JP2022078527A - 取付部材及び投射光学装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載のプロジェクターは、第1カメラ、第2カメラ及び調整部を備える。第1カメラは、プロジェクターに遠距離投射用の第1投射レンズが装着されているときに、投射面に投射された画像を撮像するカメラである。第2カメラは、プロジェクターに近距離投射用の第2投射レンズが装着されているときに、投射面に投射された画像を撮像する。第1カメラ及び第2カメラは、プロジェクターに内蔵されている。調整部は、第1カメラ又は第2カメラで撮像された撮像画像に基づいて、投射面に投射された画像の調整処理を行う。例えば、調整部は、投射画像の台形歪みを補正するキーストーン補正、及び、投射画像の色補正を行う。
画像形成パネルに表示された画像は、第3光学系を経て第2ミラーによって反射され、第2光学系を通過する。第2光学系を通過した画像は、第1ミラーによって反射された後、第1光学系によって投射される。このとき、第1連結部及び第2連結部にて、第1保持筒及び第2保持筒のうち少なくとも一方の保持筒が回動されることによって、投写用光学系による画像の投射方向が変更される。
[プロジェクターの概略構成]
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の構成を示す模式図である。
本実施形態に係るプロジェクター1は、光源41から出射された光を画像情報に応じて変調し、変調された光をスクリーン等の被投射面に拡大投射する。プロジェクター1は、図1に示すように、本体部11と、本体部11に対して装着及び脱離可能な投射光学装置5と、を備える。また図1では図示を省略するが、投射光学装置5には、取付部材7を介して撮像装置6(図4及び図5参照)が取り付けられ得る。なお、撮像装置6及び取付部材7については、後に詳述する。
外装筐体2は、正面21、背面22、左側面23及び右側面24と、図1では図示を省略する天面25及び底面26(図2参照)とを有し、略直方体形状に形成されている。外装筐体2には、図示を省略するが、制御装置に接続された操作パネル、受光部及び接続端子が配置されている。
制御装置3は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置を備え、プロジェクター1を制御する。例えば、制御装置3は、操作パネルから入力する操作信号、及び、受光部にて受光されたリモートコントローラーの操作信号に基づいて、プロジェクター1を動作させる。また、制御装置3は、接続端子にて接続される撮像装置6から入力される撮像画像に基づいて、投射光学装置5によって被投射面に投射されている投射画像の調整を行う。例えば、制御装置3は、撮像装置6による撮像画像に基づいて、投射画像の台形歪みを補正するキーストーン補正、及び、投射画像の色補正等の調整処理を実行する。
画像生成装置4は、制御装置3から入力される画像情報(画像信号を含む)に応じた画像光を生成し、生成した画像光を投射光学装置5に出射する。画像生成装置4は、光源41、均一化装置42、色分離装置43、リレー装置44、画像形成装置45及び光学部品用筐体46を備える。
光源41は、均一化装置42に照明光を出射する。光源41の構成としては、例えば、励起光である青色光を出射する固体光源と、固体光源から出射された青色光のうちの一部を、緑色光及び赤色光を含む蛍光に波長変換する波長変換素子と、を有する構成を例示できる。なお、光源41の他の構成としては、超高圧水銀ランプ等の光源ランプを光源として有する構成を例示できる他、青色光、緑色光及び赤色光を個別に出射する固体光源を有する構成を例示できる。
色分離装置43は、均一化装置42から入射する光束を、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBに分離する。色分離装置43は、ダイクロイックミラー431,432及び反射ミラー433を有する。
リレー装置44は、青色光LBの光路及び緑色光LGの光路よりも長い赤色光LRの光路に設けられ、赤色光LRの損失を抑制する。リレー装置44は、入射側レンズ441、反射ミラー442、リレーレンズ443及び反射ミラー444を備える。なお、他の色光よりも光路が長い色光を青色光LBとし、青色光LBの光路にリレー装置44を設けてもよい。
光変調装置453は、光源41から出射された光を画像情報に応じて変調する。光変調装置453は、青色光LBを変調する青用光変調装置453B、緑色光LGを変調する緑用光変調装置453G、及び、赤色光LRを変調する赤用光変調装置453Rを含む。本実施形態では、光変調装置453は、透過型の液晶パネルによって構成されており、入射側偏光板452、光変調装置453及び出射側偏光板454によって液晶ライトバルブが構成される。
光合成装置455は、光変調装置453B,453G,453Rによって変調された各色光を合成して画像光を形成する。光合成装置455は、形成した画像光を投射光学装置5に出射する。なお、光合成装置455は、クロスダイクロイックプリズムによって構成できるが、これに限らず、例えば複数のダイクロイックミラーによって構成することも可能である。
また、+X方向とは反対方向を-X方向とし、+Y方向とは反対方向を-Y方向とし、+Z方向とは反対方向を-Z方向とする。
なお、直交とは、直角に交差することを示す。
投射光学装置5は、プロジェクター1に用いられ、画像光を投射するものである。詳述すると、投射光学装置5は、光合成装置455から入射される画像光を、被投射面に投射して、被投射面に画像を表示する。投射光学装置5は、図2に示すように、光路が横向きのU字状である光学系を備え、光合成装置455から出射された画像光の方向を2段階に順次屈曲させ、光合成装置455による画像光の出射方向とは反対方向に配置された被投射面に画像光を投射する。
投射光学装置5は、図2に示すように、第1レンズ群51、第2レンズ群52及び第3レンズ群53を備える他、図2及び図3に示すように、第1ミラー54、第2ミラー55、鏡筒56、固定部57及び投射方向変更機構58を有する。すなわち、投射光学装置5は、複数のレンズを備える。
第1レンズ群51及び第2レンズ群52は、中間像を形成する。
第1レンズ群51には、画像生成装置4から画像光が入射する。第1レンズ群51の光軸51Xは、+Z方向に沿う。画像生成装置4から出射された画像光は、+Z方向に沿って第1レンズ群51を透過し第1ミラー54へ進行する。
第1ミラー54は、第1レンズ群51と第2レンズ群52との間に配置されている。第1ミラー54は、第1レンズ群51を透過した画像光を第2レンズ群52が配置された+Y方向に反射する。第1レンズ群51は、第1ミラー54の縮小側に配置され、第2レンズ群52は、第1ミラー54の拡大側に配置されている。
第2レンズ群52は、第1レンズ群51の光軸51Xに交差する光軸52Xを有する。第2レンズ群52の光軸52Xは、+Y方向に沿う。第1ミラー54により反射された画像光は、+Y方向に沿って第2レンズ群52を透過し第2ミラー55へ進行する。本実施形態では、光軸52Xは、光軸51Xと直交する。
第2ミラー55は、第2レンズ群52と第3レンズ群53との間に配置され、第2レンズ群52を透過して+Y方向に入射する画像光を-Z方向に反射させて、第3レンズ群53に入射させる。
図4は、投射光学装置5を+Z方向かつ+Y方向から見た斜視図である。
第3レンズ群53は、中間像を拡大する。第3レンズ群53は、第2レンズ群52の光軸52Xに交差し、かつ、-Z方向に沿う光軸53Xを有する。第2ミラー55により反射された画像光は、-Z方向に沿って第3レンズ群53を透過し被投射面に向けて投射される。本実施形態では、光軸53Xは、光軸52Xと直交する。従って、光軸53Xと光軸51Xとは、平行である。
第3レンズ群53は、図4に示すように、第3レンズ群53を透過する画像光の出射側の位置に、投射レンズ531を有する。投射レンズ531は、第3レンズ群53の中で最も大きなレンズであり、最終的に画像光を投射光学装置5の外部に位置する被投射面に投射するレンズである。すなわち、投射レンズ531は、複数のレンズのうち最も拡大側に配置されたレンズであり、本実施形態では、+X方向から見た場合の投射レンズ531の画角は70°である。なお、投射レンズ531の光軸は、光軸53Xと一致する。
図5は、投射光学装置5を-Z方向かつ-Y方向から見た斜視図である。
鏡筒56は、図3~図5に示すように、第1レンズ群51、第2レンズ群52、第3レンズ群53、第1ミラー54及び第2ミラー55を収容する。すなわち、鏡筒56は、複数のレンズを保持する。鏡筒56は、第1保持部材561、第2保持部材562及び第3保持部材563を備える。
第1保持部材561は、本体部11に装着及び脱離可能に取り付けられ、第1レンズ群51を保持する。
第2保持部材562は、第2レンズ群52及び第1ミラー54を保持する。
第3保持部材563は、図3に示すように、第3レンズ群53のうち、投射レンズ531以外のレンズを保持する本体部564と、本体部564に対して画像光の投射方向である-Z方向に位置する投射部565と、を備える。
ここで、投射光学装置5において画像光を出射する後玉レンズである投射レンズ531は、画像光の拡大を行う第3レンズ群53の中で最も大きなレンズであり、投射光学装置5が備えるレンズのうち最も大きなレンズである。このような投射レンズ531を保持するために、投射部565は、本体部564に対して±X方向及び±Y方向に突出し、本体部564よりも拡径されている。すなわち、投射部565は、本体部564から外側に延びている。投射部565は、+Z方向において、投射レンズ531の光軸と一致する光軸53X(図2参照)に交差し、かつ、画像光の投射方向とは反対方向を向く固定面565Aを有する。固定面565Aは、取付部材7を固定可能な面である。
図6は、投射光学装置5における固定部57を示す斜視図である。図7は、投射光学装置5、撮像装置6及び取付部材7を分離させた状態を+Z方向から見た斜視図である。
固定部57は、撮像装置6を投射光学装置5に取り付けるための取付部材7を固定する部位であり、投射部565の固定面565Aにおける+Y方向の領域に設けられている。すなわち、投射光学装置5は、取付部材7が固定される固定部57を備える。本実施形態では、固定部57は、投射部565に設けられており、より具体的には、投射部565の固定面565Aに設けられている。固定部57は、図6及び図7に示すように、位置決め部571及び孔部572を有する。
位置決め部571は、投射光学装置側位置決め部に相当する。位置決め部571は、取付部材7を固定面565Aに位置決めする。本実施形態では、位置決め部571は、固定部57に2つ設けられ、取付部材7の位置決め部724に挿入される。すなわち、位置決め部571は、取付部材7の位置決め部724に挿入されて、取付部材7を位置決めする位置決めピンである。
投射方向変更機構58は、投射部565の投射レンズ531から投射される画像光の投射方向を変更する。投射方向変更機構58は、第1連結部581及び第2連結部582を有する。
第1連結部581は、第1レンズ群51の光軸51Xを中心として第2保持部材562を回転可能に第1保持部材561と第2保持部材562とを連結する。
第2連結部582は、第2レンズ群52の光軸52Xを中心として第3保持部材563を回転可能に第2保持部材562と第3保持部材563とを連結する。
図8は、投射光学装置5、撮像装置6及び取付部材7を分離させた状態を-Z方向から見た斜視図である。
撮像装置6は、外装筐体2の外面に設けられた接続端子とケーブルを介して接続される。撮像装置6は、投射光学装置5によって投射された画像光の投射領域を撮像する。撮像装置6は、図7及び図8に示すように、筐体61、第1撮像部62及び第2撮像部63を有する。
筐体61は、撮像装置6の外観を構成し、第1撮像部62及び第2撮像部63を収容する。筐体61は、正面611、背面612、天面613、底面614、左側面615及び右側面616を有し、略直方体形状に形成されている。
正面611には、第1撮像部62及び第2撮像部63が露出する。
左側面615には、外装筐体2の接続端子と接続されるケーブルが挿入される端子6151が設けられている。
底面614には、図8に示すように、固定部617が設けられている。すなわち、撮像装置6は、固定部617を備える。
位置決め部618は、撮像装置6を取付部材7に位置決めする。本実施形態では、位置決め部618は、固定部617に2つ設けられ、取付部材7に設けられた位置決め部714に挿入される。すなわち、位置決め部618は、取付部材7の位置決め部714に挿入されて、撮像装置6を取付部材7に位置決めする位置決めピンである。
孔部619は、撮像装置6を取付部材7に固定する固定部材が挿入される孔部である。本実施形態では、孔部619は、2つの位置決め部618の間に設けられている。孔部619は、固定部材としてのねじSC2が挿入されてねじSC2を固定するねじ孔である。撮像装置6が取付部材7に固定された場合には、底面614と取付部材7の第1面711とは、面接触する。なお、ねじSC2は、撮像装置用固定部材ということができる。
なお、撮像装置6は、第1撮像部62及び第2撮像部63のうち1つの撮像部を有する構成としてもよい。
図9は、取付部材7を-Z方向から見た斜視図であり、図10は、取付部材7を+Z方向から見た斜視図である。
取付部材7は、投射光学装置5の固定部57に固定され、投射光学装置5に撮像装置6を取り付ける部材である。取付部材7は、例えば板金を折曲加工することによって形成される。取付部材7は、図9及び図10に示すように、第1板部71及び第2板部72を備える。
第1板部71は、平板状であり、撮像装置6が固定される部位である。第1板部71は、+Y方向を向く第1面711と、第1面711とは反対側の面であり-Y方向を向く第2面712と、固定部713と、を有する。
第1面711と第2面712とは、第1板部71において互いに反対側の面であり、かつ、互いに略平行な面である。すなわち、第1板部71における厚さは、略均一である。
第1面711は、撮像装置6が配置される配置面である。
第2面712は、取付部材7が固定部57に固定されたときに、投射部565に対向する。
位置決め部714は、撮像装置位置決め部に相当する。位置決め部714は、撮像装置6を位置決めする。本実施形態では、位置決め部714は、固定部713に2つ設けられ、位置決め部714には撮像装置6に設けられた位置決め部618が挿入される。すなわち、位置決め部714は、位置決め部618が挿入されて、撮像装置6を取付部材7に位置決めする位置決め孔である。
孔部715は、撮像装置固定用孔部に相当する。孔部715は、撮像装置6を取付部材7に固定する固定部材が挿入される孔部である。本実施形態では、孔部715は、2つの位置決め部714の間に設けられている。孔部715は、撮像装置6の孔部619に螺合する固定部材としてのねじSC2が挿通する。撮像装置6が取付部材7に固定された場合には、撮像装置6の底面614と配置面である第1面711とは、面接触する。
第1面721と第2面722とは、第2板部72において互いに反対側の面であり、かつ、互いに略平行な面である。すなわち、第2板部72における厚さは、略均一である。
取付部材7が固定部57に固定されたとき、第1面721は、-Z方向を向き、固定面565Aと面接触する。またこのとき、第2面722は、+Z方向を向く。
位置決め部724は、投射光学装置位置決め部に相当する。位置決め部724は、取付部材7を固定部57に位置決めする。すなわち、位置決め部724は、投射光学装置5を位置決めする。本実施形態では、位置決め部724は、固定部723に2つ設けられ、位置決め部724には投射光学装置5の固定部57に設けられた位置決め部571が挿入される。すなわち、位置決め部724は、位置決め部571が挿入されて、取付部材7を固定部57に位置決めする位置決め孔である。
孔部725は、投射光学装置固定用孔部に相当する。孔部725は、取付部材7を固定部57に固定する固定部材が挿入される孔部である。本実施形態では、孔部725は、固定部723に2つ設けられている。孔部725は、投射光学装置5の孔部572に固定される固定部材としてのねじSC1が挿通する孔部である。取付部材7が固定部57に固定された場合には、第1面721と固定面565Aとは、面接触する。
図11に示すように、第1板部71と第2板部72とは交差しており、第1板部71と第2板部72とのなす角度αは、鈍角である。本実施形態では、第1板部71と第2板部72とのなす角度αは略114°である。
このように、投射光学装置5に固定される第2板部72に対して、撮像装置6が固定される第1板部71が鈍角にて傾斜している。これによれば、取付部材7を用いて投射光学装置5に撮像装置6を取り付けることによって、第1撮像部62又は第2撮像部63が投射光学装置5による画像光の投射領域を撮像可能に、撮像装置6が配置される。
すなわち、取付部材7を用いて、投射光学装置5に撮像装置6を取り付けることによって、撮像装置6の撮像範囲内に投射光学装置5による投射画像を容易に含めることができる。そして、これにより、制御装置3が、キーストーン補正及び色調整等の調整処理を適切に実行できる。
以上説明した本実施形態に係る投射光学装置5及び取付部材7は、以下の効果を奏する。
取付部材7は、画像光を投射する投射光学装置5に撮像装置6を取り付ける。取付部材7は、平板状であり、撮像装置6が固定される第1板部71と、平板状であり、第1板部71から延出し、投射光学装置5に固定される第2板部72と、を備える。第1板部71は、第1面711と、第1面711とは反対側の第2面712と、を有する。第2板部72は、第2面712側に配置されている。第1面711は、撮像装置6が配置される配置面である。
また、第1板部71において撮像装置6が配置される配置面は、投射光学装置5に固定される第2板部72が配置される第2面712側とは反対側の第1面711である。これによれば、撮像装置6と投射光学装置5とを干渉しにくくできるので、撮像装置6を取付部材7に取り付けやすくすることができる。従って、撮像装置6を投射光学装置5に取り付けやすくすることができる。また、撮像装置6が投射光学装置5に干渉しないことによって、投射光学装置5から投射される画像光が撮像装置6及び取付部材7によって遮蔽されることを抑制できる。
このような構成によれば、第2板部72が投射光学装置5に固定された場合、第1板部71は、第2板部72とは反対側に向かうに従って投射光学装置5から離れる。そして、第1板部71において第2板部72側の第2面712とは反対側の第1面711に撮像装置6が固定されることによって、撮像装置6を取付部材7に固定しやすくできる他、投射光学装置5による投射画像を撮像しやすい位置に撮像装置6を配置しやすくすることができる。
このような構成によれば、第2板部72を投射光学装置5に精度よく固定でき、ひいては、撮像装置6を投射光学装置5に精度よく取り付けることができる。従って、投射画像を撮像可能な位置に撮像装置6を簡易に取り付けることができる。
このような構成によれば、第1板部71に撮像装置6を精度よく固定でき、ひいては、撮像装置6を投射光学装置5に精度よく取り付けることができる。従って、投射画像を撮像可能な位置に撮像装置6を簡易に取り付けることができる。
このような構成によれば、取付部材7を用いて、投射光学装置5に撮像装置6を容易に取り付けることができる。従って、投射光学装置5を交換した場合でも、交換した投射光学装置5に撮像装置6を取り付けることができる他、投射光学装置5による画像の投射方向が変更された場合でも、画像を撮像可能な位置に撮像装置6を配置しやすくすることができる。
このような構成によれば、取付部材7を投射光学装置5に精度よく固定でき、ひいては、撮像装置6を投射光学装置5に精度よく取り付けることができる。従って、投射画像を撮像可能な位置に撮像装置6を簡易に取り付けることができる。
このような構成によれば、投射方向変更機構58によって投射部565による画像の投射方向が変更された場合でも、撮像装置6による撮像方向を画像光の投射方向に合わせやすくすることができる。従って、撮像装置6が投射画像を撮像しやすくすることができる。
このような構成によれば、取付部材7によって投射部565に固定される撮像装置6が、投射部565に保持された投射レンズ531が投射する投射画像を撮像しやすくすることができる。
このような構成によれば、撮像装置6及び取付部材7を、投射光学装置5から投射される画像を遮らない位置に配置しやすくすることができる。
本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、本開示の目的を達成できる範囲での変形及び改良等は、本開示に含まれるものである。
上記実施形態では、第1板部71と第2板部72とのなす角度αは、鈍角であるとした。しかしながら、これに限らず、第1板部71と第2板部72とのなす角度αは、90°であってもよく、鋭角であってもよい。
上記実施形態では、画像生成装置4は、図1に示したレイアウトで光学部品が配置されたものとした。しかしながら、これに限らず、画像生成装置4は、他のレイアウトで光学部品が配置されたものでもよく、また図1に示した光学部品以外の光学部品を備えるものであってもよい。
以下、本掲示のまとめを付記する。
本開示の第1態様に係る取付部材は、画像光を投射する投射光学装置に撮像装置を取り付ける取付部材であって、平板状であり、前記撮像装置が固定される第1板部と、平板状であり、前記第1板部から延出し、前記投射光学装置に固定される第2板部と、を備え、前記第1板部は、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有し、前記第2板部は、前記第2面側に配置され、前記第1面は、前記撮像装置が配置される配置面である。
また、第1板部において撮像装置が配置される配置面は、投射光学装置に固定される第2板部が配置される第2面側とは反対側の第1面である。これによれば、撮像装置と投射光学装置とを干渉しにくくできるので、撮像装置を取付部材に取り付けやすくすることができる。従って、撮像装置を投射光学装置に取り付けやすくすることができる。また、撮像装置が投射光学装置に干渉しないことによって、投射光学装置から投射される画像光が撮像装置及び取付部材によって遮蔽されることを抑制できる。
このような構成によれば、第2板部が投射光学装置に固定された場合、第1板部は、第2板部とは反対側に向かうに従って投射光学装置から離れる。そして、第1板部において第2板部側の第2面とは反対側の第1面に撮像装置が固定されることによって、撮像装置を取付部材に固定しやすくできる他、投射光学装置による投射画像を撮像しやすい位置に撮像装置を配置しやすくすることができる。
このような構成によれば、第2板部を投射光学装置に精度よく固定でき、ひいては、撮像装置を投射光学装置に精度よく取り付けることができる。従って、投射画像を撮像可能な位置に撮像装置を簡易に取り付けることができる。
このような構成によれば、第1板部に撮像装置を精度よく固定でき、ひいては、撮像装置を投射光学装置に精度よく取り付けることができる。従って、投射画像を撮像可能な位置に撮像装置を簡易に取り付けることができる。
このような構成によれば、取付部材を用いて、投射光学装置に撮像装置を容易に取り付けることができる。従って、投射光学装置を交換した場合でも、交換した投射光学装置に撮像装置を取り付けることができる他、投射光学装置による画像の投射方向が変更された場合でも、画像を撮像可能な位置に撮像装置を配置しやすくすることができる。
このような構成によれば、取付部材を投射光学装置に精度よく固定でき、ひいては、撮像装置を投射光学装置に精度よく取り付けることができる。従って、投射画像を撮像可能な位置に撮像装置を簡易に取り付けることができる。
このような構成によれば、投射方向変更機構によって投射部による画像の投射方向が変更された場合でも、撮像装置による撮像方向を画像光の投射方向に合わせやすくすることができる。従って、撮像装置が投射画像を撮像しやすくすることができる。
このような構成によれば、取付部材によって投射部に固定される撮像装置が、投射部に保持された投射レンズが投射する投射画像を撮像しやすくすることができる。
このような構成によれば、取付部材及び撮像装置を、投射光学装置から投射される画像を遮らない位置に配置しやすくすることができる。
Claims (9)
- 画像光を投射する投射光学装置に撮像装置を取り付ける取付部材であって、
平板状であり、前記撮像装置が固定される第1板部と、
平板状であり、前記第1板部から延出し、前記投射光学装置に固定される第2板部と、を備え、
前記第1板部は、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有し、
前記第2板部は、前記第2面側に配置され、
前記第1面は、前記撮像装置が配置される配置面であることを特徴とする取付部材。 - 請求項1に記載の取付部材において、
前記第1板部と前記第2板部とのなす角度は、鈍角であることを特徴とする取付部材。 - 請求項1又は請求項2に記載の取付部材において、
前記第2板部は、
前記投射光学装置を位置決めする投射光学装置位置決め部と、
前記取付部材を前記投射光学装置に固定する固定部材が挿入される投射光学装置固定用孔部と、を有することを特徴とする取付部材。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の取付部材において、
前記第1板部は、
前記撮像装置を位置決めする撮像装置位置決め部と、
前記撮像装置を前記取付部材に固定する固定部材が挿入される撮像装置固定用孔部と、を有することを特徴とする取付部材。 - 画像光を投射する投射光学装置であって、
前記投射光学装置によって投射された前記画像光の投射領域を撮像する撮像装置を前記投射光学装置に取り付ける取付部材を固定する固定部を備えることを特徴とする投射光学装置。 - 請求項5に記載の投射光学装置において、
前記固定部は、
前記取付部材を位置決めする投射光学装置側位置決め部と、
前記取付部材を前記投射光学装置に固定する固定部材が挿入される投射光学装置側孔部と、を有することを特徴とする投射光学装置。 - 請求項5又は請求項6に記載の投射光学装置において、
最も拡大側に配置された投射レンズを含む複数のレンズと、
前記投射レンズを保持し前記画像光を投射する投射部を有する鏡筒と、
前記投射部から投射された前記画像光の投射方向を変更する投射方向変更機構と、を備え、
前記固定部は、前記投射部に設けられていることを特徴とする投射光学装置。 - 請求項5又は請求項6に記載の投射光学装置において、
最も拡大側に配置された投射レンズを含む複数のレンズと、
前記複数のレンズを保持する鏡筒と、を備え、
前記鏡筒は、前記鏡筒から外側に延び、前記投射レンズを保持する投射部を有し、
前記固定部は、前記投射部に設けられていることを特徴とする投射光学装置。 - 請求項7又は請求項8に記載の投射光学装置において、
前記投射部は、前記投射レンズの光軸に交差し、かつ、前記投射光学装置による画像光の投射方向とは反対方向を向く固定面を有し、
前記固定部は、前記固定面に設けられていることを特徴とする投射光学装置。
Priority Applications (2)
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2021
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