JP2010152264A - プロジェクタ - Google Patents

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JP2010152264A JP2008332967A JP2008332967A JP2010152264A JP 2010152264 A JP2010152264 A JP 2010152264A JP 2008332967 A JP2008332967 A JP 2008332967A JP 2008332967 A JP2008332967 A JP 2008332967A JP 2010152264 A JP2010152264 A JP 2010152264A
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Abstract

【課題】カバー部によって投写光学系を保護しつつ、カバー部の光の入射面での反射によ
る損失を低減して画像の輝度の低下を抑えることのできるプロジェクタを提供すること。
【解決手段】プロジェクタ1は、スクリーン10に向けて投写光を投写する投写部と、投
写部を内部に備えるとともに、投写光を外部に射出させるための開口部2aが形成された
筐体2と、開口部に設けられ投写光を透過するカバー部4と、を備え、カバー部は、略一
定の厚みで形成されるとともに、中央部4aと、該中央部に隣接された周辺部4bと、を
有し、周辺部は、カバー部の入射面における投写光の反射率を低下させるために、投写光
の入射側に屈曲している。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタ、特に、投写部を保護するカバー部を備えるプロジェクタの技
術に関する。
スクリーンに光を投写して画像を表示させるプロジェクタは、光を投写するための投写
光学系を筐体内に備える。投写光学系は、埃や汚れの影響により大きく性能が劣化する場
合がある。そこで、投写光学系を埃や汚れから保護するために光を透過可能なカバー部を
筐体に設ける構成が提案されている(例えば、特許文献1、2、3、4を参照。)。
特開2004−12749号公報 特表2008−522229号公報 特開2008−107801号公報 特開2008−165202号公報
投写光学系から投写された光の多くは、カバー部を透過してスクリーンに投写されるが
、一部の光はカバー部で反射する。カバー部に入射する光のうち反射する光の割合、すな
わち反射率は、カバー部への光の入射角度によって異なり、入射角度が大きくなるほど反
射率が高くなる。投写光学系から投写された光は、カバー部に対して様々な角度で入射す
る場合がある。従来の技術によるカバー部は入射面全体が同一の平面で構成されているた
め、例えば、投写光学系から射出される光が放射状の光である場合には、カバー部の周辺
部において光の入射角度が大きくなる場合がある。この場合、カバー部の周辺部で反射率
が高くなり、カバー部を透過してスクリーンに投写される光が少なくなってしまう。これ
により、スクリーンに表示される画像の輝度が低下するという問題が生じる。
また、広角化された光を投写することで、スクリーンに近い位置から光を投写すること
が可能な、いわゆる近接投写型のプロジェクタがある。近接投写型のプロジェクタでは、
光が広角化されていることによりカバー部への入射角度の幅が広くなり、カバー部の周辺
部で入射角度が大きくなる。このため、特に近接投写型のプロジェクタでは、カバー部へ
の光の入射角度に起因した画像の輝度の低下が顕著に発生するという問題が生じる。
入射面での反射を抑えるために反射防止膜(ARコート)を施すことも考えられるが、
幅広い入射角度に対して反射防止機能を発揮させるためには、非常に多層のコーティング
膜が必要となり、高コストなものとなってしまう。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、カバー部によって投写光学系を保
護しつつ、コストを抑えながら、カバー部の光の入射面での反射による損失を低減して画
像の輝度の低下を抑えることのできるプロジェクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るプロジェクタは、被照射
面に向けて投写光を投写する投写部と、投写部を内部に備え、投写光を外部に射出させる
ための開口部が形成された筐体と、開口部に設けられ投写光を透過するカバー部と、を備
え、カバー部は、略一定の厚みで形成されるとともに、中央部と、該中央部に隣接された
周辺部と、を有し、周辺部は、カバー部の入射面における投写光の反射率を低下させるた
めに、投写光の入射側に屈曲している。
周辺部が投写光の入射側に屈曲しているので、例えば、投写光が放射状の光であれば、
入射面全体が同一の平面で構成されたカバー部に比べて、周辺部における投写光の入射角
度を小さくできる。入射角度が小さくなれば、周辺部に入射する投写光の反射率を低下さ
せて、カバー部の入射面での反射による損失を低減できる。したがって、カバー部によっ
て埃や汚れから投写部を保護しつつ、例えば、被照射面であるスクリーンに表示される画
像の輝度低下を抑えることができる。カバー部は、略一定の厚みとすることで、レンズと
しての機能を持たせない構成とする。レンズとしての機能を持たせないことで、カバー部
の取付位置に多少の誤差があっても、表示される画像の画質への影響を抑えることができ
る。したがって、組み立てコストの低減を図ることができ、さらに、カバー部の交換も容
易になるのでプロジェクタのメンテナンス性も向上させることができる。なお、入射角度
とは、投写光の入射位置における入射面の法線と、その投写光の光線とがなす角度をいう
また、本発明の好ましい態様としては、中央部は、平面により構成されていることが望
ましい。中央部が平面により構成されているので、曲面に加工する場合に比べて、製造コ
ストを抑えることができる。また、プロジェクタにおいては、カバー部の中央部には小さ
な入射角度で投写光が入射してくる場合が多いので、中央部が平面により構成されていて
も画像の輝度低下といった問題が生じにくい。
また、本発明の好ましい態様としては、周辺部は、平面により構成されていることが望
ましい。平面により構成された周辺部についても曲面に加工する必要がなくなり、さらに
製造コストを抑えることができる。周辺部と中央部の境界部分を曲げることで、周辺部と
中央部の両方を平面としつつ屈曲したカバー部を構成することができる。なお、周辺部が
平面であっても、境界部分を曲げることで、周辺部への投写光の入射角度を、観察者が光
量の低下を感じない程度の反射率の範囲とすることができ、画像の輝度低下を抑えること
ができる。
また、本発明の好ましい態様としては、中央部は、平面視において略矩形形状を呈して
おり、周辺部は、中央部の対向する1組の辺に対してのみ隣接されていることが望ましい
。周辺部が、中央部の対向する1組の辺に対してのみ隣接されているので、全体が平面で
ある平板の両側を折り曲げ加工するだけでカバー部を製造することができ、製造コストの
抑制を図ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、中央部は、筐体の外周面のうちの所定の一平面
と略平行であることが望ましい。中央部が、筐体の外周面のうちの所定の一平面と略平行
であるので、例えば、ドーム型のカバー部を設ける場合に比べて、プロジェクタのデザイ
ンの制限をなくし、デザインの自由度を高めることができる。また、中央部と筐体の外周
面とをフルフラットとすれば、デザインの自由度を高めるばかりでなく、筐体とカバー部
との一体成形も可能となり、組み立て工数の削減、部品点数の削減によりコストの抑制に
寄与することができる。筐体とカバー部とを一体成形する場合には、全体を透明部材で構
成し、カバー部以外に塗装を施せば、カバー部部分に透光性を持たせることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、周辺部は、筐体の外周面のうちの所定の一平面
と略平行であることが望ましい。周辺部が、筐体の外周面のうちの所定の一平面と略平行
であるので、例えば、ドーム型のカバー部を設ける場合に比べて、プロジェクタのデザイ
ンの制限をなくし、デザインの自由度を高めることができる。また、周辺部と筐体の外周
面とをフルフラットとすれば、デザインの自由度を高めるばかりでなく、筐体とカバー部
との一体成形も可能となり、組み立て工数の削減、部品点数の削減によりコスト低下に寄
与することができる。筐体とカバー部とを一体成形する場合には、全体を透明部材で構成
し、カバー部以外に塗装を施せば、カバー部部分に透光性を持たせることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、投写部は、光を広角化させる広角化反射部を有
することが望ましい。広角化反射部を有するプロジェクタ、すなわち、近接投写型のプロ
ジェクタでは、従来のカバー部と組み合わせることで、カバー部入射面における反射によ
り画像の輝度低下が顕著となる。本件のカバー部は、周辺部が屈曲しているので、投写光
の入射角度を小さくし、入射面における投写光の反射率を低下させて、画像の輝度低下を
抑えることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、カバー部は、中央部における投写光の出射面が
被照射面に向くように傾けられていることが望ましい。近接型のプロジェクタでは、スク
リーンの下方にプロジェクタが設置されるため、筐体の天面部からスクリーンに向けてや
や傾いて投写光が射出される。この投写光の傾きによってカバー部の入射面への入射角度
が増大する。ここで、本件のカバー部は、投写光の出射面がスクリーンに向くように傾け
られているので、投写光の傾きによるカバー部の入射面に対する入射角度の増大をカバー
部の傾きによって解消することができる。これにより、カバー部を傾けるという簡単な構
成で画像の輝度低下を抑えることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、周辺部は、中央部に対して略直角に屈曲してい
ることが望ましい。周辺部が、中央部に対して略直角に屈曲しているので、平面視におい
て中央部の周囲に張り出しの少ないコンパクトなカバー部とすることができる。これによ
り、プロジェクタのコンパクト化にも寄与することができる。特に近接投写型のプロジェ
クタでは、投写光が広角化されているため、全体が平面であるカバー部を用いる場合には
、全ての投写光を透過させるために幅広の大型なカバー部を用意する必要がある。本件で
は、周辺部が、中央部に対して略直角に屈曲することで、全ての投写光を透過させつつカ
バー部のコンパクト化を図ることができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプロジェクタの使用状態を示す斜視図である。図2は
、プロジェクタ内部の概略構成を示す横断面図である。プロジェクタ1はスクリーンに投
写光を投写して画像を表示させるフロント投写型のプロジェクタである。観察者はスクリ
ーンに表示された画像を観察する。プロジェクタ1は、広角化された投写光をスクリーン
10に近い位置から投写して画像を表示させる近接投写型のプロジェクタである。
スクリーン10は、反射型投影板であり、表側のスクリーン投写面(被照射面)10a
に入射した入射光を拡散反射することにより画像を表示する。なお、スクリーン投写面1
0aの法線に沿う軸をZ軸とする。Z軸と直交し互いに垂直に交わる軸をX軸及びY軸と
する。
プロジェクタ1は、筐体2、防塵カバー(カバー部)4、投写部6を有して大略構成さ
れる。投写部6は、筐体2の内部に備えられる。これらの構成要素のうち、まず投写部6
について説明する。投写部6は、投写光学系50と像形成光学部60を有して構成される
投写光学系50は、物面OS上の画像をスクリーン10のスクリーン投写面10a上に
拡大投写するためのものである。投写光学系50は、屈折光学部20と、反射光学部(広
角化反射部)30とを有して構成される。屈折光学部20は、複数のレンズで構成され、
反射光学部30は、少なくとも1面の凹面形状の反射面を有している。
図3は、投写光学系50の概略構成を説明する図である。屈折光学部20は、図2のス
クリーン10の下方においてスクリーン投写面10aに対して垂直に延びる光軸OAに沿
って配置された複数の屈折レンズで構成される。各レンズは、物面OS側から反射光学部
30に向かって配列されている。各レンズは、光軸OAに対し回転対称になっている。な
お、各レンズの全部または一部が非回転対称になっていても構わない。各レンズの配置は
、反射光学部30等の形状や配置との関係でスクリーン10に最適な投写ができるように
調整されている。なお、光軸OAは、スクリーン投写面10aに対して垂直に延びる場合
に限られない。また、各レンズの一部、またはすべての光軸が同一でなくても構わない。
物面OS上の各物点からは、物面OSに垂直で光軸OAに平行な主光線を中心として一
定の広がりを有する光束が射出する。物面OSから射出した光束は、屈折光学部20を通
過した後、光軸OAよりも下側に設けられている反射光学部30で反射され、放射状の投
写光としてスクリーン10に投写される。
反射光学部30は、1枚の曲面ミラー31で構成される。この曲面ミラー31は、光軸
OAを軸とする回転対称面で構成される凹面反射ミラーである。曲面ミラー31は、光軸
OAの下側すなわち光軸OAを挟んでスクリーン10の反対側に非球面の反射光学面31
aを有し、屈折光学部20を通過した光束をスクリーン10のスクリーン投写面10aに
向けて反射させる。屈折光学部20を通過して光束は、凹面反射ミラーである曲面ミラー
31によって、一旦収束してその後拡散するように反射される。すなわち、曲面ミラー3
1は、投写光を広角化させる機能を発揮する。このように、投写光学系50は、屈折光学
部20と、反射光学部30とで構成されるが、屈折光学部のみや、パワーを有する反射光
学部のみで構成されても構わない。
次に、像形成光学部60について説明する。図4は、像形成光学部60の概略構成を示
す図である。発光管70は、赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)光を含む光を射出
する光源部であり、例えば、超高圧水銀ランプである。
第1インテグレータレンズ71及び第2インテグレータレンズ72は、アレイ状に配列
された複数のレンズ素子を有する。第1インテグレータレンズ71は、発光管70からの
光束を複数に分割する。第1インテグレータレンズ71の各レンズ素子は、発光管70か
らの光束を第2インテグレータレンズ72のレンズ素子近傍にて集光させる。第2インテ
グレータレンズ72のレンズ素子は、第1インテグレータレンズ71のレンズ素子の像を
空間光変調装置上に形成する。
2つのインテグレータレンズ71、72を経た光は、偏光変換素子73にて特定の振動
方向の直線偏光に変換される。重畳レンズ74は、第1インテグレータレンズ71の各レ
ンズ素子の像を空間光変調装置上で重畳させる。第1インテグレータレンズ71、第2イ
ンテグレータレンズ72及び重畳レンズ74は、発光管70からの光の強度分布を空間光
変調装置上にて均一化させる。重畳レンズ74からの光は、第1ダイクロイックミラー7
5に入射する。第1ダイクロイックミラー75は、R光を反射し、G光及びB光を透過さ
せる。第1ダイクロイックミラー75で反射したR光は、第1ダイクロイックミラー75
、反射ミラー76でそれぞれ光路が折り曲げられ、R光用フィールドレンズ77Rへ入射
する。R光用フィールドレンズ77Rは、反射ミラー76からのR光を平行化し、R光用
空間光変調装置14Rへ入射させる。
R光用空間光変調装置14Rは、R光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であ
る。R光用空間光変調装置14Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイク
ロイックプリズム80へ入射する。
第1ダイクロイックミラー75を透過したG光及びB光は、第2ダイクロイックミラー
81へ入射する。第2ダイクロイックミラー81は、G光を反射し、B光を透過させる。
第2ダイクロイックミラー81で反射したG光は、第2ダイクロイックミラー81で光路
が折り曲げられ、G光用フィールドレンズ77Gへ入射する。G光用フィールドレンズ7
7Gは、第2ダイクロイックミラー81からのG光を平行化し、G光用空間光変調装置1
4Gへ入射させる。G光用空間光変調装置14Gは、G光を画像信号に応じて変調する空
間光変調装置である。G光用空間光変調装置14Gで変調されたG光は、クロスダイクロ
イックプリズム80のうちR光が入射した面とは異なる面へ入射する。
第2ダイクロイックミラー81を透過したB光は、リレーレンズ82を透過した後、反
射ミラー83での反射により光路が折り曲げられる。反射ミラー83からのB光は、さら
にリレーレンズ84を透過した後、反射ミラー85での反射により光路が折り曲げられ、
B光用フィールドレンズ77Bへ入射する。R光の光路及びG光の光路よりもB光の光路
が長いことから、空間光変調装置における照明倍率を他の色光と等しくするために、B光
の光路には、リレーレンズ82、84を用いるリレー光学系が採用されている。
B光用フィールドレンズ77Bは、反射ミラー85からのB光を平行化し、B光用空間
光変調装置14Bへ入射させる。B光用空間光変調装置14Bは、B光を画像信号に応じ
て変調する空間光変調装置である。B光用空間光変調装置14Bで変調されたB光は、ク
ロスダイクロイックプリズム80のうちR光が入射する面、G光が入射する面とは異なる
面へ入射する。
クロスダイクロイックプリズム80は、互いに略直交するように配置された2つのダイ
クロイック膜86、87を有する。第1ダイクロイック膜86は、R光を反射し、G光及
びB光を透過させる。第2ダイクロイック膜87は、B光を反射し、R光及びG光を透過
させる。クロスダイクロイックプリズム80は、それぞれ異なる方向から入射したR光、
G光及びB光を合成し、投写光学系50の方向へ射出する。クロスダイクロイックプリズ
ム80から射出された像光は、投写光学系50の屈折光学部20等を経て投写される。
次に、筐体2及び防塵カバー4について説明する。筐体2は、内部に投写光学系50及
び像形成光学部60を備える。筐体2には、投写光学系50から投写された投写光を外部
に射出させるための開口部2aが天面部2bに形成されている。
防塵カバー4は、開口部2aを塞ぐように筐体2に設けられている。防塵カバー4は、
開口部2aを塞ぐことで、筐体2内部の投写部6を埃や汚れから保護する。また、開口部
2aを塞ぐことで、筐体2内部への異物の侵入等を防ぎ、投写部6が破壊されたり、傷つ
いたりしてしまうことを防ぐ。防塵カバー4は、透光性の材料で構成されており、例えば
、ガラスやプラスチックが用いられる。防塵カバー4が透光性の材料で構成されているた
め、投写部6から投写された投写光は、防塵カバー4を透過してスクリーン10に到達す
ることができる。
図5は、防塵カバー4の外観斜視図である。図6は、防塵カバー4の正面図である。図
5,6に示すように、防塵カバー4は、略一定の厚みで形成されている。防塵カバー4は
、中央部4aと、中央部4aに隣接された周辺部4bとを有している。中央部4aと周辺
部4bは平面により構成されており、周辺部4bは、中央部4aに対して投写光の入射側
に屈曲している。図6に示すように、中央部4aは、略矩形形状を呈しており、周辺部4
bは、中央部4aの対向する1組の辺に対してのみ隣接されている。これにより、全体が
平面で形成されたガラス板やプラスチック板の両側を折り曲げるだけで防塵カバー4を製
造することができるので、製造コストを抑制することができる。
ここで、防塵カバー4に入射した光の一部は入射面で反射して損失が生じてしまう。防
塵カバー4に入射した光のうち反射される光の割合、すなわち、反射率は投写光の入射角
度によって定まる。ここで、入射角度とは、投写光の入射位置における入射面の法線と、
その投写光の光線とがなす角度をいう。
図7は、防塵カバー4へ適用可能な平面ガラスの所定の一点における投写光の入射角度
と反射率との関係を示した図である。図7に示すように、入射角度が大きくなると反射率
も大きくなる。図6には、周辺部が屈曲しておらず入射面全体が同一の平面で形成された
防塵カバー5が鎖線で示されている。入射面全体が同一の平面で形成された防塵カバー5
は、周辺部5bにおいて、入射角度α1が大きくなり、反射率も大きくなる。すなわち、
入射面全体が同一の平面で形成された防塵カバー5は、周辺部5bに入射した光の多くが
反射してしまい、その部分を透過した光によって表示される画像部分についての輝度が低
下してしまう。
図8は、入射面全体が同一の平面で形成された防塵カバー5を用いたプロジェクタで画
像を表示させた場合の、スクリーン投写面10aに投写される光の防塵カバー5における
反射率を示す図である。一般的に光量が10%以上低下すると、観察者は輝度の低下を感
じる。図8から明らかなように、入射面全体が同一の平面で形成された防塵カバー5を用
いた場合、スクリーン投写面10aの左右下端において、光量が10%以上低下しており
、この部分について観察者は輝度の低下を感じることとなる。
一方、本実施例1の防塵カバー4は、周辺部4bが屈曲しているため、入射角度α2が
あまり大きくならず、反射率も大きくならない。したがって、本実施例1の防塵カバー4
は、周辺部4bを透過した光によって表示される画像部分についても、観察者に輝度の低
下を感じさせにくくすることができる。
また、防塵カバー4は、全体が一定の厚みで形成されているので、光学的なパワーがな
い。防塵カバー4に光学的なパワーがないので、防塵カバー4の取付位置に多少の誤差が
あっても画像の画質に影響が少ない。これにより、プロジェクタ1の組み立てコストの低
減を図ることができる。さらに、防塵カバー4の交換も容易になるので、メンテナンス性
を向上させることもできる。
また、防塵カバー4は、中央部4a及び周辺部4bが平面により構成されているため、
中央部4a、周辺部4bを曲面で形成する場合に比べて製造コストを抑えることができる
なお、本実施例1では、防塵カバー4を屈曲させることで、投写光の反射率を低下させ
ているが、防塵カバー4の入射面に反射防止膜(ARコート)を施して、より一層反射率
を低下させてもよい。
また、防塵カバー4の境界部分で折り曲げられているため、境界部分を透過した光が歪
曲する場合がある。そこで、歪曲補正手段として、各空間光変調装置14R、14G、1
4Bによって、境界部分を透過する光を予め補正させてもよい。
また、本実施例1では、フロント投写方式のプロジェクタとして説明したが、もちろん
リア投写方式のプロジェクタであっても構わない。また、レーザ光をスクリーン上に走査
させて画像表示させるスキャン型のプロジェクタにも適用することができる。例えば、ス
クリーンが巨大であったり、スクリーンの近くから画像を表示させたりする場合には、レ
ーザ光の走査角度が大きくなるが、本実施例1で説明した防塵カバーを用いることで、画
像の輝度低下を抑えることができる。また、本実施例1では、屈曲した防塵カバーをプロ
ジェクタに適用して説明したが、例えば、広角レンズを備えるカメラに用いても、防塵カ
バーへの光の入射角度を小さくすることができ、撮影画像について本実施例1と同様の効
果を得ることができる。広角レンズを備えるカメラとしては、例えば、防犯カメラが挙げ
られる。
図9は、本実施例1の変形例1に係るプロジェクタ1の外観斜視図である。上述した構
成と同様の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図9に示すように、防
塵カバー4を筐体2の側面部2cに設けてもよい。
防塵カバー4を筐体2の側面部2cに設けることで、近接投写型のプロジェクタに限ら
ず本発明を適用することができる。例えば、スクリーンから離れた位置であってスクリー
ンの正面から投写光を投写するようなプロジェクタであっても、スクリーンの幅が広けれ
ば投写光を広範囲に向けて投写する必要がある。これにより、カバー部への投写光の入射
角度が大きくなる場合があるが、屈曲した防塵カバー4を用いれば、広範囲に向けて投写
された投写光の入射角度を小さくし、反射による損失を抑え、画像の輝度低下を抑えるこ
とができる。なお、側面部2cとは、筐体2の天面部2bおよび底面部(図示せず。)を
除いた四方の面を合わせたものをいう。
図10は、本発明の実施例2に係るプロジェクタ101の外観斜視図である。実施例1
と同様の構成部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本実施例2に係るプ
ロジェクタ101は、防塵カバー104の中央部104aにおける投写光の出射面がスク
リーン10に向くように傾けられていることを特徴とする。また、防塵カバー104の周
辺部104bが中央部104aに対して直角に屈曲していることを特徴とする。
図11は、プロジェクタ101の投写光学系50が備える反射光学部(広角化反射部)
130部分の部分拡大図である。反射光学部130は、曲面ミラー131を備える。実施
例1で説明した曲面ミラー31は凹面形状であったが、本実施例2における曲面ミラー1
31は凸面形状となっている。
曲面ミラー131が凸面形状となっているので、曲面ミラー131で反射された光は集
光することなく発散する。すなわち、凹面形状の曲面ミラー31で反射した場合に比べて
、曲面ミラー131で反射した光は、曲面ミラー131からそれほど離れていない位置で
も広範な範囲に広がる。なお、本実施例2の曲面ミラー131を用いる場合には、屈折光
学部20において光軸OAよりも上側に投写光をシフトさせる必要があるが、そのための
レンズ構成等については説明を省略する。
ここで、図12にプロジェクタ101に用いられる防塵カバー104の外観斜視図を示
す。また、図13に防塵カバー104の正面図を示す。防塵カバー104は、周辺部10
4bが中央部104aに対して略直角に屈曲している。図13には、周辺部が屈曲してお
らず入射面全体が同一の平面で形成された防塵カバー105が鎖線で示されている。図1
3から明らかなように、周辺部104bが略直角に屈曲することで、入射面全体が同一の
平面で形成された防塵カバー105に比べてコンパクトな構成で、広範な範囲に広げられ
た投写光を透過させることができる。また、周辺部104bが屈曲しているので、反射に
よる光の損失を抑えて、画像の輝度低下を抑えることができる。
次に、防塵カバー104の中央部104aの傾きについて説明する。図14は、プロジ
ェクタ101の内部構成を省略した横断面図である。防塵カバー104は、中央部104
aにおける投写光の出射面がスクリーン10に向くように傾いて筐体2に設けられている
上述したように、防塵カバー104の周辺部104bの屈曲によって、XY平面におけ
る入射角度の幅に対応して画像の輝度低下をふせいでいる。さらに、実施例2では、防塵
カバーが、中央部104aにおける投写光の出射面がスクリーン10に向くように傾いて
いるので、YZ平面における入射角度の幅にも対応することができる。特に、近接投写型
のプロジェクタは、一般的にスクリーン10の下方にプロジェクタが設置されるため、筐
体2の天面部2bからスクリーンに向けてやや傾いて投写光が射出される。図14には、
出射面が傾けられていない防塵カバー105が鎖線で示されている。図14に示すように
出射面が傾けられていない防塵カバー105への投写光の、YZ平面における入射角度は
γ1からγ2までありばらつきが大きくなる。γ1のように入射角度が大きくなれば、画
像の輝度低下の問題も生じる。本実施例2に係る防塵カバー104は、投写光の出射面が
スクリーン10に向くように傾けられているので、この傾きによって、入射角度の増大を
解消することができる。すなわち、防塵カバー104を傾けるという簡単な構成で画像の
輝度低下を抑えることができる。なお、曲面ミラーの形状が凹面であっても、防塵カバー
の傾けることで、YZ平面における入射角度の増大を解消することができる。
図15は、本実施例2の変形例1に係るプロジェクタ101の外観斜視図である。上述
した構成と同様の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本変形例1に係
るプロジェクタ101では、防塵カバー104の中央部104aが筐体2の天面部2bと
略平行とされ、中央部104aと天面部2bとがフラットな構造となっている。また、防
塵カバー104の周辺部104bが筐体2の側面部2cと略平行とされ、周辺部104b
と側面部2cとがフラットな構造となっている。
このように、中央部104a、周辺部104bが、筐体2の外周面である天面部2bと
側面部2cと略平行であるので、例えば、ドーム型の防塵カバーを設ける場合に比べて、
プロジェクタのデザインの制限をなくし、デザインの自由度を高めることができる。また
、中央部104aと筐体2の外周面とがフラットな構造となっているので、プロジェクタ
101のデザインが斬新になるばかりでなく、筐体2と防塵カバー104との一体成形も
可能となる。筐体2と防塵カバー104との一体成形すれば、組み立て工数の削減、部品
点数の削減によりコスト抑制に寄与することができる。筐体2と防塵カバー104とを一
体成形する場合には、全体を透明部材で構成し、防塵カバー104以外に塗装を施せば、
防塵カバーだけに透光性を持たせることができる。
図16は、本実施例2の変形例2に係るプロジェクタ101の外観斜視図である。上述
した構成と同様の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本変形例1に係
るプロジェクタ101では、防塵カバー104の中央部104aが筐体2の側面部2cと
略平行とされ、中央部104aと側面部2cとがフラットな構造となっている。また、防
塵カバー104の周辺部104bも筐体2の側面部2cと略平行とされ、周辺部104b
と側面部2cとがフラットな構造となっている。
防塵カバー104を筐体2の側面部2cに設けることで、近接投写型のプロジェクタに
限らず本発明を適用することができる。例えば、スクリーンから離れた位置であってスク
リーンの正面から投写光を投写するようなプロジェクタであっても、スクリーンの幅が広
ければ投写光を広角化する必要がある。
そして、投写光の広角化に凸面形状の曲面ミラー131を用いた場合には、曲面ミラー
131で反射した光は、曲面ミラー131からそれほど離れていない位置でも広範な範囲
に広がる。このような場合であっても、屈曲した防塵カバー104を用いれば、広角化さ
れた投写光の反射による損失を抑え、画像の輝度低下を抑えることができる。なお、投写
光の広角化の手法は、凸面形状の曲面ミラー131を用いる場合に限られない。例えば、
シフト光学系により投写光を広角化させる場合にも、投写光が広範な範囲に広がる場合が
ある。この場合にも、屈曲した防塵カバー104を用いれば、投写光の反射による損失を
抑え、画像の輝度低下を抑えることができる。
また、中央部104a、周辺部104bが、筐体2の外周面である側面部2cと略平行
であるので、例えば、ドーム型の防塵カバーを設ける場合に比べて、プロジェクタのデザ
インの制限をなくし、デザインの自由度を高めることができる。また、中央部104aと
筐体2の外周面とがフラットな構造となっているので、プロジェクタ101のデザインが
斬新になるばかりでなく、筐体2と防塵カバー104との一体成形も可能となる。筐体2
と防塵カバー104との一体成形すれば、組み立て工数の削減、部品点数の削減によりコ
スト低下に寄与することができる。筐体2と防塵カバー104とを一体成形する場合には
、全体を透明部材で構成し、防塵カバー104以外に塗装を施せば、防塵カバー104だ
けに透光性を持たせることができる。
本発明の実施例1に係るプロジェクタの使用状態を示す斜視図。 プロジェクタ内部の概略構成を示す横断面図。 投写光学系の概略構成を説明する図。 像形成光学部の概略構成を示す図。 防塵カバーの外観斜視図。 防塵カバーの正面図。 防塵カバーへの投写光の入射角度と反射率との関係を示した図。 入射面全体が同一の平面で形成された防塵カバーを用いて画像を表示させた場合の、スクリーン投写面に投写される光の防塵カバーにおける反射率を示す図。 実施例1の変形例1に係るプロジェクタの外観斜視図。 本発明の実施例2に係るプロジェクタの外観斜視図。 プロジェクタの投写光学系が備える反射光学部部分の部分拡大図。 防塵カバーの外観斜視図。 防塵カバーの正面図。 プロジェクタの内部構成を省略した横断面図。 実施例2の変形例1に係るプロジェクタの外観斜視図。 実施例2の変形例2に係るプロジェクタの外観斜視図。
符号の説明
1,101 プロジェクタ、 2 筐体、 2a 開口部、 2b 天面部(外周面)
、 2c 側面部(外周面)、 4,104 防塵カバー(カバー部)、 4a,104
a 中央部、 4b,104b 周辺部、 5 防塵カバー、 5b 周辺部、 6 投
写部、 10 スクリーン、 10a スクリーン投写面(被照射面)、 14R R光
用空間光変調装置、 14G G光用空間光変調装置、 14B B光用空間光変調装置
、 20 屈折光学部、 30 反射光学部(広角化反射部)、 31,131 曲面ミ
ラー、 50 投写光学系、 60 像形成光学部、 71 第1インテグレータレンズ
、 72 第2インテグレータレンズ、 73 偏光変換素子、 74 重畳レンズ、
75 第1ダイクロイックミラー、 76 反射ミラー、 77R R光用フィールドレ
ンズ、 77G G光用フィールドレンズ、 77B B光用フィールドレンズ、 80
クロスダイクロイックプリズム、 81 第2ダイクロイックミラー、 82 リレー
レンズ、 83 反射ミラー、 84 リレーレンズ、 85 反射ミラー、 86 第
1ダイクロイック膜、 87 第2ダイクロイック膜

Claims (9)

  1. 被照射面に向けて投写光を投写する投写部と、
    前記投写部を内部に備え、前記投写光を外部に射出させるための開口部が形成された筐
    体と、
    前記開口部に設けられ前記投写光を透過させるカバー部と、を備え、
    前記カバー部は、略一定の厚みで形成されるとともに、中央部と、該中央部に隣接され
    た周辺部と、を有し、
    前記周辺部は、前記カバー部の入射面における前記投写光の反射率を低下させるために
    、前記投写光の入射側に屈曲していることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記中央部は、平面により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプロジェ
    クタ。
  3. 前記周辺部は、平面により構成されていることを特徴とする請求項2に記載のプロジェ
    クタ。
  4. 前記中央部は、平面視において略矩形形状を呈しており、
    前記周辺部は、前記中央部の対向する1組の辺に対してのみ隣接されていることを特徴
    とする請求項3に記載のプロジェクタ。
  5. 前記中央部は、前記筐体の外周面のうちの所定の一平面と略平行であることを特徴とす
    る請求項2から請求項4のうちいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  6. 前記周辺部は、前記筐体の外周面のうちの所定の一平面と略平行であることを特徴とす
    る請求項3から請求項5のうちいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  7. 前記投写部は、光を広角化させる広角化反射部を有することを特徴とする請求項1から
    請求項6のうちいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  8. 前記カバー部は、前記中央部における前記投写光の出射面が前記被照射面に向くように
    傾けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか1項に記載のプロ
    ジェクタ。
  9. 前記周辺部は、前記中央部に対して略直角に屈曲していることを特徴とする請求項7ま
    たは8に記載のプロジェクタ。
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