JP2009076751A - パネル取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者のロック操作を必要とせず、操作パネルを正常な位置に取り付けることができるパネル取付構造を提供する。
【解決手段】装置本体2と、この装置本体2の側部前面にコネクタ31を介して着脱可能に取り付けられる操作パネル3とを備えたパネル取付構造において、装置本体2は、操作パネル3の少なくとも一部又は全部が嵌り込む嵌合凹部11aを備え、この嵌合凹部11aは、操作パネル3を装置本体2に取り付けたときに操作パネル3と当接してコネクタ31の接続位置を矯正する突起45を備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、装置本体に対し着脱可能に取り付けられる操作パネルの取付構造に関する。
自動車等の移動体に取り付けられるCD及びカセットプレーヤ等の音響機器の側部前面には、音響機器の操作(例えば、音量調節、早送りなど)に必要な操作パネル(DCP、Detachable control panel)が設けられている。この操作パネルは、装置本体から着脱可能に構成されており、利用者が自動車等から離れる際にこの操作パネルを持ち運ぶようにすることで、音響機器の盗難を防止している。
この操作パネルの取付構造(着脱構造)としては、種々のものが知られている。例えば、横長に形成された操作パネルの長手方向の一端部(例えば右端部)を装置本体に引っ掛けた後に、他端部(左端部)を押し込んでばね等の付勢力を利用して係止するものであり、この付勢力を操作パネルの外側から解除可能にすることで、操作パネルを装置本体から自由に着脱できるようにしている。この操作パネルは、着脱可能なコネクタによって接続されており、このコネクタを介して操作パネルと装置本体との信号の送受信が行われている(例えば、特許文献1参照)。
一方、多くの信号を送受信しようとする場合、接続されるコネクタのピン数が増加する。そのため、コネクタの数が1つでは足りず、2つ或いはそれ以上設ける必要がある。この場合、例えば、2つのコネクタは、操作パネルが横長であることから、操作パネルの長手方向に並設されることになるが、操作パネルを上述のように横方向に着脱する方法では、コネクタの可動範囲よりもDCPコネクタの着脱により動く範囲の方が大きくなるため、2つのコネクタが嵌合しづらい。そのため、操作パネルの着脱を横方向ではなく上下方向にずらして行い、コネクタの嵌合を容易にすることが望ましい。
このような取付構造としては、例えば、操作パネルが取り付けられるDCPホルダを設け、このDCPホルダをスロープ機構によって前方へ引き出し可能とし、操作パネルをこのDCPホルダに対して下側へずらして取り外すようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。この構造では、DCPホルダを前方へ引き出したときに、操作パネルの下部が前方斜め下側へ突き出るようになり、この状態から操作パネルを上下にスライドさせて着脱することになる。
しかしながら、上述の構造では、操作パネルに物(その他、利用者の手など)が誤って当たってしまう場合がある。物が当たった場合には、操作パネルがDCPホルダに対して正常な位置からややずれた状態(ハーフロックの状態)になってしまい、コネクタの接続(接触)不良が生じることがある。従来構造では、このようなハーフロックを防止するために、DCPホルダと操作パネルとが正常な位置で取り付けられたときに、操作パネルをDCPホルダにロックするための手動のスライドロック機構が設けられている。
特開平7−132779号公報 特開2002−141677号公報
しかしながら、利用者が操作パネルを着脱する度にロック機構を手動でスライド操作することは煩わしい。また、利用者がロック操作を忘れた場合には、操作パネルがハーフロックの状態になるおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、利用者のロック操作を必要とせず、操作パネルを正常な位置に取り付けることができるパネル取付構造を提供することを目的とする。
本発明では、装置本体と、この装置本体の側部前面にコネクタを介して着脱可能に取り付けられる操作パネルとを備えたパネル取付構造において、前記装置本体は、前記操作パネルの少なくとも一部又は全部が嵌り込む嵌合凹部を備え、この嵌合凹部は、前記操作パネルを前記装置本体に取り付けたときに前記操作パネルと当接して前記コネクタの接続位置を矯正する突起を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、操作パネルを装置本体に取り付けたときに、操作パネルが突起によって正常な位置に誘導されて、コネクタが正常に接続されるようになる。
また、前記装置本体は、その前方に引き出し可能なDCPホルダを備え、前記操作パネルは前記DCPホルダに取り付けられて前記嵌合凹部に嵌り込むようにしてもよい。
さらに、前記操作パネルは、前記DCPホルダにその上側から下側に向けてスライドさせて取り付けられ、前記突起は、前記操作パネルを前記装置本体に取り付けたときに、操作パネルを下側に向けて押圧するように構成することもできる。
また、前記嵌合凹部は、前記操作パネルの外形状を囲うように形成され、前記突起は、前記操作パネルの上面と当接するように前記嵌合凹部の上壁部から下側に向けて突出するようにしてもよい。
さらに、前記突起は、前記操作パネルの幅方向に亘って連続して形成されていてもよい。
また、前記突起が少なくとも前記コネクタの上方に配置されていてもよい。
さらに、前記突起は、前記嵌合凹部の前後方向に延在していてもよい。
さらにまた、前記コネクタが少なくとも2つ設けられていてもよい。
本発明によれば、操作パネルを装置本体に取り付けたときに、操作パネルが突起によって正常な位置に誘導されて、コネクタが正常に接続されるようになる。そのため、操作パネルがハーフロックの状態のままになるのを防止することができる。また、ハーフロックの状態のままにならないため、コネクタの接続不良が生じない。さらには、ロック機構自体を装置本体に設ける必要がなくなり、装置本体の構造を簡素化することができるとともに、コストを削減することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るパネル取付構造について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るパネル取付構造によって取り付けられた操作パネルの正面図、図2は、図1の状態から操作パネルを前方に引き出した状態の正面図、図3は、図2の側面図である。なお、本実施の形態では、音響機器としてカーオーディオ装置1について説明する。
車載用のカーオーディオ装置1は、図1および図2に示すように、左右方向に横長(幅広)に形成された箱形形状の装置本体2と、この装置本体2の側部前面の全体を覆うように取り付けられる操作パネル(以下、DCPという)3とを備えている。
この装置本体2には、その内部にCDを再生するための各種機器が収納されている。また、この装置本体2の側部前面には、DCP3の外形状を囲う態様で枠体11が設けられている。すなわち、この枠体11の内側にDCP3が取り付けられている。
DCP3は、カーオーディオ装置1の表示手段および操作手段として機能するものであり、液晶パネル5と、当該液晶パネル5上に設けられたタッチパネル6と、液晶パネル5の左右両側に配設された複数の操作キー7とを有している。液晶パネル5の上下縁部には上フレーム8Aおよび下フレーム8Bが設けられ、これら上フレーム8Aおよび下フレーム8Bにより液晶パネル5が挟持される。また下フレーム8Bには液晶パネル5との隣接部分に沿ってほぼ等間隔に凹部9が4箇所形成されている。これら凹部9は、タッチパネル6上の操作箇所を案内するものである。具体的には、液晶パネル5には、これら4箇所の凹部9に対応して4つの操作キー10が表示され、ユーザが下フレーム8B上で指を摺動させれば、液晶パネル5に表示された操作キー10の位置を凹部9の位置から察することができるようになっている。したがって、ユーザは液晶パネル5を見なくとも、タッチパネル6の操作を容易に行うことができる。
DCP3の操作キー7としては、電源・ボリュームキー7A、ソースボタン7B、オープン・イジェクトボタン7C、アジャストボタン7D、モードボタン7E、サウンドボタン7F、および、ISRボタン7Gが設けられている。電源・ボリュームキー7Aはロータリーキースイッチとして構成され押下操作によって電源がオン・オフし、また、回転操作によってボリューム(音量)が調整される。ソースボタン7Bは音源ソースを切り換えるための押下式ボタンであり、押下の度に、再生する音源ソースが切り換えられる。音源ソースとしては、装置本体2に内蔵されたラジオ音源やCD音源、装置本体2に通信可能に接続されたCDチェンジャーやDVDチェンジャー、および、外部音声入力端子から入力される外部音声などが用いられている。
オープン・イジェクトボタン7CはDCP3を開くための押下式ボタンであり、DCP3が閉じた状態でオープン・イジェクトボタン7Cが押下されると、後述するDCPホルダ30に取り付けられたDCP3がスロープ機構12によって装置本体2から押し出されるように傾倒して開状態となり、装置本体2の正面(フロント部分)が露出する(図2参照)。装置本体2の正面にはCDの挿入口20が設けられており、DCP3を開状態とすることで装置本体2へのCDの挿脱が可能となる。また、DCP3が開いた状態で上記オープン・イジェクトボタン7Cを操作した場合には、挿入口20からのCD21の挿入・排出動作が行われる。さらに、DCP3が開状態となった場合には、所定時間経過後に、後述するリンク機構13が作動して、自動で閉状態となる。
アジャストボタン7Dは装置本体2の各種の設定や調整をするときに使用される操作ボタンである。モードボタン7Eは例えばCD再生時の再生モードを設定するための押下式ボタンであり、押下の度に、リピート再生やランダム再生といった再生モードが切り替わり設定される。また、当該モードボタン7Eが長押操作された場合には、液晶パネル5の表示が標準表示とデザインを省略して視認性を向上させたシンプル表示との間で表示が切り換えられる。サウンドボタン7Fは音響に関する各種の設定や調整をするときに使用される操作ボタンである。ISRボタン7Gは現在の音源ソースの選択状態にかかわらず、特定のラジオチャンネルを受信してラジオ音声を出力させるための操作ボタンである。
また、DCP3の正面には、車室内の明るさを感知するフォトセンサの受光窓14aと、リモートコントローラからの信号を受光するための受光窓14bとが設けられている。カーオーディオ装置1にあっては、上記フォトセンサで感知した車室内の明るさに応じて液晶パネル5のバックライトの輝度が調整されるようになっている。
このDCP3は、後述するDCPホルダ30(図6参照)に着脱可能に取り付けられており、このDCPホルダ30と共にDCP3を装置本体2の前側に引き出すことにより(図2および図3参照)、DCP3を前側に引き出すことができるようになっている。より詳細には、DCP3に配置されているオープン・イジェクトボタン7Cを深く押し込むと、後述するスロープ機構12(図6参照)と連動して、図3に示すように、DCPホルダ30(及びDCP3)の下部が前方斜め下側に向けて引き出される態様で傾動する。また、DCPホルダ30が引き出されると、図2および図3に示すように、CD21の挿入口20が装置本体2の前面に露出した状態となる。このようにDCP3及びDCPホルダ30とを前方に傾動させた状態で、挿入口20にCD21あるいはメモリを挿入することができるようになっている。
図4は、図2及び図3の傾動した状態からDCP3を取り外そうとしている状態を示す斜視図である。また、図5は、引き出されたDCP3及びDCPホルダ30を装置本体2に取り付けた状態を示す斜視図である。
DCP3は、図4に示すように、DCPホルダ30を前方に引き出した状態からDCP3の下面部3bを矢印A方向(DCP3を正面から見て上方向)に押し出してDCP3をスライドさせることにより、DCPホルダ30から取り外すことができるようになっている。また、取り外されたDCP3は、引き込まれて閉状態になったDCPホルダ30の正面側から矢印A方向に押し込むことによって取り付けることができる。そして、図5に示すように、DCP3が装置本体2に装着される。
図6は、DCPホルダ30及びスロープ機構12の概要を示す斜視図である。なお、図6では、説明を容易にするためにDCP3を取り外した状態で示してある。さらに、図6では、装置本体2に取り付けられる枠体11が記載してある。
DCPホルダ30には、長手方向(幅方向)に並べて配置された2つのコネクタ31、31と、長手方向の両端に配置され、DCP3を取り付けるためのフック32、32と、長手方向の中央部に配置され、着脱時にDCP3をスライド方向にガイドするガイド部33とを備えている。
スロープ機構12は、図6に示すように、リンク機構13、駆動モータ(図示せず)を備えている。この駆動モータは、減速歯車列により駆動力をリンク機構13に伝え、その駆動力によってリンク機構13が回動し、図3を用いて説明したようにDCPホルダ30が前側に傾動することになる。なお、上述したスロープ機構12は、図示しないスロープ制御手段によって制御され、DCPホルダ30が傾動するようになっている。
コネクタ31は、DCP3を取り付けた状態で、DCP3の裏側に配設された2つのコネクタ(図示せず)と接続されるようになっている。このコネクタ31の接点は、DCP3が、図4に示すA方向に外れるように、スライド方向上側に向けられている。また、このコネクタ31は、装置本体2の内部に設けられたメイン基板(図示せず)とフレキシブルプリント配線(図示せず)を介して接続されている。すなわち、DCP3とDCPホルダ30とがコネクタ31、31で接続されると、DCP3側と装置本体2との間でボタン操作によるコマンド信号や、表示部へ各種情報を表示するための信号等が送受されることになる。
図7は、DCP3をDCPホルダ30に取り付けた状態であって、フック32がDCP3のフック引っ掛け部15に係合している状態を示す要部拡大図である。また、図8は、DCP3を取り外すときのフック32の位置を示し、図9は、DCP3を保持しているときのフック32の位置を示す拡大図である。
フック32は、DCP3をDCPホルダ30に取り付け、保持させるためのものである。このフック32は、フック回動ピン34を中心に回動自在に支持されており、ばね36の付勢力によって、図7に示す状態にロックされている。すなわち、フック32は、DCP3の裏側に位置するフック通過穴部35に挿入されて、フック引っ掛け部15と係合した状態で、ばね36の付勢力によって係合状態が保持されるようになっている。
通常、DCP3は摩擦力によってDCPホルダ30に保持されており、上方向へはDCP3の自由度を持たせて取り外せるようになっている。DCP3を取り外す場合には、DCP3をスライドさせ、フック32がDCP3の裏側に位置するリアカバー3aのフック引っ掛け部15から外れる位置まで移動させる。
ガイド部33は、DCP3の裏側に形成されたガイド溝(図示せず)と嵌り合い、DCP3を上下にスライドさせる際のガイドの役割を果たすものである。このガイド部33によってDCP3がガイドされることによって、スライド時のDCP3の幅方向における位置決めがなされることになり、DCP3の着脱時にコネクタ31の接続が幅方向においてずれないようになっている。
図11は、DCPホルダ30に保持されたDCP3が装置本体2に取り付けられるときの、枠体11とDCP3との位置関係を示した側面図である。
DCP3は、装置本体2に取り付けられる際に、DCPホルダ30に保持され(フック32に係合され)たままの状態で枠体11に嵌め込まれるようになっている。この枠体11は、DCP3の外形状とほぼ等しい矩形形状をなしている。このDCP3の後部が嵌り込む内側嵌合部11a(嵌合凹部)は、DCP3が取り付けられた状態で、DCP3の上面部3cと隙間をあけて対向する上面部41、下面部3bと隙間をあけて対向する下面部42、側面部3dと隙間をあけて対向する左側壁部43および右側壁部44とで構成されている。
図11に示すように、DCP3を装置本体2に向けて(図10の矢印B方向)押し込んだとき、DCP3は、枠体11の内側嵌合部11a内に上面部3cから最初に入り込むようになる。同時に、DCP3の側面部3d、3d、下面部3bの順に内側嵌合部11aに入り込み、図11に示すように、最終的にDCP3が内側嵌合部11aに完全に嵌り込むようになっている。
図10は、DCP3が装置本体にスロープ機構12により引き込まれる途中、かつハーフロックの状態を表した図であり、図11に比べ、DCP3がDCPホルダ30に対し、やや上方にずれている。
一方、枠体11の上面部41には、内側嵌合部11aの内方に向けて下側に突出する2つの突起45、45が形成されている。この突起45、45は、図10および図11に示すように、枠体11の奥行き方向に亘って延在しており、DCP3が枠体11に嵌め込まれるときに、突起45の先端部45aがDCP3の上面部3cと当接するようになっている。この突起45、45の突出長さは、先端部45aがDCP3の上面部3cと当接したときに、DCP3とDCPホルダ30とのコネクタ31が上下方向において確実に接触するように、DCP3を下側に向けて押し下げることのできる長さになっている。
図12(a)は、突起45、45とコネクタ31、31との位置関係を示す正面図である。この突起45、45は、枠体11を正面から見て、2つのコネクタ31、31の上側の位置となるように配設されている。すなわち、この突起45、45は、DCP3の下面部に物や利用者の手が当たってしまい、DCP3がDCPホルダ30の正規の取付位置よりも上側にずれて取り付けられた状態であっても、DCP3を枠体11の内側嵌合部11aにDCP3がスロープ機構12により引き込まれたときに、DCP3を下側に押し下げる機能を果たしている。特に、この突起45、45は、コネクタ31、31の上下方向における接触不良が生じないようにするためのものであり、コネクタ31、31の上側の位置に配置することによって、コネクタ31の接続をより確実に矯正することができ、より接触不良が生じるおそれを低減することができる。
本発明の実施の形態に係るパネル取付構造によれば、装置本体2と、この装置本体の側部前面にコネクタ31を介して着脱可能に取り付けられるDCP3と、このDCP3を前側に引き出し可能なDCPホルダ30とを備え、装置本体2は、DCP3の外側部が嵌り込む嵌合凹部11aを備え、この嵌合凹部11aは、DCP3を装置本体2に取り付けたときにDCP3と当接してコネクタ31の接続位置を矯正する突起45を備えているので、DCP3を装置本体2に取り付けた後に外力などにより、DCP3がハーフロックの状態になったとしても、スロープ機構12がDCP3を引き込むときにDCP3が突起45によって正常な位置に誘導されて、コネクタ31が正常に接続されるようになる。そのため、DCP3が装置本体2に取り付けられたあとにハーフロックの状態になったとしてもDCP3が正規の嵌合位置に戻るためコネクタ31の接続不良が生じるのを防止することができる。さらには、ロック機構自体を装置本体2に設ける必要がなくなり、装置本体の構造を簡素化することができるとともに、コストを削減することができる。
また、突起45は、DCP3を装置本体2に取り付けたときに、DCP3を下側に向けて押圧するように構成されているので、DCP3がDCPホルダ30にハーフロックの状態(DCP3がDCPホルダ30に対して上側に浮いた状態)にずれてしまったとしても、装置本体2にDCPホルダ30と共にDCP3がスロープ機構12により引き込まれる際に突起45によって下側に押し込まれるようになるので、コネクタ31の接続不良が生じない。
さらに、突起45、45がコネクタ31、31の上方に配置されているので、コネクタ31、31の接続をより確実に矯正することができ、より接触不良が生じるおそれを低減することができる。
また、前記突起は、前記嵌合凹部の前後方向(奥行き方向)に延在しているので、DCP3を奥行き方向において傾かないようにすることができる。すなわち、DCP3をDCPホルダ30に対して平行な状態にせしめ、かつコネクタ31の上下方向の接続位置を矯正することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、突起45をコネクタ31、31の上側の位置に配設されているが、コネクタ31の接触不良を防止することができれば、上側の位置からずれた位置に配設されていてもかまわない。さらに、図12(b)に示すように、DCP3の上側であって、DCP3の幅方向のほぼ全域に亘って突起45を形成してもよい。この構成によれば、DCP3の取付時に、DCP3を確実に下側に押し下げるようになるので、より確実にコネクタ31の接触不良を防止することができる。
さらには、本実施の形態では、枠体11の嵌合凹部11aにDCP3の外側形状が嵌り込むようにしているが、嵌合凹部11aにDCP3の一部が嵌り込む構造であってもよい。すなわち、嵌合凹部に形成された突起45とDCP3の一部が当接し、DCP3の位置が矯正される構造であってもよい。これによれば、本実施の形態と同様に、コネクタ31の接続不良を発生し難くすることができる。
本発明の実施の形態に係るパネル取付構造によって取り付けられた操作パネルの正面図である。 図1の状態から操作パネルが取り付けられたDCPホルダを前方に引き出した状態の正面図である。 図2の側面図であって、DCPが前側に引き出される軌跡を示した図である。 DCPホルダを取り外そうとしている斜視図である。 DCPホルダを装置本体に取り付けようとしている斜視図である。 DCPホルダ及びスロープ機構の概要を示す斜視図である。 DCPをDCPホルダに取り付けた状態であって、フックがDCPのフック引っ掛け部に係合している状態を示す要部拡大図である。 DCPを取り外すときのフックの位置を示すDCP裏側の拡大図である。 DCPを保持しているときのフックの位置を示すDCP裏側の拡大図である。 DCPを装置本体に取り付け後、DCPが上方にずれた位置関係を示す側面図である。 DCPが引き込まれたときの枠体とDCPとの正規の位置関係を示す側面図である。 突起とコネクタとの位置関係を示す正面図である。
符号の説明
1 カーオーディオ装置
2 装置本体
3 DCP(操作パネル)
3a リアカバー
3b 下面部
3c 上面部
3d 側面部
5 液晶パネル
6 タッチパネル
7 操作キー
7A 電源・ボリュームキー
7B ソースボタン
7C オープン・イジェクトボタン
7D アジャストボタン
7E モードボタン
7F サウンドボタン
7G ISRボタン
8A 上フレーム
8B 下フレーム
9 凹部
10 操作キー
11 枠体
11a 内側嵌合部(嵌合凹部)
12 スロープ機構
13 リンク機構
14a、14b 受光窓
15 フック引っ掛け部
16 駆動モータ
20 挿入口
30 DCPホルダ
31 コネクタ
32 フック
33 ガイド部
41 上面部
42 下面部
43 左側壁部
44 右側壁部
45、145 突起
45a 先端部

Claims (8)

  1. 装置本体と、この装置本体の側部前面にコネクタを介して着脱可能に取り付けられる操作パネルとを備えたパネル取付構造において、
    前記装置本体は、前記操作パネルの少なくとも一部又は全部が嵌り込む嵌合凹部を備え、この嵌合凹部は、前記操作パネルを前記装置本体に取り付けたときに前記操作パネルと当接して前記コネクタの接続位置を矯正する突起を備えたことを特徴とするパネル取付構造。
  2. 前記装置本体は、その前方に引き出し可能なDCPホルダを備え、前記操作パネルは前記DCPホルダに取り付けられて前記嵌合凹部に嵌り込むことを特徴とする請求項1に記載のパネル取付構造。
  3. 前記操作パネルは、前記DCPホルダにその上側から下側に向けてスライドさせて取り付けられ、前記突起は、前記操作パネルを前記装置本体に取り付けたときに、操作パネルを下側に向けて押圧するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のパネル取付構造。
  4. 前記嵌合凹部は、前記操作パネルの外形状を囲うように形成され、前記突起は、前記操作パネルの上面と当接するように前記嵌合凹部の上壁部から下側に向けて突出していることを特徴とする請求項3に記載のパネル取付構造。
  5. 前記突起は、前記操作パネルの幅方向に亘って形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のパネル取付構造。
  6. 前記突起が少なくとも前記コネクタの上方に配置されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のパネル取付構造。
  7. 前記突起は、前記嵌合凹部の前後方向に延在していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載のパネル取付構造。
  8. 前記コネクタは、前記装置本体に少なくとも2つ設けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1つに記載のパネル取付構造。
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CN103002693A (zh) * 2011-09-08 2013-03-27 发纮电机株式会社 显示器

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