JP2010010979A - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読取りガラス表面に付着した異物を清掃部材によって除去する画像読み取り装置において、清掃部材の取付位置と読取位置とにバラツキがあっても、読み取り時の画像濃度にバラツキが生じないようにする。
【解決手段】読取りガラス表面の原稿通過側の表面から離隔対向した位置に、清掃部材3を回転自在に設ける。清掃部材3には、本体部31と、弾性を有するブラシ部32と、本白色平面部33とを設ける。そして白色平面部33が読取りガラス表面と離隔対向して静止している通常状態と、回転によってブラシ部32が前読取りガラス表面に接触する清掃状態とに切り替え可能にする。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像読み取り装置に関し、より詳細には、清掃部材を備えた画像読み取り装置に関するものである。
原稿の画像情報を光学的に読み取る画像読取り装置としては、プラテンガラス上に載置された原稿の画像情報を読み取るプラテンセット方式と、原稿を1枚ずつ搬送し、搬送途中において原稿の画像情報を読み取るシートスルー方式が、それぞれ単独であるいは組み合わせて用いられてきた。シートスルー方式は、小型化、低コスト、低騒音、画像読取りの高速化、ひいてはプリントの高生産性に利点を有し、モノクロ複写機では画像読取り装置の主流となっており、カラー複写機においてもその導入が望まれている。
シートスルー方式の場合、原稿画像の読取りは、透明部材(長尺状の読取りガラス)の一方面側に固定された画像読み取り部によって、読取りガラスの他方面側を通過する原稿の画像面に読取り光学系の焦点をあわせて読み取るため、読取りガラス上にゴミなどの異物が付着していると、異物によって遮光された部分が読取り画像において筋状の画像ノイズとなる。
読取りガラスに付着する異物には、紙などが主体の原稿から飛散する紙粉や、大気中の埃などの浮遊性異物、さらには原稿に貼着したテープの粘着部や糊の剥がれ、修正液、ボールペンのインク塊、消しゴム屑などの粘着性の異物などがある。
そこで、例えば特許文献1では、白基準部材として白色ローラを読取りガラスの上方に設けると共に、白色ローラの外周に清掃部材を取り付け、読取りガラス表面をこの清掃部材で摺擦して清掃する技術が提案されている。
特開2002-64687
しかしながら、提案技術では、読取位置における原稿の背面部が白色ローラであるため、読取位置と白色ローラの取付位置のバラツキによって背面部の高さが変わる。このため、原稿が薄紙の場合に特に、読み取り時の画像濃度がばらつくことがあった。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、読取りガラス表面に付着した異物を清掃部材によって除去する画像読み取り装置において、清掃部材の取付位置と読取位置とにバラツキがあっても、読み取り時の画像濃度にバラツキが生じないようにすることにある。
本発明によれば、一方面側を原稿が通過する板状の透明部材と、前記透明部材の他方面側から、通過する原稿の画像情報を光学的に読み取る読取り手段と、前記透明部材の原稿通過側の表面から離隔対向し回転自在に設けられた清掃部材とを有する画像読み取り装置であって、前記清掃部材は、本体部と、本体部の回転軸方向に延設された、弾性を有する清掃部と、本体部の回転軸方向に対して平行な白色の平面部とを有すると共に、前記平面部が前記透明部材の表面と離隔対向して静止している通常状態と、回転によって前記清掃部が前記透明部材の表面に接触する清掃状態とに切り替え可能であることを特徴とする画像読み取り装置が提供される。
ここで、前記清掃部材の回転に連動して、前記清掃部が前記透明部材に近づくときは前記清掃部材が前記透明部材から遠ざかる方向に移動し、前記清掃部が前記透明部材から遠ざかるときは前記清掃部材が前記透明部材に近づく方向に移動するようにしてもよい。
また、透明部材に付着した異物を効果的・効率的に除去するために、前記清掃部を、前記本体部の円周方向に所定間隔で複数設けてもよい。前記清掃部の性状としては、ブラシ状、スポンジ状、ゴムシート状のいずれかであるのが好ましい。
そしてまた、本発明によれば、原稿画像を読み取って被転写部材に画像を形成する画像形成装置において、前記のいずれかに記載の画像読み取り装置と、この画像読み取り装置によって読み取られた画像情報に基づいて画像を形成する画像形成手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の画像読み取り装置では、原稿が読取位置を通過する間、清掃部材の平面部が透明部材の表面と離隔対向して静止しているので、読取位置と清掃部材の取付位置とがばらついても背面部の高さが大きく変わることはない。これによって、原稿が薄紙の場合であっても、読み取り時の画像濃度のばらつきが防止される。また、清掃部材を回転させることによって、透明部材の表面を清掃部が摺擦し、透明部材の表面に付着した異物が取り払われる。これによって、異物の付着に起因する画像ノイズが防止される。
以下、本発明に係る画像読み取り装置についてより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1に、本発明に係る画像読み取り装置の一実施形態を示す概説図を示す。この図の画像読み取り装置は、原稿自動搬送装置(以下、「ADF」と記すことがある)2によって搬送される原稿を画像読取部(読取り手段)10で読み取るものである。原稿載置トレイ21に載置された原稿は、ピックアップローラ24によって原稿載置トレイ21から引出され、フィードローラ25と分離ローラ26とによって一枚ずつ搬送路に送り出される。そして、搬送ローラ対27によって第1プラテンガラス(透明部材)G1上に搬送される。第1プラテンガラスG1の表面上を原稿が通過する際に、第1プラテンガラスのG1下方に設けられた画像読取部10によって原稿の画像情報が読み取られる。第1プラテンガラスG1を通過した原稿は搬送ローラ対28及び排出ローラ対29によって排出トレイ22上に排出される。また、第1プラテンガラスG1の上方には清掃部材3が回転自在に設けられている。
一方、画像読取部10は、光源161とミラー162とを備えた走査ユニット16、反射光をガイドするルーフミラー171,172を備えた走行体17、結像レンズ18、CCDセンサ19とを有する。画像読取部10による原稿の画像情報の読み取りは、第1プラテンガラスG1上を原稿が通過する際に、走査ユニット16の光源161を原稿に照射し、その反射光を、走行体17の二枚のルーフミラー171,172、結像レンズ18を介してCCDセンサ19上に導き結像させることによって行われる。CCDセンサ19では、読み取った光画像を電子画像データに変換して画像処理部(不図示)に送る。画像処理部では、この電子画像データをアナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、ディジタル化した画像情報のデータを画像形成手段11(図7に図示)へ送る。なお、もう一つの画像読み取り面である第2プラテンガラスG2上に原稿を載置して原稿の画像情報を読み取る場合は、走査ユニット16と走行体17とが第2プラテンガラスG2に沿って原稿を走査し、その反射光をCCDセンサ19に導き結像させて読み取る。
図2に、第1プラテンガラスG1付近の拡大図、図3に、清掃部材3の一例を示す斜視図をそれぞれを示す。図2に示すように、第1プラテンガラスG1の原稿通過面側の離隔上方には、清掃部材3が軸部34によって不図示のフレームに回転自在に設けられている。この清掃部材3は、回転軸を挟んで対向する2つの平行な平面を有する断面略長方形状の本体部31と、本体部31の一方の平面に複数の毛状体が取り付けられてなるブラシ部(清掃部)32とを有する。そして、本体部31のもう一方の平面は白色とされている。以下、この平面を白色平面部33という。なお、清掃部材3は、全体を白色としてもよいし、白色平面部33のみを白色としてもよい。白色平面部33のみを白色とするには、例えば、白色塗料の塗布あるいは白色シートの貼着等の従来公知の手段を用いればよい。また、ブラシ部32を構成する毛状体は、導電性繊維から構成するのが好ましい。ブラシ部32が第1プラテンガラスG1を摺擦した際の摩擦帯電を防止するためからである。
図2に示すように、第1プラテンガラスG1の原稿通過面と反対面側には、画像読取り手段の一部としての光源161とルーフミラー162、171がそれぞれ設けられている。搬送ローラ対27及びガイド板によって第1プラテンガラスG1上に原稿Mが搬送されてくると、希ガス蛍光灯などの光源161から光が放射され、原稿Mに照射し反射された光はプラテンガラスG1直下のルーフミラー162,171で反射して、前述のようにCCDセンサ19(図1に記載)に導かれ結像されて、画像情報が読み取られる。
図2(a)に示すように、原稿Mが第1プラテンガラスG1上の通過している間、清掃部材3は、白色平面部33が第1プラテンガラスG1と所定間隙を隔てて平行に位置する状態で停止している(通常状態)。この通常状態では、清掃部材3の白色平面部33は、原稿搬送のガイド及び読み取り位置の背面板として機能する。このため、原稿が薄紙の場合であっても、白色ローラを用いていた従来の機構のような読み取り時の画像濃度のばらつきは生じない。また、白色平面部33を白レベル補正用の白基準面として用いてもよい。
そして、図2(b)に示すように、第1プラテンガラスG1上を原稿Mが通過すると、清掃部材3を、第1プラテンガラスG1上における原稿搬送方向と同方向(図2では反時計回り)に回転させる(清掃状態)。これによって、清掃部材3のブラシ部32が第1プラテンガラスG1を摺擦し、第1プラテンガラスG1の表面に付着した異物が除去される。
ここで、清掃部材3の、原稿搬送のガイド及び読み取り位置の背面板として機能を十分に発揮させるには、白色平面部33の原稿搬送方向の幅を長くし、且つ清掃部材3の白色平面部33と第1プラテンガラスG1との隙間を所定範囲に収めるのがよい。しかしながら、白色平面部33の原稿搬送方向の幅を長くし、且つ白色平面部33と第1プラテンガラスG1との隙間を狭くすると、清掃部材3を回転させることが困難になる。
そこで、白色平面部33の機能を十分に発揮させながら、清掃部材3の回転も可能とするには、例えば図4に示すように、ブラシ部32が第1プラテンガラスG1に近づくときは、清掃部材3を第1プラテンガラスG1から遠ざかる方向に移動させる(同図(a)〜(c))。反対に、ブラシ部32が第1プラテンガラスG1から遠ざかるときは、清掃部材3を第1プラテンガラスG1に近づく方向に移動させる(同図(c)〜(e))。この一連の動きを、清掃部材3の回転に連動させて反復させればよい。
図5に、このような清掃部材3の回転に連動した回転軸の往復運動を可能にする機構例を示す。第1プラテンガラスG1に対向するように清掃部材3が配置され、清掃部材3の両側面からは回転軸34a,34bが外方へ突出している。回転軸34a,34bは、軸受61a,61bによって回転可能に支持され、その外側に偏心カム62a,62bがそれぞれ取り付けられている。さらに回転軸34aには第1プーリ63が取り付けられている。そして、ステッピングモータMの駆動軸66に取り付けられた第2プーリ65と、第1プーリ63とに無端ベルト64が架け渡されている。また、第1プーリ63の外側面の外縁部には遮光板67が形成され、第1プーリ63の近傍には位置センサ68が取り付けられている。この位置センサ68には不図示の発光素子と受光素子とが内蔵されており、発光素子から受光素子に向かう光が遮光板67によって遮断されることによって清掃部材3の回転位置が検出される。具体的には、遮蔽板67の端部位置を位置センサ68で検出することによって、清掃部材3の白色平面部33が第1プラテンガラスG1と対向する位置であることを検出する。
回転軸34a,34bは、偏心カム62a,62bが、第1プラテンガラスG1が取り付けられている不図示の筐体と接触することによって、所定位置に保持されている。また回転軸34a,34bは、軸受61a,61bを介して、押しバネSによって第1プラテンガラスG1の方向へ常に付勢されている。
このような構成の往復運動機構において、ステッピングモータMが回転すると、第2プーリ65から無端ベルト64、第1プーリ63、回転軸34aへと駆動が伝わり、清掃部材3が回転する。回転軸34a,34bの回転と共に、偏心カム62a,62bが回転することによって、偏心カム62a,62bの、前述の不図示の筐体と接触する位置が移動する。偏心カム62a,62bにおける回転軸34a,34bから筐体接触位置までの距離は、ブラシ部32が第1プラテンガラスG1に近づくほど長くなるように設定されているので、ブラシ部32が第1プラテンガラスG1に近づくほど、押しバネSの付勢力に抗して、回転軸34a,34bは第1プラテンガラスG1から遠ざかる方向に移動する。そして、ブラシ部32が第1プラテンガラスG1の表面を摺擦した後は、偏心カム62a,62bにおける回転軸34a,34bから筐体接触位置までの距離は、ブラシ部32が第1プラテンガラスG1から遠ざかるほど短くなるように設定されているので、ブラシ部32が第1プラテンガラスG1から遠ざかるほど、回転軸34a,34bは第1プラテンガラスG1に近づく方向に移動する。このように、清掃部材3は、その回転によって、第1プラテンガラスG1に対して接近・離隔を繰り返し、白色平面部33の原稿搬送方向の幅が長い場合であっても回転が可能となる。
清掃部材3を清掃状態から通常状態に切り替える場合は、位置センサ68によって、清掃部材3の白色平面部33が第1プラテンガラスG1と対向する位置であることが検出されたところでステッピングモータMを停止させる。
なお、清掃部材3の回転を可能にするための、第1プラテンガラスG1に対する接近・離隔手段は、前記機構に限定されるものではなく、例えば、清掃部材3を回転させる清掃状態のとき、清掃部材3を第1プラテンガラスG1から遠ざけた位置に保持するようにしても構わない。
また、図2に示すように、第1プラテンガラスG1よりも回転方向下流側の清掃部材3の近傍には、ブラシ部32に接触し且つ本体部31には接触しないように、清掃部材3の軸方向に細長い板状部材6が取り付けられている。この板状部材6によって、清掃部材3の回転領域の一部が封鎖され、第1プラテンガラスG1から除去された異物が、清掃部材3の回転と共に上方に飛散するのが抑制され、第1プラテンガラスG1上に異物が再び落下・付着するのが防止される。さらには、回転するブラシ部32が、この板状部材6に接触することで、ブラシ部32に付着した異物がはたき落とされ、ブラシ部32に異物が蓄積されることが防止される。加えて、原稿Mが搬送されているときは(図2(a))、板状部材6によって原稿Mはガイドされながら搬送される。
板状部材6の材質に特に限定はないが、ブラシ部32との摩擦帯電を防止する観点からは導電性材料が望ましく、例えばステンレス鋼などの金属材料が好適に使用できる。
複数枚の原稿Mが連続して搬送される場合、清掃部材3による第1プラテンガラスG1の清掃は、原稿Mが第1プラテンガラスG1を通過する度に行う。あるいは、一連の原稿Mの搬送が開始前及び/又は一連の原稿がすべて通過した後に行う。第1プラテンガラスG1への異物付着を確実に防止する観点からは、前者による清掃が望ましい。加えて、画像読み取り装置の主電源がオンされると、清掃部材3が回転して第1プラテンガラスG1の清掃を行うようするのが望ましい。
本発明で使用する清掃部材3に具備される清掃部としては、弾性を有するものであれば特に限定はなく、ブラシ状の他、例えばスポンジ状32a(図6(a))やゴムシート状32b(同図(b))のものも好適に使用できる。また、清掃部32は本体部31の円周方向に複数箇所設けても構わない(同図(c)を参照)。
次に、本発明に係る画像形成装置について説明する。図7に、図1に示した画像読み取り装置を備えた画像形成装置の概説図を示す。この図の画像形成装置は、いわゆる胴内排紙型画像形成装置である。装置本体の上下方向略中央部には、正面側が開口した排紙空間4が形成されている。この排紙空間4の底面には、排出される用紙を載置するためのトレイ87が筺体と一体成形されている。一方、排紙空間4の上側には、原稿を読み取るための画像読み取り部10が内蔵され、排紙空間4の下側には、画像形成手段11が内蔵されている。
画像形成手段11について説明する。感光体ドラム50は帯電装置51によってその表面が正又は負に一様に帯電される。そして、前述のように、画像読み取り装置によって読み取られた画像データが、レーザスキャナ(露光装置)52によって感光体ドラム50の表面に書き込まれ、感光体ドラム50の表面に静電潜像が形成される。具体的には反転現像方式の場合には画像に相当する部分の帯電が除去され、正規現像方式の場合は背景に相当する部分の帯電が除去されて、それぞれ静電潜像が形成される。次に現像装置53によって感光体ドラム50上の静電潜像をトナーで可視像化する。このときトナーの帯電極性は、反転現像方式の場合には感光体ドラム50の帯電極性と同極性であり、正規現像の場合は感光体ドラム50の帯電極性と逆極性である。
一方、給紙カセット80に収納されている用紙Pは、ピックアップローラ81により引き出され、給紙ローラ82とさばきローラ83とで挟持されて一枚ずつ搬送路へ送られる。そしてレジストローラ対84によって、感光体ドラム50上のトナー画像が転写部に到達するのにタイミングを合わせて、用紙Pは転写部へ送り出される。転写部では、感光体ドラム50と転写ローラ54との間で用紙Pが挟持されている状態で、トナー帯電極性と逆極性の電荷が転写ローラ54に印加されることにより、感光体ドラム50上のトナー像が用紙P上に移動する。用紙P上に移動せず感光体ドラム50上に残留したトナーはクリーニングローラ55によって除去回収される。一方、トナー像を載置した用紙Pは定着ローラ対85へ搬送される。ここでトナー像は定着ローラ対85によって加熱・加圧されて用紙Pに定着する。そして用紙Pは排出ローラ対86に送られ、トレイ87へ排出される。なお、手差しトレイ88に載置された用紙Pは、給紙ローラ89によってレジストローラ対84へ送りだされ、それ以後は前述の搬送経路と同じ経路を通る。
本発明の画像読み取り装置では、原稿が読取位置を通過している間、清掃部材の平面部が透明部材の表面に離隔対向して静止しているので、読取位置と清掃部材の取付位置とがばらついても背面部の高さが大きく変わることはなく、原稿が薄紙の場合であっても、読み取り時の画像濃度のばらつきが防止される。また、清掃部材を回転させることによって、透明部材の表面を清掃部が摺擦し、透明部材の表面に付着した異物が取り払われ、異物の付着に起因する画像ノイズが防止される。
本発明に係る画像読み取り装置に一例を示す概説図である。 図1の画像読み取り装置の第1プラテンガラス付近の拡大図である。 本発明で使用する清掃部材の一例を示す斜視図である。 清掃部材の回転に連動して、清掃部材が上下に往復運動する説明図である。 清掃部材の回転に連動して、清掃部材が上下に往復運動する機構例を示す概説図である。 本発明で使用する清掃部材の他の例を示す概説図である。 本発明に係る画像形成装置の一例を示す概説図である。
符号の説明
2 ADF(原稿自動搬送装置)
3 清掃部材
6 板状部材
10 画像読取り部
11 画像形成手段
31 本体部
32 ブラシ部(清掃部)
33 白色平面部(平面部)
G1 第1プラテンガラス(透明部材)
G2 第2プラテンガラス

Claims (5)

  1. 一方面側を原稿が通過する板状の透明部材と、前記透明部材の他方面側から、通過する原稿の画像情報を光学的に読み取る読取り手段と、前記透明部材の原稿通過側の表面から離隔対向し回転自在に設けられた清掃部材とを有する画像読み取り装置であって、
    前記清掃部材は、本体部と、本体部の回転軸方向に延設された、弾性を有する清掃部と、本体部の回転軸方向に対して平行な白色の平面部とを有すると共に、前記平面部が前記透明部材の表面と離隔対向して静止している通常状態と、回転によって前記清掃部が前記透明部材の表面に接触する清掃状態とに切り替え可能であることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記清掃部材の回転に連動して、前記清掃部が前記透明部材に近づくときは前記清掃部材が前記透明部材から遠ざかる方向に移動し、前記清掃部が前記透明部材から遠ざかるときは前記清掃部材が前記透明部材に近づく方向に移動する請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 前記清掃部が、前記本体部の円周方向に所定間隔で複数設けられている請求項1又は2記載の画像読み取り装置。
  4. 前記清掃部の性状が、ブラシ状、スポンジ状、ゴムシート状のいずれかである請求項1〜3のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  5. 原稿画像を読み取って被転写部材に画像を形成する画像形成装置において、請求項1〜4のいずれかに記載の画像読み取り装置と、この画像読み取り装置によって読み取られた画像情報に基づいて画像を形成する画像形成手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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