JP2009199020A - 画像作成装置、プロジェクタ、プロジェクションシステム、画像作成装置の製造方法 - Google Patents

画像作成装置、プロジェクタ、プロジェクションシステム、画像作成装置の製造方法 Download PDF

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Taisuke Yamauchi
泰介 山内
Takashi Takeda
高司 武田
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Abstract

【課題】投射レンズ選択の自由度の高い光学系を有するプロジェクタの提供
【解決手段】中間像200は、マウント12と中間像形成部100との間の予め規定された結像位置P1に所定の大きさで結像される。第1投射レンズ60のフランジバックFB1と第2投射レンズ70のフランジバックFB2は、マウント12から中間像200の結像位置までの距離と略同一に構成されているため、第1投射レンズ60および第2投射レンズ70は、いずれも、中間像200に焦点が一致する。よって、スクリーン50にはピントの合ったぼけのない画像が投影される。利用者は、プロジェクタ10の設置位置や所望の画質に応じて、第1投射レンズ60と第2投射レンズ70を使い分ければよい。例えば、スクリーン50の近くにプロジェクタ10を設置する場合には、短焦点の第2投射レンズ70を選択すればよい。
【選択図】図7

Description

本発明は、投射レンズを交換可能な画像表示装置に関する。
ライトバルブやデジタルミラーデバイス(DMD:Digital Mirror Device)などの光変調素子、ダイクロイックプリズムなど等の種々の光学素子からなる光学系と光源から射出される光とを用いて映像を表示するプロジェクタが利用されている。プロジェクタの光学系は、使用環境や提供する映像の質感に応じて、機種ごとに異なる仕様のライトバルブやダイクロイックプリズムにより構成されている。このように、光学系の構成の異なるプロジェクタでは、それぞれのプロジェクタの光学系に適したフロントフォーカスを有する投射レンズが、プロジェクタごとに準備されている。
特開平6−113238号公報
しかしながら、従来の技術では、光学系の仕様に依存した投射レンズを作成しなければならず、プロジェクタの製造者にとっては、製造費用の増大という問題がある。また、利用者は、同じ製造者が製造した投射レンズであっても、プロジェクタごとに応じて仕様の設定された特定の投射レンズ以外を、自分の所有するプロジェクタに適用することができない。そのため、利用者にとっては、使用環境に応じた機器設置の自由度がなく、映像の質感の違いを楽しむこともできず不便であった。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、投射レンズ選択の自由度の高い光学系を有するプロジェクタの提供を目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
画像を作成する画像作成装置であって、光源と、前記画像を表す画像データに基づいて前記光源から射出され光を変調し、前記画像を表す画像光を出力する画像形成光学系と、前記画像形成光学系の構成にかかわらず、前記画像形成光学系から出力された画像光を用いて、予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像を結像させる中間像形成部と、前記中間像を表す前記画像光を投射するための投射レンズが着脱可能に構成されたマウントと、を備える画像作成装置。
適用例1の画像作成装置によれば、常に予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像を形成し、中間像を表示部に投射する投射レンズを交換可能なマウントを設けた。従って、同一規格のフランジバックを有する種々の投射レンズを適用できるため、利用者は、利用環境や所望の画質に応じて、適宜、様々な投射レンズを交換することにより、映像の明るさや質感の違いを楽しむことができる。また、利用者は、投射レンズのFナンバーや焦点距離などの仕様の異なる投射レンズを使い分けることにより、画像作成装置設置の自由度を向上させることができる。よって、利用者の利便性を向上できる。
適用例1の画像作成装置において、前記中間像形成部は、前記中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されている。適用例1の画像作成装置によれば、投射レンズとして、35mmフィルムカメラ用のレンズや一般的に多く利用されているデジタルカメラ用のレンズを使用することができる。
適用例1の画像作成装置において、前記マウントは、レンズシフト機能を有する。適用例1の画像作成装置によれば、常に予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像が形成されるため、レンズシフトによる迷光の影響を抑制できる。よって、投射する画像の画質を向上できる。
[適用例2]
画像を投射するプロジェクタであって、光源と、前記画像を表す画像データに基づいて前記光源から射出された光を変調し、前記画像を表す画像光を出力する画像形成光学系と、両側テレセントリック性を有し、前記画像形成光学系により出力された画像光を用いて、前記画像形成光学系の構成に関わらず、予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像を結像させる中間像形成部と、前記中間像を表す前記画像光を投射する投射レンズと、前記投射レンズを装着するためのマウントと、を備えるプロジェクタ。
適用例2のプロジェクタによれば、両側テレセントリック性を有する光学系を用いて中間像を形成しているため、中間画像形成部から投射レンズに向かう照明光の主光線は、光軸に対して平行である。従って、投射レンズとは物体側テレセントリックとなり、投射レンズへ入射する照明光の入射角度がほぼ一定に保たれるため、投射レンズの構成の違いによる画質の低下を抑制できる。また、両側テレセントリック性を有する光学系を用いて中間像を形成することにより、中間像の明るさ、色調等を均一化できる。従って、中間像の画質を向上でき、その結果として表示部に投射される画像の品質を向上できる。
適用例2のプロジェクタにおいて、マウントは、前記投射レンズを他の投射レンズに交換可能に構成されている。適用例2のプロジェクタによれば、同一規格のフランジバックを有する種々の投射レンズを適用できるため、利用者は、利用環境や所望の画質に応じて、適宜、様々な投射レンズを交換することにより、映像の明るさや質感の違いを楽しむことができる。
適用例2のプロジェクタにおいて、前記中間像形成部は、前記中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されている。適用例2のプロジェクタによれば、投射レンズとして、35mmフィルムカメラ用のレンズや一般的に多く利用されているデジタルカメラ用のレンズを使用することができる。
適用例2のプロジェクタにおいて、前記投射レンズのフランジバックは約40mm以上である。適用例2のプロジェクタによれば、一般的に利用されている投射レンズを、新たな光学系を追加することなく適用できる。
適用例2のプロジェクタにおいて、前記マウントは、レンズシフト機能を有する。適用例2のプロジェクタによれば、常に予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像が形成されるため、レンズシフトによる迷光の影響を抑制できる。よって、投射する画像の画質を向上できる。
[適用例3]
プロジェクションシステムであって、第1の画像作成装置と、第2の画像作成装置と、を備える。前記第1の画像作成装置は、第1の光源と、前記画像を表す画像データに基づいて前記第1の光源から射出された光を変調し、前記画像を表す第1の画像光を出力する第1の画像形成光学系と、前記第1の画像形成光学系により変調された前記第1の画像光を用いて、予め規定された結像位置に所定の大きさの第1の中間像を結像させる第1の中間像形成部と、記第1の中間像を表す前記第1の画像光を投射するための投射レンズが着脱可能に構成され、前記投射レンズ装着時に、前記投射レンズと当接するレンズ取付面を有する第1のマウントと、を備える。前記第2の画像作成装置は、第2の光源と、前記画像を表す画像データに基づいて前記第2の光源から射出された光を変調し、前記画像を表す第2の画像光を出力する第2の画像形成光学系と、前記第2の画像形成光学系から出力された前記第2の画像光を用いて、前記第1の中間像と略同一の大きさの第2の中間像を予め規定された結像位置に結像させる第2の中間像形成部と、前記第2の中間像を表す前記第2の画像光を投射するため投射レンズが着脱可能に構成され、前記投射レンズ装着時に、前記投射レンズと当接するレンズ取付面を有する第2のマウントと、を備える。前記第1の画像形成光学系および前記第2の画像形成光学系の構成に関わらず、前記第1のマウントのレンズ取付面から前記第1の中間像までの光学的距離と、前記第2のマウントのレンズ取付面から前記第2の中間像までの光学的距離とは略同一であり、前記第1の画像形成光学系と前記第1の中間像形成部とからなる第1の光学系の構造は、前記第2の画像形成光学系と前記第2の中間像形成部とからなる第2の光学系の構造と異なることを特徴とする、プロジェクションシステム。
適用例3のプロジェクションシステムによれば、第1のプロジェクタと第2のプロジェクタとは、第1のマウントのレンズ取付面から第1の中間像までの光学的距離と、第2のマウントのレンズ取付面から第2の中間像までの光学的距離が略同一であるため、一方のプロジェクタで利用可能な投射レンズを光学系の構造が異なる他方のプロジェクタにおいても利用できる。よって、第1の光学系および第2の光学系と投射レンズとを柔軟に組み合わせて、利用者の利用環境や好みの映像を実現できる。
適用例3のプロジェクションシステムであって、前記第1の画像形成光学系は、前記第1の光源から射出された光を変調し、前記第1の画像光が射出される第1の射出面を有する第1の光変調素子を含み、前記第2の画像形成光学系は、前記第2の光源から射出された光を変調し、前記第2の画像光が射出される第2の射出面を第2の光変調素子を含み、前記第1の光学系の構造と、前記第2の光学系の構造は、前記第1の射出面から前記第1の中間像までの光学的距離と、前記第2の射出面から前記第2の中間像までの光学的距離、前記第1の光変調素子における画像が形成される領域のサイズと、前記第2の光変調素子における画像が形成される領域のサイズ、前記第1の光変調素子の変調方式と、前記第2の光変調素子の変調方式、および、前記第1の射出面からの前記第1の画像光の射出角度と、前記第2の射出面からの前記第2の画像光の射出角度、のうちの少なくとも一つが異なることを特徴とする。適用例3のプロジェクションシステムによれば、異なる光学的構造を有する複数の、画像作成装置のそれぞれから、同一の大きさ、レンズ取付面からの形成位置の同一の中間像を形成できる。よって、異なる画質、適用環境の複数の、画像作成装置間で投射レンズを共有可能なプロジェクションシステムを提供できる。
適用例3のプロジェクションシステムにおいて、前記第1のマウントは、前記第2のマウントと略同一形状に形成されている。適用例3のプロジェクションシステムによれば、第1のマウントと第2のマウントとは略同一形状に形成されているため、投射レンズを共有できる。
適用例3のプロジェクションシステムにおいて、前記第1の中間像形成部は、両側テレセントリック性を有し、前記第1の中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されており、前記第2の中間像形成部は、両側テレセントリック性を有し、前記第2の中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されている。適用例3のプロジェクションシステムによれば、中間像の明るさ、色調等を均一化できる。従って、中間像の画質を向上でき、その結果としてプロジェクタによって投射される画像の品質を向上できる。
[適用例4]
プロジェクタであって、適用例3の第1のプロジェクションシステムと、前記第1のマウントに装着される投射レンズと、を備える、プロジェクタ。
適用例4のプロジェクタによれば、プロジェクタの利用環境や利用者の所望の画質や設置位置に応じた画像を投射するプロジェクタを提供できる。
適用例4のプロジェクタにおいて、前記投射レンズのフランジバックは約40mm以上である。適用例4のプロジェクタによれば、一般的に利用されている投射レンズを、新たな光学系を追加することなく適用できる。
[適用例5]
プロジクションシステムであって、第1のプロジェクタと、第2のプロジェクタと、予め規定された所定の前側焦点を有する投射レンズと、を備える。前記第1のプロジェクタは、第1の光源と、前記画像を表す画像データに基づいて前記第1の光源から射出された光を変調し、前記画像を表す第1の画像光を出力する第1の画像形成光学系と、前記第1の画像形成光学系により変調された前記第1の画像光を用いて、予め規定された結像位置に所定の大きさの第1の中間像を結像させる第1の中間像形成部と、前記第1の中間像を表す前記第1の画像光を投射する前記投射レンズが着脱可能に構成された第1のマウントと、を備える。前記第2のプロジェクタは、第2の光源と、前記画像を表す画像データに基づいて前記第2の光源から射出された光を変調し、前記画像を表す第2の画像光を出力する第2の画像形成光学系と、前記第2の画像形成光学系により変調された前記第2の画像光を用いて、予め規定された結像位置に前記第1の中間像と略同一の大きさ第2の中間像を結像させる第2の中間像形成部と、前記第2の中間像を表す前記第2の画像光を投射する前記投射レンズが着脱可能に構成された第2のマウントと、を備える。前記第1のマウントへの前記投射レンズの装着時における前記投射レンズの前記前側焦点の位置は前記第1の中間像の結像位置に略一致し、前記第2のマウントへの前記投射レンズの装着時における前記投射レンズの前記前側焦点の位置は前記第2の中間像の結像位置に略一致し、前記第1の画像形成光学系と前記第1の中間像形成部とからなる第1の光学系の構造は、前記第2の画像形成光学系と前記第2の中間像形成部とからなる第2の光学系の構造と異なることを特徴とする。
適用例5のプロジェクションシステムによれば、第1の中間像および第2の中間像が形成される位置と、投射レンズの焦点位置とが一致するように構成している。従って、フランジバックの統一された、異なる光学的構造を有する複数のプロジェクタを提供できる。よって、異なる光学的構造を有する複数のプロジェクタ間で投射レンズを共有できる。
適用例5のプロジェクションシステムにおいて、前記第1の画像形成光学系は、前記第1の光源から射出された光を変調し、前記第1の画像光が射出される第1の射出面を有する第1の光変調素子を含み、前記第2の画像形成光学系は、前記第2の光源から射出された光を変調し、前記第2の画像光が射出される第2の射出面を有する第2の光変調素子を含み、前記第1の光学系の構造と、前記第2の光学系の構造は、前記第1の射出面から前記第1の中間像までの光学的距離と、前記第2の射出面から前記第2の中間像形までの光学的距離、前記第1の光変調素子における画像が形成される領域のサイズと、前記第2の光変調素子における画像が形成される領域のサイズ、前記第1の光変調素子の変調方式と、前記第2の光変調素子の変調方式、および、前記第1の射出面からの前記第1の画像光の射出角度と、前記第2の射出面からの前記第2の画像光の射出角度、のうちの少なくとも一つが異なることを特徴とする。適用例5のプロジェクションシステムによれば、異なる光学的構造を有する複数のプロジェクタのそれぞれから、同一の大きさ、レンズ取付面からの形成位置の同一の中間像を形成できる。よって、異なる画質、適用環境の複数のプロジェクタ間で投射レンズを共有できる。
適用例5のプロジェクションシステムにおいて、前記第1の中間像形成部は、両側テレセントリック性を有し、前記第1の中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されており、前記第2の中間像形成部は、両側テレセントリック性を有し、前記第2の中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されている。適用例5のプロジェクションシステムによれば、中間像の明るさ、色調等を均一化できる。従って、中間像の画質を向上でき、その結果としてプロジェクタによって投射される画像の品質を向上できる。
適用例5のプロジェクタにおいて、前記投射レンズのフランジバックは約40mm以上である。適用例5のプロジェクタによれば、一般的に利用されている投射レンズを、新たな光学系を追加することなく適用できる。
[適用例6]
プロジェクションシステムであって、光源と、前記画像を表す画像データに基づいて前記光源から射出された光を変調し、前記画像を表す画像光を出力する画像形成光学系と、前記画像形成光学系から出力された画像光を用いて、前記画像形成光学系に関わらず、予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像を形成する中間像形成部と、前記中間像を表す前記画像光を投射するための投射レンズが着脱可能に構成されたマウントと、を備えるプロジェクタと、前記マウントに装着可能に構成され、第1の前側焦点位置を有する第1の投射レンズと、前記マウントに装着可能に構成され、第2の前側焦点位置を有する第2の投射レンズであって、前記第1の投射レンズとは異なる投射レンズである第2の投射レンズと、を備える。前記第1の前側焦点位置は、前記第1の投射レンズが前記マウントに装着された状態で前記中間像が形成される位置に略一致し、前記第2の前側焦点位置は、前記第2の投射レンズが前記マウントに装着された状態で前記中間像が形成される位置に略一致し、前記第1の投射レンズは、レンズの大きさ、レンズの形状前記第1の投射レンズを構成するレンズ数、開口絞り、および、結像性能、のうちの少なくとも一つが、前記第2の投射レンズと異なることを特徴とする。
適用例6のプロジェクションシステムによれば、第1の投射レンズの焦点位置と第2の投射レンズの焦点位置を中間像に略一致するように構成した、換言すれば、複数間の投射レンズの像側焦点位置を規格化した。従って、光学的な種々の構成が異なる第1の投射レンズと第2の投射レンズとを、プロジェクタに対して簡易に適用可能である。よって、利用環境や利用者の所望の画質に応じて、適した投射レンズを適宜装着することにより、利用者の所望の利用環境で所望の画質の画像を提供できる。
適用例6のプロジェクションシステムは、更に、前記第1の投射レンズおよび前記第2の投射レンズの少なくとも一方に装着可能に、かつ、前記マウントに取り付け可能に構成されたアダプタを備え、前記マウントには、前記アダプタが当接する面である取付面が形成されており、前記アダプタは、前記第1の投射レンズおよび前記第2の投射レンズの少なくとも一方が前記アダプタに取り付けられた状態で、前記第1の投射レンズの前記マウントへの取り付け時における前記第1の前側焦点から前記取付面までの距離は、前記第2の投射レンズの前記マウントへの取り付け時における前記第2の前側焦点から前記取付面までの距離と略同一となるように形成されていることを特徴とする。適用例6のプロジェクションシステムによれば、アダプタを用いることにより、簡易に、第1の投射レンズの焦点位置と第2の投射レンズの焦点位置を中間像に略一致させることができる。
適用例6のプロジェクションシステムにおいて、前記第1の投射レンズは、前記第1の投射レンズを前記マウントに取り付けるための第1のフランジを備えており、前記第2の投射レンズは、前記第2の投射レンズを前記マウントに取り付けるための第2のフランジを備えており、前記第1のフランジは、前記第2のフランジと略同一形状に形成されている。適用例6のプロジェクションシステムによれば、第1のフランジと第2のフランジとを略同一形状に形成しているため、第1の投射レンズと第2の投射レンズとを簡易に交換できる。
適用例6のプロジェクションシステムにおいて、前記第1の投射レンズは、前記第1の投射レンズを前記アダプタに取り付けるための第1のフランジを備えており、前記第2の投射レンズは、前記第2の投射レンズを前記アダプタに取り付けるための第2のフランジを備えており、前記第1のフランジは、前記第2のフランジと略同一形状に形成されている。適用例6のプロジェクションシステムによれば、第1のフランジと第2のフランジとを同一形状に形成しているため、第1の投射レンズと第2の投射レンズを、アダプタを介して簡易にプロジェクタに取り付けることができる。
適用例6のプロジェクタにおいて、前記中間像形成部は、両側テレセントリック性を有し、前記中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されている。適用例6のプロジェクタによれば、投射レンズとして、35mmフィルムカメラ用のレンズや一般的に多く利用されているデジタルカメラ用のレンズを使用することができる。
適用例6のプロジェクタにおいて、前記投射レンズのフランジバックは約40mm以上である。適用例6のプロジェクタによれば、一般的に利用されている投射レンズを、新たな光学系を追加することなく適用できる。
適用例6のプロジェクタにおいて、前記マウントは、レンズシフト機能を有する。適用例6のプロジェクタによれば、常に予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像が形成されるため、レンズシフトによる迷光の影響を抑制できる。よって、投射する画像の画質を向上できる。
本発明において、上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略したりして適用することができる。例えば、上述した画像作成装置、プロジェクタ、プロジェクションシステムの他に、画像作成装置、プロジェクタ、プロジェクションシステムを製造する製造方法として構成してもよい。
A.第1実施例:
A1.プロジェクションシステム概略構成:
図1および図2を参照して、第1実施例におけるプロジェクションシステムの概略を構成する。図1は、第1実施例におけるプロジェクションシステム1の概略構成を例示する説明図である。プロジェクションシステム1は、プロジェクタ10と、第1投射レンズ60と第2投射レンズ70とを備える。プロジェクタ10には、第1投射レンズ60、第2投射レンズ70を収容するためのレンズ収容部11が形成されている。レンズ収容部11には、第1投射レンズ60、第2投射レンズ70をプロジェクタに取り付けるためのマウント12が設けられている。以下の実施例において、投射レンズを有しないプロジェクタを画像作成装置とも呼ぶ。すなわち、画像作成装置に投射レンズが装着されたものがプロジェクタである。本願明細書においては、「2種類の画像作成装置を有するシステム」の場合、「2種類のプロジェクタに対して1つの投射レンズが用いられるシステム」の場合、「1つのプロジェクタに対して2種類の投射レンズを有するシステム」の場合等を含む画像作成装置、プロジェクタ、投射レンズに関するシステム総称して、「プロジェクションシステム」と呼ぶ。なお、以下の実施例では、一つのプロジェクションシステムに同一の機器(例えばプロジェクタ)が2種類含まれるシステムについて記載しているが、2種類以上含まれていてもよい。
第1投射レンズ60は、第1投射レンズ60をマウント12に着脱可能とするフランジ61を有する。第2投射レンズ70は、第2投射レンズ70をマウント12に着脱可能とするフランジ71を備える。フランジ61とフランジ71とは略同一形状に形成されている。第1投射レンズ60および第2投射レンズ70は、レンズの大きさ、レンズの形状(曲率や、球面/非球面など)、投射レンズを構成するレンズ数、開口絞り、および、結像性能、のうちの少なくとも一つが異なるように構成されている。結像性能とは、MTF(Modulation Transfer Function)性能のことであり、光学像が元の物体にどの程度まで類似するかの尺度を表す。レンズの大きさ、レンズの形状、投射レンズを構成するレンズ数、開口絞り、結像性能が変化すると、投射レンズの倍率や焦点距離、Fナンバーなど投射レンズの仕様が変化する。第1実施例では、第1投射レンズ60の後側(像側)の焦点距離が第2投射レンズの後側(像側)の焦点距離よりも長くなるように、第1投射レンズ60および第2投射レンズ70を構成するレンズの大きさ、レンズ数、開口絞りが構成されている。なお、第1実施例において、第1投射レンズ60の拡大倍率と第2投射レンズ70の拡大倍率は同一である。
図2は、第1実施例におけるマウントの構成を説明する斜視図である。マウント12は、レンズ収容部11内に設けられており、輪状に形成されている。また、マウント12と第1投射レンズ60および第2投射レンズ70との接合方式はねじ込み式であり、マウント12の内側には、投射レンズ60のフランジ61または第2投射レンズ70のフランジ71に形成されているねじ山と嵌合するように、ねじ溝が形成されている。
プロジェクションシステム1は、利用者の利用環境や所望の映像品質に応じて第1投射レンズ60および第2投射レンズ70が交換されることにより、利用者の所望の利用環境で所望の品質の映像を提供する。
A2.プロジェクタ10の詳細構成:
A2−1.プロジェクタの全体構成:
図3は、第1実施例におけるプロジェクタ10のシステム構成を例示する説明図である。プロジェクタ10は、種々の鏡を利用して光源から射出された光をR(赤色成分)・G(緑色成分)・B(青色成分)の三原色に分離し、各色専用の液晶パネルで画像を生成後に合成し、図1に示すように、スクリーン50に投影する。図3では、第1投射レンズ60がマウント12に装着された状態を示している。
図3に示すように、プロジェクタ10は、超高圧水銀ランプ20、インテグレータレンズ21、コンデンサーレンズ25〜29、反射ミラー31〜34、ダイクロイックミラー35、36、ライトバルブ37〜39、ダイクロイックプリズム40、中間像形成部100および投射レンズ60を備える。
超高圧水銀ランプ20は、1mm程度の発光点から光を射出し、楕円リフレクタ20aで集光し、図示しない凹レンズで平行化した高輝度な光をインテグレータレンズ21に出力する。
インテグレータレンズ21は、第1のフライアイレンズ21a、第2のフライアイレンズ21bから構成されており、入射光を重畳して輝度ムラを平均化し、スクリーンの端部と中央部との光量差を低減する。こうすることにより、スクリーン全体に画像を明るく投射できる。
コンデンサーレンズ25〜29は、光を集光し、集光光の輝度を略均一化して出力する。反射ミラー31〜34は、入射光を反射する鏡である。
ダイクロイックミラー35、36は、ガラス基板に特定の波長域を反射する膜がコーティングされており、特定の波長の入射光だけを透過する鏡である。ダイクロイックミラー35、36は、入射光を赤色成分、緑色成分、青色成分の三原色に分離するためのフィルタとして機能する。
ライトバルブ37〜39は、アクティブマトリクス駆動方式の透過型液晶パネルを有する。ライトバルブ37〜39は、ダイクロイックミラー35、36を透過した各色の入射光を制御して画像を描画する。以降、実施例では、ライトバルブ37〜39から出力された光を画像光と呼ぶ。
ダイクロイックプリズム40は、三角プリズムを4つ組み合わせて直方体とした構成を有しており、ダイクロイックミラー35、36で分離され、ライトバルブ37〜39を通過した画像光のうち、赤色成分、青色成分および緑色成分のうち、2色の色成分を反射し、残りの1色の色成分を反射して分離されていた画像光を合成し、中間画像形成部100に対して出力する。第1実施例では、赤色成分、青色成分を反射して、緑色成分を透過する。
中間像形成部100は、ダイクロイックプリズム40から出力された画像光を用いて、投射レンズ60と中間像形成部100との間の予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像200を結像させる。なお、中間像200の内容は、ダイクロイックプリズム40によって合成された画像光によって表される画像と略同一である。中間像形成部100の詳細な構成は後述する。
第1投射レンズ60は、中間像形成部100により形成された中間像が所望のスクリーン上で結像するように画像光を投射する。なお、本明細書では、光入射側(中間像200側)を第1投射レンズ60のフロントフォーカス(前側焦点)とする。
以上説明したように、プロジェクタ10は、超高圧水銀ランプ20から射出光を赤色成分、緑色成分、青色成分の三原色に分離し、各色専用のライトバルブで画像を形成後、合成しスクリーン50に投影する。鑑賞者は、スクリーン50に投影された画像を視認する。
A2−2.中間像形成部の構成:
図4は、第1実施例における中間像形成部の構成を例示する説明図である。図4では、図を簡略とするために、ライトバルブ38を通過した画像光が、直接、中間像形成部100に入射するように記載されているが、実際には、ライトバルブ37、38および39を通過しダイクロイックプリズム40によって合成された画像光が中間像形成部100に入射する。中間像形成部100は、ライトバルブ37、38および39を通過しダイクロイックプリズム40によって合成された画像光を用いて、予め規定された結像位置に所定の外形サイズを有する中間像を結像させる。実施例では、中間像を結像させることを、中間像を形成するとも言う。
中間像形成部100は、両側テレセントリック性を有する光学系であり、第1レンズ群101と、第2レンズ群102と、第1レンズ群101と第2レンズ群102との間に設けられた絞り103とから構成される。両側テレセントリック性を有する光学系とは、図4に示すように、ライトバルブ38を物体と考えたときに、光軸LAに対して平行な主光線W1が、中間像形成部100の物体側(ライトバルブ38側)と像側(中間像)空間において、光軸LAに対して平行な光学系である。中間像形成部100は、第1レンズ群101が、絞り103から第1レンズ群101の焦点距離Aだけ物体側(ライトバルブ38側)に配置され、第2レンズ群102を絞り103から第2レンズ群102の焦点距離Bだけ像側(中間像200側)に配置されている。このように配置することにより、第1レンズ群101に入射した光のうち、主光線が光軸LAに対して平行な光W1のみが第2レンズ群102に伝達されるため、中間像形成部100を、両側テレセントリック性を有する光学系として構成できる。
なお、図4では、第1レンズ群101および第2レンズ群102をそれぞれ1枚のレンズで示しているが、実際には複数のレンズを用いて構成されている。複数のレンズで構成することにより、各種収差を補正できる。もちろん、第1レンズ群101、第2レンズ群102は、1枚のレンズで構成してもよい。第1レンズ群101、第2レンズ群102のそれぞれを構成するレンズの形状、大きさ、配置間隔、レンズ数、倍率その他のレンズ特性は、プロジェクタの仕様やライトバルブ37〜39、ダイクロイックプリズム40など他の光学系の特性に応じて適宜変更される。
A3.中間像について:
A3−1:中間像の結像位置:
図5は、第1実施例における中間像の結像位置と投射レンズの焦点位置について説明する模式図である。図5(a)は、第1投射レンズ60を適用した場合の第1投射レンズ60の前側焦点位置と結像位置との関係を示しており、図5(b)は、第2投射レンズ70を適用した場合の第2投射レンズ70の前側焦点位置と中間像との結像位置との関係を示している。図5(a)では、第1投射レンズ60を構成するレンズのうち、一例として、最終面のレンズ60aと最前面のレンズ60bとを示す。また、図5(b)では、第2投射レンズ70を構成するレンズのうち、一例として、最終面のレンズ70aと最前面のレンズ70bとを示す。
図5(a)および図5(b)に示すように、中間像200は、マウント12と中間像形成部100との間の予め規定された結像位置P1に結像される。結像位置P1は、マウント12において投射レンズが当接する面であるレンズ取付面12aから中間像形成部100側に所定の距離dだけ離れた位置である。
第1投射レンズ60は、フランジバックFB1が所定の距離dに略一致するように構成されている。フランジバックとは、フランジ焦点距離とも言われ、投射レンズのフランジ(より具体的には、マウントに当接する面)から、投射レンズの焦点までの距離を表す。本明細書では、フランジから投射レンズの前側焦点までの距離をフランジバックと呼ぶ。すなわち、第1投射レンズ60は、マウント12に装着された状態で、前側焦点の焦点位置が中間像200の結像位置P1に略一致するように構成されている。このように構成することにより、プロジェクタ10使用時において、第1投射レンズ60の焦点位置が中間像200に略一致するため、スクリーン50にはピントの合った画像が投影される。
同様に、第2投射レンズ70は、フランジバックFB2がFB1と同様に所定の距離dに略一致するように構成されている。すなわち、第2投射レンズ70は、マウント12に装着された状態で、前側焦点の焦点位置が中間像200の結像位置P1に略一致するように構成されている。このように構成することにより、プロジェクタ10使用時において、第2投射レンズ70の前側焦点位置が中間像200に略一致するため、スクリーン50にピントの合った画像が投影することができる。
第1実施例において、第1投射レンズ60のフランジバックFB1、第2投射レンズ70のフランジバックFB2および中間像200が結像される結像位置P1のレンズ取付面12aから所定の距離dは、図5(a)および図5(b)に示すように、約40mmである。すなわち、中間像200は、レンズ取付面12aから約40mm離れた位置に結像される。
A3−2.中間像の外形サイズ:
図6は、第1実施例における中間像の外形サイズを説明する説明図である。中間像200は、図5に示すように、対角が約35mm以下の外形サイズとなるように、中間像形成部100によって形成される。これは、図6に示すように、有効口径35mmの投射レンズ60および第2投射レンズ70に、中間像200の全体を含ませるためである。
A4.レンズ交換について:
図7は、第1実施例おけるレンズ交換の態様を例示する説明図である。図7(a)は、第1投射レンズ60を用いて画像がスクリーン50に投射されている状態を表しており、図7(b)は、第2投射レンズ70を用いて画像がスクリーン50に投射されている状態を示している。図7(a)、図7(b)では、第1投射レンズ60および第2投射レンズ70を1枚のレンズとして記載しているが、第1投射レンズ60と第2投射レンズ70は、複数のレンズを用いて構成されている。
第1実施例では、第1投射レンズ60の焦点距離が第2投射レンズの焦点距離よりも長いため、画像を拡大倍率Mでスクリーン50に投射する際、第1投射レンズ60を用いた場合の投射距離L1は、第2投射レンズ70を用いた場合の投射距離L2よりも長い。例えば、利用者が、スクリーン50に拡大倍率Mで画像投影を所望する場合、プロジェクタ10の設置位置に応じて、第1投射レンズ60と第2投射レンズ70を使い分ければよい。具体的には、図7(a)に示すように、スクリーン50から離れた位置にプロジェクタ10を設置する場合には、第1投射レンズ60を選択し、図7(b)に示すように、スクリーン50の近くにプロジェクタ10を設置する場合には、短焦点の第2投射レンズ70を選択すればよい。また、例えば、利用者が、全光量が少なくなったとしても、コントラストの高い映像を所望する場合(室内を暗くした状態で映画を楽しむ場合など)は、Fナンバーの大きな投射レンズを選択すればよく、コントラストが低下しても明るい映像を所望する場合(明るい室内でテレビなどの画面を見る場合など)は、Fナンバーの小さい投射レンズを選択すればよい。
第1投射レンズ60のフランジバックFB1と第2投射レンズ70のフランジバックFB2は、図5において説明したように、マウント12のレンズ取付面12aから中間像200の結像位置までの距離dと略同一に構成されているため、第1投射レンズ60および第2投射レンズ70は、いずれも、中間像200に前側焦点が一致する。よって、スクリーン50にぼけのないピントの合った画像が投影することができる。
以上説明した第1実施例のプロジェクタ10によれば、常に予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像が結像され、投射レンズを交換可能なマウントが設けられている。従って、フランジバックやフランジ形状の同一といった所定の規格を有する種々の仕様の投射レンズを用いて中間像200を表す画像光を投射できる。よって、利用者は、利用環境に応じて、適宜、様々な仕様の投射レンズを交換することにより、プロジェクタを所望の位置に設置して映像を楽しむことができるため、自由度の高いプロジェクタの設置が可能となる。また、利用者の所望の画質に応じて、種々の仕様の投射レンズを選択することにより、映像の明るさや質感の違いを楽しむことができる。また、中間像形成部100は、両側テレセントリック性を有しているので、結像される中間像200の明るさ、色調等を均一化できる。従って、中間像200の画質を向上でき、その結果として投射画像の品質を向上できる。
また、第1実施例のプロジェクタ10によれば、中間像200の外形サイズを対角約35mm以下とすることにより、第1投射レンズ60、第2投射レンズ70だけでなく、一般に流通している有効口径35mmのフィルムカメラ用やデジタルカメラ用のレンズをプロジェクタ10に適用することもできる。ただし、フランジバックが略同一のレンズであることが好ましい。また、中間像形成部100は、中間像200をマウントのレンズ取付面から約40mmの位置に結像させるように構成されているため、一般的に利用されているフランジバック約40mmの投射レンズを、新たな光学系を追加することなく適用できる。
また、第1実施例のプロジェクタ10によれば、第1投射レンズ60と第2投射レンズ70のフランジの形状を略同一としているため、アダプタ無しで簡易に投射レンズを交換できる。
B.第2実施例:
第2実施例では、1台のプロジェクタと、複数の投射レンズと、投射レンズとプロジェクタとを接合させるためのアダプタとを備えるプロジェクションシステムについて説明する。
B1.プロジェクションシステムの概略構成:
図8は、第2実施例のプロジェクションシステムの概略構成を例示する説明図である。図9は、第2実施例におけるアダプタを介した投射レンズの取付について例示する分解斜視図である。第2実施例のプロジェクションシステム2は、プロジェクタ10と、第1投射レンズ60と、第2投射レンズ80とアダプタ85とを備える。第2実施例において、第1実施例と同一の構成は、同一の符号を付し、説明を省略する。
第2投射レンズ80は、第2投射レンズ80をアダプタ85に着脱可能とするフランジ81を備える。第1投射レンズ60および第2投射レンズ80は、レンズの大きさ、レンズの形状(曲率や、球面/非球面など)、投射レンズを構成するレンズ数、開口絞り、および、結像性能、のうちの少なくとも一つが異なるように構成されている。なお、第2実施例では、第2投射レンズ80は、第1投射レンズ60よりもフランジバック、更には、フロントフォーカスも長くなるように構成されている。
アダプタ85は、輪状に形成されており、マウント12に装着可能とするフランジ86を備える。また、アダプタ85には、第2投射レンズ80のフランジ81のねじ溝と嵌合するように、内側にねじ溝が形成されている。
第2実施例では、図9に示すように、アダプタ85を介して第2投射レンズ80をプロジェクタ10のマウント12に取付可能に構成されている。
B2.焦点位置:
図10は、第2実施例におけるアダプタ85適用による第2投射レンズ80のフランジバックの変化について説明する模式図である。図10(a)は、アダプタ85無しで第2投射レンズ80を適用した状態を表している。図10(b)は、アダプタ85有りで第2投射レンズ80を適用した状態を表している。図10(a)および図10(b)では、第2投射レンズ80を構成するレンズのうち、一例として、最終面のレンズ80aと最前面のレンズ80bとを示す。図10(a)および図10(b)に示すように、中間像200は、マウント12と中間像形成部100との間の予め規定された結像位置P1に結像される。結像位置P1は、マウント12において投射レンズが当接する面であるレンズ取付面12aから所定の距離dだけ中間像形成部100側の位置である。
第1投射レンズ60は、第1実施例において説明したように、中間像200が形成される位置に前側焦点の位置がほぼ一致するように構成されている。一方、第2投射レンズ80は、第1投射レンズ60よりもフランジバックFB3が長くなるように構成されているため、図10(a)に示すように、第2投射レンズ80をそのままプロジェクタ10のマウント12に取り付けたとしても、中間像200の結像位置P1に前側焦点(フロントフォーカス)FFの焦点位置P2が一致しない。そこで、図10(b)に示すように、アダプタ85を介してプロジェクタ10のマウント12に取り付けることにより、フランジバックFB3を短くして、第2投射レンズ80の前側焦点位置P2を中間像200の結像位置P1に一致させることができる。アダプタ85は、投射レンズのフロントフォーカスFFと中間像200の位置に応じて適した構成のものを準備することが好ましい。なお、第2実施例では、「投射レンズ」という文言には、アダプタ85に装着された状態の投射レンズをも含まれる。アダプタ85(レンズ無し)の取り付けによって、フランジバックは短くなり、フロントフォーカスは変化しない。
以上説明した第2実施例のプロジェクタ10によれば、アダプタ85を介してプロジェクタ10に装着することにより、フランジバックFB3を調整できる。よって、投射レンズ60とフランジバックが異なるために、後側焦点の焦点位置P2が中間像200の結像位置P1に一致しない投射レンズ80であっても、第2投射レンズ80の後側焦点の焦点位置P2を中間像200の結像位置P1に一致させることができる。従って、適切なアダプタを利用することにより、種々の投射レンズを用いて画像を投射でき、利用者の投射レンズの選択自由度を向上できる。なお、性能の異なる複数の投射レンズに対応するため、複数種類のアダプタを用意しておいても良い。この場合、複数種類のアダプタとマウント間の形状は規格化され、複数種類のアダプタ間でマウント側の形状が略同一形状となっていることが好ましい。
C.第3実施例:
第3実施例では、2台のプロジェクタと、1つの投射レンズと、を備えるプロジェクションシステムについて説明する。
C1.プロジェクションシステムの概略構成:
図11は、第3実施例のプロジェクションシステムの概略構成を例示する説明図である。第3実施例のプロジェクションシステム3は、プロジェクタ10と、プロジェクタ15と、第1投射レンズ60とを備える。第3実施例において、第1実施例と同一の構成は、同一の符号を付し、説明を省略する。
プロジェクタ15は、第1投射レンズ60を収容するためのレンズ収容部16が形成されている。レンズ収容部16は、第1投射レンズ60をプロジェクタに取り付けるためのマウント17が設けられている。プロジェクタ15は、プロジェクタ10と同様に、種々の鏡を利用して光源から射出された光をR(赤色成分)・G(緑色成分)・B(青色成分)の三原色に分離し、各色専用の液晶パネルで画像を生成後に合成し、スクリーンに投影する。プロジェクタ15は、超高圧水銀ランプ、インテグレータレンズ、コンデンサーレンズ、反射ミラー、ダイクロイックミラー、ライトバルブ、中間像形成部、ダイクロイックプリズムを備え(図示無し)、第1投射レンズ60が装着される。
プロジェクタ10とプロジェクタ15とは、ライトバルブやダイクロイックプリズム、中間像形成部などを含む光学系の構造が異なる。詳細は後述する。
C2.プロジェクタの光学系の構造:
図12は、第3実施例における2台のプロジェクタの光学系の構造を例示する説明図である。図12(a)は、プロジェクタ10の光学系の構成を示し、図12(b)は、プロジェクタ15の光学系の構成を示している。図12(a)に示すように、プロジェクタ10の中間像形成部100は、第1レンズ群101と第2レンズ群102と絞り103とから構成されている。図12(b)に示すように、プロジェクタ15の中間像形成部100aは、第1レンズ群101aと第2レンズ群102aと絞り103aとから構成されている。以降、第3実施例では、プロジェクタ10の中間像形成部100と、プロジェクタ15の中間像形成部100aとを区別するために、プロジェクタ10の中間像形成部100を第1の中間像形成部100と呼び、プロジェクタ15の中間像形成部100aを第2の中間像形成部100aと呼ぶ。
第2の中間像形成部100aは、第1の中間像形成部100と同様に、両側テレセントリック性を有する光学系である。以降、第3実施例では、プロジェクタ10において、ライトバルブ37〜39、ダイクロイックプリズム40および、中間像形成部100をまとめて第1の光学系13と呼び、プロジェクタ15において、ライトバルブ37a、38a、39a、ダイクロイックプリズム40a、および、中間像形成部100aをまとめて第2の光学系18と呼ぶ。また、プロジェクタ10の中間像形成部100により形成される中間像200を第1の中間像200と呼び、プロジェクタ15の中間像形成部100aにより形成される中間像200aを第2の中間像200aと呼ぶ。第2の中間像形成部100aにより形成される第2の中間像200aは、第1の中間像200と同様に、対角約35mmとなるように形成される。
第1の光学系13と第2の光学系18は、(1)ライトバルブ37、38、39の射出面から第1の中間像200までの光学的距離(光路長とも言う)と、ライトバルブ37a、38a、39aの射出面から第2の中間像200aまでの光学的距離、(2)ライトバルブ37、38、39において画像が形成される領域のサイズと、ライトバルブ37a、38a、39aにおいて画像が形成される領域のサイズ、(3)ライトバルブ37、38、39の変調方式と、ライトバルブ37a、38a、39aの変調方式、および、(4)ライトバルブ37、38、39の射出面から出力された画像光(プロジェクタ10の超高圧水銀ランプ20から射出されライトバルブ37a、38a、39aによって変調された光)の射出角度と、ライトバルブ37a、38a、39aの射出面出力された画像光(プロジェクタ15の超高圧水銀ランプ(図示無し)から射出され、ライトバルブ37a、38a、39aによって変調された光)の射出角度、のうち、少なくとも一つが異なるように構成されている。第3実施例では、第1の光学系13と第2の光学系18は、図13(a)および図13(b)に示すように、(1)ライトバルブ37、38、39の射出面から第1の中間像200までの光学的距離(一例としてライトバルブ38の射出面から第1の中間像200までの光学的距離x1を示す)と、ライトバルブ37a、38a、39aの射出面から第2の中間像200aまでの光学的距離(一例としてライトバルブ38aの射出面から第2の中間像200aまでの光学的距離x2を示す)、および、(2)ライトバルブ37、38、39において画像が形成される領域のサイズ(一例として、ライトバルブ38の画像形成領域サイズS1を示す)と、ライトバルブ37a、38a、39aにおいて画像が形成される領域のサイズ(一例として、ライトバルブ38の画像形成領域サイズS2を示す)の2つが異なるように構成されている。なお、ライトバルブ37、39は、ライトバルブ38と同一サイズであり、ライトバルブ37a、39aはライトバルブ38aと同一サイズである。
第1の中間像形成部100は、予め製造段階に規定された結像位置P10に第1の中間像200が結像されるように構成されている。結像位置P10は、第1投射レンズ60の前側焦点の焦点位置に一致する。また、第2の中間像形成部100aは、予め製造段階に規定された結像位置P20に第2の中間像200aが結像されるように構成されている。結像位置P20は、結像位置P10と同様に第1投射レンズ60の前側焦点の焦点位置に一致する。すなわち、第1の中間像200と第2の中間像200aは、それぞれ、マウント12のレンズ取付面12aおよびマウント17のレンズ取付面17aから同一の光学的距離Y1の位置に結像されており、光学的距離Y1は、第1投射レンズ60のフランジバックFB1に一致する。フランジバックFB1は、約40mmとなるように構成されている。
C3.製造方法:
第3実施例の画像作成装置(投射レンズを有さないプロジェクタ)の製造方法について説明する。画像作成装置の製造方法は、画像作成装置10を製造する工程と、画像作成装置15を製造する工程と、を有する。画像作成装置10を製造する工程は、光源を設置し、画像を表す画像データに基づいて光源から射出された光を変調し、画像を表す画像光を出力するライトバルブ37,38および39を設置し、ライトバルブ37,38および39から出力された画像光を用いて、予め規定された結像位置P10に所定の大きさの第1の中間像200を結像させる第1の中間像形成部100を設置し、第1の中間像200を表す画像光を投射するための投射レンズ60が着脱可能に構成され、投射レンズ60の装着時に、投射レンズ60と当接するレンズ取付面12aを有するマウント12を設置する工程を有している。画像作成装置15を製造する工程は、光源を設置し、画像を表す画像データに基づいて光源から射出された光を変調し、画像を表す画像光を出力するライトバルブ37a,38aおよび39aを設置し、ライトバルブ37a,38aおよび39aから出力された画像光を用いて、第1の中間像200と略同一の大きさの第2の中間像200aを予め規定された結像位置P20に結像させる第2の中間像形成部100aを設置し、第2の中間像200aを表す画像光を投射するため投射レンズ60が着脱可能に構成され、投射レンズ60の装着時に、投射レンズ60と当接するレンズ取付面17aを有するマウント17を設置する工程を有している。ライトバルブ37,38および39およびライトバルブ37a,38aおよび39aの構成に関わらず、マウント12のレンズ取付面12aから第1の中間像200までの光学的距離と、マウント17のレンズ取付面17aから第2の中間像200aまでの光学的距離とは略同一となるように形成し、ライトバルブ37,38および39と第1の中間像形成部100とからなる第1の光学系13の構造は、ライトバルブ37a,38aおよび39aと第2の中間像形成部100aとからなる第2の光学系18の構造と異なることを特徴とする。プロジェクタは、このようにして作成された画像作成装置に、適宜所望の投射レンズを装着することにより構成されてもよい。
以上説明した第3実施例のプロジェクタによれば、第1のプロジェクタ10の第1の光学系13と第2のプロジェクタ15の第2の光学系18が異なっていても、それぞれのプロジェクタにおける中間像の結像位置は、それぞれのマウント12、17から略同一距離離れた位置となる。また、中間像の大きさも同一である。従って、プロジェクタ10とプロジェクタ15とで、フランジ形状やフランジバックの同一など所定の規格の投射レンズを共有できる。よって、プロジェクタの画像を形成する光学系の特性と、投射レンズとを柔軟に組み合わせ可能な、種々の利用環境や所望の画質に適したプロジェクタを提供できる。
D.第4実施例:
第4実施例では、DMDを用いたDLP方式のプロジェクタについて説明する。第4実施例のプロジェクタにおいて、ライトバルブ37〜39およびダイクロイックプリズム40に代えて、DMD45を用い、マウントにレンズシフト機能を付加した。具体的には、マウントが、レンズシフト調整冶具を介して、ライトバルブの中心位置の法線に対し、略垂直方向に移動可能となることにより、投射レンズを同方向に移動することが可能となる。それにより、マウントがレンズシフト機能を有することとなる。DMD45は、MEMSデバイスの一種であり、多数の微小鏡面(マイクロミラー)を平面に配列した表示素子である。DMD45は、各マイクロミラーのON/OFF状態を制御し、入射光の中間像形成部100への反射・図示しない吸収体への吸収を行うことにより、画像を表示する。遮光板46は、画像表示に利用されない迷光を吸収し、投射レンズ60への迷光の入射を遮光する。なお、第4実施例において、第1実施例と同一の構成は、同一の符号を付し、説明を省略する。
D1.レンズシフトについて:
図13は、第4実施例におけるレンズシフトについて説明する模式図である。図13(a)は、第4実施例のプロジェクタにおけるレンズシフトについて示しており、図13(b)は、従来例のプロジェクタのレンズシフトについて示している。図13(a)に示すように、第4実施例では、DMD45が画像を表す画像データに応じて制御されることにより、DMD45に入射した光Wのうち画像表示に利用される画像光W10を中間像形成部100に対して反射し、画像表示に利用されない迷光W11を図示しない吸収体に対して反射する。図13(a)において、シフト後の投射レンズ60を投射レンズ60'と表す。予め、中間像形成部100に迷光が入射しないように構成されており、投射レンズ60は、中間像形成部100により形成された中間像を表す画像光W10の到達範囲内でシフトされるため、迷光W11がシフト後の投射レンズ60'に入射することがない。
一方、図13(b)に示すように、中間像形成部100が設けられていない従来例のプロジェクタでは、シフト前の投射レンズ60には、迷光W11は入射しないが、シフト後の投射レンズ60aには迷光が入射してしまい、スクリーンに投射される画像の画質が低下する。そのため、レンズシフトを行うことができない。
以上説明した第4実施例のプロジェクタによれば、中間像200を形成して画像を投射するため、DMDを利用したプロジェクタにおいて、レンズシフトを行っても迷光を取り込むことなく画像を投射できる。従って、種々の利用環境で種々の投射レンズを交換して画像を表示でき、利用者の利便性を向上できる。
E.変形例:
(1)第2実施例では、第2投射レンズ80のみがアダプタ85を介してプロジェクタ10に装着されているが、例えば、全ての投射レンズが異なるアダプタを介してプロジェクタ10に装着されてもよいし、全ての投射レンズが同一のアダプタを介してプロジェクタ10に装着されてもよい。こうすれば、投射レンズの選択肢を広げることができる。
(2)第1実施例〜第3実施例では、マウント12はネジコミ式であるが、ネジコミ式だけでなく、バヨネット式やボルトによる固定など種々の態様で投射レンズを装着可能としてもよい。ただし、ネジコミ式やバヨネット式とすれば、着脱が簡易であるため、好適である。
(3)第1実施例〜第4実施例では、では、超高圧水銀ランプ20を光源として用いているが、例えば、LED、半導体レーザ光源など種々の光源を適用可能である。
(4)上述の各実施例において用いてライトバルブの種類は、透過型液晶、反射型液晶その他あらゆる種類のライトバルブを適用可能である。どのようなライトバルブ(光変調素子)を用いても、ライトバルブの種類に関わらず中間像形成部100により予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像が結像されることにより、投射レンズを交換可能することができる。
(5)第1実施例〜第3実施例では、プロジェクタ10、15にレンズ収容部11、16が形成されているが、レンズ収容部が形成されておらず、レンズがプロジェクタの筐体部分から突出する態様でも構わない。
(6)第1実施例〜第3実施例では、プロジェクタを例に説明したが、リアプロジェクタにも適用可能である。
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成をとることができる。
第1実施例におけるプロジェクションシステム1の概略構成を例示する説明図。 第1実施例におけるマウントの構成を説明する斜視図。 第1実施例におけるプロジェクタ10のシステム構成を例示する説明図。 第1実施例における中間像形成部の構成を例示する説明図。 第1実施例における中間像の結像位置と投射レンズの焦点位置との関係について説明する模式図。 第1実施例における中間像の外形サイズを説明する説明図。 第1実施例おけるレンズ交換の態様を例示する説明図。 第2実施例のプロジェクションシステムの概略構成を例示する説明図。 第2実施例におけるアダプタを介した投射レンズの取付について例示する分解斜視図。 第2実施例におけるアダプタ85適用時の第2投射レンズ80の焦点位置の変化について説明する模式図。 第3実施例のプロジェクションシステムの概略構成を例示する説明図。 第3実施例における2台のプロジェクタの光学系の構造を例示する説明図。 第4実施例におけるレンズシフトについて説明する模式図。
符号の説明
1…プロジェクションシステム
2…プロジェクションシステム
3…プロジェクションシステム
10…プロジェクタ
11…レンズ収容部
12…マウント
12a…レンズ取付面
13…第1の光学系
15…プロジェクタ
16…レンズ収容部
17…マウント
17a…レンズ取付面
18…第2の光学系
20…超高圧水銀ランプ
20a…楕円リフレクタ
21…インテグレータレンズ
21a…第1のフライアイレンズ
21b…第2のフライアイレンズ
23…偏光変換素子
24…コンデンサーレンズ
31…反射ミラー
35…ダイクロイックミラー
37…ライトバルブ
37a…ライトバルブ
38…ライトバルブ
38a…ライトバルブ
40…ダイクロイックプリズム
45…DMD
46…遮光板
50…スクリーン
60…投射レンズ
60a…投射レンズ
61…フランジ
70…第2投射レンズ
71…フランジ
80…第2投射レンズ
80…投射レンズ
81…フランジ
85…アダプタ
86…フランジ
100…中間像形成部
100a…中間像形成部
101…第1レンズ群
101a…第1レンズ群
102…第2レンズ群
102a…第2レンズ群
200…中間像
200a…中間像

Claims (24)

  1. 画像を作成する画像作成装置であって、
    光源と、
    前記画像を表す画像データに基づいて前記光源から射出され光を変調し、前記画像を表す画像光を出力する画像形成光学系と、
    前記画像形成光学系の構成にかかわらず、前記画像形成光学系から出力された画像光を用いて、予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像を結像させる中間像形成部と、
    前記中間像を表す前記画像光を投射するための投射レンズが着脱可能に構成されたマウントと、を備える画像作成装置。
  2. 画像を投射するプロジェクタであって、
    光源と、
    前記画像を表す画像データに基づいて前記光源から射出された光を変調し、前記画像を表す画像光を出力する画像形成光学系と、
    両側テレセントリック性を有し、前記画像形成光学系により出力された画像光を用いて、前記画像形成光学系の構成に関わらず、予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像を結像させる中間像形成部と、
    前記中間像を表す前記画像光を投射する投射レンズと
    前記投射レンズを装着するためのマウントと、を備えるプロジェクタ。
  3. 請求項2記載のプロジェクタであって、
    前記マウントは、前記投射レンズを他の投射レンズに交換可能に構成されている、プロジェクタ。
  4. 請求項2または請求項3記載のプロジェクタであって、
    前記中間像形成部は、前記中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されている、プロジェクタ。
  5. 請求項2ないし請求項4いずれか記載のプロジェクタであって、
    前記投射レンズのフランジバックは約40mm以上である、プロジェクタ。
  6. 請求項2ないし請求項7いずれか記載のプロジェクタであって、
    前記マウントは、レンズシフト機能を有する、プロジェクタ。
  7. プロジェクションシステムであって、
    第1の画像作成装置と、
    第2の画像作成装置と、を備え
    前記第1の画像作成装置は、
    第1の光源と、
    前記画像を表す画像データに基づいて前記第1の光源から射出された光を変調し、前記画像を表す第1の画像光を出力する第1の画像形成光学系と、
    前記第1の画像形成光学系により変調された前記第1の画像光を用いて、予め規定された結像位置に所定の大きさの第1の中間像を結像させる第1の中間像形成部と、
    前記第1の中間像を表す前記第1の画像光を投射するための投射レンズが着脱可能に構成され、前記投射レンズ装着時に、前記投射レンズと当接するレンズ取付面を有する第1のマウントと、を備え、
    前記第2の画像作成装置は、
    第2の光源と、
    前記画像を表す画像データに基づいて前記第2の光源から射出された光を変調し、前記画像を表す第2の画像光を出力する第2の画像形成光学系と、
    前記第2の画像形成光学系から出力された前記第2の画像光を用いて、前記第1の中間像と略同一の大きさの第2の中間像を予め規定された結像位置に結像させる第2の中間像形成部と、
    前記第2の中間像を表す前記第2の画像光を投射するため投射レンズが着脱可能に構成され、前記投射レンズ装着時に、前記投射レンズと当接するレンズ取付面を有する第2のマウントと、を備え、
    前記第1の画像形成光学系および前記第2の画像形成光学系の構成に関わらず、前記第1のマウントのレンズ取付面から前記第1の中間像までの光学的距離と、前記第2のマウントのレンズ取付面から前記第2の中間像までの光学的距離とは略同一であり、
    前記第1の画像形成光学系と前記第1の中間像形成部とからなる第1の光学系の構造は、前記第2の画像形成光学系と前記第2の中間像形成部とからなる第2の光学系の構造と異なることを特徴とする、プロジェクションシステム。
  8. 請求項7記載のプロジェクションシステムであって、
    前記第1の画像形成光学系は、前記第1の光源から射出された光を変調し、前記第1の画像光が射出される第1の射出面を有する第1の光変調素子を含み、
    前記第2の画像形成光学系は、前記第2の光源から射出された光を変調し、前記第2の画像光が射出される第2の射出面を第2の光変調素子を含み、
    前記第1の光学系の構造と、前記第2の光学系の構造は、
    前記第1の射出面から前記第1の中間像までの光学的距離と、前記第2の射出面から前記第2の中間像までの光学的距離、
    前記第1の光変調素子における画像が形成される領域のサイズと、前記第2の光変調素子における画像が形成される領域のサイズ、
    前記第1の光変調素子の変調方式と、前記第2の光変調素子の変調方式、および、
    前記第1の射出面からの前記第1の画像光の射出角度と、前記第2の射出面からの前記第2の画像光の射出角度、
    のうちの少なくとも一つが異なることを特徴とする、プロジェクションシステム。
  9. 請求項7または請求項8記載のプロジェクションシステムであって、
    前記第1のマウントは、前記第2のマウントと略同一形状に形成されている、プロジェクションシステム。
  10. 請求項7ないし請求項9いずれか記載のプロジェクションシステムであって、
    前記第1の中間像形成部は、両側テレセントリック性を有し、前記第1の中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されており、
    前記第2の中間像形成部は、両側テレセントリック性を有し、前記第2の中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されている、プロジェクションシステム。
  11. プロジェクタであって、
    請求項7記載の第1の画像作成装置と、
    前記第1のマウントに装着される投射レンズと、を備える、プロジェクタ。
  12. 請求項11記載のプロジェクタであって、
    前記投射レンズのフランジバックは約40mm以上である、プロジェクタ。
  13. プロジェクションシステムであって、
    第1のプロジェクタと、
    第2のプロジェクタと、
    予め規定された所定の前側焦点を有する投射レンズと、を備え、
    前記第1のプロジェクタは、
    第1の光源と、
    前記画像を表す画像データに基づいて前記第1の光源から射出された光を変調し、前記画像を表す第1の画像光を出力する第1の画像形成光学系と、
    前記第1の画像形成光学系により変調された前記第1の画像光を用いて、予め規定された結像位置に所定の大きさの第1の中間像を結像させる第1の中間像形成部と、
    前記第1の中間像を表す前記第1の画像光を投射する前記投射レンズが着脱可能に構成された第1のマウントと、を備え、
    前記第2のプロジェクタは、
    第2の光源と、
    前記画像を表す画像データに基づいて前記第2の光源から射出された光を変調し、前記画像を表す第2の画像光を出力する第2の画像形成光学系と、
    前記第2の画像形成光学系により変調された前記第2の画像光を用いて、予め規定された結像位置に前記第1の中間像と略同一の大きさ第2の中間像を結像させる第2の中間像形成部と、
    前記第2の中間像を表す前記第2の画像光を投射する前記投射レンズが着脱可能に構成された第2のマウントと、を備え、
    前記第1のマウントへの前記投射レンズの装着時における前記投射レンズの前記前側焦点の位置は前記第1の中間像の結像位置に略一致し、前記第2のマウントへの前記投射レンズの装着時における前記投射レンズの前記前側焦点の位置は前記第2の中間像の結像位置に略一致し、
    前記第1の画像形成光学系と前記第1の中間像形成部とからなる第1の光学系の構造は、前記第2の画像形成光学系と前記第2の中間像形成部とからなる第2の光学系の構造と異なることを特徴とする、プロジェクションシステム。
  14. 請求項13記載のプロジェクションシステムであって、
    前記第1の画像形成光学系は、前記第1の光源から射出された光を変調し、前記第1の画像光が射出される第1の射出面を有する第1の光変調素子を含み、
    前記第2の画像形成光学系は、前記第2の光源から射出された光を変調し、前記第2の画像光が射出される第2の射出面を有する第2の光変調素子を含み、
    前記第1の光学系の構造と、前記第2の光学系の構造は、
    前記第1の射出面から前記第1の中間像までの光学的距離と、前記第2の射出面から前記第2の中間像形までの光学的距離、
    前記第1の光変調素子における画像が形成される領域のサイズと、前記第2の光変調素子における画像が形成される領域のサイズ、
    前記第1の光変調素子の変調方式と、前記第2の光変調素子の変調方式、および、
    前記第1の射出面からの前記第1の画像光の射出角度と、前記第2の射出面からの前記第2の画像光の射出角度、
    のうちの少なくとも一つが異なることを特徴とする、プロジェクションシステム。
  15. 請求項13または請求項14記載のプロジェクタであって、
    前記第1の中間像形成部は、両側テレセントリック性を有し、前記第1の中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されており、
    前記第2の中間像形成部は、両側テレセントリック性を有し、前記第2の中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されている、プロジェクタ。
  16. 請求項13ないし請求項15いずれか記載のプロジェクタであって、
    前記投射レンズのフランジバックは約40mm以上である、プロジェクタ。
  17. プロジェクションシステムであって、
    光源と、
    前記画像を表す画像データに基づいて前記光源から射出された光を変調し、前記画像を表す画像光を出力する画像形成光学系と、
    前記画像形成光学系から出力された画像光を用いて、前記画像形成光学系に関わらず、予め規定された結像位置に所定の大きさの中間像を形成する中間像形成部と、
    前記中間像を表す前記画像光を投射するための投射レンズが着脱可能に構成されたマウントと、を備えるプロジェクタと、
    前記マウントに装着可能に構成され、第1の前側焦点位置を有する第1の投射レンズと、
    前記マウントに装着可能に構成され、第2の前側焦点位置を有する第2の投射レンズであって、前記第1の投射レンズとは異なる投射レンズである第2の投射レンズと、を備え、
    前記第1の前側焦点位置は、前記第1の投射レンズが前記マウントに装着された状態で前記中間像が形成される位置に略一致し、
    前記第2の前側焦点位置は、前記第2の投射レンズが前記マウントに装着された状態で前記中間像が形成される位置に略一致し、
    前記第1の投射レンズは、レンズの大きさ、レンズの形状前記第1の投射レンズを構成するレンズ数、開口絞り、および、結像性能、のうちの少なくとも一つが、前記第2の投射レンズと異なることを特徴とする、プロジェクションシステム。
  18. 請求項17記載のプロジェクションシステムであって、更に、
    前記第1の投射レンズおよび前記第2の投射レンズの少なくとも一方に装着可能に、かつ、前記マウントに取り付け可能に構成されたアダプタを備え、
    前記マウントには、前記アダプタが当接する面である取付面が形成されており、
    前記アダプタは、前記第1の投射レンズおよび前記第2の投射レンズの少なくとも一方が前記アダプタに取り付けられた状態で、前記第1の投射レンズの前記マウントへの取り付け時における前記第1の前側焦点から前記取付面までの距離は、前記第2の投射レンズの前記マウントへの取り付け時における前記第2の前側焦点から前記取付面までの距離と略同一となるように形成されていることを特徴とする、プロジェクションシステム。
  19. 請求項17記載のプロジェクションシステムであって、
    前記第1の投射レンズは、前記第1の投射レンズを前記マウントに取り付けるための第1のフランジを備えており、
    前記第2の投射レンズは、前記第2の投射レンズを前記マウントに取り付けるための第2のフランジを備えており、
    前記第1のフランジは、前記第2のフランジと略同一形状に形成されている、プロジェクションシステム。
  20. 請求項18記載のプロジェクションシステムであって、
    前記第1の投射レンズは、前記第1の投射レンズを前記アダプタに取り付けるための第1のフランジを備えており、
    前記第2の投射レンズは、前記第2の投射レンズを前記アダプタに取り付けるための第2のフランジを備えており、
    前記第1のフランジは、前記第2のフランジと略同一形状に形成されている、プロジェクションシステム。
  21. 請求項17ないし請求項20いずれか記載のプロジェクションシステムであって、
    前記中間像形成部は、両側テレセントリック性を有し、前記中間像の対角が約35mm以下の大きさとなるように構成されている、プロジェクションシステム。
  22. 請求項17ないし請求項21いずれか記載のプロジェクションシステムであって、
    前記第1の投射レンズおよび前記第2の投射レンズのフランジバックは約40mm以上である、プロジェクションシステム。
  23. 請求項17ないし請求22いずれか記載のプロジェクションシステムであって、
    前記マウントは、レンズシフト機能を有する、プロジェクションシステム。
  24. 画像を作成する画像作成装置の製造方法であって、
    第1の画像作成装置を製造する工程と、
    第2の画像作成装置を製造する工程と、を有し、
    前記第1の画像作成装置を製造する工程は、
    第1の光源を設置し、
    前記画像を表す画像データに基づいて前記第1の光源から射出された光を変調し、前記画像を表す第1の画像光を出力する第1の画像形成光学系を設置し、
    前記第1の画像形成光学系から出力された前記第1の画像光を用いて、予め規定された結像位置に所定の大きさの第1の中間像を結像させる第1の中間像形成部を設置し、
    前記第1の中間像を表す前記第1の画像光を投射するための投射レンズが着脱可能に構成され、前記投射レンズ装着時に、前記投射レンズと当接するレンズ取付面を有する第1のマウントを設置、する工程を有し、
    前記第2の画像作成装置を製造する工程は、
    第2の光源を設置し、
    前記画像を表す画像データに基づいて前記第2の光源から射出された光を変調し、前記画像を表す第2の画像光を出力する第2の画像形成光学系を設置し、
    前記第2の画像形成光学系から出力された前記第2の画像光を用いて、前記第1の中間像と略同一の大きさの第2の中間像を予め規定された結像位置に結像させる第2の中間像形成部を設置し、
    前記第2の中間像を表す前記第2の画像光を投射するため投射レンズが着脱可能に構成され、前記投射レンズ装着時に、前記投射レンズと当接するレンズ取付面を有する第2のマウントを設置する工程を有し、
    前記第1の画像形成光学系および前記第2の画像形成光学系の構成に関わらず、前記第1のマウントのレンズ取付面から前記第1の中間像までの光学的距離と、前記第2のマウントのレンズ取付面から前記第2の中間像までの光学的距離とは略同一となるように形成し、
    前記第1の画像形成光学系と前記第1の中間像形成部とからなる第1の光学系の構造は、前記第2の画像形成光学系と前記第2の中間像形成部とからなる第2の光学系の構造と異なることを特徴とする画像作成装置の製造方法。
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