JPS6144765Y2 - - Google Patents

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JPS6144765Y2
JPS6144765Y2 JP1982111630U JP11163082U JPS6144765Y2 JP S6144765 Y2 JPS6144765 Y2 JP S6144765Y2 JP 1982111630 U JP1982111630 U JP 1982111630U JP 11163082 U JP11163082 U JP 11163082U JP S6144765 Y2 JPS6144765 Y2 JP S6144765Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cutting oil
spindle
oil supply
supply pipe
holding member
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982111630U
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English (en)
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JPS5917147U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工具回転部より切削油を吐出させるた
めの切削油供給装置に関する。
第1図は従来の切削油供給装置の一例を示す断
面図であり、端部に工具またはチヤツクが装着さ
れると共に他端部の外周の所定長にスプライン歯
が設けられたスピンドル1と、切削油を流通可能
にスピンドル1の軸心部に貫通して設けられる油
流通穴2と、スピンドル1のスプライン歯に嵌合
する溝を有しスピンドル1に外嵌される筒体3
と、該筒体3をベアリング4を介して回動自在に
固定する保持部材5と、筒体3の端部にボルト6
によつて固定され駆動源よりベルトを介して伝達
される回動力を筒体3に伝えるVプーリ7と、ス
ピンドル1の貫通穴に回転継手8を介して切削油
を注入するインジユーサ装置9と、該インジユー
サ装置9自体の回転を防止すると共にスピンドル
の移動に応じてスピンドル長手方向への移動を可
能とするガイドバー10と、該ガイドバー10に
摺動自在に外嵌されると共にインジユーサ装置9
を固定する廻り止め部材11とより構成される。
以上の構成において、モータ等の駆動源の力は
Vプーリ7にベルトを介して伝達され、その回転
は筒体3に伝達される。筒体3の回転力は更にス
プライン機構を介してスピンドル1に伝達され
る。スピンドル1はスプラインの設けられてる幅
の分だけ長手方向に移動可能であり、この移動に
対応してインジユーサ装置9がガイドバー10上
を前、後進する。なお、インジユーサ装置9は回
転継手8で結合されているため、スピンドル1が
回転してもインジユーサ装置9は回転することが
ない。
しかし、従来の切削油供給装置にあつては、イ
ンジユーサ装置がスピンドルの前、後進に追従し
てガイドバー上を移動する構成であるため、イン
ジユーサ装置が移動しうるだけのスペースを必要
とし、切削ユニツト全体が大型化する欠点があつ
た。更に、インジユーサ装置とスピンドルとの接
続に、ねじ接続が採用されており、回転ならびに
移動に伴なう偏荷重がねじ部に集中しやすいとい
う不都合がある。加えて、インジユーサ装置はガ
イドバーにより案内されているが、スピンドルに
対するインジユーサ装置の軸芯調整が微妙であ
り、かつインジユーサ装置のガイドバーに対する
摺動抵抗等により、ねじ部に偏荷重が加わりやす
く、ねじ部の破損や組付調整が困難である。ま
た、インジユーサ装置固定側に連結するフレキシ
ブルホースが必要以上にインジユーサ装置の移動
にともなつて動かされるため、フレキシブルホー
スの破損を招き、或いはフレキシブルホースがガ
イドバーに干渉して作動不良を招く等の不都合が
ある。
本考案の目的は、インジユーサ装置を不要にし
て、上記従来の欠点を解消した切削油供給装置を
提供するものである。
上記目的を達成するために、本考案は、工具ま
たはチヤツクを取付けるスピンドルの軸心部に設
けられた切削油通路より切削油を送出する切削油
供給装置において、前記切削油通路内に所定長が
挿入されると共に外端部より切削油が注入される
切削油供給パイプと、該切削油供給パイプを基台
等の固定部材に固定する取付部材と、前記通路内
の前記パイプの所定長にわたり其の一部にシール
部材を介して軸方向摺動可能に外嵌される保持部
材と、該保持部材と前記切削油通路壁との間に両
者の相対的な回転を可能とし且つ摺動面の気密状
態を維持する回転気密部材とを具備した構成とし
た。
斯かる構成により、定位置におかれた切削油供
給パイプとこれを挿入したスピンドルとの間に配
設された保持部材が、回転パイプに対して軸方向
摺動でき、かつスピンドルに対して回転できるた
め、パイプに対するスピンドルの軸方向移動と回
転とが可能となりインジユーサ装置を用いること
による不都合が全くなくなるのである。
第2図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。第2図においては第1図に示したと同一物で
あるものには同一符号を付すと共に、重複する説
明は省略する。
第2図に示すように、スピンドル1の油流通穴
2内にプーリ側より切削油供給パイプ20を挿入
し、露出側端をブラケツト21で固定する。油流
通穴2内の切削油供給パイプ20は、その外周の
所定位置に所定幅に亘つて保持部材22に外嵌さ
せたもので、この保持部材22とパイプ20とは
相対的に軸方向摺動ができるように組付けられて
いる。該保持部材22と切削油供給パイプ20と
の接触面にはシール23が施され、接触面を伝わ
つて注入した切削油が漏れるのを防止している。
さらに、保持部材22とスピンドル1の内周面間
にはベアリング24が配設され、固定された切削
油供給パイプ20に拘束されることなくスピンド
ル1が自由に回転しうるように構成される。な
お、切削油供給パイプ20を出た切削油がベアリ
ング側に流入するのを防止するために、シール2
5がベアリング24の奥側に設けられている。こ
の場合、切削油供給パイプ20は少なくともスピ
ンドル1のストローク以上の長さを有し、その大
部分がスピンドル1内に格納されるものとする。
以上より明らかなように本考案によれば、単体
のインジユーサ装置が不要となり、切削ユニツト
全体をコンパクトにすることができる。また、ス
ピンドルに切削油を供給する切削油供給パイプは
固定支持であるため、これに接続されるフレキシ
ブルホースも固定される結果、従来問題とされて
いたフレキシブルホースの破損やホースの噛み込
みによる作動不良がなくなる。更に、切削油供給
部の構造が簡単になつたことにより組付けや保全
性が向上する。加えて、強度的に集中荷重等の加
わる部位が無くなり、局部的な破損防止が可能と
なり、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の切削油供給装置の一例を示す断
面図、第2図は本考案の一例を示す断面図であ
る。 1……スピンドル、2……油流通穴、3……筒
体、4,24……ベアリング、5,22……保持
部材、7……Vプーリ、20……切削油供給パイ
プ、21……ブラケツト、23,25……シー
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工具またはチヤツクを取付けるスピンドルの軸
    心部に設けられた切削油通路より切削油を送出す
    る切削油供給装置において、前記切削油通路内に
    所定長が挿入されると共に外端部より切削油が注
    入される切削油供給パイプと、該切削油供給パイ
    プを基台等の固定部材に固定する取付部材と、前
    記通路内の前記パイプの所定長にわたり其の一部
    にシール部材を介して軸方向摺動可能に外嵌され
    る保持部材と、該保持部材と前記切削油通路壁と
    の間に両者の相対的な回転を可能とし且つ摺動面
    の気密状態を維持する回転・気密部材とを具備す
    ることを特徴とする切削油供給装置。
JP11163082U 1982-07-23 1982-07-23 切削油供給装置 Granted JPS5917147U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11163082U JPS5917147U (ja) 1982-07-23 1982-07-23 切削油供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11163082U JPS5917147U (ja) 1982-07-23 1982-07-23 切削油供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5917147U JPS5917147U (ja) 1984-02-02
JPS6144765Y2 true JPS6144765Y2 (ja) 1986-12-16

Family

ID=30259102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11163082U Granted JPS5917147U (ja) 1982-07-23 1982-07-23 切削油供給装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012566A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Okuma Corp クーラント供給装置

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JP2646540B2 (ja) * 1987-01-14 1997-08-27 松下電器産業株式会社 スピンドル装置
WO1999037439A1 (fr) * 1998-01-23 1999-07-29 Horkos Corp Ensemble broche principal et tete multibroche pour machines-outils

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54114878A (en) * 1978-02-27 1979-09-07 Toyoda Mach Works Ltd Coolant-feeding apparatus

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JPS5917147U (ja) 1984-02-02

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