JP2010074576A - 画像読取り装置 - Google Patents

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JP2010074576A JP2008240262A JP2008240262A JP2010074576A JP 2010074576 A JP2010074576 A JP 2010074576A JP 2008240262 A JP2008240262 A JP 2008240262A JP 2008240262 A JP2008240262 A JP 2008240262A JP 2010074576 A JP2010074576 A JP 2010074576A
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恵子 豊田
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Abstract

【課題】清掃部材によって画像読取り用の透明部材から掻き取られた異物を効果的に読取り位置から排除できる画像読取り装置を得る。
【解決手段】自動原稿搬送装置にて原稿を読取りガラス40の直上で搬送しつつ読取り位置Aで原稿画像を光学的に読み取る画像読取り装置。読取りガラス40上の直上には、ブラシ状の清掃部材45が読取り位置Aに対向して回転可能に配置されている。清掃部材45の軸部材45aにはダクト穴45eを有するダクト45dが形成され、清掃部材45で読取りガラス40上から掻き取られた異物を吸引する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像読取り装置、特に、複写機やスキャナなどにおいて画像入力装置として用いられるシートスルー方式の画像読取り装置に関する。
従来より、原稿の画像を光学的に読み取る画像読取り装置としては、プラテンガラス上に載置した原稿の画像を読み取るプラテンセット方式と、原稿を1枚ずつ搬送し、搬送途中において原稿の画像を読み取るシートスルー方式が、それぞれ単独であるいは併用されていた。シートスルー方式は、小型化、低コスト、低騒音、画像読取りの高速化、ひいてはプリントの高生産性に利点を有し、モノクロ複写機やカラー複写機においては画像読取り装置の主流となっている。
シートスルー方式の場合、画像読取り位置は定位置、即ち、透明部材(長尺状の読取りガラス)上に固定され、読取りガラスを介して搬送される原稿の画像面に読取り光学系の焦点を合わせる構成のため、読取りガラス上に付着したごみや残留したごみなどの異物の影響を受けやすく、異物により遮光された部分は読取り画像において筋状の画像ノイズとなる。原稿が紙であると、炭酸カルシウムなどの紙に含まれる填料や繊維などの微小異物が読取りガラスに付着する不具合が避けられない。
かかる問題点を解決するため、従来、読み取った画像を処理する過程で、画像上のごみを検出してユーザーに警告を発する、画像処理として筋状のノイズを消去する、又は、読取りガラスを移動させて連続してごみを読み取らないようにする、などの対策が講じられていた。しかし、これらの対策では読取りガラス上にごみが堆積してしまうことを解消することはできず、最終的にはサービスマンが読取りガラス面を清掃する必要が生じている。
また、特許文献1に示されているように、弾性部材を回転させて読取りガラス上を清掃するようにした画像読取り装置が提案されている。しかし、この読取り装置では、弾性部材によって掻き取られた異物が舞い上がり、読取りガラスの表面に舞い戻るので、異物を確実に読取り位置から排除することは困難であった。
特開2000−270152号公報
そこで、本発明の目的は、清掃部材によって画像読取り用の透明部材から掻き取られた異物を効果的に読取り位置から排除できる画像読取り装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の一形態である画像読取り装置は、
原稿を1枚ずつ送り出し、読取り位置を通過させる原稿搬送手段と、
前記読取り位置を搬送される原稿の画像を光学的に読み取る読取り手段と、
前記読取り位置を搬送される原稿と前記読取り手段との間に配置された透明部材と、
前記透明部材の原稿通過面を摺擦して清掃する清掃部材と、
前記清掃部材で掻き取った異物を気流の流れで前記読取り位置から排除する気流発生手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記画像読取り装置において、清掃部材にて透明部材(読取りガラス)の原稿通過面から掻き取られた異物は、気流発生手段によって形成される気流で読取り位置から排除される。
以下、本発明に係る画像読取り装置の実施例について添付図面を参照して説明する。なお、各図面において、同一部品及び同一部分には同じ符号を付し、重複した説明は省略する。
図1に示すように、本発明の一実施例である画像読取り装置10は、図示しないプラテンガラス上に載置された原稿の画像を読み取るプラテンセット方式と、自動原稿搬送装置20にて搬送される原稿を読み取るシートスルー方式とを備え、読取り光学系(スキャナ)50が設置されている。
読取り光学系50は、それ自体周知のものであって、ランプ53と、ミラー54,55,56と、図示しない結像レンズと、撮像部(CCDカラーラインセンサ)58とで構成されている。プラテンセット方式での原稿画像の読取りを行うため、ランプ53とミラー54は第1スライダ51に搭載され、ミラー55,56は第2スライダ52に搭載され、それぞれ副走査方向Yに移動可能である。シートスルー方式による原稿画像の読取りは、光学系50を図1に示す読取り位置Aに静止させた状態で行われる。
自動原稿搬送装置20は、原稿載置トレイ21と、給紙ローラ22と、レジストローラ23と、読取り部ローラ24,25と、排出部ローラ26,27と、原稿排出トレイ28とで構成されている。また、読取り位置Aには透明部材(以下、読取りガラス40と記す)が設置されている。
原稿の排出部は、読取り位置Aを通過した原稿をそのままトレイ28へ排出する機能と、裏面の画像を読み取るために該原稿をスイッチバックさせ、循環搬送路31を経て再度読取りガラス40上を搬送させた後、トレイ28へ排出するための搬送路切換え爪35,36を備えている。
図2に示すように、読取りガラス40の読取り位置Aに対向してブラシ状の清掃部材45が回転可能に配置されている。また、清掃部材45に対して原稿搬送方向Bの下流側にはたき部材46が配置されている。清掃部材45は、軸部材45aの平坦な面に弾性変形可能な清掃ブラシ45bを搬送方向Bとは直交する方向にライン状に固定したもので、図3に示すモータMによって所定のタイミング、速度で回転駆動される。また、軸部材45aの清掃ブラシ45bとは対向する外周面にはシェーディング補正のための白基準判別部材(白色フィルム)45cが貼着されている。
清掃ブラシ45bは、例えば、長さ6mm、2D(デニール)程度の導電性(11.5LogΩ)のポリイミド樹脂を、幅5mm、長さ309mmに植毛したものである。清掃ブラシ45bの長さは、搬送可能な最大サイズ原稿の幅寸法よりも長く設定されている。
はたき部材46は、位置固定されており、清掃ブラシ45bが読取りガラス40上を摺擦した後に清掃ブラシ45bで捕獲した異物をはたき落す。
また、図3及び図4に示すように、清掃部材45の軸部材45aにはその軸心部にダクト45dが形成されている。ダクト45dは、軸部材45aの平坦面に形成したダクト穴45eに連通しているとともに、一端が吸引ファン装置55に接続されている。吸引ファン装置55はその内部に図示しないモータ、ファンを備え、ダクト穴45eからダクト45dを介して読取りガラス40の表面付近の空気を吸引する。
さらに、本実施例において、読取りガラス40の直上を画像面が読取りガラス40とは接触しないように原稿をガイドするガイドシート41が、読取りガラス40の搬送方向Bの上流側に設置されている。読取りガラス40上に搬送されてきた原稿がこのガイドシート41上を滑ってガイドされることにより、該原稿は画像面が読取りガラス40の表面に対して非接触の状態で搬送される。
原稿が読取りガラス40に接触して搬送されると、原稿に付着している粘着性異物(粘着テープや糊などの粘着物、修整液塊やボールペンのインク塊、消しゴムの粉など)が読取りガラス40上に転写、付着される。原稿を読取りガラス40に非接触で搬送することにより、このような異物の転写、付着を未然に防止できる。勿論、本実施例では、粘着性異物が読取りガラス40に付着したとしても清掃部材45によって排除することが可能である。
なお、このような非接触搬送は、前記ガイドシート41を設ける以外に、読取り部ローラ24,25によって原稿を一定の曲率で湾曲させながら搬送することによって達成される。
前記清掃部材45による読取りガラス40の清掃、即ち、読取り位置Aにおける清掃部材45の回転(図2における反時計回り方向)は、原稿の後端が読取り位置Aを通過し、次の原稿が読取り位置Aへ搬送されてくるまでの間に行われる。なお、この清掃タイミングは一例であり、任意のタイミングで清掃動作を実行させることができる。
読取り位置Aに残留又は付着している異物は、清掃部材45の搬送方向Bの下流側への回転によって清掃ブラシ45bに回収され、はたき部材46との接触によって清掃ブラシ45bからはたき出される。画像の読取り動作中、前記吸引ファン装置55が駆動され、はたき出された異物はダクト穴45eからダクト45dを通じて吸引ファン装置55に吸引される。即ち、清掃部材45で掻き取った異物を気流の流れで読取り位置Aから排除する。吸引された異物は吸引ファン装置55に取り付けた図示しない集塵パックに収容され、空気は排気口56から排出される。
これにて、読取りガラス40の表面(特に、読取り位置A)及び清掃ブラシ45bが常時清浄な状態に保たれ、清掃ブラシ45bにて読取りガラス40上から回収した異物が読取りガラス40に再付着することはなく、読み取った画像に筋状のノイズが発生することを防止できる。
そして、清掃ブラシ45bは、導電性を有し、グランドに接続されている。それゆえ、読取りガラス40上の異物を静電的に吸着して効率よく回収することができる。
なお、本実施例では、両面に画像が形成されている原稿の画像を連続的に読み取ることも可能である。この場合、表面の画像を読み取られた原稿は切換え爪35,36にガイドされて一旦経路33に送り込まれた後、反転搬送され、スイッチバックして切換え爪36,35にガイドされて循環搬送路31からレジストローラ23に戻される。その後、同様に搬送されて裏面の画像が読み取られる。
図5及び図6に異物を排除するための気流発生手段の変形例を示す。この気流発生手段は、清掃部材45の回転動作に基づいて異物排除のための気流を発生するもので、軸部材45aの外周面に設けた複数のフィン57にて構成されている。フィン57が清掃部材45の回転と同期して回転することにより、清掃部材45の周囲の空気が外周方向に流され、この流れに乗って前記はたき部材46ではたき出された異物が読取り位置Aから排除される。
(他の実施例)
なお、本発明に係る画像読取り装置は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、前記実施例では、原稿を読取りガラスに対して非接触で搬送するようにしているが、必ずしも非接触で搬送する必要はない。また、変形例として示したフィンは、清掃部材の周囲の空気を読取り位置から外部に向かって流動化させるものであれば、種々の構成、形状とすることができる。さらに、清掃部材に対するはたき部材は、その構成、動作において任意であり、省略してもよい。
本発明に係る画像読取り装置の一実施例を示す概略構成図である。 画像読取り位置の近辺を示す断面図である。 気流発生手段を示す斜視図である。 前記気流発生手段の断面図である。 気流発生手段の変形例を示す斜視図である。 図5に示す気流発生手段を示す側面図である。
符号の説明
10…画像読取り装置
20…自動原稿搬送装置
40…読取りガラス
45…清掃部材
45a…軸部材
45b…清掃ブラシ
45d…ダクト
50…読取り光学系
55…吸引ファン装置
57…フィン
A…読取り位置
B…原稿搬送方向

Claims (5)

  1. 原稿を1枚ずつ送り出し、読取り位置を通過させる原稿搬送手段と、
    前記読取り位置を搬送される原稿の画像を光学的に読み取る読取り手段と、
    前記読取り位置を搬送される原稿と前記読取り手段との間に配置された透明部材と、
    前記透明部材の原稿通過面を摺擦して清掃する清掃部材と、
    前記清掃部材で掻き取った異物を気流の流れで前記読取り位置から排除する気流発生手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取り装置。
  2. 前記気流発生手段は吸引ファンを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像読取り装置。
  3. 前記清掃部材の軸部材に形成したダクトに前記吸引ファンによって異物を吸引することを特徴とする請求項2に記載の画像読取り装置。
  4. 前記気流発生手段は前記清掃部材の回転動作に基づいて気流を発生することを特徴とする請求項1に記載の画像読取り装置。
  5. 前記清掃部材の軸部材の外周面に設けた複数のフィンを有することを特徴とする請求項4に記載の画像読取り装置。
JP2008240262A 2008-09-19 2008-09-19 画像読取り装置 Pending JP2010074576A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013207315A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Kyocera Document Solutions Inc 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置

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