JP2001079990A - 化粧材 - Google Patents

化粧材

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JP2001079990A
JP2001079990A JP26490299A JP26490299A JP2001079990A JP 2001079990 A JP2001079990 A JP 2001079990A JP 26490299 A JP26490299 A JP 26490299A JP 26490299 A JP26490299 A JP 26490299A JP 2001079990 A JP2001079990 A JP 2001079990A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面保護層中のマット剤により、耐アルカリ
試験や台所用漂白剤の接触による表面保護層の艶の変化
が起きること、もしくは、添加量が多くなると、手触り
感が悪くなることを防止し、または、ホフマンスクラッ
チ、耐摩耗性、および耐汚染性の必要レベルを維持しつ
つも、製造時に養生を必要としない、従って、もろさも
解消された化粧材を提供することを課題とする。 【解決手段】 基材1上に着色層2、模様層3、プライ
マー層4、および表面保護層5からなる化粧材におい
て、親油性のシリカを使用し、シリカをプライマー層中
に重点的に配合することにより、あるいは、プライマー
層を電離放射線硬化性化合物を含むバインダーを用いて
構成することにより、課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の内外の仕
上げ材、あるいは家具や家電製品の表面材等に使用され
る化粧材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の外装(屋根、壁、軒天等)や内
装(壁、床、天井等)、建具や家具の表面材としては、
古くは天然産の石、木、泥等をそのまま素材とするもの
が多く使用されてきたが、天然材の枯渇、一定品質が得
にくい等の事情により、最近では、鉄骨、セメント、プ
ラスチック等の工業製品を素材として使用したものが増
えてきている。天然産の石や銘木等は、自然の模様を活
かして使用されることが多いが、工業製品を素材とした
ものは、特に方策を講じない限り、殺風景な外観を有す
るのみであるため、表面に様々な手段により化粧を施し
ているのが通常である。
【0003】化粧材の代表的なものは、紙やプラスチッ
クフィルムを基材として、これらに模様を施し、表面に
塗装を施してある化粧紙もしくは化粧シートである。基
材としては板状のものもあり得るので、その場合には化
粧板と呼ぶ方が適切ではあるが、ここでは、基材の素
材、厚みを問わず、化粧紙、化粧シート、または化粧板
と呼ぶものもすべて含めて、化粧材と称する。図1は、
従来の化粧材のごく標準的な断面構造を示すもので、基
材1上に均一一様な着色層(ベタ層と通称されることが
多い。)2、模様層3、プライマー層4、および電離放
射線硬化性樹脂組成物が架橋硬化して得られる表面保護
層5の各層がこの順で積層されたものであり、模様層3
の模様は通常、印刷により形成されるために、種々のも
のが可能である。また、表面保護層5が電離放射線硬化
性樹脂組成物を架橋硬化して得られるものであるとき
は、耐摩耗性が高く、耐熱性や耐薬品性に優れている特
徴を有している。
【0004】しかしながら、このような化粧材にも問題
が無い訳ではない。上記のような化粧材は生活のあらゆ
る場面で使用されることになるため、生活環境に即した
種々の試験に耐えることが必要である。例えば、JAS
に定める耐アルカリ試験や台所用漂白剤(花王(株)
製、商品名;キッチンハイター;食器やフキンの漂白等
に使用する。)においてそれぞれの薬液を接触させる
と、その部分の表面保護層5の艶が変化する傾向があ
る。また、表面をマット(=艶消し)状態に仕上げよう
とすると、表面保護層形成用の電離放射線硬化性樹脂組
成物にマット剤を大量に配合せざるを得ず、これによっ
て、表面がざらざらになり、手触り感を悪くし、滑り性
も低下する。あるいは、均一一様な着色層(=ベタ層)
2および模様層3のいずれもが、ポリウレタン系樹脂等
の熱硬化性樹脂をバインダーとするインキ組成物ないし
塗料組成物により形成されている場合、熱可塑性樹脂を
バインダーとする場合にくらべ、ホフマンスクラッチ、
耐摩耗性、および耐汚染性は向上するが、製造時に養生
期間を必要とする上、養生のための長期間の加温によ
り、化粧材がもろくなることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、耐
アルカリ試験や台所用漂白剤の接触による表面保護層の
艶の変化が起きにくくすること、表面保護層にマット材
を配合したマットな化粧材の表面の手触り感が悪い点を
解消すること、あるいは、ホフマンスクラッチ、耐摩耗
性、および耐汚染性の必要レベルを維持しつつも、製造
時に養生を必要としない、従って、もろさも解消された
化粧材を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決する手段】上記の従来の化粧材において、
化粧層、およびプライマー層を形成するためのインキ組
成物ないし塗料組成物を使用し、親油性のシリカを使用
し、特にプライマー層に多く配合して形成した化粧材
は、前記した課題をいずれも満たすことが判明したの
で、これに基づいて本発明がなされた。
【0007】第1の発明は、基材上に、化粧層、プライ
マー層、および電離放射線硬化性樹脂組成物が架橋硬化
した表面保護層の各層がこの順に積層されており、前記
プライマー層および前記表面保護層のうち、少なくとも
前記表面保護層にはマット剤を含有しており、前記マッ
ト剤が親油性処理を施した無機質粒子であることを特徴
とする化粧材に関するものである。第2の発明は、基材
上に、化粧層、プライマー層、および電離放射線硬化性
樹脂組成物が架橋硬化した表面保護層の各層がこの順に
積層されており、前記プライマー層および前記表面保護
層のうち、少なくとも前記プライマー層がマット剤を含
有していることを特徴とする化粧材に関するものであ
る。第3の発明は、基材上に、化粧層、プライマー層、
および電離放射線硬化性樹脂組成物が架橋硬化した表面
保護層の各層がこの順に積層されており、前記化粧層お
よび前記プライマー層の両方の層が、電離放射線硬化性
樹脂組成物および熱硬化性樹脂組成物とがいずれも架橋
硬化したものからなることを特徴とする化粧材に関する
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の化粧材の断面構造自体
は、従来のものと同様であり、図1を引用して既に説明
したように、下から順に、基材1、着色層(またはベタ
層)2、模様層3、プライマー層4、および電離放射線
硬化性樹脂組成物が架橋硬化して得られる表面保護層5
の各層が積層されたものである。
【0009】基材1としては、通常、化粧材に用いられ
ている素材であれば、いずれも使用可能である。大別す
れば、各種の紙類、プラスチックフィルム又はプラスチ
ックシート、金属箔、金属シート、又は金属板、木材な
どの木質系の板、各種の窯業系素材等の各群である。こ
れら各群に含まれる素材を単独で使用してもよいが、紙
同士の複合体や紙とプラチスチックフィルムの複合体
等、これら素材の任意の組合わせによる積層体も利用で
きる。これらの基材は、次記の着色層2等の密着度を上
げるために、下地処理が施されていてもよい。基材1の
素材の各群について、次に説明する。
【0010】各種の紙類としては、以下のものが代表的
なものとして例示される。即ち、薄葉紙、クラフト紙、
チタン紙、予め紙間の強化の目的で樹脂を混抄した混抄
紙、あるいは樹脂を含侵してある樹脂含浸紙も使用でき
る。また、リンター紙、板紙、石膏ボード用原紙、又は
紙の表面に塩化ビニル樹脂層を設けたビニル壁紙原反
等、建材分野で使われることの多い一群の原反が挙げら
れる。更には、事務分野や通常の印刷、包装などに用い
られる次の紙類も使用可能である。即ち、コート紙、ア
ート紙、硫酸紙、グラシン紙、パーチメント紙、パラフ
ィン紙、又は和紙等である。又、これらの紙とは区別さ
れるが、紙に似た外観と性状を持つ次のような各種繊維
の織布や不織布も基材1として利用できる。各種繊維と
は即ち、ガラス繊維、石綿繊維、チタン酸カリウム繊
維、アルミナ繊維、シリカ繊維、若しくは炭素繊維等の
無機質繊維、又はポリエステル繊維、若しくはビニロン
繊維などの合成繊維である。
【0011】プラスチックフィルム又はプラスチックシ
ートとしては、次に例示するような各種の合成樹脂から
なるものが挙げられる。各種の合成樹脂とは、ポリオレ
フィン系樹脂、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピ
レン樹脂、もしくはポリメチルペンテン樹脂、ポリエス
テル樹脂、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂、
ポリブチレンテレフタレート樹脂、もしくはポリエチレ
ンナフタレート−イソフタレート共重合樹脂、アクリル
樹脂、例えば、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリメタ
クリル酸エチル樹脂、ポリアクリル酸ブチル樹脂、ポリ
アミド樹脂、例えばナイロン6もしくはナイロン66、
このほか、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エチ
レン−ビニルアルコール共重合樹脂、三酢酸セルロース
樹脂、セロファン、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリアリレート樹脂、又はポリイミド樹脂等で
ある。
【0012】金属箔、金属シート、又は金属板としては
次に例示するような金属からなるものである。即ち、ア
ルミニウム、鉄、ステンレス鋼、又は銅等である。しば
しばめっき等を施して使用することがある。各種の木質
系の板としては、木材の板、合板、パーチクルボード、
又はMDFと呼ばれる中密度繊維板等が挙げられる。窯
業系素材としては、石膏ボード、珪酸カルシウム板、木
片セメント板などの窯業系建材、陶磁器、ガラス、ホウ
ロウ、焼成タイル等が例示される。これらの他、繊維強
化プラスチックの板、ペーパーハニカムの両面に鉄板を
貼ったもの、2枚のアルミニウム板でポリエチレン樹脂
をサンドウィッチしたもの等、各種の素材の複合体も基
材1として使用できる。
【0013】基材1には、通常、着色層2および模様層
3からなる化粧が施されている。化粧材の化粧として代
表的なものであるが、このほか、化粧としては、エンボ
ス、エンボス凹部へのインキの充填、透明性のある基体
に対して行われる裏面印刷、裏面印刷後の隠蔽層印刷、
表側の面に印刷した後に印刷面への透明フィルムの貼合
わせ、さらに貼合わせて得られるものに対するエンボス
等の各種の加工があり得る。これらの加工の少なくとも
一つが施されていれば、化粧を施してあると言えるが、
エンボス加工を行なう場合には、着色を併用した方がよ
いだろう。
【0014】着色層(またはベタ層)2は、基材1の色
を整えるか、もしくは隠蔽して別の色を施すためのもの
である。模様を特に要求しない場合には、着色層2を形
成した後、模様層3を形成しないこともある。着色層3
は均一一様なことが普通であるが、互いに色の異なる顔
料や粒子を配合した塗料により形成した塗膜であれば、
細部まで一様ではないケースもある。また、スプレイ塗
装の際に、粘度が高く塊状に吐出する成分を有した塗料
を使用して、凹凸のある塗装面を形成することもある。
一般の印刷では白色の紙を印刷の対象とするので、着色
層2を形成しないことも多いが、基材1として様々な素
材のものを使用するときは、素材の持つ色が適切でない
場合や、色のばらつきがある場合もあるため、着色層2
を形成することが多い。また、化粧を印刷で行なう場合
に、木目模様を印刷するときは、着色層2を伴なうのが
習慣である。というのは、天然に産出する樹木の板に
は、樹種によって定められた色で塗装することが多く、
例えば、チーク材は黄色系、紫檀は赤紫系の色に仕上げ
ることが普通であり、これらの塗装仕上げした樹木の板
を模して木目模様を印刷する際には、これら塗装色に従
って、ハイライトの色で着色層2を形成しておき、次記
の模様層3で着色層2よりも濃い色で模様を形成するか
らである。従って、着色層2は基材1の表側の面の全面
に形成してあるのが普通であり、また、模様層3は、必
ずしも全面を被覆しない場合がある。
【0015】模様層3は、通常、化粧の主要な部分を占
めるものである。模様層3の模様はデザイン上の観点で
決めた任意のものであってよい。従来から使用されてい
る模様としては、木目模様や大理石模様等の天然物の模
様、布目模様のような人工物のテクスチャーを模した模
様、自然の風物をオリジナルとした模様、例えば、花鳥
風月等の模様等、あるいは布やタイル等に付されている
模様を模したもの等がある。
【0016】着色層2および模様層3は、大抵の場合、
印刷版とインキを用い、印刷機により形成される。印刷
方式としては、様々な素材への対応の点から、グラビア
印刷、グラビアオフセット印刷、もしくはシルクスクリ
ーン印刷が適しているが、平版オフセット印刷、凸版印
刷、もしくはフレキソ印刷も適用可能であり、また、旧
来の印刷とは趣が異なるが、電子写真やインキジェット
も利用できる。使用するインキとしては、対象となる基
材1が様々なため、基材1との接着性を考慮して選択し
たバインダー樹脂を用いたものである必要があり、バイ
ンダー樹脂としては、次に例示するような樹脂の中から
選択する。即ち、ロジン変成マレイン酸樹脂、ニトロセ
ルロース、酢酸セルロース、酪酢酸セルロース、エチル
セルロース、ポリアミド樹脂、塩化ゴム、環化ゴム、ポ
リアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル/酢酸
ビニル共重合樹脂、エチレン/酢酸ビニル共重合樹脂、
塩素化ポリプロピレン、アクリル樹脂、ポリウレタン樹
脂等であり、1種または2種以上を用いる。これらの中
から選択されたバインダー樹脂にはさらに、顔料、充填
剤等に加えて、溶剤ないし希釈剤を用いて混練してイン
キ組成物を調整して使用する。なお、化粧材の表面の物
理的および化学的性状を向上させる意味で、着色層2お
よび模様層3上に次記の表面保護層を形成するが、この
模様層3や着色層2を熱硬化性樹脂や電離放射線硬化性
樹脂のバインダーを用いて構成し、架橋硬化させるとな
およい。熱硬化性樹脂や電離放射線硬化性樹脂のバイン
ダーについては、これらを専ら用いる次記の表面保護層
の項で述べる。
【0017】プライマー層4は、基材1上に形成されて
いる着色層および模様層の上に表面保護層5を積層する
際に、接着性を向上させるためのものである。また、電
離放射線硬化性樹脂組成物を用いて表面保護層を形成す
る際に、電離放射線硬化性樹脂組成物が浸透して、表面
に残留する割合が減るのを防止することもできる。接着
性の向上の意味では、イソシアネート化合物、ポリエチ
レンイミン、アルキルチタネート等がプライマーとして
使用でき、浸透防止の観点では、インキのバインダーと
して前記したものの中から選択して使用することもでき
る。好ましいプライマー層4の具体例としては、不飽和
ポリエステル樹脂/ウレタンポリオール=1/1のもの
が挙げられる。プライマー層4の厚みとしては、2〜4
g/cm2 (乾燥時)、従って、約2〜4μmである。
【0018】表面保護層5は、化粧材の表面の耐久性を
向上させるためのもので、用途にもよるが、耐久性と
は、耐摩耗性、日光等の紫外線による褪色の耐性、生活
環境において使用する各種の液体(酒・調味料等の飲食
物、香粧品、もしくは洗剤・漂白剤等)に対する耐性で
あって、代表的には、電離放射線硬化性樹脂組成物が架
橋硬化して得られたものである。表面保護層5として、
熱可塑性のものも使用し得るが、熱硬化性樹脂を使用す
る熱硬化性樹脂組成物、あるいは紫外線又は電子線照射
により硬化する電離放射線硬化性樹脂組成物を用い、塗
布後に加熱したり、電離放射線を照射して架橋硬化させ
ることによりさらに物理的、化学的な諸性能を向上させ
ることができる。電離放射線として特に電子線を使用し
た物は、メラミン化粧板が従来使用されている分野にも
進出しており、従って、メラミン化粧板並みの表面の耐
久性、特に耐摩耗性を要望されことが多いから、電離放
射線硬化性樹脂組成物を用い、塗布後に電離放射線を照
射して架橋硬化させる方法が脚光をあびている。表面保
護層5の厚みは、必要な物理的、化学的性状にもよる
が、4〜5μm程度あった方かよい。
【0019】電離放射線硬化性樹脂組成物としては、分
子中に重合性不飽和結合または、エポキシ基を有するプ
レポリマー、オリゴマー、及び/又はモノマーを適宜に
混合したものである。電離放射線とは、電磁波又は荷電
粒子線のうち分子を重合又は架橋し得るエネルギー量子
を有するものを指し、通常は、紫外線又は電子線を用い
る。
【0020】電離放射線硬化性樹脂組成物中のプレポリ
マー、オリゴマーの例としては、不飽和ジカルボン酸と
多価アルコールの縮合物等の不飽和ポリエステル類、ポ
リエステルメタクリレート、ポリエーテルメタクリレー
ト、ポリオールメタクリレート、メラミンメタクリレー
ト等のメタクリレート類、ポリエステルアクリレート、
エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエ
ーテルアクリレート、ポリオールアクリレート、メラミ
ンアクリレート等のアクリレート、カチオン重合型エポ
キシ化合物が挙げられる。
【0021】電離放射線硬化性樹脂組成物中のモノマー
の例としては、スチレン、α−メチルスチレン等のスチ
レン系モノマー、アクリル酸メチル、アクリル酸−2−
エチルヘキシル、アクリル酸メトキシエチル、アクリル
酸ブトキシエチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸メト
キシブチル、アクリル酸フェニル等のアクリル酸エステ
ル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピル、メタクリル酸メトキシエチル、メタ
クリル酸エトキシメチル、メタクリル酸フェニル、メタ
クリル酸ラウリル等のメタクリル酸エステル類、アクリ
ル酸−2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル、アクリ
ル酸−2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル、アクリ
ル酸−2−(N,N−ジベンジルアミノ)メチル、アク
リル酸−2−(N,N−ジエチルアミノ)プロピル等の
不飽和置換の置換アミノアルコールエステル類、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド等の不飽和カルボン酸アミ
ド、エチレングリコールジアクリレート、プロピレング
リコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジア
クリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレート等の化合
物、ジプロピレングリコールジアクリレート、エチレン
グリコールジアクリレート、プロピレングリコールジメ
タクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート
等の多官能性化合物、及び/又は分子中に2個以上のチ
オール基を有するポリチオール化合物、例えばトリメチ
ロールプロパントリチオグリコレート、トリメチロール
プロパントリチオプロピレート、ペンタエリスリトール
テトラチオグリコレート等が挙げられる。
【0022】通常、電離放射線硬化性樹脂組成物中のモ
ノマーとしては、以上の化合物を必要に応じて1種若し
くは2種以上を混合して用いるが、電離放射線硬化性樹
脂組成物に通常の塗布適性を与えるために、前記のプレ
ポリマー又はオリゴマーを5重量%以上、前記モノマー
及び/又はポリチオール化合物を95重量%以下とする
のが好ましい。
【0023】電離放射線硬化性樹脂組成物を塗布し、硬
化させたときのフレキシビリティーが要求されるとき
は、モノマー量を減らすか、官能基の数が1又は2のア
クリレートモノマーを使用するとよい。電離放射線硬化
性樹脂組成物を塗布し、硬化させたときの耐摩耗性、耐
熱性、耐溶剤性が要求されるときは、官能基の数が3つ
以上のアクリレートモノマーを使う等、電離放射線硬化
性樹脂組成物の設計が可能である。ここで、官能基が1
のものとして、2−ヒドロキシアクリレート、2−ヘキ
シルアクリレート、フェノキシエチルアクリレートが挙
げられる。官能基が2のものとして、エチレングリコー
ルジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリ
レートが挙げられる。官能基が3以上のものとして、ト
リメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリス
リトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテト
ラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクレ
リート等が挙げられる。
【0024】電離放射線硬化性樹脂組成物を塗布し、硬
化させたときのフレキシビリティーや表面硬度等の物性
を調整するため、電離放射線硬化性樹脂組成物に、電離
放射線照射では硬化しない樹脂を添加することもでき
る。具体的な樹脂の例としては次のものがある。ポリウ
レタン樹脂、セルロース樹脂、ポリビニルブチラール樹
脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂、ポリ酢酸ビニル等の熱可塑性樹脂である。
【0025】電離放射線硬化性樹脂組成物の塗布後の硬
化が紫外線照射により行われるときは、光重合開始剤や
光重合促進剤を添加する。光重合開始剤としては、ラジ
カル重合性不飽和基を有する樹脂系の場合は、アセトフ
ェノン類、ベンゾフェノン類、チオキサントン類、ベン
ゾイン、ベンゾインメチルエーテル等を単独又は混合し
て用いる。また、カチオン重合性官能基を有する樹脂系
の場合は、光重合開始剤とし、芳香族ジアゾニウム塩、
芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、メタセ
ロン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル等を単独又
は混合物として用いる。中でも、ポリウレタン樹脂、セ
ルロース樹脂、ポリビニルブチラール樹脂等の添加がフ
レキシビリティーの向上の点で好ましい。光重合開始剤
の添加量は、電離放射線硬化性樹脂組成物100重量部
に対し、0.1〜10重量部である。
【0026】表面保護層5は化粧材表面の艶を決める役
割も果たす。この化粧材表面の艶はデザイン的な観点、
および実用上の観点から任意に決めてよく、用途に合わ
せて決められる。化粧材の仕上げ状態が良好であるとき
は、艶があった方が、外観上もよい場合が多い。ピアノ
の表面の艶があって深みのある塗装感は、化粧材の表面
の艶を決める際に、よく引き合いに出される。逆に化粧
材の艶を消すと、模様も見えにくくなるが、表面の仕上
げが平坦でなくても分かりにくく、概して落ちついた感
じを与える。
【0027】所定の艶を実現するには、必要な粒径の透
明性の高い微粒子を表面保護層5内に含有させ、表面の
光を乱反射させることにより行なうのが普通である。全
く微粒子を含有させない「全艶」あるいは「全部艶」も
あり得るが、比較的珍しく、大抵の場合には、「全艶」
よりも艶消し気味にする。微粒子を含有させる以外に、
予め所定の凹凸状態を形成した型を使用して型押しする
ことによっても、艶の制御が行なえる。
【0028】表面保護層5内に含有させる微粒子の代表
はシリカであるが、シリカを添加した表面保護層5には
問題がおきることがある。例えば、キッチンや洗濯機廻
りにおいて、漂白剤やアルカリが作用した部分におい
て、化粧材の表面の艶が下がって、周囲との差でムラと
なる点である。この艶の変化が起きるのは、シリカ自体
が親水性であるためで、バインダーとなる樹脂との界面
に漂白剤やアルカリが作用するためと推定され、親油性
処理を施したシリカを使用することにより解消される。
シリカが表面に有するSiOH(シラノール)基は酸性
であるため、これにアルコールが作用すると、シリカ表
面が生成したエステルで覆われるために親油性が生じる
ためである。エステル化に使用できるアルコールは、メ
タノール、エタノール、イソプロパノール、もしくはn
−ブタノールである。あるいは、ワックス中でシリカを
よく攪拌したワックス処理シリカでも効果があり、要
は、表面が親油性のシリカであればよい。ワックスとし
ては、ポリエチレンワックスが一般的である。
【0029】表面保護層5の艶消しの度合いを強くする
と、表面保護層の手触り感が悪くなる点がある。艶消し
の度合いが高いほど、シリカの配合量が多くなり、表面
保護層5の表面に存在するためである。シリカの配合量
を減らせばよいのだが、艶消しの程度はデザイン的な観
点から決められるので、シリカの配合量を減らさないで
解決することが望まれる。この問題は、表面保護層5の
下層のプライマー層にシリカを配合することにより解決
できた。プライマー層4にシリカを配合する場合、表面
保護層5中のシリカ含有量を減らして手触り感を良くす
るために、シリカの粒径は、少なくともプライマー層4
の厚み以上であることが望ましく、かつ、プライマー層
4の厚みと上層の表面保護層5の厚みとの和以下である
ことが望ましい。具体的な粒径は、一例として5μmの
ものが、範囲としては、4〜8μm程度のものが望まし
い。この範囲よりも粒径が小さいシリカをプライマー層
4に使用すると、上層の表面保護層5に多量のシリカを
配合する結果、手触り感を悪化させる。プライマー層4
中へのシリカの配合量は、ブロッキング防止、およびイ
ンキ固形分の過度な増加を防止する意味で、6〜8重量
%程度が好ましい。シリカは、表面保護層5にも配合し
てよいが、化粧材単位表面積あたりに適用される重量
が、表面保護層5内のシリカ/プライマー層内のシリカ
の比で、5〜30/100であることが望ましい。な
お、この場合、シリカとして、前記した親油性のシリカ
を使用してもい。
【0030】表面保護層5には、粒径の大きいシリカと
電離放射線硬化性樹脂組成物とを用いることによりホフ
マンスクラッチ、耐摩耗性、および耐汚染性の必要レベ
ルを実現している。しかし、化粧材製造時に、電離放射
線硬化性樹脂組成物の下層への浸透を抑制するためと、
下層との密着性を向上する意味で形成するプライマー層
形成用樹脂として、熱硬化性樹脂、代表的にはポリウレ
タン系樹脂を使用する場合には、表面保護層の形成後に
養生を必要とするので、製造に要する時間が長くなり、
養生用の加温の設備を必要とし、エネルギーを要する事
と、長時間の加熱により基材1が脆くなる問題があり、
養生中は、表面保護層5の剥離強度が弱い欠点を有して
いる。
【0031】このため、プライマー層形成用樹脂とし
て、熱硬化性樹脂であるポリウレタン系樹脂の一部を、
電離放射線硬化性樹脂組成物で置き換えたところ、養生
期間が短縮され、養生時の加熱による基材1の脆化が防
止され、また、プライマー層の一部を置き換えた電離放
射線硬化性樹脂組成物が上層の電離放射線硬化性樹脂組
成物との間で反応して層間強度が向上する等、従来のプ
ライマー層4の形成および表面保護層5の形成にかかわ
る問題点が解消する。プライマー層形成用組成部中で
の、熱硬化性樹脂と電離放射線硬化性化合物の比は、2
0/80〜70/30が好ましく、熱硬化性樹脂が下限
未満では、表面保護層を形成する際の浸透防止効果が明
瞭ではなく、また、電離放射線硬化性化合物が下限未満
では、上記したような添加効果が乏しいからである。
【0032】
【実施例】(実施例1)含浸用紙(興人社製、GF−6
01)の表面に、アクリル樹脂とニトロセルロースをバ
インダーとするグラビアインキ(ザ・インクテック
(株)製、HAT)で着色層を、さらにニトロセルロー
スをバインダーとするグラビアインキ(ザ・インクテッ
ク(株)製、MAX)で絵柄をいずれもグラビア印刷し
て印刷紙を製成した。得られた印刷紙の印刷面に、親油
性処理を施したシリカ(シリカのブチルエステル、粒
径;5μm)を5重量%含有する電子線硬化性塗料(ザ
・インクテック(株)製、EB−40改)をロールコー
ティング法により、塗布量が10g/m 2 になるようコ
ーティングし、加速電圧;175KV、照射線量;3M
rad)の条件で電子線を照射し、化粧紙とした。ま
た、上記シリカの含有量を8重量%としたものを使用
し、同様に化粧紙とした。得られた化粧紙は、JAS耐
アルカリ試験および漂白材(花王(株)製、商品名;キ
ッチンハイター)試験を行なっても、変化が見られなか
った。基材を含浸用紙ではなく、薄葉紙(三興製紙
(株)製、ハイプリント30)を使用しても、同様の結
果を得た。比較のため、親油性処理を施したシリカの代
わりに未処理シリカを使用した場合には、JAS耐アル
カリ試験および漂白材(花王(株)製、商品名;キッチ
ンハイター)試験の結果、艶変化が生じていた。
【0033】(実施例2)実施例1と同様にして印刷紙
を製造した。印刷紙の印刷面に、ポリエステルポリオー
ルとイソシアネートとからなるウレタン系のプライマー
層形成用塗料100重量部に粒径5〜6μmのシリカを
6重量部添加し、グラビア印刷により、塗布量が10g
/m2 になるよう塗布し、さらにその上に、電子線硬化
性塗料(大日精化(株)製、REB−M500)をロー
ルコーティング法により、塗布量が5g/m2 になるよ
うコーティングし、加速電圧;175KV、照射線量;
5Mrad)の条件で電子線を照射し、化粧紙とした。
得られた化粧紙は手触り感が良好(滑らか)で、滑り角
度は11〜13°であり、取扱上も好ましいものであっ
た。基材を含浸用紙ではなく、薄葉紙(三興製紙(株)
製、ハイプリント30)を使用しても、同様の結果を得
た。比較のため、プライマー層形成用塗料に添加したシ
リカの粒径のみを2〜3μmに変更したところ、得られ
た化粧紙は表面にざらつきがあり、滑り角度は15〜1
7°であった。
【0034】(実施例3)含浸用紙(興人社製、GF−
601)の表面に、ポリエステルポリオールとイソシア
ネートからなるバインダーのグラビアインキ(ザ・イン
クテック(株)製、GEB)で着色層および絵柄をいず
れもグラビア印刷して印刷紙を製成した。得られた印刷
紙の表面に、ポリエステルポリオールとイソシアネート
とからなるウレタン系のプライマー層形成用塗料をグラ
ビア印刷により、塗布量が10g/m2 になるよう塗布
し、さらにその上に、電子線硬化性塗料(大日精化
(株)製、REB−M500)をロールコーティング法
により、塗布量が5g/m2 になるようコーティング
し、加速電圧;175KV、照射線量;5Mrad)の
条件で電子線を照射し、化粧紙とした。得られた化粧紙
は、製造直後でも、表面保護層の剥離強度に問題がな
く、耐スクラッチ性、耐摩耗性、耐汚染性に関し、問題
がなかった。基材を含浸用紙ではなく、薄葉紙(三興製
紙(株)製、ハイプリント30)を使用しても、同様の
結果を得た。また、電子線硬化線塗料をハイグロスタイ
プ(大日精化(株)製、REB−G100)に代えて
も、同様に問題がなかった。比較のため、着色層および
絵柄の形成用インキを、アクリル樹脂とニトロセルロー
スをバインダーとするグラビアインキを変えたところ、
耐汚染性のみ×であった。また、着色層形成用インキ
を、ウレタン樹脂系バインダーに、絵柄形成用インキ
を、アクリル樹脂とニトロセルロースをバインダーとす
るグラビアインキに変えたところ、他の点については問
題がなかったが、養生を必要とし、養生期間中は表面保
護層の剥離強度が不足した。
【0035】
【発明の効果】第1の発明によれば、表面保護層中のマ
ット材として親油性処理を施した無機質微粒子を使用し
たので、耐アルカリ試験や台所用漂白剤での試験による
表面保護層の艶の変化が起きにくい化粧材を提供でき
る。第2の発明によれば、マット剤を表面保護層内のみ
にではなく、プライマー層内に優先して配合したので、
艶消し効果がありながら、表面が滑らかで手触り感がよ
い化粧材を提供できる。第3の発明によれば、養生を必
要としないので、表面保護層の剥離強度が高く、養生に
よる脆化がなく、しかも、そのほかのホフマンスクラッ
チ、耐摩耗性、および耐汚染性等が必要レベルを満たす
化粧材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】化粧材の代表的な構造例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 ベタ層 3 模様層 4 プライマー層 5 表面保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 201/00 C09D 201/00 Fターム(参考) 4F100 AA01C AA01D AA20D AJ06B AK01D AK25B AL05D AR00B AR00C AT00A BA04 BA07 BA10A BA10D BA14 CA30C CA30D DE01C DE01D DG10A EJ05C EJ05D EJ08C EJ08D EJ65C GB08 GB81 HB00B JB04C JB04D JB13C JB13D JB14C JB14D JL00D 4J038 AA011 DD181 DG001 DJ011 DM021 HA211 HA446 KA07 KA15 KA20 NA01 NA05 NA11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に、化粧層、プライマー層、およ
    び電離放射線硬化性樹脂組成物が架橋硬化した表面保護
    層の各層がこの順に積層されており、前記プライマー層
    および前記表面保護層のうち、少なくとも前記表面保護
    層にはマット剤を含有しており、前記マット剤が親油性
    処理を施した無機質粒子であることを特徴とする化粧
    材。
  2. 【請求項2】 基材上に、化粧層、プライマー層、およ
    び電離放射線硬化性樹脂組成物が架橋硬化した表面保護
    層の各層がこの順に積層されており、前記プライマー層
    および前記表面保護層のうち、少なくとも前記プライマ
    ー層がマット剤を含有していることを特徴とする化粧
    材。
  3. 【請求項3】 基材上に、化粧層、プライマー層、およ
    び電離放射線硬化性樹脂組成物が架橋硬化した表面保護
    層の各層がこの順に積層されており、前記化粧層および
    前記プライマー層の両方の層が、電離放射線硬化性樹脂
    組成物および熱硬化性樹脂組成物とがいずれも架橋硬化
    したものからなることを特徴とする化粧材。
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