JP2010181591A - 照明装置及びそれを用いた投写型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のランプのうち一部が不点灯の際にも、表示画面の色ムラ、照度ムラが少ない照明装置及び投写型表示装置を提供する。
【解決手段】光源21a、21bのいずれか1つが不点灯となった場合には、重畳レンズ29の光軸37に直角かつ、ダイクロイックミラー30aにおける反射光の進行方向と平行な方向に沿って移動できるランプ移動機構25を移動させることにより、点灯している光源を重畳レンズ29の光軸37に近づける照明装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の光源を有する照明装置及び前記照明装置からなる投写型表示装置に関するものである。
スクリーン上の画像の輝度を高める手段として複数のランプを用いた投写型表示装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図1は、複数のランプと透過型の液晶ライトバルブを用いた従来の投写型表示装置の構成例である。光源1a、1bからの出射光は、それぞれ凹面鏡2a,2bにより反射され、凹面鏡2a、2bからは略平行光が出射される。第1インテグレーターレンズ5a、5bは、凹面鏡2a、2bから出射された光を複数の部分光束に分割し、第2インテグレーターレンズ6a、6bは、第1インテグレーターレンズ5a、5bによって分割された部分光束をライトバルブ13a、13b、13c上に結像させる。重畳レンズ7は、第2インテグレーターレンズ6a、6bから出射された部分光束を、ライトバルブ13a、13b、13c上に重畳させる。ダイクロイックミラー8、9はそれぞれ、赤色光を透過かつシアン色光を反射、青色光を透過かつ緑色光を反射し、光束を赤、緑、青の三色に分離する。反射ミラー10a、10b、10cは、光線を反射し、光路を折り曲げる。リレーレンズ11a、11b、11cは不等光路長にあるリレー系の光路差を補償しライトバルブ上に出射瞳位置が概無限遠の照明光を導く。フィールドレンズ12a、12bは、光束の出射瞳位置を概無限遠にする。ライトバルブ13a、13b、13cは、入射する色光を変調して赤、緑、青3色の画像光を生成する。クロスダイクロイックプリズム14は、ライトバルブ13a、13b、13cで変調された画像光を合成し、投写レンズ15にてスクリーン上に拡大投写する。ランプケース4a、4bは光源1a、1bおよび凹面鏡2a、2bをそれぞれ対で保持しており、それぞれが独立して取り外すことができる。
ダイクロイックミラー8,9には入射角依存性があり、光線の入射角度によって反射率(透過率)の波長特性にずれが生じる。そのため、光源1a、1b両方からの照明光が概同強度であることを前提にダイクロイックミラー8,9の波長特性分布を調整する。
上記構成によれば、ライトバルブを複数のランプで照明するため、明るい投写型照明装置が実現できる。
特許第3336664号公報
しかしながら、ダイクロイックミラーの波長分布特性が複数のランプ全てが点灯している状態を前提としているため、いずれかのランプが不点灯となった際に、照明光の角度分布に偏りが生じ、スクリーン上での色むらが発生し、照度分布が不均一となるという課題があった。
また一部のランプが不点灯となった場合でも、投写型表示装置を使用し続けたいという市場の要求もある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するように、以下の形態または適用例として実現される。
〔適用例1〕本適用例に係る照明装置は、光源から出射される光を集光して照明領域を照明する照明装置であって、前記光源と、前記光源と対をなし前記光源から出射される光を集光する凹面鏡とを有する複数のランプと、複数のレンズで構成され前記ランプからの光を複数の光束に分割する第1インテグレーターレンズと、複数のレンズで構成され前記第1インテグレーターレンズからの前記複数の光束を前記照明領域に結像させる第2インテグレーターレンズと、前記第2インテグレーターレンズからの複数の光束が入射し、前記照明領域に重畳する重畳手段と、前記重畳手段からの光を複数の色光に分離する色分離手段と、前記ランプを、前記重畳手段の光軸と垂直な面に沿って移動させる移動手段と、を備えることを特徴とする。
〔適用例2〕また、上記適用例に記載の照明装置は、前記移動手段が、前記複数のランプのうち、一部の光源が不点灯となった際に、点灯中のランプを前記重畳手段の中心光軸に近づくように、前記ランプを移動させることが望ましい。
上記適用例によれば、複数のランプのいずれかが不点灯となった場合においても、移動手段によってランプを移動することによって照明光束の角度分布を前記重畳手段の光軸に関して対称に保つことができ、色ムラ、照度ムラの発生を減少させることが可能となる。
〔適用例3〕本適用例に係る投写型表示装置は、上記適用例に記載の照明装置と、前記照明装置から出射される複数の色光が入射し、映像信号に応じて画像を形成する複数の画像形成手段と、前記画像形成手段から出射される複数の色光を1つに合成する合成手段と、前記画像形成手段によって形成される画像をスクリーン上に投写する投写手段と、を備えることを特徴とする。
上記適用例によれば、複数の光源のうち1つが不点灯となった場合においても、照明光束の角度分布を前記重畳手段の光軸に関して対称に保つことができ、色ムラ、照度ムラの無い投写型表示装置を提供することが可能となる。
従来の投写型表示装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態の概略構成を示す図である。 第2の実施形態の概略構成を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る照明装置および投写型表示装置の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図2は、本発明に係る照明装置および投写型表示装置の第1の実施の形態を示す構成例である。21a、21bは光源、22a、22bは凹面鏡である放物面鏡、23a、23bはUV−IRカットフィルター、24a、24bはランプケース、25はランプ移動機構、26は第1インテグレーターレンズ、27は第2インテグレーターレンズ、28は偏光変換プリズムアレイ、29は重畳手段としての重畳レンズ、30a、30bは色分離手段としてのダイクロイックミラー、31a、31b、31cは全反射ミラー、32a、32b、32cはリレーレンズ、33a、33bはフィールドレンズ、34a、34b、34cは液晶ライトバルブ、35はクロスダイクロイックプリズム、36は投写レンズ、37は重畳レンズの光軸である。
光源21a、21bは超高圧水銀ランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプ等の放電管である。光源21a、21bからの出射光は放物面鏡22a、22bによって反射され、平行光束となってUV−IRカットフィルター23a、23bに導かれる。
UV−IRカットフィルター23a、23bは、光源21a、21bの出射光に含まれるUV光およびIR光を反射する。UV−IRカットフィルター23a、23bによって反射されたUV光およびIR光が、光源に戻り温度上昇を招くことを防ぐため、UV−IRカットフィルター23a、23bは放物面鏡22a、22bの光軸に対して若干傾けて配置されることが望ましい。
光源21a、21bと放物面鏡22a、22bおよびUV−IRカットフィルター23a、23bとは、それぞれランプケース24a、24bに収められる。ランプケース24a、24bはそれぞれ独立して移動手段としてのランプ移動機構25に取り付け、取り外しができる。ランプ移動機構25は、重畳レンズ29の光軸37に直角かつ、ダイクロイックミラー30aにおける反射光の進行方向と平行な方向に沿って移動できる。ランプ移動機構25の動力源は、手動であっても、モーター等による電動であってもよい。
光源21a、21bのいずれか1つが不点灯となった場合には、ランプ移動機構25を移動させて、点灯している光源を重畳レンズ29の光軸37に近づける。
UV−IRカットフィルター23a、23bから出射した光束は、第1インテグレーターレンズ26によって複数の部分光束に分割され、第2インテグレーターレンズ27へ集光される。第2インテグレーターレンズ27は第1インテグレーターレンズ26によって分割された部分光束を液晶ライトバルブ34a〜34cへ投影する。
第2インテグレーターレンズ27から出射された光束は偏光変換プリズムアレイ28へと導かれる。偏光変換プリズムアレイ28は、光源21a、21bからの自然光を一種類の偏光、例えばS偏光にそろえて出射することで、光の利用効率を高めることができる。
偏光変換プリズムアレイ28から出射された光束は、重畳レンズ29へと導かれる。重畳レンズ29は、第1インテグレーターレンズ26によって分割された個々の部分光束を、照明領域である液晶ライトバルブ34a〜34cの画像形成領域に重畳させる。
重畳レンズ29から出射された光束は、ダイクロイックミラー30aによって赤色光とシアン色光に分離される。赤色光はダイクロイックミラー30aを透過し、全反射ミラー31cによって光路を折り曲げられて、フィールドレンズ33aに導かれる。一方シアン色光は、ダイクロイックミラー30aによって反射され、ダイクロイックミラー30bへと導かれる。
ダイクロイックミラー30bへ導かれた光束は、緑色光が反射されフィールドレンズ33bへ導かれる。一方青色光はダイクロイックミラー30bを透過し、リレーレンズ32a〜32cおよび全反射ミラー31a、31bを介して、リレーレンズ32a〜32cにより、出射瞳位置を無限遠とし液晶ライトバルブ34cへ導かれる。
フィールドレンズ33a、33bはそれぞれ、赤色光束、緑色光束を出射瞳位置無限遠として、液晶ライトバルブ34a、34bへ導く。
液晶ライトバルブ34a〜34cは、それぞれ入射側偏光板、液晶パネル、出射側偏光板からなり、液晶により入射光の偏光度を2次元的に変化させ、透過光の強度を変調することにより、それぞれ赤色、緑色、青色の2次元像を作成する。
液晶ライトバルブ34a〜34cを出射した赤色、緑色、青色の画像光は、クロスダイクロイックプリズム35で合成されてカラー画像光となる。このカラー画像光が投写レンズ36によって拡大投写され、スクリーン上へ投写表示される。
上記実施の形態により、2つの光源21a、21bのうち1つが不点灯となった場合においても、照明光束の角度分布を重畳レンズ29の光軸37に関して対称に保つことができ、色ムラ、照度ムラの無い照明装置および投写型表示装置を提供できる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明に係る照明装置および投写型表示装置の第2の実施の形態を示す構成例である。51a〜51dは光源、52a〜52dは放物面鏡、53a〜53dはランプケース、54はランプ移動機構、55は第1インテグレーターレンズ、56は第2インテグレーターレンズ、57は重畳レンズ、58は重畳レンズの光軸である。
光源51a、52b、52c、51dのいずれか1つ又は2つが不点灯となった場合には、点灯している複数の光源の平均中心を重畳レンズ57の光軸58に近くなるようにランプ移動機構54を移動させる。また、光源51a、52b、52c、51dのいずれか3つが不点灯となった場合には、点灯している1つの光源の中心を重畳レンズ57の光軸58に重なるようにランプ移動機構54を移動させる。
上記実施の形態により、4つの光源のうち1つから3つが不点灯となった場合においても、照明光束の角度分布を前記重畳手段の光軸に関して対称に保つことができ、色ムラ、照度ムラの無い照明装置および投写型表示装置を提供できる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手段は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造に適宜変更できる。例えば、上記実施の形態では凹面鏡として放物面鏡を用いているが、これに代えて楕円面鏡を用いても良い。なお、楕円面鏡による反射光は収束光となるため、第一インテグレーターレンズへ平行光を入射させるためには楕円面鏡の収束光を平行光とするための平行化レンズが必要となる。
1a、1b、21a、21b、51a〜51d…光源 2a、2b…凹面鏡 22a、22b、52a〜52d…放物面鏡 24a、24b、53a〜53d…ランプケース 25、54…ランプ移動機構 37、58…重畳レンズ光軸中心線。

Claims (3)

  1. 光源から出射される光を集光して照明領域を照明する照明装置であって、
    前記光源と、前記光源と対をなし前記光源から出射される光を集光する凹面鏡とを有する複数のランプと、
    複数のレンズで構成され、前記ランプからの光を複数の光束に分割する第1インテグレーターレンズと、
    複数のレンズで構成され、前記第1インテグレーターレンズからの前記複数の光束を前記照明領域に結像させる第2インテグレーターレンズと、
    前記第2インテグレーターレンズからの複数の光束が入射し、前記照明領域に重畳する重畳手段と、
    前記重畳手段からの光を複数の色光に分離する色分離手段と、
    前記ランプを、前記重畳手段の光軸と垂直な面に沿って移動させる移動手段と、を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記移動手段が、前記複数のランプのうち、一部の光源が不点灯となった際に、点灯中のランプを前記重畳手段の中心光軸に近づくように、前記ランプを移動させることを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。
  3. 請求項1または2に記載の照明装置と、
    前記照明装置から出射される複数の色光が入射し、映像信号に応じて画像を形成する複数の画像形成手段と、
    前記画像形成手段から出射される複数の色光を1つに合成する合成手段と、
    前記画像形成手段によって形成される画像をスクリーン上に投写する投写手段と、を備えることを特徴とする投写型表示装置。
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