JP2010023727A - 制御システム及び制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バッテリ上りを防止するために車載機器へ供給する待機電力を遮断する際に、車載機器の動作情報をバックアップすることができる制御システム及び制御装置を提供する。
【解決手段】カーナビ4等の車載機器と、バッテリ3から車載機器へ待機電力を供給する電源制御部2とを備える車載システムにおいて、電源制御部2は、バッテリ容量センサ21でバッテリ3の残容量を検知し、バッテリ容量センサ21による検知結果に応じて車載機器への待機電力を遮断する。操作装置1は、電源制御部2が待機電力を遮断する場合、車載機器から該車載機器の動作情報を取得し、取得した動作情報を記憶部12に記憶する。
【選択図】図2
【解決手段】カーナビ4等の車載機器と、バッテリ3から車載機器へ待機電力を供給する電源制御部2とを備える車載システムにおいて、電源制御部2は、バッテリ容量センサ21でバッテリ3の残容量を検知し、バッテリ容量センサ21による検知結果に応じて車載機器への待機電力を遮断する。操作装置1は、電源制御部2が待機電力を遮断する場合、車載機器から該車載機器の動作情報を取得し、取得した動作情報を記憶部12に記憶する。
【選択図】図2
Description
本発明は、バッテリ上りを防止するために待機電力を遮断する制御システム及び制御装置に関する。
車両に搭載されたバッテリは、エンジン作動時に充電され、車両に搭載される車載機器に必要な電力供給を行っている。車載機器は、例えばカーナビゲーション装置(以下、カーナビと言う)及びオーディオ装置(以下、オーディオと言う)等である。これら車載機器は、一般にはアクセサリスイッチ(以下、ACCスイッチと言う)がオンであれば、バッテリから電力が供給される。このため、エンジンが停止中であっても、ACCスイッチがオンであれば、ユーザはカーナビ等の操作が可能となっている。ところが、バッテリは、エンジンの動作に伴い充電されるため、エンジン停止中にユーザがカーナビ等を長時間操作した場合、バッテリの充電量が低下し、所謂バッテリ上りが発生する。
特許文献1には、バッテリの状態管理を行う装置が記載されている。特許文献1に記載の装置では、バッテリが電力不足であることを検知した場合、重要度が低い車載機器、具体的には車両の安全走行に直接関係のないオーディオ又はカーナビ等に対する電力供給を制限している。特許文献1のように、バッテリの状態を監視し、バッテリの電力不足が発生する前にカーナビ等の車載機器への電力供給を停止する等、電力供給を制限することでバッテリ上りを未然に防止することが可能となる。
特開2007−245818号公報
ところで、一般に各車載機器は、ユーザが設定した情報及びユーザの使用履歴の情報等を揮発性メモリに記憶している。このため、ACCスイッチがオフされても各車載機器への電力供給は完全には停止されず、記憶内容を保持するための待機電力(所謂、暗電流)が各車載機器へ供給されるようになっている。
上述のように、バッテリ上りを防止するために電力供給を制限する際に、車載機器への待機電力をも完全に遮断した場合、各車載機器の揮発性メモリに記憶された内容は消去される。このため、バッテリの充電量が回復し、車載機器を再び起動させたとき、これまで蓄積された情報がリセットされる。その結果、ユーザは、各車載機器の起動後に、各車載機器に対して再度必要な情報の入力する等の操作を行う必要が生じる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バッテリ上りを防止するために車載機器へ供給する待機電力を遮断する際に、車載機器の動作情報をバックアップすることができる制御システム及び制御装置を提供することにある。
本発明に係る制御システムは、車載機器と、バッテリから該車載機器へ待機電力を供給する電源制御手段と、前記バッテリの残容量を検知する残容量検知手段とを備え、前記電源制御手段は、前記残容量検知手段による検知結果に応じて前記待機電力を遮断する制御システムにおいて、前記電源制御手段が待機電力を遮断する場合、前記車載機器から該車載機器の動作情報を取得する取得手段と、該取得手段が取得した動作情報を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る制御システムは、前記電源制御手段は、待機電力を遮断した場合、前記残容量が復帰したことを検知したとき、前記車載機器への待機電力の供給を開始し、前記車載機器は、待機電力の供給が開始された場合、前記記憶手段に記憶された動作情報に基づいて動作するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る制御システムは、操作を受け付ける受付手段、及び、該受付手段が受け付けた操作に基づいて、前記車載機器を制御する制御手段を有する操作装置をさらに備え、前記取得手段及び記憶手段は、前記操作装置に設けられていることを特徴とする。
本発明に係る制御装置は、バッテリの残容量に応じてバッテリからの待機電力の供給が遮断される車載機器を制御する制御装置において、前記待機電力が遮断されることを検知する検知手段と、該検知手段が検知した場合、前記車載機器の動作情報を取得する取得手段と、該取得手段が取得した動作情報を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、検知したバッテリの残容量に応じて、車載機器へ供給する待機電力を遮断する。そして、待機電力を遮断する場合、車載機器から該車載機器の動作情報を取得し、記憶する。動作情報とは、車載機器が動作中に用いる情報であり、車載機器のRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリに一時的に記憶される。すなわち、車載機器への待機電力を完全に遮断することで消去される動作情報を、記憶手段にバックアップすることができる。また、車載機器が複数ある場合であっても、各車載機器にバックアップ用の記憶手段を設ける必要がなく、部品数の増加の抑制及びコストダウン等を図ることができる。
例えば、エンジンが停止中はバッテリは充電されないため、エンジンが停止中に、バッテリの残容量に応じて、車載機器への待機電力を遮断することで、充電されないバッテリの電力消費を抑制するができ、バッテリ上りを防止することができる。
本発明では、例えばエンジンが駆動して残容量が復帰した場合、車載機器への待機電力の供給を開始する。そして、車載機器は、待機電力の供給が開始された場合、記憶された動作情報に基づいて動作する。すなわち、車載機器は、待機電力が遮断される前の状態で、動作を再開することができる。
本発明では、車載機器を制御する操作装置で、車載機器の動作情報のバックアップを取ることができる。これにより、簡単に車載機器の増設を行うことが可能となり、複数の車載機器を一つの操作装置で操作できる。そして、ユーザは、共通の操作装置で各車載機器を操作することができるため、各車載機器の操作性を向上させることができる。
本発明では、検知したバッテリの残容量に応じて、車載機器へ供給する待機電力を遮断する。そして、待機電力を遮断する場合、車載機器から該車載機器の動作情報を取得し、記憶する。動作情報とは、車載機器が動作中に用いる情報であり、車載機器のRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリに一時的に記憶される。すなわち、車載機器への待機電力を完全に遮断することで消去される動作情報を、記憶手段にバックアップすることができる。また、車載機器が複数ある場合であっても、各車載機器にバックアップ用の記憶手段を設ける必要がなく、部品数の増加の抑制及びコストダウン等を図ることができる。
以下、本発明に係る好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る車載システムを車両に搭載した状態を示す概略図である。本実施形態に係る車載システム(制御システム)は、操作装置(制御装置)1、電源制御部2、バッテリ3及び複数の電子機器を備え、車両100に搭載されている。電子機器は、例えば、カーナビ4、オーディオ5、及びエアーコンディショナ(以下、エアコンと言う)6、室内ランプL1,L2及び複数のECU8等である。複数のECU8は、例えば、ドアロック、ヘッドライト及びセキュリティ装置等を制御する電子制御ユニットであり、前部のエンジンルーム、各ドア、及び後部のトランクルーム等に配設されている。なお、以下の説明において、カーナビ4、オーディオ5及びエアコン6を車載機器と言う。
操作装置1は、運転席と助手席との間に設けられ、カーナビ4、オーディオ5、及びエアコン6を操作するためのインターフェース装置である。すなわち、ユーザは、操作装置1により複数の車載機器の操作が行えるようになっている。本実施形態では、操作装置1は、カーナビ4、オーディオ5、及びエアコン6の操作が可能としているが、操作できる機器はこれらに限定されることはない。
電源制御部2は、操作装置1、及び複数の電子機器が接続されており、図示しないACCスイッチ及びイグニッションスイッチ(以下、IGスイッチと言う)のオン,オフに応じて、バッテリ3から各部へ電力を供給し、遮断する。バッテリ3は、エンジンに連動して発電する発電機(図示せず)が発電した電圧が充電される。なお、操作装置1、電源制御部2及び複数の電子機器は、図1では一本の信号線により接続されているが、シリアル通信又はCAN(Controller Area Network)通信用の通信線、及び電力供給用の電力線とにより接続されている。
図2は、車載システムの構成を模式的に示すブロック図である。
電源制御部2は、バッテリ容量センサ(検知手段)21及び制御部22を備えている。バッテリ容量センサ21は、定期的にバッテリ3の残容量を検知する。バッテリ容量センサ21は、例えば、バッテリ端子電圧(オープン電圧)に基づいて求める方法、バッテリ内部抵抗に基づいて求める方法、バッテリ充放電電流の積算値に基づいて求める方法、あるいはこれらの組み合わせた方法等により、残容量を検知する。バッテリ容量センサ21は、検知結果を制御部22に出力する。
制御部22は、図示しないCPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)、及びROM(Read Only Memory)等を備え、ROMに記憶された制御プログラムに従うCPU等の動作により各種制御を実施するように構成されている。例えば、制御部22は、ACCスイッチ9a及びIGスイッチ9bのオン又はオフに応じて、バッテリ3から操作装置1及び各車載機器への電力供給を制御する。ACCスイッチ9aがオンのとき、制御部22は、操作装置1、カーナビ4及びオーディオ5等へ電力を供給し、ACCスイッチ9aがオフになれば電力供給を停止する。また、IGスイッチ9bがオンのとき、制御部22は、エアコン6等へ電力を供給し、IGスイッチ9bがオフになれば電力供給を停止する。なお、本実施形態では、制御部22は、ACCスイッチ9a及びIGスイッチ9bがオフにされても、待機電力は各車載機器へ流すようになっている。
制御部22は、バッテリ容量センサ21から出力された検知結果に基づいて、バッテリ3の電力不足を検知する。本実施形態では、制御部22は、検知結果から、バッテリ3の充電量が略最大である状態(以下、第1状態と言う)、充電量は低下しているが電力供給を続けても充電量に支障を来たさない状態(以下、第2状態と言う)、及びバッテリ上りが生じる可能性がある状態(以下、第3状態と言う)の何れかを判定する。制御部22は、判定結果を操作装置1に報知する。
制御部22は、エンジン停止中に第3状態と判定したとき、カーナビ4、オーディオ5及びエアコン6への電力供給を遮断する。このとき、制御部22は、待機電力も各車載機器へ流さないようになっている。エンジン停止中は、バッテリ3は充電されないため、バッテリ3の残容量によって各車載機器への待機電力を遮断してバッテリ3の電力消費を抑制することで、バッテリ上りを防止できる。なお、制御部22は、待機電力を遮断した場合、エンジンを始動させるスタータスイッチ9cがオンされたとき、電力供給を開始する。スタータスイッチ9cがオンされることでエンジンが始動し、発電機によりバッテリ3が充電される。
操作装置1は、ECU11、記憶部12、表示部13、タッチパネル14及びスイッチ入力部15を備えている。表示部13、タッチパネル14及びスイッチ入力部15は、カーナビ4及びオーディオ5等を操作するための入力手段として機能し、ユーザは、タッチパネル14及びスイッチ入力部15によりカーナビ4等の車載機器を操作することが可能となる。
ECU11は、内部バスにより接続されたCPU又はMPU、ROM及びRAM等から構成されるマイコンを備え、ROMに記憶された制御プログラムに従うCPU等の動作により各種制御を実施するように構成されている。例えば、ECU11は、電源制御部2の判定結果に基づく動作を行う。
具体的に、ECU11は、バッテリ3が第1状態である場合、通常動作を行う。バッテリ3が第2状態及び第3状態である場合、ECU11は、表示部13のバックライトの輝度を低下させる、PWM(Pulse Width Modulation)制御のデューティ比を落とす又はバックライトの点灯個数を減少させることにより、通常動作と比較して消費電力が低減させる動作を行う。また、バッテリ3が第3状態である場合、ECU11は、カーナビ4、オーディオ5及びエアコン6からそれぞれの動作情報を取得し、不揮発性メモリである記憶部12に記憶する。
動作情報とは、各車載機器が動作中に用いる情報であり、車載機器のRAM等に記憶されている。RAM等に記憶された動作情報は、電源制御部2により車載機器への待機電力を含む電力が遮断されたときに破棄(消去)されるため、ECU11は、動作情報を記憶部12にバックアップとして記憶する。なお、カーナビ4の動作情報とは、例えば、車両の現在位置である。オーディオ5の動作情報とは、例えば、ラジオのプリセットチャンネル及び音響設定等である。エアコン6の動作情報とは、設定温度等である。
ECU11は、記憶部12に動作情報を記憶した場合、スタータスイッチ9cがオンにされ、各車載機器への電力供給が再開されたとき、記憶した動作状態を各車載機器へ送信する。これにより、各車載機器は、待機電力を含む電力が遮断される前の動作情報を、再び取得することができ、遮断前の状態に復帰することが可能となる。
このように、ユーザの意思に関係なく各車載機器への待機電力を含む電力が遮断されたときに、それぞれの動作情報を、操作装置1の記憶部12にバックアップすることができる。そして、電力供給が再び供給されたときに、各車載機器は、遮断前の状態で動作を開始できる。動作状態のバックアップを取らない場合、各車載機器は、初期状態、すなわち工場出荷時状態にリセットされる。このため、バックアップを取ることでユーザが再度各車載機器の設定を行うなどの手間を省くことができる。
次に、車載システムの動作について、操作装置1、電源制御部2及び車載機器毎に説明する。
図3は、電源制御部2の動作を示すフローチャートである。図3に示す処理は、電源制御部2の制御部22により実行される。制御部22は、バッテリ容量センサ21による検知結果を取得する(S101)。制御部22は、検知結果からバッテリ3が、第1、第2及び第3状態の何れかであるかを判定し(S102)、操作装置1へ判定結果を報知する(S103)。制御部22は、判定の結果、バッテリ3が第3状態であるか否かを判定する。(S104)。
第3状態の場合(S104:YES)、制御部22は、バッテリ上りが発生する可能性があると判定し、車載機器への待機電力を含む電力を遮断する(S105)。なお、制御部22は、電力供給を遮断する際、操作装置1が車載機器の動作情報のバックアップが完了するまで、所定時間待機するようにしてもよい。その後、制御部22は、本処理を終了する。一方、バッテリ3が第3状態でない場合(S104:NO)、制御部22は、バッテリ上りが発生しないと判定し、各車載機器への電力供給を続行し、本処理を終了する。
図4及び図5は、操作装置1の動作を示すフローチャートである。
図4に示す処理は、エンジン停止中に電源制御部2から判定結果が出力される都度、ECU11により実行される。ECU11は、電源制御部2から判定結果を取得し(S201)、バッテリ3が第1状態であるか否かを判定する(S202)。バッテリ3が第1状態の場合(S202:YES)、ECU11は、通常動作を行い(S203)、処理をS205に移す。バッテリ3が第1状態でない場合(S202:NO)、すなわち、バッテリ3が第2状態又は第3状態の場合、ECU11は、表示部13のバックライトの輝度を低下させるなど省電力での動作を行う(S204)。これにより、バッテリ3の電力消費を抑制できる。なお、このとき、ECU11は、表示部13にバッテリ3の充電量が低下している旨のメッセージを表示してもよい。この場合、ユーザに、表示部13のバックライトの輝度を低下した理由を報知することでユーザの違和感を低減することができる。その後、ECU11は、処理をS205に移す。
ECU11は、バッテリ3が第3状態であるか否かを判定する(S205)。第3状態である場合(S205:YES)、ECU11は、動作情報を操作装置1に送信するように、車載機器それぞれに要求信号を送信する(S206)。そして、ECU11は、車載機器それぞれから動作情報を受信し(S207)、受信した動作情報を記憶部12に記憶する(S208)。ECU11は、動作情報を記憶していることを示すフラグをセットし(S209)、本処理を終了する。一方、バッテリ3が第3状態でない場合(S205:NO)、ECU11は、本処理を終了する。
図5に示す処理は、スタータスイッチ9cがオンにされ、エンジンが始動した場合、ECU11により実行される。ECU11は、フラグがセットされているか否かを判定する(S301)。フラグがセットされていない場合(S301:NO)、ECU11は、本処理を終了する。フラグがセットされている場合(S301:YES)、記憶部12に記憶された動作情報を車載機器それぞれへ送信する(S302)。
次に、ECU11は、車載機器が動作情報を受け付けたことを報知する受取信号を、各車載機器から受信したか否かを判定する(S303)。受取信号を受信していなければ(S303:NO)、ECU11は、受信するまで待機する。このとき、ECU11は、受取信号を所定時間受信しなければ、エラーが発生したことを表示部13に表示するようにしてもよい。信号を受信した場合(S303:YES)、ECU11は、セットされたフラグをリセットし(S304)、本処理を終了する。
図6は、車載機器の動作を示すフローチャートである。図6に示す処理は、スタータスイッチ9cがオンにされ、バッテリ3からの電力供給が再開されたときに実行される。車載機器は、操作装置1から動作情報を受信し(S401)、動作情報を受信したことを報知する受取信号を操作装置1に送信する(S402)。そして、車載機器は、受信した動作情報に基づく動作を開始する(S403)。これにより、車載機器は、待機電力を含む電力が遮断される前の状態で動作を再開できる。その後、車載機器は、本処理を終了し、それぞれ独自の動作を実行する。
以上説明したように、本実施形態では、カーナビ4、オーディオ5及びエアコン6への待機電力を含む電力が遮断されたときに、それぞれの動作情報を、操作装置1の記憶部12にバックアップすることができる。そして、電力供給が再び供給されたときに、カーナビ4、オーディオ5及びエアコン6は、バックアップされた動作情報に基づいて、遮断前の状態で動作を開始できる。
本実施形態では、本発明に係る車載機器をカーナビ4、オーディオ5及びエアコン6としているが、これらに限定されることはない。また、バックアップを取る情報も、本実施形態に限定されることはない。また、本実施形態では、カーナビ4、オーディオ5及びエアコン6の動作情報のバックアップを同時に行っているが、バッテリ3の残容量に応じて、重要度の低い車載機器から段階的に動作情報のバックアップを行うようにしてもよい。
本実施形態では、車載機器を操作する操作装置1において動作情報のバックアップを行っているが、操作装置1とは別の装置を設け、バックアップを行うようにしてもよい。また、電源制御部2の機能を操作装置1に設けるようにしてもよいし、本発明に係る手段を何れの操作に組み込むかは適宜変更可能である。
以上、本発明の好適な実施形態について、具体的に説明したが、各構成及び処理動作等は適宜変更可能であって、上述の実施形態に限定されることはない。
1 操作装置(制御装置)
2 電源制御部(電源制御手段)
3 バッテリ
4 カーナビ(車載機器)
5 オーディオ(車載機器)
6 エアコン(車載機器)
12 記憶部(記憶手段)
21 バッテリ容量センサ(検知手段)
2 電源制御部(電源制御手段)
3 バッテリ
4 カーナビ(車載機器)
5 オーディオ(車載機器)
6 エアコン(車載機器)
12 記憶部(記憶手段)
21 バッテリ容量センサ(検知手段)
Claims (4)
- 車載機器と、バッテリから該車載機器へ待機電力を供給する電源制御手段と、前記バッテリの残容量を検知する残容量検知手段とを備え、前記電源制御手段は、前記残容量検知手段による検知結果に応じて前記待機電力を遮断する制御システムにおいて、
前記電源制御手段が待機電力を遮断する場合、前記車載機器から該車載機器の動作情報を取得する取得手段と、
該取得手段が取得した動作情報を記憶する記憶手段と
を備えることを特徴とする制御システム。 - 前記電源制御手段は、
待機電力を遮断した場合、前記残容量が復帰したことを検知したとき、前記車載機器への待機電力の供給を開始し、
前記車載機器は、
待機電力の供給が開始された場合、前記記憶手段に記憶された動作情報に基づいて動作するようにしてある
ことを特徴とする請求項1に記載の制御システム。 - 操作を受け付ける受付手段、及び、
該受付手段が受け付けた操作に基づいて、前記車載機器を制御する制御手段
を有する操作装置をさらに備え、
前記取得手段及び記憶手段は、
前記操作装置に設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の制御システム。 - バッテリの残容量に応じてバッテリからの待機電力の供給が遮断される車載機器を制御する制御装置において、
前記待機電力が遮断されることを検知する検知手段と、
該検知手段が検知した場合、前記車載機器の動作情報を取得する取得手段と、
該取得手段が取得した動作情報を記憶する記憶手段と
を備えることを特徴とする制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008189028A JP2010023727A (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | 制御システム及び制御装置 |
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Family Applications (1)
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2008
- 2008-07-22 JP JP2008189028A patent/JP2010023727A/ja active Pending
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