JP2009120075A - スロープ機構およびこのスロープ機構を備えた車載用音響機器 - Google Patents

スロープ機構およびこのスロープ機構を備えた車載用音響機器 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構造で操作パネルを傾斜させることができ、かつ、操作ボタンの押圧力に耐え得るスロープ機構およびこのスロープ機構を備えた車載用音響機器を提供する。
【解決手段】装置本体2の側部前面に取り付けられた操作パネル3を手前側に引き出した後に傾斜させるスロープ機構12であって、操作パネル3を支持し、装置本体2に対して手前側へ引き出し可能なスライダ40と、一端部50aが操作パネル3を支持し、他端部50bが装置本体2に支持されると共にスライダ40の引き出し方向へ移動可能に支持され、スライダ40の移動によって操作パネル3を傾動させるアーム50と、操作パネル3が傾斜したときに、アーム50の他端部50bが引き出し方向へ移動するのを阻み、操作パネル3の操作によって作用する引き出し方向への力Qを受けるロック部63とを備えた。
【選択図】図10

Description

本発明は、装置本体に対し操作パネルを手前側に引き出して傾斜させるためのスロープ機構およびこのスロープ機構を備えた車載用音響機器に関する。
従来、自動車等の移動体に取り付けられるCD及びカセットプレーヤ等の音響機器の側部前面には、音響機器の操作(例えば、音量調節、早送りなど)に必要な操作パネル(DCP、Detachable control panel)が設けられている。また、このような車載用音響機器では、利用者の操作性を向上させるべく、DCPを手前側に引き出し可能にしたものがある。より詳細には、DCPを手前側に平行に移動させた後、このDCPの下部側を前側に移動させて、DCPの操作面が利用者に対して見やすい方向に向くまで傾斜させる(チルトさせる)ものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2004−83007号公報 特開2005−47483号公報
しかしながら、上述のようにDCPを傾斜させる構造では、カムやギヤを組み合わせて構成しているので、構造が複雑になり、耐久性に不安がある。また、構造が複雑であることから、部品点数が多く、組立工数も増えることから、コスト面で高価なものになっていた。また、このDCPが傾斜した状態では、操作ボタンが操作されたときの押圧力に耐え得る構造でなければならない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構造でDCPを傾斜させることができ、かつ、操作ボタンの押圧力に耐え得るスロープ機構およびこのスロープ機構を備えた車載用音響機器を提供することを目的とする。
本発明では、装置本体の側部前面に取り付けられた操作パネルを手前側に引き出した後に傾斜させるスロープ機構であって、前記操作パネルを支持し、装置本体に対して手前側へ引き出し可能なスライダと、一端部が前記操作パネルを支持し、他端部が前記装置本体に支持されると共に前記スライダの引き出し方向へ移動可能に支持され、前記スライダの移動によって前記操作パネルを傾動させるアームと、前記操作パネルが傾斜したときに、前記アームの他端部が引き出し方向へ移動するのを阻み、前記操作パネルの操作によって作用する引き出し方向への力を受けるロック部とを備えたことを特徴とする。
この場合において、前記スライダに被検知部を設けるとともに、前記スライダと共に移動する前記被検知部の位置に基づいて前記操作パネルの傾斜を検知する検知部を備えるようにしてもよい。
また、スロープ機構において、前記ロック部と前記検知部とが一体に形成されたフック部材を備え、このフック部材は、前記装置本体に対して回動可能に取り付けられ、前記検知部が前記被検知部と接触してこの被検知部の形状に基づいて回動することにより前記操作パネルの傾斜を検知し、この検知部の回動に伴って前記ロック部が前記アームの他端部の移動を阻止するようにしてもよい。
また、スロープ機構において、前記フック部材の検知部を前記被検知部側に付勢するばね部材を設けることもできる。
さらに、スロープ機構において、前記アームの他端部は、前記装置本体に形成された長孔の内部を移動可能なアームピンで支持され、前記ロック部は、前記フック部材が回動したときに前記アームピンが嵌り込む嵌合溝で構成されていてもよい。
また、スロープ機構において、前記被検知部は、前記検知部によって検出される平坦面を備え、この平坦面の長さを前記長孔の長さに合わせて形成し、この平坦面を前記スライダが移動するときに前記操作パネルが傾斜しない位置に設けることもできる。
さらにまた、スロープ機構において、前記被検知部を台形形状に形成してもよい。
他方、本発明では、装置本体の側部前面に取り付けられた操作パネルを手前側に引き出した後に傾斜させるスロープ機構を備えた車載用音響機器であって、前記スロープ機構は、前記操作パネルを支持し、装置本体に対して手前側へ引き出し可能なスライダと、一端部が前記操作パネルを支持し、他端部が前記装置本体に支持されると共に前記スライダの引き出し方向へ移動可能に支持され、前記スライダの移動によって前記操作パネルを傾動させるアームと、前記操作パネルが傾斜したときに、前記アームの他端部が引き出し方向へ移動するのを阻み、前記操作パネルの操作によって作用する引き出し方向への力を受けるロック部とを備えたことを特徴とする。
この場合において、前記スライダに被検知部を設けるとともに、前記スライダと共に移動する前記被検知部の位置に基づいて前記操作パネルの傾斜を検知する検知部を備えるようにしてもよい。
また、車載用音響機器において、前記ロック部と前記検知部とが一体に形成されたフック部材を備え、このフック部材は、前記装置本体に対して回動可能に取り付けられ、前記検知部が前記被検知部と接触してこの被検知部の形状に基づいて回動することにより前記操作パネルの傾斜を検知し、この検知部の回動に伴って前記ロック部が前記アームの他端部の移動を阻止することもできる。
本発明によれば、装置本体の側部前面に取り付けられた操作パネルをスライダによって手前側に引き出した後に、アームを用いたリンク機構によって操作パネルを傾斜させたとしても、アームの他端部が引き出し方向へ移動するのを阻み、操作パネルの操作によって作用する引き出し方向への力を受けるロック部を備えているので、利用者が操作パネルを操作する押圧力に対抗することができる。そのため、操作中に操作パネルの傾斜角度が変化しない。その結果、操作パネルの操作がし易い車載用音響機器を提供することができる。
また、スライダとアームで簡単なリンク機構を構成して操作パネルを傾斜させているので、歯車伝達機構を用いる構造と比較して簡単に構成することができる。そのため、部品点数を削減することができると共に、組立工数も削減することができる。その結果、製品コストを低減させることができる。
以下、本発明の実施の形態に係るスロープ機構およびこのスロープ機構を備えた車載用音響機器について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書で使用する車載用音響機器とは、CDやFMラジオ等を再生するためのカーオーディオ装置、DVDを再生したりTVを再生する液晶ディスプレイを備えたTV受信装置、カーナビゲーションシステム装置など、自動車等のインストルメントパネルに取り付けて使用する全てのものを含んでいる。本実施の形態では、車載用音響機器の一実施例としてカーオーディオ装置について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るカーオーディオ装置の正面図、図2は、図1の状態から操作パネルを前方に引き出した状態の正面図、図3は、図2の斜視図である。
車載用のカーオーディオ装置1は、図1および図2に示すように、左右方向に横長(幅広)に形成された箱形形状の装置本体2と、この装置本体2の側部前面の全体を覆うように取り付けられる操作パネル(以下、DCPという)3とを備えている。
DCP3は、カーオーディオ装置1の表示手段および操作手段として機能するものであり、液晶パネル5と、当該液晶パネル5上に設けられたタッチパネル6と、液晶パネル5の左右両側に配設された複数の操作キー7とを有している。液晶パネル5の上下縁部には上フレーム8Aおよび下フレーム8Bが設けられ、これら上フレーム8Aおよび下フレーム8Bにより液晶パネル5が挟持される。また下フレーム8Bには液晶パネル5との隣接部分に沿ってほぼ等間隔に凹部9が4箇所形成されている。これら凹部9は、タッチパネル6上の操作箇所を案内するものである。
DCP3の操作キー7としては、電源・ボリュームキー7A、ソースボタン7B、オープン・イジェクトボタン7C、アジャストボタン7D、モードボタン7E、サウンドボタン7F、および、ISRボタン7Gが設けられている。電源・ボリュームキー7Aはロータリーキースイッチとして構成され押下操作によって電源がオン・オフし、また、回転操作によってボリューム(音量)が調整される。ソースボタン7Bは音源ソースを切り換えるための押下式ボタンであり、押下の度に、再生する音源ソースが切り換えられる。音源ソースとしては、装置本体2に内蔵されたラジオ音源やCD音源、装置本体2に通信可能に接続されたCDチェンジャーやDVDチェンジャー、および、外部音声入力端子から入力される外部音声などが用いられている。
オープン・イジェクトボタン7CはDCP3を開くための押下式ボタンであり、DCP3が閉じられた状態でオープン・イジェクトボタン7Cが押下されると、DCP3が後述するスロープ機構12によって装置本体2から引き出されると共に傾倒して開状態となる(図2及び図3参照)。
アジャストボタン7Dは装置本体2の各種の設定や調整をするときに使用される操作ボタンである。モードボタン7Eは例えばCD再生時の再生モードを設定するための押下式ボタンであり、押下の度に、リピート再生やランダム再生といった再生モードが切り替わり設定される。また、当該モードボタン7Eが長押操作された場合には、液晶パネル5の表示が標準表示とデザインを省略して視認性を向上させたシンプル表示との間で表示が切り換えられる。サウンドボタン7Fは音響に関する各種の設定や調整をするときに使用される操作ボタンである。ISRボタン7Gは現在の音源ソースの選択状態にかかわらず、特定のラジオチャンネルを受信してラジオ音声を出力させるための操作ボタンである。
また、DCP3の正面には、車室内の明るさを感知するフォトセンサの受光窓14aと、リモートコントローラからの信号を受光するための受光窓14bとが設けられている。カーオーディオ装置1にあっては、上記フォトセンサで感知した車室内の明るさに応じて液晶パネル5のバックライトの輝度が調整されるようになっている。
また、DCP3は、装置本体2の内部に設けられたメイン基板(図示せず)とフレキシブルプリント配線(図示せず)を介して接続されている。すなわち、DCP3が手前側に引き出された場合であっても、フレキシブルプリント配線がDCP3の移動に追従することにより、DCP3側と装置本体2との間でボタン操作によるコマンド信号や、表示部へ各種情報を表示するための信号等が送受されることになる。
さらに、このDCP3は、DCP3が閉じた状態でイジェクトボタンを操作することによって、DCP3を装置本体2(詳細には、後述するDCPホルダ)から取り外すことができるようになっている。すなわち、DCP3と装置本体とはコネクタ(図示せず)によって着脱自在に構成されており、利用者が自動車等から離れる際にこのDCP3を取り外して持ち運ぶようにすることで、音響機器の盗難を防止している。
一方、装置本体2には、その内部にCDを再生するための各種機器が収納されている。詳細には、装置本体2の正面にはCDの挿入口20が設けられており、DCP3を開状態とすることで装置本体2へのCDの挿脱が可能となる。また、DCP3が開いた状態で上記オープン・イジェクトボタン7Cを操作した場合には、挿入口20からのCD21の挿入・排出動作が行われる。さらに、DCP3が開状態となった場合には、所定時間経過後に、後述するスロープ機構12が作動して、自動で閉状態となる。
図4は、DCP3と自動車等のインストルメントパネルとの関係を示す側部断面図である。
カーオーディオ装置1は、自動車の運転席前方に位置するインストルメントパネルPに図示しない取付具を用いて取り付けられている。このカーオーディオ装置1は、DCP3が閉じられた状態(DCP3が手前側に引き出されていない状態)では、DCP3の操作ボタンが設けられた表面と、インストルメントパネルPの車室内側の表面とがほぼ面一になるように取り付けられる。このように、インストルメントパネルからDCP3が突出していないように取り付けることで、スリムなデザインを醸し出すことができると共に、余分な凹凸を設けないことにより安全性の向上が図られている。なお、カーオーディオ装置1の下側に他の車載用音響機器を設ける場合であっても、上下に隣り合うDCP3の表面がほぼ面一になるように取り付けられる。
図5は、装置本体2の前側部に設けられたスロープ機構の概要を示す斜視図である。また、図6は、スロープ機構を組み立てた状態であって、図5のA方向から見た斜視図である。なお、図5では、スロープ機構の説明を容易にするために、DCP3を省略して記載している。
スロープ機構12は、DCP3を装置本体2から手前側に引き出した後にDCP3を下部3b側から傾斜させ、この傾斜した状態を維持する機能を有している。このスロープ機構12は、図5に示すように、DCP3が取り付けられるDCPホルダ30と、このDCPホルダ30の両側の下部に回動自在に取り付けられたスライダ40と、DCPホルダ30の両側の上部にそれぞれ取り付けられたアーム50と、装置本体に回動自在に取り付けられたフック部材60と、装置本体2に設けられ、スライダ40の前後方向への移動を案内するガイドレール70とで構成されている。
DCPホルダ30は、図5に示すように、略矩形形状に形成された前面部30aと、この前面部30aの左右両端部を手前側に折り曲げて形成された折り曲げ部30bとで構成されている。この前面部30aは、装置本体2の前面部の全体を覆う大きさに形成されており、この前面部30aにDCP3が取り付けられるようになっている。また、前面部30aには、DCP3に設けられたコネクタ(図示せず)が、装置本体2に接続可能なように、左右方向に延びる角穴31が設けられている。
また、折り曲げ部30bのそれぞれには、DCPホルダ30の外側方に向けて突出する凸部32が設けられている(後述する図8〜図12参照)。
なお、このDCPホルダ30には、DCP3を取り外す機構が設けられているが、その詳細構造の説明は省略する。
スライダ40は、図5に示すように、DCPホルダ30の幅とほぼ同じ幅で後方へ延在している。このスライダ40は、装置本体2の底面2aの上側に挿入される底面部40aと、この底面部40aの両端部を上側に折り曲げて形成した起立部40bとで構成されている。このように折り曲げて起立部40bを形成することで、スライダ40はその剛性が高められている
起立部40bは、このスライダ40が手前側に引き出されるときに、装置本体2に設けられたガイドレール70と摺動して前後方向に案内されるようになっており、これによりスライダ40の直進性を確保している。この左右の起立部40bのそれぞれの前端部40cは、折り曲げ部30bの下側と図示しないピンを介して回動自在に連結されている。
底面部40aには、図6に示すように、この底面部40aを上方向に隆起させる態様の台座部43が形成されている。この台座部43は、底面部40aの下側から金型で押し出して(絞り出して)略台形形状に形成したものである。この台座部43は、装置本体2の前側に向かって傾斜する前側傾斜面43aと、略水平になるように形成された平坦面43bと、後側に向かって傾斜する後側傾斜面43cとを有している。これらの面には、詳細は後述するフック部材60の検知部64が当接し、スライダ40が手前側に引き出されるときに、この検知部64がこの面上を摺動することになる。
また、平坦面43bと後側傾斜面43cとの引き出し方向における水平長さを足した長さは、後述するガイドレール70の長孔71の長さとほぼ一致するように形成されている。
また、底面部40aには、前後方向に延びる態様で案内孔44が形成されている。この案内孔44は、装置本体2の底面2aに設けられた突起2bと嵌合し、スライダ40が引き出される際にこの底面部40aを前後方向に案内するようになっている。また、底面部40aには、スライダ40の軽量化を図るために、その中央部に穴部45が形成されている。
また、この底面部40aには、スライダ40の引き出し方向に延在するラックギヤ46が設けられている。このラックギヤ46は、装置本体2に設けられた図示しない駆動装置の歯車輪列部と噛み合い、この駆動装置の駆動力によってスライダ40を引き出し方向に進退動作させるようになっている。なお、この駆動装置の駆動モータは、装置本体2に設けられた制御装置(図示せず)と配線を介して接続されており、この制御装置からの信号に基づいて駆動するようになっている。
さらに、穴部45の縁部には、図5に示すように、前後方向に亘って凹凸部42が形成されている。この凹凸部42の凸部42aは、底面部40aをジグザグに形成した後にこのジグザグ部分を上側に折り曲げて形成したものである。この凹凸部42の近傍には、パルスジェネレータ(図示せず)が設けられており、スライダ40が前後方向に進退したときに、このパルスジェネレータの検出部を通過した凸部42aの数を検出することで、スライダ40の引き出された位置を確認することができるようになっている。
例えば、利用者がDCP3の角度を調節する際に、DCP3の傾斜角度を45°に設定したい場合に、傾斜させる毎に45°の角度を確認するのは煩わしい。そのため、利用者が予め45°の角度を設定ボタンで登録し、このパルスジェネレータがその位置を自動的に検知するようにしておけば、この煩わしさを解消することができる。
なお、このパルスジェネレータは、装置本体2に設けられた制御装置(図示せず)に信号線を介して接続されており、この制御装置で位置の確認が行われることになる。
アーム50は、図5(および、詳細は後述する図8〜図12)に示すように、円弧をなす弓形状に形成されており、この円弧の突出部分が上側に向くように取り付けられている。このアーム50の一端部50aは、DCPホルダ30の折り曲げ部30bの上側と図示しないピンを介して回動自在に連結され、アーム50の他端部50bは、ガイドレール70に形成された長孔71にアームピン52を介して連結されている。
また、アーム50の一端部50aには、DCPホルダ30が傾斜していない状態で、凸部32と当接する突出部55(図8参照)が下側に向けて延在している。
この長孔71は、図5に示すように、スライダ40の移動方向(手前側に引き出す方向)に延びるように形成されており、このアーム50の他端部50bは、この長孔71内で回動自在であると共に、長孔71に沿ってアームピン52が移動することによって、長孔71の長さだけ自由に移動することができるようになっている。
この長孔71の長さは、上述の通り、台座部43の平坦面43bと後側傾斜面43cとの前後方向における水平長さを足した長さとほぼ一致している。これらの長さは、DCP3を傾斜させる前に手前側に引き出す長さである(詳細は作用で説明する)。
また、アーム50の弓形形状の下側には、コイルばね51の一端部が取り付けられている。また、このコイルばね51の他端部は、DCPホルダ30に接続されている。このコイルばね51は、アーム50の他端側が一端側を中心に上方向へ回動しないように付勢する機能を有している。
すなわち、このアーム50は、スライダ40と装置本体2のガイドレール70とを連結するリンク機構を構成している。
図7(a)及び図7(b)は、フック部材60を示す正面図及び下面図である。
フック部材60は、樹脂材料で一体成形されており、その内部が一方の側面60a側から他方の側面60b側に向かって凹んだ形状を有している。このフック部材60は、図7(a)に示すように、前後方向に長手方向を有しており、その後端部に円柱状のピンが挿入される取付孔61が形成されている。この取付孔61は、ガイドレール70に取り付けられた回動軸72(図5参照)に嵌め込まれ、フック部材60がガイドレール70に対して回動自在に支持されている。
また、このフック部材60には、取付孔61から前方に向かって延びるガイド溝62が形成されている。このガイド溝62の長さは、ガイドレール70に形成された長孔71の長手方向の長さより若干長く形成されており、このガイド溝62の終端である前側壁部62aの位置は、フック部材60がガイドレール70に取り付けられた状態で、長孔71の前端縁の位置とほぼ一致する(図8参照)。また、フック部材60がガイドレール70に取り付けられた状態では、このガイド溝62の内部にアーム50の他端部50bを支持するアームピン52が挿入され、このアームピン52がガイド溝62の内部を移動するようになっている。
このフック部材60の長手方向における前側部には、ガイド溝62が上方に屈曲して延びる態様でロック溝63が形成されている。このロック溝63は、上述したアームピン52がこのロック溝に入り込むことができる幅及び大きさに形成されている。
さらに、このフック部材60の前側部には、フック部材60の外形状が下側に向けて突出する態様で検知部64が形成されている。この検知部64は、図7(a)に示すように、その下端の先端部64aが鋭角に形成されている。
このフック部材60をガイドレール70に取り付けた状態では、図6に示すように、フック部材60の上側に板ばね65が取り付けられる。この板ばね65は、略L字形状に折り曲げられた形状をなしており、その上面部がフック部材60の上面60cと当接し、フック部材60を常時下方向に付勢している。また、板ばね65は、その側面部がガイドレール70に図示しないねじ等によって取り付けられている。
次に、本実施の形態に係るスロープ機構12の作用について、図8〜図12を参照しながら説明する。
図8は、DCPが閉じた状態におけるスロープ機構を側面から示す概要図、図9は、図7の状態からDCPが手前側に引き出された状態を示す概要図である。また、図10は、図8の状態からDCPホルダを30°傾斜させた状態を示しており、図11は、45°傾斜させた状態、図12は、DCPホルダを最後まで傾斜させた状態を示している。なお、図8〜図12では、DCPホルダ30に取り付けられるDCP3を省略して記載してある。
DCP3が閉じられた状態では、図8に示すように、アーム50の他端部50bを支持するアームピン52が長孔71の後端部(図8における左側の端部)と当接する位置にある。また、フック部材60の検知部64の先端部64aは、台座部43の平坦面43bの左側の部分に位置している。
この状態は、DCP3の操作面がインストルメントパネルP(図4参照)とほぼ面一に取り付けられている状態である。このとき、フック部材60は、回動軸72を中心にして前側部が上方に回動した状態になっており、図8に示すように、ガイドレール70の長孔71とフック部材60のガイド溝62とが側面視においてほぼ一致する。すなわち、アームピン52が引き出し方向に移動するのを長孔71とガイド溝62の両方が許容した状態になっている。
また、図8(及び図9)のようにDCPホルダ30が傾斜していない状態(DCPホルダ30がスライダ40の引き出し方向とほぼ垂直をなす状態)では、アーム50の突出部55がDCPホルダ30の凸部32に当接している。これらを当接させた状態では、DCPホルダ30の上部が前側に倒れるのを防止することができ、DCP3に想定外の力が作用したとしても、DCP3の操作面が下側に向いてしまうのを防止することができる。
この閉じられた状態からDCP3の操作ボタンを操作すると、スライダ40が移動してDCPホルダ30が引き出し方向に移動する(図9参照)。このとき、アームピン52は、長孔71の前端部(図9における右側の端部)まで移動することになる。すなわち、長孔71の長さは、DCPホルダ30を手前側に引き出すことのできる長さである。また、フック部材60の先端部64aは、台座部43の平坦面43b上を摺動した後に、後側傾斜面43cを下り、この後側傾斜面43cの下端の部分に位置することになる。
この状態は、DCP3を傾斜させる際に、DCP3の周囲を囲うように位置するインストルメントパネルP(又はその他の機器類)と干渉しないように手前側に引き出した状態である。このとき、フック部材60は、回動軸72を中心にして前側部が下方に回動した状態になっており、図9に示すように、アームピン52がフック部材60のロック溝63内に入り込む。これにより、アームピン52が長孔71に沿って後方に移動することができない(アームピン52が引き出し方向へ移動することを阻む)ようになり、ガイドレール70に対してアームピン52の位置が固定されることになる。なお、DCPホルダ30は、コイルばね51の付勢力によって、起立した状態を維持したまま引き出される。
なお、図9の状態では、DCP3の操作ボタンは操作されないため、DCPホルダ30に対し後側に向けて押力が作用することはない。
図9の状態から、利用者はDCP3の操作ボタンを操作すると、さらにスライダ40が引き出し方向に移動して(図10参照)、DCPホルダ30が傾斜(チルト)するようになる。すなわち、アームピン52は、既に長孔71の前端部まで移動しているので、これ以上前側に移動できないことから、コイルばね52の付勢力に抗してアーム50がリンク機構として作用することになる。これにより、DCPホルダ30の上部側はアーム50によって後側に引かれ、DCPホルダ30の下部側のみがスライダ40と共に前側に移動することにより、DCPホルダ30の前面が前方斜め上側に向くように傾斜することになる。
この状態で、利用者がDCP3の操作ボタンを操作した場合、DCPホルダ30には図10に示す押圧力Fが作用することになる。この押圧力Fは、スライダ40の前端部40cおよびアームピン52に、垂直方向の力P、Sと、水平方向の力Q、Rとが作用することになる。スライダ40の前端部40cは、この力P、Rに対して十分に耐え得る剛性を有するように構成されている。また、力Sは、アームピン52が当接する長孔71の下端で受けている。そして、力Qは、アームピン52が当接するフック部材60のロック溝63の壁部で受けている。すなわち、このロック溝63は、力Qが作用したときに、アームピン52が長孔71に沿って後側に移動してDCPホルダ30が動いてしまう(詳細には、DCPホルダ30の上側が後方に移動して、DCPホルダ30の傾斜角度が一定にならなくなってしまう)のを防止する機能を果たしている。
図10の状態から、さらにスライダ40を引き出し方向に移動させると、図11に示すように、DCPホルダ30の傾斜角度を大きくすることができる。この傾斜角度は、図12に示すように、DCPホルダ30がほぼ水平になるまで調整することができる。この図10及び図11の状態であっても、DCPホルダに作用する押圧力Fは、同様に、スライダ40の前端部40cおよびアームピン52で受けるようになり、フック部材60のロック溝63の壁部で水平方向の力Qを受けることで、DCPホルダ30の傾斜角度を一定に維持している。
なお、DCPホルダ30が傾斜した状態(図10〜図11参照)から起立した状態(図9参照)まで戻る動作については、上述した動作の逆となる。すなわち、スライダ40が引き込まれると、コイルばね51の付勢力、およびアーム50のリンク構造によってDCPホルダ30が除々に起立状態に戻ることになる。
また、DCPホルダ30が手前側に引き出された状態(図9参照)から装置本体2に引き込まれる状態(図8)まで戻る動作についても、上述した動作の逆になる。すなわち、検知部64が台座部43の後側傾斜面43cから平坦面43bに乗り上げると、フック部材60が回動軸72を中心に上方に回動し、アームピン52がロック溝63から外れることになる。これにより、アームピン52が長孔71の後方に向かって移動可能となり、DCPホルダ30が装置本体2に引き込まれる状態に戻ることができる。
このDCPホルダ30の傾斜角度は、利用者の操作によって、利用者がDCP3を確認し易い任意の角度に設定することができる。例えば、利用者がオープン・イジェクトボタン7Cを押し続けている状態で傾斜角度が変更され、ボタンから手を離したときにその角度で停止するようになっている。そのため、DCP3におけるオープン・イジェクトボタン7Cの位置は、傾斜角度を調節している間に、前後方向に移動する距離が少ない上側に配置することが好ましい。
本発明の実施の形態に係るスロープ機構12およびカーオーディオ装置1では、DCP3を回動自在に支持し、駆動装置の駆動力によって装置本体2に対して手前側へ引き出し可能なスライダ40と、一端部50aがDCP3を回動自在に支持し、他端部50bがアームピン52を介して装置本体2に回動自在に支持されると共に、ガイドレール70に形成された長孔71の内部をスライダ40の引き出し方向へアームピン52が移動可能に支持され、スライダ40の移動によってDCP3を傾動させるアーム50とを備えているので、装置本体2の側部前面に取り付けられたDCP3を手前側に引き出した後に傾斜させる動作を得るための構造を、カムやギヤを組み合わせて構成する場合と比較して簡単に構成することができる。また、構造が複雑でないため、各部品の寿命や破損等を考慮した場合に、耐久性を向上させることができる。また、部品点数を少なくすることができると共に、組立工数も低減させることができるので、製造コストを低減させることができる。
また、DCP3が傾斜したときに、アームピン52が嵌り込んでこのアームピン52が引き出し方向へ移動するのを阻み、DCP3の操作によって作用する引き出し方向への力を受けるロック溝63を備えているので、このDCPが傾斜した状態で操作ボタン7A〜7Gが操作されたときの押圧力によって生じる水平方向への作用力Qにも対抗することができ、操作時にDCP3が後方へ動いてしまうようなことがない。また、簡単な構造でアームピン52の移動を阻み、かつ作用力Qを受けることができる。
さらに、スライダ40に台座部43を設け、スライダ40と共に移動する台座部43の位置に基づいてDCP3の傾斜を検知する検知部64を備えているので、DCP3が傾斜した状態か否かを確認し、この傾斜状態のときに上述したアームピン52をロック溝63でロックすることができる。
また、ロック溝63と検知部64とが一体に形成されたフック部材60を備え、このフック部材60は、装置本体2に対して回動可能に取り付けられ、検知部64が台座部43と接触してこの台座部43の形状に基づいて回動することによりDCP3の傾斜を検知し、この検知部64の回動に伴ってロック溝63がアーム50の他端部の移動を阻止しているので、このフック部材60を設けるだけで、DCP3の傾斜状態の検知および作用力Qを受ける機能を果たすことができる。また、部品点数を削減することができるので、耐久性、信頼性を向上させることができると共に、製造コストを低減させることができる。
さらにまた、フック部材60の検知部64を台座部43側に付勢するばね部材65を設けているので、検知部64が常に台座部43側の面と接触するように構成することができる。これにより、例えば、フック部材60の自重等で接触させる構成と比較して、検出の信頼性が向上することになる。
また、台座部43は、検知部64によって検出される平坦面43bを備え、この平坦面43bの長さを長孔71の長さに合わせて形成し、この平坦面43bをスライダ40が移動するときにDCP3が傾斜しない位置に設けているので、DCP3を傾斜させないで手前側に引き出すことのできるようにした長孔71の長さと同じ長さを、この平坦面43bで検知することができる。これにより、簡単な構造によって、DCP3が傾斜していない状態であるか否かを検知することができる。
さらに、台座部43を台形形状に形成しているので、平坦面43bを形成しやすく、かつ、検知部54がこの台座部43の外面と接触して移動する際に、この台形形状に沿って滑らかに移動することができるようになる。これにより、検出の信頼性を向上させることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、スライダ40を下側に設け、DCP3の下側部を前に出して(DCP3の操作面を斜め上側に向けて)傾斜させているが、スライダ40を上側に設け、DCP3の操作面を斜め下側に向けるようにすることもできる。例えば、例えば、車載用音響機器を天井部付近に設ける場合には、DCP3の操作面を斜め下側に向けることが好ましい。さらには、DCP3を左右方向に傾斜するように(例えば、スライダ40を左側部に設け、操作面が斜め右側に向くように)構成することもできる。
また、本実施の形態では、フック部材60を回動軸72を中心に上下方向に回動するようにしているが、上下方向に限定されない。例えば、台座部43をフック部材60の側方に配置し、水平方向に回動させるようにしてもよい。この場合であっても、板ばね65で検知部64を台座部43側に付勢しておくことにより、DCP3の傾斜を検知することができると共に、アームピン52をロック溝63に嵌合させることができる。
本発明の実施の形態に係る車載用音響機器の正面図である。 図1の状態から操作パネルを前方に引き出して傾斜させた状態の正面図である。 図2の状態を上方斜め右側から見た斜視図である。 DCPとインストルメントパネルとの関係を示す側部断面図である。 装置本体2の前側部に設けられるスロープ機構の概要を示す分解斜視図である。 スロープ機構を組み立てた状態であって、図5のA方向から見た斜視図である。 フック部材を示す図であって、(a)は正面図、(b)は下面図である。 DCPが閉じた状態におけるスロープ機構を側面から示す概要図である。 図7の状態からDCPが手前側に引き出された状態を示す概要図である。 図8の状態からDCPホルダを30°傾斜させた状態を示す概要図である。 図9の状態からさらにDCPホルダを45°まで傾斜させた状態を示す概要図である。 図10の状態からさらにDCPホルダを最後まで傾斜させた状態を示す概要図である。
符号の説明
1 カーオーディオ装置
2 装置本体
3 DCP
7C オープン・イジェクトボタン
12 スロープ機構
30 DCPホルダ
31 角穴
32 凸部
40 スライダ
42 凹凸部
43 台座部(被検知部)
43b 平坦面
43c 後側傾斜面
44 案内孔
45 穴部
46 ラックギヤ
50 アーム
50a 一端部
50b 他端部
51 コイルばね
52 アームピン
55 突出部
60 フック部材
61 取付孔
62 ガイド溝
62a 前側壁部
63 ロック溝(ロック部)
64 検知部
64a 先端部(検出部)
65 板ばね
70 ガイドレール
71 長孔
72 回動軸
P インストルメントパネル
F、P、Q、R、S 作用力

Claims (10)

  1. 装置本体の側部前面に取り付けられた操作パネルを手前側に引き出した後に傾斜させるスロープ機構であって、
    前記操作パネルを支持し、装置本体に対して手前側へ引き出し可能なスライダと、
    一端部が前記操作パネルを支持し、他端部が前記装置本体に支持されると共に前記スライダの引き出し方向へ移動可能に支持され、前記スライダの移動によって前記操作パネルを傾動させるアームと、
    前記操作パネルが傾斜したときに、前記アームの他端部が引き出し方向へ移動するのを阻み、前記操作パネルの操作によって作用する引き出し方向への力を受けるロック部と
    を備えたことを特徴とするスロープ機構。
  2. 前記スライダに被検知部を設けるとともに、前記スライダと共に移動する前記被検知部の位置に基づいて前記操作パネルの傾斜を検知する検知部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスロープ機構。
  3. 前記ロック部と前記検知部とが一体に形成されたフック部材を備え、このフック部材は、前記装置本体に対して回動可能に取り付けられ、前記検知部が前記被検知部と接触してこの被検知部の形状に基づいて回動することにより前記操作パネルの傾斜を検知し、この検知部の回動に伴って前記ロック部が前記アームの他端部の移動を阻止することを特徴とする請求項2に記載のスロープ機構。
  4. 前記フック部材の検知部を前記被検知部側に付勢するばね部材を設けたことを特徴とする請求項3に記載のスロープ機構。
  5. 前記アームの他端部は、前記装置本体に形成された長孔の内部を移動可能なアームピンで支持され、前記ロック部は、前記フック部材が回動したときに前記アームピンが嵌り込む嵌合溝で構成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のスロープ機構。
  6. 前記被検知部は、前記検知部によって検出される平坦面を備え、この平坦面の長さを前記長孔の長さに合わせて形成し、この平坦面を前記スライダが移動するときに前記操作パネルが傾斜しない位置に設けたことを特徴とする請求項5に記載のスロープ機構。
  7. 前記被検知部を台形形状に形成したことを特徴とする請求項6に記載のスロープ機構。
  8. 装置本体の側部前面に取り付けられた操作パネルを手前側に引き出した後に傾斜させるスロープ機構を備えた車載用音響機器であって、
    前記スロープ機構は、
    前記操作パネルを支持し、装置本体に対して手前側へ引き出し可能なスライダと、
    一端部が前記操作パネルを支持し、他端部が前記装置本体に支持されると共に前記スライダの引き出し方向へ移動可能に支持され、前記スライダの移動によって前記操作パネルを傾動させるアームと、
    前記操作パネルが傾斜したときに、前記アームの他端部が引き出し方向へ移動するのを阻み、前記操作パネルの操作によって作用する引き出し方向への力を受けるロック部と
    を備えたことを特徴とする車載用音響機器。
  9. 前記スライダに被検知部を設けるとともに、前記スライダと共に移動する前記被検知部の位置に基づいて前記操作パネルの傾斜を検知する検知部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車載用音響機器。
  10. 前記ロック部と前記検知部とが一体に形成されたフック部材を備え、このフック部材は、前記装置本体に対して回動可能に取り付けられ、前記検知部が前記被検知部と接触してこの被検知部の形状に基づいて回動することにより前記操作パネルの傾斜を検知し、この検知部の回動に伴って前記ロック部が前記アームの他端部の移動を阻止することを特徴とする請求項9に記載の車載用音響機器。
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