JP2010019954A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】輝度向上を図った画像光を投写するプロジェクタを提供する。
【解決手段】プロジェクタ1は、光源を有する複数の光源装置31、複数の光源装置31から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し、画像光を投写する画像投写部33、光源装置31に電力を供給する電源装置4、および光源装置31と画像投写部33と電源装置4とを収納する外装筐体2を備える。複数の光源装置31は、同一形状を有し、外装筐体2の内部には、複数の光源装置31をそれぞれ収納する光源収納部341,342が設けられ、外装筐体2には、外装筐体2の側方から光源装置31を着脱するための開口部212,213が設けられ、複数の光源装置31は、光源収納部341,342それぞれに対し、上側となる側を同一にして開口部212,213から挿着される。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像光を投写するプロジェクタに関する。
プロジェクタは、光源からの光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し、その画像光をスクリーン等に投写する光学機器であり、企業内でのプレゼンテーションや、教室での授業等の種々の用途に用いられている。プロジェクタは、広い会議室や教室での視認性を上げるために高輝度化が要求されており、光源として放電型、例えば超高圧水銀灯からなる光源(ランプ)を複数用いたプロジェクタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、放電型の光源は、効率良く光束を射出するために、製造工程で光源に備えられた発光管内の電極位置が適正に調整されている。
特開2004−62137号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、具体的には記載されていないが、複数の光源装置(光源)は、上下の向きが互いに反転した姿勢で収納されることも考えられる。そして、その光源装置のなかには、光源が製造工程で調整された上下の向きに対して反転された姿勢となる光源装置もあると考えられる。光源が反転されると発光管内の電極間に生じるアークは、重力や封入ガスの対流等により、製造工程で調整されていた位置に対してずれることが考えられる。この位置がずれると効率良く放電がなされないため、輝度が低下する恐れがある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクタは、光源を有する複数の光源装置、前記複数の光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し、前記画像光を投写する画像投写部、前記光源装置に電力を供給する電源装置、および前記光源装置と前記画像投写部と前記電源装置とを収納する外装筐体を備えるプロジェクタであって、前記複数の光源装置は、同一形状を有し、前記外装筐体の内部には、前記複数の光源装置をそれぞれ収納する複数の光源収納部が設けられ、前記外装筐体には、前記外装筐体の側方から前記光源装置を着脱するための開口部が設けられ、前記複数の光源装置は、上側となる側を同一にして、前記開口部から前記複数の光源収納部に挿着されることを特徴とする。
ここで側方とは、プロジェクタを設置した際の略水平方向のことをいい、画像光が投写される方向を前方とした際の後方や左右の方向のことをいう。
このプロジェクタによれば、光源装置は、上側となる側を同一にしてそれぞれの光源収納部に収納されるので、放電型の光源を用い、その光源を製造する際の調整工程で行われた光源の上下の向きに対応して光源を光源装置に組み込むことで、光源装置は、光源の調整工程と同じ上下の向きが確保されて外装筐体に収納される。これによって、光源は、重力や封入ガスの対流等による電極間に生じるアークの位置ずれが抑制され、効率良く光束を射出することが可能となる。したがって、プロジェクタは、輝度向上を図った画像光を投写することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記複数の光源装置は、前記光束が射出される射出側が対向するように前記光源収納部に収納され、前記開口部は、前記光源装置が射出する前記光束の射出方向に沿った前記外装筐体の側方側の面に設けられていることが好ましい。
このプロジェクタによれば、複数の光源装置は、射出側が対向するように光源収納部に収納される。そして、開口部は、光源装置が射出する光束の射出方向(以下「光束射出方向」という)に沿った外装筐体の側方側の面に設けられている。よって、開口部は、画像光が投写される反対側や反対側に隣接する一方の側面側に設けられるので、ユーザーは、視線を様々に移動させることなく効率良く光源装置の交換を行うことが可能となる。また、交換作業のスペースを広く必要としないので、プロジェクタは、設置される制約が緩和される。
また、外装筐体の開口部以外の他の側方側に、開口部を形成するための割線や凹凸形状を設けることが抑制されるので、外観デザイン性の向上を図ることが可能となる。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記電源装置は、前記光源装置に電力を供給するための複数の出力端子を備え、前記複数の出力端子は、前記複数の光源収納部にそれぞれ配置され、前記光源装置は、前記複数の光源収納部に対して、互いに異なる向きで挿着されることによって、前記出力端子にそれぞれ接続される複数の入力端子を備えることが好ましい。
このプロジェクタによれば、光源収納部には、それぞれ出力端子が配置され、光源装置は、複数の入力端子を備えている。そして、複数の入力端子は、光源装置が異なる向きで光源収納部に挿着されることによって、それぞれ出力端子に接続される。これによって、光源装置は、上側となる側を同一にして、向きが変更されて、例えば前後が反転されてそれぞれの光源収納部に挿着されることで、入力端子がそれぞれの光源収納部に配置された出力端子に接続されるように構成することが可能となる。よって、ユーザーは、光源装置の向きを変えるだけで、特定な操作をすることなくそれぞれの光源収納部に挿着できるので、容易に光源装置を交換することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記入力端子の被装が可能なカバーを有していることが好ましい。
このプロジェクタによれば、光源装置が光源収納部に収納された際に、出力端子に接続されていない入力端子をカバーによって被装することができる。これによって、入力端子の汚れや、長期間使用における埃の積層によるショート等を防止することが可能となる。
[適用例5]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記カバーは、前記光源装置が前記光源収納部に挿着される際に、前記出力端子に接続される前記入力端子を露出させるように移動し、前記出力端子に接続されない入力端子を被装することが好ましい。
このプロジェクタによれば、ユーザーが光源装置を光源収納部に挿着することで、カバーは、出力端子に接続される入力端子を露出させ、出力端子に接続されない入力端子を被装する。これによって、ユーザーは、カバーを入力端子に着脱する操作が不要となり、利便性の向上を図って入力端子の汚れや、長期間使用における埃の積層によるショート等を防止することが可能となる。
[適用例6]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記電源装置は、前記光源装置に電力を供給するための複数の出力端子を備え、前記複数の出力端子は、前記複数の光源収納部にそれぞれ配置され、前記光源装置は、前記出力端子にそれぞれ接続されるように移動可能な入力端子を備えることが好ましい。
このプロジェクタによれば、入力端子は、複数の光源収納部に配置されたそれぞれの出力端子に接続されるように移動可能なので、1つの入力端子で構成することができる。これによって、入力端子は、少ない部材で構成することが可能となり、光源装置の軽量化や低コスト化を図ることが可能となる。
[適用例7]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記開口部を閉塞する蓋部材を備え、前記電源装置は、前記光源装置に電力を供給するための複数の出力端子を備え、前記光源装置は、前記光源収納部に挿着される際に、前記出力端子に接続される入力端子を備え、前記出力端子は、前記複数の光源収納部に収納される前記光源装置の入力端子の位置に対応して、前記光源収納部および前記蓋部材に配置され、前記蓋部材に配置される出力端子は、前記蓋部材が前記開口部を閉塞した際に、前記入力端子に接続されることが好ましい。
このプロジェクタによれば、出力端子は、それぞれの光源収納部に収納される光源装置の入力端子の位置に対応して光源収納部および蓋部材に配置されている。これによって、入力端子を1つで構成し、複数の出力端子を、光源装置が挿着された際に入力端子に接続されように光源収納部に配置される出力端子と、光源収納部に配置されずに蓋部材に配置される出力端子とに構成することが可能となる。
したがって、入力端子は、1つで構成され、また、移動させたりする機構が不要なので、簡単な構成で形成されることができ、さらに光源装置の軽量化や低コスト化を図ることが可能となる。また、出力端子が配置されない光源収納部は、出力端子を配置するためのスペースを他の機能のためのスペース、例えば、光源装置を冷却するための空気流通路のスペース等に使用することができるので、光源装置を効率的に冷却すること等が可能となる。
[適用例8]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記光源装置には、前記光源装置がそれぞれの前記光源収納部に収納された際に、前記開口部からそれぞれ露出する把持可能な突起部が設けられていることが好ましい。
このプロジェクタによれば、光源装置には、それぞれの光源収納部に収納された際に開口部から露出する突起部が設けられている。突起部は、把持可能になっているので、ユーザーは、光源装置を着脱し易くなり、光源装置交換の操作性向上を図ることが可能となる。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係るプロジェクタについて、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクタは、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し、その画像光をスクリーン等に拡大投写するものであり、床や机上に据置く据え置き姿勢、および天井に吊り下げる天吊り姿勢において上側となる側が同一になるように構成されている。
図1および図2は、本実施形態のプロジェクタの外観を示す図であり、図1は、前方上側から見た斜視図、図2は、後方上側から見た斜視図である。なお、以下では、説明の便宜上、画像光が投写される方向を「前」(+Y方向)、図2における図面視において、右を「右」(+X方向)、上を「上」(+Z方向)として記載する。
図1および図2に示すように、プロジェクタ1は、本体が外装筐体2で囲まれた構成になっている。
外装筐体2は、合成樹脂製であり、上面21A(+Z方向)、前面21B(+Y方向)、後面21C(−Y方向)、側面21D(+X方向)、側面21E(−X方向)を構成するアッパーケース21と、下面(−Z方向)を構成するロアーケース22とを備えており、これらは、互いにネジ等により固定されている。
アッパーケース21の上面21Aの後方には、操作部23が設けられている。操作部23は、電源のオン/オフを切り換える電源キー、各種設定を行うためのメニュー画像の表示/非表示を切り換えるメニューキー、入力ソースを切り換えるソース切換えキー等、各種指示を行うための複数のキー等を備えている。電源キーがオンされると光源に電力が供給され、光源は、光束を射出する。
アッパーケース21の前面21Bには、略円形状の開口部211が形成されており、この開口部211の内側には、投写光学装置としての投写レンズ335が配置されている。そして、投写レンズ335から射出された画像光は、この開口部211を通過して前方(+Y方向)に投写される。
アッパーケース21の後面21Cには、右側(+X方向)に矩形状の開口部212が形成され、左側(−X方向)に矩形状の開口部213が形成されている。この開口部212,213の内側には、後述する光源装置31(図3参照)が配置される。この開口部212,213は、外装筐体2の側方、具体的には、外装筐体2の後方から光源装置31を着脱するための開口部である。また、この開口部212,213は、着脱可能な蓋部材24,25によってそれぞれ閉塞されている。
図3は、プロジェクタ1の内部構成を示す模式図である。
図3に示すように、プロジェクタ1は、外装筐体2の内部に、光学ユニット3、制御部(図示せず)、光源311や制御部等の電子部品に電力を供給する電源装置4等が配置されている。なお、具体的な図示は省略したが、外装筐体2内において、光学ユニット3、電源装置4以外の空間には、プロジェクタ1内部を冷却する冷却ファン等が配置されるものとする。
光学ユニット3は、制御部による制御の下、光源311から射出された光束を光学的に処理し、画像情報に応じた画像光を形成して投写する。
図3に示すように、光学ユニット3は、2つの光源装置31、反射体32、画像投写部33および光学部品用筐体34等を備える。
2つの光源装置31は、同一形状を有して構成され、それぞれの光源装置31は、超高圧水銀ランプで構成される光源311、リフレクタ312、および入力端子313等を備える。
図3に示すように、2つの光源装置31は、光束が射出される射出側が対向し、光束射出方向、つまり光軸L1,L2が左右方向(±X方向)に沿うように外装筐体2の後部(−Y方向)に配置されている。光源装置31は、光源311から射出された光束をリフレクタ312によって射出方向を揃え、反射体32に向けて射出する。なお、光源311としては、超高圧水銀ランプに限らず、メタルハライドランプ等の光源であってもよい。
入力端子313は、後述する電源装置4の出力端子41に接続されており、光源装置31は、この入力端子313を介して電源装置4から電力が供給される。なお、光源装置31については、後で詳細に説明する。
反射体32は、三角柱状の2つの面に反射ミラーが設けられ、2つの光源装置31の間に配置されている。そして、反射体32は、それぞれの光源装置31から射出された光束を前方(+Y方向)に反射する。
画像投写部33は、照明光学装置331、色分離光学装置332、リレー光学装置333、電気光学装置334、および投写レンズ335を備える。
照明光学装置331は、第1レンズアレイ3311、第2レンズアレイ3312、偏光変換素子3313、重畳レンズ3314を備え、反射体32で反射された光束を後述する液晶パネル3342の画像形成領域を略均一に照明するように光学的に処理する。
色分離光学装置332は、第1のダイクロイックミラー3321、第2のダイクロイックミラー3322、および反射ミラー3323を備え、照明光学装置331から射出された光束を赤色光(以下「R光」という)、緑色光(以下「G光」という)、青色光(以下「B光」という)の3色の色光に分離する機能を有する。
リレー光学装置333は、入射側レンズ3331、リレーレンズ3333、および反射ミラー3332,3334を備え、第2のダイクロイックミラー3322を透過したR光をR光用の液晶パネル3342Rまで導く機能を有する。なお、光学ユニット3は、リレー光学装置333がR光を導く構成としているが、これに限らず、例えば、B光を導く構成としてもよい。
電気光学装置334は、入射側偏光板3341、光変調装置としての液晶パネル3342、射出側偏光板3343、色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム3344を備え、色分離光学装置332から射出された各色光を画像情報に応じて変調して画像光を形成する。
投写レンズ335は、複数のレンズを組み合わせた組レンズとして構成され、電気光学装置334から射出された画像光をスクリーン(図示せず)等に拡大投写する。
光学部品用筐体34は、高耐熱材料で形成されており、光源装置31、反射体32および画像投写部33等の光学部品を所定位置に配置する。光学部品用筐体34には、2つの光源装置31をそれぞれ収納する光源収納部341,342が設けられている。
制御部は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、コンピュータとして機能するものであり、プロジェクタ1の動作の制御、例えば、画像の投写に関わる制御等を行う。
電源装置4は、詳しい図示を省略するが、電源ブロックと2つの光源装置31をそれぞれ駆動する2つの光源駆動ブロックとを備え、制御部および光源311等の電子部品に電力を供給する。なお、光源駆動ブロックは1つで2つの光源装置31を駆動させるように構成しても良い。
図3に示すように、電源装置4は、光源装置31に電力を供給するための2つの出力端子41を備えている。出力端子41は、凹形状の接続部であるリセプタクルを2芯備えるコネクタとして構成され、ケーブルCAを介して光源収納部341,342にそれぞれ配置されている。そして、出力端子41は、光源装置31が挿着された際に入力端子313に接続されるように光学部品用筐体34に位置決め固定されている。
ここで、光源装置31について詳細に説明する。
図4、図5は、光源装置31を示す断面図であり、図4は、射出される光束に略平行な方向から見た図、図5は、射出される光束に略直交する方向から見た図である。
図4、図5に示すように、光源装置31は、光源311、リフレクタ312および入力端子313に加えて、カバー314および光源用筐体315を有して構成される。
図4に示すように、光源311は、発光管3111、電極3112,3113、金属箔3114,3115およびリード線3116,3117を有して構成される。
発光管3111は、耐熱ガラスで形成されており、中央に球状の発光部を有し、その発光部の両側には、連続して円柱状に形成される1対の封止部が設けられている。発光部内には、水銀、希ガス、等が封入されている。
電極3112,3113は、互いの先端が発光部内に近接対向させて配置され、基端部がそれぞれ金属箔3114,3115に接続されて封止部にそれぞれ支持されている。
光源311は、この電極3112,3113に電力が供給されることによって、近接対向している電極間で放電が発生して発光する。そして、発光部内には、発光に伴う発熱によって熱対流が生じ、電極3112と電極3113との間に生じるアークは、鉛直方向上側に湾曲し、アークの中心位置が、電極間の中心位置よりも上側にずれる。
電極3112,3113は、製造の調整工程において、このアークが適正な位置になるように調整されてリフレクタ312に取付けられており、光源装置31が効率良く光束を射出するようになっている。
リード線3116,3117は、一方の端部が金属箔3114,3115の端部にそれぞれ接続され、他方の端部はそれぞれ外側に延出している。
リフレクタ312は、放物面鏡を有しており、光源311から射出された放射状の光束を反射して略平行の光束として射出する。また、リフレクタ312としては、放物面鏡に限らず、楕円面鏡からなるリフレクタ312の射出面に平行化凹レンズを配置した構成を採用してもよい。
光源用筐体315は、略直方体の箱状に形成されており、対向する側面に開口部が形成されている。光源311およびリフレクタ312は、その一方の開口部から光束を射出するように、前述した調整工程における光源311の上側となる側が、光源装置31の上側となるように光源用筐体315に配置されている。
光源用筐体315の残りの2つの側面には、図5に示すように、外側に向かってそれぞれ突出する把持可能な突起部(把持部3151)が形成されている。把持部3151は、手を掛けやすいように形成されており、光源装置31を光源収納部341,342に対して着脱する操作がやり易くなっている。
入力端子313は、図4、図5に示すように、第1入力端子3131および第2入力端子3132を有し、光源用筐体315の上部に配置されている。
第1入力端子3131および第2入力端子3132は、ピン状の接続部であるプラグCPを2芯備えるコネクタとしてそれぞれ構成されている。2芯のプラグCPは、図示しないケーブルを介してリード線3116,3117にそれぞれ接続されており、合成樹脂で形成された略直方体の箱状部材に囲まれ、端部が箱状部材の一方の側面に設けられた開口部から露出している。
第1入力端子3131および第2入力端子3132は、互いが背中合わせとなり、プラグCPの端部が露出している接続側3131A,3132Aが光束射出方向に対して略直交する方向を向いている。第1入力端子3131および第2入力端子3132は、この接続側3131A,3132Aから出力端子41が挿入されと、プラグCPが出力端子41のリセプタクルと嵌合し、出力端子41に接続される。
カバー314は、図5に示すように、同一形状の第1カバー3141、第2カバー3142を有し、第1入力端子3131および第2入力端子3132の上方にそれぞれ配置されている。第1カバー3141および第2カバー3142は、第1入力端子3131および第2入力端子3132それぞれのプラグCPの露出、被装を行うために上下方向に移動できるように構成されている。
具体的に、第1カバー3141は、合成樹脂製であり、断面L字状に形成され、L字状の一方の片3141Aが第1入力端子3131の接続側3131Aを被装するように配置され、図示しない支持部に支持され、図示しないバネによって第1入力端子3131側に付勢されている。片3141Aの端部は、先端が細くなるように斜面3141Bが形成されている。
第2カバー3142は、第1カバー3141と同様に構成され、L字状の一方の片3142Aが第2入力端子3132の接続側3132Aを被装するように配置され、片3142Aの端部には、斜面3142Bが形成されている。
第1カバー3141および第2カバー3142は、バネによる付勢力に抗する力が加わると、上方に移動し、第1入力端子3131、第2入力端子3132のプラグCPをそれぞれ露出するように移動する。
次に、光源装置31を光源収納部341,342に収納する際の動作について説明する。
図6は、プロジェクタ1の後部を示す断面図であり、光源収納部341に収納される光源装置31を側方から見た断面図である。
図6に示すように、第1カバー3141および第2カバー3142は、光源装置31が光源収納部341に収納されていない状態では、いずれも第1入力端子3131および第2入力端子3132を被装した状態となっている。
光源装置31が光源収納部341に収納される場合には、光源装置31は、図3、図6に示すように、第1入力端子3131の接続側3131Aが前側(+Y方向)、光束の射出側が左方向(−X方向)を向く姿勢で、開口部212から前方に挿入される。そして、第1カバー3141の斜面3141Bが出力端子41の縁部と当接すると、第1カバー3141には、上方の力が加わり、第1カバー3141は、徐々に上方に移動していく。そして、プラグCPが次第に露出され、第1入力端子3131は、光源収納部341に配置されている出力端子41に徐々に挿入されていく。
光源装置31が光源収納部341に収納された状態では、第1入力端子3131が出力端子41と嵌合(図6において二点鎖線で示す)、つまり、プラグCPとリセプタクルとがそれぞれ嵌合し、第1入力端子3131と出力端子41とが接続された状態となる。そして、光源収納部341に収納された光源装置31には、電源装置4からの電力が供給可能な状態となる。この状態において、第2カバー3142は、第2入力端子3132を被装した状態を維持している。
光源収納部341に収納された光源装置31は、開口部212から露出している把持部3151に手を掛けて開口部212の側方に引き出すことによって、プラグCPとリセプタクルとの嵌合が解除されて、光源収納部341から取り出すことができる。この状態において、第1カバー3141は、再び移動して第1入力端子3131を被装する。
一方、光源装置31が光源収納部342に収納される際には、図示は省略するが、光源収納部341に収納される場合に対して、光源装置31は、上側となる側を同一にして前後が反転され、つまり、第2入力端子3132の接続側3132Aが前側(+Y方向)、光束の射出側が右方向(+X方向)を向く姿勢で、開口部213(図3参照)から光源収納部342に挿着される。そうすると同様に、第2入力端子3132と出力端子41とが接続された状態となり、光源装置31には、電源装置4からの電力が供給可能な状態となる。この状態において、第1カバー3141は、第1入力端子3131を被装した状態を維持している。
光源収納部342に収納された光源装置31は、開口部213から露出している把持部3151に手を掛けて開口部213の側方に引き出すことによって、プラグCPとリセプタクルとの嵌合が解除されて、光源収納部342から取り出すことができる。この状態において、第2カバー3142は、再び移動して第2入力端子3132を被装する。
このように、開口部212,213は、光源装置31が射出する光束の射出方向に沿った外装筐体2の側方側の面(後面21C)に設けられている。2つの光源装置31は、上側となる側を同一にして互いに前後が反転され、開口部212,213から光源収納部341,342にそれぞれ挿着される。そして、入力端子3131,3132は、光源装置31が光源収納部341,342に対して、互いに異なる向きで挿着されることによって、光源収納部341,342に配置されている出力端子41にそれぞれ接続される。また、カバー314は、光源装置31が光源収納部341,342に挿着される際に、出力端子41にそれぞれ接続される入力端子313が露出するように移動し、出力端子41に接続されない入力端子313を被装する。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)光源311は、調整工程と同じ上下の向きが確保されて光源収納部341,342に収納されるので、重力や封入ガスの対流等によるアークの位置ずれが抑制され、光源装置31は、効率良く光束を射出することが可能となる。したがって、プロジェクタ1は、輝度向上を図った画像光を投写することが可能となる。
(2)2つの光源装置31は同一形状なので、光源収納部341,342それぞれに対応して専用に形成する必要がなく、部品点数を減らすことによる低コスト化や、アフターサービス対応における部品管理の簡素化が可能となる。
(3)2つの光源装置31は、外装筐体2の後方から着脱されるので、視線を様々に移動させることなく効率良く交換を行える。また、後方以外には、交換作業のスペースを広く必要としないので、プロジェクタ1を設置する制約を緩和することが可能となる。
(4)開口部212,213は、後面21Cのみに設けられ、他の側面21D,21Eに開口部212,213を形成するための割線や凹凸形状を設ける必要がないので、外観デザイン性の向上を図ることが可能となる。また、開口部212,213は、画像光が投写される反対側に設けられているので、プロジェクタ1の後部をユーザーから見えにくい状態に設置することで、さらに見映えを向上させることが可能となる。
(5)光源装置31は、第1入力端子3131および第2入力端子3132を備えているので、ユーザーは、光源装置31の向きを変えるだけで、特定な操作をすることなく光源収納部341,342に挿着でき、容易に光源装置31を交換することが可能となる。
(6)光源装置31は、カバー314を備えているので、接続されていない第1入力端子3131および第2入力端子3132の汚れや、長期間使用における埃の積層によるショート等を防止することが可能となる。また、カバー314は、光源装置31が光源収納部341,342に挿着されることで、出力端子41に接続される入力端子313が露出するように移動し、出力端子41に接続されない入力端子313を被装するので、ユーザーは、カバーを入力端子313に着脱する操作が不要となり、利便性の向上が図れる。
(7)光源装置31には、把持部3151が設けられているので、ユーザーは、光源装置31を着脱し易くなり、光源装置31交換の操作性向上を図れる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るプロジェクタ1について、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクタ1は、第1実施形態の光源装置31と構成が異なる光源装置31を備える。
図7は、本実施形態の光源装置31を示す側面図である。
図7に示すように、本実施形態の光源装置31は、第1実施形態の入力端子313と構成の異なる入力端子130を備え、カバー314を備えていない。また、第1実施形態の光源用筐体315と上部の形状が異なる光源用筐体1315を備えている。
入力端子130は、2芯のプラグCPを有する1つのコネクタとして構成されており、プラグCPを囲む略直方体の箱状部材の一方の端部には、プラグCPの長手方向に対して略直交する方向に丸孔が設けられている。
光源用筐体1315は、上部に光束射出方向に沿う方向に中心軸を有する軸1316が設けられている。
入力端子130は、丸孔に軸1316が挿入されて略180°回動できるようになっており、回動されることによって、プラグCPの端部が露出している接続側130Aの向きが変えられる。
光源装置31は、光源収納部341に収納される場合と、光源収納部342に収納される場合とで接続側130Aの向きが変えられて挿着される。
具体的には、光源収納部341に収納される場合には、光源装置31は、光束の射出側が左方向(−X方向)を向き、入力端子130が回動されて接続側130Aが前方を向く姿勢で開口部212から光源収納部341に挿着される。
光源収納部342に収納される場合には、光源装置31は、光束の射出側が右方向(+X方向)を向き、入力端子130が回動されて接続側130Aが前方を向く姿勢で開口部213から光源収納部342に挿着される。そして、光源装置31がそれぞれ挿着された際に、入力端子130は、光源収納部341,342に配置されている出力端子41にそれぞれ接続される。
このように、入力端子130は、光源収納部341,342に配置されたそれぞれの出力端子41に接続されるように移動することができる。
また、入力端子130および光源用筐体1315には、図示しない係合部がそれぞれ形成されており、入力端子130の向きが変更された際にその係合部が係合して入力端子130の位置がずれないようになっている。また、その係合部は、ユーザーの操作で容易に解除できるように形成されている。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、第1実施形態の効果(1)〜(4)および(7)に加えて、以下の効果を得ることができる。
入力端子130は、1つのコネクタとして構成され、光源収納部341,342に配置されたそれぞれの出力端子41と接続されるように移動することができる。これによって、入力端子130は、少ない部材で構成することが可能となり、光源装置31の軽量化や低コスト化を図ることが可能となる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係るプロジェクタ1について、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクタ1は、第1実施形態の光源装置31と構成が異なる光源装置31を備え、2つの出力端子のうち、一方の出力端子41の配置される位置が異なる。
図8は、本実施形態のプロジェクタ1の後部を示す平面図である。
図8に示すように、本実施形態の光源装置31は、第1実施形態の入力端子313と構成の異なる入力端子230を備え、カバー314を備えていない。
入力端子230は、2芯のプラグCPを有する1つのコネクタとして構成され、図8に示すように、光源収納部341に収納された際に、プラグCPの端部が露出している接続側230Aが前方(+Y方向)を向くように光源装置31に取付けられている。入力端子230は、光源装置31が光源収納部342に収納された際には、接続側230Aが後方(−Y方向)を向く。
2つの出力端子41は、一方が第1実施形態と同様に光源収納部341に配置され、他方が蓋部材25の内側に配置されている。
蓋部材25の内側に配置される出力端子41は、蓋部材25が開口部213を閉塞した際に、光源収納部342に収納された光源装置31の入力端子230に接続されるように位置決め固定されている。
2つの光源装置31は、第1実施形態と同様に、開口部212,213から光源収納部341,342にそれぞれ挿着される。光源収納部341に挿着される光源装置31は、第1実施形態と同様に、挿着される際に入力端子230が出力端子41に接続される。一方、光源収納部342に挿着される光源装置31は、挿着された後、蓋部材25が開口部213を閉塞することによって、入力端子230が蓋部材25に配置された出力端子41に接続される。そして、2つの光源装置31は、電源装置4からの電力が供給可能な状態となる。
このように、2つの出力端子41は、光源収納部341,342に収納される光源装置31の入力端子230の位置に対応して、光源収納部341および蓋部材25に配置される。そして、光源収納部341に配置される出力端子41は、光源装置31が光源収納部341に挿着される際に、入力端子230に接続され、蓋部材25に配置される出力端子41は、蓋部材25が開口部213を閉塞した際に、入力端子230に接続される。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、第1実施形態の効果(1)〜(4)および(7)に加えて、以下の効果を得ることができる。
入力端子230は、1つのコネクタとして構成され、また、移動させたりする機構が不要なので、簡単な構成で形成されることができ、さらに光源装置31の軽量化や低コスト化を図ることが可能となる。
また、出力端子41が配置されない光源収納部342は、出力端子41を配置するためのスペースを他の機能のためのスペース、例えば、光源装置31を冷却するための空気流通路のスペース等に使用することができるので、光源装置31を効率的に冷却すること等が可能となる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係るプロジェクタ1について、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクタ1は、第3実施形態に対して、光源収納部342に配置される光源装置31の入力端子230に接続される出力端子41の位置、および蓋部材25に構成部材を取付けた蓋ユニット250を備えていることが異なる。
図9は、本実施形態のプロジェクタ1の後部を示す平面図である。
図9に示すように、蓋ユニット250は、蓋部材25と、コネクタ251,252と、ケーブルCA1とを備える。
2つの出力端子41は、一方が第3実施形態と同様に光源収納部341に配置され、他方が光源収納部342の近傍、光学部品用筐体34の左側端部に配置されている。
コネクタ251は、蓋部材25の内側に取付けられ、蓋部材25が開口部213を閉塞した際に、光学部品用筐体34の左側端部に配置された出力端子41に接続されるようになっている。
コネクタ252は、蓋部材25の内側に取付けられ、蓋部材25が開口部213を閉塞した際に、光源収納部342に収納された光源装置31の入力端子230に接続されるようになっている。
コネクタ251とコネクタ252とは、ケーブルCA1を介して接続されている。
2つの光源装置31は、第1実施形態と同様に、開口部212,213から光源収納部341,342にそれぞれ挿着される。光源収納部341に挿着される光源装置31は、第1実施形態と同様に、挿着される際に入力端子230が出力端子41に接続される。一方、光源収納部342に挿着される光源装置31は、挿着された後、蓋部材25が開口部213を閉塞することによって、入力端子230がコネクタ252に接続され、出力端子41がコネクタ251に接続される。そして、2つの光源装置31は、電源装置4からの電力が供給可能な状態となる。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、第3実施形態の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
蓋部材25が開口部213から取り外された際に、ケーブルCAが飛び出さないので、ケーブルCAの処理が不要となり、光源装置31を着脱する操作が容易になる。
(変形例)
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態では、光学ユニット3は、2つの光源装置31が後面21Cの内側に配置されるように構成されているが、2つの光源装置31を側面21Dあるいは側面21Eの内側に配置するように構成し、その光源装置31の位置に対応して、開口部212,213を側面21Dあるいは側面21Eに設けてもよい。
前記実施形態では、光源装置31は、2つで構成されているが、3つ以上で構成してもよい。
前記実施形態では、2つの光源装置31は、光軸L1,L2が左右方向(±X方向)に沿うように対向しているが、2つの光源装置31を光軸L1,L2が左右方向(±X方向)に対して傾斜するように対向させて配置してもよい。
また、前記実施形態では、開口部212,213は、それぞれの光源収納部341,342から光束射出方向に対して略直交する方向に向かって開口しているが、光束射出方向に対して交差する方向に開口していればよい。
第1実施形態のカバー314は、上下方向に移動するように構成されているが、回動するように移動してもよい。また、カバー314は、一方の入力端子を露出する移動と、他方の入力端子を被装する移動とが略同期して移動するように構成してもよい。また、カバー314は、光源装置31以外、例えば、光学部品用筐体34や外装筐体2に設けてもよい。
第1実施形態のカバー314は、個別部品としてユーザーが着脱するように構成してもよい。
第2実施形態の入力端子130は、光束射出方向に沿う方向を中心軸にして回動され、光源収納部341,342にそれぞれ配置されている出力端子41に接続されるが、他の方向への回動やスライド、あるいはそれらを組み合わせることによって移動させてそれぞれの出力端子41に接続するように構成してもよい。
前記実施形態のプロジェクタ1は、光変調装置として透過型の液晶パネル3342を用いているが、反射型の液晶パネルを利用したものであってもよい。また、光変調装置は、マイクロミラーアレイを用いたデバイス等を使用したものであってもよい。
本実施形態のプロジェクタを前方上側から見た斜視図。 本実施形態のプロジェクタを後方上側から見た斜視図。 第1実施形態のプロジェクタの内部構成を示す模式図。 第1実施形態の光源装置を示す断面図。 第1実施形態の光源装置を示す断面図。 プロジェクタの後部を示す断面図。 第2実施形態の光源装置を示す側面図。 第3実施形態のプロジェクタの後部を示す平面図。 第4実施形態のプロジェクタの後部を示す平面図。
符号の説明
1…プロジェクタ、2…外装筐体、3…光学ユニット、4…電源装置、24,25…蓋部材、31…光源装置、33…画像投写部、41…出力端子、130,230,313…入力端子、212,213…開口部、311…光源、314…カバー、341,342…光源収納部、3131…第1入力端子、3132…第2入力端子、3141…第1カバー、3142…第2カバー、3151…把持部、3342,3342R…液晶パネル。

Claims (8)

  1. 光源を有する複数の光源装置、前記複数の光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し、前記画像光を投写する画像投写部、前記光源装置に電力を供給する電源装置、および前記光源装置と前記画像投写部と前記電源装置とを収納する外装筐体を備えるプロジェクタであって、
    前記複数の光源装置は、同一形状を有し、
    前記外装筐体の内部には、前記複数の光源装置をそれぞれ収納する複数の光源収納部が設けられ、
    前記外装筐体には、前記外装筐体の側方から前記光源装置を着脱するための開口部が設けられ、
    前記複数の光源装置は、上側となる側を同一にして、前記開口部から前記複数の光源収納部に挿着されることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタであって、
    前記複数の光源装置は、前記光束が射出される射出側が対向するように前記光源収納部に収納され、
    前記開口部は、前記光源装置が射出する前記光束の射出方向に沿った前記外装筐体の側方側の面に設けられていることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクタであって、
    前記電源装置は、前記光源装置に電力を供給するための複数の出力端子を備え、
    前記複数の出力端子は、前記複数の光源収納部にそれぞれ配置され、
    前記光源装置は、前記複数の光源収納部に対して、互いに異なる向きで挿着されることによって、前記出力端子にそれぞれ接続される複数の入力端子を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項3に記載のプロジェクタであって、
    前記入力端子の被装が可能なカバーを有していることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項4に記載のプロジェクタであって、
    前記カバーは、前記光源装置が前記光源収納部に挿着される際に、前記出力端子に接続される前記入力端子を露出させるように移動し、前記出力端子に接続されない入力端子を被装することを特徴とするプロジェクタ。
  6. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクタであって、
    前記電源装置は、前記光源装置に電力を供給するための複数の出力端子を備え、
    前記複数の出力端子は、前記複数の光源収納部にそれぞれ配置され、
    前記光源装置は、前記出力端子にそれぞれ接続されるように移動可能な入力端子を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  7. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクタであって、
    前記開口部を閉塞する蓋部材を備え、
    前記電源装置は、前記光源装置に電力を供給するための複数の出力端子を備え、
    前記光源装置は、前記光源収納部に挿着される際に、前記出力端子に接続される入力端子を備え、
    前記出力端子は、前記複数の光源収納部に収納される前記光源装置の入力端子の位置に対応して、前記光源収納部および前記蓋部材に配置され、前記蓋部材に配置される出力端子は、前記蓋部材が前記開口部を閉塞した際に、前記入力端子に接続されることを特徴とするプロジェクタ。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のプロジェクタであって、
    前記光源装置には、前記光源装置がそれぞれの前記光源収納部に収納された際に、前記開口部からそれぞれ露出する把持可能な突起部が設けられていることを特徴とするプロジェクタ。
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