JP4915247B2 - 画像読取り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取り装置に関し、より特定的には、複写機やスキャナ等において画像入力装置として用いられるシートスルー方式の画像読取り装置に関する。
従来、原稿の画像を光学的に読取る画像読取り装置としては、プラテンガラス上に載置した原稿の画像を読取るプラテンセット方式と、原稿を1枚ずつ搬送し、搬送途中において原稿の画像を読取るシートスルー方式が、それぞれ単独であるいは併用されていた。シートスルー方式は、小型化、低コスト、低騒音、画像読取りの高速化、ひいてはプリントの高生産性に利点を有し、モノクロ複写機、カラー複写機ともに画像読取り装置の主流となっている。
シートスルー方式の場合、画像読取り位置は透明部材(長尺状の読取りガラス)上に固定され、読取りガラスを介して搬送される原稿の画像面に読取り光学系の焦点を合わせる構成のため、読取りガラス上に付着したゴミなどの異物の影響を受けやすく、異物により遮光された部分は読取り画像において筋状の画像ノイズとなる。
透明部材に付着する異物は、主に、原稿に貼着したテープの粘着物や糊の剥がれ、修正液、ボールペンのインク塊、消しゴム屑などの粘着性異物で、原稿が読取りガラスを摺擦する部分に転写されやすい。また、このような粘着性異物は容易に剥離せず、画像ノイズとなる問題点を有していた。また、搬送される原稿から飛散する紙粉や大気中の埃などの浮遊性異物が読取りガラス上に滞留して画像ノイズとなる問題点も有していた。シートスルー方式では、原稿をローラなどで挟持してガイド板に接触させつつ搬送するために、紙などが主体の原稿にストレスが作用し、原稿面からの紙粉の落下は避けられない。
そこで、特許文献1及び特許文献2には、クリーニングシートを読取りガラス上を通過させて、該読取りガラスを清掃する画像読取装置及び原稿搬送装置が開示されている。
しかしながら、前記画像読取装置及び前記原稿搬送装置では、読取りガラス上の異物を十分に取り除くことができないという問題がある。より詳細には、段差と読取りガラスとの境界部分には、クリーニングシートが回りこみにくいため、この境界部分に異物が溜まりやすくなっていた。
特開2003−189058号公報 特開2004−250141号公報
そこで、本発明の目的は、シートスルー方式であって、搬送される原稿の画像を読取るための読取りガラスに付着あるいは残存した異物をより確実に排除でき、読取り画像に筋状のノイズが生じる不具合を防止できる画像読取り装置を提供することにある。
本発明によれば、読取り位置を通過するように原稿を送り出す原稿搬送手段と、前記読取り位置を搬送される原稿の画像を光学的に読取る読取り手段と、前記読取り位置を搬送される原稿と前記読取り手段との間に配置された透明部材と、前記読取り位置よりも前記原稿の搬送方向の上流側に設けられ、かつ、前記透明部材の面上に段差が形成されるように設けられた段差シートと、前記原稿搬送手段を介して前記透明部材上に搬送されて、該透明部材を清掃する清掃シートと、前記清掃シートが前記読取り位置を通過しているときには、該清掃シートの搬送開始前よりも、前記段差シートが前記透明部材に対して相対的に前記搬送方向の上流側に移動した位置関係となるように、該段差シートと該透明部材との位置関係を変化させる移動手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、清掃シートが透明部材上を通過する際には、清掃シートが段差と透明部材の境界部分に接触しやすくなるように、段差シートと透明部材との位置関係を変化させている。この段差と透明部材との境界部分の部分には、異物が溜まりやすいので、かかる部分に清掃シートを接触させることができることにより、より清浄な状態にすることができる。
本発明において、前記移動手段は、前記段差シートを前記搬送方向に沿って往復移動させる段差シート移動手段を含んでいてもよい。
本発明において、前記段差シート移動手段は、前記清掃シートの先端が前記段差を通過する際又は通過直後に、前記段差シートを前記搬送方向の上流側に移動させてもよい。このように、段差シートを移動させることによって、段差と透明部材との境界部分に清掃シートを接触させやすくできる。
本発明において、前記移動手段は、前記透明部材を前記搬送方向に沿って往復運動させる透明部材移動手段を含んでいてもよい。このように、透明部材を往復運動させる透明部材移動手段を移動手段が含むことにより、清掃シートに対して透明部材を往復運動により擦り付けることが可能となる。その結果、より効果的に透明部材を清掃することが可能となる。
本発明において、前記透明部材移動手段は、前記清掃シートが前記読取り位置を通過している際及び前記原稿の読取りの際において、前記透明部材を前記搬送方向に往復運動させており、前記清掃シートが前記読取り位置を通過している際の往復運動の幅は、前記原稿の読取りの際の往復運動の幅よりも大きくてもよい。これにより、原稿の読取りの際において透明部材の端部に集積した異物を、清掃シートの通過時における透明部材の往復運動により取り除くことが可能となる。
本発明において、前記透明部材移動手段は、前記透明部材の前記搬送方向の下流側への移動速度が、前記清掃シートの搬送速度よりも大きくなるように、該透明部材を往復運動させてもよい。このように、透明部材の移動速度を大きくすることにより、清掃シートから見たときにおいても透明部材が往復運動をしているようになる。その結果、より効果的に透明部材を清掃することが可能となる。
本発明において、前記読取り位置よりも下流に設けられ、該読取り位置を通過した前記清掃シートを前記透明部材に対して上昇させるガイド部材を、更に備え、前記透明部材移動手段は、前記清掃シートの先端が前記ガイド部材に到達した際に、前記透明部材の往復運動を開始してもよい。清掃シートの先端がガイド部材に到達した際に透明部材の往復運動が開始されるので、該往復運動によってガイド部材に清掃シートが引っかかってしまうことが防止される。
本発明において、前記透明部材上に存在する異物を検出する異物検出手段と、前記清掃シートを前記原稿搬送手段まで搬送する清掃シート搬送手段と、を更に備え、前記異物検出手段が異物を検出した場合に、前記清掃シート搬送手段及び前記原稿搬送手段は、前記清掃シートを前記透明部材上に搬送してもよい。
本発明において、前記清掃シートを前記原稿搬送手段まで搬送する清掃シート搬送手段と、ユーザからの指示を受付ける入力手段と、を更に備え、前記清掃シート搬送手段及び前記原稿搬送手段は、前記入力手段がユーザから清掃指示を受けた場合に、前記清掃シートを前記透明部材上に搬送してもよい。
本発明において、前記清掃シートを待機させる清掃シート待機部を更に備え、前記清掃シート搬送手段は、前記透明部材を通過した前記清掃シートを前記清掃シート待機部へと戻すようにしてもよい。
以下、本発明に係る画像読取り装置の実施形態について添付図面を参照して説明する。
(画像読取り装置の全体構成)
図1は、本発明の一実施形態である画像読取り装置1の構成図である。この画像読取り装置1は、読取り位置Aを通過するように原稿Pを送り出す原稿搬送手段としての原稿搬送部2と、読取り位置Aを搬送される原稿Pの画像を光学的に読取る読取り手段を含んだ画像読取り部3とからなる。そして、画像読取り装置1は、手置きガラス39上に載置された原稿Pの画像を読取るプラテンセット方式と、原稿搬送部2にて搬送される原稿Pの画像を読取るシートスルー方式との2種類の画像読取り方式を実行できる。なお、本実施形態では、シートスルー方式により画像読取りが行われるので、プラテンセット方式についての説明を省略する。以下では、説明の簡略のため、「原稿Pの搬送方向」を単に「搬送方向」と表記し、「原稿Pの搬送方向の上流側」を単に「上流側」と表記し、「原稿Pの搬送方向の下流側」を単に「下流側」と表記する。
原稿搬送部2は、給紙トレイ20、ピックアップローラ21、さばきローラ22、給紙ローラ23、レジストローラ対24、読取り前ローラ対25、読取り前センサ26、読取り後ローラ対27、排紙ローラ対28、排紙トレイ29、清掃シート給紙ローラ対103、切替爪104、清掃シート105及び清掃シート待機部110を備える。一方、画像読取り部3は、露光ランプ30、第1ミラー31、第2ミラー32、第3ミラー33、結像レンズ34、CCD35、読取りガラス36、段差シート37、すくい上げガイド38及び手置きガラス39を備える。
まず、原稿搬送部2の構成について説明する。給紙トレイ20には、複数枚の原稿Pが載置される。ピックアップローラ21は、複数枚の原稿Pの一部をピックアップする。さばきローラ22及び給紙ローラ23は、ピックアップローラ21により複数枚の原稿Pがピックアップされた場合には1枚ずつにさばいて搬送する。レジストローラ対24は、1枚ずつにさばかれて搬送されてきた原稿Pの傾きを補正して、読取り前ローラ対25に搬送する。読取り前ローラ対25は、読取りガラス36上に原稿Pを搬送する。読取り前センサ26は、読取り前ローラ対25を通過してきた原稿Pの有無を検出する。読取り後ローラ対27は、読取りガラス36上を通過した原稿Pを排紙ローラ対28へと搬送する。排紙ローラ対28は、読取り後ローラ対27から搬送されてきた原稿Pを排紙トレイ29に排出する。
また、清掃シート待機部110には、読取りガラス36を清掃するための清掃シート105が待機させられている。そして、読取りガラス36を清掃する際には、清掃シート105が読取りガラス36上に搬送される。具体的には、切替爪104により排紙ローラ対28側への経路が遮断されると共に、清掃シート105が清掃シート給紙ローラ対103により読取り前ローラ対25へと搬送される。読取り前ローラ対25は、清掃シート105を読取りガラス36上に搬送する。読取り前センサ26は、読取り前ローラ対25を通過してきた清掃シート105の有無を検出する。読取りガラス36上を通過した清掃シート105は、読取り後ローラ対27により搬送されて、切替爪104に導かれて清掃シート待機部110へと戻される。
次に、画像読取り部3の構成について説明する。露光ランプ30、第1ミラー31、第2ミラー32、第3ミラー33、結像レンズ34及びCCD35は、読取り位置Aを搬送される原稿Pの画像を光学的に読取る読取り手段としての役割を果たす。具体的には、露光ランプ30は、読取り位置Aに対して光を照射する役割を果たし、例えば、蛍光灯により実現される。第1ミラー31、第2ミラー32及び第3ミラー33は、読取り位置Aに送られてきた原稿Pで反射した光を結像レンズ34へと導く役割を果たす。具体的には、第1ミラー31は、読取り位置Aに送られてきた原稿面で反射した光を図1の左方向へと反射する。第2ミラー32は、第1ミラー31が反射した光を図1の下方向へと反射する。第3ミラー33は、第2ミラー32が反射した光を図1の右方向へと反射する。
結像レンズ34は、第1ミラー31、第2ミラー32及び第3ミラー33により反射されてきた光を、CCD35に結像する役割を果たす。CCD35は、結像レンズ34に結像された原稿像をデジタルの画像データに変換する役割を果たす。また、読取りガラス36は、読取り位置Aを搬送される原稿Pと第1ミラー31との間に配置された透明部材であり、露光ランプ30からの光を原稿P側に透過させると共に、原稿Pで反射した光を第1ミラー31へと透過させる。
ここで、読取り位置A近傍の構成について、図2を用いてより詳細に説明する。図2は、読取り位置A近傍における画像読取り装置1の構成を示した図である。
読取りガラス36の周囲には、読取りガイド51、及び、読取り位置Aを通過した原稿P及び清掃シート105を上方向にすくい上げるためのすくい上げガイド38が配置されている。更に、搬送中の原稿Pが読取りガラス36に直接触れないようにするために、段差シート37が、読取り位置Aよりも上流側において、読取りガラス36の原稿P側の面上に段差部Cが形成されるように設けられる。これにより、段差シート37のエッジ部である段差部Cは、読取り位置Aよりも上流側に設けられると共に、読取りガラス36の原稿P側の面よりも高い面(段差シート37の上面)を形成するようになる。この段差シート37は、厚さ(段差)が0.65mmで、超高分子量ポリエチレンなどの摺動抵抗の低い(好ましくは摩擦係数μ0.3以下)材料から形成され、読取りガラス36の表面に接触した状態で配置されている。
この画像読取り装置1において、読取り前ローラ対25及び読取り後ローラ対27によって段差シート37の上面を滑りながら右方向へ搬送される原稿Pは、段差シート37の厚みによって読取り位置Aを所定の高さを有して読取りガラス36とは非接触状態で搬送され、原稿画像が読取りガラス36を通して読取り手段により読取られる。原稿面と読取りガラス36との間には隙間が存在するため、修正液などの粘着性異物が読取りガラス36に付着することが防止される。
ところで、画像読取り装置1においては、原稿Pを読取りガラス36に対して非接触状態で搬送することから、原稿Pからの粘着性異物が読取りガラス36に転写されることはない。一方、原稿Pからは紙粉などの浮遊性異物が読取りガラス36の表面に落下してしまう。
そこで、画像読取り装置1では、清掃シート105を読取りガラス36上へ搬送して該読取りガラス36の清掃を行っている。より詳細には、画像読取り装置1は、清掃シート105が読取り位置Aを通過しているときには、清掃シート105の搬送開始前よりも、段差シート37が読取りガラス36に対して相対的に上流側に移動した位置関係となるように、段差シート37と読取りガラス36との位置関係を変化させる移動手段を備えている。このように、段差シート37と読取りガラス36との位置関係を、清掃シート105が通過する際に変化させることにより、清掃シート105が読取りガラス36に接触しやすくなり、紙粉などの浮遊性異物が効率よく取り除かれるようになる。
(移動手段について)
以下に、移動手段の構成について図面を参照しながら説明する。移動手段は、段差部C(段差シート37)を搬送方向に移動させる段差部移動手段と、読取りガラス36を搬送方向に移動させる透明部材移動手段とを含む。
まず、図3及び図4を用いて、段差部移動手段について説明する。図3は、段差部移動手段の分解斜視図である。図4は、段差部移動手段の動作の様子を示した図である。段差部移動手段は、段差シート取付け板52、ラック取付け板53、モータ54、ギア55,56,57,57'、ラック58,58'、遮光部59及び遮光部検出センサ60を備える。
段差シート取付け板52は、例えば金属により作製されている。段差シート取付け板52の下流側の端部には段差シート37が下流側にはみ出すように取り付けられる。更に、段差シート37が取り付けられた両端には、蝶番が設けられており、ラック取付け板53が該蝶番を介して取り付けられている。これにより、段差シート取付け板52は、ラック取付け板53に対して、揺動可能に支持される。そして、段差シート取付け板52が揺動することにより、段差シート37も揺動するようになる。更に、ラック取付け板53は、ラック58,58'に螺子により取り付けられる。
モータ54は、例えば、ステッピングモータである。モータ54には、ギア55が取り付けられている。ギア56,57は、モータ54の駆動力を伝達する役割を果たす。ギア57'は、ギア57とシャフトを介して連結されている。更に、ラック58,58'とギア57,57'とがそれぞれ噛み合っている。これにより、モータ54が回転すると、ラック58,58'が搬送方向に移動し、ラック取付け板53、段差シート取付け板52及び段差シート37が搬送方向に移動する。具体的には、図4(a)に示す状態において、モータ54が反時計回りに回転すると、ギア57'が反時計回りに回転し、図4(b)に示すように、ラック58'、ラック取付け板53、段差シート取付け板52及び段差シート37が、上流側へと移動する。なお、以下では、図4(a)のように、段差部Cが読取り位置Aに相対的に近い位置にあるときの該段差部Cの位置を初期位置Dと称す。また、図4(b)のように、段差部Cが初期位置Dよりも上流側にあるときの該段差部Cの位置を退避位置Eと称す。
また、図3に示すように、ラック58'の下流側の端部から該下流側に延在するように、遮光部59が設けられている。そして、遮光部59の近傍には、該遮光部59の有無を検出する遮光部検出センサ60が設けられている。遮光部検出センサ60は、遮光部59の有無を検出することにより、段差部Cが初期位置Dにあるか退避位置Eにあるかを検出する。そのため、遮光部検出センサ60は、段差部Cが初期位置Dにあるときに、該遮光部59によりその受光部が遮光されると共に、段差部Cが退避位置Eにあるときに、該遮光部59によりその受光部が遮光されないように配置される。なお、遮光部検出センサ60は、受光部が遮光されているときに検出信号を出力する。
次に、透明部材移動手段について図5及び図6を参照しながら説明する。図5は、透明部材移動手段の分解斜視図である。図6は、透明部材移動手段の動作を示した図である。透明部材移動手段は、読取りガラス取付け板71、ホルダ72,72'、モータ73、ギア74,75,76,76'、ラック77,77'、遮光部78及び遮光部検出センサ79を備える。
読取りガラス取付け板71は、例えば金属により作製され、その主面上に読取りガラス36が載置される。読取りガラス取付け板71上に載置された読取りガラス36の両端はそれぞれ、ホルダ72,72'により読取りガラス取付け板71に固定される。更に、すくい上げガイド38が、読取りガラス36よりも下流側に位置するように読取りガラス取付け板71に取り付けられる。更に、読取りガラス取付け板71は、ラック77,77'に螺子により取り付けられる。
モータ73は、例えば、ステッピングモータである。モータ73には、ギア74が取り付けられている。ギア75,76は、モータ73の駆動力を伝達する役割を果たす。ギア76'は、ギア76とシャフトを介して連結されている。更に、ラック77,77'とギア76,76'とがそれぞれ噛み合っている。これにより、モータ73が回転すると、ラック77,77'が搬送方向に移動して、読取りガラス取付け板71及び読取りガラス36が搬送方向に移動する。具体的には、図6(a)に示す状態において、モータ73が時計回りに回転すると、ギア76'が時計回りに回転し、図6(b)に示すように、ラック77'、読取りガラス取付け板71及び読取りガラス36が、下流側へと移動する。なお、以下では、図6(a)のように、読取りガラス36の下流側の端部が相対的に上流側にあるときの該読取りガラス36の下流側の端部の位置を初期位置Fと称す。また、図6(b)のように、読取りガラス36の下流側の端部が相対的に下流側にあるときの該読取りガラス36の下流側の端部の位置を下流位置Gと称す。
また、図5に示すように、ラック77'の下流側の端部から該下流側に延在するように、遮光部78が設けられている。そして、遮光部78の近傍には、該遮光部78の有無を検出する遮光部検出センサ79が設けられている。遮光部検出センサ79は、遮光部78の有無を検出することにより、読取りガラス36の下流側の端部が初期位置Fにあるか下流位置Gにあるかを検出する。そのため、遮光部検出センサ79は、読取りガラス36の下流側の端部が初期位置Fにあるときに、該遮光部78によりその受光部が遮光されないと共に、読取りガラス36の下流側の端部が下流位置Gにあるときに、該遮光部78によりその受光部が遮光されるように配置される。なお、遮光部検出センサ79は、受光部が遮光されているときに検出信号を出力する。
(画像読取り装置の動作について)
以上のように構成された画像読取り装置1の動作について図面を参照しながら説明する。図7は、画像読取り装置1のブロック図である。図8は、制御部100が行う動作を示したフローチャートである。図9は、画像読取り装置1の動作を示した図である。
図7に示すように、画像読取り装置1の制御部100には、ピックアップローラ21、さばきローラ22及び給紙ローラ23からなる給紙部101と、レジストローラ対24、読取り前ローラ対25、読取り後ローラ対27及び排紙ローラ対28からなる搬送部102と、清掃シート供給ローラ103及び切替爪104からなる清掃シート搬送部106と、読取り前センサ26と、CCD35と、モータ54,73と、遮光部検出センサ60,79と、タッチパネル107とが接続されている。制御部100は、例えば、CPUにより実現され、画像読取り装置1全体の制御を行う。清掃シート搬送部106は、清掃シート105を搬送部102まで搬送する役割を果たす。タッチパネル107は、ユーザからの清掃開始の指示を受付ける入力手段としての役割を果たす。以下、図8を参照しながら、画像読取り装置1の動作について説明する。
まず、制御部100は、ユーザからのタッチパネル107を介した清掃開始の指示を受けて、清掃シート搬送部106を駆動させる(ステップS1)。具体的には、制御部100は、図9(a)に示すように、切替爪104の方向を切替えて排紙ローラ対28側への経路を遮断すると共に、清掃シート給紙ローラ対103を駆動させて清掃シート105を、清掃シート待機部110から読取り前ローラ対25へと搬送する。
清掃シート105が搬送されると、制御部100は、搬送部102を駆動させる(ステップS2)。具体的には、制御部100は、読取り前ローラ対25及び読取り後ローラ対27の回転を開始させて、清掃シート105を搬送させる。このとき、図9(a)に示すように、段差部Cは、初期位置Dに位置している。そのため、遮光部検出センサ60の受光部は、遮光部59により遮光された状態であり、遮光部検出センサ60から制御部100へ検出信号が出力されている状態である。
搬送部102により清掃シート105が搬送され始めると、制御部100は、読取り前センサ26が清掃シート105の先端を検出したか否かを判定しながら待機する(ステップS3)。読取り前センサ26が清掃シート105の先端を検出しない場合には、本処理はステップS3を繰り返す。読取り前センサ26が清掃シート105の先端を検出した場合には、本処理はステップS4に進む。
清掃シート105の先端が検出された場合には、制御部100は、清掃シート105の先端が検出されてから所定時間が経過したか否かを判定しながら待機する(ステップS4)。この所定時間は、読取り前センサ26が清掃シート105の先端を検出してから、図9(b)に示すように、清掃シート105の先端が段差部Cに到達するまでに必要な時間に設定される。即ち、ステップS4では、制御部100は、実質的に、清掃シート105の先端が段差部Cに到達したか否かを判定している。所定時間が経過していない場合には、本処理はステップS4を繰り返す。所定時間が経過した場合には、本処理はステップS5に進む。
所定時間が経過した場合、制御部100は、モータ54を駆動して、上流側の退避位置Eに段差部Cを移動させる(ステップS5)。具体的には、制御部100は、遮光部検出センサ60の受光部の遮光部59による遮光が解かれて、該遮光部検出センサ60から検出信号が出力されてこなくなるまでモータ54を駆動させる。これにより、図9(c)に示すように、段差部Cは、初期位置Dから退避位置Eへと移動する。段差部Cが退避位置Eに移動することにより、清掃シート105が段差部Cの初期位置D近傍における読取りガラス36の主面に接触するようになる。
次に、制御部100は、清掃シート105の先端が検出されてから所定時間が経過したか否かを判定しながら待機する(ステップS6)。この所定時間は、清掃シート105の先端が検出されてから、図9(d)に示すように、清掃シート105の先端がすくい上げガイド38に到達するまでの時間に設定される。即ち、ステップS6では、制御部100は、実質的に、清掃シート105の先端がすくい上げガイド38に到達したか否かを判定している。所定時間が経過していない場合には、本処理はステップS6を繰り返す。所定時間が経過した場合には、本処理はステップS7に進む。
所定時間が経過している場合には、制御部100は、モータ73を駆動して、図9(d)に示すように、読取りガラス36を搬送方向に初期位置Fと下流位置Gとの間を往復運動させる(ステップS7)。これにより、読取りガラス36の主面に清掃シート105が擦り付けられて、より効果的に読取りガラス36の主面が清掃される。この際、読取りガラス36の下流側への移動速度は、清掃シート105の下流側への搬送速度よりも大きいことが好ましい。これにより、清掃シート105から見たときにおいても、読取りガラス36が往復運動をしていることになり、清掃効率がより向上するからである。
次に、制御部100は、清掃シート105の搬送が完了したか否かを判定しながら待機する(ステップS8)。この判定は、清掃シート給紙ローラ対103近傍に設けられたセンサ(図示せず)を用いて、清掃シート105が清掃シート待機部110に戻ったか否かを検出することがあげられる。清掃シート105の搬送が完了していない場合には、本処理はステップS8を繰り返す。清掃シート105の搬送が完了している場合には、本処理はステップS9に進む。
清掃シート105の搬送が完了している場合には、制御部100は、読取りガラス36の往復運動を停止する(ステップS9)。更に、制御部100は、モータ54を駆動して、下流側の初期位置Dに段差部Cを移動させる(ステップS10)。具体的には、制御部100は、遮光部検出センサ60の受光部が遮光部59によって遮光されて、該遮光部検出センサ60から検出信号が出力されてくるようになるまでモータ54を駆動させる。以上の処理により、本処理は終了する。
以上のように、本実施形態に係る画像読取り装置1によれば、清掃シート105が読取りガラス36上を通過する際には、清掃シート105が段差部Cの初期位置Dに対応する読取りガラス36の部分に接触しやすくなるように、段差部Cを退避させている。この段差部Cの初期位置Dに対応する読取りガラス36の部分には、異物が溜まりやすいので、かかる部分に清掃シート105を接触させることができることにより、読取りガラス36をより清浄な状態にすることができる。
更に、画像読取り装置1によれば、清掃シート105の通過時において読取りガラス36を往復運動させているので、より効果的に読取りガラス36を清掃できる。
また、画像読取り装置1によれば、清掃シート105の先端が段差部Cを通過した際に、段差シート37の退避位置Eへの移動が開始するので、段差シート37の移動時に段差シート37の上面と清掃シート105とが接触するようになる。その結果、読取りガラス36と共に段差シート37の上面も清掃シート105により清掃されるようになる。
また、画像読取り装置1によれば、清掃シート105の先端がすくい上げガイド38に到達した際に、読取りガラス36の往復運動を開始しているので、清掃シート105の先端が読取りガラス36の往復運動の影響によりすくい上げガイド38に引っかかることが防止される。
(その他の実施形態)
前記画像読取り装置1では、ユーザの指示に応じて清掃シート105による清掃を開始するものとしたが、清掃開始のきっかけはこれに限らない。例えば、CCD35により読取りガラス36の画像を撮像し、該画像に基づいて制御部100が読取りガラス36上の異物の有無を判定し、異物が存在する場合には、自動的に清掃シート105による清掃が開始されるようにしてもよい。この場合、CCD35及び制御部100は、読取りガラス36上に存在する異物を検出する異物検出手段として機能する。
また、前記画像読取り装置1において、透明部材移動手段は、原稿の読取りの際においても、読取りガラス36を搬送方向に往復運動させてもよい。ただし、この場合、清掃シート105が読取り位置Aを通過しているときの往復運動の幅が、原稿の読取りの際の往復運動の幅よりも大きいことが好ましい。これにより、原稿の読取りの際の往復運動によって、読取りガラス36の両端に集積された異物を、清掃シート105により効果的に取り除くことができるからである。
また、前記画像読取り装置1において、清掃シート105は、給紙トレイ20に載置されて、ピックアップローラ21、さばきローラ22、給紙ローラ23、レジストローラ対24及び読取り前ローラ対25を介して読取りガラス36上に搬送されてもよい。この場合、清掃シート105は、給紙トレイ20において、原稿束の一番上や一番下に重ねて載置される。そして、清掃シート105が搬送されるときには、画像読取り装置1は、読取り動作を行わないように制御する。
本発明の一実施形態である画像読取り装置の構成図である。 読取り位置近傍における画像読取り装置の構成を示した図である。 段差部移動手段の分解斜視図である。 段差部移動手段の動作の様子を示した図である。 透明部材移動手段の分解斜視図である。 透明部材移動手段の動作を示した図である。 画像読取り装置のブロック図である。 制御部が行う動作を示したフローチャートである。 画像読取り装置の動作を示した図である。
符号の説明
1 画像読取り装置
2 原稿搬送部
3 画像読取り部
25 読取り前ローラ対
26 読取り前センサ
36 読取りガラス
37 段差シート
38 すくい上げガイド
51 読取りガイド
52 段差シート取付け板
53 ラック取付け板
54,73 モータ
55,56,57,57',74,75,76,76' ギア
58,58',77,77' ラック
59,65,78 遮光部
60,79 遮光部検出センサ
71 読取りガラス取付け板
100 制御部
101 給紙部
102 搬送部
103 清掃シート給紙ローラ対
104 切替爪
105 清掃シート
106 清掃シート搬送部
107 タッチパネル
110 清掃シート待機部
A 読取り位置
C 段差部
D,F 初期位置
E 退避位置
G 下流位置
P 原稿

Claims (10)

  1. 読取り位置を通過するように原稿を送り出す原稿搬送手段と、
    前記読取り位置を搬送される原稿の画像を光学的に読取る読取り手段と、
    前記読取り位置を搬送される原稿と前記読取り手段との間に配置された透明部材と、
    前記読取り位置よりも前記原稿の搬送方向の上流側に設けられ、かつ、前記透明部材の面上に段差が形成されるように設けられた段差シートと、
    前記原稿搬送手段を介して前記透明部材上に搬送されて、該透明部材を清掃する清掃シートと、
    前記清掃シートが前記読取り位置を通過しているときには、該清掃シートの搬送開始前よりも、前記段差シートが前記透明部材に対して相対的に前記搬送方向の上流側に移動した位置関係となるように、該段差シートと該透明部材との位置関係を変化させる移動手段と、
    を備えることを特徴とする画像読取り装置。
  2. 前記移動手段は、
    前記段差シートを前記搬送方向に沿って往復移動させる段差シート移動手段を含むこと、
    を特徴とする請求項1に記載の画像読取り装置。
  3. 前記段差シート移動手段は、前記清掃シートの先端が前記段差を通過する際又は通過直後に、前記段差シートを前記搬送方向の上流側に移動させること、
    を特徴とする請求項2に記載の画像読取り装置。
  4. 前記移動手段は、
    前記透明部材を前記搬送方向に沿って往復運動させる透明部材移動手段を含むこと、
    を特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載の画像読取り装置。
  5. 前記透明部材移動手段は、前記清掃シートが前記読取り位置を通過している際及び前記原稿の読取りの際において、前記透明部材を前記搬送方向に往復運動させており、
    前記清掃シートが前記読取り位置を通過している際の往復運動の幅は、前記原稿の読取りの際の往復運動の幅よりも大きいこと、
    を特徴とする請求項4に記載の画像読取り装置。
  6. 前記透明部材移動手段は、前記透明部材の前記搬送方向の下流側への移動速度が、前記清掃シートの搬送速度よりも大きくなるように、該透明部材を往復運動させること、
    を特徴とする請求項4又は請求項5のいずれかに記載の画像読取り装置。
  7. 前記読取り位置よりも下流に設けられ、該読取り位置を通過した前記清掃シートを前記透明部材に対して上昇させるガイド部材を、更に備え、
    前記透明部材移動手段は、前記清掃シートの先端が前記ガイド部材に到達した際に、前記透明部材の往復運動を開始すること、
    を特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれかに記載の画像読取り装置。
  8. 前記透明部材上に存在する異物を検出する異物検出手段と、
    前記清掃シートを前記原稿搬送手段まで搬送する清掃シート搬送手段と、
    を更に備え、
    前記異物検出手段が異物を検出した場合に、前記清掃シート搬送手段及び前記原稿搬送手段は、前記清掃シートを前記透明部材上に搬送すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像読取り装置。
  9. 前記清掃シートを前記原稿搬送手段まで搬送する清掃シート搬送手段と、
    ユーザからの指示を受付ける入力手段と、
    を更に備え、
    前記清掃シート搬送手段及び前記原稿搬送手段は、前記入力手段がユーザから清掃指示を受けた場合に、前記清掃シートを前記透明部材上に搬送すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像読取り装置。
  10. 前記清掃シートを待機させる清掃シート待機部を更に備え、
    前記清掃シート搬送手段は、前記透明部材を通過した前記清掃シートを前記清掃シート待機部へと戻すこと、
    を特徴とする請求項8又は請求項9のいずれかに記載の画像読取り装置。
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