
41が上記とは逆方向に駆動され、サブケーシング31
がケーシング10内部に引き戻される。これと略同時に
回動用駆動モータ51が上記とは逆方向に駆動され、テ
レビ本体20が水平に倒される側に回動される。
【0044】テレビ本体20が水平位置まで完全に倒さ
れた際、サブケーシング31は図9に示す位置まで移動
している。このとき、サブケーシング31に取付けられ
ている当接部材46aがケーシング10側に取付けられ
ているセンススイッチ46に当接することによってテレ
ビ本体20の水平位置までの回動戻し完了が検知され
る。これにより、回動用駆動モータ51の駆動が停止さ
れる。
【0045】この状態からサブケーシング31の引き込
みが更に続行される。サブケーシング31の上端面に取
り付けられている光センサ70がケーシング10側に貼
付けられているシート状の位置検出部材71からの変調
された反射光を取り込み、サブケーシング31が所定量
だけ引き込まれたことを検知すると、送り用駆動モータ
41の駆動が停止される。
【0046】このように本実施例では、テレビ本体20
が送り機構40によってケーシング10の外部に押し出
され、回動機構50によって見やすい位置である所定の
角度まで回動された後、送り用駆動モータ41の駆動の
停止と同時に、固定機構80の支持シャフト82のネジ
部82aとギヤ85との噛合力を解くようにした。
【0047】これにより、当接板83がスプリング84
の付勢力によってケーシング10側に押上げられること
により、ケーシング10の内面に押し当てられるため、
ケーシング10に対し支持機構30が固定され、走行中
におけるテレビ本体20のブレが確実に防止される。ま
たテレビ本体20のブレが防止されることにより、テレ
ビ本体20と支持機構30との取付け状態を長期にわた
って安定させることもできる。
【0048】一方、ケーシング10内部にテレビ本体2
0を戻す場合には、まず固定機構80の支持シャフト8
2のネジ部82aに噛合うギヤ85を駆動し、支持シャ
フト82が下方に引き込むことにより、当接板83をス
プリング84の付勢力に抗してケーシング10の内面か
ら離し、定位置まで戻する。これにより、送り機構40
及び回動機構50の駆動により、テレビ本体20をケー
シング10の内部に引き込むことができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車載用テレ
ビによれば、テレビ本体が支持機構によってケーシング
の外部に押し出され、見やすい角度まで回動された際
に、固定手段によって支持機構をケーシングに固定する
ようにした。
【0050】したがって、車両の走行中においては、支
持機構に回動自在に取付けられているテレビ本体のブレ
が防止されるため、たとえばナビゲーション情報を与え
るテレビ本体の表示部が見ずらくなってしまうという不
具合を解消することができる。またテレビ本体のブレが
防止されることにより、テレビ本体と支持機構との取付
け状態を長期にわたって安定させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の車載用テレビの取付け状態の一例を示す
斜視図である。
【図2】図1の車載用テレビのケーシングからテレビ本
体が押し出される状態を示す斜視図である。
【図3】図1のテレビ本体が見やすい角度まで回動され
た状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の車載用テレビの一例を示す平面図であ
る。
【図5】図4の車載用テレビを示す底面図である。
【図6】図4の車載用テレビを示す正面図である。
【図7】図4の車載用テレビを示す左側面図である。
【図8】図4の車載用テレビのテレビ本体が押し出され
る状態を示す左側面図である。
【図9】図4の車載用テレビのテレビ本体が回動を開始
する状態を示す左側面図である。
【図10】図4の車載用テレビのテレビ本体が回動を開
始する状態を示す左側面図である。
【符号の説明】
10 ケーシング 13 開口部 20 テレビ本体 21 液晶表示部 30 支持機構 31 サブケーシング 40 送り機構 41 送り用駆動モータ 46 センススイッチ 46a 当接部材 55 回動角判別ギヤ 56 判別板 58 光センサ 50 回動機構 70 光センサ 71 位置検出部材 80 固定機構 81 ベース部材 82 支持シャフト 83 当接板 84 スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のコンソール部分に埋設されるケ
    ーシングに対して支持機構により進退自在に保持される
    とともに、前記ケーシングから押し出された後に所定角
    度まで回動されるテレビ本体を有した車載用テレビにお
    いて、 前記テレビ本体が前記支持機構によって前記ケーシング
    の外部に押し出された際に、前記支持機構を前記ケーシ
    ングに固定する固定手段が具備されていることを特徴と
    する車載用テレビ。
JP35576891A 1991-12-20 1991-12-20 車載用テレビ Pending JPH05170031A (ja)

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JP35576891A JPH05170031A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 車載用テレビ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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