JP2010009200A - 処理フロー制御プログラム、処理フロー制御装置及びデータ処理システム - Google Patents

処理フロー制御プログラム、処理フロー制御装置及びデータ処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】並列処理される複数の処理フロー情報間で、各処理フロー情報に含まれる第1の処理工程より後であって第2の処理工程までに含まれる処理工程を所望の順序で処理することができる処理フロー制御プログラム、処理フロー制御装置及びデータ処理システムを提供する。
【解決手段】ワークフローシステム1は、文書データに対してワークフローの実行を指示する端末装置2と、ワークフローに定められたプロセスを所定の順序で実行するように制御するジョブ制御装置3と、プロセスの一種である印刷処理を行う印刷装置4等からなる。ジョブ制御装置3の制御部30は、ワークフローに含まれるプロセスのうちレビュープロセスをワークフロー管理テーブル312Aに設定する設定手段300、及び複数の文書データの入力順序に従って複数の排他的プロセスが実行されるように、ワークフローの実行を制御するジョブ制御手段302等として機能する。
【選択図】図1

Description

本発明は、処理フロー制御プログラム、処理フロー制御装置及びデータ処理システムに関する。
従来、一連のデータ処理作業を、個々の作業が所定の順序で実行されるように管理しながら進行させるデータ処理作業の進行管理システムが知られている。(例えば、特許文献1参照。)。
この進行管理システムは、処理対象のデータに対して行うべき作業の順序を示すワークフロー情報を設定する設定装置と、ワークフロー情報に基づいて、個々の作業の進行管理を行う管理サーバ装置と、サーバ装置からワークフロー情報の提示を受け、所定のデータ処理作業を実行する機能を有する複数のクライアント装置とを備える。この進行管理システムでは、複数のワークフロー情報に対して処理対象データがそれぞれ入力されると、各クライアント装置によってデータ処理作業が実行され、その処理状態が管理サーバ装置により管理されるが、処理対象データの入力順とは異なる順で各データ処理作業は実行される。
また、印刷の特性情報を含む印刷情報に基づいて、複数の処理工程からなる処理手順(ワークフロー)を作成する印刷制御装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
この印刷制御装置は、印刷情報を読み込む印刷情報読み込み手段と、印刷情報読み込み手段によって読み込んだ印刷情報に含まれる特性情報に基づいて、印刷用の特定処理の情報を複数選択する情報選択手段と、複数の印刷用の処理の間における処理順を記憶した処理順記憶手段と、処理順記憶手段に記憶されている処理順と、情報選択手段によって選択された複数の特定処理の情報とに基づいて、該複数の特定処理の処理順を生成する処理手順生成手段とを備える。この印刷制御装置は、複数の印刷情報に応じて複数の異なる処理手順を生成する。
特開平11−306253号公報 特開2005−316904号公報
本発明の目的は、並列処理される複数の処理フロー情報間で、各処理フロー情報に含まれる第1の処理工程より後であって第2の処理工程までに含まれる処理工程を所望の順序で処理することができる処理フロー制御プログラム、処理フロー制御装置及びデータ処理システムを提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の処理フロー制御プログラム、処理フロー制御装置及びデータ処理システムを提供する。
[1]複数の処理フロー情報を並行処理し得る処理手段から前記処理フロー情報に含まれる複数の処理工程の処理状態を取得する取得ステップと、前記複数の処理フロー情報から所定の順序で監視対象を選択し、前記取得ステップにより取得された前記処理状態が当該監視対象の処理フロー情報に含まれる第1の処理工程において停止状態であるとき、前記処理手段に処理開始を指示するとともに、前記第1の処理工程より工程順が後の第2の処理工程において前記取得ステップにより取得された前記処理状態が所定の処理状態となったとき、前記所定の順序で次の処理フロー情報に前記監視対象を変更する制御を行う制御ステップとをコンピュータに実行させるための処理フロー制御プログラム。
[2]前記制御ステップによる前記監視対象の処理フロー情報は、前記第1の処理工程と前記第2の処理工程との間に他の処理工程を含む前記[1]に記載の処理フロー制御プログラム。
[3]前記制御ステップは、前記第1の処理工程に種別情報が付与されているとき、前記種別情報と同一性を有する種別情報が付与されている処理工程を含む処理フロー情報に前記監視対象を変更する前記[1]に記載の処理フロー制御プログラム。
[4]前記制御ステップは、前記処理手段に処理開始を指示してから所定の時間が経過したとき、前記監視対象を変更する前記[1]に記載の処理フロー制御プログラム。
[5]前記制御ステップは、前記第2の処理工程においてエラーが発生したとき、前記監視対象を変更し、その変更した前記監視対象の処理フロー情報を継続若しくは中断し、又は指定された指示内容に基づいて実行する前記[1]に記載の処理フロー制御プログラム。
[6]複数の処理フロー情報を並行処理し得る処理手段から前記処理フロー情報に含まれる複数の処理工程の処理状態を取得する取得手段と、前記複数の処理フロー情報から所定の順序で監視対象を選択し、前記取得手段により取得された前記処理状態が当該監視対象の処理フロー情報に含まれる第1の処理工程において停止状態であるとき、前記処理手段に処理開始を指示するとともに、前記第1の処理工程より工程順が後の第2の処理工程において前記取得手段により取得された前記処理状態が所定の処理状態となったとき、前記所定の順序で次の処理フロー情報に前記監視対象を変更する制御を行う制御手段とを備えた処理フロー制御装置。
[7]複数の処理フロー情報を並行処理し得る処理手段と、前記処理手段から前記処理フロー情報に含まれる複数の処理工程の処理状態を取得する取得手段と、前記複数の処理フロー情報から所定の順序で監視対象を選択し、前記取得手段により取得された前記処理状態が当該監視対象の処理フロー情報に含まれる第1の処理工程において停止状態であるとき、前記処理手段に処理開始を指示するとともに、前記第1の処理工程より工程順が後の第2の処理工程において前記取得手段により取得された前記処理状態が所定の処理状態となったとき、前記所定の順序で次の処理フロー情報に前記監視対象を変更する制御を行う制御手段とを備えたデータ処理システム。
[8]第1の処理フロー情報に含まれる第1の処理工程を、前記第1の処理フロー情報に先行して処理される第2の処理フロー情報に含まれる第2の処理工程が完了するまで停止状態とする制御ステップとをコンピュータに実行させるための処理フロー制御プログラム。
請求項1、6、7、8に係る発明によれば、並列処理される複数の処理フロー情報間で、各処理フロー情報に含まれる第1の処理工程より後であって第2の処理工程までに含まれる処理工程を所望の順序で処理することができる。
請求項2に係る発明によれば、並列処理される複数の処理フロー情報間で、各処理フロー情報に含まれる第1の処理工程より後であって第2の処理工程までに含まれる連続する複数の処理工程を所望の順序で処理することができる。
請求項3に係る発明によれば、監視対象の処理フロー情報を、種別情報が同一性を有する処理工程に限定することができる。
請求項4に係る発明によれば、監視対象の処理フロー情報において所定の時間が経過しても所定の処理状態にならない場合でも、監視対象の処理フローを変更して、デッドロックを回避することができる。
請求項5に係る発明によれば、監視対象の処理フロー情報でエラーが発生した際に、その後の処理フロー情報による処理を制御することができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るワークフローシステムの概略構成の一例を示すブロック図である。このワークフローシステム(データ処理システム)1は、文書データに対してワークフローを指定したジョブの実行を指示する端末装置2と、ジョブの実行指示を受けて、文書データに対してワークフローに定められたプロセス(処理工程)を所定の順序で実行するように制御するジョブ制御装置(処理フロー制御装置)3と、プロセスの一種である印刷処理を行う処理行手段としての印刷装置4と、これら端末装置2、ジョブ制御装置3、印刷装置4を相互に接続するネットワーク10とから構成されている。
「ワークフロー」とは、入力される文書データを処理する流れを意味し、複数のプロセスを所定の順序で実行するように定められている。なお、処理フローは、ワークフローに限られない。文書データには、文書、写真、図表、イラスト等のデータが含まれる。
各プロセスは、前段のプロセスからデータが入力され、その入力されたデータに対してプロセスの種類に応じた固有の処理を施し、その処理結果である出力データを後段のプロセスに出力する。ワークフローにおける先頭のプロセスには、処理対象の文書データが入力される。
また、「ジョブ」とは、処理対象の文書データをワークフローに入力することにより、その文書データに対してワークフローに定められた複数のプロセスを所定の順序で実行する処理フロー情報をいう。ジョブ制御装置3は、処理対象の複数の文書データがワークフローにそれぞれ入力された複数のジョブを処理フロー情報として管理し、それら複数のジョブの実行を自動化又は半自動化する。
ネットワーク10は、有線通信(電気ケーブル、光ケーブル等)、及び無線通信(電波、赤外線等)等によりデータの送受信を行うLAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネット等の通信網である。なお、図1では、端末装置2及び印刷装置4はそれぞれ1台であるが、2台以上であってもよい。
(端末装置)
端末装置2は、この端末装置2の各部を制御する、例えば、CPU等により実現される制御部と、ジョブ実行指示プログラム等のプログラムやデータ等を記憶する、例えば、ROM,RAM,ハードディスク等により実現される記憶部と、ネットワーク10に接続された、例えば、ネットワークインタフェースカード等により実現される通信部と、データ入力の操作を受け付ける、例えば、キーボード、マウス等により実現される入力部と、各種の画面等を表示する、例えば、液晶ディスプレイ等により実現される表示部とから構成されている。
このような端末装置2は、例えば、コンピュータ、携帯情報端末(PDA)、携帯電話等により構成することができる。
端末装置2の制御部は、ジョブ実行指示プログラムに従って動作することにより、プロセスを定義するプロセス定義情報と、ワークフローを定義するワークフロー定義情報とをジョブ制御装置3に送信するとともに、文書データに対するワークフローの指定を受け付けて、ジョブ指定情報をジョブ制御装置3に送信する。
(印刷装置)
印刷装置4は、印刷装置4の各部を制御する、例えば、CPU等により実現される制御部と、制御プログラムのプログラムやデータ等を記憶する、例えば、ROM,RAM,ハードディスク等により実現される記憶部と、印刷データに基づき紙等の印刷媒体に可視像を形成した印刷物を出力する印刷部と、ネットワーク10に接続された、例えば、ネットワークインタフェースカードにより実現される通信部とから構成されている。
印刷部は、例えば、電子写真方式、インクジェット方式、感熱転写方式等の各種の画像形成方式を用いることができる。
(ジョブ制御装置)
ジョブ制御装置3は、ジョブ制御装置3の各部を制御する、例えば、CPU等により実現される制御部30と、各種のプログラムやデータを記憶する、例えば、ROM,RAM,ハードディスク等により実現される記憶部31と、ネットワーク10に接続されてデータの送受信を行う、例えば、ネットワークインタフェースカード等により実現される通信部32と、プリフライトプロセスを実行するプリフライト処理部33と、面付けプロセスを実行する面付け処理部34とから構成されている。
ここで、「プリフライトプロセス」とは、文書データの妥当性を事前に検証するプロセスをいう。また、「面付けプロセス」とは、印刷された印刷用紙に対して紙折り、綴じ等の処理が行われたときにその処理後の印刷用紙がページ順に並ぶように、印刷用紙の分割領域に印刷するページを割り付けるプロセスをいう。なお、プリフライト処理部33及び面付け処理部34は、処理手段を構成する。
このようなジョブ制御装置3は、例えば、コンピュータ、サーバ、ワークステーション(WS)等により構成することができる。
記憶部31には、本発明の処理フロー制御プログラムを適用したジョブ制御プログラム310、プロセス管理テーブル311、ワークフロー管理テーブル312A及びジョブ管理テーブル313等が記憶されている。
制御部30は、ジョブ制御プログラム310に従って動作することにより、ワークフローを構成する複数のプロセス及びそれらのプロセスの処理順序をワークフロー管理テーブル312Aに設定する設定手段300、複数の文書データがそれぞれ入力されるワークフローをジョブとしてジョブ管理テーブル313に登録するジョブ登録手段301、及びジョブ管理テーブル313に登録された複数のジョブの実行を制御するジョブ制御手段302等として機能する。
設定手段300は、ワークフローを構成する複数のプロセスにおいてユーザにより指示された位置に、後続のプロセスが排他的プロセス(第2の処理工程)であることを示すレビュープロセス(第1の処理工程)を追加する。レビュープロセスは、ジョブ制御手段302により一時停止状態とされるプロセスであり、実体的な処理を含んでいてもよいし、含まなくてもよい。
ここで、「排他的プロセス」とは、ワークフローを構成する複数のプロセスのうち、他のワークフローに含まれるプロセスとの間で並行して実行されないプロセスである。また、複数のワークフローに含まれる複数の排他的プロセスは、複数のデータが各ワークフローにそれぞれ入力された入力順序に従って実行される。
図2(a)は、プロセス管理テーブルの一例を示す図である。このプロセス管理テーブル311には、プロセスIDをキーにして、端末装置2から送信されたプロセス定義情報に基づくプロセス名及びプロセス固有パラメータ等が記録されている。
プロセス固有パラメータは、各プロセスを実行する際に指定が必要なパラメータである。プロセス固有パラメータは、例えば、プリフライトプロセスではフォントやカラーモード等の検証条件であり、面付けプロセスでは面付け数や綴じ位置等の面付け条件、印刷プロセスでは画質や用紙サイズ等の印刷条件、保存プロセスでは保存先フォルダ等である。
図2(b)は、ワークフロー管理テーブルの一例を示す図である。このワークフロー管理テーブル312Aには、ワークフローIDをキーにして、端末装置2から送信されたワークフロー定義情報に基づくワークフロー名及びプロセス情報リスト等が記録されている。
プロセス情報リストは、プリフライトプロセス、面付けプロセス、印刷プロセス及び保存プロセス等のプロセスが、プロセス管理テーブル311に記録されているプロセス名を用いて、ユーザにより指示された処理順序に従って配列されている。
図2(c)は、レビュープロセスを追加したワークフローが記録されたワークフロー管理テーブルの一例を示す図である。このワークフロー管理テーブル312Aには、図2(b)に記録されたワークフローID「WF1」、「「WF2」に対応するプロセス情報リストに対して、設定手段300により印刷プロセスの1つ前にレビュープロセスがそれぞれ追加されている。従って、それら追加されたレビュープロセスに後続する印刷プロセスが、ワークフロー「WF1」、「「WF2」における排他的プロセスである。
なお、排他的プロセスは、印刷プロセスに限られず、他のプロセスに設定されてもよい。また、レビュープロセスは、後続のプロセスが排他的プロセスであることを示す他に、例えば、ユーザに承認や確認を促すために、処理中の一時データを表示するような処理を伴っていてもよい。また、ワークフローの登録後でも、ワークフロー名及びプロセス情報リストは編集可能であってもよい。
図3(a)は、ジョブ指定情報の一例を示す図である。このジョブ指定情報11は、端末装置2から送信される情報であり、ジョブを識別するジョブ名と、ワークフロー管理テーブルに記録されているワークフローをワークフローIDにより特定する処理ワークフローIDと、処理対象のデータである入力データとからなる。図3(a)の例では、5つの文書データに対して、各文書データを入力するワークフローがそれぞれ指定されたものである。なお、ジョブ名は、ジョブ制御装置3により付加されてもよい。
図3(b)は、ジョブ管理テーブルの一例を示す図である。このジョブ管理テーブル313は、ジョブID100をキーにして、上記のジョブ指定情報11に基づくジョブ名、処理ワークフローID110及び入力データと、ジョブの処理状況に応じて随時更新されるジョブ処理情報12を示すジョブステータス、処理プロセスID及び処理中一時データ等が記録されている。
(第1の実施の形態の動作)
次に、本発明の第1の実施の形態に係るワークフローシステム1の動作の一例を図2〜図6を参照して説明する。
(1)排他的プロセスの設定
まず、端末装置2は、ユーザからの操作に応じて、ワークフローを登録する登録画面を表示する。ユーザは、その登録画面を介してワークフロー名及びワークフローを構成する複数のプロセスの処理順序を端末装置2に指示する。
次に、端末装置2は、その指示された内容に基づいて、ワークフロー名と、複数のプロセスを指示された処理順序で配列したプロセス情報リストとからなるワークフロー定義情報を作成し、ジョブ制御装置3にネットワーク10を介してそのワークフロー定義情報を送信する。
そして、ジョブ制御装置3の設定手段300は、そのワークフロー定義情報を通信部32を介して受け付けると、新たなワークフローIDを発行する。設定手段300は、ワークフロー管理テーブル312Aにその発行したワークフローIDを付加した新たなレコードを追加するとともに、その新たなレコードに、受け付けたワークフロー定義情報に含まれるワークフロー名及びプロセス情報リストを登録する。
次に、ユーザは、ワークフロー管理テーブル312Aに登録したプロセス情報リストに含まれる複数のプロセスのうち、排他的プロセスとして実行したいプロセス、ここでは印刷プロセスの1つ前にレビュープロセスを配置するように指示すると、端末装置2は、その指示情報をジョブ制御装置3に送信する。
そして、ジョブ制御装置3の設定手段300は、その指示情報を受け付けると、ワークフロー管理テーブル312Aのプロセス情報リストにおいて、指示された印刷プロセスの1つ前にレビュープロセスを追加する。
上記のようにして、設定手段300は、図2(c)に例示するように、レビュープロセスを印刷プロセスの前に追加した複数のワークフローをワークフロー管理テーブル312Aに登録する。なお、ワークフロー定義情報は、レビュープロセスが含まれた状態で作成されていてもよい。
(2)ジョブの登録
ユーザが、例えば、端末装置2の記憶部に記憶されている複数の文書データを入力するワークフローをワークフローIDにより指定するとともに、それらのジョブ名を入力すると、端末装置2は、その指定を受け付けて、ジョブ指定情報を作成し、そのジョブ指定情報をジョブ制御装置3に送信する。なお、複数の文書データを1つのワークフローに入力するように指定してもよいし、異なるワークフローにそれぞれ入力するように指定してもよい。
次に、ジョブ制御装置3のジョブ登録手段301は、そのジョブ指定情報を受け付けると、文書データをワークフローに入力した入力順序となるように新たなジョブID100を発行し、そのジョブIDとともにジョブ指定情報に基づくジョブ名、処理ワークフローID110及び入力データをジョブ管理テーブル313に新たなレコードとして登録する。
例えば、ユーザAが、1冊の本を構成する4つの文書データ、「表紙.pdf」、「第1章.pdf」〜「第3章.pdf」を順に登録し、その「第1章.pdf」と「第2章.pdf」との間に、別のユーザBが「参考文献.pdf」を登録した場合、ジョブ管理テーブル313には、図3(b)に例示するように、文書データの入力順序で新たなジョブID「JOB1」〜「JOB5」が付加された5つのレコードが新たに登録される。すなわち、「第1章.pdf」と「第2章.pdf」との間には、「参考文献.pdf」に対応するレコードが登録される。なお、ユーザAは、文書データ「表紙.pdf」、「第2章.pdf」をワークフロー「WF2」に、文書データ「第1章.pdf」、「第3章.pdf」をワークフロー「WF1」にそれぞれ入力するように指定し、ユーザBは、文書データ「参考文献.pdf」をワークフロー「WF3」に入力するように指定したものである。
(3)ジョブの実行制御
次に、ジョブ制御装置3においてジョブの実行を制御する動作の一例を図4のフローチャートに従って説明する。
ジョブ制御装置3のジョブ制御手段302は、ジョブ管理テーブル313にジョブ「JOB1」〜「JOB5」が登録されると、登録されたジョブ「JOB1」〜「JOB5」において指定されたワークフローのプロセス情報リストにレビュープロセスが含まれているか否かを判定する(S1)。
次に、ジョブ制御手段302は、いずれかのジョブのプロセス情報リストにレビュープロセスが含まれていると判定した場合には(S1:Yes)、そのレビュープロセスが含まれているジョブからなる制御対象ジョブリストを作成する(S2)。例えば、図3(b)のジョブ管理テーブル313から作成される制御対象ジョブリストは、「JOB1」、「JOB2」、「JOB4」、「JOB5」の4つのジョブからなる。
次に、ジョブ制御手段302は、その制御対象ジョブリストに含まれているジョブの中で入力順序が最も早いジョブ、すなわち、ジョブ「JOB1」を監視対象のジョブとする(S3)。
そして、ジョブ制御手段302は、作成された制御対象ジョブリストに含まれるジョブがジョブ管理テーブル313に登録された登録順序、すなわち、文書データがワークフローに入力された入力順序に従って、レビュープロセスに後続する排他的プロセスが実行されるように、各ジョブの実行制御を行うる(S10)。
一方、ジョブ制御手段302は、いずれのプロセス情報リストにもレビュープロセスが含まれていないと判定した場合には(S1:No)、排他的プロセスの実行制御を行うことなく、各ジョブの実行制御を行う(S11)。
図5は、上記ステップS10における実行制御の詳細な動作の一例を示すフローチャートである。ジョブ制御手段302は、図5に示すフローチャートを各ジョブにそれぞれ適用することにより並列処理を行う。また、図6は、ジョブ制御手段302による実行制御が行われた結果、複数のジョブの各プロセスが実行される実行状態の一例を示すタイミングチャートである。
まず、ジョブ制御手段302は、各ジョブのプロセス情報リストから先頭のプロセス情報を取得し(S101)、そのプロセス情報がレビュープロセスを示すか否かを判定する(S102)。ジョブ制御手段302は、その結果レビュープロセスでないと判定した場合には(S102:No)、そのプロセスに対して文書データを入力し、処理開始を順次指示する(S110)
例えば、ジョブ「JOB1」においては、ジョブ制御手段302は、先頭のプロセスはプリフライトプロセスであるため、レビュープロセスではないと判定し(S102:No)、プリフライト処理部33に文書データ「表紙.pdf」を入力して処理開始を指示し(S110)、その指示を受けたプリフライト処理部33は、「表紙.pdf」に対してプリフライトプロセスを実行する。
そして、ジョブ制御手段302は、ジョブ管理テーブル313のジョブステータスを「処理中」に、処理プロセスIDを「P1」にそれぞれ更新する。その後、ジョブ制御手段302は、プリフライト処理部33から処理の完了通知を受け取ると(S111)、そのプリフライプロセスが、プロセス情報リストにおいて最後のプロセスであるか否かを判定する(S130)。ここでは、ジョブ制御手段302は、最後のプロセスではないと判定し(S130:No)、次のプロセス情報として面付けプロセスを取得し(S101)、その面付けプロセスを実行する面付け処理部34に対して処理開始を指示し(S110)、処理プロセスIDを「P2」に更新する。
上記のジョブ「JOB1」におけるプロセスを実行するのと並列的に、ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB2」〜「JOB5」に対しても、図5のフローチャートを適用する。すなわち、ジョブ「JOB2」、「JOB5」においては、先頭のプロセスはレビュープロセスであるため(S102:Yes)、ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB2」、「JOB5」の処理状態を一時停止状態とし(S120)、ジョブ「JOB2」、「JOB5」が監視対象のジョブであるか否かを判定する(S121)。ここでの監視対象のジョブは、ジョブ「JOB1」であるため(S121:No)、レビュープロセスに後続するプロセスは、他のジョブの処理待ちとし(S140)、ジョブ「JOB2」、「JOB5」のジョブステータスを「処理待ち」に更新する。
また、ジョブ「JOB3」の先頭のプロセスは印刷プロセスであるため(S102:No)、ジョブ制御手段302は、印刷装置4に文書データを送信するとともに処理開始を指示し(S110)、印刷装置4は、その文書データに基づいて印刷処理を実行する。ジョブ制御手段302は、印刷装置4から印刷処理の完了通知を受け取ると(S111)、プロセス情報を順次取得して(S101)、プリフライトプロセス、面付けプロセスの順に処理開始を指示する(S110)。
その後、ジョブ「JOB1」における面付けプロセスが完了すると、ジョブ制御手段302は、面付けプロセスに後続するプロセス情報を取得し(S101)、そのプロセス情報はレビュープロセスであるため(S102:Yes)、「JOB1」の処理状態を一時停止状態とする(S120)。そして、ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB1」が監視対象であるか否かを判定するが(S121)、ここでは監視対象のジョブと判定し(S121:Yes)、排他的プロセスであってレビュープロセスに後続する印刷プロセスを実行するため、印刷装置4にジョブ「JOB1」における印刷プロセスの処理開始を指示する(S122)。
次に、ジョブ制御手段302は、その指示した印刷プロセスの完了通知を印刷装置4から受け取ると(S123)、制御対象ジョブリストからジョブ「JOB1」を削除する(S124)。
次に、ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB1」を削除した制御対象ジョブリストの中で入力順序が最も早いジョブを検索し、その結果抽出したジョブ「JOB2」を監視対象のジョブに変更する(S125)。
このとき、ジョブ管理テーブル313においてジョブ「JOB2」のジョブステータスは「処理待ち」と記録されており、ジョブ「JOB2」に適用した図5のフローチャートでは、上記ステップS140にて処理待ちとなっている。ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB2」に監視対象のジョブを変更したことにより、上記ステップS121にてジョブ「JOB2」は監視対象のジョブであると判定し(S121:Yes)、ジョブ「JOB2」のレビュープロセスに後続する印刷プロセスを実行するため、印刷装置4にジョブ「JOB2」における印刷プロセスの処理開始を指示する(S122)。
そして、ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB2」の印刷プロセスの完了通知を印刷装置4から受け取ると(S123)、制御対象ジョブリストからジョブ「JOB2」を削除し(S124)、その後は上記と同様にして、ジョブ「JOB4」、「JOB5」においてもレビュープロセスに後続する印刷プロセスが順に実行される。
なお、図6では、ジョブ「JOB2」の印刷プロセスが、ジョブ「JOB4」の面付けプロセスより後に完了し、ジョブ「JOB4」のレビュープロセスにおいて処理待ちとなっているが、ジョブ「JOB2」の印刷プロセスが、ジョブ「JOB4」の面付けプロセスより先に完了した場合には、ジョブ「JOB4」のレビュープロセスでは処理待ちとはならずに続けてジョブ「JOB4」の印刷プロセスが実行される。
以上のようにして、ジョブ「JOB1」〜「JOB5」は、並列的に実行されるとともに、ジョブ「JOB1」、「JOB2」、「JOB4」、「JOB5」における排他的プロセスである印刷プロセスは、入力順序に従って印刷装置4により実行されることとなり、印刷物は、「参考文献.pdf」、「表紙.pdf」、「第1章.pdf」、「第2章.pdf」、「第3章.pdf」の順に出力される。すなわち、印刷プロセスを排他的プロセスに設定することにより、ワークフローが適用された複数のジョブに含まれる印刷プロセスが、システムを大型化せずに1つの印刷装置4で順次実行される。
(適用例)
第1の実施の形態に係る適用例としては、上記の印刷順序を制御する場合の他に、以下の場合が挙げられる。
例えば、第1及び第2のワークフローにおいて、第1のワークフローに含まれる第1のプロセスを実行し、その結果出力される結果データを、第2のワークフローに含まれる第2のプロセスに入力する場合に適用される。具体的には、第1のプロセスとしての保存プロセスにより保存先フォルダに保存されたデータに対して、第2のプロセスとしての印刷プロセスが印刷処理を実行するような場合である。この場合には、保存プロセス及び印刷プロセスが、排他的プロセスに設定される。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、レビュープロセスに後続する1つのプロセスを排他的プロセスとして設定した。これに対し、第2の実施の形態に係るワークフローシステムは、所定の排他区間に含まれた連続する複数のプロセスを排他的プロセスとして設定するものである。
本実施の形態に係るジョブ制御装置3は、ワークフローに含まれるプロセスのうち、連続する複数のプロセスを排他的プロセスとして示す排他区間を設定する設定手段300、及び設定手段300により設定された排他区間に基づいて、複数のジョブの実行を制御するジョブ制御手段302を備え、その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図7(a)は、ワークフロー管理テーブルの一例を示す図である。このワークフロー管理テーブル312Bにおけるプロセス情報リストには、複数のプロセスの実行順序とともに、排他区間の入口及び出口をそれぞれ定めるゲートイン属性13A、ゲートアウト属性13Bを有する2つのレビュープロセスが追加されている。
すなわち、排他的プロセスは、ゲートイン属性13Aを有するレビュープロセス(ゲートイン)とゲートアウト属性13Bを有するレビュープロセス(ゲートアウト)とにより囲まれたプロセスである。ワークフロー「WF1」では、保存プロセス及び印刷プロセスの2つが該当し、ワークフロー「WF2」では、印刷プロセスが該当する。なお、本実施の形態では、レビュープロセス(ゲートアウト)の直前に配列されたプロセスが、第2の処理工程に該当する。また、排他区間に含まれる排他的プロセスの数は、3つ以上でもよい。
図7(b)は、排他区間が設定された複数のジョブの実行状態の一例を示すタイミングチャートである。図7(b)では、ジョブ登録手段301により、3つの文書データの各々を、ワークフロー「WF1」に入力したジョブ「JOB1」、ワークフロー「WF2」に入力したジョブ「JOB2」、ワークフロー「WF1」に入力したジョブ「JOB3」が登録され、それら3つのジョブがジョブ制御手段302の制御の下で並列的に実行される。
まず、ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB1」〜「JOB3」からなる制御対象リストを作成する。次に、ジョブ制御手段302による処理開始の指示に基づき、ジョブ「JOB1」における保存プロセス、印刷プロセスが順に実行されるとともに、ジョブ「JOB2」におけるプリフライトプロセスが実行される。ジョブ「JOB2」のプリフライトプロセスが完了すると、後続するレビュープロセス(ゲートイン)において、ジョブ「JOB2」は、制御対象リストにおける入力順序が最も早いジョブではないため、処理待ちと判定される。また、ジョブ「JOB3」は、先頭のプロセスであるレビュープロセス(ゲートイン)において処理待ちと判定される。
次に、ジョブ「JOB1」の印刷プロセスが完了すると、レビュープロセス(ゲートアウト)を通過することにより、制御対象リストからジョブ「JOB1」が削除される。その結果、ジョブ「JOB2」の処理待ちが解除され、ジョブ「JOB2」の印刷プロセスが実行される。
そして、ジョブ「JOB2」の印刷プロセスが完了すると、レビュープロセス(ゲートアウト)の通過により制御対象リストからジョブ「JOB2」が削除され、ジョブ「JOB3」の処理待ちが解除されて、ジョブ「JOB3」の保存プロセス、印刷プロセスが順に実行される。
以上のようにして、あるワークフローの排他区間に含まれる複数のプロセスが完了してから、他のワークフローに含まれる排他的プロセスが実行されることとなり、例えば、1つの処理装置において複数のプロセスを連続して実行する必要がある場合に、その複数のプロセスの間に他のワークフローに含まれるプロセスが割り込んで実行されることを防ぐことができる。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態では、複数のジョブに基づき1つの制御対象ジョブリストを作成し、複数の排他的プロセスを入力順序に従って実行した。これに対し、第3の実施の形態に係るワークフローシステムは、排他的プロセスを複数のグループに分別するグループ属性を各排他的プロセスに設定し、そのグループ毎に制御対象ジョブリストをそれぞれ作成することにより、同一グループに属する複数の排他的プロセスを入力順序に従って実行するものである。
本実施の形態に係るジョブ制御装置3は、グループ属性を排他的プロセスに設定する設定手段300、その設定されたグループ属性により分別した複数の排他的プロセスのグループ毎に、入力順序に従って実行されるように、複数のジョブの実行を制御するジョブ制御手段302を備え、その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図8(a)は、ワークフロー管理テーブルの一例を示す図である。このワークフロー管理テーブル312Cにおけるプロセス情報リストには、グループ属性14が設定されたレビュープロセスが追加されている。具体的には、ワークフロー「WF1」,「WF3」のレビュープロセスには、グループ属性14として「グループA」が設定され、ワークフロー「WF2」のレビュープロセスには、グループ属性14として「グループB」が設定されている。
図8(b)は、グループ属性が設定された複数のジョブの実行順序の一例を示すタイミングチャートである。図8(b)では、ジョブ登録手段301により、4つの文書データの各々を、ワークフロー「WF1」に入力したジョブ「JOB1」、ワークフロー「WF2」に入力したジョブ「JOB2」、ワークフロー「WF3」に入力したジョブ「JOB3」、ワークフロー「WF2」に入力したジョブ「JOB4」が登録され、それら4つのジョブがジョブ制御手段302の制御の下で並列的に実行される。
まず、ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB1」、「JOB3」からなるグループAに関する制御対象リストと、ジョブ「JOB2」、「JOB4」からなるグループBに関する第2の制御対象リストを作成する。
次に、ジョブ「JOB1」の印刷プロセス、ジョブ「JOB2」のプリフライトプロセス、ジョブ「JOB3」の保存プロセス及びジョブ「JOB4」のプリフライトプロセスが並列的に実行され、ジョブ「JOB3」において、保存プロセスが完了すると、後続するレビュープロセス(グループA)において、ジョブ「JOB3」はグループAの制御対象リストにおける入力順序が最も早いジョブではないため、処理待ちと判定される。
そして、ジョブ「JOB1」の印刷プロセスが完了して、グループAの制御対象リストからジョブ「JOB1」が削除されると、ジョブ「JOB3」の処理待ちが解除され、ジョブ「JOB3」の印刷プロセスが実行される。
また、ジョブ「JOB2」、「JOB4」においてプリフライトプロセスに続いて面付けプロセスがそれぞれ完了すると、ジョブ「JOB2」は印刷プロセスに移るが、ジョブ「JOB4」はグループBの制御対象リストにおける入力順序が最も早いジョブではないため、処理待ちと判定される。
そして、ジョブ「JOB2」のプリフライトプロセスが完了して、グループBの制御対象リストからジョブ「JOB2」が削除されると、ジョブ「JOB4」の処理待ちが解除され、ジョブ「JOB4」の印刷プロセスが実行される。
以上のようにして、排他的プロセスが、グループ毎に入力順序に従って実行されるため、例えば、印刷装置4が複数設けられ、印刷プロセスの実行を指示した各印刷装置に対応してグループ属性が付加されている場合には、それら各印刷装置において入力順序に従って印刷プロセスが実行されることとなり、印刷順序を保証しつつ全体の処理時間を短縮することができる。
[第4の実施の形態]
第1の実施の形態では、入力順序が早い排他的プロセスが完了するまで入力順序が遅い排他的プロセスは処理待ちとした。これに対し、第4の実施の形態に係るワークフローシステムは、排他的プロセスの実行を制御するタイムアウト時間を排他的プロセスに設定し、排他的プロセスが処理待ちとなってからそのタイムアウト時間を経過したとき、入力順序が早い排他的プロセスの完了を待たずに処理待ちとなっている入力順序が遅い排他的プロセスの実行を開始するものである。
本実施の形態に係るジョブ制御装置3は、タイムアウト時間を排他的プロセスに設定する設定手段300、及び排他的プロセスが処理待ちとなってからその設定されたタイムアウト時間を経過したとき、入力順序が早い排他的プロセスの完了を待たずに処理待ちとなっている入力順序が遅い排他的プロセスの実行を開始するジョブ制御手段302を備え、その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図9(a)は、ワークフロー管理テーブルの一例を示す図である。このワークフロー管理テーブル312Dにおけるプロセス情報リストには、上述のタイムアウト時間15が設定されたレビュープロセスが追加されている。例えば、ワークフロー「WF1」のレビュープロセスでは、タイムアウト時間15として「10分」が記録されている。
図9(b)は、タイムアウト時間が設定された複数のジョブの実行順序の一例を示すタイミングチャートである。図9(b)では、ジョブ登録手段301により、2つの文書データをワークフロー「WF1」にそれぞれ入力したジョブ「JOB1」、「JOB2」が登録され、それら2つのジョブがジョブ制御手段302の制御の下で並列的に実行される。
まず、ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB1」、「JOB2」からなる制御対象リストを作成する。次に、ジョブ「JOB1」、「JOB2」の面付けプロセスが並列的に実行され、ジョブ「JOB1」は、レビュープロセスで処理待ちとは判定されずに続けて印刷プロセスが実行される。一方、ジョブ「JOB2」は、レビュープロセスで処理待ちと判定されて、処理待ち時間150のカウントを開始する。
そして、ジョブ「JOB1」の印刷プロセスが完了しないまま、処理待ち時間150がタイムアウト時間15を経過したとき、ジョブ「JOB2」は、処理待ちが解除され、印刷プロセスが実行される。
以上のようにして、排他的プロセスにタイムアウト時間を設定することにより、排他的プロセスが処理待ちとなった場合でも、遅くともタイムアウト時間の経過により排他的プロセスの実行が保証される。
[第5の実施の形態]
第1の実施の形態では、排他的プロセスの実行中にエラーが発生したときに、その後の排他的プロセスの実行を制御する情報を有していなかった。これに対し、第5の実施の形態に係るワークフローシステムは、排他的プロセスにエラー処理属性を設定し、排他的プロセスの実行中にエラーが発生したとき、このエラー処理属性に基づいて、その後の排他的プロセスの実行を制御するものである。
本実施の形態に係るジョブ制御装置3は、エラー処理属性を排他的プロセスに設定する設定手段300、その設定されたエラー処理属性に基づいて、複数のジョブの実行を制御するジョブ制御手段302を備え、その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図10は、ワークフロー管理テーブルの一例を示す図である。このワークフロー管理テーブル312Eにおけるプロセス情報リストには、エラー処理属性16が設定されたレビュープロセスが追加されている。例えば、ワークフロー「WF1」のレビュープロセスには、エラー処理属性16として、その後の排他的プロセスの実行を中止する「エラー終了」が記録されている。
また、エラー処理属性16に対する選択肢としては、上述の「エラー終了」の他に、エラーの発生に関係なくその後のジョブの実行を継続する「エラー無視」、エラーが発生した時点でその後のジョブの実行を、例えば、ユーザからの指示があるまで一旦停止する「エラー停止」があり、それら3つの選択肢からユーザが任意に選択可能に構成されている。
図11(a)は、エラー処理属性に「エラー終了」が指定された複数のジョブの実行状態の一例を示すタイミングチャートである。図11(a)では、2つの文書データをワークフロー「WF1」にそれぞれ入力したジョブ「JOB1」、「JOB2」が登録され、それら2つのジョブがジョブ制御手段302の制御の下で並列的に実行される。
まず、ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB1」、「JOB2」からなる制御対象リストを作成する。次に、ジョブ「JOB1」、「JOB2」の保存プロセスが並列的に実行され、ジョブ「JOB1」は、レビュープロセスで処理待ちとは判定されずに続けて印刷プロセスが実行される。一方、ジョブ「JOB2」は、レビュープロセスで処理待ちと判定される。
そして、ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB1」の印刷プロセスの実行中にエラーが発生した旨のエラー通知を印刷装置4から受け取ると、ジョブ制御手段302は、処理待ちのジョブ「JOB2」の実行を中止し、終了する。
図11(b)は、エラー処理属性に「エラー無視」が指定された複数のジョブの実行状態の一例を示すタイミングチャートである。図11(a)と同様に、保存プロセスが並列的に実行された後、ジョブ「JOB1」は、印刷プロセスが実行され、ジョブ「JOB2」は、レビュープロセスで処理待ちと判定される。
そして、ジョブ制御手段302が、ジョブ「JOB1」の印刷プロセスにおけるエラー通知を受信すると、ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB2」の処理待ちを解除して、ジョブ「JOB2」の印刷プロセスを実行する。
図11(c)は、エラー処理属性に「エラー停止」が指定された複数のジョブの実行状態の一例を示すタイミングチャートである。図11(a)と同様に、保存プロセスが並列的に実行された後、ジョブ「JOB1」は、印刷プロセスが実行され、ジョブ「JOB2」は、レビュープロセスで処理待ちと判定される。
そして、ジョブ制御手段302が、ジョブ「JOB1」の印刷プロセスにおけるエラー通知を受信すると、ジョブ制御手段302は、ジョブ「JOB2」の処理待ちを維持したまま一旦停止する。そして、ジョブ制御手段302は、端末装置2に対してその旨を通知し、例えば、ユーザからジョブ再開の指示を受けた場合には、ジョブ「JOB2」の印刷プロセスを再開し、中断の指示を受けた場合には、ジョブ「JOB2」の印刷プロセスを実行することなく、終了する。
以上のようにして、エラー制御情報を用いて、エラーが発生した後の排他的プロセスの実行を制御することにより、例えば、ジョブ「JOB1」、「JOB2」に含まれる排他的プロセスである印刷プロセスがそれぞれ実行されて1つの印刷物が出力されるような場合には、ジョブ「JOB1」の印刷プロセスがエラーとなったことにより、ジョブ「JOB2」の印刷プロセスの実行を停止して、無駄な印刷物の出力を抑制することができる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々な変形が可能である。例えば、上記各実施の形態では、ジョブ制御装置3の設定手段、ジョブ登録手段及びジョブ制御手段を、制御部とジョブ制御プログラムによって実現したが、それらの一部または全部を特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific IC)等のハードウェアによって実現してもよい。
また、上記各実施の形態で使用されるプログラムは、CD−ROM等の記録媒体から装置内の記憶部に読み込んでもよく、インターネット等のネットワークに接続されているサーバ等から装置内の記憶部にダウンロードしてもよい。
また、上記各実施の形態では、ワークフローにおいて排他的プロセスを示すためにレビュープロセスを追加したが、排他的プロセスが識別できる情報がワークフローに付加されていればよく、例えば、各プロセスに排他的プロセスであるか否かを示す属性を付加するようにしてもよいし、これに限られない。
また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で上記各実施の形態の構成要素を任意に組み合わせることができる。例えば、第3の実施に形態におけるグループ属性と、第4の実施の形態におけるタイムアウト時間とを1つの排他的プロセスに設定するようにしてもよいし、さらに他の実施の形態における属性を組み合わせて設定するようにしてもよい。
また、上記各実施の形態におけるワークフローシステムは、ジョブ制御装置が有する機能やデータ等をワークフローシステム全体として備えていればよく、例えば、プリフライト処理部や面付け処理部は、他の処理装置に設けられていてもよい。
また、上記各実施の形態におけるワークフローシステムでは、制御対象ジョブリストにおいて文書データの入力順序に従って監視対象のジョブを変更したが、所定の並び順で変更すればよく、例えば、文書データの最終保存日時やファイルサイズ等の属性順でもよいし、ユーザによる指定順でもよい。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像処理システムの概略構成の一例を示すブロック図である。 図2(a)は、プロセス管理テーブルの一例を示し、図2(b)は、ワークフロー管理テーブルの一例を示し、図2(c)は、レビュープロセスを追加したワークフローが記録されたワークフロー管理テーブルの一例を示す図である。 図3(a)は、ジョブ指定情報の一例を示し、図3(b)は、ジョブ管理テーブルの一例を示す図である。 図4は、ジョブ制御装置においてジョブの実行を制御する動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、図4のステップS10における実行制御の詳細な動作の一例を示す図である。 図6は、複数のジョブの実行状態の一例を示すタイミングチャートである。 図7(a)は、本発明の第2の実施の形態に係るワークフロー管理テーブルの一例を示す図である。図7(b)は、排他区間が設定された複数のジョブの実行状態の一例を示すタイミングチャートである。 図8(a)は、本発明の第3の実施の形態に係るワークフロー管理テーブルの一例を示す図である。図8(b)は、グループ属性が設定された複数のジョブの実行順序の一例を示すタイミングチャートである。 図9(a)は、本発明の第4の実施の形態に係るワークフロー管理テーブルの一例を示す図である。図9(b)は、タイムアウト時間が設定された複数のジョブの実行順序の一例を示すタイミングチャートである。 図10は、本発明の第5の実施の形態に係るワークフロー管理テーブルの一例を示す図である。 図11(a)は、エラー処理属性に「エラー終了」が指定された複数のジョブの実行状態の一例を示し、図11(b)は、エラー処理属性に「エラー無視」が指定された複数のジョブの実行状態の一例を示し、図11(c)は、エラー処理属性に「エラー停止」が指定された複数のジョブの実行状態の一例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1…ワークフローシステム、2…端末装置、3…ジョブ制御装置、4…印刷装置、10…ネットワーク、11…ジョブ指定情報、12…ジョブ処理情報、13A…ゲートイン属性、13B…ゲートアウト属性、14…グループ属性、15…タイムアウト時間、16…エラー処理属性、30…制御部、31…記憶部、32…通信部、33…プリフライト処理部、34…面付け処理部、100…ジョブID、110…処理ワークフローID、150…処理待ち時間、300…設定手段、301…ジョブ登録手段、302…ジョブ制御手段、310…ジョブ制御プログラム、311…プロセス管理テーブル、312A〜312E…ワークフロー管理テーブル、313…ジョブ管理テーブル

Claims (8)

  1. 複数の処理フロー情報を並行処理し得る処理手段から前記処理フロー情報に含まれる複数の処理工程の処理状態を取得する取得ステップと、
    前記複数の処理フロー情報から所定の順序で監視対象を選択し、前記取得ステップにより取得された前記処理状態が当該監視対象の処理フロー情報に含まれる第1の処理工程において停止状態であるとき、前記処理手段に処理開始を指示するとともに、前記第1の処理工程より工程順が後の第2の処理工程において前記取得ステップにより取得された前記処理状態が所定の処理状態となったとき、前記所定の順序で次の処理フロー情報に前記監視対象を変更する制御を行う制御ステップとをコンピュータに実行させるための処理フロー制御プログラム。
  2. 前記制御ステップによる前記監視対象の処理フロー情報は、前記第1の処理工程と前記第2の処理工程との間に他の処理工程を含む請求項1に記載の処理フロー制御プログラム。
  3. 前記制御ステップは、前記第1の処理工程に種別情報が付与されているとき、前記種別情報と同一性を有する種別情報が付与されている処理工程を含む処理フロー情報に前記監視対象を変更する請求項1に記載の処理フロー制御プログラム。
  4. 前記制御ステップは、前記処理手段に処理開始を指示してから所定の時間が経過したとき、前記監視対象を変更する請求項1に記載の処理フロー制御プログラム。
  5. 前記制御ステップは、前記第2の処理工程においてエラーが発生したとき、前記監視対象を変更し、その変更した前記監視対象の処理フロー情報を継続若しくは中断し、又は指定された指示内容に基づいて実行する請求項1に記載の処理フロー制御プログラム。
  6. 複数の処理フロー情報を並行処理し得る処理手段から前記処理フロー情報に含まれる複数の処理工程の処理状態を取得する取得手段と、
    前記複数の処理フロー情報から所定の順序で監視対象を選択し、前記取得手段により取得された前記処理状態が当該監視対象の処理フロー情報に含まれる第1の処理工程において停止状態であるとき、前記処理手段に処理開始を指示するとともに、前記第1の処理工程より工程順が後の第2の処理工程において前記取得手段により取得された前記処理状態が所定の処理状態となったとき、前記所定の順序で次の処理フロー情報に前記監視対象を変更する制御を行う制御手段とを備えた処理フロー制御装置。
  7. 複数の処理フロー情報を並行処理し得る処理手段と、
    前記処理手段から前記処理フロー情報に含まれる複数の処理工程の処理状態を取得する取得手段と、
    前記複数の処理フロー情報から所定の順序で監視対象を選択し、前記取得手段により取得された前記処理状態が当該監視対象の処理フロー情報に含まれる第1の処理工程において停止状態であるとき、前記処理手段に処理開始を指示するとともに、前記第1の処理工程より工程順が後の第2の処理工程において前記取得手段により取得された前記処理状態が所定の処理状態となったとき、前記所定の順序で次の処理フロー情報に前記監視対象を変更する制御を行う制御手段とを備えたデータ処理システム。
  8. 第1の処理フロー情報に含まれる第1の処理工程を、前記第1の処理フロー情報に先行して処理される第2の処理フロー情報に含まれる第2の処理工程が完了するまで停止状態とする制御ステップとをコンピュータに実行させるための処理フロー制御プログラム。
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