JP2010009003A - トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 - Google Patents
トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010009003A JP2010009003A JP2009006166A JP2009006166A JP2010009003A JP 2010009003 A JP2010009003 A JP 2010009003A JP 2009006166 A JP2009006166 A JP 2009006166A JP 2009006166 A JP2009006166 A JP 2009006166A JP 2010009003 A JP2010009003 A JP 2010009003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- particles
- resin fine
- toner base
- base particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/093—Encapsulated toner particles
- G03G9/09392—Preparation thereof
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/0802—Preparation methods
- G03G9/0804—Preparation methods whereby the components are brought together in a liquid dispersing medium
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/0802—Preparation methods
- G03G9/081—Preparation methods by mixing the toner components in a liquefied state; melt kneading; reactive mixing
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/0802—Preparation methods
- G03G9/0815—Post-treatment
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/0827—Developers with toner particles characterised by their shape, e.g. degree of sphericity
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/06—Developing structures, details
- G03G2215/0602—Developer
- G03G2215/0604—Developer solid type
- G03G2215/0614—Developer solid type one-component
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】 トナーの製造方法は、回転羽根を周設した回転盤と回転軸とを含む回転撹拌手段によって回転撹拌室および循環管を含む粉体流路内を繰り返し循環させ回転撹拌室に戻す循環手段と、粉体流路の少なくとも一部に設けられ、粉体流路内および回転撹拌手段の温度を所定の温度に調整する温度調整手段とを備える回転撹拌装置を用い、温度調整工程と、樹脂微粒子付着工程と、噴霧工程と、膜化工程とを含む。樹脂微粒子付着工程、噴霧工程、膜化工程では、温度調整手段によって、粉体流路内の温度が前記所定の温度に調整される。
【選択図】 図1A
Description
温度調整手段によって粉体流路内および回転撹拌手段の温度を所定の温度に調整する温度調整工程と、
回転撹拌手段が回転している粉体流路内にトナー母粒子および樹脂微粒子を投入して、トナー母粒子表面に樹脂微粒子を付着させる樹脂微粒子付着工程と、
流動状態にあるトナー母粒子および樹脂微粒子に、それらの粒子を可塑化させる液体を噴霧手段からキャリアガスによって噴霧する噴霧工程と、
トナー母粒子に付着した樹脂微粒子が軟化して膜化するまで回転撹拌手段の回転を続けてトナー母粒子および樹脂微粒子を流動させる膜化工程とを含み、
樹脂微粒子付着工程、噴霧工程および膜化工程では、温度調整手段によって、粉体流路内および回転撹拌手段の温度が前記所定の温度に調整されることを特徴とするトナーの製造方法である。
流動するトナー母粒子および樹脂微粒子は、回転盤に衝突することを特徴とする。
また本発明は、前記液体は、少なくともアルコールを含むことを特徴とする。
また本発明は、前記トナーとキャリアとから成る2成分現像剤であることを特徴とする。
像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記現像装置とを備えることを特徴とする画像形成装置である。
本発明の第1の実施形態であるトナーの製造方法は、回転羽根を周設した回転盤と回転軸とを含む回転撹拌手段によってトナー母粒子および樹脂微粒子を回転撹拌室および循環管を含む粉体流路内において繰り返し循環させ回転撹拌室に戻す循環手段と、粉体流路および回転撹拌手段の外側の少なくとも一部に設けられ、粉体流路内の温度を所定の温度に調整する温度調整用ジャケットとを備える回転撹拌装置を用い、回転撹拌手段を回転させながら、温度調整用ジャケットに媒体を通じて粉体流路内の温度を所定の温度に調整する温度調整工程と、回転撹拌手段が回転している粉体流路内にトナー母粒子および樹脂微粒子を投入して、樹脂微粒子をトナー母粒子表面に付着させる樹脂微粒子付着工程と、流動状態にあるトナー母粒子および樹脂微粒子に、それらの粒子を可塑化させる液体を噴霧手段からキャリアガスによって噴霧する噴霧工程と、トナー母粒子に付着した樹脂微粒子が軟化して膜化するまで所定の温度で回転撹拌手段の撹拌を続けてトナー母粒子および樹脂微粒子を流動させる膜化工程とを含む。
ステップS1のトナー母粒子作製工程では、樹脂層によって被覆されるべきトナー母粒子を作製する。トナー母粒子は、結着樹脂および着色剤を含む粒子であり、その作製方法は特に限定されることなく、公知の方法によって得ることができる。トナー母粒子の作製方法としては、たとえば、粉砕法などの乾式法、懸濁重合法、乳化凝集法、分散重合法、溶解懸濁法、溶融乳化法などの湿式法が挙げられる。以下、粉砕法によってトナー母粒子を作製する方法を説明する。
粉砕法を用いるトナー母粒子の作製方法では、結着樹脂、着色剤およびその他の添加剤を含むトナー組成物を、混合機で乾式混合した後、混練機によって溶融混練する。溶融混練によって得られる混練物を冷却固化し、固化物を粉砕機によって粉砕する。その後必要に応じて分級などの粒度調整を行い、トナー母粒子を得る。
前述のように、トナー母粒子は、結着樹脂と着色剤とを含む。結着樹脂としては、特に限定されるものではなく、黒トナーまたはカラートナー用の公知の結着樹脂を使用することができ、たとえば、ポリスチレン、スチレン−アクリル酸エステル共重合樹脂などのスチレン系樹脂、ポリメチルメタクリレートなどのアクリル系樹脂、ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂などが挙げられる。また原料モノマー混合物に離型剤を混合し、重合反応を行って得られる樹脂を用いてもよい。結着樹脂は1種を単独で使用できまたは2種以上を併用できる。
多価アルコールとしても、ポリエステル用モノマーとして知られるものを使用でき、たとえば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、グリセリンなどの脂肪族多価アルコール類、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、水添ビスフェノールAなどの脂環式多価アルコール類、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物などの芳香族系ジオール類などが挙げられる。多価アルコールは1種を単独で使用できまたは2種以上を併用できる。
円形度=(トナー母粒子投影面積と同じ面積の円の周囲長)
/(トナー母粒子投影像の周囲長) …(1)
ステップS2の樹脂微粒子調製工程では、乾燥された樹脂微粒子を調製する。乾燥方法はどのような方法を用いてもよく、たとえば熱風受熱式乾燥、伝導伝熱式乾燥、遠赤外線乾燥、マイクロ波乾燥などの方法を用いて乾燥樹脂微粒子を得ることができる。樹脂微粒子は、後の被覆工程S3において、トナー母粒子を膜化する材料として用いられる。樹脂微粒子をトナー母粒子表面の膜化材料として用いることによって、たとえば保存中にトナー母粒子に含まれる離型剤などの低融点成分の溶融による凝集の発生を防止することができる。また、たとえば樹脂微粒子を分散させた液体を噴霧してトナー母粒子を被覆したとき、樹脂微粒子の形状がトナー母粒子表面に残るので、平滑な表面を有するトナーに比べて、クリーニング性に優れるトナーを得ることができる。
<トナーの製造装置>
図2は、本発明の第1の実施形態であるトナーの製造方法で用いるトナーの製造装置201の構成を示す正面図である。図3は、図2に示すトナーの製造装置201を切断面線A200―A200からみた概略断面図である。ステップS3の被覆工程では、たとえば図2に示すトナーの製造装置201を用い、ステップS1のトナー母粒子作製工程で作製したトナー母粒子にステップS2の樹脂微粒子調製工程で調製した樹脂微粒子を付着させて、前記装置内での循環と撹拌による衝撃力との相乗効果でトナー母粒子に樹脂膜を形成する。回転撹拌装置であるトナーの製造装置201は、粉体流路202と、噴霧手段203と、回転撹拌手段204と、図示しない温度調整用ジャケットと、粉体投入部206と、粉体回収部207とを含んで構成される。回転撹拌手段204と、粉体流路202とは循環手段を構成する。
粉体流路202は、撹拌部208と、粉体流過部209とから構成される。撹拌部208は、内部空間を有する円筒形状の容器状部材である。回転撹拌室である撹拌部208には、開口部210、211が形成される。開口部210は、撹拌部208の軸線方向一方側の面208aにおける略中央部において、撹拌部208の面208aを含む側壁を厚み方向に貫通するように形成される。また、開口部211は、撹拌部208の前記軸線方向一方側の面208aに垂直な側面208bにおいて、撹拌部208の側面208bを含む側壁を厚み方向に貫通するように形成される。循環管である粉体流過部209は、一端が開口部210と接続され、他端が開口部211と接続される。これによって撹拌部208の内部空間と粉体流過部209の内部空間とが連通され、粉体流路202が形成される。この粉体流路202を、トナー母粒子および樹脂微粒子および気体が流過する。粉体流路202は、トナー母粒子および樹脂微粒子が流動する方向である粉体流動方向が一定の方向となるように設けられる。
回転撹拌手段204は、回転軸部材218と、円盤状の回転盤219と、複数の撹拌羽根220とを含む。回転軸部材218は、撹拌部208の軸線に一致する軸線を有しかつ撹拌部208の軸線方向他方側の面208cに、面208cを含む側壁を厚み方向に貫通するように形成される貫通孔221に挿通されるように設けられ、図示しないモータによって軸線回りに回転する円柱棒状部材である。回転盤219は、その軸線が回転軸部材218の軸線に一致するように回転軸部材218に支持され、回転軸部材218の回転に伴って回転する円盤状部材である。複数の撹拌羽根220は、回転盤219の周縁部分によって支持され、回転盤219の回転に伴って回転する。
噴霧手段203は、粉体流路202の粉体流過部209において、トナー母粒子および樹脂微粒子の流動方向における開口部211に最も近い側の粉体流過部に設けられる。噴霧手段203は、液体を貯留する液体貯留部と、キャリアガスを供給するキャリアガス供給部と、液体とキャリアガスとを混合し、得られる混合物を粉体流路202内に存在するトナー母粒子に向けて噴射し、液体の液滴をトナー母粒子に噴霧する二流体ノズルとを備える。キャリアガスとしては、圧縮エアなどを用いることができる。
温度調整手段である図示しない温度調整用ジャケットは、粉体流路202の外側の少なくとも一部に設けられ、前記ジャケット内部の空間に冷却媒または加温媒を通して粉体流路202内および回転撹拌手段204の温度を所定の温度に調整する。本実施形態において、温度調整用ジャケットは、粉体流路202の外側全体に設けられることが好ましい。これによって、トナー母粒子への樹脂微粒子の付着および膜化が円滑に進み、粉体流路内壁への付着力が一層低減するので、トナー母粒子および樹脂微粒子の粉体流路内壁への付着を一層抑えることができ、トナー母粒子および樹脂微粒子によって粉体流路内が狭くなることを一層抑えることができる。したがって、トナー母粒子に樹脂微粒子が均一に被覆し、樹脂層で被覆されたクリーニング性に優れるトナーをより高い収率で製造することができる。
粉体流路202の粉体流過部209には、粉体投入部206と、粉体回収部207とが接続される。図4は、粉体投入部206および粉体回収部207まわりの構成を示す正面図である。粉体投入部206は、トナー母粒子および樹脂微粒子を供給する図示しないホッパと、ホッパと粉体流路202とを連通する供給管212と、供給管212に設けられる電磁弁213とを備える。ホッパから供給されるトナー母粒子および樹脂微粒子は、電磁弁213によって供給管212内の流路が開放されている状態において、供給管212を介して粉体流路202に供給される。粉体流路202に供給されるトナー母粒子および樹脂微粒子は、回転撹拌手段204による撹拌によって、一定の粉体流動方向に流過する。また電磁弁213によって供給管212内の流路が閉鎖されている状態においては、トナー母粒子および樹脂微粒子が粉体流路202に供給されない。
ステップS3aの温度調整工程では、回転撹拌手段204を回転させながら、粉体流路202内および回転撹拌手段204の温度をこれらの外側に配設した温度調整用ジャケットに媒体を通じて所定の温度に調整する。これによって、粉体流路202内の温度を後述する樹脂微粒子付着工程S3bにおいて投入されるトナー母粒子および樹脂微粒子が軟化変形しない温度以下に制御することができる。
ステップS3bの樹脂微粒子付着工程では、回転撹拌手段204の回転軸部材218が回転する状態で、粉体投入部206からトナー母粒子および樹脂微粒子を粉体流路202に供給する。粉体流路202に供給されたトナー母粒子および樹脂微粒子は、回転撹拌手段204によって撹拌され、粉体流路202の粉体流過部209を矢符214方向に流動する。これによって、樹脂微粒子がトナー母粒子表面に付着する。この時、トナー母粒子として処理前母粒子表面処理工程S1bを行うことで得られたトナー母粒子を用いると、トナー母粒子表面に均一に樹脂微粒子を付着させることができる。
ステップS3cの噴霧工程では、流動状態にあるトナー母粒子および樹脂微粒子に、それらの粒子を溶解せず、可塑化させる効果のある液体を噴霧手段203からキャリアガスによって噴霧する。噴霧手段203は、二流体ノズルである。液体は、送液ポンプによって一定流量で噴霧手段203に送液され、噴霧手段203によって噴霧された液体はガス化し、トナー母粒子および樹脂微粒子表面にガス化した液体が展延する。これによってトナー母粒子および樹脂微粒子が可塑化する。
トナー母粒子および樹脂微粒子を溶解せず可塑化させる効果のある液体としては、特に限定されないけれども、液体の噴霧後にトナー母粒子および樹脂微粒子から除去される必要があるので、蒸発し易い液体であることが好ましい。このような液体としては、低級アルコールを含む液体が挙げられる。低級アルコールとしては、たとえば、メタノール、エタノール、プロパノールなどが挙げられる。液体がこのような低級アルコールを含むと、被覆材料である樹脂微粒子のトナー母粒子に対する濡れ性を高めることができ、トナー母粒子の表面全面または大部分に樹脂微粒子を付着させ、さらに変形および膜化させることが容易となる。また低級アルコールは蒸気圧が大きいので、液体を除去するときの乾燥時間を一層短縮することができ、トナー母粒子同士の凝集を抑制することができる。
ステップS3dの膜化工程では、トナーの製造装置201による循環と撹拌による衝撃力との相乗効果、さらに撹拌による熱的エネルギーによって、樹脂微粒子が軟化して連続した膜となり、トナー母粒子に樹脂膜が形成されるまで所定温度で回転撹拌手段204の撹拌を続け、トナー母粒子および樹脂微粒子を流動させる。
ステップS3eの回収工程では、噴霧手段からの液体の噴霧を終了し、回転撹拌手段204の回転を停止させて、粉体回収部207から樹脂層被覆トナーを装置外に排出し、樹脂層被覆トナーを回収する。
本発明の第2の実施形態であるトナーは、第1の実施形態であるトナーの製造方法で製造される。第1の実施形態のトナーの製造方法によって得られるトナーは、被覆材料の被覆量が均一であるので、個々のトナー粒子間における帯電特性などのトナー特性が均一となる。したがってこのようなトナー用いて画像を形成すると、高精細であり、濃度むらのない良好な画質の画像を得ることができる。
本発明の第3の実施形態である現像剤は、第2の実施形態であるトナーを含む。これによって、個々のトナー粒子間における帯電特性などのトナー特性が均一である現像剤とすることができるので、良好な現像性を維持することのできる現像剤が得られる。本実施形態の現像剤は、1成分現像剤としても2成分現像剤しても使用することができる。1成分現像剤として使用する場合、キャリアを用いることなくトナー単体で使用する。また1成分現像剤として使用する場合、ブレードおよびファーブラシを用い、現像スリーブで摩擦帯電させてスリーブ上にトナーを付着させることによってトナーを搬送し、画像形成を行う。2成分現像剤として使用する場合、第2の実施形態のトナーをキャリアとともに用いる。本発明のトナーは、個々のトナー粒子間における帯電特性などのトナー特性が均一であるので、高精細で、濃度むらのない良好な画質の画像を安定して形成することができる。
キャリアとしては、公知のものを使用でき、たとえば、鉄、銅、亜鉛、ニッケル、コバルト、マンガン、クロムなどからなる単独または複合フェライトおよびキャリアコア粒子を被覆物質で表面被覆した樹脂被覆キャリア、または樹脂に磁性を有する粒子を分散させた樹脂分散型キャリアなどが挙げられる。被覆物質としては公知のものを使用でき、たとえば、ポリテトラフルオロエチレン、モノクロロトリフルオロエチレン重合体、ポリフッ化ビニリデン、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、ジターシャーリーブチルサリチル酸の金属化合物、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド、ポリビニルブチラール、ニグロシン、アミノアクリレート樹脂、塩基性染料、塩基性染料のレーキ物、シリカ微粉末、アルミナ微粉末などが挙げられる。また樹脂分散型キャリアに用いられる樹脂としても特に制限されないけれども、たとえば、スチレンアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素系樹脂、およびフェノール樹脂などが挙げられる。いずれも、トナー成分に応じて選択するのが好ましく、1種を単独で使用できまたは2種以上を併用できる。
図5は、本発明の第4の実施形態である画像形成装置100の構成を模式的に示す断面図である。画像形成装置100は、複写機能、プリンタ機能およびファクシミリ機能を併せ持つ複合機であり、伝達される画像情報に応じて、記録媒体にフルカラーまたはモノクロの画像を形成する。すなわち、画像形成装置100においては、コピアモード(複写モード)、プリンタモードおよびFAXモードという3種の印刷モードを有しており、図示しない操作部からの操作入力、パーソナルコンピュータ、携帯端末装置、情報記録記憶媒体またはメモリ装置を用いた外部機器からの印刷ジョブの受信などに応じて、図示しない制御部によって、印刷モードが選択される。
制御手段で制御される。感光体ドラム11は、図示しない導電性基体と、導電性基体の表面に形成される図示しない感光層とを含んで構成される。導電性基体は種々の形状を採ることができ、たとえば、円筒状、円柱状、薄膜シート状などが挙げられる。これらの中でも円筒状が好ましい。導電性基体は導電性材料によって形成される。
ピュータ、マイクロプロセッサなどによって実現される処理回路を含む。制御手段は、前述の処理回路とともに主電源を含み、電源は制御手段だけでなく、画像形成装置100内部における各装置にも電力を供給する。
図6は、図5に示す画像形成装置100に備わる現像装置14を模式的に示す概略図である。現像装置14は、現像槽20とトナーホッパ21とを含む。現像槽20は感光体ドラム11表面を臨むように配置され、感光体ドラム11の表面に形成される静電潜像にトナーを供給して現像し、可視像であるトナー像を形成する容器状部材である。現像槽20は、その内部空間にトナーを収容しかつ現像ローラ50、供給ローラ51、撹拌ローラ52などのローラ部材を収容して回転自在に支持する。また、ローラ状部材の代わりにスクリュー部材を収容してもよい。本実施形態の現像装置14は、トナーとして、前述の実施の一形態のトナーを現像槽20に収容する。
示差走査熱量計(商品名:DSC220、セイコー電子工業株式会社製)を用い、日本工業規格(JIS)K7121−1987に準じ、試料1gを昇温速度毎分10℃で加熱してDSC曲線を測定した。得られたDSC曲線のガラス転移に相当する吸熱ピークの高温側のベースラインを低温側に延長した直線と、ピークの立ち上がり部分から頂点までの曲線に対して勾配が最大になるような点で引いた接線との交点の温度をガラス転移温度(Tg)として求めた。
流動特性評価装置(商品名:フローテスターCFT−100C、株式会社島津製作所製)において、荷重20kgf/cm2(9.8×105Pa)を与えて試料1gがダイ(ノズル口径1mm、長さ1mm)から押出されるように設定し、昇温速度毎分6℃で加熱し、ダイから試料の半分量が流出したときの温度を求め、軟化温度(Tm)とした。
示差走査熱量計(商品名:DSC220、セイコー電子工業株式会社製)を用い、試料1gを温度20℃から昇温速度毎分10℃で200℃まで昇温させ、次いで200℃から20℃に急冷させる操作を2回繰返し、DSC曲線を測定した。2回目の操作で測定されるDSC曲線の融解に相当する吸熱ピークの頂点の温度を離型剤の融点として求めた。
電解液(商品名:ISOTON−II、ベックマン・コールター社製)50mlに、試料20mgおよびアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム1mlを加え、超音波分散器(商品名:卓上型2周波超音波洗浄器VS−D100、アズワン株式会社製)によって超音波周波数20kHzで3分間分散処理して測定用試料を調製した。この測定用試料について、粒度分布測定装置(商品名:Multisizer3、ベックマン・コールター社製)を用い、アパーチャ径:100μm、測定粒子数:50000カウントの条件下に測定を行い、試料粒子の体積粒度分布から体積平均粒径を求めた。
トナー母粒子の円形度は下記式(1)で定義される値である。
円形度=(トナー母粒子投影面積と同じ面積の円の周囲長)
/(トナー母粒子投影像の周囲長) …(1)
Coupled Device)でトナー母粒子を撮影し、粒度分布および円形度を前記装置で計測した後、平均円形度を求めた。
〔トナー母粒子作製工程S1〕
トナー母粒子原料およびその添加量を以下とする。
・ポリエステル樹脂(商品名:ダイヤクロン、三菱レイヨン株式会社製、ガラス転移温度55℃、軟化温度130℃)
87.5%(100部)
・C.I.Pigment Blue 15:3 5.0%(5.7部)
・離型剤(カルナウバワックス、融点82℃) 6.0%(6.9部)
・帯電制御剤(商品名:ボントロンE84、オリエント化学工業株式会社)
1.5%(1.7部)
スチレンとアクリル酸ブチルとを重合したものを凍結乾燥し、樹脂微粒子として、体積平均粒径が0.1μmであるスチレン−ブチルアクリレート共重合体微粒子A(ガラス転移温度72℃、軟化温度126℃)を得た。
図2に示す装置に準ずるハイブリダイゼーションシステム(商品名:NHS−1型、株式会社奈良機械製作所製)に、二流体ノズルを取付けた装置によって、トナー母粒子および樹脂微粒子を撹拌、流動させた状態で液体としてエタノールを噴霧した。液体噴霧ユニットとしては、市販品を用いることができ、液体をたとえば、送液ポンプ(商品名:SP11−12、株式会社フロム製)を通して二流体ノズル(商品名:HM−6型、扶桑精機株式会社製)に定量送液するように接続したものを使用することができる。液体の噴霧速度および液体ガス排出速度は市販のガス検知器(商品名:XP−3110、新コスモス電機株式会社製)を使用して観察することができる。
被覆工程において、装置の粉体流過部温度を40℃になるように設定し、撹拌部温度は制御しなかったこと以外は実施例1と同様にして、実施例2のトナーを得た。
被覆工程において、液体噴霧方向と、粉体流動方向とのなす角度(以下「噴霧角度」という)が45°となるように二流体ノズルの取付け角度を変更したこと以外は実施例1と同様にして、実施例3のトナーを得た。
装置の粉体流過部温度を40℃になるように設定して撹拌部温度は制御しなかったことと、噴霧工程において液体噴霧方向と粉体流動方向とのなす角度(以下「噴霧角度」という)が45°となるように二流体ノズルの取付け角度を設定したこと以外は実施例1と同様にして、実施例4のトナーを得た。
被覆工程において、液体の噴霧速度を毎分1.2gとしたこと以外は実施例1と同様にして、実施例5のトナーを得た。
被覆工程において、液体の噴霧速度を毎分1.2gとしたこと、装置の粉体流過部温度を40℃になるように設定して撹拌部温度は制御しなかったこと以外は実施例1と同様にして、実施例6のトナーを得た。
被覆工程において、液体の噴霧速度を毎分1.2gとしたことと、噴霧工程において液体噴霧方向と粉体流動方向とのなす角度(以下「噴霧角度」という)が45°となるように二流体ノズルの取付け角度を変更したこと以外は実施例1と同様にして、実施例7のトナーを得た。
噴霧工程において、液体の噴霧速度を毎分1.2gとしたことと、装置の粉体流過部温度を40℃になるように設定して撹拌部温度は制御しなかったことと、さらに噴霧工程において液体噴霧方向と粉体流動方向とのなす角度(以下「噴霧角度」という)が45°となるように二流体ノズルの取付け角度を設定したこと以外は実施例1と同様にして、実施例8のトナーを得た。
トナー母粒子表面への樹脂微粒子付着工程で、ハイブリダイゼーションシステムの回転撹拌手段の最外周における周速度を100m/secとし、液体噴霧・膜化工程で装置の回転撹拌手段の最外周における周速度を50m/secにしたこと以外は実施例1と同様にして、実施例9のトナーを得た。
トナー母粒子表面への樹脂微粒子付着工程で、ハイブリダイゼーションシステムの回転撹拌手段の最外周における周速度を100m/secとし、装置の回転撹拌手段の最外周における周速度を50m/secにしたことと、装置の粉体流過部温度および撹拌部温度を40℃になるように設定したこと以外は実施例1と同様にして、実施例10のトナーを得た。
トナー母粒子表面への樹脂微粒子付着工程で、ハイブリダイゼーションシステムの回転撹拌手段の最外周における周速度を100m/secとし、装置の回転撹拌手段の最外周における周速度を50m/secにしたことと、噴霧工程において液体噴霧方向と粉体流動方向とのなす角度(以下「噴霧角度」という)が45°となるように二流体ノズルの取付け角度を設定したこと以外は実施例1と同様にして、実施例11のトナーを得た。
トナー母粒子表面への樹脂微粒子付着工程で、ハイブリダイゼーションシステムの回転撹拌手段の最外周における周速度を100m/secとし、装置の回転撹拌手段の最外周における周速度を50m/secにしたことと、装置の粉体流過部温度および撹拌部温度を40℃になるように設定したことと、さらに噴霧工程において液体噴霧方向と粉体流動方向とのなす角度(以下「噴霧角度」という)が45°となるように二流体ノズルの取付け角度を設定したこと以外は実施例1と同様にして、実施例12のトナーを得た。
噴霧工程において液体噴霧方向と粉体流動方向とのなす角度(以下「噴霧角度」という)が50°となるように二流体ノズルの取付け角度を設定したこと以外は実施例1と同様にして、実施例13のトナーを得た。
噴霧角度が90°となるように二流体ノズルの取付け角度を変更したこと以外は実施例1と同様にして、実施例14のトナーを得た。
噴霧してガス化したエタノールが貫通孔およびガス排出部から排出しにくく、装置内に充満するように、装置外へ排出するエア流量は二流体ノズルに流すエア流量を毎分1Lに下げ、回転軸部から装置内に流すエア流量を毎分9Lに調節して合計して毎分10Lで排出したこと以外は実施例1と同様にして、実施例15のトナーを得た。
トナー母粒子作製工程で処理前母粒子作製工程および処理前母粒子表面処理工程を行ったこと以外は実施例1と同様にして、実施例16のトナーを得た。処理前母粒子作製工程は、実施例1のトナー母粒子作製工程と同様の方法で処理前母粒子を得た。処理前母粒子表面処理工程では、処理前母粒子をハイブリダイゼーションシステムに投入し、回転撹拌手段の最外周における周速度を100m/secとして5分間処理することによってトナー母粒子を得た。トナー母粒子の平均円形度は0.950であった。
処理前母粒子表面処理工程で、処理時間を5分間から40分間に変更したこと以外は実施例16と同様にして、実施例17のトナーを得た。トナー母粒子の平均円形度は0.970であった。
装置の粉体流過部温度および撹拌部温度を制御しなかったこと以外は実施例1と同様にして、比較例1のトナーを得た。
エタノール噴霧工程において、エタノール噴霧速度を毎分0.5gで30分間噴霧するかわりに、液体の噴霧手段として注射器を用いてエタノール15gを30分間で滴下した以外は実施例1と同様にして、比較例2のトナーを得た。
下記式(2)によって、トナーの収率を算出し、実施例1〜17および比較例1,2の製造方法で製造されるトナーの収率を評価した。
トナーの収率(%)={回収されたトナー粒子の重量
/(投入したトナー母粒子の重量
+樹脂微粒子固形分の重量)}×100 …(2)
◎:非常に良好。算出されたトナーの収率が90%以上である。
○:良好。算出されたトナーの収率が80%以上90%未満である。
△:実用上問題なし。算出されたトナーの収率が70%以上80%未満である。
×:不良。算出されたトナーの収率が70%未満である。
実施例1〜17および比較例1,2のトナーを用い、高温保存後の凝集物の有無によって被膜均一性を評価した。トナー20gをポリ容器に密閉し、50℃で48時間放置した後、トナーを取り出して230メッシュのふるいに掛けた。ふるい上に残存するトナーの重量を測定し、この重量のトナー全重量に対する割合である残存量を求め、下記の基準で評価した。同様に55℃で48時間放置した後のトナーの評価も行った。数値が低いほど、トナーがブロッキングを起こさず、保存性が良好であることを示す。
◎:凝集なし。50℃で48時間放置した後の残存量および55℃で48時間放置した後の残存量のうち、多いほうの残存量が1%未満である。
○:凝集微量。50℃で48時間放置した後の残存量および55℃で48時間放置した後の残存量のうち、多いほうの残存量が1%以上3%未満である。
△:凝集少量。50℃で48時間放置した後の残存量および55℃で48時間放置した後の残存量のうち、多いほうの残存量が3%以上20%未満である。
×:凝集多量。50℃で48時間放置した後の残存量および55℃で48時間放置した後の残存量のうち、多いほうの残存量が20%以上である。
上記の収率と被覆均一性との評価に基づき、本発明のトナーの製造方法の総合評価を行った。
○:良好。収率の評価結果が◎または○であり、かつ被覆均一性の評価結果が◎または○である。
×:不良。収率または被覆均一性の評価結果に△または×がある。
202 粉体流路
203 噴霧手段
204 回転撹拌手段
206 粉体投入部
207 粉体回収部
220 撹拌羽根
Claims (14)
- 回転羽根を周設した回転盤と回転軸とを含む回転撹拌手段によってトナー母粒子および樹脂微粒子を回転撹拌室および循環管を含む粉体流路内において繰り返し循環させ回転撹拌室に戻す循環手段と、粉体流路の少なくとも一部に設けられ、粉体流路内および回転撹拌手段の温度を所定の温度に調整する温度調整手段と、噴霧手段とを備える回転撹拌装置を用いる樹脂層被覆トナーの製造方法において、
温度調整手段によって粉体流路内および回転撹拌手段の温度を所定の温度に調整する温度調整工程と、
回転撹拌手段が回転している粉体流路内にトナー母粒子および樹脂微粒子を投入して、トナー母粒子表面に樹脂微粒子を付着させる樹脂微粒子付着工程と、
流動状態にあるトナー母粒子および樹脂微粒子に、それらの粒子を可塑化させる液体を噴霧手段からキャリアガスによって噴霧する噴霧工程と、
トナー母粒子に付着した樹脂微粒子が軟化して膜化するまで回転撹拌手段の回転を続けてトナー母粒子および樹脂微粒子を流動させる膜化工程とを含み、
樹脂微粒子付着工程、噴霧工程および膜化工程では、温度調整手段によって、粉体流路内および回転撹拌手段の温度が前記所定の温度に調整されることを特徴とするトナーの製造方法。 - 温度調整工程において、粉体流路内全体および回転撹拌手段の温度が温度調整手段によって所定の温度に調整されることを特徴とする請求項1に記載のトナーの製造方法。
- 樹脂微粒子付着工程で、平均円形度が0.950以上0.970以下の機械的に球形化処理されたトナー母粒子を用いることを特徴とする請求項1または2に記載のトナーの製造方法。
- 噴霧工程では、トナー母粒子および樹脂微粒子の流動速度が安定してから噴霧手段によって液体を噴霧することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のトナーの製造方法。
- 噴霧工程で噴霧された液体は、粉体流路内が一定のガス濃度になるようにガス化されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のトナーの製造方法。
- 粉体流路内でのガス濃度が一定になるように、ガス化した液体を粉体流路外へ排出することを特徴とする請求項5に記載のトナーの製造方法。
- トナー母粒子および樹脂微粒子が流動する方向である粉体流動方向が一定の方向となるように粉体流路が設けられ、噴霧手段からの液体噴霧方向と、粉体流動方向との成す角度が、45°以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のトナーの製造方法。
- 回転撹拌手段は、回転軸の回転に伴って回転する回転盤を含み、
流動するトナー母粒子および樹脂微粒子は、回転盤に衝突することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のトナーの製造方法。 - 前記液体は、少なくともアルコールを含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のトナーの製造方法。
- 請求項1〜9のいずれか1つに記載のトナーの製造方法によって製造されることを特徴とするトナー。
- 請求項10に記載のトナーを含むことを特徴とする現像剤。
- 前記トナーとキャリアとから成る2成分現像剤であることを特徴とする請求項11に記載の現像剤。
- 請求項11または12に記載の現像剤を用いて、像担持体に形成される潜像を現像してトナー像を形成することを特徴とする現像装置。
- 潜像が形成される像担持体と、
像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、
請求項13に記載の現像装置とを備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009006166A JP4512657B2 (ja) | 2008-05-30 | 2009-01-14 | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 |
US12/474,672 US8197999B2 (en) | 2008-05-30 | 2009-05-29 | Method for manufacturing toner, toner, developer, developing device, and image forming apparatus |
CN200910142611.9A CN101692156B (zh) | 2008-05-30 | 2009-05-31 | 调色剂的制造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008143772 | 2008-05-30 | ||
JP2009006166A JP4512657B2 (ja) | 2008-05-30 | 2009-01-14 | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010009003A true JP2010009003A (ja) | 2010-01-14 |
JP4512657B2 JP4512657B2 (ja) | 2010-07-28 |
Family
ID=41380012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009006166A Active JP4512657B2 (ja) | 2008-05-30 | 2009-01-14 | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8197999B2 (ja) |
JP (1) | JP4512657B2 (ja) |
CN (1) | CN101692156B (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011150094A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Sharp Corp | カプセルトナーの製造方法およびカプセルトナー |
JP2011180463A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Sharp Corp | カプセルトナーの製造方法 |
JP2011191405A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Sharp Corp | 蛍光トナーおよびその製造方法 |
JP2011197482A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Sharp Corp | カプセルトナーの製造方法、カプセルトナーおよび現像剤 |
JP2017116712A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 静電潜像現像用トナー及びその製造方法 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4572246B2 (ja) * | 2008-05-29 | 2010-11-04 | シャープ株式会社 | トナー、現像剤、現像装置および画像形成装置 |
JP4842315B2 (ja) * | 2008-12-18 | 2011-12-21 | シャープ株式会社 | トナーの製造方法、トナー、現像剤、現像装置および画像形成装置 |
JP4961491B2 (ja) * | 2009-09-09 | 2012-06-27 | シャープ株式会社 | カプセルトナー、その製造方法および二成分現像剤 |
JP4918583B2 (ja) * | 2009-11-09 | 2012-04-18 | シャープ株式会社 | トナーの製造方法およびトナー |
JP4903883B2 (ja) * | 2010-01-08 | 2012-03-28 | シャープ株式会社 | カプセルトナーの製造方法 |
CN104375396A (zh) * | 2014-10-23 | 2015-02-25 | 湖北鼎龙化学股份有限公司 | 采用悬浮聚合法制备彩色碳粉的方法 |
JP2018013755A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 粉体回収装置及びこれを用いた処理装置 |
EP4068001A4 (en) * | 2019-11-25 | 2023-12-20 | Tomoegawa Co., Ltd. | TONER PARTICLES FOR THE DEVELOPMENT OF ELECTROSTATIC CHARGE IMAGE AND TONER COMPOSITION FOR THE DEVELOPMENT OF ELECTROSTATIC CHARGE IMAGE |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62262737A (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-14 | Nara Kikai Seisakusho:Kk | 固体粒子の表面改質方法とその装置 |
JPH04211269A (ja) * | 1990-02-22 | 1992-08-03 | Seiko Epson Corp | マイクロカプセルの製造法 |
JPH05281782A (ja) * | 1992-04-02 | 1993-10-29 | Konica Corp | 負帯電性トナーおよび画像形成方法 |
JP2008191639A (ja) * | 2007-01-09 | 2008-08-21 | Sharp Corp | トナーおよびその製造方法、二成分現像剤、現像装置、画像形成装置 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1007127B (zh) * | 1985-05-07 | 1990-03-14 | 株式会社奈良机械制作所 | 改进固体颗粒表面性质的方法与装置 |
DE3687219T2 (de) * | 1985-10-07 | 1993-04-08 | Nara Machinery Co Ltd | Methode zur verbesserung der oberflaechenqualitaet von festen teilchen und vorrichtung dazu. |
US5215854A (en) * | 1988-10-05 | 1993-06-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Process for producing microcapsule toner |
US5296266A (en) * | 1990-02-22 | 1994-03-22 | Seiko Epson Corporation | Method of preparing microcapsule |
JPH0510971A (ja) | 1990-07-30 | 1993-01-19 | Nhk Spring Co Ltd | 導電性接触子 |
JPH04311965A (ja) | 1991-04-11 | 1992-11-04 | Seiko Epson Corp | マイクロカプセルトナーの製造方法 |
JP3639718B2 (ja) | 1997-04-30 | 2005-04-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成方法 |
DE69804046T2 (de) * | 1997-04-30 | 2002-08-01 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Bildherstellungsverfahren führend zu einer Kontrolle der Restladung als Resultat einer ausgewählten Tonerzusammensetzung |
US7169526B2 (en) * | 1999-12-16 | 2007-01-30 | Mitsubishi Chemical Corporation | Toner for the development of electrostatic image and the production process thereof |
JP4076716B2 (ja) | 1999-12-16 | 2008-04-16 | 三菱化学株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
JP3778267B2 (ja) | 2000-03-10 | 2006-05-24 | セイコーエプソン株式会社 | 電子写真用乾式トナーの製造方法 |
ATE345519T1 (de) * | 2000-03-10 | 2006-12-15 | Seiko Epson Corp | Elektrophotographischer trockentoner und herstellungsverfahren |
JP4211269B2 (ja) | 2002-03-27 | 2009-01-21 | 栗田工業株式会社 | 脱臭方法 |
JP4311965B2 (ja) | 2002-04-25 | 2009-08-12 | パナソニック株式会社 | 送風機用羽根車及びその製造方法 |
JP4512628B2 (ja) * | 2007-10-11 | 2010-07-28 | シャープ株式会社 | トナーの製造方法 |
-
2009
- 2009-01-14 JP JP2009006166A patent/JP4512657B2/ja active Active
- 2009-05-29 US US12/474,672 patent/US8197999B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-05-31 CN CN200910142611.9A patent/CN101692156B/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62262737A (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-14 | Nara Kikai Seisakusho:Kk | 固体粒子の表面改質方法とその装置 |
JPH04211269A (ja) * | 1990-02-22 | 1992-08-03 | Seiko Epson Corp | マイクロカプセルの製造法 |
JPH05281782A (ja) * | 1992-04-02 | 1993-10-29 | Konica Corp | 負帯電性トナーおよび画像形成方法 |
JP2008191639A (ja) * | 2007-01-09 | 2008-08-21 | Sharp Corp | トナーおよびその製造方法、二成分現像剤、現像装置、画像形成装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011150094A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Sharp Corp | カプセルトナーの製造方法およびカプセルトナー |
US8431317B2 (en) | 2010-01-20 | 2013-04-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing capsule toner |
JP2011180463A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Sharp Corp | カプセルトナーの製造方法 |
JP2011191405A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Sharp Corp | 蛍光トナーおよびその製造方法 |
JP2011197482A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Sharp Corp | カプセルトナーの製造方法、カプセルトナーおよび現像剤 |
JP2017116712A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 静電潜像現像用トナー及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101692156B (zh) | 2012-09-19 |
US8197999B2 (en) | 2012-06-12 |
CN101692156A (zh) | 2010-04-07 |
JP4512657B2 (ja) | 2010-07-28 |
US20090297224A1 (en) | 2009-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4512657B2 (ja) | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 | |
JP4489109B2 (ja) | トナーおよびその製造方法、二成分現像剤 | |
JP5022801B2 (ja) | トナーの製造方法、トナー、二成分現像剤、現像装置および画像形成装置 | |
JP4493683B2 (ja) | トナーおよびそれを用いた二成分現像剤 | |
US20080166156A1 (en) | Toner and method of manufacturing the same, two-component developer, developing apparatus, and image forming apparatus | |
JP4512628B2 (ja) | トナーの製造方法 | |
JP4812845B2 (ja) | カプセルトナーの製造方法 | |
JP2009008950A (ja) | トナーおよびトナーの製造方法、2成分現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 | |
JP4842315B2 (ja) | トナーの製造方法、トナー、現像剤、現像装置および画像形成装置 | |
JP5135251B2 (ja) | トナーおよびトナーの製造方法、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 | |
JP4966878B2 (ja) | トナーおよびその製造方法、二成分現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 | |
JP4718594B2 (ja) | 樹脂層被覆トナーの製造方法 | |
US8313882B2 (en) | Toner and two-component developer | |
JP4660580B2 (ja) | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 | |
JP4662568B2 (ja) | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 | |
JP4764935B2 (ja) | トナー製造方法 | |
JP4764934B2 (ja) | トナー製造方法 | |
JP5103410B2 (ja) | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 | |
JP2010230733A (ja) | トナーの製造方法およびトナー、2成分現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 | |
JP2009015083A (ja) | トナーおよびその製造方法、二成分現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 | |
JP5286209B2 (ja) | カプセルトナーの製造方法、カプセルトナー、現像剤、現像装置および画像形成装置 | |
JP2011065193A (ja) | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 | |
JP2010139779A (ja) | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 | |
JP2010204215A (ja) | トナー製造方法、および当該方法によって得られるトナー、2成分現像剤、現像装置、画像形成装置 | |
JP2009015084A (ja) | 磁性体含有樹脂キャリア、2成分現像剤、現像装置および画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100413 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100510 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4512657 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514 Year of fee payment: 4 |