JP2010013529A - 乾燥速度が速くかつ耐性が改善されたソフトフィール塗料用硬化性組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1分子中に少なくとも2つ以上のイソシアナート基を有するポリイソシアナート化合物硬化剤であって、平均官能基数の異なる2種類以上のポリイソシアナート硬化剤と、特定構造のポリカーボネートジオールを組み合わせることにより、乾燥性が良好であり、耐性とソフトタッチ感のバランスに優れた塗膜を与える塗料用硬化性組成物を得ることができる。
【選択図】なし
Description
(1)下記の硬化剤組成物(A)及び脂肪族ポリカーボネートジオール(B)を必須成分として含有し、硬化剤組成物(A)に含有されるNCO基と脂肪族ポリカーボネートジオール(B)に含有されるOH基の混合モル比がNCO/OH=0.8〜2.0である塗料用硬化性組成物;
硬化剤組成物(A):硬化剤(a−1)と硬化剤(a−2)からなり、硬化剤(a−1)と硬化剤(a−2)を混合したときの、硬化剤(a−1)中のNCO基総量と、硬化剤(a−2)中のNCO基総量の比が(a−1)/(a−2)=95/5〜30/70である硬化剤組成物;
硬化剤(a−1):1分子に含有する平均NCO官能基数が2以上4未満である、ポリイソシアナート化合物;
硬化剤(a−2):1分子に含有する平均NCO官能基数が4以上7以下である、ポリイソシアナート化合物;
脂肪族ポリカーボネートジオール(B):下記式(1)から(4)から選ばれる2つ以下の繰り返し単位からなり、数平均分子量が500〜4000、末端基が水酸基である脂肪族ポリカーボネートジオール。
(2)さらに下記の艶消し剤(C)を含有する(1)に記載の塗料用硬化性組成物;
艶消し剤(C):全固形分における添加量として3〜30質量%である平均粒子径が0.1〜20μmの艶消し剤。
(3)前記脂肪族ポリカーボネートジオール(B)が、下記(D)、(E)及び(F)の中から選ばれた1種類以上の脂肪族ポリカーボネートジオールであり、かつ末端基が水酸基である(1)又は(2)に記載の塗料用硬化性組成物;
(D):繰り返し単位が式(1)と式(2)であり、(式(1)のモル数)/(式(2)のモル数)=80/20〜40/60である脂肪族ポリカーボネートジオール;
(E):繰り返し単位が式(2)と式(4)であり、(式(2)のモル数)/(式(4)のモル数)=95/5〜40/60である脂肪族ポリカーボネートジオール;
(F):繰り返し単位が式(3)と式(4)であり、(式(3)のモル数)/(式(4)のモル数)=80/20〜40/60である脂肪族ポリカーボネートジオール。
(4)前記脂肪族ポリカーボネートジオール(B)が、1,5−ペンタンジオールと1,6−ヘキサンジオールからなる脂肪族ポリカーボネートジオールである(1)から(3)のいずれか一項に記載の塗料用硬化性組成物。
これらのポリイソシアナート化合物は、2種類以上併用することが可能である。
これらは単独で用いても2種以上組み合わせて用いてもよい。
<試験方法>
1.OH価
無水酢酸12.5gをピリジン50mlでメスアップしアセチル化試薬を調製した。100mlナスフラスコに、塗料用硬化性組成物のサンプルを2.5〜5.0g精秤する。アセチル化試薬5mlとトルエン10mlをホールピペットで添加後、冷却管を取り付けて、100℃で1hr撹拌加熱する。蒸留水2.5mlをホールピペットで添加、さらに10min加熱撹拌する。2〜3min冷却後、エタノールを12.5ml添加し、指示薬としてフェノールフタレインを2〜3滴入れた後に、0.5mol/lエタノール性水酸化カリウムで滴定する。アセチル化試薬5ml、トルエン10ml、蒸留水2.5mlを100mlナスフラスコに入れ、10分間加熱撹拌した後、同様に滴定を行う(空試験)。この結果をもとに、下記数式(i)でOH価を計算した。
a:サンプルの滴定量(ml)
b:空試験の滴定量(ml)
e:サンプル重量(g)
f:滴定液のファクター
2.分子量
実施例、比較例中のポリマーの末端は、13C−NMR(270MHz)の測定により、実質的に全てがヒドロキシル基であった。さらに、ポリマー中の酸価をKOHによる滴定により測定したが、実施例、比較例のポリマー全てが0.01以下であった。従って、得られたポリマーの数平均分子量は下式(ii)により求められる。
数平均分子量=2/(OH価×10−3/56.11) (ii)
本発明のポリカーボネートジオールの共重合組成は、以下のように測定した。100mlのナスフラスコにサンプルを1g取り、エタノール30g、水酸化カリウム4gを入れて、100℃で1hr反応する。室温まで冷却後、指示薬にフェノールフタレインを2〜3滴添加し、塩酸で中和する。冷蔵庫で1hr冷却後、沈殿した塩を濾過で除去し、ガスクロマトグラフィーにより分析を行った。分析は、カラムとしてDB−WAX(J&W製)をつけたガスクロマトグラフィーGC−14B(島津製作所製)を用い、ジエチレングリコールジエチルエステルを内標として、検出器をFIDとして行った。なお、カラムの昇温プロファイルは、60℃で5分保持した後、10℃/minで250℃まで昇温した。
4.塗膜硬度
ガラス板上に形成したフィルムについて、ペンドラム式硬度計で測定した。ガラス板上に塗布した塗装サンプルを装置に置き、振幅が5°になった時点から振幅が2°になるまでの時間を測定した(t)。塗装していないガラス板につき、同様の測定を行い振幅が5°になった時点から振幅が2°になるまでの時間を測定した(t0)。硬度(X)は以下の式で計算した。数値は、大きいほど塗膜表面が硬い。
硬度:X=t/t0
ガラス板上に塗布液を塗布し、60℃で90分加熱してフィルムを作製した。フィルムをガラス板から剥がし、約3cm×3cmに切り取ってから浸漬前のフィルム重量を秤量した。その後、フィルムを銅網に入れて、メチルエチルケトン(MEK)に24時間浸漬した。銅網からフィルムを取り出して加熱乾燥してから浸漬後のフィルム重量を秤量し、下記式から不溶分率を算出した。
6.耐磨耗性
JIS K5600−5−8の方法に準じ、テーバー型磨耗試験機を用い測定した。磨耗試験前の重量と磨耗試験(500回転)後の塗膜板の重量変化を測定し表記した。
7.ソフト感
塗膜表面を手で触った感触によりソフト感を評価した。判定結果は以下の表記で表した。
○:良好なソフト感 △:まずまず良好なソフト感
×:ソフトとは感じられない
60℃で90分間乾燥した塗膜表面を手で触った時に傷がつくかどうかにより評価した。判定結果は以下の表記で表した。
◎:まったく傷がつかない ○:少々傷がつく
△:ベタツキはほとんどないが傷がつく ×:ベタツキがあり傷がつく
1)耐酸性:0.1N H2SO4水溶液に24h室温で浸漬後の塗膜外観を目視判定。
◎:外観に変化なし ○:外観にほぼ変化なし △:極小さい膨れ ×:明確な膨れ
2)耐アルカリ性:0.1N NaOH水溶液に室温で24h浸漬後の塗膜外観を目視判定。
◎:外観に変化なし ○:外観にほぼ変化なし △:極小さい膨れ ×:明確な膨れ
3)耐エタノール性:50%EtOH水溶液に室温で4h浸漬後の塗膜外観を目視判定。
◎:外観に変化なし ○:外観にほぼ変化なし △:極小さい膨れ ×:明確な膨れ
4)耐オレイン酸性:0.1gのオレイン酸を塗膜上に付着させ、4h後に塗膜の外観を目視判定。
◎:外観に変化なし ○:外観にほぼ変化なし △:極小さい膨れ ×:明確な膨れ
攪拌機、温度計、頭頂に還流ヘッドを有する真空ジャケット付きオルダーショウを備えた2Lセパラブルフラスコに、1,5−ペンタンジオール382g、1,6−ヘキサンジオール433g、エチレンカーボネート650gを仕込み、70℃で撹拌溶解した後、触媒として酢酸鉛三水和物を0.015g入れた。175℃に設定したオイルバスで加熱し、フラスコの内温140℃、真空度1.0〜1.5kPaで、還流ヘッドから還流比4で留分の一部を抜きながら、12hr反応した。その後、オルダーショウを単蒸留装置に取り替え、180℃に設定したオイルバスで加熱し、フラスコの内温140〜150℃、真空度を0.5kPaまで落として、セパラブルフラスコ内に残った、ジオールとエチレンカーボネートを除去した。その後、オイルバスの設定を185℃に上げ、フラスコの内温160〜165℃で、生成するジオールを除去しながら、さらに4hr反応した。この反応により、常温で粘稠な液体が得られた。得られた反応物のOH価は56.1(分子量2000)、共重合組成は1,5−ペンタンンジオール/1,6−ヘキサンジオール=50/50(モル比)であった。
製造例1において、1,5−ペンタンジオール382g、1,6−ヘキサンジオール433g、エチレンカーボネート650gを仕込み、70℃で撹拌溶解した後、触媒として酢酸鉛三水和物を0.015g入れた。175℃に設定したオイルバスで加熱し、フラスコの内温140℃、真空度1.0〜1.5kPaで、還流ヘッドから還流比4で留分の一部を抜きながら、12hr反応した。その後、オイルバスの設定を185℃に上げ、フラスコの内温を160〜165℃にして、生成するジオールを除去しながら、さらに2hr反応した。得られた反応物のOH価は140.3(分子量800)、共重合組成は1,5−ペンタンジオール/1,6−ヘキサンジオール=50/50(モル比)であった。
製造例1において、1,5−ペンタンジオール382g、1,6−ヘキサンジオール433gの代わりに、2−メチル−1,3−プロパンジオール330g、1,4−ブタンジオール330gを用いた以外は同様の方法で合成した。得られた反応物のOH価は56.1(分子量2000)、共重合組成は2−メチル−1,3−プロパンジオール/1,4−ブタンジオール=50/50(モル比)であった。
製造例1において、1,5−ペンタンジオール382g、1,6−ヘキサンジオール433gの代わりに、1,4−ブタンジオール462g、1,6−ヘキサンジオール260gを用いた以外は同様の方法で合成した。得られた反応物のOH価は56.1(分子量2000)、共重合組成は1,4−ブタンジオール/1,6−ヘキサンジオール=70/30(モル比)であった。
製造例1において、1,5−ペンタンジオール382g、1,6−ヘキサンジオール433gの代わりに、1,4−ブタンジオール594g、1,6−ヘキサンジオール87gを用いた以外は同様の方法で合成した。得られた反応物のOH価は56.1(分子量2000)、共重合組成は1,4−ブタンジオール/1,6−ヘキサンジオール=90/10(モル比)であった。
製造例2において、オルダーショウを単蒸留装置に取り替えた後、オイルバスの設定を185℃に上げ、フラスコの内温を160〜165℃にして、生成するジオールを除去する時間を1.5hrにしたこと以外は同様の方法で合成した。得られた反応物のOH価は224.4(分子量500)、共重合組成は1,5−ペンタンンジオール/1,6−ヘキサンジオール=50/50(モル比)であった。
製造例1において、オルダーショウを単蒸留装置に取り替えた後、オイルバスの設定を185℃に上げ、フラスコの内温160〜165℃にして、生成するジオールを除去する時間を8hrに延長したこと以外は同様の方法で合成した。得られた反応物のOH価は28.1(分子量4000)、共重合組成は1,5−ペンタンジオール/1,6−ヘキサンジオール=50/50(モル比)であった。
製造例1で得られた(B)ポリカーボネートジオール−1(PCDL−1:1,5−ペンタンジオール/1,6−ヘキサンジオール=50/50のモル比で共重合して得られたポリカーボネートジオールで、数平均分子量2000)34.00g、艶消し剤OK−500(平均粒径3μm、Degussa社製)7.33g、レベリング剤BYK−331(不揮発分20%、BYKケミカル社製)0.73g、ジブチル錫ジラウレート(不揮発分2%、Air Product社製)2.44g、およびシンナーとしてキシレン/酢酸ブチル(70/30)の混合溶媒47.60gを混合して拌機し塗料主剤を得た。これに硬化剤(a−1)として、デュラネートTPA−100(旭化成ケミカルズ社製:ヘキサメチレンジイソシアナート系イソシアヌレート型硬化剤、NCO含量=23.1wt%)4.76gと硬化剤(a−2)として、デュラネートMHG−80B(旭化成ケミカルズ社製:多官能イソシアナート型硬化剤、NCO含量=15.1wt%)3.14gを添加、混合して塗布液100gを作製した(硬化剤(a−1)と硬化剤(a−2)の含有NCOモル比率は(a−1)/(a−2)=70/30)。これをアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂板上に塗布した後、80℃で2時間加熱硬化させ膜厚み30〜40μmの塗膜を得た。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表1にまとめて示した。
実施例1において、硬化剤(a−1)デュラネートTPA−100添加量と硬化剤(a−2)デュラネートMHG−80B添加量を調整して、含有NCOモル比率を(a−1)/(a−2)=95/5に変更し、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表1にまとめて示した。
実施例1において、硬化剤(a−1)デュラネートTPA−100添加量と硬化剤(a−2)デュラネートMHG−80B添加量を調整して、含有NCOモル比率を(a−1)/(a−2)=30/70に変更し、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表1にまとめて示した。
実施例1において、NCO基/OH基=0.8(モル比)とし、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表1にまとめて示した。
実施例1において、NCO基/OH基=2.0(モル比)とし、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表1にまとめて示した。
実施例1のポリカーボネートジオール1の替わりに製造例2で得られたポリカーボネートジオール−2(PCDL−2:1,5−ペンタンンジオール/1,6−ヘキサンジオール=50/50のモル比で共重合して得られたポリカーボネートジオールで、数平均分子量800)26.89g、硬化剤(a−1)デュラネートTPA−100の添加量を9.41g、硬化剤(a−2)デュラネートMHG−80Bの添加量を6.21gとした以外は、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表1にまとめて示した。
実施例1のポリカーボネートジオール1の替わりに製造例3で得られたポリカーボネートジオール−3(PCDL−3:2−メチル−1,3−プロパンジオール/1,4−ブタンジオール=50/50のモル比で共重合して得られたポリカーボネートジオールで、数平均分子量2000)34.00gを用いた以外は、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表1にまとめて示した。
実施例1のポリカーボネートジオール1の替わりに製造例4で得られたポリカーボネートジオール−4(PCDL−4:1,4−ブタンジオール/1,6−ヘキサンジオール=70/30のモル比で共重合して得られたポリカーボネートジオールで、数平均分子量2000)34.00gを用いた以外は、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表1にまとめて示した。
実施例1のポリカーボネートジオール1の替わりに製造例5で得られたポリカーボネートジオール−5(PCDL−5:1,4−ブタンジオール/1,6−ヘキサンジオール=90/10のモル比で共重合して得られたポリカーボネートジオールで、数平均分子量2000)34.00gを用いた以外は、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表1にまとめて示した。
実施例1のポリカーボネートジオール1の替わりに製造例6で得られたポリカーボネートジオール−6(PCDL−2:1,5−ペンタンジオール/1,6−ヘキサンジオール=50/50のモル比で共重合して得られたポリカーボネートジオールで、数平均分子量500)22.24g、硬化剤(a−1)デュラネートTPA−100の添加量を12.45g、硬化剤(a−2)デュラネートMHG−80Bの添加量を8.22gとした以外は、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表2にまとめて示した。
実施例1のポリカーボネートジオール1の替わりに製造例7で得られたポリカーボネートジオール−7(PCDL−2:1,5−ペンタンジオール/1,6−ヘキサンジオール=50/50のモル比で共重合して得られたポリカーボネートジオールで、数平均分子量4000)37.28g、硬化剤(a−1)デュラネートTPA−100の添加量を2.61g、硬化剤(a−2)デュラネートMHG−80Bの添加量を1.72gとした以外は、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表2にまとめて示した。
実施例1において、硬化剤(a−1)としてデュラネートTPA100を単独で6.89g用いた以外は、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表2にまとめて示した。塗膜が得られるが、乾燥性、耐性が不十分であった。
実施例1において、硬化剤(a−2)としてデュラネートMHG−80Bを単独で10.20g用いた以外は、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表2にまとめて示した。硬化剤の立体障害により、NCO基の効率的な反応が阻害され、良好な塗膜が得られなかった。
実施例1において、NCO基/OH基=0.7(モル比)とし、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表2にまとめて示した。NCO基/OH比が小さいため、良好な塗膜が得られなかった。
実施例1において、NCO基/OH基=2.5(モル比)とし、実施例1と同様の方法で塗料を作製した。塗料配合と得られた塗膜の諸物性は、表2にまとめて示した。
Claims (4)
- 下記の硬化剤組成物(A)及び脂肪族ポリカーボネートジオール(B)を必須成分として含有し、硬化剤組成物(A)に含有されるNCO基と脂肪族ポリカーボネートジオール(B)に含有されるOH基の混合モル比がNCO/OH=0.8〜2.0である塗料用硬化性組成物;
硬化剤組成物(A):硬化剤(a−1)と硬化剤(a−2)からなり、硬化剤(a−1)と硬化剤(a−2)を混合したときの、硬化剤(a−1)中のNCO基総量と、硬化剤(a−2)中のNCO基総量の比が(a−1)/(a−2)=95/5〜30/70である硬化剤組成物;
硬化剤(a−1):1分子に含有する平均NCO官能基数が2以上4未満である、ポリイソシアナート化合物;
硬化剤(a−2):1分子に含有する平均NCO官能基数が4以上7以下である、ポリイソシアナート化合物;
脂肪族ポリカーボネートジオール(B):下記式(1)から(4)から選ばれる2つ以下の繰り返し単位からなり、数平均分子量が500〜4000、末端基が水酸基である脂肪族ポリカーボネートジオール。
- さらに下記の艶消し剤(C)を含有する請求項1に記載の塗料用硬化性組成物;
艶消し剤(C):全固形分における添加量として3〜30質量%である平均粒子径が0.1〜20μmの艶消し剤。 - 前記脂肪族ポリカーボネートジオール(B)が、下記(D)、(E)及び(F)の中から選ばれた1種類以上の脂肪族ポリカーボネートジオールであり、かつ末端基が水酸基である請求項1又は2に記載の塗料用硬化性組成物;
(D):繰り返し単位が式(1)と式(2)であり、(式(1)のモル数)/(式(2)のモル数)=80/20〜40/60である脂肪族ポリカーボネートジオール;
(E):繰り返し単位が式(2)と式(4)であり、(式(2)のモル数)/(式(4)のモル数)=95/5〜40/60である脂肪族ポリカーボネートジオール;
(F):繰り返し単位が式(3)と式(4)であり、(式(3)のモル数)/(式(4)のモル数)=80/20〜40/60である脂肪族ポリカーボネートジオール。
- 前記脂肪族ポリカーボネートジオール(B)が、1,5−ペンタンジオールと1,6−ヘキサンジオールからなる脂肪族ポリカーボネートジオールである請求項1から3のいずれか一項に記載の塗料用硬化性組成物。
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