JPH10279844A - 表面処理剤 - Google Patents

表面処理剤

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JPH10279844A
JPH10279844A JP10266597A JP10266597A JPH10279844A JP H10279844 A JPH10279844 A JP H10279844A JP 10266597 A JP10266597 A JP 10266597A JP 10266597 A JP10266597 A JP 10266597A JP H10279844 A JPH10279844 A JP H10279844A
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resin
particle diameter
polyurethane
resin particles
mean particle
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Yasuhei Takeuchi
泰平 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スエード調で防眩性を有する艶消し塗膜を形
成することができ、かつ貯蔵後の再分散にてもスプレー
塗装の可能な処理剤を提供する。 【解決手段】 ポリウレタン樹脂を主成分とする合成樹
脂100重量部に対し、平均粒子径5μm以下のシリカ
微粉末および平均粒子径1μm/以上の樹脂粒子をその
合計重量として5〜70重量部含有し、上記シリカ微粉
末と樹脂粒子の重量比が5〜23/95〜77である表
面処理剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、袋物、鞄、衣
料、靴等に使用される合成皮革、人工皮革、ポリ塩化ビ
ニルレザー、ポリオレフィンシート等の表面あるいは自
動車内装品、家具調度品、電化製品などの外装に使用す
る合成樹脂成形品の表面をスエード調に仕上げるために
使用する表面処理剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合成皮革や人工皮革等の表面をス
エード調触感に仕上げるための表面処理剤としては、各
種のものが提案されている。例えば、特開平5−117
548号公報にはシリカ微粉末と正のゼータ電位をもつ
平均粒子径0.01〜5μmの樹脂粒子を含有する塗料
組成物が開示されており、また、特開平3−17164
号公報には、ワニスにカラーポリマービーズとシリカ微
粉末を含有するスエード調多彩模様エアゾル塗料組成物
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の塗料組成物を人工皮革、合成皮革、ポリ塩化ビニルレ
ザーや合成樹脂成形品等にグラビアプリンター法、スプ
レー法等により処理した被覆層表面は、あらゆる角度か
らの入射する光に対して均一で十分な艶消し効果を得る
ことは難しく、しかも使用する塗料液の分散安定性と特
にスプレー法における作業適性に欠けるなどの問題があ
った。
【0004】この発明は、上記した問題点に鑑みて、塗
膜とした時にどのような角度からの入射光に対しても均
一で十分な艶消し効果を発揮する処理剤を得るべく検討
の結果、塗膜形成樹脂に添加するシリカ微粉末と樹脂粒
子の重量比を小さくすることによって、従来の艶消し塗
膜には見られなかった均一な艶消し効果とともに、作業
適性のよい処理剤を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、ポリ
ウレタン樹脂を主成分とする合成樹脂100重量部に対
して、平均粒子径5μm以下のシリカ微粉末および平均
粒子径1μm以上の樹脂粒子をその合計重量として5〜
70重量部含有し、上記シリカ微粉末と樹脂粒子の重量
比が5〜23/95〜77であることを特徴とする表面
処理剤を特徴とするものである。
【0006】要するに、この発明は、シリカ微粉末と樹
脂粒子の所定量をポリウレタン樹脂を主成分とする合成
樹脂溶液に配合して処理剤とすることにより、この処理
剤よりなるスエード調塗膜は、上記した従来のスエード
調塗膜が大きい角度(水平に近い角度)の入射光に対し
て艶消し効果が充分に得られないという欠点を改良し
て、全ての角度の入射光に対して均一な艶消し状態を現
出するとともに、塗料液の液安定性と作業適性にも優れ
た表面処理剤を得るものである。
【0007】この発明になる処理剤に於ける上記した特
徴は、平均粒子径の小さいシリカ微粉末を用いること
と、さらにその使用量を少なくすることにより二次凝集
しやすいシリカ微粉末を均一な分散状態に保つととも
に、樹脂粒子の使用量を大きくすることによって分散状
態の均一性を保ち、またこの処理剤による塗膜面での光
の反射状態への寄与を高めて、大きい角度(水平に近い
角度)から入射する光の乱反射を促進させて、どのよう
な角度から見ても均一な艶消し効果が得られるというも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明で用いるポリウレタン樹
脂を主成分とする合成樹脂としては、例えば、ポリウレ
タン樹脂あるいはポリウレタン樹脂とアミノ酸樹脂、ア
クリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などの共重合物あるい
は混合物が挙げられ、ポリウレタン樹脂としては、一般
にいうポリウレタン樹脂のほか、ポリウレタン尿素樹
脂、ポリ尿素樹脂などと言われるもので、分子量400
〜5000のポリアルキレンエーテルグリコール、末端
に水酸基を有するポリエステルポリオール、ポリε−カ
プロラクトンポリオールまたはポリカーボネートジオー
ルの単独あるいは混合物と有機ジイソシアネートとの反
応物であり、必要に応じて2個の活性水素を有する化合
物で鎖延長して得られるものが好ましい。
【0009】シリカ粉末としては、二酸化珪素を主成分
とし、表面処理して分散性を改良したものが望ましく、
平均粒子径が5μm以下のもが適当である。
【0010】樹脂粒子としては、ポリウレタン樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリアクリル酸樹脂、ポリアミド樹
脂、エポキシ樹脂、ポリエチレン樹脂、フッ素樹脂、ス
チレン樹脂などの有機樹脂の粉粒状物が挙げられ、それ
ぞれ単独で、あるいは混合して用いることができ、その
平均粒子径としては1〜200μm、好ましくは10〜
100μmが適当である。
【0011】上記したように、この発明は、ポリウレタ
ン樹脂を主成分とする合成樹脂溶液100重量部に平均
粒子径5μmのシリカ微粉末と平均粒子径1μm以上の
樹脂粒子を含有し、これらシリカ微粉末と樹脂粒子との
重量比(シリカ微粉末/樹脂粒子)が5〜23/95〜
77であって、シリカ微粉末と樹脂粒子を合計重量部で
5〜70重量部配合した処理剤とすることによって、均
一な艶消し状態の塗膜面を発現し、かつ処理剤の液安定
性とすぐれた作業適性を得ることができるのである。
【0012】上記において、シリカ微粉末と樹脂粒子の
使用量を両者の重量比で5〜23/95〜77と規定す
るのは、シリカ微粉末が樹脂粒子に対して5以下ではス
エード調触感が十分でなく、かつ小さい角度(垂直に近
い角度)の入射光に対する艶消し効果が低下するためで
あり、また20以上になると、処理剤の液安定性が低下
し、処理剤の保存中にシリカ微粉末が沈降、ケーキング
を起こし、塗装面に白点等を生じ易く、かつ相対的に少
なくなる樹脂粒子のために、大きい角度(水平に近い角
度)での入射光に対する艶消し効果小さくなって、均一
な艶消し効果が得られないためである。
【0013】さらに、シリカ微粉末と樹脂粒子の合計使
用量を合成樹脂100重量部に対して5〜70重量部と
するのは、5重量部以下では十分な艶消し効果が得られ
ず、また70重量部以上になると、塗膜が白化したり、
塗膜形成時の処理剤の作業適性がよくないためである。
【0014】この発明になるスエード調表面処理剤は、
これを合成皮革、人工皮革、ポリ塩化ビニルレザー、ポ
リオレフィンシート、あるいは合成樹脂成形品等の基材
に対して、グラビアプリンター、ロールコーター、リバ
ースコーター、ドクターナイフ、スプレーなどの塗装法
にて塗膜形成を行えばよく、得られた塗膜はヌメリ感、
耐スクラッチ性にすぐれ、全方向からの入射光に対して
均一な艶消し状態を呈するスエード調触感に富んだもの
となり、袋物、靴、鞄、衣料用として、あるいは自動車
内装部品、家具調度品、電化製品の外装部品として有用
である。
【0015】
【実施例】次に、この発明を実施例により詳細に説明す
るが、以下の実施例にてこの発明は何ら限定されるもの
ではない。なお、実施例中の部数は全て重量部である。
【0016】実施例1〜3 ポリウレタン樹脂溶液、シリカ微粉末および樹脂粒子等
を用いて、表1のように配合し、ディスパーで分散させ
て実施例1〜3の処理剤を得た。これらの処理剤を夫々
塩化ビニルレザー上に20g/m2 スプレー塗装にて塗
布し、120℃で5分間乾燥して表面艶消ししたレザー
を得た。
【0017】得られたレザーについて、艶消し状態につ
いての評価をおこなった。その結果は表1に示した。な
お、比較例1、2についても表1に示す配合の処理剤を
調製し、実施例1〜3と同様にして処理レザーを得て同
じ評価を行い、表1にその結果を示した。
【0018】表1中における(*1)〜(*5)は次の
通りである。(*1)のポリウレタン樹脂としては、平
均分子量2000のポリテトラメチレングリコール1モ
ル、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート4モ
ルとエチレングリコール3モルよりなる反応物(濃度3
0%、粘度15000cps/20℃)を用いた。(*
2)のシリカ微粉末は米国、デグサ社製、平均粒径2μ
mのシリカ粉末、TS−100を用いた。(*3)の樹
脂粒子は平均粒径20μmの完全真球状エポキシ樹脂微
粒子(三洋化成工業社製、ポリマポール20E)を用い
た。(*4)の艶消し状態は、塗膜面の45°、60°
および85°の鏡面光沢度を光沢計により測定した。
(*5)の処理剤貯蔵後のスプレー適性は、表1の処方
で調合した処理剤を3ケ月貯蔵後撹拌して再分散させた
のち、その処理剤がスプレー塗装に適しているか否かを
○:分散性よくスプレー塗装可、△:分散性やや劣るが
スプレー塗装可、×:通常の撹拌では再分散悪くスプレ
ー塗装不可、の3段階にて判定したものである。
【0019】
【表1】
【0020】表1から、この発明で規定する範囲外のシ
リカ微粉末/樹脂粒子の使用重量比とした処理剤による
比較例1、2で得た艶消しレザーは、光沢計による45
°、60°および85°の鏡面光沢度測定において、艶
消し状態に非常にムラがあるのに対し、この発明の実施
例によるものは何れもムラのない良好な艶消し状態を示
していることが認められた。また、調合した処理剤を3
ケ月貯蔵後も本実施例のものは何らスプレー塗装に支障
は認められなかった。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、ポリ
ウレタン樹脂を主成分とする合成樹脂に、シリカ微粉末
と樹脂粒子を配合して表面処理剤を得るに当り、樹脂粒
子に対するシリカ微粉末の使用重量比を小さくすること
によって、このような処理剤を合成皮革やPVCレザー
あるいはプラスチック成形品の表面に適用したとき、塗
膜表面のヌメリ感や耐スクラッチ性等が良好なだけでな
く、全ての入射角の光に対しても全く影響を受けること
のない均一な艶消し状態を保持できる塗膜が得られ、衣
料、鞄、靴などの用途だけでなく、天然皮革に酷似し
て、しかもムラのない艶消し状態が求められるインスト
ルメントパネルなどの自動車用内装部品や家具調度品な
どの表面処理剤として有用である。また、スプレー塗装
適性にすぐれた処理剤となり得ることが認められた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリウレタン樹脂を主成分とする合成樹
    脂100重量部に対して、平均粒子径5μm以下のシリ
    カ微粉末および平均粒子径1μm以上の樹脂粒子をその
    合計重量として5〜70重量部含有し、上記シリカ微粉
    末と樹脂粒子の重量比が5〜23/95〜77であるこ
    とを特徴とする表面処理剤。
JP10266597A 1997-04-03 1997-04-03 表面処理剤 Pending JPH10279844A (ja)

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