JP2010022715A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】役抽選手段61は、最初に第1役抽選テーブル62Aを用いて第1段階の役の抽選を行う。第1役抽選テーブル62Aには、小役及びリプレイの当選並びに非当選が設定されている。この第1段階の抽選で小役に当選したときは、役抽選手段61は、BB等の特別役の当選並びに非当選を定めた第2役抽選テーブル62Bを用いて第2段階の役の抽選を行う。第2役抽選テーブル62Bは、複数種類設けられている。そして、複数種類の役抽選モードの中から選択された当該遊技における役抽選モードと、第1段階の役の抽選結果とに対応する第2役抽選テーブル62Bが選択される。
【選択図】図1
Description
ここで、役の抽選を行うときに用いられる役抽選テーブル(各役の当選確率を定めたもの)を複数種類備え、遊技者に役抽選テーブルを選択させ、遊技者が選択した役抽選テーブルを用いて役の抽選を行うようにしたスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
請求項1の発明は、各役の当選確率を定めた役抽選テーブルと、前記役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段とを備え、前記役抽選テーブルは、複数種類の小役(小役A〜小役C)を含む役の当選確率、及び非当選確率を定めた第1役抽選テーブル(役抽選テーブル62A)と、遊技者にとって有利となる特別遊技(BB遊技又はRB遊技)に移行させるための役であって当選後にはその図柄の組合せが有効ラインに停止するまでその当選が次遊技に持ち越される特別役(BB又はRB)を含む役の当選確率、及び非当選確率を定めた第2役抽選テーブル(役抽選テーブル62B)とを備え、さらに前記第2役抽選テーブルは、前記特別役の当選確率が異なる複数種類の前記第2役抽選テーブル(役抽選テーブル62B−1〜62B−12)を備え、複数種類の役抽選モードの中から、当該遊技におけるいずれか1つの前記役抽選モードを設定する役抽選モード設定手段(63)と、前記第1役抽選テーブルを用いて役の抽選が行われたときの役抽選結果と、前記役抽選モードとに対応する前記第2役抽選テーブルを定めたデータテーブル(65a)と、複数種類の前記第2役抽選テーブルの中からいずれか1つの前記第2役抽選テーブルを選択する第2役抽選テーブル選択手段(65)とを備え、前記役抽選手段は、遊技の開始時に、前記第1役抽選テーブルを用いて、第1段階の役の抽選を行い、前記第2役抽選テーブル選択手段は、前記第1役抽選テーブルを用いて役の抽選が行われた結果、特定の役抽選結果となったときは、その役抽選結果と、当該遊技における前記役抽選モードとに対応する前記第2役抽選テーブルを、前記データテーブルを用いて選択し、前記役抽選手段は、選択された前記第2役抽選テーブルを用いて、当該遊技における第2段階の役の抽選を行うことを特徴とする。
本発明においては、スタートスイッチの操作等により遊技が開始されると、まず、一律に、第1段階の役の抽選が行われる。そして、この役の抽選で特定の役抽選結果となったときは、第2段階の役の抽選が行われる。一方、第1段階の役の抽選で特定の役抽選結果とならなかったときは、第2段階の役の抽選は行われない。
また、演出の出力やリールの停止制御(停止出目)等により第1段階の役の抽選結果を遊技者にわかるようにすれば、遊技者は、第1段階の役抽選結果に応じて特別役の当選を期待することができる。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態によるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の全体を制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、入賞時の払出し、及び演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等や演出の出力に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを当該遊技のために投入するときに操作するスイッチである。本実施形態でのベットスイッチ40は、3枚(max)投入専用のスイッチである。
なお、メダル投入口43は、実際のメダルを遊技者が投入する部分であり、メダル投入口43からメダルを投入することは、ベットスイッチ40を操作することと同様の役割を果たす。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、後述するリール制御手段67によって制御される。ここで、リール31は、左リール31、中リール31、右リール31からなり、左リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段、及び下段の3本の図柄組合せラインL1〜L3と、斜め右下がり方向及び斜め右上がり方向の2本の図柄組合せラインL4及びL5の合計5本の図柄組合せラインを有する。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
なお、これに限らず、メダルの投入枚数は、1枚又は2枚でもよい。さらに、メダル投入枚数や遊技状態等に応じて、5本の図柄組合せラインのうち、一部のみを有効ライン(残りは無効ライン)に設定してもよい。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓11から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
そして、各役に対応する図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数等が定められている。これにより、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(その役が入賞する)と、その役に対応する枚数のメダルが払い出される(ただし、特別役を除く)。
なお、他の特別役としては、MB(ミドルボーナス。第2種ビッグボーナス(2BB)ともいう。)、及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
また、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
持ち越される役としては、特別役(BB及びRB)が挙げられる。特別役に当選したときは、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
本発明では、特別役に当選した遊技は、「非内部中」の遊技とし、特別役に当選した遊技で特別役が入賞しなかったときは、その次遊技から「内部中」の遊技という。
一方、図6に示す役抽選テーブル62B(第2役抽選テーブル)は、第2段階の役の抽選で用いられ、62B−1〜62B−12の12種類を備え、いずれも、特別役(BB又はRBの少なくとも一方)の当選及び非当選が設けられており、各役抽選テーブル62B−1〜62B−12ごとに、特別役の当選及び非当選は、それぞれ所定値に設定されている。また、役抽選テーブル62Bでは、小役やリプレイの当選は設けられていない。
まず、スロットマシン10の電源が投入されると、役抽選モード設定手段63は、役抽選モードを、デフォルト値であるモード4に設定する。ここで設定された役抽選モードは、RAM等の記憶手段に記憶される。そして、役抽選モードが変更されるまで、設定された役抽選モードが維持される。
ここで、本実施形態における「所定の条件」とは、当該遊技における役の抽選で小役A〜小役Cのいずれかに当選し、かつ役抽選モード選択手段64で行われる抽選(ソフトウエア乱数を用いた抽選)で当選したとき、である。この抽選は、例えば1/3で当選するように設定されている。なお、ソフトウエア乱数を用いた抽選は、遊技者によりスタートスイッチ41が操作された時に行う。
そして、遊技者は、例えばスタートスイッチ41を操作して役抽選モードを選択する。スタートスイッチ41が1回操作されるごとに、選択画面内のカーソルが1段ずつ上下に移動して、いずれかのモードを指し示す。そして、選択したいモード上にカーソルを置いて、2番目のストップスイッチ42を操作すれば、その役抽選モードが確定する。
これにより、役抽選モード設定手段63は、選択された役抽選モードに設定する。
まず、役抽選手段61は、遊技者によりスタートスイッチ41が操作された時に、役抽選テーブル62Aを用いて役の抽選を行う(第1段階の役の抽選)。この役抽選の結果、小役D若しくはリプレイに当選したとき、又は非当選となったときは、当該遊技での役の抽選は、この時点で終了する(すなわち、第1段階の役の抽選のみが行われる)。これにより、役抽選モード選択手段64による抽選は行われず、役抽選テーブル選択手段65は、役抽選テーブル62Bの選択を行わない。
第1段階の役の抽選で小役A、小役B、又は小役Cの当選となったときは、役抽選モード選択手段64は、上述したように、ソフトウエア乱数を用いた抽選を行う。そして、この抽選で非当選となったときは、役抽選モード選択手段64は、役抽選モードの選択画面の表示を行わず、役抽選モード設定手段63は、それ以前に設定されていた役抽選モードを維持する。
次いで、役抽選テーブル選択手段65は、当該遊技における役抽選モードと、当該遊技における第1段階の役の抽選結果とから、いずれか1つの役抽選テーブル62Bを選択する。
特別役当選持越し手段66は、特別役(BB又はRB)に当選したときに、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(特別役が入賞するまで)の遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
特別役の当選を記憶するため、BB及びRBの各当選フラグが設けられている。そして、例えばBBの当選時には、BB当選フラグがオンとなり、BBが入賞するまで維持されるとともに、BBが入賞したときは、その時点でオフにされる。
なお、小役Bテーブル、小役Cテーブル、小役Dテーブル、及びリプレイテーブルについても、上記小役Aテーブルと同様である。小役Bテーブル、小役Cテーブル、小役Dテーブル、及びリプレイテーブルは、上記小役Aテーブル中、「小役A」をそれぞれ「小役B」、「小役C」、「小役D」、及び「リプレイ」と読み替えたものに相当する。
なお、特別役よりも小役を優先して有効ラインに停止させるようにしてもよい。
さらにまた、役抽選手段61による第1段階の抽選で小役A、小役B、又は小役Cに当選し、第2段階の抽選が行われた結果、非当選であったときは、それぞれ、上述した小役Aテーブル、小役Bテーブル、及び小役Cテーブルが用いられる。
同様に、第1段階の抽選で小役Aに当選し、第2段階の抽選でRBに当選したときは、第1リール31及び第2リール31については小役Aテーブルが用いられ、第3リール31については、RBテーブルが用いられる。
図2に示すように、すべてのリール31において、「ベル」の図柄は、5図柄以内の間隔で配置されている。これにより、リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段67は、有効ラインに「ベル」の図柄を停止させることができる。よって、小役Dに当選したときは、リール制御手段67は、常に、小役Dに対応する図柄の組合せ(「ベル」−「ベル」−「ベル」)を有効ラインに停止させることができる。
停止図柄判断手段69は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段69は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
ただし、停止図柄判断手段69は、ストップスイッチ42が操作され、停止位置決定テーブル68を用いて停止位置が決定された時に、そのリール31が停止したか否かにかかわらず、停止図柄を判断することが可能である。
通常遊技中に、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、BBの入賞となり、特別遊技制御手段71は、次遊技からBB遊技を開始するように制御する。
BB遊技では、上述した役抽選テーブル62Cを用いて役の抽選が行われる。これにより、BB遊技中は、頻繁に小役Dが当選・入賞する遊技状態となる。
このため、特別遊技制御手段71は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続けるとともに、カウントされた払出し枚数が345枚以上となったと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判断する。そして、BB遊技の終了後は、通常遊技(非内部中)に移行する。
RB遊技では、BB遊技と同様に、役抽選テーブル62Cを用いて役の抽選が行われる。これにより、RB遊技中は、頻繁に小役Dが当選・入賞する遊技状態となる。
このため、特別遊技制御手段71は、RB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続けるとともに、カウントされた払出し枚数が100枚以上となったと判断したときは、RB遊技の終了条件を満たすと判断する。そして、RB遊技の終了後は、通常遊技(非内部中)に移行する。
演出制御手段72は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段72は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段72は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
なお、小役A〜小役Cに当選したときは高確率で、小役A〜小役Cに当選していないときは低確率で、上記効果音が出力されるようにすることが好ましい。
図10及び図11は、通常遊技(非内部中)における1遊技の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図11は、図10に続くフローチャートである。
次のステップS17では、遊技制御手段60は、第1(最初の)ストップスイッチ42が操作されたか否かを判断し続ける。そして、操作されたと判断したときはステップS18に進み、リール制御手段67は、(ステップS16でセットした停止位置決定テーブル68を用いて)第1ストップスイッチ42に対応する第1リール31を停止制御する。
ステップS20では、役抽選手段61は、第2抽選フラグをオンにする。ここで、「第2抽選フラグ」とは、当該遊技で第2段階の役の抽選を行うか否かを判断するためのフラグであり、オンであるときは後で第2段階の役の抽選を行う。
次のステップS31では、リール制御手段67は、第3リール31を停止制御するための停止位置決定テーブル68として、BBテーブル(BB当選フラグがオンのとき)又はRBテーブル(RB当選フラグがオンのとき)をセットし、ステップS32に進む。
ステップS35では、払出し手段70は、入賞役に応じた払出し等の処理を行う。具体的には、小役の入賞時には入賞した小役に対応するメダルの払出しを行い、リプレイの入賞時には当該遊技で投入された枚数分のメダルを自動投入する。
図10では図示していないが、ステップS16では、リール制御手段67は、BB当選フラグ又はRB当選フラグがオンであるか否かを判断し、オンであるときは、内部中用の停止位置決定テーブル68をセットする。例えばステップS15における役の抽選で小役又はリプレイに当選したときは、上述した停止位置決定テーブル68(小役当選時は、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先する停止位置決定テーブル68、リプレイ当選時は、リプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先する停止位置決定テーブル68)をセットし、当該遊技で非当選であるときはBBテーブル又はRBテーブルをセットする。
また、内部中の遊技では、ステップS19〜ステップS23、及びステップS26〜ステップS31の処理は行わない。
例えば、最初に左リール31を停止させたときに、いずれかの有効ラインに「チェリー」の図柄が停止すれば、当該遊技で小役Aに当選したことが確定する。そして、役抽選モードの選択画面が出力されたときは、遊技者は、モード1を選択することが最も有利となる。モード1を選択すれば、第2段階の役の抽選で役抽選テーブル62B−1が用いられるので、特別役の当選確率を高くすることができるからである。
第2実施形態では、BB遊技の終了後に、RT(Replay Time )遊技を実行するように制御する。図12は、第2実施形態における役抽選テーブル62A−1及び62A−2を示す図である。役抽選テーブル62A−1は、第1実施形態の役抽選テーブル62Aに相当するものである。
また、第2実施形態では、リプレイとして、第1実施形態のリプレイに相当するリプレイAと、第2実施形態特有のリプレイBとを備える。
役抽選テーブル62A−1は、通常遊技の非内部中に用いられるものである。これに対し、役抽選テーブル62A−2は、RT遊技(非内部中)に用いられるものである。
3×1/50+6×1/60+1×1/100+10×1/10+3×1/7.3+3×1/10000
≒1.58(枚)
となる。
よって、1遊技あたりの差枚数(期待値)は、
1.58−3
=−1.42(枚)
となる。
3×1/50+6×1/60+1×1/100+10×1/10+3×1/10000+3×1/1.2
≒3.67(枚)
となる。
よって、1遊技あたりの差枚数(期待値)は、
3.67−3
=+0.67(枚)
となる。
これに対し、リプレイBに当選した遊技において、モード2〜モード4を選択すると、役抽選テーブル62B−9が選択されるので、特別役の当選確率は低くなる。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
したがって、第3リール31の停止制御が変化しても、特別役に当選していない場合があることを含めることができる。
なお、上記実施形態では、第3リール31の停止制御が変化したときは、特別役の当選が確定する。
(5)上記実施形態では、役抽選モードの選択画面を画像表示した後、10秒間、役抽選モードが選択されなかったときは、モード4が選択されるようにした。しかし、これに限らず、10秒間、役抽選モードが選択されなかったときは、それ以前に選択されている役抽選モードを維持するように制御してもよい。
11 表示窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62(62A、62A−1、62A−2、62B(62B−1〜62B−12)、62C) 役抽選テーブル
63 役抽選モード設定手段
64 役抽選モード選択手段
65 役抽選テーブル選択手段
65a、65a’ データテーブル
66 特別役当選持越し手段
67 リール制御手段
68 停止位置決定テーブル
69 停止図柄判断手段
70 払出し手段
71 特別遊技制御手段
72 演出制御手段
L1〜L5 図柄組合せライン(有効ライン又は無効ライン)
Claims (8)
- 各役の当選確率を定めた役抽選テーブルと、
前記役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と
を備え、
前記役抽選テーブルは、
複数種類の小役を含む役の当選確率、及び非当選確率を定めた第1役抽選テーブルと、
遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための役であって当選後にはその図柄の組合せが有効ラインに停止するまでその当選が次遊技に持ち越される特別役を含む役の当選確率、及び非当選確率を定めた第2役抽選テーブルと
を備え、
さらに前記第2役抽選テーブルは、前記特別役の当選確率が異なる複数種類の前記第2役抽選テーブルを備え、
複数種類の役抽選モードの中から、当該遊技におけるいずれか1つの前記役抽選モードを設定する役抽選モード設定手段と、
前記第1役抽選テーブルを用いて役の抽選が行われたときの役抽選結果と、前記役抽選モードとに対応する前記第2役抽選テーブルを定めたデータテーブルと、
複数種類の前記第2役抽選テーブルの中からいずれか1つの前記第2役抽選テーブルを選択する第2役抽選テーブル選択手段と
を備え、
前記役抽選手段は、遊技の開始時に、前記第1役抽選テーブルを用いて、第1段階の役の抽選を行い、
前記第2役抽選テーブル選択手段は、前記第1役抽選テーブルを用いて役の抽選が行われた結果、特定の役抽選結果となったときは、その役抽選結果と、当該遊技における前記役抽選モードとに対応する前記第2役抽選テーブルを、前記データテーブルを用いて選択し、
前記役抽選手段は、選択された前記第2役抽選テーブルを用いて、当該遊技における第2段階の役の抽選を行う
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選モード設定手段は、スロットマシンに設けられた操作手段を遊技者が操作することによって選択された前記役抽選モード、スロットマシンにおける抽選によって選択された前記役抽選モード、又は遊技回数、出玉率その他の過去における遊技履歴に基づいて決定された前記役抽選モードを、当該遊技における前記役抽選モードに設定する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記第1役抽選テーブルは、前記小役として、小役A及び小役Bの当選確率を定めており、
前記第2役抽選テーブルは、前記特別役の当選確率が異なる第2役抽選テーブルT1及び第2役抽選テーブルT2を備え、
前記データテーブルは、前記役抽選モードが同一である場合において、前記第1役抽選テーブルを用いて行われた役抽選結果が前記小役Aの当選であるときに対応する前記第2役抽選テーブルを前記第2役抽選テーブルT1と定め、役抽選結果が前記小役Bの当選であるときに対応する前記第2役抽選テーブルを前記第2役抽選テーブルT2と定めている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
スロットマシンに設けられた操作手段を遊技者に操作させることによって当該遊技における前記役抽選モードを選択させる役抽選モード選択手段を備え、
前記役抽選モード選択手段は、前記第1役抽選テーブルを用いて役の抽選が行われた結果、前記特定の役抽選結果となったときに、遊技者に前記役抽選モードを選択させるように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項4に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選モード選択手段は、遊技者に前記役抽選モードを選択させるときは、前記第1役抽選テーブルを用いて役の抽選が行われた後、すべてのリールが停止するとともに遊技媒体の払出しがあるときはその払出しが行われるまでの間のうち、前記役抽選モードを選択させる時期を決定し、決定した時期に前記役抽選モードが選択可能となるように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項5に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選モード選択手段は、遊技者に前記役抽選モードを選択させるときは、複数のリールのうち、少なくとも1つのリールが停止した後に、前記役抽選モードが選択可能となるように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項4から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選モード選択手段により遊技者に前記役抽選モードを選択させるときに、その旨の演出を出力するように制御する演出制御手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記第1役抽選テーブルは、
第1役抽選テーブルT3と、
遊技者に再遊技を行わせるための役であるリプレイの当選確率が前記第1役抽選テーブルT3における前記リプレイの当選確率よりも高く設定された第1役抽選テーブルT4と
を備え、
前記役抽選手段は、所定の条件を満たしていないときは前記第1役抽選テーブルT3を用いて前記第1段階の役の抽選を行うとともに、所定の条件を満たしたときは、終了条件を満たすまで前記第1役抽選テーブルT4を用いて前記第1段階の役の抽選を行い、
前記第1役抽選テーブルを用いて役の抽選が行われた結果、前記リプレイの当選となったときは、前記第2役抽選テーブルを選択し、当該遊技における第2段階の役の抽選を行う
ことを特徴とするスロットマシン。
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