JP2010014688A - 着磁パルサリング及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置 - Google Patents

着磁パルサリング及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010014688A
JP2010014688A JP2008264010A JP2008264010A JP2010014688A JP 2010014688 A JP2010014688 A JP 2010014688A JP 2008264010 A JP2008264010 A JP 2008264010A JP 2008264010 A JP2008264010 A JP 2008264010A JP 2010014688 A JP2010014688 A JP 2010014688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
holding member
annular
pulsar ring
annular magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008264010A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5267033B2 (ja
JP2010014688A5 (ja
Inventor
Yasuhiko Ishii
康彦 石井
Yasushi Kadota
康 門田
Satoru Murao
悟 村尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2008264010A priority Critical patent/JP5267033B2/ja
Publication of JP2010014688A publication Critical patent/JP2010014688A/ja
Publication of JP2010014688A5 publication Critical patent/JP2010014688A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5267033B2 publication Critical patent/JP5267033B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】支持部材に対する環状磁石の脱落や芯ずれを防止する。
【解決手段】本発明の着磁パルサリング11は、環状のフランジ部22を有し、かつ回転輪9に対して一体回転可能に設けられた支持部材と、フランジ部22の一側面に接着され、かつ周方向に所定間隔で配列された多数の磁極を有するとともに磁気センサSによって磁気が検出される環状の永久磁石12と、フランジ部22に対する所定の接着位置に永久磁石12を保持するための環状の保持部材30とを備える。保持部材30は、回転輪9に一体回転可能に嵌合する筒状の嵌合部31と、この嵌合部31から径方向外方に突出する規制部32とを有し、規制部32は、磁気センサSの磁気検出範囲Rよりも径方向内側において永久磁石12の軸方向及び径方向の移動を規制する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回転輪の回転数などの検出に用いられる着磁パルサリング、及びこの着磁パルサリングを用いたセンサ付き転がり軸受装置に関する。
自動車などの車輪を支持する転がり軸受装置には、アンチロックブレーキシステム等を制御するために、当該車輪の回転速度を検出するためのセンサが組み込まれたものがある。このセンサ付きの転がり軸受装置は、内軸(回転輪)側に固定された着磁パルサリングと、この着磁パルサリングに対向配置される磁気センサとを有しており、磁気センサが着磁パルサリングの回転による磁気変化を検知することで車輪の回転速度を検出できるように構成されている。
一般に、着磁パルサリングは、磁気センサの検知対象となる環状の永久磁石と、この永久磁石を支持する金属製の支持部材とを有している。永久磁石は、支持部材に対して接着剤等で直接的に固定されたり、支持部材の一部をかしめることによって当該支持部材に固定されたりしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−37441号公報
上記のような着磁パルサリングにおいて、永久磁石の熱膨張係数と支持部材の熱膨張係数とが大きく異なる場合、温度変化に起因する永久磁石と支持部材との変形量には差が生じる。この場合、従来技術のように永久磁石が支持部材に対して接着剤のみで直接的に固定されていたり、支持部材をかしめることによって支持部材に固定されていたりすると、永久磁石と支持部材の変形量の差によって永久磁石が支持部材から剥がれるおそれがある。また、長期使用による接着剤の劣化やその他の要因が重なることによっても永久磁石が支持部材から剥がれるおそれがある。支持部材から永久磁石が剥がれてしまうと、永久磁石が軸方向に脱落したり径方向に芯ずれしたりし、磁気を検出不能になったり、磁気検出精度が低下したりする。
特に、永久磁石の径方向の芯ずれは磁気パルスの累積ピッチ誤差を悪化させ、アンチロックブレーキシステムの誤作動の原因となる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、支持部材のフランジ部に対する永久磁石の接着が剥がれたとしても、永久磁石の脱落や芯ずれを防止することができる着磁パルサリング及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置を提供することを目的とする。
本発明の着磁パルサリングは、環状のフランジ部を有し、かつ回転輪に対して一体回転可能に設けられる支持部材と、前記フランジ部の一側面に接着され、かつ周方向に所定間隔で配列された多数の磁極を有するとともにその磁極の変化が磁気センサによって検出される環状の永久磁石と、前記フランジ部に対する所定の接着位置に前記永久磁石を保持するための環状の保持部材と、を備えており、前記保持部材が、前記回転輪に一体回転可能に嵌合する筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向外方に延び、前記磁気センサの磁気検出範囲よりも径方向内側において前記永久磁石の軸方向及び径方向の移動を規制する規制部とを有していることを特徴とする。
この構成によれば、支持部材のフランジ部に接着された永久磁石が保持部材によって保持されるので、フランジ部に対する永久磁石の接着が剥がれたとしても永久磁石が支持部材から脱落したり、永久磁石が径方向に芯ずれしたりすることを防止することができる。
また、保持部材の規制部は、磁気センサによる磁気検出範囲よりも径方向内側で永久磁石の移動を規制するので、この規制部が磁気センサの磁気検出精度に悪影響を与えることはほとんどない。また、磁気センサの磁気検出範囲を覆うように規制部が設けられる場合に比べて、永久磁石と磁気センサとのギャップを小さくすることができるので、検出感度を向上させることが可能となる。
前記保持部材の規制部には、周方向に複数の切り欠きが形成されていることが好ましく、前記永久磁石には、前記切り欠きに噛み合う突部が周方向に複数形成されていることが好ましい。このように切り欠きと突部とを噛み合わせることによって永久磁石が周方向に位置ずれてしまうことを防止することができる。
前記支持部材は、前記フランジ部の径方向内端から軸方向に延びる円筒部を有しており、前記保持部材の嵌合部が、前記円筒部の内周面に嵌合されていることが好ましい。
このような構成によって、支持部材と保持部材とを直接的に強固に結合することができ、支持部材に接着された永久磁石を保持部材によって確実に保持することが可能となる。
前記保持部材と前記永久磁石との間には、接着剤を充填可能な径方向の隙間が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、保持部材と永久磁石との間に形成された径方向の隙間によって、保持部材と永久磁石との径方向の寸法誤差や取付誤差を吸収することができ、この隙間に接着剤を充填することによって永久磁石の径方向の位置ずれを防止することができる。
本発明のセンサ付き転がり軸受装置は、固定輪及び回転輪と、これらの間に転動自在に配置された転動体と、前記回転輪に一体回転可能に固定された上述の着磁パルサリングと、前記着磁パルサリングの磁極の変化を検出することによって前記回転輪の回転状態を検出する磁気センサと、を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、支持部材のフランジ部に接着された永久磁石が保持部材によって保持されるので、フランジ部に対する永久磁石の接着が剥がれたとしても永久磁石が支持部材から脱落したり、永久磁石が径方向に芯ずれを起こしたりすることを防止することができる。また、保持部材の規制部が、磁気センサによる磁気検出範囲よりも径方向内側で永久磁石の移動を規制するので、規制部が磁気センサの磁気検出精度に悪影響を与えることはほとんどない。また、磁気センサによる磁気検出範囲を覆うように規制部が配置される場合に比べて、永久磁石と磁気センサとの間のギャップを小さくすることができ、検出感度の向上が可能となる。
本発明によれば、支持部材のフランジ部に対する永久磁石の接着が剥がれたとしても、永久磁石の脱落や芯ずれを防止することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る着磁パルサリングが適用されたセンサ付き転がり軸受装置の構成を示す断面図である。このセンサ付き転がり軸受装置1は、自動車など車両の駆動輪を懸架装置に対して回転自在に支持するものである。
図1において、センサ付き転がり軸受装置1は、複列のアンギュラ玉軸受を構成しており、図示しない駆動輪が取り付けられるフランジ部2aを有する内軸2と、内軸2の外周側に同心に配置された外輪3と、内軸2と外輪3の間に介在した転動体としての複数の玉4と、これら玉4を周方向に等配に保持する保持器5と、内軸2及び外輪3の間における環状空間の両端開口を密封するシール部材6,7と、シール部材7に対向するように配置された磁気センサSとを備えている。
外輪3は、車両側に固定される固定輪であり、外周面には車両の懸架装置に取り付けるための取付フランジ3aが形成されている。また、その内周面には玉4が転動する複列の外輪軌道3bが形成されている。
内軸2は、前記駆動輪が取り付けられる車軸であるとともに、当該センサ付き転がり軸受装置1の回転輪(回転体)を構成しており、フランジ部2aが形成された内軸本体8と、この内軸本体8の車両内側(図1中紙面右側)他端に嵌合固定された円環状の内輪部材9とを備えている。
内軸2に形成されたフランジ部2aには、前記車輪を当該フランジ部2aに固定するための複数のハブボルト2a1が固定されている。また、内軸2の外周面には、複列の外輪軌道3bに対向して複列の内輪軌道2bが形成されており、複数の玉4は、内輪軌道2b及び外輪軌道3bとの間に転動自在に配置されている。
また、内軸2には、軸方向に貫通する貫通孔2cが設けられており、この貫通孔2cには、前記駆動輪を駆動するためのドライブシャフトDが挿入されている。ドライブシャフトDと、内軸2とは、貫通孔2cの内周面及びドライブシャフトDの外周面それぞれに形成されたスプライン溝によってスプライン嵌合されるとともに、当該ドライブシャフトDの先端に取り付けられたナットd1を締め付けることで、一体回転可能に固定されている。
上記構成によって、センサ付き転がり軸受装置1は、内軸2を外輪3に対して回転自在に支持しており、内軸2に固定される駆動輪を回転自在に支持する。
シール部材7は、外輪3の他端部側の内周面3cに内嵌固定された円環状の芯金10と、この芯金10に対向するように内輪部材9に一体回転可能に固定された円環状の着磁パルサリング11と、を有している。
芯金10は、SUS430,SECC,SPCC,SPCD,SPCE等の冷延鋼板をプレス加工することによって形成されており、その内周端部には、当該芯金10と着磁パルサリング11との間をシールするシールリング10aが加硫接着等によって固定されている。
着磁パルサリング11は、多数の磁極が周方向に所定間隔で配列された永久磁石である環状磁石12と、この環状磁石12が接着される環状の支持部材20と、環状磁石12を支持部材20に対して保持するための保持部材30とを備えている。
支持部材20は、芯金10と同様、SUS430,SECC,SPCC,SPCD,SPCE等の冷延鋼板をプレス加工することによって円環状に形成された部材であり、内軸2の内輪部材9に一体回転可能に固定されている。従って、この支持部材20に接着された環状磁石12についても、内軸2に対して一体回転可能である。なお、支持部材20に対する環状磁石12の接着の態様及び保持部材30による環状磁石12の保持の態様については、後に詳述する。
また、支持部材20の外周面は、シールリング10aが摺接するように構成されており、支持部材20は、シール部材7におけるスリンガとしての機能を兼ね備えている。
環状磁石12は、プラスチック磁石を用いて円環状に形成されており、所定幅のN極とS極とが周方向に沿って交互に配置されるように着磁されることで、多数の磁極が周方向に所定間隔で配列されている。環状磁石12を構成しているプラスチック磁石としては、フェライト系の磁性粉末や、ネオジウムやサマリウム等の希土類系の磁性粉末を、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂やポリアミド(PA)樹脂等の樹脂材料に混合した後、所定の形状に形成したものを用いることができる。さらに、環状磁石12は、プラスチック磁石を用いたものに限定するものではなく、例えば、Ne−Fe−B系焼結磁石等といったような焼結磁石を用いることもできる。
磁気センサSは、環状磁石12の一側面(右側面)12aに対して所定の隙間Gを置いて対向するように配置されている。このため、内軸2と一体回転する着磁パルサリング11は、磁気センサSに対して、内軸2の回転に応じて磁極を変化させることができる。
磁気センサSは、磁極の変化を検知するセンサであり、当該センサ付き転がり軸受装置1が搭載される車両の制御装置に接続されている。そして、磁気センサSは、内軸2の回転に応じて変化する着磁パルサリング11の磁極の変化を検知し、その検知信号を車両の制御装置に出力する。前記制御装置は、磁気センサSの検知信号に基づいて、内軸2の回転速度を認識し、前記車両のアンチロックブレーキシステム等の制御に反映させる。
次に、支持部材20に対する環状磁石12の固定の態様について説明する。
図2は、着磁パルサリング11のみを拡大して示した断面図である。図2において、支持部材20は、内輪部材9に固定される円筒部21と、この円筒部21の一端部(右端部)から径方向外方に延びるフランジ部22とを有し、断面L字形状に形成されている。このフランジ部22の一側面(右側面)には環状磁石12の他側面(左側面)が接着剤によって接着されている。すなわち、フランジ部22と環状磁石12との間には接着剤層40が介在し、この接着剤層40は、環状磁石12のほぼ側面全体に亘る範囲で設けられている。また、この接着剤層40は、ゴム等のエラストマーをベースとした弾性接着剤によって形成され、その硬化物は弾性を有している。
環状磁石12は、フランジ部22の外径とほぼ同じ外径で円環状に形成されている。また、環状磁石12は、内輪部材9の外径よりもやや大きな内径に形成されている。環状磁石12の他側面(左側面)には、フランジ部22との間に接着剤層40の厚さを定める突起12dが形成されている。
保持部材30は、SUS304等のオーステナイト系ステンレスのような非磁性体の金属によって形成されており、軸方向に沿って延びる円筒状の嵌合部31と、この嵌合部31の軸方向一端部(右端部)から径方向外方へ延びるフランジ状の規制部32とを有している。嵌合部31は、内輪部材9の外周面に圧入によって嵌合固定されている。また、嵌合部31は、支持部材20の円筒部21の内周面に圧入によって嵌合固定されている。
規制部32は、環状磁石12の一側面(右側面)に当接するように配置され、支持部材20のフランジ部22との間で環状磁石12を挟持している。したがって、この規制部32によって環状磁石12の軸方向の移動が規制されている。
また、環状磁石12の一側面の内周側には凹部12aが形成されており、この凹部12aに規制部32が嵌り込んでいる。そして、規制部32の先端面は、環状磁石12の凹部12a内の周面12a1に当接しており、これによって環状磁石12の径方向の移動が規制されている。また、規制部32の一側面と環状磁石12の一側面とは概ね面一となっている。なお、凹部12aの周面12a1と規制部32の先端面との間には隙間が設けられていてもよく、この隙間に接着剤が充填されていてもよい。このような隙間を設けることによって、保持部材30を着磁パルサリング11に組み付けるときに、センサSに対する環状磁石12の対向面が、規制部32との干渉で傷ついてしまうの防止することができ、また、着磁パルサリング11と規制部30との組付誤差や寸法誤差を吸収することができる。
図3は、図2のA矢視図であり、図3(a)に示すように、環状磁石12の一側面の内周側には、前記凹部12aと凸部12bとが周方向交互に形成されている。一方、規制部材32の外周部には、周方向に複数の切り欠き33が形成されている。このため、規制部32の外周部は凹凸形状に形成されている。そして、規制部32の切り欠き33には環状磁石12の凸部12bが噛み合っており、これによって環状磁石12の周方向の移動が規制されている。なお、凹部12a、凸部12b及び切り欠き33は、図3(a)に示すように矩形状であってもよいし、図3(b)に示すように、三角形状(山形状)であってもよい。
図2に示すように、規制部32は、磁気センサSによる磁気検出範囲Rよりも径方向内側に配置されるようにその高さHが設定されている。したがって、環状磁石12と磁気センサSとの間には規制部32が存在せず、両者のギャップGを可及的に小さくすることが可能となっている。そのため、例えば、規制部32を環状磁石12の一側面全体を覆うように形成した場合に比べて、磁気センサSの検出感度を高めることが可能となる。
着磁パルサリング11は、保持部材30の規制部32によって環状磁石12の軸方向及び径方向の移動が規制されるので、支持部材20に対する環状磁石12の接着が剥がれたとしても、環状磁石12が軸方向に脱落したり径方向に芯ずれしたりすることがない。したがって、磁気センサSによる検出精度を好適に維持することができる。
また、保持部材30の規制部32には切り欠き33が形成され、環状磁石12には切り欠き33に噛み合う凸部12bが形成されているので、規制部32によって環状磁石12の周方向の移動が規制され、支持部材20に対する環状磁石12の接着が剥がれたとしても、環状磁石12が周方向に位置ずれすることが無い。これによっても磁気センサSによる検出精度を好適に維持することができる。
なお、本実施形態のように切り欠き33と凸部12bとの噛み合いや、規制部32の先端面と凹部12aの周面12a1との係合が無くても、保持部材30の規制部32と支持部材20のフランジ部22との間で環状磁石12を強く挟持することによって環状磁石12の周方向、径方向の移動を規制することが可能である。
環状磁石12は、弾性接着剤からなる接着剤層40によって支持部材20に接着されているので、環状磁石12及び支持部材20が温度変化に伴って膨張収縮変形したとしても、両者の間に生じる変形量の差を吸収し、環状磁石12に過大な変形応力が作用するのを抑制することができる。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る着磁パルサリング11の斜視断面図である。本実施形態の着磁パルサリング11は、規制部32が径方向外方へ垂直に延びるのではなく、嵌合部31とは反対方向(右方向)へ向けて傾斜しつつ径方向外方へ延びている。また、規制部32の外周部には、周方向に複数の切り欠き33が形成されている。
この切り欠き33は、規制部32から嵌合部31にまで延長して形成されており、環状磁石12の内周部は、嵌合部31によって径方向内側から覆われた部分と、切り欠き33によって径方向内方へ開放された部分12eとが交互に設けられている。
一方、この規制部32に当接される環状磁石12の内周側には、規制部32の傾斜に沿ったテーパー面12cを含む複数の凹部12aが形成され、周方向に隣接する凹部12a間には、切り欠き33に噛み合う凸部12bが形成されている。
本実施の形態では、上記第1の実施形態と同様の作用効果を奏するが、規制部32が傾斜状に形成されているので、この規制部32の他側面(左側面)によって環状磁石12の軸方向及び径方向の移動を同時に規制することができる。
また、環状磁石12の内周部は、一部12eが切り欠き33によって径方向内方へ開放しているので、保持部材30と環状磁石12と支持部材20とによって囲まれた空間に水等が浸入したとしても、切り欠き30から排出することができる。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る着磁パルサリング11の斜視断面図である。本実施形態の着磁パルサリング11は、保持部材30の規制部32が、第1の実施形態と同様に、嵌合部31から径方向外方へ垂直に延びており、切り欠き33が、第2の実施形態と同様に嵌合部31にまで延長して形成されている。したがって、第1の実施形態における規制部32の作用効果と、第2の実施形態における切り欠き33の作用効果との両方の作用効果を奏する。
図6は、本発明の第4の実施形態に係る着磁パルサリング11の断面図である。
本実施形態では、保持部材30の規制部32が、嵌合部31から径方向外方に垂直に延びておらず、嵌合部31とは反対方向へ向けて円弧状に湾曲しながら延び、全体として嵌合部31よりも径方向外方へ膨出した形状に形成されている。そして、環状磁石12の内周面は、フランジ部22側ほど内径が小さくなるような傾斜面12cに形成され、この傾斜面12cに円弧状の規制部32が当接している。したがって、本実施形態においても第2の実施形態と同様に、規制部32によって環状磁石12の軸方向及び径方向の移動を同時に規制することができる。
図7は、本発明の第5の実施形態に係る着磁パルサリング11の断面図である。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に、環状磁石12の一側面(右側面)の内周側に形成された凹部12a内に保持部材30の規制部32が挿入されているが、凹部12a内の側面12a2と規制部32との間には隙間が形成されている。本実施形態において、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏するが、隙間の分だけ環状磁石12の若干の移動が許容される。
このように凹部12a内の側面12a2と規制部32との間に隙間が形成されていると、着磁パルサリング11を内輪部材9に組み付けるときに、保持部材30を内輪部材9の外周面に強く押し込んだとしても規制部32によって環状磁石12を強く圧迫することが少なくなり、環状磁石12の割れ等の損傷を防止することができる。
なお、本発明の第6の実施形態に関する図8に示すように、規制部32の先端面と、凹部12aの周面12a1との間にも隙間を設けてもよく、これによって着磁パルサリング11を内輪部材9に組み付けるときの環状磁石12の損傷をより確実に防止することができる。また、凹部12aの側面12a2と規制部32との隙間や、規制部32の先端面と凹部12aの周面12a1との隙間によって、環状磁石12と保持部材30との寸法誤差や組付誤差を吸収することができ、これらの組み付けを容易にすることができる。
なお、これらの隙間は、環状磁石12と保持部材30との寸法誤差や組付誤差を吸収し、着磁パルサリング11を内輪部材9に組み付けるときの環状磁石12の損傷を防止するに十分な寸法であり、かつ保持部材30によって環状磁石12の移動を規制する作用を妨げない程度に設定される。
図7及び図8において、凹部12aの側面12a2と規制部32との隙間や、規制部32の先端面と凹部12aの周面12a1との隙間、さらに嵌合部31と環状磁石12との隙間には、例えば、本発明の第7の実施形態に関する図9(a)に示すような弾性接着剤からなる弾性層42を設けてもよい。
このような弾性層42を設けるには、図9(b)に示すように、保持部材30の嵌合部31と規制部32との間の角部に、周方向に間隔をあけて複数箇所(図例では等間隔に3箇所)に弾性接着剤43を塗布しておき、予め環状磁石12を接着しておいた支持部材20の円筒部21に保持部材30の嵌合部31を嵌合させる。これにより、保持部材30に塗布しておいた弾性接着剤43が各隙間に拡がり、かつ乾燥することによって弾性層42を形成する。
保持部材30に対して周方向に間隔をあけて弾性接着剤43を塗布しているのは、支持部材20の円筒部21に保持部材30の嵌合部31を嵌合させるときに、両者の間に含まれた空気を各弾性接着剤43の間から抜くためであり、これによって弾性接着剤43を各隙間に拡げ易くすることができる。
このように環状磁石12と保持部材30との隙間に弾性層42を形成することによって、環状磁石12の軸方向及び径方向の移動をより確実に規制することができる。特に、環状磁石12と保持部材30との径方向の隙間に充填された弾性層42によって、環状磁石12の芯ずれをより確実に防止することができる。さらに、環状磁石12の内周面と保持部材30の嵌合部31との間に設けられた弾性層42によって、環状磁石12と保持部材30との線膨張係数の差を吸収し、温度変化に起因する変形に伴う環状磁石12の損傷を防止することができる。
なお、弾性層42を構成する弾性接着剤43は、接着剤層40と同じものを用いてもよいし、異なるものを用いてもよい。
図10は、本発明の第8の実施形態に係る着磁パルサリングの断面図である。本実施形態は、弾性層42が保持部材30の規制部32の外周縁よりも径外方向に突出していない(当該外周縁よりも内周側に配置されている)点で図9(a)に示した第7の実施形態と異なり、その他の点で一致している。本実施形態の場合、第7の実施形態と同様の作用効果を奏するほか、弾性層42が着磁パルサリングの外部にはみ出してしまうことを防止することができる。
特に、図9(b)に示すように、周方向に間隔をあけて複数箇所に弾性層42を充填すると、外部への弾性層42のはみ出しを効果的に抑制することができる。
図11は、本発明の第9の実施形態に係る着磁パルサリングの断面図である。
本実施形態では、保持部材30の嵌合部31が、支持部材20の円筒部21に内嵌されておらず、当該円筒部21に対して軸方向に並べて配置されている。円筒部21と嵌合部31の内径は同一とされ、ともに内輪部材9の外周面に嵌合している。また、嵌合部31は、環状磁石12の厚さと略同じ軸方向長さに形成されている。
一方、環状磁石12の一側面(右側面)には、保持部材30の規制部32が挿入される凹部12aが形成されている。規制部32とこれに対向する凹部12a内の側面12a2との間には軸方向の隙間が形成されている。また、規制部32の先端面とこれに対向する凹部12a内の周面12a1との間、及び、環状磁石12の内周面と保持部材30の嵌合部31との間には径方向の隙間が形成されている。そして、これらの隙間には、接着剤層40を構成する接着剤40aが充填されている。
本実施形態では、規制部32が環状磁石12の移動を規制するという作用の他、環状磁石12と保持部材30との間の径方向の隙間によって両者間の径方向の寸法誤差や組付誤差を吸収することができるようになっている。環状磁石12の内周面と保持部材30の外周面とが同一の径寸法であると、環状磁石12及び保持部材31の径寸法に誤差がある場合に保持部材31を組み付けることが困難になるが、本実施形態のように両者間に径方向の隙間を形成することによって保持部材31の組付けを容易にすることができる。
図12は、本発明の第10の実施形態に係る着磁パルサリングの断面図である。
本実施形態では、第9の実施形態と同様に、保持部材30の嵌合部31が支持部材20の円筒部21に内嵌されておらず、円筒部21と嵌合部31とが互いに軸方向に並べて配置されている。また、本実施形態では、円筒部21の右端部が径方向外側に屈曲され、この屈曲によって生じた内輪部材9の外周面と円筒部21との間の空間に円筒部21の径方向内側に嵌合部31の左端部が挿入されている。また、保持部材30の規制部32は、嵌合部31とは反対方向(右方向)へ傾斜しながら径方向外方へ延び、環状磁石12の内周側に形成された凹部12aのテーパー状の傾斜面12cに当接している。また、保持部材30の嵌合部31と環状磁石12の内周面との間、及び嵌合部31と支持部材20の円筒部21との間には隙間が形成され、この隙間に接着剤層40を構成する弾性接着剤40aが充填され、この弾性接着剤40aは、円筒部21と嵌合部31との間から径方向内方へ膨出する膨出部40bを有している。
本実施形態では、環状磁石12の軸方向及び径方向の移動を傾斜状の規制部32によって同時に規制することができる。また、嵌合部31と環状磁石12との径方向の隙間によって両者の寸法誤差を吸収することができる。さらに、円筒部21と嵌合部31との隙間から弾性接着剤40aが膨出しているので、円筒部21及び嵌合部31を内輪部材9の外周面に嵌合したときに、当該外周面に膨出部40bが圧接することによって膨出部40bがシールとして機能し、外部からの水等の浸入を防止することができる。
本発明は、上記各実施形態に限定されることなく適宜設計変更可能である。例えば、本発明の着磁パルサリングは、車輪用のセンサ付き転がり軸受装置以外の用途にも使用可能ある。
本発明の第1の実施形態に係る着磁パルサリングが適用されたセンサ付き転がり軸受装置の構成を示す断面図である。 着磁パルサリングのみを拡大して示した断面図である。 着磁パルサリングを軸方向視した図であるである。 本発明の第2の実施形態に係る着磁パルサリングの斜視断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る着磁パルサリングの斜視断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る着磁パルサリングの断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る着磁パルサリングの断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る着磁パルサリングの断面図である。 本発明の第7の実施形態に係る着磁パルサリングの断面図である。 本発明の第8の実施形態に係る着磁パルサリングの断面図である。 本発明の第9の実施形態に係る着磁パルサリングの断面図である。 本発明の第10の実施形態に係る着磁パルサリングの断面図である。
符号の説明
1 センサ付き転がり軸受装置
2 内軸(回転輪)
3 外輪(固定輪)
4 玉(転動体)
11 着磁パルサリング
12 環状磁石(永久磁石)
12b 凸部
20 支持部材
21 円筒部
22 フランジ部
30 保持部材
31 嵌合部
32 規制部
33 切り欠き
S 磁気センサ

Claims (5)

  1. 環状のフランジ部を有し、かつ回転輪に対して一体回転可能に設けられる支持部材と、
    前記フランジ部の一側面に接着され、かつ周方向に所定間隔で配列された多数の磁極を有するとともにその磁極の変化が磁気センサによって検出される環状の永久磁石と、
    前記フランジ部に対する所定の接着位置に前記永久磁石を保持するための環状の保持部材と、を備えており、
    前記保持部材が、前記回転輪に一体回転可能に嵌合する筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向外方に突出し、前記磁気センサの磁気検出範囲よりも径方向内側において前記永久磁石の軸方向及び径方向の移動を規制する規制部とを有していることを特徴とする着磁パルサリング。
  2. 前記保持部材の規制部に周方向に複数の切り欠きが形成され、
    前記永久磁石に、前記切り欠きに噛み合う突部が周方向に複数形成されている請求項1に記載の着磁パルサリング。
  3. 前記支持部材が、前記フランジ部の径方向内端から軸方向に延びる円筒部を有しており、
    前記保持部材の嵌合部が、前記円筒部の内周面に嵌合されている請求項1又は2に記載の着磁パルサリング。
  4. 前記保持部材と前記永久磁石との間に、接着剤を充填可能な径方向の隙間が形成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の着磁パルサリング。
  5. 固定輪及び回転輪と、
    これらの間に転動自在に配置された転動体と、
    前記回転輪に一体回転可能に固定された請求項1〜4のいずれかに記載の着磁パルサリングと、
    前記着磁パルサリングの磁極の変化を検出することによって前記回転輪の回転状態を検出する磁気センサと、を備えていることを特徴とするセンサ付き転がり軸受装置。
JP2008264010A 2008-06-04 2008-10-10 着磁パルサリング及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置 Expired - Fee Related JP5267033B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008264010A JP5267033B2 (ja) 2008-06-04 2008-10-10 着磁パルサリング及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008147179 2008-06-04
JP2008147179 2008-06-04
JP2008264010A JP5267033B2 (ja) 2008-06-04 2008-10-10 着磁パルサリング及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010014688A true JP2010014688A (ja) 2010-01-21
JP2010014688A5 JP2010014688A5 (ja) 2012-08-09
JP5267033B2 JP5267033B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=41700916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008264010A Expired - Fee Related JP5267033B2 (ja) 2008-06-04 2008-10-10 着磁パルサリング及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5267033B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018502295A (ja) * 2014-12-30 2018-01-25 エルジー イノテック カンパニー リミテッド トルクセンサーモジュール及びこれを含む操舵角センシング装置
KR20210002714A (ko) * 2018-05-08 2021-01-08 발레오 샬터 운트 센소렌 게엠베아 자동차의 센서 장치용 자석 조립체, 자석 조립체를 갖는 센서 장치, 및 센서 장치를 갖는 자동차

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004037441A (ja) * 2003-01-08 2004-02-05 Ntn Corp 磁気エンコーダおよびそれを備えた車輪用軸受
WO2005071362A1 (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Nsk Ltd. 磁気エンコーダ及び軸受
JP2005233923A (ja) * 2004-01-22 2005-09-02 Nsk Ltd 転がり軸受

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004037441A (ja) * 2003-01-08 2004-02-05 Ntn Corp 磁気エンコーダおよびそれを備えた車輪用軸受
WO2005071362A1 (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Nsk Ltd. 磁気エンコーダ及び軸受
JP2005233923A (ja) * 2004-01-22 2005-09-02 Nsk Ltd 転がり軸受

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018502295A (ja) * 2014-12-30 2018-01-25 エルジー イノテック カンパニー リミテッド トルクセンサーモジュール及びこれを含む操舵角センシング装置
KR20210002714A (ko) * 2018-05-08 2021-01-08 발레오 샬터 운트 센소렌 게엠베아 자동차의 센서 장치용 자석 조립체, 자석 조립체를 갖는 센서 장치, 및 센서 장치를 갖는 자동차
JP2021522516A (ja) * 2018-05-08 2021-08-30 ヴァレオ・シャルター・ウント・ゼンゾーレン・ゲーエムベーハー 自動車両のセンサー装置用の磁石組立体、磁石組立体を有したセンサー装置、およびセンサー装置を有した自動車両
JP7138729B2 (ja) 2018-05-08 2022-09-16 ヴァレオ・シャルター・ウント・ゼンゾーレン・ゲーエムベーハー 自動車両のセンサー装置用の磁石組立体、磁石組立体を有したセンサー装置、およびセンサー装置を有した自動車両
KR102537811B1 (ko) * 2018-05-08 2023-05-30 발레오 샬터 운트 센소렌 게엠베아 자동차의 센서 장치용 자석 조립체, 자석 조립체를 갖는 센서 장치, 및 센서 장치를 갖는 자동차
US11940298B2 (en) 2018-05-08 2024-03-26 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Magnet assembly for a sensor device of a motor vehicle, sensor device with a magnet assembly and motor vehicle with a sensor device

Also Published As

Publication number Publication date
JP5267033B2 (ja) 2013-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5036045B2 (ja) 磁気エンコーダ
JP2001215132A (ja) 車輪用軸受
JP2010180912A (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
EP1965090B1 (en) Magnetized pulsar ring, and rolling bearing device with sensor using the same
JP2008162569A (ja) 物理量測定装置付転がり軸受ユニット
JP5267033B2 (ja) 着磁パルサリング及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置
JP6443821B2 (ja) 密封装置
WO2017159804A1 (ja) 車輪用軸受装置
JP2006275200A (ja) 転がり軸受装置のカバー及びこれを用いた転がり軸受装置
JP5061652B2 (ja) 着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置
JP5196253B2 (ja) センサー付き転がり軸受装置
JP4548026B2 (ja) センサ付きシール装置およびそれを用いた転がり軸受装置
JP4239669B2 (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニット
JP5176851B2 (ja) 着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置
JP5521977B2 (ja) パルサーリング、密封装置、及び転がり軸受
JP2008267423A (ja) ベアリングシール
JP2009257872A (ja) 着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置
JP6500345B2 (ja) センサ付転がり軸受ユニット
JP2009250609A (ja) 着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置
JP2018155348A (ja) 車輪用軸受装置
JP2006329750A (ja) 磁気エンコーダ及びこれを用いた転がり軸受装置
JP2008002885A (ja) 車輪速度検出装置付き車輪軸受装置
JP2009257410A (ja) 着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置
JP2009281730A (ja) 着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置
JP5051879B2 (ja) ベアリングシール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5267033

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees