JP2010012566A - クーラント供給装置 - Google Patents

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Michio Matsubara
道男 松原
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Okuma Corp
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Abstract

【課題】ワークに供給するためのクーラントの圧力および流量を充分に確保する。しかも、装置を安価に構成する
【解決手段】中空状主軸12の軸線上にクーラントパイプ15が通されている。クーラントパイプ15の先端部が、主軸回転側に主軸回転側の回転を自由とするように支持されている。クーラントパイプ15の基端部が、主軸非回転側に固定されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、工作機械において、加工時のワークにクーラントを供給するクーラント供給装置に関する。
この種のクーラント供給装置としては、主軸の軸線上にクーラント通路が主軸とともに回転させられるように設けられており、クーラント通路の基端部に、クーラント外部配管が回転継手を介して接続されているものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
上記従来装置では、回転継手を使用することが必須である。回転継手では、その構造上、クーラント通路が絞られてしまうことが避けられない。そのため、クーラント吐出圧、流量を損失してしまう。さらに、回転継手は高いシール性を必要とする。そのため、細かいスラッジを含むクーラントから回転軸受を保護するために、大がかりな装置が必要となり、装置のコストが高くつくという問題点もある。
特開昭64−20907号公報
この発明の目的は、ワークに供給するためのクーラントの圧力および流量を充分に確保することができ、しかも、装置を安価に構成することのできるクーラント供給装置を提供することにある。
この発明によるクーラント供給装置は、主軸台と、主軸台に回転可能に支持される中空状主軸と、中空状主軸内に設けられ、主軸後端側から供給されたクーラントを主軸前端側で吐出するクーラントパイプと、を有する主軸装置のクーラント供給装置において、クーラントパイプの先端部が、主軸に対し相対回転可能に主軸に支持されており、クーラントパイプの基端部が、主軸台に固定されているものである。
この発明によるクーラント供給装置では、主軸の回転にともなってクーラントパイプが回転させられない。そのため、クーラントパイプおよびクーラント外部配管を、回転継手等を用いなくても、直接的に接続することが可能である。回転継手を用い無ければ、回転継手によってクーラントの圧力および流量の低下を来す心配が無い。
さらに、クーラントパイプの基端部に、クーラント外部配管が直接的に接続されているが好ましい。
この発明によれば、ワークに供給するためのクーラントの圧力および流量を充分に確保することができ、しかも、装置を安価に構成することのできるクーラント供給装置が提供される。
この発明の実施の形態を図面を参照しながらつぎに説明する。
以下の説明において、図1の右側を前、その左側を後というものとする。
主軸台11に、前後方向にのびた水平中空状主軸12が貫通状に支持されている。主軸台11および主軸12間には主軸ベアリング13が介在させられている。主軸12内にはドローパイプ14およびクーラントパイプ15が挿入されている。ドローパイプ14は、主軸12とともに回転しかつ主軸12に対して軸方向に前後動自在である。クーラントパイプ15は、主軸12の軸線上をのびている。主軸12の前端部にはチャック16が装備されている。主軸12の後端部には油圧シリンダ17が装備されている。油圧シリンダ17は、主軸12とともに回転しかつドローパイプ14を前後動させる水平筒状ピストン18を内蔵している。油圧シリンダ17外面の後部には、主軸台11側に固定されかつ油圧シリンダ17に圧油を供給するための水平筒状圧油ケース19がはめ被せられている。油圧シリンダ17外面および圧油ケース19内面間には前後一対のシリンダベアリング21が介在させられている。
チャック16は、主軸12に固定されているチャック本体31と、チャック本体31に開閉自在に支持されているワーク保持爪32と、ドローパイプ14の前後動によってワーク保持爪32を開閉させる開閉させる開閉機構33とを備えている。
主軸台11の後面に水平帯板状回止ビーム41が油圧シリンダ17の上方を横切るように固定されている。圧油ケース19後面および回止ビーム41先端にわたってドレンカバー42が固定されている。
クーラントパイプ15の前端部は、ドローパイプ14よりも前方に突出させられている。クーラントパイプ15の長さの中間部は、ピストン18からドレンカバー42にかけて、双方の内部を横断するようにのびている。クーラントパイプ15の後端部は、ドレンカバー42の後壁を貫通してその後方に突出させられている。
図2に詳細に示すように、クーラントパイプ15の、ドローパイプ14より前方に突出させられた部分には小径の被支持部51と、これの前端に連なってさらに小径の被シール部52とが設けられている。被支持部51および被シール部52を取り囲むように水平筒状ハウジング53がチャック本体31に固定されている。ハウジング53内面前後方向中間には内向きフランジ54が設けられている。ハウジング53の前面には円環状凹所55が設けられている。
フランジ54より後方に位置して、被支持部51外面およびハウジング53内面間にパイプベアリング56が介在させられている。フランジ54より前方に位置して、被シール部52にブッシュ57がはめ被せられている。ブッシュ57外面およびハウジング53内面間にシールリング58が介在させられている。凹所55の底面には円環板状遮蔽カバー59が固定されている。
図3に詳細に示すように、ドレンカバー42後壁の、クーラントパイプ15貫通か所には支持体61が固定されている。支持体61には平行雌ねじ62が形成されている。平行雌ねじ62にねじはめられた平行雄ねじ63がクーラントパイプ15後端部外面に形成されている。平行雄ねじ63にはロックナット64がねじ嵌められている。
クーラントパイプ15後端部内面にはテーパ雌ねじ65が形成されている。テーパ雌ねじ65にはジョイント66を介して外部配管クーラントホース67が接続されている。
ロックナット64を緩めて、クーラントパイプ15を正逆方向に回転させることにより、クーラントパイプ15が前後動し、所望の前後位置でロックナット64を締付ることによってクーラントパイプ15を位置決め固定することができる。
主軸12を回転させても、クーラントパイプ15はその回転に追従することなく、静止状態に保持される。ジョイント66は、クーラントホース67から吐出させられるクーラントを、その圧力および流量に支障を来すことにく、クーラントパイプ15に供給する。
尚、クーラントパイプは極力両端で支持することが望ましく、上記の実施形態においては、主軸前端側では主軸に取り付けられたチャックに設けられたハウジングに、主軸後端側では主軸台より後方に突出して設けたドレンカバーに支持体を介して、それぞれ取り付けるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、主軸前端側は主軸・チャックなど主軸と共に回転する部材に、主軸後端側は主軸台など固定の部材に取り付けるようにすれば良い。
この発明によるクーラント供給装置の垂直縦断面図である。 図1の一部拡大断面図である。 図1の他の一部拡大断面図である。
符号の説明
12 主軸
15 クーラントパイプ

Claims (2)

  1. 主軸台と、主軸台に回転可能に支持される中空状主軸と、中空状主軸内に設けられ、主軸後端側から供給されたクーラントを主軸前端側で吐出するクーラントパイプと、を有する主軸装置のクーラント供給装置において、クーラントパイプの先端部が、主軸に対し相対回転可能に主軸に支持されており、クーラントパイプの基端部が、主軸台に固定されているクーラント供給装置。
  2. クーラントパイプの基端部に、クーラント外部配管が直接的に接続されている請求項1に記載のクーラント供給装置。
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