JP4267023B2 - 投写型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光変調素子の映像をスクリーンに拡大投写する投写型表示装置に関するものである。
従来より、光変調素子であるライトバルブの映像をパワーミラーを用いてスクリーンに対して斜め方向に拡大投写する表示装置の提案がある(例えば、特許文献1乃至3参照)。
また、ホログラムシートにより、投射機からの射出光をスクリーンに対して略垂直に入射させる表示装置の提案もある(例えば、特許文献4参照)。
特開2004−157560号公報(図1) 特開2002−207168号公報(図39) 国際公開第01/06295号公報(図20) 特開平8−248514号公報(図1、図2)
上記特許文献1乃至3に記載の表示装置において、表示装置の薄型化(すなわち、奥行き寸法の縮小)を図るためには、パワーミラーからスクリーンまでの距離を短くする必要がある。しかし、パワーミラーからスクリーンまでの距離を短くするためには、パワーミラーからの投写光の画角を大きく(すなわち、広角化)しなければならず、パワーミラーの曲率はより大きくなってしまう。このため、パワーミラーからスクリーンまでの距離を短くしようとすると、パワーミラーの曲率を大きくする必要が生じ、パワーミラー自体の奥行き寸法が大きくなる。したがって、上記特許文献1乃至3に記載の表示装置には、パワーミラー自体の奥行き寸法によって、表示装置の薄型化が制限されるという問題がある。
また、パワーミラー自体を小型化することによって、パワーミラー自体の奥行き寸法を縮小し、これによって、表示装置の薄型化を実現することも考えられる。しかし、非球面や自由曲面を有するパワーミラー自体を小型化すると、サイズの大きいパワーミラーを採用した場合に比べ、歪曲補正が不十分になり、その結果、映像品質の低下を招くという別の問題が生じる。また、広角に伴い発生する歪曲収差を良好に補正するためには、非球面あるいは自由曲面といった複雑な形状を持ったサイズの大きいパワーミラーが必要となるが、そのようなミラーは製造の難易度が高く、コスト高の要因ともなってしまう。
また、上記特許文献4に示される表示装置には、スクリーンサイズと同程度の大型ホログラムシートが必要であり、このような大型のホログラムシートの作製が困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、映像品質の低下を招くことなく、簡単な構成で、奥行き寸法を縮小することができる投写型表示装置を提供することにある。
本発明の投写型表示装置は、光源を含む照明装置と、映像信号が入力され、前記照明装置からの光を前記映像信号に応じて変調する光変調素子と、前記光変調素子からの変調光を拡大投写する投写光学系と、前記投写光学系からの投写光が投写されることによって映像が表示されるスクリーンとを有し、前記投写光学系は、前記光変調素子からの変調光を屈折させる屈折型光学系と、前記スクリーンから離れた位置であって、前記スクリーンの中心位置から前記スクリーンに平行な方向にずれた位置に配置され、前記屈折型光学系を通過した変調光の中心光を前記スクリーンの法線に対して斜め方向に向けるように、前記屈折型光学系を通過した変調光を前記スクリーンに向けて投写する平面形状で、前記スクリーンに対して平行に配置されたホログラム素子とを有し、前記光変調素子は1枚であり、前記照明装置、前記光変調素子及び前記投写光学系は、前記スクリーンを含む平面に対して同じ側に配置され、前記照明装置及び前記投写光学系は、前記スクリーンと前記ホログラム素子との間に配置され、前記照明装置に含まれる前記光源は、レーザー光源であり、前記ホログラム素子は、前記変調光と同じ波長帯を持つホログラム素子作製用のレーザー光を2つに分け、一方を参照光としてホログラム素子構成材料である感光面に直接照射し、他方をパワーミラーに当ててその反射光を物体光として前記感光面に照射し、前記参照光と前記物体光との干渉縞の強度分布を前記感光面に記録させて、前記パワーミラーと同様の結像性能及び歪曲性能を持つように作製された素子であり、前記ホログラム素子は、入射した前記変調光を前記ホログラム素子に記録された干渉縞により回折させ反射させ、前記スクリーンに向けて投写される変調光の画角を、前記屈折型光学系を通過して前記ホログラム素子に向かう変調光の画角よりも拡大するものである。
本発明の投写型表示装置によれば、映像品質の低下を招くことなく、簡単な構成で、奥行き寸法を縮小することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る投写型表示装置100の構成及び光路を概略的に示す側面図である。なお、図1に示される投写型表示装置100は、例えば、リアプロジェクションテレビである。また、図1は、投写型表示装置100の内部の側面を示している。
図1に示されるように、実施の形態1に係る投写型表示装置100は、照明装置1と、映像信号が入力され、照明装置1からの光L1を映像信号に応じて変調する光変調素子(ライトバルブ)2と、光変調素子2からの変調光L2を拡大投写する投写光学系3と、投写光学系3からの投写光L3が投写されるスクリーン4とを有する。
照明装置1は、複数のレーザー光源11R,11G,11Bと、照明光学系12とを有する。図1には、射出されるレーザー光の波長帯域が異なる3種類(例えば、赤色、緑色、青色)のレーザー光源11R,11G,11Bが示されている。また、これらレーザー光源11R,11G,11Bとは異なる波長帯を持つレーザー光源をさらに追加すること又は数を減らすことも可能であり、レーザー光源の数及び種類は、図示の例に限定されない。また、図1には、照明光学系12として光学レンズが描かれている。しかし、照明光学系12の構成は図示の例には限定されず、ミラーや他のレンズを含む構成を採用することもできる。また、照明装置1は、射出される光L1の中心光に垂直な面内における強度分布を一様にするための光均一化手段として、例えば、光の多重反射を利用した、インテグレータロッド、中空のライトパイプ、又は光源11からの光を矩形等の領域に分割して重ね合わせるフライアイレンズ等を含む構成を採用することもできる。また、照明装置1は、時分割でカラー映像を表示するためのカラーホイール、又は色合成のためのダイクロイックミラー等を含む構成とすることもできる。
光変調素子2は、照明装置1からの光L1を、映像信号に応じて変調する。光変調素子2としては、例えば、複数のマイクロミラーを配列し、映像信号に応じて各マイクロミラーの傾斜角を変化させる光反射型光変調素子であるDMD(Digital Micro−mirror Device、テキサスインスツルメンツ社の登録商標)を用いることができる。また、光変調素子2として、光反射型又は光透過型の液晶パネル等の他のライトバルブを用いてもよい。また、図1には、光変調素子2を1枚使用した単板式の場合を示しているが、光変調素子2の枚数は、複数枚でもよく、例えば、光変調素子2を3枚使用した3板式の構成が可能である。また、照明装置1及び光変調素子2の構成及び配置は、図示の例には限定されず、ミラー又はレンズなどの光学素子を用いることによって、照明装置1及び光変調素子2の構成及び配置を、例えば、投写光学系3の下側などの装置の厚さに影響を与えない位置に変更することができる。
投写光学系3は、光変調素子2からの変調光L2を屈折させる屈折型光学系31と、光反射型のホログラム素子32とを有する。屈折型光学系31は、諸収差を補正して良好な結像性能を得るために、例えば、異なった材質と曲率を持つ複数のレンズ素子で構成される。ホログラム素子32は、スクリーン4から離れた位置であって、スクリーン4の中心位置4aからスクリーン4に平行な方向(図1においては、下方向)にずれた位置に配置され、屈折型光学系31を通過した変調光L3の中心光L3cをスクリーンの法線4bに対して斜め方向に向けるように、屈折型光学系31を通過した変調光L3をスクリーン4に向けて投写する。
ホログラム素子32は、干渉性の高いレーザー光をビームスプリッター等で2つに分け、一方を参照光として感光面に直接照射し、他方を物体に当ててその反射光を物体光として感光面に照射し、参照光と物体光との干渉縞の強度分布を感光面に記録させ、これを現像処理することにより作製される。このようにして作製されたホログラム素子に光を再生照明光として入射させると、その光はホログラムに記録された干渉縞により回折され、物体光生成時に用いた物体からの反射光が再生される。実施の形態1における光反射型ホログラム素子32は、この原理によりパワーミラーを物体として作製されたホログラム素子である。このため、屈折型光学系31からの光をホログラム素子に入射させると、パワーミラーに入射させた場合と同様に、所望の結像性能及び歪曲性能を満足するよう、平面形状の光反射型ホログラム素子32に対する入射角度に応じて入射光を特定の方向に反射させる。
また、ホログラム素子32は、ホログラム素子作製時の光源と同じ波長帯を持つ光を作製時と同じ入射角度で入射させたときに最も回折効率が高くなる性質を持つ。したがって、干渉性の強いレーザー光を再生照明光として使用すると効率が良くなる。実施の形態1における平面形状の光反射型ホログラム素子32は、例えば、光源11R、11G、11Bのいずれの波長帯に対しても感度を持つ1枚の感光面を用いて、光源を順次変えながら多重露光することにより製作することができる。また、光反射型ホログラム素子32は、光源11R、11G、11Bそれぞれの単独の波長帯に対してのみ感度を持つ感光面を複数枚重ね、光源を順次変えながら多重露光すること等により製作することもできる。ホログラム素子32は、光源11R、11G、11Bと同じ波長帯を持つ3つの露光用光源を用いて作製されると、光源11R、11G、11Bと同じ波長帯を持つ光を入射させたときに最も反射効率が高くなる。このため、照明装置1に、連続スペクトルを含むランプ等の白色光源を用いた場合には、光源11R、11G、11Bと同じ波長帯に対する反射効率は高いが、それ以外の大半の波長帯に対する反射効率は低いので、スペクトル域全体としての反射効率が低くなる。これに対し、照明装置1に、ホログラム素子の作製時に用いた露光用光源と同じ波長帯を持つ光源11R、11G、11Bを用いると、いずれの波長帯に対しても、高い反射効率が得られ、明るく鮮明な映像を得ることができる。また、本発明に係る平面形状の光反射型ホログラム素子32は、パワーミラーのような大型で非球面や自由曲面といった複雑な形状を持たないため、射出成型等の成型で容易に作製することが可能である。
スクリーン4は、例えば、光透過型スクリーンであり、投写光学系3からの投写光L3が投写されることによって映像が表示される。
次に、投写型表示装置100の動作を説明する。光源11R,11G,11Bから射出された光は、照明光学系12により屈折又は反射作用を受け、光変調素子2を照明する。
光変調素子2は、光源11R,11G,11Bと照明光学系12とから構成される照明装置1からの光L1を、映像信号に応じて変調する。光変調素子2により変調された変調光L2は、屈折型光学系31に入射して屈折作用を受けた後、平面形状の光反射型ホログラム素子32により拡大反射される。屈折型光学系31と平面形状の光反射型ホログラム素子32とから構成される投写光学系3からの投写光L3は、図1において斜め下方向から光透過型スクリーン4に入射して映像が表示される。
図3は、比較例の投写型表示装置300の構成及び光路を概略的に示す側面図である。図3に示されるように、比較例の投写型表示装置300においては、光変調素子2により変調された変調光は、投写光学系6の屈折型光学系61に入射して屈折作用を受けた後、投写光学系6のパワーミラー62によりスクリーン4に向けて拡大反射される。このような装置で、装置の薄型化(すなわち、奥行き寸法の縮小)を図るためには、パワーミラー62からスクリーン4までの距離を短くする必要がある。しかし、パワーミラー62からスクリーン4までの距離を短くするためには、パワーミラー62からの投写光の画角を大きく(すなわち、広角化)しなければならず、パワーミラー62の曲率はより大きくなってしまう。このため、パワーミラー62からスクリーン4までの距離を短くしようとすると、パワーミラー62の曲率を大きくする必要が生じ、パワーミラー62自体の奥行き寸法D3が大きくなる。したがって、パワーミラー62自体の奥行き寸法D3によって、表示装置の薄型化が制限される。また、パワーミラー62自体を小型化することによって、パワーミラー62自体の奥行き寸法D3を縮小し、これによって、装置の薄型化を実現することも考えられる。しかし、非球面や自由曲面を有するパワーミラー62自体を小型化すると、サイズの大きいパワーミラーを採用した場合に比べ、歪曲補正が不十分になり、その結果、スクリーン4に投写される映像の品質低下を招く。
図3に示されるパワーミラー62を用いた比較例の投写型表示装置300と、図1に示されるホログラム素子4を用いた実施の形態1に係る投写型表示装置100とを、比較することによって理解できるように、実施の形態1に係る投写型表示装置100は、奥行き寸法(図3のD3)が大きいパワーミラー62に代えて、パワーミラー62よりも厚さが薄く(図1のD1)、パワーミラー62と同等の光学特性を持つ平面形状のホログラム素子32を、スクリーン4に概ね平行に配置しているので、ホログラム素子32の厚さD1が装置の薄型化を阻む要因にはならない。よって、実施の形態1に係る投写型表示装置100によれば、装置の薄型化を実現できる。
また、実施の形態1に係る投写型表示装置100においては、ホログラム素子32の面積を大きくしたとしても、ホログラム素子32の厚さD1に変化はなく、歪曲収差を良好に補正することができる。
さらに、実施の形態1に係る投写型表示装置100においては、非球面又は自由曲面といった複雑な形状をもったパワーミラーの製造に伴うコスト上昇の要因を排除できるので、コストの削減も実現できる。
以上に説明したように、実施の形態1に係る投写型表示装置100によれば、映像品質の低下を招くことなく、簡単な構成で、奥行き寸法を縮小することができる。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2に係る投写型表示装置200の構成及び光路を概略的に示す側面図である。図2において、図1に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。
図2に示されるように、実施の形態2に係る投写型表示装置200は、照明装置1と、映像信号が入力され、照明装置1からの光L1を映像信号に応じて変調する光変調素子(ライトバルブ)2と、光変調素子2からの変調光L2を拡大投写する投写光学系5と、投写光学系3からの投写光L3が投写されるスクリーン4とを有する。
投写光学系5は、光変調素子2からの変調光L2を屈折させる屈折型光学系51と、光透過型のホログラム素子52とを有する。屈折型光学系51は、諸収差を補正して良好な結像性能を得るために、例えば、異なった材質と曲率を持つ複数のレンズ素子で構成される。ホログラム素子52は、スクリーン4から離れた位置であって、スクリーン4の中心位置4aからスクリーン4に平行な方向(図2においては、下方向)にずれた位置に配置され、屈折型光学系51を通過した変調光L3の中心光L3cをスクリーンの法線4bに対して斜め方向に向けるように、屈折型光学系51を通過した変調光L3をスクリーン4に向けて投写する。
次に、投写型表示装置200の動作を説明する。光源11R,11G,11Bから射出された光は、照明光学系12により屈折又は反射作用を受け、光変調素子2を照明する。
光変調素子2は、光源11R,11G,11Bと照明光学系12とから構成される照明装置1からの光L1を、映像信号に応じて変調する。光変調素子2により変調された変調光L2は、屈折型光学系51に入射して屈折作用を受けた後、平面形状の光透過型ホログラム素子52により拡大作用を受ける。屈折型光学系51と平面形状の光透過型ホログラム素子52とから構成される投写光学系5からの投写光L3は、図2において斜め下方向から光透過型スクリーン4に入射して映像が表示される。
実施の形態2における光透過型ホログラム素子52は、パワーミラーを物体として作製されたホログラム素子であり、屈折型光学系51からの光を入射させると、従来のパワーミラーに入射させた場合と同様に、所望の結像性能及び歪曲性能を満足するよう、平面形状の光透過型ホログラム素子52に対する入射角度に応じて入射光を透過・偏向させるように作用する。
実施の形態2に係る投写型表示装置200は、奥行き寸法が大きいパワーミラーに代えて、パワーミラーよりも厚さが薄く(図2のD2)、パワーミラーと同等の光学特性を持つ平面形状のホログラム素子52を、光透過型のスクリーン4に概ね平行に配置しているので、ホログラム素子52の厚さD2が装置の薄型化を阻む要因にはならない。よって、実施の形態2に係る投写型表示装置200によれば、装置の薄型化を実現できる。
また、実施の形態2に係る投写型表示装置200においては、ホログラム素子52の面積を大きくしたとしても、ホログラム素子52の厚さD2に変化はなく、歪曲収差を良好に補正することができる。
さらに、実施の形態2に係る投写型表示装置200においては、非球面又は自由曲面といった複雑な形状をもったパワーミラーの製造に伴うコスト上昇の要因を排除できるので、コストの削減も実現できる。
したがって、実施の形態2に係る投写型表示装置200によれば、映像品質の低下を招くことなく、簡単な構成で、奥行き寸法を縮小することができる。
以上説明したように、実施の形態2の投写型表示装置200によれば、簡単な構成で薄型の投写型表示装置を得ることができる。
なお、実施の形態2において、上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同じである。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3に係る投写型表示装置400の構成及び光路を概略的に示す側面図である。図4において、図1に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。
図4に示されるように、実施の形態3に係る投写型表示装置400は、屈折型光学系31からホログラム素子32に至る光路中に平面の反射面7を有し、光源11R,11G,11Bと照明光学系12とから構成される照明装置1、光変調素子2、及び屈折型光学系31が、スクリーン4を含み、スクリーン4の法線4bに対して垂直な面に対して、ホログラム素子32と同じ側に配置されている。
前記平面の反射面7は、屈折型光学系31から射出する光を、ホログラム素子32の方向へ反射させ、光路を折り曲げる機能を有する。ここで、スクリーン4の法線4bと平面の反射面7とのなす角度をθ(度)、屈折型光学系31の光軸8とスクリーン4の法線4bとのなす角度をα(度)とすると、
θ=90−α/2
と表せる。
装置の奥行き短縮及びデザイン性を考慮すると、光源11R,11G,11Bと照明光学系12とから構成される照明装置1、光変調素子2、及び屈折型光学系31は、スクリーン4を含み、スクリーン4の法線4bに対して垂直な面に対して、ホログラム素子32と同じ側に配置するのが望ましい。よって、αは90度以下とするのがよく、すなわち、θは45度以上とするのが望ましい。
図5は、図4に示される画像投写装置400を側面方向から見た場合の構成及び光路を概略的に示す平面図である。比較のため、図6に、図3(比較例)の画像投写装置300の場合についても同様に示す。図5又は図6においても、図1又は図3に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。
図6に示される比較例において、平面の反射面7より射出してパワーミラー62に向かう主光線の内、パワーミラー出射後、スクリーン4上端に至る任意の主光線をL2t、パワーミラー62より射出してスクリーン4の下端に至る任意の主光線をL3bとする。また、主光線L2tと主光線L3bとの交点と、スクリーン4との水平距離をD5とする。
平面の反射面7は、スクリーン4の法線4b方向の奥行きが、水平距離D5の範囲内に収まるように位置と角度を設定して配置しなければならない。平面の反射面7が水平距離D5の範囲を超えてパワーミラー62側に位置した場合、主光線L3bと平面の反射面7との干渉が生じ、スクリーン4下部に影ができてしまう。逆に、平面の反射面7が水平距離D5の範囲を超えてスクリーン4側に位置した場合、平面の反射面7の一部がスクリーン4よりも前方に飛び出すため奥行きが大きくなるとともに、デザイン上も好ましくない。
図6に示す比較例の画像投写装置300の場合、画角を大きくするにつれ、パワーミラー62がスクリーン4に近づき、主光線L3bの、パワーミラー62からの射出位置もスクリーン4に近づくため、主光線L3bのスクリーン入射角が大きくなる。その結果、主光線L3bと主光線L2tとの交点がスクリーンに近づき、水平距離D5が小さくなる。この場合において、主光線L3bと平面の反射面7との干渉が生じないように平面の反射面7を配置すると、平面の反射面7はスクリーン4から飛び出してしまう。また、平面の反射面7の奥行きを小さくするためには、θを大きくすれば良いが、このとき、屈折型光学系31とパワーミラー62との干渉や、屈折光学系31と主光線L3bとの干渉等が生じてしまう。
一方、図5に示す実施の形態3の画像投写装置400の場合、図6に示す比較例の画像投写装置300と同一の奥行きを仮定すると、ホログラム素子32が平面であるため、主光線L3bのホログラム素子32からの射出位置はスクリーン4からより遠くなる。よって、主光線L2tと主光線L3bとの交点とスクリーン4との水平距離D4は水平距離D5よりも大きくでき、平面の反射面7の配置がより容易になる。同時に、平面の反射面7の配置角度の許容範囲が拡大するため、照明光学系1や屈折型光学系3等の筐体内での配置自由度も向上する。
一般に、投写光学系のF値を小さくすると明るい投写画像が得られるが、結像性能は確保しにくくなる。逆に、F値を大きくすると投写画像は暗くなるが、結像性能は確保しやすくなる。光源としてランプを用いた通常の画像投写装置では、光変調素子の制約や、結像性能と投写画像の明るさとのバランス等を勘案して、投写光学系のF値は2.4程度に設定される。
それに対し、レーザーを光源として用いた場合、レーザー光は発散角が小さく指向性が極めて高いため、同一の明るさを有する投写画像を得るときでも、ランプを光源として用いた場合と比較して、投写光学系のF値を大きくすることができる。前述したように、投写光学系のF値を大きくすると、結像性能の確保が容易となるため、同一の光学性能を得るときでも、投写光学系を小型化することが可能となる。
屈折型光学系及びホログラム素子を小型化すると、図5において、主光線L2tの位置が低くなるため、主光線L2tと主光線L3bとの交点がスクリーン4から遠ざかるため、水平距離D4が大きくなる。よって、前述した理由と同様の理由により、平面の反射面7の配置自由度がさらに増大する。
また、投写光学系の小型化により、水平距離D4が、平面の反射面7の奥行きよりも十分に大きい場合には、主光線L3bと平面の反射面7との干渉が生じない範囲でホログラム素子32をスクリーン4に近づけて配置することができるため、更なる装置の薄型化を図ることが可能となる。
画像投写装置の光源としてランプを使用した場合、ランプ交換の容易性を確保する必要があるため、照明光学系及び投写光学系の構成にかかわらず概ねランプの配置は決まってしまう。そのため、照明光学系も構成や配置に制約を受けることになる。特に薄型の画像投写装置の場合には、さらに筐体の配置スペースも限られるため、光源や照明光学系の配置が問題となる。
一方、レーザーから射出される光は平行度が高く、レンズ等により容易に集光できる。よって、光源としてレーザーを使用した場合、レーザーから射出された光を光ファイバーに効率良く結合させ、光ファイバー内を伝送させ、照明光学系に導くことが可能である。光ファイバーは、ガラスあるいはプラスチックで製作されるが、許容範囲内で自由に曲げることができるため、照明光学系や投写光学系の配置に拘束されることなく、筐体内の空きスペースにレーザー光源を自由に配置できる。図4では、レーザー光源11R、11G、11Bはスクリーン中心に対して照明光学系と同じ側に配置されているが、配置スペースが限られる場合には、レーザー光源をスクリーン中心に対して照明光学系と反対側に配置することも可能である。そのとき、光ファイバーは、レーザー光源側の入射端と照明光学系側の出射端は固定されるが、その途中経路は、筐体内の空きスペースを自由に取り回して配置することが可能である。
以上説明したように、実施の形態3の投写型表示装置400によれば、各構成要素の配置自由度が向上し、より薄型の画像投写装置を提供することができる。
なお、実施の形態3においては、ホログラム素子を反射型として説明したが、透過型の場合でも同様の原理により、より薄型の画像投写装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る投写型表示装置の構成及び光路を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係る投写型表示装置の構成及び光路を概略的に示す側面図である。 比較例の投写型表示装置の構成及び光路を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態3に係る投写型表示装置の構成及び光路を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態3に係る投写型表示装置の構成及び光路を概略的に示す側面図である。 比較例の投写型表示装置の構成及び光路を概略的に示す側面図である。
符号の説明
1 照明装置、 2 光変調素子、 3,5 投写光学系、 4 スクリーン、 4a スクリーンの中心、 4b スクリーンの中心を通る法線、 7 平面の反射面、 8 屈折光学系の光軸、 11R,11G,11B レーザー光源、 12 照明光学系、 31,51 屈折型光学系、 32 光反射型ホログラム素子、 52 光透過型ホログラム素子、 100,200 投写型表示装置、 D1,D2 ホログラム素子の厚さ(奥行き寸法)、 θ スクリーン法線と平面の反射面とのなす角度、 α スクリーン法線と屈折光学系の光軸とのなす角度。

Claims (4)

  1. 光源を含む照明装置と、
    映像信号が入力され、前記照明装置からの光を前記映像信号に応じて変調する光変調素子と、
    前記光変調素子からの変調光を拡大投写する投写光学系と、
    前記投写光学系からの投写光が投写されることによって映像が表示されるスクリーンと
    を有し、
    前記投写光学系は、
    前記光変調素子からの変調光を屈折させる屈折型光学系と、
    前記スクリーンから離れた位置であって、前記スクリーンの中心位置から前記スクリーンに平行な方向にずれた位置に配置され、前記屈折型光学系を通過した変調光の中心光を前記スクリーンの法線に対して斜め方向に向けるように、前記屈折型光学系を通過した変調光を前記スクリーンに向けて投写する平面形状で、前記スクリーンに対して平行に配置されたホログラム素子とを有し
    記光変調素子は1枚であり、
    前記照明装置、前記光変調素子及び前記投写光学系は、前記スクリーンを含む平面に対して同じ側に配置され、
    前記照明装置及び前記投写光学系は、前記スクリーンと前記ホログラム素子との間に配置され、
    前記照明装置に含まれる前記光源は、レーザー光源であり、
    前記ホログラム素子は、前記変調光と同じ波長帯を持つホログラム素子作製用のレーザー光を2つに分け、一方を参照光としてホログラム素子構成材料である感光面に直接照射し、他方をパワーミラーに当ててその反射光を物体光として前記感光面に照射し、前記参照光と前記物体光との干渉縞の強度分布を前記感光面に記録させて、前記パワーミラーと同様の結像性能及び歪曲性能を持つように作製された素子であり、
    前記ホログラム素子は、入射した前記変調光を前記ホログラム素子に記録された干渉縞により回折させ反射させ、前記スクリーンに向けて投写される変調光の画角を、前記屈折型光学系を通過して前記ホログラム素子に向かう変調光の画角よりも拡大する
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  2. 前記ホログラム素子は、光反射型ホログラム素子であることを特徴とする請求項1に記載の投写型表示装置。
  3. 前記投写光学系は、前記屈折光学系から前記ホログラム素子に至る光路間に平面の反射面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の投写型表示装置。
  4. 前記スクリーンは、光透過型スクリーンであることを特徴とする請求項1からまでのいずれかに記載の投写型表示装置。
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