JP2000218406A - 主軸台移動形自動旋盤用ガイドブッシュ潤滑装置 - Google Patents
主軸台移動形自動旋盤用ガイドブッシュ潤滑装置Info
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Abstract
の先端部のスリ割に潤滑油を噴射する潤滑油用配管を形
成して成る主軸台移動形自動旋盤用ガイドブッシュ潤滑
装置を提供する。 【解決手段】 主軸台移動形自動旋盤用ガイドブッシュ
潤滑装置は、主軸台移動形自動旋盤の主軸3の前方に配
置されるガイドブッシュホルダ5と、ガイドブッシュホ
ルダ5に同軸に挿入固定されたガイドブッシュスリーブ
8と、ガイドブッシュスリーブ8内に保持され先端部に
放射状のスリ割16aを形成したガイドブッシュ15と
を有するガイドブッシュ装置1内に形成され、潤滑油を
ガイドブッシュ15のスリ割16aに噴出供給する潤滑
油配管(7,10)から成る。
Description
軸台移動形自動旋盤用ガイドブッシュ潤滑装置に関し、
特に固定ガイドブッシュ装置を使用した場合の主軸台移
動形自動旋盤用ガイドブッシュ潤滑装置に関する。
に示すように主軸台100に取り付けられたナット10
1がボールネジ102と螺合し、ホールネジ102がZ
軸サーボモータ104で回転駆動されることにより矢印
Aで示すようにZ軸方向(主軸台100の長手方向)に
移動する。ワーク(棒材)Wはチャック106で把持さ
れて主軸105で高速回転されるが、この回転中、ワー
クWの切削部位の近傍を固定ガイドブッシュ装置108
で回転自在に支持してワークWのたわみ変形を防止しな
がら、バイト115等の加工工具で加工する。
112を有するガイドブッシュ109、このガイドブッ
シュ109に同軸に嵌装されているガイドブッシュスリ
ーブ110及びこのガイドブッシュスリーブ110に同
軸に嵌装されているガイドブッシュホルダ111から成
っている。ワークWの径が変わった場合は、このワーク
Wの径に合わせてガイドブッシュ109の内径を調整す
るが、この調整は、ガイドブッシュ109の後端部に螺
合されている調整ナット113を締めるか緩めるかする
ことによって行われる。ベッド103は、ボールネジ1
02、Z軸サーボモータ104及び固定ガイドブッシュ
装置108を支持している。
と滑り接触をしながら支持しているので、ワークWとの
摩擦により発熱することがある。また、ガイドブッシュ
109は、切削部位の近傍に配置されているために、微
細な切粉がガイドブッシュ109内に入り込んで切粉と
も摩擦が生じ、全体の摩擦が更に大きくなって、発熱量
が更に増加する。ガイドブッシュ109の発熱量が過大
になると、ワークWがガイドブッシュ109に焼け付い
たり、いわゆる「カジリ」(ここでは、ワークWがガイ
ドブッシュ109に食いつくことをいう)を生じたりし
て、ワークWが回転不能になったり、固定ガイドブッシ
ュ装置108が破損したりすることになる。このため、
従来より切削部位の近傍にクーラント(潤滑油)を使用
して加工せざるを得ず、このことが工場内の環境汚染の
一因となっていた。
ライ加工用潤滑装置が市販されているが、固定ガイドブ
ッシュ装置を使用する主軸台移動形自動旋盤は、通常固
定ガイドブッシュ装置に潤滑油は用いられておらず、ま
た前述のように切粉がガイドブッシュ109とワークW
の隙間に入り込んでワークWとガイドブッシュ109と
の間で「カジリ」を起こすため、セミドライ加工を行う
ことは困難であった。
定ガイドブッシュ装置を使用した主軸台移動形自動旋盤
において、クーラントを使用することが無く、又は、市
販のセミドライ加工用潤滑装置を使用した場合でもクー
ラントも市販のセミドライ加工用潤滑装置のいずれも使
用しない場合でもガイドブッシュに発熱を生じることが
なく、また、ワークとガイドブッシュの間で「カジリ」
を起こすことがないようにした主軸台移動形自動旋盤用
ガイドブッシュ潤滑装置を提供することにある。
に、本発明に基づく主軸台移動形自動旋盤用ガイドブッ
シュ潤滑装置は、主軸台移動形自動旋盤の主軸前方に配
置されるガイドブッシュホルダと、ガイドブッシュホル
ダに同軸に挿入固定されたガイドブッシュスリーブと、
ガイドブッシュスリーブ内に保持され先端部に放射状の
スリ割を形成したガイドブッシュとを有するガイドブッ
シュ装置内に形成され、潤滑油をガイドブッシュのスリ
割に噴出供給する潤滑油配管から成る。
ホルダ内に形成され外部から潤滑油が供給される第1の
潤滑油供給穴と、ガイドブッシュスリーブ内に形成さ
れ、一端で第1の潤滑油供給穴に接続され他端がガイド
ブッシュスリーブの内周面前端部でスリ割に開口し潤滑
油をスリ割に噴出する第2の潤滑油供給穴とから成り、
ガイドブッシュ内に封止ブッシュを、潤滑油が封止ブッ
シュの外周面とガイドブッシュの胴部の内周面との間を
通ってガイドブッシュの後部へ流出するのを阻止するた
めに、流体密に挿入固定する。
流体密に挿入固定し、潤滑油配管は、ガイドブッシュホ
ルダ内に形成され外部から潤滑油が供給される第1の潤
滑油供給穴と、ガイドブッシュスリーブ内に形成され一
端で第1の潤滑油供給穴に接続された第2の潤滑油供給
穴と、ガイドブッシュ内に形成され第2の潤滑油供給穴
の他端と一端が接続された第3の潤滑油供給穴と、封止
ブッシュに外周面に形成され該第3の潤滑油供給穴の他
端に接続されるオイルジャケットと、該封止ブッシュに
形成され該オイルジャケットから該封止ブッシュの、前
記スリ割側の端で開放し前記スリ割に対向する長穴とか
ら成る。
面に基づいて説明する。図1は、この発明のガイドブッ
シュ潤滑装置を取り付けた固定ガイドブッシュ装置の第
1の実施形態を示し、図2のM−O−Q線に沿った縦断
面図であり、図2は固定ガイドブッシュ装置を主軸と反
対側の正面から見た正面図であり、図3は、図2のM−
O−R線に沿った縦断面である。図4はこの発明の第2
の実施形態を示すもので、図1と同様の縦断面図であ
る。
の固定ガイドブッシュ装置1は、主軸3の先端に設けら
れたチャック2とこれの前方に設置されたバイト35と
の間に設けられている。ワークWがチャック2によって
把持されてバイト35によって加工される際、固定ガイ
ドブッシュ装置1によってワークWが撓むことがないよ
うに回転自在に支持されている。図示していないが、従
来と同様に主軸3は主軸台に回転自在に軸支され、サー
ボモータの駆動によって主軸台と共にその軸線方向に移
動可能になっている。
述べる。同装置1はガイドブッシュホルダ5を有する。
このガイドブッシュホルダ5は、主軸3の前方に配置さ
れ、図示されていないが、従来と同様にベッドに固定さ
れているもので、主軸の軸線と同一軸線を持った断面円
形の貫通穴(内径)5aを有している。
部8aとその先端に一体に形成されたフランジ8bを有
し、胴部8aはその内周面によって規定される円筒状中
心穴8cを有し、フランジ8b内に胴部8aの中心穴8
cと共軸のテーパ穴8dが形成されている。胴部8aが
ガイドブッシュホルダ5の前端面からガイドブッシュホ
ルダ5の貫通穴5aに挿入され、ガイドブッシュスリー
ブ8のフランジ8bをボルト9によってガイドブッシュ
ホルダ5の前面に取り付ける。これによって、ガイドブ
ッシュスリーブ8は、ガイドブッシュホルダ5に固定さ
れる。
を有し、その先端部に内周面が加工すべきワークWを回
転自在に支持する案内面になっている口径部16が形成
されている。この口径部16に、従来と同様にこれが半
径方向内外方に容易に弾性変形し得るように、円周方向
に離間された3個の放射状のスリ割16aが形成されて
いる。口径部16の外周がガイドブッシュスリーブ8の
テーパ穴8dのテーパに実質的に等しいテーパになって
いる。
イドブッシュスリーブ8の中心穴8cに挿入され、口径
部16の外周面がガイドブッシュスリーブ8のテーパ穴
8dに係合するようになっている。なお、口径部16
は、ガイドブッシュスリーブ8のテーパ穴8dの部分に
よって拘束されていないときは、自身の弾性力により半
径方向外方に拡張している。また、ガイドブッシュスリ
ーブ8の内周面にガイドブッシュスリーブ8の中心方向
に突出するキー12が設けられている。このキー12
は、ガイドブッシュ15の胴部17の外周面に形成され
た長手方向のキー溝18に嵌合し、ガイドブッシュ15
とガイドブッシュスリーブ8との間に回転が生じないよ
うになっている。
雄ネジ19が形成されている。調整ネジ21は、胴部2
1aとその後端部を形成するフランジ部21bから成
り、胴部21aがガイドブッシュホルダ5の後側中心部
穴にその後方から回動可能に挿入され、フランジ部21
bの胴部21a側の面がガイドブッシュホルダ5の中心
部の後壁面5cと接触するように配設されている。この
調整ネジ21をガイドブッシュ15の雄ネジ19に螺合
させて回転し、ガイドブッシュ15を主軸3の方へ引き
込むことにより、ガイドブッシュ15の先端の口径部1
6の外径のテーパがガイドブッシュスリーブ8の先端部
のテーパ穴8dに押圧される。これにより、口径部16
が半径方向内側へ押されて、ガイドブッシュ15がガイ
ドブッシュスリーブ8に固定される。取付けに際してガ
イドブッシュ15のキー溝18にキー12を嵌合する。
シュホルダ5の後端部に形成されたフランジ5bの後端
面から貫通穴5aまで第1の冷却水通路6が、そして、
フランジ5bの後端面からガイドブッシュホルダ5の前
端まで第1の潤滑油供給穴7が形成されている。冷却水
通路6内を流れる冷却水はフランジ5bの後端面に取り
付けられている継手6aを介して固定ガイドブッシュ装
置1の外部の冷却水供給装置(図示せず)より供給され
る。また、潤滑油が、固定ガイドブッシュ装置1の外部
に設けられたミスト潤滑装置30(市販のものであって
よい)から配管31及びフランジ5bの後端面に取り付
けられている継手7aを介して第1の潤滑油供給穴7及
び後述の第2の潤滑油供給穴10内に供給される。
内に第2の潤滑油供給穴10が形成されている。この第
2の潤滑油供給穴10は、前記第1の潤滑油供給穴7の
出口(ガイドブッシュホルダ5の前面の端)に一端が接
続され、他端は、ガイドブッシュスリーブ8のフランジ
8bのテーパ穴8dで、ガイドブッシュ15の口径部1
6のスリ割16aに一致するように開口している。この
ため、第2の潤滑油供給穴10の数と第1の潤滑油供給
穴7の数はそれぞれ3個になっている。そして、これら
の穴10とスリ割16aとを一致させることは、キー1
2をキー溝18に挿入することによって行われる。ここ
で、第1の潤滑油供給穴7と第2の潤滑油供給穴10は
潤滑油配管を構成する。なお、第2の潤滑油供給穴10
をはじめの部分を一本にし、途中で3本に枝分かれさせ
て3個のスリ割に向けるようにしてもよい。
状潤滑油がこのミスト潤滑装置30から配管31,継手
7a,第1の潤滑油供給穴7を介して第2の潤滑油供給
穴10から口径部16のスリ割16a内へ矢印Bのよう
に噴出され、口径部16の内周面とワークWの外周面と
の間に十分に供給されるので、両者の間の潤滑が十分に
行われる。また、このミスト状潤滑油の圧力によって、
ワークWをバイト35によって切削した際に生じる切粉
が口径部16の内周面とワークWの外周面との間に侵入
するのを阻止するから、ガイドブッシュ15とワークと
の間にいわゆる「カジリ」(食い付き)が生じにくい。
周に環状溝状のオイルジャケット11が形成されてい
る。図2及び図3に示すように、このオイルジャケット
11に前記第1の冷却水通路6の前端(即ち、継手6a
に接続されている端と反対側の端)が接続されると共
に、ガイドブッシュホルダ5内に形成された第2の冷却
水通路13の一端(前端)が接続されている。第2の冷
却水通路13の他端は、ガイドブッシュホルダ5のフラ
ンジ5bの後端面に取り付けられた継手13aを介して
固定ガイドブッシュ装置1の外に設けられた冷却水ドレ
ーン(図示せず)に接続されている。従って、冷却水
は、継手6aから第1の冷却水通路6へ流入し、ここか
らオイルジャケット11へ流入してその円周方向へ流
れ、次いで、第2の冷却水通路13へ流れ込み、最後
に、継手13aを介して冷却水ドレーンへ流出する。こ
の冷却水の固定ガイドブッシュ装置1内の流れによって
該固定ガイドブッシュ装置1の温度の上昇を抑制する。
に設置された封止ブッシュ24は、その中心にワークW
を回転自在に通過させる円筒穴24aが明けられてい
る。封止ブッシュ24の前端部の外径はガイドブッシュ
15に挿入を容易にするために、これに対応するガイド
ブッシュ15の部分の内径よりも僅かに小さくなってい
るが、封止ブッシュ24の後端部の外径はガイドブッシ
ュ15の後端部の内径に実質的に等しく形成されると共
に、封止ブッシュ24の外周面とガイドブッシュ15の
内周面を接着して両者の間に隙間が生じることをなく
し、この隙間から前記した第2の潤滑油供給穴10から
スリ割16aに向けて噴出される潤滑油がガイドブッシ
ュ15の後方(主軸3側)に流出することがないように
している。即ち、封止ブッシュ24は、ガイドブッシュ
15内に流体密に固定されている。
をミスト状にして送給するもので、市販のものも用いる
ことができ、ここでは配管33を通ってノズル34に導
くように配設されている。ノズル34の先端はワークW
の加工部に向けられており、ミスト状になった切削油を
加工部に供給する。
滑装置30を省略して、セミドライミスト潤滑装置32
を第1の潤滑油供給穴7の継手7aに接続することがで
きる。この場合、第2の潤滑油供給穴10からスリ割1
6aへ射出されたミスト状潤滑油はスリ割を越えてワー
クWの加工部に到達するから、このミスト状潤滑油は、
ガイドブッシュ15のセミミスト潤滑を兼ねながらその
先のワークWの加工部で切削油として作用する。そし
て、この構造は、負荷が余りかからない軽切削に適用で
きる。
す。図1〜図3に示した要素及び部分と同じものには同
一の符号を付けてあり、これらについては改めて説明し
ない。この実施形態では、第1の冷却水通路6及び第2
の冷却水通路(最初の実施形態の場合と同じで、図示さ
れていない)は最初の実施形態の場合と構造及び作用が
同じであるので、繰り返しを避けるために、これの構成
及び作用も説明しない。
止ブッシュ24から口径部16のスリ割16aに向けて
潤滑油が噴出するようになっており、潤滑油供給系統は
次のように構成されている。
ホルダ5内を、まず、ガイドブッシュホルダ5のフラン
ジ5bの後端面の継手7aから前方へ軸方向に延び、ガ
イドブッシュホルダ5の長手方向中間部で実質的に直角
に曲げられて半径方向内側へ延び、ガイドブッシュホル
ダ5の貫通穴5aに開口する。
ュスリーブ8の半径方向に延びるように明けられ、その
一端はガイドブッシュスリーブ8の外周面で第1の潤滑
油供給穴7の、ガイドブッシュホルダ5の内周面側の端
に連通し、他端はガイドブッシュスリーブ8の中心穴8
cに開口している。
も半径方向に延びる第3の潤滑油供給穴20が形成され
ており、それのガイドブッシュ15の外周面側の端は第
2の潤滑油供給穴10の、ガイドブッシュスリーブ8の
内周面側の端に接続され、第3の潤滑油供給穴20の、
ガイドブッシュ15の内周面側の端は、ガイドブッシュ
15の中心穴15aに開口している。
のオイルジャケット25が形成され、これが第3の潤滑
油供給穴20の、ガイドブッシュ15の内周面側の端に
連通している。第1の実施形態と同様にガイドブッシュ
15に接着されてこれに対して流体密にされた封止ブッ
シュ24の外周にさらに3本の長溝26が形成されてい
る。これら長溝26の各々は、オイルジャケット25か
ら口径部16のスリ割16aへ向けて封止ブッシュ24
の長手方向前方へ延びている。なお、第1の潤滑油供給
穴7、第2の潤滑油供給穴10、第3の潤滑油供給穴2
0、オイルジャケット25及び長溝26は潤滑油配管路
を構成する。
うなセミドライミスト潤滑装置32を継手7aに接続
し、第1の実施形態のミスト潤滑装置30は省略されて
おり、ミスト状潤滑油は、セミドライミスト潤滑装置3
2を作動させることによって、これから継手7a、第
1、第2及び第3の潤滑油供給穴7,10,20及びオ
イルジャケット25を経て長溝26からその前方のガイ
ドブッシュ15の中心穴15aの部分へ噴出され、矢印
Cで示すように口径部16のスリ割16aに到達する。
なっているので、スリ割16aに噴出されたミスト状の
潤滑油によってワークWの外周面と口径部16の内周
面、即ち、ワークの案内面が潤滑される。このような潤
滑が行われることと、切粉等が潤滑油の圧力によってワ
ークWの外周面と口径部16の内周面との間に入り込む
ことがないため、ワークWは円滑に回転し、ガイドブッ
シュ15とワークWとの間にいわゆる「カジリ」(食い
込み)等を起こすことがない。更に、ミスト状潤滑油は
口径部16のスリ割16aを超えてワークWの切削部に
達し、バイト35によるワークWの加工の際に切削油と
しても作用するので、軽切削の場合、ワークWを効率よ
く切削できる。
いるように、ミスト潤滑装置30を第1の潤滑油供給穴
7用の継手7aに接続し、セミドライミスト潤滑装置3
2からノズル34を介してワークWの切削部に切削油を
供給するようにしてもよい。この構造は通常の切削に適
するものである。
潤滑装置によれば、ガイドブッシュホルダに潤滑油配管
を形成し、ミスト潤滑装置からミスト状潤滑油をこの潤
滑油配管からガイドブッシュの口径部のスリ割に噴出さ
せるから、口径部の内周面とワークの外周面との間が十
分に潤滑されると共に、ミスト状潤滑油の圧力によって
ガイドブッシュ内への切粉の侵入が防止されるという効
果がある。
固定ガイドブッシュ装置の第1の実施形態の、図2のM
−O−Q線に沿う断面図である。
の正面から見た正面図である。
面図である。
イドブッシュ装置を示す一部を断面した概略図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 主軸台移動形自動旋盤の主軸前方に配置
されるガイドブッシュホルダと、該ガイドブッシュホル
ダに同軸に挿入固定されたガイドブッシュスリーブと、
該ガイドブッシュスリーブ内に保持され先端部に放射状
のスリ割を形成したガイドブッシュとを有するガイドブ
ッシュ装置内に形成され、潤滑油を前記ガイドブッシュ
のスリ割に噴出供給する潤滑油配管から成ることを特徴
とする主軸台移動形自動旋盤用ガイドブッシュ潤滑装
置。 - 【請求項2】 前記潤滑油配管は、前記ガイドブッシュ
ホルダ内に形成され外部から潤滑油が供給される第1の
潤滑油供給穴と、前記ガイドブッシュスリーブ内に形成
され、一端で該第1の潤滑油供給穴に接続され他端が前
記ガイドブッシュスリーブの内周面前端部で前記スリ割
に開口し潤滑油を該スリ割に噴出する第2の潤滑油供給
穴とから成り、前記ガイドブッシュ内に封止ブッシュ
を、潤滑油が該封止ブッシュの外周面と該ガイドブッシ
ュの該胴部の内周面との間を通って該ガイドブッシュの
後部へ流出するのを阻止するために、流体密に挿入固定
することを特徴とする請求項1に記載の主軸台移動形自
動旋盤用ガイドブッシュ潤滑装置。 - 【請求項3】 前記ガイドブッシュ内に封止ブッシュを
流体密に挿入固定し、前記潤滑油配管は、前記ガイドブ
ッシュホルダ内に形成され外部から潤滑油が供給される
第1の潤滑油供給穴と、前記ガイドブッシュスリーブ内
に形成され一端で該第1の潤滑油供給穴に接続された第
2の潤滑油供給穴と、前記ガイドブッシュ内に形成され
前記第2の潤滑油供給穴の他端と一端が接続された第3
の潤滑油供給穴と、前記封止ブッシュに外周面に形成さ
れ該第3の潤滑油供給穴の他端に接続されるオイルジャ
ケットと、該封止ブッシュに形成され該オイルジャケッ
トから該封止ブッシュの、前記スリ割側の端で開放し前
記スリ割に対向する長穴とから成ることを特徴とする請
求項1に記載の主軸台移動形自動旋盤用ガイドブッシュ
潤滑装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02106799A JP4335343B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 主軸台移動形自動旋盤用ガイドブッシュ潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP02106799A JP4335343B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 主軸台移動形自動旋盤用ガイドブッシュ潤滑装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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ID=12044550
Family Applications (1)
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Cited By (5)
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WO2006126607A1 (ja) * | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Citizen Holdings Co., Ltd. | 旋盤 |
KR101025068B1 (ko) * | 2008-10-29 | 2011-03-25 | 한화테크엠주식회사 | 자동선반의 가이드부쉬 장치 |
KR101535745B1 (ko) * | 2014-04-29 | 2015-07-09 | 김향곤 | 크랭크보어 가공용 툴의 회전지지장치 |
CN114472723A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-05-13 | 钟华 | 一种自带定位结构的五金冲压装置 |
CN115194497A (zh) * | 2022-08-31 | 2022-10-18 | 宜宾市创世纪机械有限公司 | 具有润滑结构的工作台交换装置及加工中心 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP02106799A patent/JP4335343B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN115194497B (zh) * | 2022-08-31 | 2024-02-13 | 宜宾市创世纪机械有限公司 | 具有润滑结构的工作台交换装置及加工中心 |
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