JP2010024722A - 駐車場装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般利用者が時間貸しで利用できる24時間利用可能な無人化された機械式駐車場を実現する駐車場装置を提供する。
【解決手段】駐車車両2を積載するためのパレット3と、パレット3を搬送して収納する搬送式収納庫4と、パレット3に駐車車両2を積載し収納した情報を記憶するパレット収納記憶手段36と、搬送式収納庫4の入出庫口5に呼び出すパレット3の番号を入力するためのパレット番号入力手段6と、駐車車両2を積載したパレット3の暗証番号を入力するための暗証番号入力手段7と、駐車車両2を積載したパレット3が収納されるときに入力された暗証番号をパレット3の番号に対応付けして記憶する暗証番号記憶手段8と、搬送式収納庫4内にある駐車車両2を積載したパレット3の番号と暗証番号が入力されたとき、該暗証番号を暗証番号記憶手段8にパレット3の番号に対応付けして記憶されている暗証番号と照合させてパレット3の出庫を認証する出庫認証手段10とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般利用者が時間貸しで利用できる24時間利用可能な無人化された機械式駐車場を実現する駐車場装置に関する。
駐車場には、駐車場の入出口から実際の駐車スペースまで人が車両を運転して搬入し、入出口で料金精算するゲート式の駐車場と、人による運転がなく入出庫口から実際の収納場所まで機械的に車両を搬送する機械式駐車場とがある。機械式駐車場に設置される駐車場装置として、駐車車両を積載したパレットを搬送、あるいはケージを移動させて所望のエリアに収納する搬送式収納庫を備えたものがある。
駐車場では、操作方式として、専従者(管理人、オペレータ)が機械操作や料金徴収を行う手動式と、専従者がおらず、運転者が機械操作や料金払い込みを行う無人式とがある。
機械式駐車場は、会社やマンションに付属した専用駐車場や月極駐車場などのように固定客を対象とする駐車場の場合、あらかじめ磁気カードなど自動読み取り可能なカードを発行することで顧客認証を無人化できるし、その場での料金徴収は不要である。また、駐車車両を積載したパレットも要望する車種に応じて顧客ごとに割り振りできる。従って、このような固定客を対象にした機械式駐車場は、無人化が容易である。
しかし、機械式駐車場を一般利用者に時間貸しで利用してもらうには、暗証番号の設定、パレットに応じた収容車種の選択などの問題があり、無人化が困難である。つまり、カードに対応させて暗証番号を入力する際に、初めて来場した利用者に操作を行わせると、操作手順が分からなかったり、操作に時間がかかったりする。また、パレットによって収納できる車種とできない車種があるような搬送式収納庫に対する車種の指定を利用者に任せると、不適切な車種を指定してしまうことがある。
特開2001−175947号公報 特開平1−146075号公報 特開平3−95700号公報 特開平4−97078号公報
前述のように、機械式駐車場を一般利用者に時間貸しで利用してもらうには、暗証番号の設定、パレットに応じた収容車種の選択などの問題があって無人化が困難であるため、従来は、専従者をおいて手動式としている。しかし、手動式で24時間利用が可能にするには、専従者を24時間おかなければならず、特に夜間は、人件費、人材の確保等の問題がある。
暗証番号の設定、パレットに応じた収容車種の選択などの問題が解決できれば、機械式駐車場を無人化しても24時間一般利用が可能となる。
また、近年では、ハイルーフ車が多く使用されており、駐車場にもハイルーフ車が頻繁に来場する。駐車車両を積載したパレットを搬送式収納庫の収納区画に収納する機械式駐車場は、搬送式収納庫の空間利用効率を考慮すると、全ての収納区画をハイルーフ車仕様にするのは非効率的である。部分的にはハイルーフ車仕様とし、他の部分は普通車仕様とすることで、空間利用効率と顧客の利便性とを折衷することができる。しかしながら、前述したように、パレットに応じた収容車種の選択は一般利用者にとって容易でないため、無人化の障害となる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、一般利用者が時間貸しで利用できる24時間利用可能な無人化された機械式駐車場を実現する駐車場装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、駐車車両を積載するためのパレットと、該パレットを搬送して収納する搬送式収納庫と、上記パレットに駐車車両を積載し収納した情報を記憶するパレット収納記憶手段と、上記搬送式収納庫の入出庫口に呼び出すパレットの番号を入力するためのパレット番号入力手段と、駐車車両を積載したパレットの暗証番号を入力するための暗証番号入力手段と、駐車車両を積載したパレットが収納されるときに入力された暗証番号を該パレットの番号に対応付けして記憶する暗証番号記憶手段と、前記搬送式収納庫内にある駐車車両を積載したパレットの番号と暗証番号が入力されたとき、該暗証番号を前記暗証番号記憶手段に該パレットの番号に対応付けして記憶されている暗証番号と照合させて該パレットの出庫を認証する出庫認証手段とを備えたものである。
パレットを入出庫口に呼び出す前に車種を入力するための車種入力手段と、入力された車種に応じて該車種が収納可能な車種エリアに収納されているパレットのみの番号を入力可能とするパレット限定手段と、収納されるパレットに積載された駐車車両の車種を判別する車種判別手段と、判別された車種が前記パレットが収納されようとしている車種エリアに収納可能かどうか判定し、収納不可能なときには前記パレットを上記搬送式収納庫に収納させない不可能車種拒否手段とを備えてもよい。
上記搬送式収納庫に収納されている空パレットのうちから、無差別に1つの空きパレットを選択して入出庫口に搬送する空パレット呼び出し手段を備えてもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)暗証番号とパレット番号を入力するだけでよいので、利用者の操作が簡単になり、無人化が可能になる。
(2)車種を入力するとパレット番号の入力が限定されるので、利用者の操作が簡単になり、無人化が可能になる。
(3)収納不可能な車種は入出庫口に戻されるので、利用者が車種入力操作を間違えてもやり直しができるので、無人化が可能になる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る駐車場装置1は、駐車車両2(図示せず)を積載するためのパレット3(図示せず)と、該パレット3を搬送して収納する搬送式収納庫4と、パレット3に駐車車両を積載し収納した情報を記憶するパレット収納記憶手段36と、搬送式収納庫4の入出庫口5に呼び出すパレット3の番号を入力するためのパレット番号入力手段6と、駐車車両2を積載したパレット3の暗証番号を入力するための暗証番号入力手段7と、駐車車両2を積載したパレット3が収納されるときに入力された暗証番号を該パレット3の番号に対応付けして記憶する暗証番号記憶手段8と、該パレット3の番号を印字したシートを発行するパレット番号シート発行手段9と、前記搬送式収納庫4内にある駐車車両2を積載したパレット3の番号と暗証番号が入力されたとき、該暗証番号を前記暗証番号記憶手段8に該パレット3の番号に対応付けして記憶されている暗証番号と照合させて該パレット3の出庫を認証する出庫認証手段10とを備えたものである。
さらに、本発明に係る駐車場装置1は、パレット3を入出庫口5に呼び出す前に車種を入力するための車種入力手段11と、入力された車種に応じて該車種が収納可能な車種エリアに収納されパレット3のみの番号を入力可能とするパレット限定手段12と、収納されるパレット3に積載された駐車車両2の車種を判別する車種判別手段13(図示せず)と、判別された車種が前記パレットが収納されようとしている車種エリアに収納可能かどうか判定し、収納不可能なときには前記パレット3を上記搬送式収納庫4に収納させない不可能車種拒否手段14とを備えている。
車種エリアとしては、任意の種類設けてよいが、ここでは普通車エリアFとハイルーフ車エリアHの2種だけとする。
搬送式収納庫4は、公知のものであり、内部構成(図示せず)を簡単に説明すると、パレット3を収納する複数の収納区画が二次元あるいは三次元に多数並べて形成された固定構造物と、その固定構造物内で稼働して各収納区画あるいは入出庫口5にアクセスする搬送装置と、該搬送装置と収納区画との間でパレット3を授受するパレット受け渡し機構と、搬送装置がアクセスした収納区画のアドレスを認識する手段と、収納区画に収納したパレット3の情報を記録する手段と、入出庫口5には駐車車両2の進入退出を規制する扉35と、各機構の位置検出や安全リミット用の各種センサーと、アドレス指定、パレット授受、扉開閉等の制御指令を各機構に出力したり、諸入力を入力する収納庫制御部と備える。これらに加え、本発明では、搬送式収納庫4に車種判別手段13が設けられる。
車種判別手段13は、光センサ等の距離センサあるいは遮断センサによって車両のサイズが所定値を超えるか否かを検知して車種を判別するものである。例えば、パレット3上の駐車車両2の車高を検出して普通車かハイルーフ車かを判別することができる。センサの種類は、レーザレーダによるものやカメラによる画像処理など車体形状を測定できるものであれば問わない。また、車種判別手段13は、入出庫口5の外にも設けて事前に判断することもよい。
入出庫口5には、操作盤15が設置される。操作盤15は、利用者が諸操作を行うための各種押しボタン、表示器、現金入出機(硬貨入出機、紙幣入出機)、プリンタ、スピーカなどを備える。操作盤15内には、これらのI/Oを制御する操作盤制御部が収容されており、該操作盤制御部は、コンピュータで構成される。
図2に操作盤15の外観を示す。図示のように、操作盤15の表面には、非常停止ボタン16、パレット番号用数字表示器17、テンキー18、パレット個別ボタン19、車種選択ボタン20、安全確認ボタン21、出庫警報ボタン22、扉操作ボタン23、電源・モード切替ツマミ24、パレット空呼び・取り消しボタン25、スピーカ穴26、料金用数字表示器27、硬貨投入口28、紙幣投入口29、硬貨返却レバー30、硬貨返却口31、紙幣返却口32、精算中止ボタン33、シート排出口34が配置される。
非常停止ボタン16は、利用者が何らかの異常を感じたときに、搬送式収納庫の各機構の動作を停止するために操作するものである。
パレット番号用数字表示器17は、セグメント式の数字表示器である。例えば、出庫したいパレットの番号を入力したときにその番号が表示されると共に、パレットが出庫される際にその搬送されているパレットの番号が表示されるものとする。
テンキー18は、主として暗証番号を入力するために使用されるものである。
パレット個別ボタン19は、パレット番号の数字が表記されたボタンキャップと、そのボタンキャップを背照する背照ランプと、ボタンキャップへの人の押圧あるいは接触を検知するスイッチとを備えたものである。パレット個別ボタン19は、パレットの個数分設けられ、操作盤15の操作盤制御部において実際のパレットの各番号のものに対してひもづけがなされる。背照ランプは、例えば、パレット空き=緑又は消灯、パレット使用中=赤で点灯されるものとする。
車種選択ボタン20は、車種選択のために使用されるものである。例えば、普通車(普通車エリアに収納可能な屋根高で規定する)とハイルーフ車の専用ボタンがあり、ボタンを押した方の車種が選択できる。
安全確認ボタン21は、利用者が入出庫操作を行うとき、安全確認したことを操作盤15へ指示するものである。
出庫警報ボタン22は、利用者が出庫警報を出したいときに操作するものである。
扉操作ボタン23は、利用者が入出庫口5の扉35を閉じたり、開いたり、開閉の途中で止めるときに操作するものである。
電源・モード切替ツマミ24は、スイッチと連結されており、管理者のみが操作でき、利用者が操作できないよう、ロックされている。
パレット空呼び・取り消しボタン25は、空呼ボタンと取消ボタンとからなり、利用者が空きパレットの呼びを要求及び中止するときに操作するものである。
スピーカ穴26は、操作盤15に内蔵されたスピーカの音出し用の穴である。
料金用数字表示器27は、セグメント式の数字表示器である。料金用数字表示器27には、精算する料金が表示される。
硬貨投入口28は、操作盤15に内蔵された硬貨入出機の硬貨投入口が露出して配置されたものである。
紙幣投入口29は、操作盤15に内蔵された紙幣入出機の紙幣投入口が露出して配置されたものである。
硬貨返却レバー30は、硬貨入出機に保留されている釣銭を返却させたいときに利用者が操作するものである。
硬貨返却口31は、硬貨入出機が排出する返却される硬貨を受け止めておくものである。
紙幣返却口32は、紙幣入出機の紙幣返却口が露出して配置されたものである。
精算中止ボタン33は、利用者が精算を中止したいときに操作するものである。
シート排出口34は、パレット番号シート発行手段9が発行するパレット番号シートを排出するためのものである。
図3に操作盤15と搬送式収納庫4の機能ブロックを示す。
図示のように、操作盤15は、コンピュータで構成される操作盤制御部41とその周辺のI/Oとからなる。I/Oの内訳は、ボタン部42、パレット表示部43、モード切替部44、音声出力部45、通信部46、硬貨処理部47、紙幣処理部48、料金表示部49、シート出力部50である。操作盤制御部41は、CPUとメモリとデータ記録部とからなる。
ボタン部42は、図2に示した各種ボタンとのインタフェースであり、例えば、パレット個別ボタン19の背照ランプのドライバ、スイッチの入力回路である。
パレット表示部43は、パレット番号用数字表示器17とのインタフェースである。
モード切替部44は、電源・モード切替ツマミ24に連結されたスイッチとのインタフェースである。
音声出力部45は、D/A変換器、プリメインアンプなどのスピーカとのインタフェースである。
通信部46は、後述する搬送式収納庫4の通信部52と通信を行うインタフェースである。
硬貨処理部47は、硬貨入出機とのインタフェースである。
紙幣処理部48は、紙幣入出機とのインタフェースである。
料金表示部49は、料金用数字表示器27とのインタフェースである。
シート出力部50は、パレット番号シート発行手段9を構成するプリンタ及びシートカッタとのインタフェースである。
搬送式収納庫4は、収納庫制御部51とその周辺のI/Oとからなる。I/Oの内訳は、前述した搬送装置やパレット受け渡し機構等の入出力部(図示せず)と通信部52である。搬送式収納庫4の収納庫制御部51は、コンピュータで構成され、CPUとメモリとからなる。
操作盤15と搬送式収納庫4との間の入出力(情報交換)は、相互の通信部46,52によって行われる。後述の動作説明では、逐一断らないが、操作盤15と搬送式収納庫4の連係動作は、この情報交換を利用して行われる。
図1に示されるように、本実施形態では、本発明の各手段6〜14(車種判別手段13を除く)が操作盤15に設けられる。これらの手段は、操作盤制御部41にソフトウェアとして装備される。その具体的な機能については、動作説明で明らかにする。
次に、駐車場装置1における入庫操作を図4に沿って説明する。
図4は、車種選択がない駐車場装置における制御フローである。この制御フローは、概略のものであり、1ステップ中の詳細な動作や枝分かれについては文中にのみ示す。
ステップN1;入庫操作では、まず、利用者が操作盤15まで来て操作を開始する。このとき、パレット収納記憶手段36による情報を参照し、操作盤15のパレット番号入力手段6の動作により、駐車車両2を積載して搬送式収納庫4に収納されているパレットについては、パレット個別ボタン19に使用中=赤が点灯しており、これを押すと出庫操作になってしまう。入庫可能なパレット、すなわち空いているパレットは、パレット個別ボタン19がパレット空き=緑の点灯又は消灯によって表示されているので、利用者はこの中から任意のものを選び、そのパレット個別ボタン19を押すことになる。
ステップN2〜N3;パレット空呼び・取り消しボタン25の空呼ボタンを押すと、そのパレット3の番号がパレット番号用数字表示器17に呼び番号として表示される。そして、搬送式収納庫4において、収納庫制御部51が搬送装置等を制御して当該番号のパレット3をその収納区画から取り出して入出庫口5に向けて搬送する。また、パレット個別ボタン19をどれも押さずに空呼びボタンを押したら、自動で空パレットを選択して空パレットを呼ぶようにしてもよい。
ステップN4;当該番号のパレット3が入出庫口5に到着(以下、着床という)したことが検知されると、そのパレット3の番号がパレット番号用数字表示器17に着床番号として表示される。パレット3が入出庫口5に着床すると、搬送式収納庫4の収納庫制御部51は、扉35を開く。
ステップN5;利用者は駐車車両2を運転して入出庫口5に進入し、駐車車両2をパレット3上に積載する。このとき、収納庫制御部51は、駐車車両2の車体形状、サイズにより入庫不可能車かどうかを判定する。駐車車両2が入庫不可能車である場合、搬送式収納庫4の制御は停止し、操作盤15からの音声アナウンスにより、入庫不可が告げられる。よって、利用者は、車両を出発させるしかない。
ステップN6〜N8;駐車車両2が入庫可能車である場合、操作盤15では暗証番号入力手段7が動作を開始する。利用者は駐車車両2を停止させ、降車して入出庫口5から退去する。利用者は操作盤15まで戻り、テンキー18を操作して暗証番号を入力する。暗証番号は、利用者固定のものやあらかじめ登録したものでなく、駐車の都度に任意に作成するもの、いわば使い捨ての暗証番号である。暗証番号が入力されると、暗証番号記憶手段8がその入力された暗証番号を入出庫口5に着床しているパレット3の番号に対応付けして記憶する。
ステップN9〜N10;操作盤15からの音声アナウンスにより、扉35を閉じる指示がなされるので、利用者は、周囲の安全を確認した上で、安全確認ボタン21を押し、扉操作ボタン23の閉ボタンを押す。搬送式収納庫4の収納庫制御部51は、扉35を閉じ、パレット3の入庫を開始する。パレット3が搬送式収納庫4の所定の収納区画まで搬送される過程は従来と同じである。
ステップN11;この間、操作盤15のパレット番号シート発行手段9は、そのパレット3の番号を印字したパレット番号シートを発行し、シート排出口34から排出する。利用者は、出庫時に自身が駐車をしたパレット3の番号を忘れても、パレット番号シートを見て操作をすることができる。ただし、パレット番号シートは、単なる覚え書きであり、これがなくとも出庫操作はパレット個別ボタン19を押すだけなので、可能である。
以上のようにして、駐車車両2は搬送式収納庫4に駐車され、利用者はパレット番号シートを受け取り、その場を離れて、入庫操作が終了する。入庫操作が完了した時点で、パレットに駐車車両を積載し、収納した情報をパレット収納記憶手段36にて記憶する。
ステップS1;出庫操作では、まず、利用者が操作盤15まで来て操作を開始する。このとき、パレット収納記憶手段36による情報を参照し、操作盤15のパレット番号入力手段6の動作により、空いているパレットについては、パレット個別ボタン19にパレット空き=緑が点灯又は消灯しており、これを押すと入庫操作になってしまう。駐車車両2を積載して搬送式収納庫4に収納されているパレットは、パレット個別ボタン19が使用中=赤の点灯によって表示されている。利用者は、入庫時に覚えたパレット番号又はパレット番号シートのパレット番号が表示されたパレット個別ボタン19を押すことになる。
ステップS2;使用中のパレット番号が押されると、暗証番号入力手段7がテンキー18の操作を受け付ける。利用者は、入庫時に覚えた暗証番号をテンキー18で入力する。出庫認証手段10は、押されたパレット番号と暗証番号の組み合わせが暗証番号記憶手段8に記憶されているものと一致するかどうか判定する。不一致であれば認証は失敗し、パレット番号入力(つまり、出庫操作の冒頭)に戻る。一致であれば認証が成功する。
ステップS3〜S6;操作盤15は、料金用数字表示器27に精算金額を表示する。精算金額の計算方式はここでは省略する。利用者が硬貨投入口28あるいは紙幣投入口29に金額を投入すると、釣銭がなければ直ちに、釣銭があれば返却後に先へ進む。
ステップS7;出庫が認証されたパレット3の番号がパレット番号用数字表示器17に呼び番号として表示される。そして、搬送式収納庫4において、収納庫制御部51が搬送装置等を制御して当該番号のパレット3をその収納区画から取り出して入出庫口5に向けて搬送する。
ステップS8;当該番号のパレット3が入出庫口5に到着したことが検知されると、そのパレット3の番号がパレット番号用数字表示器17に着床番号として表示される。パレット3が入出庫口5に着床すると、搬送式収納庫4の収納庫制御部51は、扉35を開く。
ステップS9〜S12;利用者が入出庫口5に入り、パレット3上の駐車車両2に乗り込む。利用者が駐車車両2を運転して入出庫口5から退出し、周囲の安全を確認した上で、安全確認ボタン21を押し、扉操作ボタン23の扉閉ボタンを押すと、収納庫制御部51は扉35を閉じる。利用者が車両を出発させ、出庫が完了する。出庫操作が完了した時点で該当パレットの情報をクリアする。
以上の動作から分かるように、本発明にあっては、入庫操作時、利用者は、そのとき適宜に決めた暗証番号とパレット番号を覚えておきさえすれば出庫が可能となる。従来のように、カード作成時に決めた固定の暗証番号(カードを利用した人を認証するためにあるもの)ではなく、使用中のパレットを呼び出す正当性を認証するためにあり、駐車のたびごとに使い捨ての暗証番号であるので、初めての利用でも気軽に暗証番号を押すことができる。
また、本発明はカードを使用しないので、省資源に貢献できる。利用者は、カードを携帯する必要がなく、カード紛失による駐車場の利用不能という事態も生じない。
本発明にあっては、出庫操作時、利用者は、暗証番号とパレット番号を入力するだけでよいので、利用者の操作が簡単になる。パレット番号は、パレット番号シートが発行されるので、忘れても大丈夫である。
また、本発明によって、一般利用者が時間貸しで利用できる24時間利用可能な無人化された機械式駐車場が実現されることで、利用者は、機械式駐車場が24時間いつでも利用したいときに利用できるという利点がある。一方、駐車場経営者には、無人化による省力化・運営コスト削減というメリットが得られる。
なお、本発明の駐車場装置1は、24時間継続して自動運転である必要はなく、昼間は専従者が手動運転し、夜間早朝のみ自動運転としてもよい。また、入出庫口5(あるいは搬送式収納庫4)及び操作盤15の台数は、1つの駐車場装置1に1台とは限らない。1つの駐車場装置1において、複数台の入出庫口5及び操作盤15が各々自動運転される場合に、管理者を全体で1名程度配置し、全ての入出庫口5及び操作盤15のトラブルに備えるようにしても、各入出庫口5及び操作盤15ごとに専従者を配置するのに比べて、人員削減ができる。
次に、駐車場装置1における他の実施形態を説明する。
この駐車場装置1では、搬送式収納庫4内に普通車エリアFとハイルーフ車エリアHがあり、ハイルーフ車は普通車エリアFに入庫できず、ハイルーフ車エリアHのみに入庫できるようになっているものとする。また、車種判別手段13がパレット上の駐車車両2の車高を検出して普通車かハイルーフ車かを判別するものとする。
図5は、車種選択がある駐車場装置における制御フローである。図4との相違部分は、ステップN5AとステップN12,N13のみであるので、これらのみ説明する。
ステップN12;操作盤15が利用客待ちの状態において、車種入力手段11が動作しており、車種選択を受け付ける。利用者は、パレット番号入力(N1)の前に、車種選択ボタン20の普通車ボタンかハイルーフ車ボタンを選んで押す。パレット限定手段12は、普通車ボタンが押された場合には、普通車エリアFに収納されている空きパレットとハイルーフ車エリアHに収納されている空きパレットについて、両方のパレットのパレット個別ボタン19をパレット空き=緑の点灯又は消灯とする。しかし、ハイルーフ車ボタンが押された場合には、普通車エリアFに収納されている空きパレットは、パレット個別ボタン19を入庫不可能=赤の点灯とする。従って、ハイルーフ車エリアHに収納されている空きパレットのみ、パレット個別ボタン19がパレット空き=緑の点灯又は消灯となる。
ステップN1以降は同じ動作となるが、ステップN5Aにおいて利用者が駐車車両2を運転して入出庫口5に進入し、駐車車両2をパレット3上に積載すると、収納庫制御部51は、駐車車両2の車種判別手段13による車種判別とを行う。
判別された車種が選択された車種と異なるとき、特に、普通車が選択されているのに、パレット3上にハイルーフ車が積載されている場合、不可能車種拒否手段14がこのパレットを搬送式収納庫4に収納させない。操作盤15からの音声アナウンスにより、車種拒否が告げられる。よって、利用者は、車両をいったん退出させ、再度、車種選択するしかない。
このように、本発明では、車種の選択操作を利用客に任せるようにしたが、駐車場装置1が入出庫口5で車種を判別して確認するようにしたので、利用者は安心して車種の選択操作を行うことができる。
この駐車場装置1では、搬送式収納庫4においてハイルーフ車エリアHに比べて普通車エリアFの収納区画の高さを低くできる。従って、ハイルーフ車エリアHとする収納区画の個数と普通車エリアFとする収納区画の個数とを適宜なバランスで決定することにより、ハイルーフ車エリアHを十分に確保しつつ全体の収納区画の個数を多くすることができる。
本発明の一実施形態を示す駐車場装置の全体概略図である。 図1中の操作盤の表面パネル図である。 図1中の操作盤と搬送式収納庫の制御ブロック図である。 本発明の一実施形態である車種選択がない駐車場装置における制御フローの流れ図である。 本発明の一実施形態である車種選択がある駐車場装置における制御フローの流れ図である。
符号の説明
1 駐車場装置
2 駐車車両
3 パレット
4 搬送式収納庫
5 入出庫口
6 パレット番号入力手段
7 暗証番号入力手段
8 暗証番号記憶手段
9 パレット番号シート発行手段
10 出庫認証手段
11 車種入力手段
12 パレット限定手段
13 車種判別手段
14 不可能車種拒否手段
36 パレット収納記憶手段

Claims (3)

  1. 駐車車両を積載するためのパレットと、該パレットを搬送して収納する搬送式収納庫と、上記パレットに駐車車両を積載し収納した情報を記憶するパレット収納記憶手段と、上記搬送式収納庫の入出庫口に呼び出すパレットの番号を入力するためのパレット番号入力手段と、駐車車両を積載したパレットの暗証番号を入力するための暗証番号入力手段と、駐車車両を積載したパレットが収納されるときに入力された暗証番号を該パレットの番号に対応付けして記憶する暗証番号記憶手段と、前記搬送式収納庫内にある駐車車両を積載したパレットの番号と暗証番号が入力されたとき、該暗証番号を前記暗証番号記憶手段に該パレットの番号に対応付けして記憶されている暗証番号と照合させて該パレットの出庫を認証する出庫認証手段とを備えたことを特徴とする駐車場装置。
  2. パレットを入出庫口に呼び出す前に車種を入力するための車種入力手段と、入力された車種に応じて該車種が収納可能な車種エリアに収納されているパレットのみの番号を入力可能とするパレット限定手段と、収納されるパレットに積載された駐車車両の車種を判別する車種判別手段と、判別された車種が前記パレットが収納されようとしている車種エリアに収納可能かどうか判定し、収納不可能なときには前記パレットを上記搬送式収納庫に収納させない不可能車種拒否手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の駐車場装置。
  3. 上記搬送式収納庫に収納されている空パレットのうちから、無差別に1つの空きパレットを選択して入出庫口に搬送する空パレット呼び出し手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の駐車場装置。
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