JP2009257872A - 着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置 - Google Patents

着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置 Download PDF

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康彦 石井
Yasushi Kadota
康 門田
Masahiro Inoue
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Abstract

【課題】 永久磁石に破損や脱落が生じるのを防止することができる着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】 本発明の着磁パルサリング11は、環状磁石12と、フランジ部22を有する支持部材20と、環状磁石12をフランジ部22に固定する固定部材30とを備えている。固定部材30は、弾性材料により形成されるとともに、フランジ部22及び環状磁石12の外周面を保持している第一の保持部31と、第一の保持部31の一端から径方向内側に突設され環状磁石12の一端面12aの外周端縁に当接している外側止定部32と、第一の保持部31の他端から径方向内側に突設されフランジ部22の他端面22bに当接し、フランジ部22と環状磁石12とが離間するのを防止するフランジ部側止定部36とを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回転体の回転数などの検出に用いられる着磁パルサリング、及びこの着磁パルサリングを用いたセンサ付き転がり軸受装置に関する。
自動車などの車輪を支持する転がり軸受装置には、アンチロックブレーキシステム等を制御するために、当該車輪の回転速度を検出するためのセンサ装置が組み込まれたものがある。このようなセンサ付きの転がり軸受装置は、内軸(回転輪)側に固定された着磁パルサリングと、この着磁パルサリングに対向配置される磁気センサとを有しており、前記磁気センサが前記着磁パルサリングの回転による磁気変化を検知することで車輪の回転速度を検出できるように構成されている。
上記着磁パルサリングは、一般に、前記磁気センサの検知対象となる環状の永久磁石と、前記永久磁石を支持する金属製の支持部材とを有しており、前記永久磁石は、前記支持部材に対して接着剤等で直接的に固定されたり、支持部材の一部をかしめることで当該支持部材に固定されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−37441号公報
上記永久磁石には、通常、プラスチック磁石や焼結磁石等といった脆性の高い材料により形成されたものが用いられており、永久磁石と支持部材との間で熱膨張係数が大きく異なる場合には、温度変化等に起因して、永久磁石と支持部材との間の変形量に差が生じる。このような場合、上記従来例のように永久磁石を支持部材に対して接着剤でのみ直接的に固定したり、支持部材をかしめて固定していると、前記変形量の差によって永久磁石に過大な変形応力が作用し、当該永久磁石が支持部材から剥がれて脱落したり、永久磁石に破損が生じるおそれがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、温度変化に伴って永久磁石が膨縮したとしても、当該永久磁石に破損や脱落が生じるのを防止することができる着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明である着磁パルサリングは、多数の磁極が周方向に所定間隔で配列された環状の永久磁石と、フランジ部を有する環状の支持部材と、前記永久磁石の一端面が当該永久磁石の磁気を検知するセンサに対向するように前記永久磁石を前記フランジ部の一端面に固定する固定部材と、を備え、前記固定部材は、弾性材料により形成されているとともに、前記フランジ部の一端面側に突設され前記永久磁石の周面を保持している保持部と、この保持部の先端から径方向に突設され前記永久磁石の一端面の端縁に当接することで、前記フランジ部の一端面に対して前記永久磁石が離間するのを防止する止定部と、を備えていることを特徴としている。
上記のように構成された着磁パルサリングによれば、固定部材の保持部によって永久磁石の周面を保持するとともに、止定部によって永久磁石をフランジ部に対して離間しないように固定することができるので、永久磁石が支持部材に対して径方向及び軸方向に移動するのを規制することができる。さらに、この固定部材は、弾性材料によって形成されているので、永久磁石を支持部材に対して弾性的に固定することができる。このため、永久磁石及び支持部材が温度変化に伴って膨張収縮変形したとしても、両者の間に生じる変形量の差を許容することができ、永久磁石に過大な変形応力が作用するのを抑制しつつ、永久磁石を支持部材に確実に固定することができる。この結果、温度変化に伴って永久磁石が膨縮したとしても、当該永久磁石が支持部材から脱落したり破損するのを防止できる。
また、本発明の着磁パルサリングは、多数の磁極が周方向に所定間隔で配列された環状の永久磁石と、フランジ部を有する環状の支持部材と、前記永久磁石の一端面が当該永久磁石の磁気を検知するセンサに対向するように前記永久磁石を前記フランジ部の一端面に固定する固定部材と、を備え、前記固定部材は、弾性材料により形成されているとともに、前記フランジ部及び前記永久磁石の外周面を保持している保持部と、前記保持部の一端から径方向内側に突設され前記永久磁石の一端面の外周端縁に当接している外側止定部と、前記保持部の他端から径方向内側に突設され前記フランジ部の他端面の外周端縁に当接し、前記外側止定部との間で前記永久磁石が前記フランジ部の一端面に対して離間するのを防止するフランジ部側止定部と、を備えていることを特徴としている。
上記のように構成された着磁パルサリングによれば、固定部材の保持部によって永久磁石及びフランジ部の外周面を保持するとともに、両止定部によって永久磁石がフランジ部に対して離間しないように固定することができるので、永久磁石が支持部材に対して径方向及び軸方向に移動するのを規制することができる。さらに、この固定部材は、弾性材料によって形成されているので、永久磁石を支持部材に対して弾性的に固定することができる。このため、永久磁石及び支持部材が温度変化に伴って膨張収縮変形したとしても、両者の間に生じる変形量の差を許容することができ、永久磁石に過大な変形応力が作用するのを抑制しつつ、永久磁石を支持部材に確実に固定することができる。この結果、温度変化に伴って永久磁石が膨縮したとしても、当該永久磁石が支持部材から脱落したり破損するのを防止できる。
前記固定部材は、熱収縮性を有する弾性材料からなるシートを加熱収縮させて形成したものであってもよく、このような弾性材料を使用する場合、永久磁石及びフランジ部を一体に合わせた状態とし、これらの外周面を覆うように上記シートを被せた後、シートを加熱して収縮させればよい。これによって、当該シートが永久磁石及びフランジ部の外周面に接しつつ収縮し、保持部及び両止定部が形成される。この結果、永久磁石が支持部材に対して径方向及び軸方向に移動するのを規制することができ、永久磁石を弾性的に固定するのを容易なものとすることができる。
また、前記固定部材は、前記保持部から前記フランジ部の一端面に沿って径方向に延び、前記フランジ部及び前記永久磁石の間に介在する環状壁を有していることが好ましい。
この場合、永久磁石は、フランジ部との間に環状壁を介在した状態で支持部材に固定されるので、永久磁石に作用する変形応力を効果的に抑制することができる。
上記着磁パルサリングにおいて、前記環状壁と前記永久磁石との間には、当該環状壁と永久磁石とを接着する弾性接着剤からなる接着剤層をさらに備え、前記環状壁の前記永久磁石側の端面には、先端部が前記永久磁石の他端面と当接することで前記環状壁の端面と前記永久磁石の他端面とを一定の間隔で離間させる複数の突起が形成されているものであってもよい。
この場合、フランジ部と永久磁石との間に、環状壁の他、弾性接着剤からなる接着剤層も介在しているので、永久磁石に作用する変形応力をさらに効果的に抑制することができる。
また、環状壁に形成された複数の突起によって、環状壁の端面と永久磁石の他端面とが一定の間隔で離間された状態で保持できるので、環状壁と永久磁石との間に形成される接着剤層の層厚を一定に形成することができる。この結果、支持部材に対する永久磁石の位置を適正に設定することができる。
また本発明は、固定輪及び回転輪と、これらの間に転動自在に配置された転動体と、前記回転輪に一体回転可能に固定された着磁パルサリングと、前記着磁パルサリングの磁気を検出することによって前記回転輪の回転状態を検出する磁気センサと、を備えているセンサ付き転がり軸受装置において、前記着磁パルサリングは、上述の着磁パルサリングであることを特徴としている。
上記のように構成されたセンサ付き転がり軸受装置によれば、上述のように、弾性材料によって形成された固定部材によって永久磁石を支持部材に対して弾性的に固定することができるので、温度変化に伴って永久磁石が膨縮したとしても、当該永久磁石が脱落したり破損するのを防止できる。
本発明の着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置によれば、温度変化に伴って永久磁石が膨縮したとしても、当該永久磁石に破損や脱落が生じるのを防止することができる。
次に、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第一の実施形態に係る着磁パルサリングが適用されたセンサ付き転がり軸受装置の構成を示す断面図である。このセンサ付き転がり軸受装置1は、自動車など車両の駆動輪を懸架装置に対して回転自在に支持するものである。
図1において、センサ付き転がり軸受装置1は、複列のアンギュラ玉軸受を構成しており、図示しない駆動輪が取り付けられるフランジ部2aを有する内軸2と、内軸2の外周側に同心に配置された外輪3と、内軸2と外輪3の間に介在した転動体としての複数の玉4と、これら玉4を周方向に等配に保持する保持器5と、内軸2及び外輪3の間における環状空間の両端開口を密封するシール部材6,7と、シール部材7に対向するように配置された磁気センサSとを備えている。
外輪3は、車両側に固定される固定輪であり、外周面には車両の懸架装置に取り付けるための取付フランジ3aが形成されている。また、その内周面には玉4が転動する複列の外輪軌道3bが形成されている。
内軸2は、前記駆動輪が取り付けられる車軸であるとともに、当該センサ付き転がり軸受装置1の回転輪を構成しており、フランジ部2aが形成された内軸本体8と、この内軸本体8の車両内側(図1中紙面右側)他端に嵌合固定された円環状の内輪部材9とを備えている。
内軸2に形成されたフランジ部2aには、前記車輪を当該フランジ部2aに固定するための複数のハブボルト2a1が固定されている。また、内軸2の外周面には、複列の外輪軌道3bに対向して複列の内輪軌道2bが形成されており、複数の玉4は、内輪軌道2b及び外輪軌道3bとの間に転動自在に配置されている。
また、内軸2には、軸方向に貫通する貫通孔2cが設けられており、この貫通孔2cには、前記駆動輪を駆動するためのドライブシャフトDが挿入されている。ドライブシャフトDと、内軸2とは、貫通孔2cの内周面及びドライブシャフトDの外周面それぞれに形成されたスプライン溝によってスプライン嵌合されるとともに、当該ドライブシャフトDの先端に取り付けられたナットd1を締め付けることで、一体回転可能に固定されている。
上記構成によって、センサ付き転がり軸受装置1は、内軸2を外輪3に対して回転自在に支持しており、内軸2に固定される駆動輪を回転自在に支持する。
シール部材7は、外輪3の他端部側の内周面3cに内嵌固定された円環状の芯金10と、この芯金10に対向するように内輪部材9に一体回転可能に固定された円環状の着磁パルサリング11と、を有している。
芯金10は、SUS430,SECC,SPCC,SPCD,SPCE等の冷延鋼板をプレス加工することによって形成されており、その内周端部には、当該芯金10と着磁パルサリング11との間をシールするシールリング10aが加硫接着等によって固定されている。
着磁パルサリング11は、多数の磁極が周方向に所定間隔で配列された永久磁石である環状磁石12と、環状の支持部材20と、環状磁石12を支持部材20に固定するための固定部材30とを備えている。
支持部材20は、芯金10と同様、SUS430,SECC,SPCC,SPCD,SPCE等の冷延鋼板をプレス加工することによって円環状に形成された部材であり、内輪部材9の外周面に外嵌固定されることで内軸2に対して一体回転可能に固定されている。従って、この支持部材20に一体回転可能に固定された環状磁石12においても、内軸2に対して一体回転可能である。なお、支持部材20に対する環状磁石12の固定の態様については、後に詳述する。
また、支持部材20の外周面は、シールリング10aが摺接するように構成されており、支持部材20は、シール部材7におけるスリンガとしての機能を兼ね備えている。
環状磁石12は、プラスチック磁石を用いて円環状に形成されており、N極とS極とが周方向に沿って交互に所定間隔で配列されるように着磁されることで、多数の磁極が周方向に所定間隔で配列されている。
磁気センサSは、環状磁石12の一端面12aに対して僅かな隙間を置いて対向するように配置されている。このため、内軸2と一体回転する着磁パルサリング11は、磁気センサSに対して、内軸2の回転に応じて磁極を変化させることができる。
磁気センサSは、磁気変化を検知するセンサであり、当該センサ付き転がり軸受装置1が搭載される車両の制御装置に接続されており、検知した磁気変化についての検知信号を前記制御装置に出力するように構成されている。磁気センサSは、内軸2の回転に応じて変化する着磁パルサリング11の磁極の変化を検知し、その検知信号を前記車両の制御装置に出力する。前記制御装置は、磁気センサSの検知信号に基づいて、内軸2の回転速度を認識し、前記車両のアンチロックブレーキシステム等の制御に反映することができる。
次に、支持部材20に対する環状磁石12の固定の態様について説明する。
図2は、着磁パルサリング11のみを拡大して示した断面図である。
図において、支持部材20は、内輪部材9に外嵌固定された円筒部21と、この円筒部21の一端部から径外方向に延びるとともに環状磁石12が固定されたフランジ部22とを有している。フランジ部22には、上述の固定部材30及び環状磁石12が固定されている。
環状磁石12は、フランジ部22の外径とほぼ同じ外径で円環状に形成されており、後述する環状壁35を介在した状態でフランジ部22に重ね合わせるようにして支持部材20に固定されている。
固定部材30は、ゴム等の弾性材料を用い、支持部材20に対して、インサート成形によって加硫接着することで支持部材20に固定した状態で一体に形成されており、環状磁石12の一端面12aが磁気センサSに対向するように当該環状磁石12をフランジ部22の一端面22a側に固定している。
固定部材30は、フランジ部22の外周面22c及び環状磁石12の外周面12cに当接し両外周面22c、12cを保持している筒状の第一の保持部31と、この第一の保持部31の軸方向一端部(環状磁石12側の端部)から径方向内側に突設され環状磁石12の一端面12aの外周側端縁に当接している環状の外側止定部32と、第一の保持部31の軸方向他端部(フランジ部22側の端部)から径方向内側に突設されフランジ部22の他端面22bの外周側端縁に当接固定された環状のフランジ部側止定部36とを有している。第一の保持部31は、フランジ部22の一端面22a側に向かって突設されることで、環状磁石12の外周面12cを保持している。
また、固定部材30は、さらに、第一の保持部31の内周面31aからフランジ部22の一端面22aに沿って径方向に延びるように形成されフランジ部22及び環状磁石12の間に介在する環状壁35と、この環状壁35の内周側端部から軸方向に突設されることで環状磁石12の内周面12dを当接保持している筒状の第二の保持部33と、この第二の保持部33の先端から径方向外側に突設され環状磁石12の一端面12aの内周側端縁に当接している環状の内側止定部34とを有している。
第一の保持部31、第二の保持部33、及び環状壁35は、当該固定部材30の形成時に、それぞれフランジ部22に対して接着固定されている。
第一の保持部31に形成された外側止定部32及びフランジ部側止定部36は、両者の間に位置するフランジ部22、環状磁石12、及びこれらの間に介在した環状壁35が離間するのを防止するようにそれぞれ環状磁石12の一端面12a及びフランジ部22の他端面22bに当接している。これにより、外側止定部32及びフランジ部側止定部36は、環状磁石12がフランジ部22の一端面22aに対して離間するのを防止し、軸方向に移動するのを規制している。
また、内側止定部34も、環状磁石12の一端面12aに当接することで、フランジ部22の一端面22aから環状磁石12及び環状壁35が離間するのを防止しており、環状磁石12が軸方向に移動するのを規制している。
第一の保持部31は、フランジ部22の外周面22c及び環状磁石12の外周面12cを当接保持することで、環状磁石12がフランジ部22に対して径方向に移動するのを規制している。
また、フランジ部22に固定された第二の保持部33も、環状磁石12の内周面12dを当接保持することで環状磁石12が径方向に移動するのを規制している。
環状磁石12を上記固定部材30を介して支持部材20に固定する場合、支持部材20に形成された固定部材30の第一及び第二の保持部31,33、及び環状磁石12側の両止定部32,34を径方向に拡張するように変形させた後、環状磁石12に両止定部32,34を通過させる。その後、環状磁石12を環状壁35に当接させた状態で両保持部31,33に保持させることで、環状磁石12を固定部材30に嵌め込むことができる。
この場合、両保持部31,33、及び両止定部32,34には、径方向への拡張変形を容易とするために、両保持部31,33、及び両止定部32,34を径方向に分割するスリットを複数箇所設けてもよい。
なお、固定部材30は、環状磁石12の一端面12aの外周側端縁にのみ当接する外側止定部32と、環状磁石12の一端面12aの内周側端縁にのみ当接する内側止定部34とによって、環状磁石12を固定しているので、磁気センサSに対して環状磁石12の一端面12aを広範囲に渡って露出させることができる。このため、例えば、一端面22aの全体を覆う部材等で環状磁石12を固定した場合と比較して、磁気センサSに対する磁気の低下を抑えることができ、当該磁気センサSの精度低下を防止することができる。
上記のように構成された本実施形態の着磁パルサリング11によれば、固定部材30の第一の保持部31によって、環状磁石12及びフランジ部22の両外周面12c,22cを保持するとともに、外側止定部32及びフランジ部側止定部36によって環状磁石12がフランジ部22に対して離間しないように一体的に固定することができるので、環状磁石12が支持部材20に対して径方向及び軸方向に移動するのを規制することができる。さらに、固定部材30は、弾性材料によって形成されているので、環状磁石12を支持部材20に対して弾性的に固定することができる。このため、環状磁石12及び支持部材20が温度変化に伴って膨張収縮変形したとしても、両者の間に生じる変形量の差を許容することができ、環状磁石12に過大な変形応力が作用するのを抑制しつつ、環状磁石12を支持部材に確実に固定することができる。この結果、温度変化に伴って環状磁石12が膨縮したとしても、当該環状磁石12が支持部材20から脱落したり破損するのを防止できる。
また、本実施形態において、固定部材30は、フランジ部22及び環状磁石12の間に介在する環状壁35を有しているので、環状磁石12は、フランジ部22との間に環状壁部35を介在した状態で支持部材20に固定される。このため、環状磁石12に作用する変形応力を効果的に抑制することができる。
固定部材30を形成する弾性材料としては、例えば、エチレンプロピレンゴム(EPM)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ニトリルゴム(NBR)、シリコンゴム、ウレタンゴム(U)等を用いることができる。また、本実施形態における固定部材30は、上記に例示するような弾性材料を用い、インサート成形によって加硫接着することで支持部材20に対して一体的に形成固定されており、この場合、固定部材30の形成と、当該固定部材30の支持部材20への固定とを同時に行うことができ、製造コストの面で有利となる。
なお、固定部材30を構成する弾性材料としては、ゴムに限定するものではなく、その他の軟質樹脂を採用することもできる。
また、環状磁石12を構成しているプラスチック磁石としては、フェライト系の磁性粉末や、ネオジウムやサマリウム等の希土類系の磁性粉末を、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂やポリアミド(PA)樹脂等の樹脂材料に混合した後、所定の形状に形成したものを用いることができる。さらに、環状磁石12は、プラスチック磁石を用いたものに限定するものではなく、例えば、Ne−Fe−B系焼結磁石等といったような焼結磁石を用いることもできる。
また、本実施形態において、環状磁石12の一端面12aは、外周側端縁から内周側端縁まで、平らな形状となるように形成したものを用いたが、例えば、図3に示すように、環状磁石12一端面12aの端縁に、外側止定部32、及び内側止定部34が当接することで、一端面12aと両止定部32,34とが面一となるように形成された段差部12e,12fを設けてもよい。この場合、環状磁石12の一端面12aをより磁気センサSに近接させることができ、磁気センサSの精度低下を防止できる。
図4は、本発明の第二の実施形態に係る着磁パルサリング11の断面図であり、図5(a)は、その固定部材30の一部を示す斜視図である。本実施形態と第一の実施形態との主な相違点は、環状壁35と環状磁石12との間に接着剤層40をさらに有している点、及び、固定部材30の環状壁35の一端面35aに、先端部が環状磁石12と当接することで、環状壁35の一端面35aと環状磁石12の他端面12bとを一定の間隔で離間させる複数の突起35bが形成されている点である。その他の構成については、第一の実施形態と同様であるので説明を省略する。
図4において、接着剤層40は、環状壁35と環状磁石12とを接着するための弾性接着剤の硬化物によって形成されており、例えば、固定部材30に環状磁石12を嵌め込む際に、環状壁35一端面35a及び環状磁石12に弾性接着剤を塗布した後、環状磁石12を嵌め込むことで形成される。
上記弾性接着剤は、ゴム等のエラストマー等をベースとしたものであり、その硬化物は弾性を有している。
環状壁35に形成された突起35bは、図5(a)に示すように、径方向に沿って放射状に延びる複数の凸条に形成されており、その周方向に沿う断面は、図5(b)に示すように三角形状とされている。この突起35bは、固定部材30に環状磁石12が嵌め込まれると、環状磁石12を環状壁35に対してほぼ平行となるように離間させるとともに、その状態で、環状磁石12の一端面12aが外側止定部32、及び内側止定部34に当接するように形成されている。
従って、環状磁石12と環状壁35とは、突起35bによって、当該突起35bの突出寸法をもって一定の間隔で離間された状態で保持され、これらの間に環状の空間が設けられることとなる。
ここで、上述のように、固定部材30に環状磁石12を嵌め込む際、環状壁35一端面35a及び環状磁石12に接着剤を十分に塗布した後に、固定部材30に環状磁石12を嵌め込めば、突起35bによって離間された環状磁石12と環状壁35との間の空間に接着剤を充填介在させることができる。
この結果、環状壁と環状磁石との間に形成される接着剤層40の層厚を一定に形成することができ、支持部材20に対する環状磁石12の位置を適正に設定することができる。
また、本実施形態における着磁パルサリング11では、フランジ部22と環状磁石12との間に、環状壁35の他、弾性接着剤からなる接着剤層40も介在しているので、環状磁石に作用する変形応力をさらに効果的に抑制することができる。
なお、本実施形態では、断面三角形状の凸条とした突起35bを例示したが、例えば、図6(a)に示すように、断面半円状の凸条としてもよいし、その形状は特に限定されない。また、図6(b)に示すように、円柱状の突起を周方向に等配したものとすることもできる。
図7(a)は、本発明の第三の実施形態に係る着磁パルサリング11の断面図である。本実施形態と第一の実施形態との主な相違点は、熱収縮性を有する弾性材料からなるシートを加熱収縮させて固定部材30を形成した点である。
本実施形態の固定部材30は、熱収縮性を有する弾性材料からなる筒状のシートを収縮させることで、第一の保持部31、外側止定部32、及びフランジ部側止定部36が形成されており、これらによって、フランジ部22に対して環状磁石12を弾性的に保持固定している。
本実施形態において、環状磁石12のフランジ部22への固定方法は、図7(b)に示すように、フランジ部22の一端面22aに環状磁石12を当接させて一体に合わせた状態とし、所定の長さに裁断された熱収縮性を有する弾性材料からなる筒状のシート50をフランジ部22及び環状磁石12の外周面12c,22cに被せ、シート50を加熱して収縮させる。これにより、シート50は、図7(a)に示すような形態に収縮し、環状磁石12を固定する。このように本実施形態では、環状磁石12を支持部材20に容易かつ確実に固定することができる。
また、環状磁石12とフランジ部との間に接着剤層を設ける場合、接着剤を硬化させるための加熱と、シート50を収縮させるための加熱とを同時に行うことができるので、その製造工程を大きく増加させることがない。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。上記第一及び第二の実施形態では、固定部材30が、環状磁石12の外周面12c側に設けられた第一の保持部31及び外側止定部32と、環状磁石12の内周面12d側に設けられた第二の保持部33及び内側止定部34と、を有する構成としたが、これらは、内周側の各部又は外周側の各部の内、少なくともいずれか一方が設けられている構成としてもよく、例えば、環状磁石12の内周面12d側に設けられる第二の保持部33及び内側止定部34のみで環状磁石12を保持固定する構成とすることもできる。
また、上記各実施形態では、外側止定部32、及び内側止定部34を環状に形成した場合を例示したが、例えば、両止定部32,34を所定の円弧寸法で形成し、これを周方向に所定の間隔を空けて複数個配置した構成とすることもできる。このような構成とすることで、両固定部32,34の径方向への拡張変形をより容易にすることができる。
図8(a)は、参考発明に係る実施形態である着磁パルサリング11の一部を示す斜視図であり、図8(b)は、その部分断面図である。本実施形態において、環状磁石12とフランジ部22との間には、弾性接着剤からなる接着剤層62が形成されている。
フランジ部22は、当該フランジ部22端部を折り曲げることで形成されるとともに環状磁石12の外周面12c側を覆うように周方向に沿って突出した突出部60と、この突出部60から径方向内側に延びる固定部61とを有している。また、この突出部60及び固定部61は、周方向に沿って、所定の間隔を置いて複数個等配されている。
他方、環状磁石12は、その外周面12cに複数の凸部12gが周方向に沿って形成されている。この凸部12gは、その円弧の長さが、複数の突出部60及び固定部61を配置する上で設定された前記所定の間隔よりも小さい寸法に設定されるとともに、その所定の間隔に一致するように等配されている。
また、この凸部12gは、環状磁石12が接着剤層62を介してフランジ部22に固定されたとき、フランジ部22一端面22aと固定部61との間に介在するとともに固定部61に当接し、環状磁石12の軸方向への移動を規制する。これによって、環状磁石12は、支持部材20に対して確実に固定される。
また、凸部12gは、環状磁石12の一端面22aと固定部61とが面一となるように軸方向に段差が設けられて形成されている。
以上のように、本実施形態の環状磁石12は、フランジ部22との間に接着剤層40を介在した状態で、固定部61によって固定されている。
本実施形態において、環状磁石12のフランジ部22への固定方法は、以下の通りである。すなわち、環状磁石12の他端面12b及びフランジ部22の一端面22aに接着剤を塗布した後、図9に示すように、環状磁石12の凸部12gを、フランジ部22の突出部60が設けられていない所定の間隔の位置と一致させ、一端面22aに環状磁石12を当接させて一体に合わせた状態とし、環状磁石12をフランジ部22に対して相対回転させ、凸部12gと固定部61とを一致させ互いに当接させる。これによって、環状磁石12及びフランジ部22を図8(a)に示す状態となり、環状磁石12は、フランジ部22に固定される。
本実施形態によれば、環状磁石12をフランジ部22に当接させて相対回転させれば、環状磁石12をフランジ部22に固定することができるので、製造が容易である。また、環状磁石12は、フランジ部22との間に弾性接着剤からなる接着剤層62を介在しかつ、フランジ部22を折り曲げることで形成された固定部61によって固定されるので、環状磁石12を支持部材20に対して弾性的に固定することができる。このため、環状磁石12及び支持部材20が温度変化に伴って膨張収縮変形したとしても、両者の間に生じる変形量の差を許容することができ、環状磁石12に過大な変形応力が作用するのを抑制しつつ、環状磁石12を支持部材に確実に固定することができる。この結果、温度変化に伴って環状磁石12が膨縮したとしても、当該環状磁石12が支持部材20から脱落したり破損するのを防止できる。
また、本実施形態では、フランジ部22の端部を折り曲げて形成された突出部60及び固定部61によって、環状磁石12をより確実に固定することができる。
本発明の第一の実施形態に係る着磁パルサリングが適用されたセンサ付き転がり軸受装置の構成を示す断面図である。 着磁パルサリングのみを拡大して示した断面図である。 他の態様の環状磁石を有する着磁パルサリングの断面図である。 本発明の第二の実施形態に係る着磁パルサリングの断面図である。 (a)は、第二の実施形態に係る着磁パルサリングの固定部材の一部を示す斜視図であり、(b)は、突起の周方向断面図である。 (a)は、他の態様の突起の周方向断面図であり、(b)は、他の態様の突起を有する固定部材の一部を示す斜視図である。 (a)は、本発明の第三の実施形態に係る着磁パルサリングの断面図であり、(b)は環状磁石のフランジ部への固定方法を説明するための図である。 (a)は、参考発明に係る実施形態である着磁パルサリングの一部を示す斜視図であり、(b)は、その部分断面図である。 環状磁石のフランジ部への固定方法を説明するための図である。
符号の説明
1 センサ付き転がり軸受装置
2 内軸(回転輪)
3 外輪(固定輪)
4 玉(転動体)
11 着磁パルサリング
12 環状磁石(永久磁石)
12a 一端面
12b 他端面
20 支持部材
22 フランジ部
22a 一端面
30 固定部材
31 第一の保持部
32 外側止定部
33 第二の保持部
34 内側止定部
35 環状壁
35a 一端面
35b 突起
36 フランジ部側止定部
40 接着剤層
S 磁気センサ

Claims (6)

  1. 多数の磁極が周方向に所定間隔で配列された環状の永久磁石と、
    フランジ部を有する環状の支持部材と、
    前記永久磁石の一端面が当該永久磁石の磁気を検知するセンサに対向するように前記永久磁石を前記フランジ部の一端面に固定する固定部材と、を備え、
    前記固定部材は、弾性材料により形成されているとともに、
    前記フランジ部の一端面側に突設され前記永久磁石の周面を保持している保持部と、
    この保持部の先端から径方向に突設され前記永久磁石の一端面の端縁に当接することで、前記フランジ部の一端面に対して前記永久磁石が離間するのを防止する止定部と、を備えていることを特徴とする着磁パルサリング。
  2. 多数の磁極が周方向に所定間隔で配列された環状の永久磁石と、
    フランジ部を有する環状の支持部材と、
    前記永久磁石の一端面が当該永久磁石の磁気を検知するセンサに対向するように前記永久磁石を前記フランジ部の一端面に固定する固定部材と、を備え、
    前記固定部材は、弾性材料により形成されているとともに、
    前記フランジ部及び前記永久磁石の外周面を保持している保持部と、
    前記保持部の一端から径方向内側に突設され前記永久磁石の一端面の外周端縁に当接している外側止定部と、
    前記保持部の他端から径方向内側に突設され前記フランジ部の他端面の外周端縁に当接し、前記外側止定部との間で前記永久磁石が前記フランジ部の一端面に対して離間するのを防止するフランジ部側止定部と、を備えていることを特徴とする着磁パルサリング。
  3. 前記固定部材は、前記保持部から前記フランジ部の一端面に沿って径方向に延び、前記フランジ部及び前記永久磁石の間に介在する環状壁を有している請求項1又は2に記載の着磁パルサリング。
  4. 前記環状壁と前記永久磁石との間には、当該環状壁と永久磁石とを接着する弾性接着剤からなる接着剤層をさらに備え、
    前記環状壁の前記永久磁石側の端面には、先端部が前記永久磁石の他端面と当接することで前記環状壁の端面と前記永久磁石の他端面とを一定の間隔で離間させる複数の突起が形成されている請求項3に記載の着磁パルサリング。
  5. 前記固定部材は、熱収縮性を有する弾性材料からなるシートを加熱収縮させて形成したものである請求項2に記載の着磁パルサリング。
  6. 固定輪及び回転輪と、
    これらの間に転動自在に配置された転動体と、
    前記回転輪に一体回転可能に固定された着磁パルサリングと、
    前記着磁パルサリングの磁気を検出することによって前記回転輪の回転状態を検出する磁気センサと、を備えているセンサ付き転がり軸受装置において、
    前記着磁パルサリングは、請求項1又は2に記載の着磁パルサリングであることを特徴するセンサ付き転がり軸受装置。
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