JP2006043854A - タップホルダ - Google Patents

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JP2006043854A
JP2006043854A JP2004231847A JP2004231847A JP2006043854A JP 2006043854 A JP2006043854 A JP 2006043854A JP 2004231847 A JP2004231847 A JP 2004231847A JP 2004231847 A JP2004231847 A JP 2004231847A JP 2006043854 A JP2006043854 A JP 2006043854A
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tap
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tapered
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Taro Muraoka
太郎 村岡
Toru Yamashita
徹 山下
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Kuroda Precision Industries Ltd
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Kuroda Precision Industries Ltd
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Abstract

【課題】解決しようとする課題は、コレットチャック方式の工具ホルダで小径の切削工具を所定の位置に固定する場合、コレット締め付け動作による切削工具の引き込みが切削工具に歪みを与えてしまい、保持精度に影響を与えてしまう点にある。
【解決手段】コレットチャック方式の工具ホルダにおいて、コレットのテーパ部に続いて円筒部を延長形成し、該円筒部内にねじ穴を形成すると共に、切削工具位置決め用部材を螺合装着し、端面側に切削工具端受け部を構成工具位置調整用の調整ねじ構造をコレット内部の後部に一体に設けたことを特徴とする。
【選択図】
図1

Description

本発明は、コレットチャック方式のタップホルダで、特に大型のタップを保持するのに適したリジット形タップホルダに関する。
従来からこのようなコレットチャック方式のタップホルダは、種々提案されており、例えば特公平2−29450号公報に記載されたようなタップホル
ダ本体へ、特公平3−14573号公報に記載されたようなタップ保持部材(一般にタップコレットとよばれている)を連結した迅速交換機能を有し、且つ
タップホルダ本体側に軸方向の誤差吸収機能(テンション・コンプレッションという)を持たせたものが有効に活用されてきた。そして更に生産性を高
めるために冷却液(クーラント)をこれら装置の内部を通して工具(タップ)の先端側から切削点へ供給するものも実用化されている。他に特許第33
59288号公報や実用新案登録第2574009号公報のような装置も公知である。
しかしながら、このような従来装置においては、有効な上記機能を内蔵するが故に構造の複雑化を来たし、作動不良など故障しやすいものであり、且つ寿命的にも短いという問題点を有していた。また構造が複雑で内蔵物が多いため、クーラント供給機構を内部へ構成させるにも困難な場合が多かった。
一方、工作機械の制御機構の進歩により、前述した工具ホルダ側で誤差吸収するのではなく、工作機械の制御装置で誤差吸収できる、所謂シンクロ(同期)機構を有する工作機械が増加してきている。従って工具ホルダ側においては、より構造を単純化できるようになってきている。そのようなタップホルダはリジットタイプと呼ばれて多用されるようになってきた。従って従来の誤差吸収機構内蔵型の」タップホルダに対して、よりローコストで故障しにくい安全性の高いものが提供できる。
特公平2−29450号公報 特公平3−14573号公報 特許第3359288号公報 実用新案登録第2574009号公報
解決しようとする課題は、切削工具であるタップが大型化した場合は、切削トルカが上昇するため、タップホルダ自体の剛性を高める必要があるが、前述したような誤差吸収機能を有するタップホルダ従来構造では、全体が大型化すると共に、従って使用できるタップの大きさが特定されてしまうもので、合成も高められないという点である。
本発明は、ホルダ本体の一端に工作機械の主軸端穴への取り付けシャンクを形成し、反対側端にコレットチャック形タップ保持機構を構成してなるタップホルダであって、ホルダ本体の反対側端の外形にねじ部を形成し、その端面から内方テーパ穴とそれに続きタップシャンク部回り止め穴を形成し、該回り止め穴の内周面長手方向の底まで1つまたは複数の縦溝を形成し、該回り止め穴底側は中心部を一端へ開口させて貫通したクーラント流体通路を構成してなり、該テーパ穴へ外形が係合し、内径にタップシャンク部が保持されると共に、割り溝が形成されて半径方向に収縮可能なテーパ割りコレットと、ホルダ本体のねじ部に螺合すると共に、該テーパ割りコレットと係合してホルダ本体のテーパ穴へ該コレットを押し込みと引き抜きを容易に装着してなる締付ナットを有しており、クーラント流体が、ホルダ本体の一端面に形成サレタ穴から流入し、四角穴の縦溝を介して該テーパ割りコレットの割り溝を介してタップ先端側へ供給されることを特徴とする。
本発明は、以上のように構成したので、タップホルダ本体にタップのシャンク固定用の穴を直接形成し、その周囲へクーラント供給通路を形成したので、大型タップの切削トルクが作用しても充分対応できる。更にタップを保持する手段としてコレットチャック構造を用いて、ホルダ本体内に位置決めしたタップを固定するので、剛性が高く、且つ割りコレットの割り溝をクーラント供給通路として用いる事で、大型タップの確実な装着とクーラント加工が可能となった。
大型タップのクーラント加工を容易にするという目的を、ホルダ本体内へタップシャンク回り止め穴を設ける簡単な構成により達成することが出来た。
本発明を、図示の実施例に基づいて説明する。先ず実施例によるタップホルダは、図1に示すように、長手方向中央部にフランジ部11と、その一端に工作機械主軸穴(図示せず)へ装着されるシャンク部12と、他端には該フランジより小径の円筒部13を形成したホルダ本体10と、該ホルダ本体10の円筒部13端部外周にはねじ14が形成してあり、かつ端面から内方へテーパ穴15が形成されている。このテーパ穴15に続いてストレート穴16(前記テーパ穴15の小端径より僅かに大径に形成)が形成され、その底からドリル穴18が明けられ、その直径と同じ辺の長さを有する四角穴17が形成してある。そしてこの四角穴17の内周面2箇所には断面半円状の縦溝22,22が前記ドリル穴18部まで形成されている。この2つの縦溝22は、実際に形成するにあたっては、ドリル穴18、四角穴17を形成する前に、該ストレート穴16を形成した後、ドリル穴径位置を穴中心にして小径(縦溝22の直径に相当)ドリルで2箇所に穴あけ加工し、その後にドリル穴18、四角穴17の加工をすることで形成される。一方ホルダ本体のシャンク部12の端部からはねじ穴19、穴20が穿設され、更に小径の穴21が前記ドリル穴18へ貫通している。
一方、ホルダ本体10の円筒部13に形成されたねじ14には締付ナット30が螺合装着され、テーパ穴15にはこの締付ナット30にリング31を介して連結装着されたテーパ割りコレット40が係合される。該テーパ割りコレット40は、該テーパ穴15内面に係合する大テーパ部41とその反対側に小テーパ部42を形成しており、中央にタップTのシャンク部が貫通する内径穴43と、外周から内周に長手方向両端から交互に形成したすり割り溝44a、44bが形成されており、このようなテーパ割りコレットは一般的な公知構造であり、締付ナット30の内側にリング31が鋼球32を介して回動自在に装着され、そのリング31の内周面が前記コレット40の小テーパ部42と当接すると共に、軸方向に係合され、ナット30を回動させることで、コレット40をホルダ本体10のテーパ穴15に対して軸方向に移動可能に構成されている。
このように構成したので、工作機械側からホルダ本体10のシャンク部12側から供給されたクーラントは、ねじ穴19、穴20、小径穴21、ドリル穴18、更に縦溝22、22を通って該コレット40の割り溝44a、44bへ流入し、タップTのシャンク外周部分から先端側へ噴出することになり、加工点へクーラントを供給することができる。。
なお、実施例において、ホルダ本体に形成した四角穴17は、例えば放電加工によっても可能であり、また四角に限定されず、タップTの回り止め作用が達することができれば良い。

実施例ではホルダ本体のシャンク部を所謂BTシャンク形状について説明したが、そのようなシャンク形状が適用される工作機械のみでなく、専用工作機械に採用されているような特殊取り付けシャンク部例えばHSKシャンクを有していても、同様に採用できるものである。
本発明によるタップホルダの部分断面した全体図を示す。 図1のA-A断面図を示す。
符号の説明
10 ホルダ本体
13 円筒部
14 ねじ部
15 テーパ穴
16 ストレート穴
17 四角穴

18 ドリル穴

22 縦溝

30 締め付けナット

40 テーパ割りコレット

44a、44b 割り溝

T タップ

Claims (1)

  1. ホルダ本体の一端に工作機械の主軸端穴への取り付けシャンクを形成し、反対側端にコレットチャック形タップ保持機構を構成してなるタップホルダであって、ホルダ本体の反対側端の外形にねじ部を形成し、その端面から内方テーパ穴とそれに続きタップシャンク部回り止め穴を形成し、該回り止め穴の内周面長手方向の底まで1つまたは複数の縦溝を形成し、該回り止め穴底側は中心部をシャンク部端へ開口させて貫通したクーラント流体通路を構成してなり、該テーパ穴へ外形が係合し、内径にタップシャンク部が保持されると共に、割り溝が形成されて半径方向に収縮可能なテーパ割りコレットと、ホルダ本体の前記ねじ部に螺合すると共に、該テーパ割りコレットと係合してホルダ本体のテーパ穴へ該コレットを押し込みと引き抜きを容易に装着してなる締付ナットを有しており、クーラント流体が、ホルダ本体の一端面に形成サレタ穴から流入し、四角穴の縦溝を介して該テーパ割りコレットの割り溝を介してタップ先端側へ供給されることを特徴とするタップホルダ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101033308B1 (ko) 2009-01-23 2011-05-09 최진호 공구용 척
US20130230361A1 (en) * 2012-03-03 2013-09-05 Techniks, Inc. Rotational locking collet machine tool holder
JP2021000673A (ja) * 2019-06-19 2021-01-07 エヌティーツール株式会社 コレット

Cited By (4)

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JP7349656B2 (ja) 2019-06-19 2023-09-25 エヌティーツール株式会社 コレット

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