JP2006263831A - 工具ホルダ - Google Patents

工具ホルダ Download PDF

Info

Publication number
JP2006263831A
JP2006263831A JP2005081822A JP2005081822A JP2006263831A JP 2006263831 A JP2006263831 A JP 2006263831A JP 2005081822 A JP2005081822 A JP 2005081822A JP 2005081822 A JP2005081822 A JP 2005081822A JP 2006263831 A JP2006263831 A JP 2006263831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
shaft portion
tool
holder
cutting tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005081822A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Osawa
崇士 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuroda Precision Industries Ltd
Original Assignee
Kuroda Precision Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuroda Precision Industries Ltd filed Critical Kuroda Precision Industries Ltd
Priority to JP2005081822A priority Critical patent/JP2006263831A/ja
Publication of JP2006263831A publication Critical patent/JP2006263831A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Abstract

【課題】 構造的に複雑でなく、大きな長さ調整が出来、コスト的には高くならなく緩み発生の危険性もなく剛性が低下しない表面加工用工具ホルダを提供する。
【解決手段】 一端に工作機械の主軸端テーパ穴へ嵌合されるテーパシャンク部11を有し、このテーパシャンク部に続いて形成されたフランジ部12と、更にフランジ部に続いて延設し、その外周にねじを形成した軸部を有するホルダ本体10と、この本体の軸部へ螺合されるねじ穴21を一端に形成し、他端側に縮径した軸部と、この軸部の端部へねじ穴を形成したスリーブ20と、前記ホルダ本体の軸部へ螺合されるねじ穴を有する締付ナット30と、該スリーブの軸部へ挿入される切削工具Tと、該切削工具と該スリーブとを回転方向に固定するキー40と、前記スリーブの軸部のねじ穴へ螺合する固定用ボルト50とから構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表面加工を行うための切削工具であるフェースミル(正面フライス)などを保持し、且つシャンク部基準位置から刃先までの長さを調整可能な工具ホルダに関する。
従来から、例えば主軸端部の基準位置から、取付けた切削工具の刃先位置までの距離は、機械の種類によって所定の長さがあり、これらの長さを調整できる方式の工具ホルダは種々提案されている。例えば特許文献1に示すような従来技術が知られている。特許文献1に記載された技術は、その実用新案登録請求の範囲に記載されたように「末端にテーパー状シャンク部1を有する基材2の先端面から連ねて軸材3を穿設すると共に、この軸材3の元部外周に形成してある螺糸部4へ締付け用回動筒5を螺装し、且該軸材3の中央部に回動を防止して進退のみ可能なるよう外嵌挿せしめる筒状移動体6の先端面には、該軸材3の先部に外嵌挿される工具7の末端面との掛合部材8を形成し、且又軸材3の先部に該工具7の締付けナット9を螺装し、更に回動筒5と移動体6の衝合面側縁外周で、該回動筒5の外周全周に等間目盛10を、且移動体6の外周1個所に基線11を入れて成るチャックにおける工具の位置決め装置」と記載されている。

また、特許文献2には、サイドロック方式の切削工具として正面フライス1をシャンク付きに構成して、そのシャンク部分をサイドロックホルダ2に挿入して締め付けボルト22で固定子鉄心する構成が明示されている。
しかしながら、このような従来装置において、前者の構造は、回動軸5を回すだけで微少域の調整は容易であるが、構造的に複雑になると共に、大きな長さ調整は無理で、コスト的には高くなってしまうという問題点を有していた。
また、後者はサイドロック方式で調整は簡単で調整量も大きく取れるが、サイドッロックのために切削力の大きな正面フライスのような切削工具による表面加工には不適当であり、場合によっては緩み発生の危険性もあり、剛性が低下し易い問題があるものであった。
実公昭49−26787号公報 実開昭59−28432号公報
解決しようとする課題は、上述した従来の表面加工用工具ホルダが、前述したような構造上の問題があった点である。そこで、「基準位置から刃先までの長手方向距離の調整が従来より大きくできると共に剛性の高いフェースミル等表面加工用切削工具を保持する工具ホルダを提供することが目的である。
本発明は一端に工作機械の主軸端テーパ穴へ嵌合されるテーパシャンク部を有し、このテーパシャンク部に続いて形成されたフランジ部と、更にこのフランジ部に続いて延設され、その外周にねじを形成した軸部を有するホルダ本体と、この本体の軸部へ螺合されるねじ穴を一端に形成し、他端側に縮径した軸部と、この軸部の端部へねじ穴を形成したスリーブと、前記ホルダ本体の軸部へ螺合されるねじ穴を有する締付ナットと、該スリーブの軸部へ内径が挿入される切削工具と、該切削工具と該スリーブとを回転方向に固定するキーと、前記スリーブの軸部のねじ穴へ螺合し、切削工具を固定するボルトとを有してなることを特徴とする。
本発明は、以上のように構成したので、表面加工用切削工具を保持する工具ホルダにおいて、ホルダ本体と、切削工具を支持するスリーブとの間をねじ連結して軸方向に長さ調整可能に構成したので、調整が容易である。又、連結ねじを滑りねじの中でも台形ねじを採用することで合成をより高められるという効果が期待できる。
図1に示すように、工具ホルダ本体の軸部へ長手方向調整手段を介して先端部へ切削工具を装着するようにした工具ホルダにおいて、切削工具を固着したスリーブと工具ホルダ本体の軸部との間へねじ部連結による長さ調整手段を着脱可能に構成したものである。
本発明を、図示の実施例に基づいて説明する。先ず実施例1について詳細を説明していく。この実施例装置は、一端に工作機械の主軸端Sのテーパ穴S1へ挿着されるテーパシャンク部11と、このテーパシャンク部11に続いて形成されたフランジ部12に続いて延設され、その外周に他端側からねじを形成してなる軸部13を有するホルダ本体10と、このホルダ本体10の軸部13へ螺合される内径ねじ孔21を一体に形成した円筒部材であって、他端側に縮径して伸びる軸部22を有し、この軸部22の端部中央へねじ孔23を形成してなるスリーブ20と、前記ホルダ本体10の軸部13へ螺合される内径ねじ孔21を有し、該スリーブ20をホルダ本体10へ螺合する前に螺合装着されるねじ孔31を有する締付ナット30と、該スリーブ20の軸部22へ内径が挿入されるフェースミル等の切削工具Tto,該切削工具Tto外スリーブ20とを回転方向に固定する2つの固定キー40,40と、更に、前記スリーブ20の軸部22のねじ孔23へ螺合し、頭部51で前記切削工具Tを固定するボルト50とから構成される。図中60はキー40を取り付けるボルトを示している。
更に該ホルダ本体10、スリーブ20および締付ナット30のねじは、通常用いられている三角ねじ形状でも問題無いが、好ましくは台形ねじで、且加工回転方向似よってねじの方向を考慮することが望ましい。図において、寸法Lが実際に工作機械へ装着して加工をする際に必要な距離Lで、刃先位置を所定の距離Lに設定する際、締付ナット30を回してスリーブ20の後端面へ押し付けることでダブルナットさようにより固定される。
このように構成した装置において、切削工具Tとスリーブ20間のキー結合は実施例図においては2箇所であるが、切削工具T側の状況によって増減しても良い。また実施例では、フェースミル(正面フライス)の例を説明したが、それに限らず所謂表面加工要の切削工具用工具ホルダとして実施できるものである。
本発明の実施例による工具ホルダの部分断面した正面図を示す。
符号の説明
10 ホルダ本体
13 軸部
20 スリーブ
21 内径ねじ孔

22 軸部

30 締付ナット

31 ねじ孔

40 固定キー

S 主軸端

T 切削工具

Claims (2)

  1. 一端に工作機械の主軸端テーパ穴へ嵌合されるテーパシャンク部を有し、このテーパシャンク部に続いて形成されたフランジ部と、更にこのフランジ部に続いて延設され、その外周にねじを形成した軸部を有するホルダ本体と、この本体の軸部へ螺合されるねじ穴を一端に形成し、他端側に縮径した軸部と、この軸部の端部へねじ穴を形成したスリーブと、前記ホルダ本体の軸部へ螺合されるねじ穴を有する締付ナットと、該スリーブの軸部へ内径が挿入される切削工具と、該切削工具と該スリーブとを回転方向に固定するキーと、前記スリーブの軸部のねじ穴へ螺合し、切削工具を固定するボルトとを有してなることを特徴とする表面加工用工具ホルダ。
  2. ホルダ本体とスリーブ間の連結ねじが大径ねじであることを特徴とする請求項1に記載の表面加工用工具ホルダ。
JP2005081822A 2005-03-22 2005-03-22 工具ホルダ Pending JP2006263831A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005081822A JP2006263831A (ja) 2005-03-22 2005-03-22 工具ホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005081822A JP2006263831A (ja) 2005-03-22 2005-03-22 工具ホルダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006263831A true JP2006263831A (ja) 2006-10-05

Family

ID=37200332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005081822A Pending JP2006263831A (ja) 2005-03-22 2005-03-22 工具ホルダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006263831A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320005A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Shinritsu:Kk ワークのかさ上げ治具
US20100143051A1 (en) * 2007-03-23 2010-06-10 Guehring Ohg Ball raceway milling device, tool having a ball raceway milling device, and method for the application of a ball raceway milling device
US20140099171A1 (en) * 2012-09-21 2014-04-10 James Gosselin Integrated clamping system for machine tools
CN105171144A (zh) * 2015-08-11 2015-12-23 攀钢集团攀枝花钢钒有限公司 端部带有螺纹的长轴零件及其加工方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320005A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Shinritsu:Kk ワークのかさ上げ治具
JP4576357B2 (ja) * 2006-06-02 2010-11-04 有限会社信立 ワークのかさ上げ治具
US20100143051A1 (en) * 2007-03-23 2010-06-10 Guehring Ohg Ball raceway milling device, tool having a ball raceway milling device, and method for the application of a ball raceway milling device
US20140099171A1 (en) * 2012-09-21 2014-04-10 James Gosselin Integrated clamping system for machine tools
US9387542B2 (en) * 2012-09-21 2016-07-12 James Gosselin Integrated clamping system for machine tools
CN105171144A (zh) * 2015-08-11 2015-12-23 攀钢集团攀枝花钢钒有限公司 端部带有螺纹的长轴零件及其加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6333961B2 (ja)
JP2006305723A (ja) 中ぐり工具
JP2005525941A (ja) マシンリーマ
JP5873670B2 (ja) アングルヘッド型工具ホルダ
JP2006263831A (ja) 工具ホルダ
KR20130132476A (ko) 섕크에 장착된 조정 링을 갖는 절삭 공구
KR101635462B1 (ko) 보링바용 연결대
JP4758296B2 (ja) 工具ホルダ
CA2319940A1 (en) Adjustable tool holder apparatus
JP4633687B2 (ja) コレットチャック
JP2006130582A (ja) アンギュラヘッド
JPS6334813Y2 (ja)
JPS5856108Y2 (ja) カイテンカツタ−トリツケグ
JP2008012600A (ja) ミーリングカッタ用アーバ
JP2002192474A (ja) 締付用工具
JP2577906Y2 (ja) 工具ホルダ
JP3150005U (ja) プリセット型トルクレンチ
JP2006043854A (ja) タップホルダ
JP3251024B2 (ja) エンドミル
JPH0727128Y2 (ja) シャンク付回転工具
JP2010162670A (ja) 工具固定装置
JP2006150460A (ja) 工具ホルダ
JPS6142752Y2 (ja)
JP4329252B2 (ja) ラインボーリングバー
JP2005111587A (ja) 工具保持装置