JP2010004220A - 画像形成装置、プログラム及び画像形成処理方法 - Google Patents

画像形成装置、プログラム及び画像形成処理方法 Download PDF

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Abstract


【課題】トランスペアレンシー処理の実行命令を含む印刷データに基づいて行われる画像形成処理において、ユーザの所望する処理過程で、ユーザにとって最適な処理結果を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、トランスペアレンシー処理を実行する際に使用されるRAMの記憶容量が不足している場合、トランスペアレンシー処理の実行回数を制御して、異なる実行回数のトランスペアレンシー処理が施された各プレビュー画像をクライアント端末の印刷プレビュー画面231に表示させる。そして、ユーザは、当該印刷プレビュー画面231に表示されるプレビュー画像を見ながら、印刷出力させたい画像を選択し、その旨のユーザ操作を操作部に対して行う。つまり、印刷実行ボタンb1を押下する。そして、画像形成装置は、操作部から出力された指示信号に基づいて、印刷出力の対象となる画像を決定し、印刷出力を行う。
【選択図】図11

Description

本発明は、画像形成装置、プログラム及び画像形成処理方法に関する。
近年、PC(Personal Computer)等の外部装置で作成されたPS(Post Script:ポストスクリプト(登録商標))やPCL(Printer Control Language)等のページ記述言語(PDL:Pate Description Language)形式のデータ(PDLデータ)を、LAN等のネットワークを介して受信し、受信したデータを一旦中間形式のデータ(中間データ)に変換し、この中間データをラスタライズしてビットマップデータを生成し、印刷を行うプリンタ、MFP(Multi Function Peripheral)等の画像形成装置が普及している。
また、外部機器等のプリンタドライバ上でPDFデータ、XPSデータをPDLデータに変換することなく、PDFデータ、XPSデータのまま受信し、受信したデータを中間データに変換し、この中間データをラスタライズしてビットマップデータを生成し、印刷を行う画像形成装置も増えてきている。尚、この処理は、PDFダイレクトプリント、XPSダイレクトプリントと呼ばれている。
PDFデータやXPSデータ等の印刷データは、複数の画像データを透過させて重ね合わせて1つの画像を表示するトランスペアレンシー機能(透過機能)を有する。
ところで、画像形成装置は、トランスペアレンシー処理(トランスペアレンシー機能による処理)を行う場合、多くのメモリ量を必要とするが、画像形成装置に搭載できるメモリ量には限度がある。そのため、限られたメモリ量を効率良く使う為の様々な工夫が為されている。
例えば、トランスペアレンシー処理が含まれる描画命令を受信した場合、画像形成装置は、このトランスペアレンシー処理を行わなくても描画可能である描画命令か否かを自動的に判定し、描画可能である場合は、この描画命令をトランスペアレンシー処理を行わない描画命令に変更する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005−426264号公報
しかし、特許文献1の技術では、画像形成装置がトランスペアレンシー処理の内容を自動で決定しているため、ユーザは、必ずしも所望の処理結果(印刷結果)を得ることができない。
また、前述の通り、トランスペアレンシー処理では、多くのメモリ量を必要とするため、メモリ不足になった場合、HDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)を用いた低速処理に移行したり、処理不可能として印刷エラーが発生したりしてしまう恐れがある。
本発明は、上述したような課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、トランスペアレンシー処理の実行命令を含む印刷データに基づいて行われる画像形成処理において、ユーザの所望する処理過程で、ユーザにとって最適な処理結果を提供することである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
トランスペアレンシー処理の実行命令を含む印刷データに基づいて画像形成処理を行う画像形成装置であって、
前記トランスペアレンシー処理を実行する際に使用される記憶部と、
前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、前記トランスペアレンシー処理の実行回数を制御して、異なる実行回数のトランスペアレンシー処理が施された各プレビュー画像を表示部に表示させ、何れのトランスペアレンシー処理を実行するかに関する操作者からの指示に基づいて印刷出力の対象となる画像を決定する制御部と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、
前記記憶部の使用可能な記憶容量に基づいて、トランスペアレンシー処理の実行可能回数を算出し、前記印刷データに基づいて、当該印刷データにおけるトランスペアレンシー処理の実行回数を算出し、前記実行可能回数と前記実行回数とを比較し、前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足しているか否かを判定する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記記憶部よりアクセス速度の遅い第2記憶部を更に備え、
前記制御部は、
前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、前記第2記憶部を前記トランスペアレンシー処理を実行する際に使用する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部は、
前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、前記印刷出力の対象となる画像の画質を優先するように、前記トランスペアレンシー処理の実行回数を制御する。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部は、
前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、画像形成処理の処理速度を優先するように、前記トランスペアレンシー処理の実行回数を制御する。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明において、
前記表示部と、操作者からの指示を受け付ける操作部と、を更に備え、
前記制御部は、前記操作部から受け付けた、何れのトランスペアレンシー処理を実行するかに関する操作者からの指示に基づいて、印刷出力の対象となる画像を決定する。
請求項7に記載のプログラムは、
トランスペアレンシー処理の実行命令を含む印刷データに基づいて画像形成処理を行うコンピュータを、
前記トランスペアレンシー処理を実行する際に使用される記憶部、
前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、前記トランスペアレンシー処理の実行回数を制御して、異なる実行回数のトランスペアレンシー処理が施された各プレビュー画像を表示部に表示させ、何れのトランスペアレンシー処理を実行するかに関する操作者からの指示に基づいて印刷出力の対象となる画像を決定する制御部、
として機能させる。
請求項8に記載の発明は、
トランスペアレンシー処理の実行命令を含む印刷データに基づいて画像形成処理を行う画像形成処理方法であって、
前記トランスペアレンシー処理を実行する際に使用される記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、前記トランスペアレンシー処理の実行回数を制御して、異なる実行回数のトランスペアレンシー処理が施された各プレビュー画像を表示部に表示させ、
何れのトランスペアレンシー処理を実行するかに関する操作者からの指示に基づいて印刷出力の対象となる画像を決定する。
請求項1、7及び8に記載の発明によれば、画像形成装置は、トランスペアレンシー処理を実行する際に使用される記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、前記トランスペアレンシー処理の実行回数を制御して、異なる実行回数のトランスペアレンシー処理が施された各プレビュー画像を表示部に表示させる。そして、何れのトランスペアレンシー処理を実行するかに関する操作者からの指示に基づいて印刷出力の対象となる画像を決定する。
そのため、トランスペアレンシー処理の実行命令を含む印刷データに基づいて行われる画像形成処理において、ユーザの所望する処理過程で、ユーザにとって最適な処理結果を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足しているか否かを正確に判定することができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記記憶部の記憶容量が不足している場合、第2記憶部を使用するため、記憶容量の不足による印刷エラーの発生を防ぐことができる。
請求項4に記載の発明によれば、画質を優先して画像形成処理を行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、処理速度を優先して画像形成処理を行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、ユーザは、画像形成装置上で、プレビュー画像を参照することができ、且つ何れのトランスペアレンシー処理を実行するかに関する指示を入力することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について説明する。
[画像形成システムのシステム構成]
図1に、画像形成システム100のシステム構成を示す。図1に示すように、画像形成システム100は、画像形成装置10とクライアント端末20とから構成されており、各装置はLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNを介して、データ通信可能に接続されている。
画像形成装置10は、コピー機能、画像読取機能、プリンタ機能を備えた、所謂MFP(Multi-Function Peripheral)であり、クライアント端末20から送信されるプリントジョブ(プリント指令)や、画像形成装置10に備えられているスキャナ等の画像読取部から読み込んだ画像データ等に基づき、用紙に画像を形成する。
クライアント端末20は、所謂パーソナルコンピュータであり、画像形成装置10にプリントジョブを送信する機能を有する。クライアント端末20には、プリンタドライバプログラム(以下、単にプリンタドライバと称することがある。)がインストールされており、このプリンタドライバの機能を用いて画像形成時に適用されるプリント条件のデータ(印刷要求データ)、画像データ(印刷データ)等を含んだプリントジョブを生成し画像形成装置10に送信する。
[クライアント端末の機能的構成]
図2に、クライアント端末20の構成を示す。図2に示すように、クライアント端末20は、CPU21、操作部22、表示部23、通信部24、RAM(Random Access Memory)25、HDD26を備えて構成されている。
CPU21は、操作部22から入力される操作信号(指示信号)又は通信部24により受信される指示信号に応じて、HDD26に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、RAM25内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部22は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウスなどのポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された指示信号をCPU21に出力する。
表示部23は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、CPU21から入力される表示信号の指示に従って、操作部22からの入力指示やデータ等を表示する。
通信部24は、LANアダプタ、ルータ、TA等を備え、通信ネットワークNを介して接続された画像形成装置10等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
RAM25は、CPU21により実行される各種処理プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
HDD26は、記憶装置であり、各種プログラム、設定データ、画像データ等を記憶する。また、HDD26は、プリンタドライバプログラム261を記憶している。
CPU21は、当該プリンタドライバプログラム261をHDD26から読み出してRAM25に展開し、当該プログラムとの協働により画像形成装置10に、印刷要求データ及び印刷データを送信する。印刷データは、PDLデータ、PDFデータ、XPSデータ等である。
[画像形成装置の機能的構成]
図3に、画像形成装置10の構成を示す。図3に示すように、画像形成装置10は、CPU11、操作部12、表示部13、画像読取部14、画像形成部15、通信部16、RAM17、ROM(Read Only Memory)18、HDD19を備えて構成されている。
CPU11は、操作部12から入力される操作信号(指示信号)又は通信部16により受信される指示信号に応じて、ROM18に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、RAM17内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。例えば、CPU11は画像形成に関する一連の処理を行う。
操作部12は、数字キーやスタートキー、リセットキー等の各種キーを有し、押下されたキーの押下信号をCPU11に出力する。また、操作部12は、表示部13と一体的に形成されたタッチパネルを備えており、ユーザの指先やタッチペン等により当接されたタッチパネル上の位置を検出して、位置信号をCPU11に出力する。
画像読取部14は、原稿画像を読み取って画像データを生成する所謂スキャナであり、原稿を載置するプラテンガラス、プラテンガラス上の原稿画像を走査し、これをCCDイメージセンサ上に結像する走査光学系を備えている。画像読取部14は、CCDイメージセンサで読み取った原稿画像に基づいて生成された画像信号をA/D変換して画像信号を生成する。
画像形成部15は、電子写真方式、静電記録方式、熱転写方式等の作像プロセスを利用して画像を形成するために必要な構成要素を含む機能部である。例えば、画像形成部15は、感光体、転写ベルト、定着器、各種搬送ベルト、電子回路、給紙部、排紙部等を備える。画像形成部15は、CPU11の指示に従い、画像読取部14により生成された画像データ又は通信部16により受信された印刷データ等に基づいて、給紙部から供給された用紙に画像を形成し、排紙部に搬送する。また、給紙部は給紙トレイを、排紙部は排紙トレイを備える。
通信部16は、LAN(Local Area Network)アダプタ、ルータ、TA(Terminal Adapter)等を備え、通信ネットワークNを介して接続されたクライアント端末20等の外部機器との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部16は、クライアント端末20からプリントジョブデータ(印刷要求データ及び印刷データ)を受信する。
RAM17は、CPU11により実行される各種処理プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。RAM17は、後述する中間データを記憶する。
ROM18は、CPU11で実行される各種処理プログラム、各種データ等を記憶する。これらの各種プログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。また、ROM18は、インタプリタプログラム181を記憶している。
HDD19は、記憶装置であり、画像読取部14により読み取られた画像データ、通信部16によりクライアント端末20から受信された印刷データ(PDLデータ、PDFデータ、XPSデータ)等を記憶する。また、HDD19は、後述する中間データを記憶する。また、HDD19の記憶容量はRAM17に比べて大きい。また、HDD19のCPU11からのアクセス速度はRAM17に比べて遅い。
CPU11は、インタプリタプログラム181をROM18から読み出してRAM17に展開し、当該プログラムとの協働により、通信部16によりクライアント端末20から受信された印刷データを解析して、印刷データとビットマップデータとの間の中間データを生成する。以下、説明の便宜上、CPU11とインタプリタプログラム181との協働による処理を、CPU11の処理として説明する場合がある。
中間データは、印刷データを解析した後のビットマップデータに展開する前のデータであり、ビットマップデータより小さな容量で保存することができる。中間データは、印刷データに含まれるオブジェクト(テキストデータ、グラフィックスデータ、イメージデータ等)の特徴に応じて生成される。例えば、テキストデータやグラフィックスデータの中間データとしてはベクタ形式のデータ、イメージデータの中間データとしてはイメージ形式のデータを挙げることができる。
また、CPU11は、印刷データを解析し、当該印刷データがトランスペアレンシー処理の実行命令を含むか否かを判定する。そして、トランスペアレンシー処理の実行命令を含む場合、CPU11は、後述するトランスペアレンシー処理を行う。
そして、CPU11は、中間データにラスタライズ処理を施して、印刷可能なビットマップデータを生成する。そして、CPU11は、当該ビットマップデータを画像形成部15に出力する。
尚、CPU11は、これらの印刷データからビットマップデータを生成する処理をバンド単位で行う。
[トランスペアレンシー処理]
次に、CPU11とRAM17に展開されたインタプリタプログラム181とが協働して行うトランスペアレンシー処理について図4〜図8を用いて説明する。
図4は、トランスペアレンシー処理の実行命令(コマンドA、コマンドB、コマンドC)によって実行されるトランスペアレンシー処理の処理イメージ図である。
コマンドAは、透過率0パーセントの画像データd1を背景として、当該画像データd1に透過率50パーセントの画像データd2を重ね合わせるトランスペアレンシー処理の実行命令である。このコマンドAによるトランスペアレンシー処理によって、画像データd5が生成される。
また、コマンドBは、透過率0パーセントの画像データd3を背景として、当該画像データd3に透過率30パーセントの画像データd4を重ね合わせるトランスペアレンシー処理の実行命令である。このコマンドBによるトランスペアレンシー処理によって、画像データd6が生成される。
また、コマンドCは、透過率0パーセントの画像データd5を背景として、当該画像データd5に透過率50パーセントの画像データd6を重ね合わせるトランスペアレンシー処理の実行命令である。このコマンドCによるトランスペアレンシー処理によって、画像データd7が生成される。
図5は、CPU11が、コマンドA、B、Cによるトランスペアレンシー処理を行う際に確保する記憶領域のイメージ図である。このイメージ図(図5)は、1バンド分の記憶領域を表している。尚、当該記憶領域は、RAM17やHDD19に確保される。
CPU11は、コマンドAによるトランスペアレンシー処理を行うために第1作業バッファm1、第3作業バッファm3、第4作業バッファm4を確保する。ここで、第3作業バッファm3は、画像データd1(図4参照)に対する処理に使用される。また、第4作業バッファm4は、画像データd2(図4参照)に対する処理に使用される。そして、第1作業バッファm1には、画像データd5(図4参照)が格納される。
また、CPU11は、コマンドBによるトランスペアレンシー処理を行うために第2作業バッファm2、第5作業バッファm5、第6作業バッファm6を確保する。ここで、第5作業バッファm5は、画像データd3(図4参照)に対する処理に使用される。また、第6作業バッファm6は、画像データd4(図4参照)に対する処理に使用される。そして、第2作業バッファm2には、画像データd6(図4参照)が格納される。
また、CPU11は、コマンドCによるトランスペアレンシー処理を行うために、第1作業バッファm1、第2作業バッファm2の他に、バンドバッファm7を確保する。ここで、第1作業バッファm1は、画像データd5に対する処理に使用される。また、第2作業バッファm2は、画像データd6に対する処理に使用される。そして、バンドバッファm7には、画像データd7(図4参照)が格納される。
図6は、コマンドAを省略したトランスペアレンシー処理、つまり、コマンドB、Cによるトランスペアレンシー処理の処理イメージ図である。CPU11は、コマンドAを実行する代わりに、透過率0パーセントの画像データd1を背景として、当該画像データd1に透過率0パーセントの画像データd2を重ね合わせる。つまり、トランスペアレンシー処理(透過処理)を施さず(ベタ塗りで)、画像データd1に画像データd2を重ね合わせる。そして、CPU11は、画像データd5を生成する。
CPU11は、コマンドAを省略したトランスペアレンシー処理を行う場合、第1作業バッファm1、第2作業バッファm2、第5作業バッファm5、第6作業バッファm6、バンドバッファm7を確保する(図5参照)。つまり、図5において、第3作業バッファm3、第4作業バッファm4を除いた記憶領域を確保する。
図7は、コマンドBを省略したトランスペアレンシー処理、つまり、コマンドA、Cによるトランスペアレンシー処理の処理イメージ図である。CPU11は、コマンドBを実行する代わりに、透過率0パーセントの画像データd3を背景として、当該画像データd3に透過率0パーセントの画像データd4を重ね合わせる。つまり、トランスペアレンシー処理を施さず(ベタ塗りで)、画像データd3に画像データd4を重ね合わせる。そして、CPU11は、画像データd6を生成する。
CPU11は、コマンドBを省略したトランスペアレンシー処理を行う場合、第1作業バッファm1、第2作業バッファm2、第3作業バッファm3、第4作業バッファm4、バンドバッファm7を確保する(図5参照)。つまり、図5において、第5作業バッファm5、第6作業バッファm6を除いた記憶領域を確保する。
図8は、コマンドAとBとを省略したトランスペアレンシー処理、つまり、コマンドCによるトランスペアレンシー処理の処理イメージ図である。CPU11は、コマンドAを実行する代わりに、透過率0パーセントの画像データd1を背景として、当該画像データd1に透過率0パーセントの画像データd2を重ね合わせる。つまり、トランスペアレンシー処理を施さず(ベタ塗りで)、画像データd1に画像データd2を重ね合わせる。そして、CPU11は、画像データd5を生成する。また、CPU11は、コマンドBを実行する代わりに、透過率0パーセントの画像データd3を背景として、当該画像データd3に透過率0パーセントの画像データd4を重ね合わせる。つまり、トランスペアレンシー処理を施さず(ベタ塗りで)、画像データd3に画像データd4を重ね合わせる。そして、CPU11は、画像データd6を生成する。
CPU11は、コマンドAとBとを省略したトランスペアレンシー処理を行う場合、第1作業バッファm1、第2作業バッファm2、バンドバッファm7を確保する(図5参照)。つまり、図5において、第3作業バッファm3、第4作業バッファm4、第5作業バッファm5、第6作業バッファm6を除いた記憶領域を確保する。
このように、コマンドA、B、C、全てのトランスペアレンシー処理を行うと、処理結果の画像データd7の画質は良くなるが、使用する記憶容量が多くなってしまう。そのため、記憶領域をRAM17に確保できない場合は、HDD19に当該記憶領域を確保する必要があり、トランスペアレンシー処理に時間がかかってしまう。このような、画質を優先する処理を画質優先処理と称す。
また、コマンドCのみのトランスペアレンシー処理を行うと、処理結果の画像データd7の画質は悪くなるが、使用する記憶容量が少なくて済む。そのため、画質優先処理に比べて、記憶領域をRAM17に確保できる可能性は高い。よって、トランスペアレンシー処理に係る時間は、画質優先処理に比べて短い。このような、処理速度を優先する処理を速度優先処理と称す。
また、コマンドB、Cのトランスペアレンシー処理、コマンドA、Cのトランスペアレンシー処理は、画質優先処理、速度優先処理の中間の処理であり、このような処理を中間処理と称す。
[画像形成処理]
次に、画像形成装置10が行う画像形成処理の具体的な処理内容について図9を用いて説明する。
図9は、画像形成処理を示すフローチャートである。本フローチャートでは、画像形成装置10がクライアント端末20から受信するデータとして、印刷データにのみ着目している。また、この印刷データは、PDFデータ、XPSデータである。つまり、画像形成装置10は、PDFダイレクトプリント、XPSダイレクトプリントを行う。
まず、CPU11は、通信部16によりクライアント端末20から印刷データを受信し、RAM17やHDD19に記憶させる(ステップS1)。そして、CPU11は、受信した印刷データを解析する(ステップS2)。
そして、CPU11は、印刷データにトランスペアレンシー処理の実行命令のコマンドが含まれているか否かを判定する。つまり、CPU11は、トランスペアレンシー処理を行うか否かを判定する(ステップS3)。
例えば、PDFデータに、
[ /SMask << /S /Alpha /G {myform} >> /SetTransparency pdfmark
というコマンドが入っていれば、印刷データ(PDFデータ)に、トランスペアレンシー処理の実行命令のコマンドが含まれていると判定する。
CPU11は、解析の結果、印刷データにトランスペアレンシー処理の実行命令のコマンドが含まれていないと判定すると(ステップS3;NO)、印刷データから生成された中間データにラスタライズ処理を施して、印刷可能なビットマップデータを生成する(ステップS10)。そして、CPU11は、当該ビットマップデータを画像形成部15に出力し、プリント出力を行う(ステップS11)。以上で、画像形成処理が終了する。
一方、CPU11は、解析の結果、印刷データにトランスペアレンシー処理の実行命令のコマンドが含まれていると判定すると(ステップS3;YES)、RAM17においてトランスペアレンシー処理を行うために確保できる作業バッファ数(記憶容量)に基づいて、トランスペアレンシー処理実行可能回数「Ta」を算出する(ステップS4)。
そして、CPU11は、印刷データに含まれるトランスペアレンシー処理の実行命令のコマンドの数を計算する。つまり、CPU11は、トランスペアレンシー処理の実行回数「Tb」を算出する(ステップS5)。
そして、CPU11は、トランスペアレンシー処理の実行可能回数「Ta」と実行回数「Tb」とを比較する(ステップS6)。このように、「Ta」と「Tb」を比較することにより、RAM17の記憶容量がトランスペアレンシー処理を実行するのに不足しているか否かを正確に判定することができる。
比較の結果、実行回数「Tb」が実行可能回数「Ta」以下である場合(ステップS6;NO)、CPU11は、通常のトランスペアレンシー処理を行う(ステップS8)。具体的には、印刷データにトランスペアレンシーの実行命令であるコマンドA、B、Cが含まれている場合、RAM17に、図5に示すようなメモリ領域を確保し、図4に示すようなコマンドAによるトランスペアレンシー処理、コマンドBによるトランスペアレンシー処理、コマンドCによるトランスペアレンシー処理を実行する。そして、CPU11は、印刷データから生成された中間データ(トランスペアレンシー処理の対象データ)にラスタライズ処理を施して、印刷可能なビットマップデータを生成する。そして、CPU11は、当該ビットマップデータを画像形成部15に出力し、プリント出力を行う(ステップS11)。以上で、画像形成処理が終了する。
一方、ステップS6による比較の結果、実行回数「Tb」が実行可能回数「Ta」より多い場合(ステップS6;YES)、CPU11は、選択トランスペアレンシー処理を行う(ステップS7)。選択トランスペアレンシー処理については後述する。
CPU11は、選択トランスペアレンシー処理において、ジョブキャンセルとなった場合(ステップS9;YES)、プリント出力を行うことなく、画像形成処理を終了する。
一方、CPU11は、ジョブキャンセルとならずに選択トランスペアレンシー処理を実行した場合(ステップS9;NO)、選択トランスペアレンシー処理において生成されたビットマップデータを画像形成部15に出力し、プリント出力を行う(ステップS11)。以上で、画像形成処理が終了する。
[選択トランスペアレンシー処理]
次に、選択トランスペアレンシー処理(図9のステップS7)の具体的な処理内容について図10と図11を用いて説明する。選択トランスペアレンシー処理とは、画質優先のトランスペアレンシー処理(画質優先処理:コマンドA、B、Cによるトランスペアレンシー処理)を行うか、速度優先のトランスペアレンシー処理(速度優先処理:コマンドCによるトランスペアレンシー処理)を行うか、画質速度中間のトランスペアレンシー処理(中間処理:コマンドB、Cによるトランスペアレンシー処理、又はコマンドA、Cによるトランスペアレンシー処理)を行うかをユーザに選択させ、選択されたトランスペアレンシー処理を実行する処理である。
まず、CPU11は、クライアント端末20の表示部23に画質優先処理を行うか否かの選択画面(図示せず)を表示させる。ユーザは、当該選択画面上で、画質優先処理を行うか否か、もしくはジョブをキャンセルするかを選択し、操作部22に対してその旨の入力を行う。
CPU11は、クライアント端末20から通信部16を介して画質優先処理を行う旨の操作信号を受信すると(ステップS101;YES)、トランスペアレンシー処理を行うための記憶領域(図5参照)をHDD19に確保し(又はRAM17とHDD19とに確保し)、コマンドA、B、Cによるトランスペアレンシー処理(図4参照)を実行する(ステップS102)。そして、CPU11は、印刷データから生成された中間データ(トランスペアレンシー処理の対象データ)にラスタライズ処理を施して、印刷可能なビットマップデータを生成する(ステップS103)。以上で、選択トランスペアレンシー処理が終了する。
また、CPU11は、クライアント端末20から通信部16を介してジョブをキャンセルする旨の操作信号を受信すると(ステップS101;NO、ステップS104;YES)、トランスペアレンシー処理やラスタライズ処理等を行わずに、選択トランスペアレンシー処理を終了する。
また、CPU11は、通信部16を介して画質優先処理を行わない旨の操作信号を受信すると(ステップS101;NO、ステップS104;NO)、コマンドA以外のトランスペアレンシー処理(コマンドB、Cによるトランスペアレンシー処理)を行うための記憶領域(図5において第3作業バッファm3、第4作業バッファm4を除いたもの)をRAM17に確保し、コマンドA以外のトランスペアレンシー処理(図6参照)を実行する(ステップS105)。尚、RAM17に記憶領域が確保できない場合は、HDD19に当該記憶領域を確保する。もしくは、ステップS105〜ステップS108の処理を行わず、「ステップS104;NO」から「ステップS109」に処理が移行する。
そして、CPU11は、印刷データから生成された中間データ(トランスペアレンシー処理の対象データ)にラスタライズ処理を施し、印刷可能なビットマップデータを生成する。
そして、CPU11は、クライアント端末20の表示部23に印刷プレビュー画面231(図11参照)を表示させる(ステップS106)。印刷プレビュー画面231は、プレビュー画像を表示し、印刷実行ボタンb1、Nextボタンb2、印刷キャンセルボタンb3を備える。ここで、このプレビュー画像は、コマンドA以外のトランスペアレンシー処理が実行された中間データに対するビットマップ画像である。
印刷実行ボタンb1が押下されると、クライアント端末20のCPU21は、印刷プレビュー画面231に表示されているプレビュー画像をプリント出力する旨の(選択する旨の)指示信号を通信部24を介して画像形成装置10に送信(出力)する。画像形成装置10のCPU11は、通信部16を介して当該指示信号を受信すると(ステップS107;YES)、このプレビュー画像のビットマップデータを画像形成部15に出力するデータとする。そして、選択トランスペアレンシー処理を終了する。
印刷キャンセルボタンb3が押下されると、クライアント端末20のCPU21は、ジョブをキャンセルする旨の指示信号を通信部24を介して画像形成装置10に送信(出力)する。画像形成装置10のCPU11は、通信部16を介して当該指示信号を受信すると(ステップS107;NO、ステップS108;YES)、トランスペアレンシー処理やラスタライズ処理等を行わずに、選択トランスペアレンシー処理を終了する。
Nextボタンb2が押下されると、クライアント端末20のCPU21は、印刷プレビュー画面231に表示されているプレビュー画像をプリント出力しない旨の(選択しない旨の)指示信号を通信部24を介して画像形成装置10に送信(出力)する。画像形成装置10のCPU11は、通信部16を介して当該指示信号を受信すると(ステップS107;NO、ステップS108;NO)、コマンドB以外のトランスペアレンシー処理(コマンドA、Cによるトランスペアレンシー処理)を行うための記憶領域(図5において第5作業バッファm5、第6作業バッファm6を除いたもの)をRAM17に確保し、コマンドB以外のトランスペアレンシー処理(図7参照)を実行する(ステップS109)。尚、RAM17に記憶領域が確保できない場合は、HDD19に当該記憶領域を確保する。もしくは、ステップS109〜ステップS112の処理を行わず、「ステップS108;NO」から「ステップS113」に処理が移行する。
そして、CPU11は、印刷データから生成された中間データ(トランスペアレンシー処理の対象データ)にラスタライズ処理を施し、印刷可能なビットマップデータを生成する。
そして、CPU11は、印刷プレビュー画面231のプレビュー画像を、この生成されたビットマップ画像とする(ステップS110)。つまり、プレビュー画像をコマンドB以外のトランスペアレンシー処理が実行された中間データに対するビットマップ画像とする。
そして、印刷実行ボタンb1が押下されると、クライアント端末20のCPU21は、印刷プレビュー画面231に表示されているプレビュー画像をプリント出力する旨の(選択する旨の)指示信号を通信部24を介して画像形成装置10に送信(出力)する。画像形成装置10のCPU11は、通信部16を介して当該指示信号を受信すると(ステップS111;YES)、このプレビュー画像のビットマップデータを画像形成部15に出力するデータとする。そして、選択トランスペアレンシー処理を終了する。
印刷キャンセルボタンb3が押下されると、クライアント端末20のCPU21は、ジョブをキャンセルする旨の指示信号を通信部24を介して画像形成装置10に送信(出力)する。画像形成装置10のCPU11は、通信部16を介して当該指示信号を受信すると(ステップS111;NO、ステップS112;YES)、トランスペアレンシー処理やラスタライズ処理等を行わずに、選択トランスペアレンシー処理を終了する。
Nextボタンb2が押下されると、クライアント端末20のCPU21は、印刷プレビュー画面231に表示されているプレビュー画像をプリント出力しない旨の(選択しない旨の)指示信号を通信部24を介して画像形成装置10に送信(出力)する。画像形成装置10のCPU11は、通信部16を介して当該操作信号を受信すると(ステップS111;NO、ステップS112;NO)、コマンドA、B以外のトランスペアレンシー処理(コマンドCによるトランスペアレンシー処理)を行うための記憶領域(図5において第3作業バッファm3、第4作業バッファm4、第5作業バッファm5、第6作業バッファm6を除いたもの)をRAM17に確保し、コマンドA、B以外のトランスペアレンシー処理(図8参照)を実行する(ステップS113)。尚、RAM17に記憶領域が確保できない場合は、HDD19に当該記憶領域を確保する。もしくは、CPU11は、ステップS113〜ステップS116の処理を行わず、「ステップS112」から「ステップS101」に処理が移行し、画像優先処理しか実行できなくなる。
そして、CPU11は、印刷データから生成された中間データ(トランスペアレンシー処理の対象データ)にラスタライズ処理を施し、印刷可能なビットマップデータを生成する。
そして、CPU11は、印刷プレビュー画面231のプレビュー画像を、この生成されたビットマップ画像とする(ステップS114)。つまり、プレビュー画像をコマンドA、B以外のトランスペアレンシー処理が実行された中間データに対するビットマップ画像とする。
そして、印刷実行ボタンb1が押下されると、クライアント端末20のCPU21は、印刷プレビュー画面231に表示されているプレビュー画像をプリント出力する旨の(選択する旨の)指示信号を通信部24を介して画像形成装置10に送信(出力)する。画像形成装置10のCPU11は、通信部16を介して当該指示信号を受信すると(ステップS115;YES)、このプレビュー画像のビットマップデータを画像形成部15に出力するデータとする。そして、選択トランスペアレンシー処理を終了する。
印刷キャンセルボタンb3が押下されると、クライアント端末20のCPU21は、ジョブをキャンセルする旨の指示信号を通信部24を介して画像形成装置10に送信(出力)する。画像形成装置10のCPU11は、通信部16を介して当該指示信号を受信すると(ステップS115;NO、ステップS116;YES)、トランスペアレンシー処理やラスタライズ処理等を行わずに、選択トランスペアレンシー処理を終了する。
Nextボタンb2が押下されると、クライアント端末20のCPU21は、印刷プレビュー画面231に表示されているプレビュー画像をプリント出力しない旨の(選択しない旨の)指示信号を通信部24を介して画像形成装置10に送信(出力)する。画像形成装置10のCPU11は、通信部16を介して当該指示信号を受信すると(ステップS115;NO、ステップS116;NO)、クライアント端末20の表示部23に画像優先処理を行うか否かの選択画面(図示せず)を再表示させる。そして、ステップS101の処理に戻る。
尚、CPU11は、画質優先処理を行うか否かの選択画面(図示せず)を表示させる前に、ステップS102、S103の処理を行い、印刷プレビュー画面231のプレビュー画像をコマンドA、B、Cのトランスペアレンシー処理が実行された中間データに対するビットマップ画像とし、印刷実行ボタンb1、Nextボタンb2、印刷キャンセルボタンb3にて、ユーザに当該プレビュー画像をプリント出力するか否かを選択させる構成としてもよい。
尚、本フローチャートでは、画像形成部15に出力するビットマップデータと、プレビュー画像のビットマップデータとは、同一のデータであるとした(例えば、解像度1200dpi)が、プレビュー画像用の解像度の低いビットマップデータ(例えば、解像度92dpiや96dpi)を別に生成し、プリント出力する旨の指示信号をCPU11が受信してから、解像度の高いプリント出力用のビットマップデータを生成する構成としてもよい。
以上、本実施の形態によれば、画像形成装置10は、トランスペアレンシー処理を実行する際に使用されるRAM17の記憶容量が不足している場合、トランスペアレンシー処理の実行回数を制御して、異なる実行回数のトランスペアレンシー処理が施された各プレビュー画像をクライアント端末20の印刷プレビュー画面231に表示させる。そして、ユーザは、当該印刷プレビュー画面231に表示されるプレビュー画像を見ながら、印刷出力させたい画像を選択し、その旨のユーザ操作を操作部22に対して行う。つまり、印刷実行ボタンb1を押下する。そして、画像形成装置10は、操作部22から出力された指示信号(通信部16から出力された指示信号)に基づいて、印刷出力の対象となる画像を決定し、印刷出力を行う。
そのため、トランスペアレンシー処理の実行命令を含む印刷データに基づいて行われる画像形成処理において、ユーザの所望する処理過程で、ユーザにとって最適な処理結果を提供することができる。
また、画像形成装置10は、トランスペアレンシー処理を行う際に使用する記憶領域を、RAM17の他にHDD19に確保する場合がある。そのため、記憶容量の不足による印刷エラーの発生を防ぐことができる。
尚、上記実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成装置の一例であり、これに限定されるものではない。画像形成装置を構成する各機能部の細部構成及び細部動作に関しても適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態において、クライアント端末20の表示部23が、印刷プレビュー画面231を表示するとしたが、画像形成装置10の表示部13が、この印刷プレビュー画面231を表示する構成としてもよい。この場合、画像形成装置10の操作部12からプレビュー画像をプリント出力する旨の指示信号が出力される。
また、上述実施の形態では、プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体としてROMやHDDを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用可能である。
画像形成システムのシステム構成図である。 クライアント端末のブロック図である。 画像形成装置のブロック図である。 トランスペアレンシー処理の処理イメージ図である。 トランスペアレンシー処理実行時に確保されるメモリ領域のイメージ図である。 コマンドAを省略した選択トランスペアレンシー処理の処理イメージである。 コマンドBを省略した選択トランスペアレンシー処理の処理イメージである。 コマンドAとBを省略した選択トランスペアレンシー処理の処理イメージである。 画像形成処理を示すフローチャートである。 選択トランスペアレンシー処理を示すフローチャートである。 印刷プレビュー画面の画面例である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 CPU
12 操作部
13 表示部
14 画像読取部
15 画像形成部
16 通信部
17 RAM
18 ROM
19 HDD
20 クライアント端末
21 CPU
22 操作部
23 表示部
24 通信部
25 RAM
26 HDD
100 画像形成システム
181 インタプリタプログラム
231 印刷プレビュー画面
261 プリンタドライバプログラム
N 通信ネットワーク

Claims (8)

  1. トランスペアレンシー処理の実行命令を含む印刷データに基づいて画像形成処理を行う画像形成装置であって、
    前記トランスペアレンシー処理を実行する際に使用される記憶部と、
    前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、前記トランスペアレンシー処理の実行回数を制御して、異なる実行回数のトランスペアレンシー処理が施された各プレビュー画像を表示部に表示させ、何れのトランスペアレンシー処理を実行するかに関する操作者からの指示に基づいて印刷出力の対象となる画像を決定する制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    前記記憶部の使用可能な記憶容量に基づいて、トランスペアレンシー処理の実行可能回数を算出し、前記印刷データに基づいて、当該印刷データにおけるトランスペアレンシー処理の実行回数を算出し、前記実行可能回数と前記実行回数とを比較し、前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足しているか否かを判定する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶部よりアクセス速度の遅い第2記憶部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、前記第2記憶部を前記トランスペアレンシー処理を実行する際に使用する、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、
    前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、前記印刷出力の対象となる画像の画質を優先するように、前記トランスペアレンシー処理の実行回数を制御する、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、画像形成処理の処理速度を優先するように、前記トランスペアレンシー処理の実行回数を制御する、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記表示部と、操作者からの指示を受け付ける操作部と、を更に備え、
    前記制御部は、前記操作部から受け付けた、何れのトランスペアレンシー処理を実行するかに関する操作者からの指示に基づいて、印刷出力の対象となる画像を決定する、
    請求項1〜5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. トランスペアレンシー処理の実行命令を含む印刷データに基づいて画像形成処理を行うコンピュータを、
    前記トランスペアレンシー処理を実行する際に使用される記憶部、
    前記記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、前記トランスペアレンシー処理の実行回数を制御して、異なる実行回数のトランスペアレンシー処理が施された各プレビュー画像を表示部に表示させ、何れのトランスペアレンシー処理を実行するかに関する操作者からの指示に基づいて印刷出力の対象となる画像を決定する制御部、
    として機能させるためのプログラム。
  8. トランスペアレンシー処理の実行命令を含む印刷データに基づいて画像形成処理を行う画像形成処理方法であって、
    前記トランスペアレンシー処理を実行する際に使用される記憶部の記憶容量が前記トランスペアレンシー処理を実行するのに不足している場合、前記トランスペアレンシー処理の実行回数を制御して、異なる実行回数のトランスペアレンシー処理が施された各プレビュー画像を表示部に表示させ、
    何れのトランスペアレンシー処理を実行するかに関する操作者からの指示に基づいて印刷出力の対象となる画像を決定する、
    画像形成処理方法。
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