JP2006038997A - プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ロッドインテグレ−タ22は、断面視直角三角形状の2個の第1透明部材22b1と、第1透明部材22b1よりも屈折率が小さく、断面視ホ−ムベ−ス形状を有する1個の第2透明部材とが、全体が略矩形状となるように配置されているため、第1透明部材22b1から第2透明部材22b2へと進む光の一部が反射することにより、ロッドインテグレ−タ22から出射する光のうち、2個の第1透明部材22b1が配置されている部分の光量が増加することとなる。その結果、スクリ−ンにおける画像光の投影面の上端部の左右両側の光量が増加し、投影面の光量分布が均一となるように補正される。
【選択図】図5
Description
上記画像生成素子からの画像光が上方または下方に傾斜してスクリ−ンに投影されるように構成されたプロジェクタにおいて、
上記インテグレ−タが、上記スクリ−ンの画像の投影面の中心に対する上記画像光の光軸のずれの方向と反対側から出射される光の光量が増加するように構成されている。
例えば、スクリ−ンの画像の投影面の中心に対して、上記画像光の光軸が下側にずれている場合には、上述したように、上記投影面の中心よりも下側が最も明るくなる一方、投影面の上端部の左右両側が最も暗くなってしまう。しかし、本発明では、インテグレ−タの上部から出射される光の光量が増加するように同インテグレ−タが構成されているため、上記投影面の上端部の左右両側が明るくなるように補正され、その結果、スクリ−ンに投影される画像光の光量分布を均一化させることが可能となる。
上記のように構成した請求項3において、スクリ−ンの画像の投影面の上端部の左右両側が明るくなるように補正され、その結果、スクリ−ンに投影される画像光の光量分布を均一化させることか可能となる。
上記のように構成した請求項4において、屈折率の大きい透明部材から屈折率の小さい透明部材へ光が入射する際に、臨界角以上の入射角で入射した場合には全反射が起こり、入射光が反射されることになる。その結果、屈折率の大きい透明部材が配置されたインテグレ−タの上部の光量を増加させることが可能となる。
上記のように構成した請求項5において、スクリ−ンよりも下側から画像光を投射した場合に最も暗くなる投影面の左上側および右上側の光量を増加させることか可能となり、その結果、スクリ−ンに投影される画像光の光量分布を均一化させることが可能となる。
N1−N2<0.003…式(1)
上記のように構成した請求項6において、上記第1透明部材の屈折率(N1)と、上記第2透明部材の屈折率(N2)とが上記(1)式を満たしたときに、スクリ−ンに投影される画像光の光量分布がより均一化される。
請求項3にかかる発明では、コストを低減することが可能となるとともに、装置の小型化を実現することが可能となる。
請求項4にかかる発明では、屈折率の大きい透明部材が配置されたインテグレ−タの上部の光量を増加させることが可能となる。
請求項5にかかる発明では、スクリ−ンに投影される画像光の光量を均一化させることか可能となる。
請求項6にかかる発明では、スクリ−ンに投影される画像光の光量分布がより均一化される。
図5は、実施形態にかかるロッドインテグレ−タの断面図である。同図において、全体として略矩形状を示すロッドインテグレ−タ22の周縁部には、内部を通過する光を反射させるためのミラ−部22aが設けられている。また、ミラ−部22aの内側には、光が通過する透明部22bが配置されている。この透明部22bは、断面視略直角三角形状の2個の第1透明部材22b1と、断面視略ホ−ムベ−ス形状の1個の第2透明部材22b2とからなり、第2透明部材22b2の上側左右に2個の第1透明部材22b1がそれぞれ配置され、全体として略矩形状となっている。
N1−N2<0.003…式(1)
これにより、第1透明部材22b1から第2透明部材22b2へ入射する光のうち、臨界角(θ)よりも大きい入射角で第2透明部材22bへ入射した光は反射されることとなる。なお、上記臨界角(θ)は、下記の(2)式により算出することが可能である。
θ=arcsin(N1/N2)…(2)
20…光源装置
20a…ランプ
20b…リフレクタ
21…カラ−ホイ−ル
22…ロッドインテグレ−タ
22a…ミラ−部
22b…透明部
22b1…第1透明部材
22b2…第2透明部材
23…ミラ−
25…DMD
26…投影レンズ
27、28…イルミネ−ションレンズ
100…スクリ−ン
Claims (6)
- 光を生成する光源と、同光源からの光をRGB光に分離する光分離手段と、同光分離手段からの出力光を集めて略矩形状の面状の光にするインテグレ−タと、同インテグレ−タからの光を画像光に変調する画像生成素子とを具備し、
上記画像生成素子からの画像光が上方に傾斜してスクリ−ンに投影されるように構成されたプロジェクタにおいて、
上記インテグレ−タは、断面視略直角三角形状を有する柱状の2個の第1透明部材と、同第1透明部材よりも光の屈折率が小さく、断面視ホ−ムベ−ス形状を有する柱状の1個の第2透明部材とを具備するロッドインテグレ−タであり、
上記第2透明部材の上側左右に2個の上記第1透明部材がそれぞれ配置され、全体として断面視略矩形状の柱状体を成しており、
上記第1透明部材の屈折率(N1)と、上記第2透明部材の屈折率(N2)とが、以下の関係を満たしており、上記スクリ−ンの画像の投影面の中心に対する上記画像光の光軸のずれの方向と反対側から出射される光の光量が増加するように配置されていることを特徴とするプロジェクタ。
N1−N2<0.003…式(1) - 光を生成する光源と、同光源からの光をRGB光に分離する光分離手段と、同光分離手段からの出力光を集めて略矩形状の面状の光にするインテグレ−タと、同インテグレ−タからの光を画像光に変調する画像生成素子とを具備し、
上記画像生成素子からの画像光が上方または下方に傾斜してスクリ−ンに投影されるように構成されたプロジェクタにおいて、
上記インテグレ−タは、上記スクリ−ンの画像の投影面の中心に対する上記画像光の光軸のずれの方向と反対側から出射される光の光量が増加するように構成されていることを特徴とするプロジェクタ。 - 上記画像生成素子からの画像光が上方に傾斜してスクリ−ンに投影されるように構成され、上記インテグレ−タは、上部から出射される光の光量が下部から出射される光の光量よりも増加するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ。
- 上記インテグレ−タは、屈折率の異なる2種類の透明部材を具備し、
屈折率の大きい同透明部材の下側に屈折率の小さい同透明部材が配置されることを特徴とする請求項3に記載のプロジェクタ。 - 上記インテグレ−タは、断面視略直角三角形状を有する柱状の2個の第1透明部材と、同第1透明部材よりも光の屈折率が小さく、断面視略ホ−ムベ−ス形状を有する柱状の1個の第2透明部材とを具備するロッドインテグレ−タであり、
上記第2透明部材の上側左右に2個の上記第1透明部材がそれぞれ配置され、全体として断面視略矩形状の柱状体を成していることを特徴とする請求項4に記載のプロジェクタ。 - 上記第1透明部材の屈折率(N1)と、上記第2透明部材の屈折率(N2)とが、以下の関係を満たしていることを特徴とする請求項5に記載のプロジェクタ。
N1−N2<0.003…式(1)
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JP2004215419A JP3901707B2 (ja) | 2004-07-23 | 2004-07-23 | プロジェクタ |
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JP2006038997A true JP2006038997A (ja) | 2006-02-09 |
JP3901707B2 JP3901707B2 (ja) | 2007-04-04 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008052106A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Mitsubishi Electric Corp | 投写型表示装置 |
JP2008261912A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Mitsubishi Electric Corp | 投射型表示装置 |
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2004
- 2004-07-23 JP JP2004215419A patent/JP3901707B2/ja not_active Expired - Fee Related
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