JP2010093349A - 画像読取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】清掃部材の変形に起因する清掃機能の劣化を防止できることは勿論、清掃部材や読取りガラスの消耗度合を効果的に識別可能な画像読取り装置を得る。
【解決手段】自動原稿搬送装置にて原稿を読取りガラス40の直上で搬送しつつ読取り位置Aで原稿画像を光学的に読み取る画像読取り装置。読取りガラス40上の直上には、ブラシ状の清掃部材45が読取り位置Aに対向して回転可能に配置されている。清掃部材45は搬送方向Bの上流側から下流側へと正転し、ガラス40上の異物を清掃する。正転を継続することによるブラシの変形を矯正するために適宜逆転が行われる。正転回数と逆転回数との差に基づいて清掃部材45の消耗度合が識別される。また、正転回数と逆転回数との和に基づいてガラス40の消耗度合が識別される。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像読取り装置、特に、複写機やスキャナなどにおいて画像入力装置として用いられるシートスルー方式の画像読取り装置に関する。
従来より、原稿の画像を光学的に読み取る画像読取り装置としては、プラテンガラス上に載置した原稿の画像を読み取るプラテンセット方式と、原稿を1枚ずつ搬送し、搬送途中において原稿の画像を読み取るシートスルー方式が、それぞれ単独であるいは併用されていた。シートスルー方式は、小型化、低コスト、低騒音、画像読取りの高速化、ひいてはプリントの高生産性に利点を有し、モノクロ複写機やカラー複写機においては画像読取り装置の主流となっている。
シートスルー方式の場合、画像読取り位置は定位置、即ち、透明部材(長尺状の読取りガラス)上に固定され、読取りガラスを介して搬送される原稿の画像面に読取り光学系の焦点を合わせる構成のため、読取りガラス上に付着したごみや残留したごみなどの異物の影響を受けやすく、異物により遮光された部分は読取り画像において筋状の画像ノイズとなる。原稿が紙であると、炭酸カルシウムなどの紙に含まれる填料や繊維などの微小異物が読取りガラスに付着する不具合が避けられない。
かかる問題点を解決するため、従来、読み取った画像を処理する過程で、画像上のごみを検出してユーザに警告を発する、画像処理として筋状のノイズを消去する、又は、読取りガラスを移動させて連続してごみを読み取らないようにする、などの対策が講じられていた。しかし、これらの対策では読取りガラス上にごみが堆積してしまうことを解消することはできず、最終的にはサービスマンが読取りガラス面を清掃する必要が生じている。
また、特許文献1に示されているように、弾性部材を回転させて読取りガラス上を清掃するようにした画像読取り装置が提案されている。このように、弾性部材を回転させる方式は、清掃時間が短くて済み、画像の読取り生産性に有利である。しかし、この方式では、弾性部材が一方向にのみ回転駆動されるため、長期にわたる使用により弾性部材の先端が回転方向に変形し、清掃機能が劣化するという問題点を有していた。
弾性部材を適宜逆転させることで変形を矯正することが可能である。正転回数と逆転回数が同じであれば変形を最小限に抑えられる。しかし、回転回数の増加は読取り生産性を低下させ、また、読取りガラスのコーティング材の劣化を招く。また、ユーザによる画像読取りモード(カラーモード、モノクロモードなど)の使用頻度が異なるので、一律に弾性部材や読取りガラスの寿命を設定することは非現実的である。
特開2000−270152号公報
そこで、本発明の目的は、清掃部材の変形に起因する清掃機能の劣化を防止できることは勿論、清掃部材や読取りガラスの消耗度合を効果的に識別可能な画像読取り装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の第1の形態である画像読取り装置は、
原稿を1枚ずつ送り出し、読取り位置を通過させる原稿搬送手段と、
前記読取り位置を搬送される原稿の画像を光学的に読み取る読取り手段と、
前記読取り位置を搬送される原稿と前記読取り手段との間に配置された透明部材と、
前記透明部材の原稿通過面を摺擦して清掃する弾性変形可能な清掃部材と、
前記清掃部材を原稿搬送方向の上流側から下流側へと正転又は逆転させる駆動手段と、
前記清掃部材の正転回数と逆転回数とに基づいて清掃部材の消耗度合を識別する制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の第2の形態である画像読取り装置は、
原稿を1枚ずつ送り出し、読取り位置を通過させる原稿搬送手段と、
前記読取り位置を搬送される原稿の画像を光学的に読み取る読取り手段と、
前記読取り位置を搬送される原稿と前記読取り手段との間に配置された透明部材と、
前記透明部材の原稿通過面を摺擦して清掃する弾性変形可能な清掃部材と、
前記清掃部材を原稿搬送方向の上流側から下流側へと正転又は逆転させる駆動手段と、
前記清掃部材の正転回数と逆転回数とに基づいて前記透明部材の消耗度合を識別する制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の第3の形態である画像読取り装置は、
原稿を1枚ずつ送り出し、読取り位置を通過させる原稿搬送手段と、
前記読取り位置を搬送される原稿の画像を光学的に読み取る読取り手段と、
前記読取り位置を搬送される原稿と前記読取り手段との間に配置された透明部材と、
前記透明部材の原稿通過面を摺擦して清掃する弾性変形可能な清掃部材と、
前記清掃部材を原稿搬送方向の上流側から下流側へと正転又は逆転させる駆動手段と、
画像読取りモードごとの読取りジョブ回数に基づいて前記清掃部材又は前記透明部材の消耗度合を識別する制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記画像読取り装置においては、清掃部材を正転させることにより透明部材(読取りガラス)の読取り位置から異物を排除することができる。清掃部材は常時一方向に回転駆動され、長期の使用により回転方向に湾曲する変形を生じることになるが、清掃部材を適宜逆転させることにより変形が矯正される。清掃部材は予め規定された読取り枚数(例えば、3枚又は5枚)ごとに1回逆転される。
清掃部材の正転回数と逆転回数との差に基づいて清掃部材の消耗度合、即ち、変形の度合を識別することができ、このように識別された消耗度合が所定の値に達したときに清掃部材の寿命と判断する。
また、清掃部材の正転回数と逆転回数との和に基づいて透明部材の消耗度合を識別することができる。このように識別された消耗度合が所定の値に達したときに透明部材の寿命と判断する。
また、画像読取りモードごとの読取りジョブ回数に基づいて清掃部材又は透明部材の消耗度合を識別することができ、このように識別された消耗度合が所定の値に達したときに清掃部材又は透明部材の寿命と判断する。
以下、本発明に係る画像読取り装置の実施例について添付図面を参照して説明する。なお、各図面において、同一部品及び同一部分には同じ符号を付し、重複した説明は省略する。
(画像読取り装置、図1及び図2参照)
図1に示すように、本発明の一実施例である画像読取り装置10は、図示しないプラテンガラス上に載置された原稿の画像を読み取るプラテンセット方式と、自動原稿搬送装置20にて搬送される原稿を読み取るシートスルー方式とを備え、読取り光学系(スキャナ)50が設置されている。
読取り光学系50は、それ自体周知のものであって、ランプ53と、ミラー54,55,56と、図示しない結像レンズと、撮像部(CCDカラーラインセンサ)58とで構成されている。プラテンセット方式での原稿画像の読取りを行うため、ランプ53とミラー54は第1スライダ51に搭載され、ミラー55,56は第2スライダ52に搭載され、それぞれ副走査方向Yに移動可能である。シートスルー方式による原稿画像の読取りは、光学系50を図1に示す読取り位置Aに静止させた状態で行われる。
自動原稿搬送装置20は、原稿載置トレイ21と、ピックアップローラ22と、給紙ローラ23a及び捌きローラ23bと、レジストローラ24と、読取り部ローラ25,26と、排出部ローラ27,28と、原稿排出トレイ29とで構成されている。また、読取り位置Aには透明部材(以下、読取りガラス40と記す)が設置されている。
さらに、本実施例において、図2に示すように、読取りガラス40の直上を画像面が読取りガラス40とは接触しないように原稿をガイドするガイドシート41が、読取りガラス40の搬送方向Bの上流側に設置されている。読取りガラス40上に搬送されてきた原稿がこのガイドシート41上を滑ってガイドされることにより、該原稿は画像面が読取りガラス40の表面に対して非接触の状態で搬送される。
原稿が読取りガラス40に接触して搬送されると、原稿に付着している粘着性異物(粘着テープや糊などの粘着物、修整液塊やボールペンのインク塊、消しゴムの粉など)が読取りガラス40上に転写、付着される。原稿を読取りガラス40に非接触で搬送することにより、このような異物の転写、付着を未然に防止できる。勿論、本実施例では、粘着性異物が読取りガラス40に付着したとしても以下に説明する清掃部材45によって排除することが可能である。
なお、このような非接触搬送は、前記ガイドシート41を設ける以外に、読取り部ローラ25,26によって原稿を一定の曲率で湾曲させながら搬送することによって達成される。
また、本実施例では、両面に画像が形成されている原稿を表裏反転させて再度読取り位置Aを通過させて表裏の画像を連続的に読み取ることも可能である。このような原稿の両面読取り機構については周知であり、その説明は省略する。
(清掃部材、図2〜図5参照)
図2に示すように、読取りガラス40の読取り位置Aに対向してブラシ状の清掃部材45が回転可能に配置されている。また、清掃部材45に対して原稿搬送方向Bの下流側にはたき部材46が配置されている。清掃部材45は、軸部材45aの平坦な面に弾性変形可能な清掃ブラシ45bを搬送方向Bとは直交する方向にライン状に固定したもので、モータM1(図5参照)によって所定のタイミング、速度で正転又は逆転駆動される。また、軸部材45aの清掃ブラシ45bとは対向する外周面には、シェーディング補正のために、白基準判別部材(白色フィルム)45cを貼着してもよい。
清掃ブラシ45bは、例えば、長さ6mm、2D(デニール)程度の導電性(11.5LogΩ)のポリイミド樹脂を、幅5mm、長さ309mmに植毛したもので、読取りガラス40を摺擦する際の食い込み量は1.5mm、圧力は6Nに設定されている。
はたき部材46は、位置固定されており、清掃ブラシ45bが読取りガラス40上を摺擦した後に清掃ブラシ45bで捕獲した異物をはたき落す。
清掃部材45は、図3(A)に示すように、清掃ブラシ45bが上方を向いた状態をホームポジションとして待機しており、このホームポジションから原稿搬送方向の上流側から下流側へと矢印c方向に正転を開始する。その後、ブラシ45bの先端が読取りガラス40の表面を摺擦し(図3(B),(C)参照)、読取りガラス40上の異物を捕獲し、異物を読取り位置Aから排除する。その後、ブラシ45bははたき部材46に接触し、前記ホームポジションに戻る。
捕獲した異物ははたき部材46によってブラシ45bからはたき出され、読取りガラス40上を搬送される原稿に巻き込まれて装置10の外部へ排出される。これにて、読取りガラス40の表面(特に、読取り位置A)及びブラシ45bが常時清浄な状態に保たれ、ブラシ45bにて読取りガラス40上から回収した異物が読取りガラス40に再付着することはなく、読み取った画像に筋状のノイズが発生することを防止できる。なお、ブラシ45bからはたきだされた異物を図示しない吸引手段によって吸引除去してもよい。
そして、ブラシ45bは、導電性を有し、グランドに接続されている。それゆえ、読取りガラス40上の異物を静電的に吸着して効率よく回収することができる。
ここで、清掃ブラシ45bの先端部分の形状について図4を参照して説明する。図4(A)は第1例を示し、各ブラシ毛の先端部分は回転軌跡Fの接線Cまでの同じ長さに揃えられている。図4(B)は第2例を示し、各ブラシ毛の先端部分は回転軌跡Fに揃えられている。図4(C)は第3例を示し、各ブラシ毛の先端部分は接線Cと角度θをなす直線までの長さとされている。図4(D)は第4例を示し、ブラシ毛は二つの束45d,45eからなり、ブラシ束45dは接線Cまでの長さを有し、ブラシ束45eの先端部分は回転軌跡Fに沿って線状に斜めにカットされている。
図4(B),(C),(D)に示す例にあっては、ブラシ45bが回転して読取りガラス40上を摺擦したときに、各ブラシ毛の先端部分が回転軌跡Fから飛び出すことがなく、ブラシ45bの読取りガラス40への接地量、接地圧を一定に保つことができる。
ところで、前記清掃部材45による読取りガラス40の清掃、即ち、読取り位置Aにおける清掃部材45の正転は、ブラシ45bが読取り位置Aを搬送される原稿と干渉しない任意のタイミングで行われる。清掃部材45を常時一方向に正転駆動して読取りガラス40上を清掃していると、長期にわたる使用によりブラシ45bの先端が回転方向に湾曲する変形を生じ、清掃機能が劣化する。この変形を矯正するために、本実施例では、清掃部材45を任意のタイミングで逆転させる。この逆転にて、清掃ブラシ45bがはたき部材46や読取りガラス40に逆方向に摺擦して逆方向の変形力を受け、変形を矯正され、長期にわたって良好な清掃機能が維持される。
次に、清掃部材45の駆動手段について図5を参照して説明する。軸部材45aの一端部に固定したスプロケット31は清掃モータM1の出力用スプロケット32にタイミングベルト33を介して連結されている。清掃モータM1は正逆回転駆動可能なステッピングモータである。
また、スプロケット31には円弧状の突片35が取り付けられ、該突片35を検出するホームポジションセンサSE2が配置されている。センサSE2が突片35の端部35aを検出したとき、清掃ブラシ45bがホームポジションに位置していることが検出される。
(制御部、図6参照)
画像読取り装置10の制御部について図6を参照して説明する。制御部はCPU60を中心として構成され、CPU60はプログラムなどを格納したROM61、RAM62、メモリ63を内蔵している。CPU60に入力される情報は、デフォルト設定された読取りモード(カラーモード、各種の圧縮化設定モード)、枚数カウンタ64からの読取り枚数、正転カウンタ65からの清掃部材45の正転回数、逆転カウンタ66からの清掃部材45の逆転回数、読取り位置Aの上流側に配置した原稿センサSE1(図2参照)からの原稿先端及び後端の検出信号、清掃部材45のホームポジションセンサSE2からの検出信号などである。また、CPU60は各種ローラなどの原稿搬送系や清掃モータM1などを制御し、図示しない複写機のパネルへの警告指令を発する。この警告指令は以下に説明するように、清掃部材45や読取りガラス40が寿命に達したので交換する旨の指令である。
さらに、CPU60には、以下に説明する制御例2を処理するために、ジョブカウンタ67,68から画像読取りモードに応じた読取りジョブの回数が入力される。
(清掃部材の正逆回転制御、図7及び図8参照)
次に、清掃部材45の正逆回転制御について図7及び図8を参照して説明する。なお、ここでの制御及び以下に示す寿命識別制御は、図示しない複写機での動作も関連して説明する。また、「ジョブ」とはトレイ21に載置された任意の枚数の原稿に対するコピー動作や画像読取り動作を意味する。
基本的には、清掃部材45を、読取りジョブの開始時に1回正転させて読取りガラス40を清掃し、終了時に1回逆転させてブラシ45bの変形を矯正する。また、3枚の画像読取りごとに清掃部材45を1回逆転させてブラシ45bの変形を矯正する。なお、清掃部材45を間欠的に逆転させる読取り枚数は3以外であってもよく、任意である。
詳しくは、複写機でのコピーが開始されると、コピージョブシーケンスが開始され(ステップS1)、清掃モータM1が1回正転される(ステップS2)。次に、1枚目の原稿に対する読み取りが開始され(ステップS3)、1枚目の読取りが完了すると(ステップS4でYES)、枚数カウンタ64のカウント値Nに1が加算される(ステップS5)。次に、読取るべき次原稿がなければ(ステップS6でNO)、清掃モータM1を1回逆転させ(ステップS7)、読取りジョブの終了シーケンスを実行し(ステップS8)、コピージョブの終了シーケンスを実行する(ステップS9)。
一方、次原稿があれば(ステップS6でYES)、次原稿の読み取りが開始され(ステップS11)、読取りが完了すると(ステップS12でYES)、枚数カウンタ64のカウント値Nに1が加算される(ステップS13)。次に、読取るべき次原稿がなければ(ステップS14でNO)、清掃モータM1を1回逆転させ(ステップS15)、読取りジョブの終了シーケンスを実行し(ステップS16)、コピージョブの終了シーケンスを実行する(ステップS17)。
次原稿があれば(ステップS14でYES)、枚数カウンタ64のカウント値Nが3か否かを判別し、3までカウントしていなければ(ステップS18でNO)、前記ステップS11へ戻る。カウント値Nが3であれば(ステップS18でYES)、清掃モータM1を1回正転させ(ステップS19)、前記ステップS11へ戻る。
(寿命識別制御例1、図9〜図12参照)
ここで、清掃部材45及び読取りガラス40の寿命を識別するための制御例1について説明する。清掃部材45の寿命は、図9に示すように、ブラシ45bの変形量Mを消耗度合想定ラインX1に基づいて推定し、変形量Mが所定の値に達したとき寿命であると識別する。具体的には、清掃部材45の正転回数N1と逆転回数N2との差(N1−N2)に基づき、600dpiのカラーCCDでの高解像度カラー読取りモードがデフォルト設定されているユーザにあっては、消耗度合(N1−N2の値)が250,000に達すると、変形量Mが約2.2mmであると推定して清掃部材45が寿命に達したと識別する。また、モノクロ2値化画像処理などの読取りモードがデフォルト設定されているユーザにあっては、消耗度合(N1−N2の値)が350,000に達すると、変形量Mが約3.6mmであると推定して清掃部材45が寿命に達したと識別する。
図9に示す消耗度合想定ラインX1はデータとしてメモリ63に格納され、図10に示す制御で参照される。また、読取りモードとしては、600dpiでのカラー読取りモードと圧縮化設定モードに大別される。圧縮化設定モードは、モノクロ2値化画像処理モード、300dpiや200dpiなどの低解像度読取りモード、縮小読取りモードが設定可能である。圧縮化設定モードはいずれも高速読取りやpdfなどのデータ軽量化に有効である。
ところで、カラーモードでは読取りガラス40上に微小な異物が残存していても読取り画像にノイズが発生するため、清掃能力が比較的高いブラシ45bの変形量Mが小さい段階(約2.2mm)で寿命と識別する。また、以下に説明する圧縮化設定モードでは画像にノイズが発生しにくいため、清掃能力が若干低下するブラシ45bの変形量Mが大きくなった段階(約3.6mm)で寿命に達したと識別する。
制御手順は、図10に示すように、複写機でのコピーが開始されると、コピージョブシーケンスが開始され(ステップS21)、コピージョブの終了シーケンス(ステップS22)が実行された後、画像読取りモードのデフォルト設定を判断する(ステップS23,S24)。デフォルト設定がカラーモードであれば(ステップS23でYES)、清掃部材45の消耗度合(N1−N2の値)が250,000に達すると(ステップS25でYES)、清掃部材45が寿命であり、交換時期であることをパネルに表示すべき指令を発する(ステップS27)。
一方、画像読取りモードのデフォルト設定が圧縮化設定であれば(ステップS24でYES)、清掃部材45の消耗度合(N1−N2の値)が350,000に達すると(ステップS26でYES)、清掃部材45が寿命であり、交換時期であることをパネルに表示すべき指令を発する(ステップS27)。
また、読取りガラス40の寿命(コーティング材の劣化)は、図11に示すように、ガラス表面摩擦係数μを消耗度合想定ラインX2に基づいて推定し、摩擦係数μが所定の値に達したとき寿命であると識別する。具体的には、清掃部材45の正転回数N1と逆転回数N2との和(N1+N2)に基づき、600dpiのカラーCCDでのカラー読取りモードがデフォルト設定されているユーザにあっては、消耗度合(N1+N2の値)が700,000に達すると、摩擦係数μが約0.24であると推定して読取りガラス40が寿命に達したと識別する。また、モノクロ2値化画像処理などの読取りモードがデフォルト設定されているユーザにあっては、消耗度合(N1+N2の値)が1,100,000に達すると、摩擦係数μ約0.35であると推定して読取りガラス40が寿命に達したと識別する。
図11に示す消耗度合想定ラインX2はデータとしてメモリ63に格納され、図11に示す制御で参照される。読取りモードの種類は前述のとおりである。また、カラーモードでは読取りガラス40上に微小な異物が残存していても読取り画像にノイズが発生するため、コーティングが若干劣化した摩擦係数μが小さい段階(約0.24)で寿命と識別する。圧縮化設定モードでは画像にノイズが発生しにくいため、コーティングが比較的劣化して摩擦係数μが大きくなった段階(約0.35)で寿命に達したと識別する。
制御手順は、図12に示すように、複写機でのコピーが開始されると、コピージョブシーケンスが開始され(ステップS31)、コピージョブの終了シーケンス(ステップS32)が実行された後、画像読取りモードのデフォルト設定を判断する(ステップS33,S34)。デフォルト設定がカラーモードであれば(ステップS33でYES)、読取りガラス40の消耗度合(N1+N2の値)が700,000に達すると(ステップS35でYES)、読取りガラス40が寿命であり、交換時期であることをパネルに表示すべき指令を発する(ステップS37)。
一方、画像読取りモードのデフォルト設定が圧縮化設定であれば(ステップS34でYES)、読取りガラス40の消耗度合(N1+N2の値)が1,100,000に達すると(ステップS36でYES)、読取りガラス40が寿命であり、交換時期であることをパネルに表示すべき指令を発する(ステップS37)。
(寿命識別制御例2、図13及び図14参照)
次に、清掃部材45及び読取りガラス40の寿命を識別するための制御例2について説明する。この制御例2は画像読取りモードに応じて清掃部材45を正転及び逆転させる動作回数が異なる制御を行うことに基づいている。即ち、600dpiでの高解像度カラーモードでは、異物による画像ノイズが目立ちやすいので、1枚の原稿画像を読み取る直前には清掃部材45を1回正転させて読取りガラス40を清掃する。圧縮化設定モードでは、異物による画像ノイズはそれほど目立たないので、5枚の原稿画像を読み取るごとに清掃部材45を1回正転させて読取りガラス40を清掃する。そして、1回の読取りジョブが終了するごとに清掃部材45を1回逆転させてブラシ45bの変形を矯正する。つまり、カラーモードと圧縮化設定モードでの清掃部材45の回転回数比は5倍となる。
一方、平均的なユーザを想定すると、1回の画像読取りジョブで約10枚の原稿を用いることが統計的に分かっている。従って、圧縮化設定モードでの1回の読取りジョブでは、平均的に清掃部材45は2回の正転と1回の逆転が行われる。また、カラーモードでの1回の読取りジョブでは、平均的に清掃部材45は10回の正転と1回の逆転が行われる。よって、圧縮化設定モードでの読取りジョブではカラーモードでの読取りジョブに対して1/5の回転数比になる。
以上の清掃モードが実行される場合、清掃部材45の寿命は、図13に示すように、ブラシ45bの変形量Mを消耗度合想定ラインX3に基づいて推定し、変形量Mが所定の値に達したとき寿命であると識別する。具体的には、カラーモードでの読取りジョブ回数N3と圧縮化設定モードでの読取りジョブ回数N4(1/5)との和(N3+(N4/5))に基づき、600dpiのカラーCCDでのカラー読取りモードがデフォルト設定されているユーザにあっては、消耗度合(N3+(N4/5)の値)が25,000に達すると、変形量Mが約2.2mmであると推定して清掃部材45が寿命に達したと識別する。また、モノクロ2値化画像処理などの読取りモードがデフォルト設定されているユーザにあっては、消耗度合(N3+(N4/5)の値)が35,000に達すると、変形量Mが約3.6mmであると推定して清掃部材45が寿命に達したと識別する。
図13に示す消耗度合想定ラインX3はデータとしてメモリ63に格納され、図14に示す制御で参照される。読取りモードの種類は前述のとおりである。
制御手順は、図14に示すように、複写機でのコピーが開始されると、コピージョブシーケンスが開始され(ステップS41)、コピージョブの終了シーケンス(ステップS42)が実行された後、画像読取りモードのデフォルト設定を判断する(ステップS43,S44)。デフォルト設定がカラーモードであれば(ステップS43でYES)、清掃部材45の消耗度合(N3+N4/5)の値)が25,000に達すると(ステップS45でYES)、清掃部材45が寿命であり、交換時期であることをパネルに表示すべき指令を発する(ステップS47)。
一方、画像読取りモードのデフォルト設定が圧縮化設定であれば(ステップS44でYES)、清掃部材45の消耗度合(N3+(N4/5)の値)が35,000に達すると(ステップS46でYES)、清掃部材45が寿命であり、交換時期であることをパネルに表示すべき指令を発する(ステップS47)。
また、この制御例2を用いて読取りガラス40の消耗度合(寿命)を識別することもできる。具体的には図示しないが、読取りガラス40の消耗度合を、カラーモードがデフォルト設定されている場合は、(N3+(N4/5))の値が70,000に達すると寿命であると識別し、圧縮化設定モードがデフォルト設定されている場合は、(N3+(N4/5)の値が110,000に達すると寿命であると識別する。
(他の実施例)
なお、本発明に係る画像読取り装置は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、前記実施例では、原稿を読取りガラスに対して非接触で搬送するようにしているが、必ずしも非接触で搬送する必要はない。また、清掃部材に対するはたき部材は、その構成、動作において任意であり、省略してもよい。
本発明に係る画像読取り装置の一実施例を示す概略構成図である。 画像読取り位置の近辺を示す断面図である。 清掃部材による読取りガラスの清掃動作を示す説明図である。 清掃部材の種々のブラシ形状を示す説明図である。 清掃部材の駆動手段を示す斜視図である。 画像読取り装置の制御部を示すブロック図である。 清掃部材の正逆回転制御手順を示すフローチャート図である。 清掃部材の正逆回転制御手順を示すフローチャート図である。 清掃部材の消耗度合想定特性を示すグラフである。 寿命識別制御例1において清掃部材の寿命を識別する手順を示すフローチャート図である。 読取りガラスの消耗度合想定特性を示すグラフである。 寿命識別制御例1において読取りガラスの寿命を識別する手順を示すフローチャート図である。 清掃部材のいま一つの消耗度合想定特性を示すグラフである。 寿命識別制御例2において清掃部材の寿命を識別する手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
10…画像読取り装置
20…自動原稿搬送装置
40…読取りガラス
45…清掃部材
45b…清掃ブラシ
50…読取り光学系
60…CPU
63…メモリ
M1…清掃モータ
A…読取り位置
B…原稿搬送方向

Claims (11)

  1. 原稿を1枚ずつ送り出し、読取り位置を通過させる原稿搬送手段と、
    前記読取り位置を搬送される原稿の画像を光学的に読み取る読取り手段と、
    前記読取り位置を搬送される原稿と前記読取り手段との間に配置された透明部材と、
    前記透明部材の原稿通過面を摺擦して清掃する弾性変形可能な清掃部材と、
    前記清掃部材を原稿搬送方向の上流側から下流側へと正転又は逆転させる駆動手段と、
    前記清掃部材の正転回数と逆転回数とに基づいて清掃部材の消耗度合を識別する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取り装置。
  2. 前記清掃部材の消耗度合は、(正転回数−逆転回数)の数値に基づくこと、を特徴とする請求項1に記載の画像読取り装置。
  3. 前記制御手段は、正転回数と逆転回数の数値に基づく前記清掃部材の消耗度合を識別するための消耗度合想定データを有していること、を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取り装置。
  4. 前記制御手段は、前記消耗度合想定データに基づく前記清掃部材の消耗度合の識別基準を、使用頻度の多い画像読取りモードに応じて変更すること、を特徴とする請求項3に記載の画像読取り装置。
  5. 原稿を1枚ずつ送り出し、読取り位置を通過させる原稿搬送手段と、
    前記読取り位置を搬送される原稿の画像を光学的に読み取る読取り手段と、
    前記読取り位置を搬送される原稿と前記読取り手段との間に配置された透明部材と、
    前記透明部材の原稿通過面を摺擦して清掃する弾性変形可能な清掃部材と、
    前記清掃部材を原稿搬送方向の上流側から下流側へと正転又は逆転させる駆動手段と、
    前記清掃部材の正転回数と逆転回数とに基づいて前記透明部材の消耗度合を識別する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取り装置。
  6. 前記透明部材の消耗度合は、(正転回数+逆転回数)の数値に基づくこと、を特徴とする請求項5に記載の画像読取り装置。
  7. 前記制御手段は、正転回数と逆転回数の数値に基づく前記透明部材の消耗度合を識別するための消耗度合想定データを有していること、を特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像読取り装置。
  8. 前記制御手段は、前記消耗度合想定データに基づく前記透明部材の消耗度合の識別基準を、使用頻度の多い画像読取りモードに応じて変更すること、を特徴とする請求項7に記載の画像読取り装置。
  9. 原稿を1枚ずつ送り出し、読取り位置を通過させる原稿搬送手段と、
    前記読取り位置を搬送される原稿の画像を光学的に読み取る読取り手段と、
    前記読取り位置を搬送される原稿と前記読取り手段との間に配置された透明部材と、
    前記透明部材の原稿通過面を摺擦して清掃する弾性変形可能な清掃部材と、
    前記清掃部材を原稿搬送方向の上流側から下流側へと正転又は逆転させる駆動手段と、
    画像読取りモードごとの読取りジョブ回数に基づいて前記清掃部材又は前記透明部材の消耗度合を識別する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取り装置。
  10. 前記清掃部材はブラシであり、該ブラシの少なくとも前記透明部材と接触する部分は透明部材より剛性が弱く接触によって弾性変形すること、を特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の画像読取り装置。
  11. 前記制御手段は、前記清掃部材又は前記透明部材の消耗度合が所定の値に達したときに警告指令を発すること、を特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の画像読取り装置。
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