JP2010003228A - 標準作業諸票作成システム - Google Patents

標準作業諸票作成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010003228A
JP2010003228A JP2008163428A JP2008163428A JP2010003228A JP 2010003228 A JP2010003228 A JP 2010003228A JP 2008163428 A JP2008163428 A JP 2008163428A JP 2008163428 A JP2008163428 A JP 2008163428A JP 2010003228 A JP2010003228 A JP 2010003228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
analysis table
time
standard
standard work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008163428A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Natsume
洋志 夏目
Moritaka Fujita
守孝 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2008163428A priority Critical patent/JP2010003228A/ja
Publication of JP2010003228A publication Critical patent/JP2010003228A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善のための使い勝手の良い標準作業諸票作成システムを提供する。
【解決手段】部品別能力表26の一部に変更がある場合、その基になる作業分析表24の情報をクライアント16の情報入力手段18に入力すると、作業分析表取出手段32がデータベース22から作業分析表24を取り出し、作業分析表比較手段34によりこれまでの作業分析表24の内容と入力された作業分析表情報とが比較され、作業分析表書換手段36により作業分析表24が書き換えられる。書き換えられた作業分析表24を基に、部品別能力表26が部品別能力表書込手段38により、標準作業組合せ票28が標準作業票組合せ票作成手段40及びガントチャート作図手段42により、標準作業票30が標準作業票作図手段44により作成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、標準作業諸票作成システム、特に生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善に活用する標準作業諸票(部品別能力表、標準作業組合せ票、標準作業票)を、自動的に作成する標準作業諸票作成システムに関する。
標準作業諸票(部品別能力表、標準作業組合せ票、標準作業票)は、生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善に活用され、広く普及している(例えば、非特許文献1参照)。この標準作業諸票は、一般的に、標準作業3点セットとも呼ばれている。この内の部品別能力表は、作業分析表を基にして作成される。次いで、作成された部品別能力表に基づいて標準作業組合せ票が作成され、作成された標準作業組合せ票に基づいて標準作業票が作成される。以下、これらの表又は票を簡単に説明する。
作業分析表は、部品別能力表を作成する基となる表である。表の上部に品名(部品名称)と品番、作業名称が記される。そして、作業レイアウト略図には、作業者のアイコンを中心して、作業で使用する機器(設備、機械)のアイコンがその機番(機器番号)と共に作業する順番に右回りで記され、それらの番号が実線で結ばれる。また、表には作業順序、作業内容、この作業内容を実行するのに必要な時間を複数回に亘って測定した測定時間が記される。測定時間は集計され、平均、最小が記載される。その他、改善点等も記載される。
なお、作業分析表は、ライン別もしくは部品別に作業者一人単位に作成され、実測したデータを記録する実測用紙でもあり、標準作業諸票を作成する全ての基データである。そのため、標準作業諸票作成にはなくてはならない分析表である。この作業分析表には準備作業を分析した時間を記入する欄があるが、分析する項目、量が多く、通常は別紙で記入表記する場合がほとんどで、準備作業時間分析表(略して準備作業表)として作業分析表と対で作成される。また、作業分析表、準備作業表は、その呼称も各社によって異なる。
部品別能力表は、正確には部品別機械加工能力表であり、特定の品名若しくは品番の部品に対して、工順(作業順、加工工程の順序)、工程名称(部品が加工されていく作業名称)、機番(作業を行う機械番号)、手作業時間(歩行時間を含まない)、自動送時間(機械の自動送り時間)、完成時間(手作業時間と自動送時間との和)、歩行時間、刃具交換等時間、段取時間、準備合計(刃具交換等時間と段取時間との和)、1コ当たり合計時間(完成時間と準備合計との和)等を纏めたものである。ここで、手作業時間、自動送時間、完成時間を基本時間として纏め、また刃具交換等時間、段取時間を含めた合計時間を準備時間として纏めている。
標準作業組合せ票は、サイクルタイム(CT)と、手作業時間(HT)と自動送時間(MT)の組合せから最適加工条件を設定する道具であり、作業順、作業内容、機番、作業時間、自動送時間、歩行時間等が書き込まれる。そして、これらの手作業時間、自動送時間、歩行時間がガントチャート形成で記載される。なお、図では手作業時間は手、自動送り時間は送、歩行時間は歩として省略して記され、これらは単に時間として纏められる。
標準作業組合せ票においてガントチャート形式で記載された各時間の組合せ図示部に関しては、通常、手作業時間は太い実線で、自動送時間は細い実線で記され、歩行時間は斜めの細い実線で記される。また、サイクルタイム(CT)が赤線で記されており、最後の作業を終えたら最初の作業に戻るが、この戻った時間とサイクルタイムとが一致すれば適正であり、オーバーすれば作業を改善する必要がある。サイクルタイムの前に戻った場合には、手待ちとなり、端数工程処理を工夫する必要がある。
標準作業票は、歩行図若しくは動線図とも呼ばれ、標準作業組合せ票に示された作業順に従って、作業で使用される機器の実際の配置をアイコンで配置し、それらの機器に番号を付し、その番号が実線で番号順に結ばれている。最後の作業から最初の作業の戻りのみが破線で示される。作業者は番号順に結ばれた矢印に沿って動くが、作業者を示すアイコンは通常その機器の中央に配置、表示される。ここで、品質チェックが必要な機器(工程)には菱形(◇)の印が記入される。また、安全注意が必要な機器(工程)には黒塗りの十字印が記入される。標準手待ち数が必要な作業内容(工程)には黒塗りの丸(●)印が記入され、その標準手待ち数が書き込まれる。なお、標準手待ちとは、どうしても必要な手待ちを言う。なお、サイクルタイム(CT)は稼働時間/1日当たりの目標(必要)生産数量で計算される。また、標準作業票に機器のアイコンを配置する際には、主軸が左側にある機械加工は右取り左送りが好ましい。そして、通常、上記の標準作業票は、汎用の作図ソフトにより作図されることとなる。
以上の標準作業諸票の中では、標準作業組合せ票が設備(機器)と人との組合せにおける無駄や手待ちを一目で理解でき、また改善策も導き易いので、一番大事な帳票であるが、製造現場では、説明上一番わかり易いのが標準作業票である。
「進化するトヨタ生産方式」 編著 関根憲一(新技術開発センター) P414〜419
従来、標準作業諸票は全て手で書き込んでいたため、完成するまで手間と時間が膨大に掛かり、然も書き間違い等も少なくない。従って、完成後のチェックにも多大の時間を要している。そして、例えば作業時間の一つを変更するにしても、全ての表及び票を訂正しなければならず、生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善に役立てるには、あまりにも使い勝手が悪いものとなっている。特に、標準作業票は、標準作業組合せ票を歩行図若しくは動線図として表現したものであり、そのために機器、作業者、物の流れ等を描画するのに大変時間がかかり、機器のレイアウトの変更及び作業順の変更等があった場合、標準作業票を修正するには特に多大の時間がかかることとなる。
更に、現実的には標準作業3点セット(部品別能力表、標準作業組合せ票、標準作業票)を作成するには、前述の作業分析表、場合によっては準備作業表を作成するプロセスが前段階にあり、そうしたプロセスを経て部品別能力表に転記する、まとめるという手間と時間は、前記課題に加味されなければならない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善のために使い勝手の良い標準作業諸票作成システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の標準作業諸票作成システムは、特定の品名若しくは品番の部品に対する作業名称、作業順序、作業内容及び該作業内容を実行するために必要な時間を複数回に亘り測定した測定時間の内の何れか1つ又はそれ以上の作業分析表情報を受信したときに、格納されている作業分析表を取り出す作業分析表取出手段と、前記作業分析表取出手段により取り出された前記作業分析表と前記サーバ内送受信手段により受信された前記作業分析表情報とを比較する作業分析表比較手段と、前記作業分析表比較手段により、前記格納されていた前記作業分析表において変更ありと認められた場合に、前記作業分析表を該変更内容に書き換える作業分析表書換手段と、書き換えられた前記作業分析表に基づいて、前記作業名称を工程名又はライン名、前記作業順序を工順、前記作業内容を工程名称、前記作業で使用する機器番号を機番、前記測定時間の内の最小値を手作業時間、該手作業時間と前記機器の自動送時間の和を完成時間及び前記作業内容の内の歩行の時間を歩行時間として部品別能力表に書き込む部品別能力表書込手段と、前記部品別能力表書込手段により書き込まれた前記部品別能力表に基づいて、前記工順を作業順、前記工程名称を作業内容として、前記作業順に前記作業内容を縦に配列し、該配列した作業内容の横に前記機番を併記し、前記作業内容を実行するのに必要な前記手作業時間と前記自動送時間と前記歩行時間を前記機番の横に併記すると共に、前記手作業時間と前記自動送時間と前記歩行時間をガントチャート形成で記載する標準作業組合せ票作成手段及びガントチャート作図手段と、前記標準作業組合せ票作成手段及び前記ガントチャート作図手段により作成された記標準作業組合せ票に基づいて、作業者を表すアイコンを配し、前記作業順に前記機器を表すアイコンを配置して番号を付した標準作業票を作図する標準作業票作図手段と、前記作業分析表と前記部品別能力表と前記標準作業組合せ票と前記標準作業票とを格納するデータベースと、前記データベースに格納されている前記作業分析表を前記クライアントに呼び出す作業分析表呼出手段と、前記作業分析表情報を入力するための情報入力手段と、を有することを特徴とする。
この発明によると、部品別能力表の一部に変更がある場合、それは基礎となる作業分析表に変更があるということである。作業分析表の変更の内容が情報入力手段に入力され、その情報を受け取ると、格納されている作業分析表が作業分析表取出手段によりデータベースから取り出される。次いで、作業分析表比較手段により、これまでの作業分析表の内容と比較され、作業分析表書換手段により作業分析表の内容が必要に応じて書き換えられ、書き換えられた作業分析表を基に部品別能力表が部品別能力表書込手段により書き込まれる。そして、書き込まれた部品別能力表を基に標準作業組合せ票が、標準作業組合せ票作成手段及びガントチャート作図手段により作成され、最後に、作成された標準作業組合せ票に基づいて標準作業票が標準作業票作図手段により作成される。従って、例えば部品別能力表の内容の一部に変更があっても、その変更が標準作業組合せ票、標準作業票に自動的に反映され、更新された標準作業諸票が素早く作成されるので、生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善に効率的に使用できることとなる。
請求項2に記載の標準作業諸票作成システムは、サーバと、ネットワークを介して前記サーバと接続された複数のクライアントと、を有する標準作業諸票作成システムであって、前記サーバは、前記クライアントと情報の遣り取りを行うサーバ内送受信手段と、前記サーバ内送受信手段が、特定の品名若しくは品番の部品に対する作業名称、作業順序、作業内容及び該作業内容を実行するために必要な時間を複数回に亘り測定した測定時間の内の何れか1つ又はそれ以上の作業分析表情報を受信したときに、格納されている作業分析表を取り出す作業分析表取出手段と、前記作業分析表取出手段により取り出された前記作業分析表と前記サーバ内送受信手段により受信された前記作業分析表情報とを比較する作業分析表比較手段と、前記作業分析表比較手段により、前記格納されていた前記作業分析表において変更ありと認められた場合に、前記作業分析表を該変更内容に書き換える作業分析表書換手段と、書き換えられた前記作業分析表に基づいて、前記作業名称を工程名又はライン名、前記作業順序を工順、前記作業内容を工程名称、前記作業で使用する機器番号を機番、前記測定時間の内の最小値を手作業時間、該手作業時間と前記機器の自動送時間の和を完成時間及び前記作業内容の内の歩行の時間を歩行時間として部品別能力表に書き込む部品別能力表書込手段と、前記部品別能力表書込手段により書き込まれた前記部品別能力表に基づいて、前記工順を作業順、前記工程名称を作業内容として、前記作業順に前記作業内容を縦に配列し、該配列した作業内容の横に前記機番を併記し、前記作業内容を実行するのに必要な前記手作業時間と前記自動送時間と前記歩行時間を前記機番の横に併記すると共に、前記手作業時間と前記自動送時間と前記歩行時間をガントチャート形成で記載する標準作業組合せ票作成手段及びガントチャート作図手段と、前記標準作業組合せ票作成手段及び前記ガントチャート作図手段により作成された記標準作業組合せ票に基づいて、作業者を表すアイコンを配し、前記作業順に前記機器を表すアイコンを配置して番号を付し、該付された番号を実線で結び、最後の作業から最初の作業の戻りのみ破線で示した標準作業票を作図する標準作業票作図手段と、前記作業分析表と前記部品別能力表と前記標準作業組合せ票と前記標準作業票とを格納するデータベースと、を有し、前記クライアントは、前記サーバと情報の遣り取りを行う送受信手段と、前記データベースに格納されている前記作業分析表を前記クライアントに呼び出す作業分析表呼出手段と、前記作業分析表情報を入力するための情報入力手段と、を有することを特徴とする。
この発明によると、標準作業諸票がネットワークを介して管理される。部品別能力表の一部に変更がある場合、それは基礎となる作業分析表に変更があるということである。作業分析表の変更の内容がクライアントの情報入力手段に入力されると、その情報はクライアントの送受信手段及びネットワークを介してサーバ内送受信手段に送られる。サーバ内送受信手段がその情報を受け取ると、格納されている作業分析表が作業分析表取出手段によりデータベースから取り出される。次いで、作業分析表比較手段により、これまでの作業分析表の内容と比較され、作業分析表書換手段により作業分析表の内容が必要に応じて書き換えられ、書き換えられた作業分析表を基に部品別能力表が部品別能力表書込手段により書き込まれる。そして、書き込まれた部品別能力表を基に標準作業組合せ票が、標準作業組合せ票作成手段及びガントチャート作図手段により作成され、最後に、作成された標準作業組合せ票に基づいて標準作業票が標準作業票作図手段により作成される。従って、標準作業諸票がネットワークを介して管理され、例えば部品別能力表の内容の一部に変更があっても、その変更が標準作業組合せ票、標準作業票に自動的に反映され、更新された標準作業諸票が素早く作成されるので、生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善に効率的に使用できることとなる。
請求項3に記載の標準作業諸票作成システムは、請求項2に記載の標準作業諸票作成システムにおいて、前記サーバ内送受信手段が、前記作業分析表情報の内で、作業名称、作業順序、作業内容及び該作業内容を実行するために必要な時間を複数回に亘り測定した測定時間の全ての情報を受信した時、前記作業分析表比較手段は新規の作業分析表作成であると認識することを特徴とする。
この発明によると、クライアントの情報入力手段に特定の品名若しくは品番の部品に対する作業名称、作業順序、作業内容及び該作業内容を実行するために必要な時間を複数回に亘り測定した測定時間の全ての情報を入力すると、これらの作業分析表情報がサーバにクライアントの送受信手段を介して送信される。そして、サーバは、これらの作業分析表情報を、ネットワークとサーバ内送受信手段を介して受信する。次いで、サーバは、データベースから作業分析表を取り出すことなく、作業分析表書換手段により作業分析表を新たに作成する。作成された作業分析表に基づいて、上述のように部品別能力表、標準作業組合せ票及び標準作業票が作成される。従って、クライアントから新たに標準作業諸票が簡単に作成することが可能であり、生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善に効率的に用いることができることとなる。
請求項4に記載の標準作業諸票作成システムは、請求項1〜3の何れか1項に記載の標準作業諸票作成システムにおいて、前記標準作業組合せ票における前記ガントチャート形式で記載された前記各時間の組合せ図示部は、時間目盛が変更可能であることを特徴とする。また、請求項5に記載の標準作業諸票作成システムは、請求項1〜4の何れか1項に記載の標準作業諸票作成システムにおいて、前記標準作業組合せ票は、手待ち時間が表示されることを特徴とする。
この発明によると、標準作業組合せ票においてガントチャート形式で記載された各時間の組合せ図示部(作業時間表)は時間目盛が変更できるので、見やすく表示することが可能であり、またサイクルタイムと最後の作業を終了して戻った時間との差が手待ち時間として見やすく表示されるので、標準作業組合せ票を生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善に効率的に用いることができる。
請求項6に記載の標準作業諸票作成システムは、請求項1〜5の何れか1項に記載の標準作業諸票作成システムにおいて、前記標準作業票は、前記標準作業票作図手段によって、前記機器及び作業者を表すアイコンの大きさ、形状、色の少なくとも一つが変更可能であることを特徴とする。また、請求項7に記載の標準作業諸票作図システムは、請求項6に記載の標準作業諸票作図システムにおいて、前記標準作業票は、前記標準作業票作図手段によって、前記アイコンが描画される前記標準作業票の方眼目盛の大きさを変更可能であることを特徴とする。
機器及び作業者を表すアイコンの大きさ、形状、色の少なくとも一つが変更でき、また、アイコンが描画される標準作業票の方眼目盛の大きさが変更できるので、標準作業票に作図される図を見易いように変更することができる。
請求項8に記載の標準作業諸票作成システムは、請求項1〜7の何れか1項に記載の標準作業諸票作成システムにおいて、前記標準作業票作図手段によって、前記標準作業票における前記作業者を表すアイコンは、作業者が作業順路に従って歩行する動きをアニメーション表示可能であることを特徴とする。また、請求項9に記載の標準作業諸票作成システムは、請求項8に記載の標準作業諸票作成システムにおいて、前記標準作業票作図手段によって、前記作業者の歩行速度に対応する前記作業者を表すアイコンの動く速度が、変更可能であることを特徴とする。
この発明によると、作業者を表すアイコンの動きがアニメーションで表示でき、また、作業者の歩行速度に対応する作業者を表すアイコンの動く速度が、変更できるので、作業者は作業内容及び作業順を標準作業票により正確に理解することができ、また、作業者に対する作業の指導を容易に行うことができ、生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善に効率的に用いることができることとなる。
請求項10に記載の標準作業諸票作成システムは、請求項6〜9の何れか1項に記載の標準作業諸票作成システムにおいて、複数の作業者を表すアイコンを同時に表示可能であることを特徴とする。複数の作業者が同時に作業する場合においても、これに対応して、複数の作業者を表すアイコンを同時に表示することができ、複数作業者が混在する場合においても、柔軟に対応することができる。
本発明の標準作業諸票作成システムによれば、生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善のために使い勝手の良い標準作業諸票作成システムを得ることができる。例えば部品別能力表の内容に変更があっても、その変更が標準作業組合せ票、標準作業票に自動的に反映され、更新した標準作業諸票が素早く作成できることとなり、生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善に大いに役立てることができる。
本発明の標準作業諸票作成システムの実施の形態を、以下図面を参照しながら詳述する。図1は、標準作業諸票作成システム10の概略構成図である。工場内に設置されたサーバ12と、工場内の各現場に設置されたパーソナルコンピュータ等からなる複数台のクライアント16が、ネットワーク14を介して接続されている。サーバ12とクライアント16とは、それぞれ内蔵する送受信手段によって、互いに情報の遣り取りができるように構成されている。クライアント16には、情報入力手段(キーボード)18が具備されている。また、サーバ12内のデータベースに格納されている作業分析表をクライアント16に呼び出す作業分析表呼出手段(図示していない)も具備されている。なお、必要に応じてプリンタ等がクライアント16に外付けされていても良い。
図2は、図1に示したサーバ12の内部構成の概略図である。サーバ12は、クライアント16と情報の遣り取りを行うサーバ内送受信手段20、作業分析表24と部品別能力表26と標準作業組合せ票28と標準作業票30を格納するデータベース22、作業分析表取出手段32、作業分析表比較手段34、作業分析表書換手段36、部品別能力表書込手段38、標準作業組合せ票作成手段40、ガントチャート作図手段42、標準作業作図手段44を有している。
作業分析表取出手段32は、サーバ内送受信手段20がクライアント16から作業分析表情報を受信したときに、サーバ12内のデータベース22から作業分析表24を取り出すものである。作業分析表比較手段34は、サーバ内送受信手段20が作業分析表情報を受信して作業分析表取出手段32が取り出した作業分析表24と、受信した作業分析表情報を比較し、変更内容を特定するものである。作業分析表書換手段36は、作業分析表比較手段34により、作業分析表24の書き換える必要のある内容を特定した後に、作業分析表24を書き換えるものである。
部品別能力表書込手段38は、書き換えた作業分析表24に基づいて、その内容を部品別能力表26に書き込むものである。標準作業組合せ票作成手段40は、書き込まれた部品別能力表26に基づいて標準作業組合せ票28を作成するものである。ガントチャート作図手段42は、書き込まれた部品別能力表26に基づいて標準作業組合せ票28における後で詳述する各時間の組合せ図示部(作業時間表)をガントチャート形式で作図するものである。
標準作業票作図手段44は、作成した標準作業組合せ票28に基づいて標準作業票30を作図するものである。
データベース22は、作業分析表24、部品別能力表26、標準作業組合せ票28、標準作業票30を格納する記憶装置であり、HD、MO、EEPROM等で構成されていても良い。
なお、ガントチャート作図手段42、標準作業票作図手段44は、主に汎用の作図ソフトウエアで構成されており、線分や文字、各種の図形等が描画できるように構成されている。
図3は、本発明の標準作業諸票作成システムのフローチャートである。作業者が新たに標準作業諸票を作成する若しくは標準作業諸票の一部を変更する手順について示している。ここで、表又は票の作成の流れを簡単に説明すると、標準作業諸票を新たに作成する場合も一部修正する場合の何れにおいても、まず作業分析表24が完成されねばならない。そして、完成された作業分析表24に基づいて部品別能力表26が書き込まれ、次いで、書き込まれた部品別能力表26に基づいて標準作業組合せ票28が作成され、最後に、作成された標準作業組合せ票28に基づいて標準作業票30が作成される。
新たに標準作業諸票を作成する場合は、クライアント16の情報入力手段18に、作業分析表24に関する、特定の品名若しくは品番の部品に対する作業名称、作業順序、作業内容及び該作業内容を実行するために必要な時間を複数回に亘り測定した測定時間の全ての情報を入力し、ネットワーク14を介してサーバ内送受信手段20に送信する(ステップS1)。なお、これらの情報を作業分析表情報と称する。
標準作業諸票の一部を修正する場合は、クライアント16の情報入力手段18に、作業分析表24に関する、特定の品名若しくは品番の部品に対する作業名称、作業順序、作業内容及び該作業内容を実行するために必要な時間を複数回に亘り測定した測定時間の内の変更すべき情報を入力し、ネットワークを介してサーバ内送受信手段20に送信する(ステップS1)。なお、この情報も作業分析表情報と称する。
サーバ内送受信手段20が、作業分析表24に関する、特定の品名若しくは品番の部品に対する作業名称、作業順序、作業内容及び該作業内容を実行するために必要な時間を複数回に亘り測定した測定時間の内の変更する情報の全てを受信すると、新たに標準作業諸票を作成するものと認識する。これに対して、それらの作業分析情報の一部だけを受信すると、標準作業諸票を一部変更するものと認識する(ステップS2)。
なお、一部修正の場合は、クライアント16の作業分析表呼出手段がサーバ12内のデータベース22から作業分析表24を、作業分析表呼出手段(図示していない)によりクライアント16に呼び出し、修正する情報のみを情報入力手段16に入力すれば良い構成になっている。
続いて、標準作業諸票の一部変更の場合は、作業分析表取出手段32により、サーバ12内のデータベース22から作業分析表24を取り出す(ステップS3)。そして、作業分析票比較手段34により、受信した作業分析表情報とデータベース22から取り出した作業分析表24とを比較し、修正箇所を特定する(ステップS4)。その後、作業分析表書換手段36により取り出した作業分析表24を書き換える(ステップS5)。
標準作業諸票の新規作成の場合は、作業分析表書換手段36により、受信した作業分析表情報を基に作業分析表24を作成する(ステップS5)。
図4は、上記のようにして新たに作成した作業分析表24の一例を示す。表の上部に部品名称と品番、作業名称が記されている。作業レイアウト略図には、作業者のアイコン(図示されていない)を配して、作業で使用する機器(設備、機械)のアイコンがその機器番号(機番)と共に、作業する順番に右回りで記されている。機器には番号が記され、それらの番号が実線で結ばれている。なお、作業レイアウト略図は、関連する標準作業票30が作成された後に、自動的に添付されるように構成されている。
表の中央下部には、まず、作業順序と作業内容が記されている。一例として20の作業内容が示されており、一の機器から他の機器に移動するための歩行もそれに含められている。なお、作業内容欄の2行目は機番(作業を行う機械番号)を記載するようになっており、測定時間欄の2行目は、その自動送時間(機械の自動送り時間)を記載するようになっている。最後の作業内容を行った後、最初の作業内容に戻り、同じ作業内容を繰り返すこととなる。各作業内容は複数回に亘り実行され、各回の作業内容を実行するのに要した時間が測定時間として示されている。そして、それらは集計され平均値及び最小値が記されている。ここで、部品別能力表26に必要な情報は、品番、品名、作業名称、作業順序、作業内容、最小値、歩行時間、機番、自動送時間である。
次いで、作成された、若しくは書き換えられた作業分析表24に基づいて、部品別能力表書込手段38が部品別能力表26にその情報を書き込む(ステップS6)。図5は、部品別能力表書換手段34により新たに作成された部品別能力表26の一例を示す。作業分析表24の作業内容の内で歩行を除いた作業内容が、部品別能力表26の工程名称に書き移され、その順番が工順として記される。また、作業内容に併記されていた機番が、部品別能力表26の機番の欄に書き写される。作業分析表の作業内容に対する測定時間に関しては、その最小値が部品別能力表26の手作業時間として書き込まれる。各機器の自動送時間は、データベース22に格納されている作業分析表24から機番と自動送時間が自動的に書き写される。部品別能力表26の基本時間の完成時間とは、手作業時間と自動送時間との和であり、作業時間と同じ意味を持つ。手作業時間と自動送時間が書き込まれると自動的に計算され、完成時間の欄に書き込まれるように構成されている。
また、部品別能力表26の準備時間には、刃具交換等時間、段取り時間、刃具交換等時間と段取り時間を合計した準備合計があるが、これらに関しては機番が入力されるとデータベース22に格納されている機番と準備時間との対応表(準備時間表;図示していない)から、自動的に書き写される。若しくは機番により準備時間表を検索し直接該当する準備時間が自動的に書き写される。更に、完成時間と準備合計との和が1コ当たり合計時間として表に書き込まれる。以上の書き込みや計算等は部品別能力表書込手段38が行うように構成されている。
次いで、標準作業組合せ票作成手段40により標準作業組合せ票28が作成される(ステップS7)。ここで、標準作業組合せ票28におけるガントチャート形式に記載した各時間の組合せ図示部(作業時間表)を作成又は修正する必要があるかどうか判別が行われる(ステップS8)。ガントチャート形式に記載した組合せ図示部(作業時間表)を作成又は修正する必要がある場合は、ガントチャート作図手段42によりその作成又は修正が行われる(ステップS9)。
図6は、標準作業組合せ票作成手段40とガントチャート作図手段42とにより作成された標準作業組合せ票28の一例を示す。作業順、作業内容、機番は部品別能力表26の工順、工程名称、機番と同じである。また、時間の欄の手は手作業時間、送は自動送時間、歩は歩行時間を意味しており、部品別能力表26の基本時間の手作業時間、自動送時間及び歩行時間の欄から書き写される。また、作業時間は組合せ図示部にガントチャート形式で記載されており、手作業時間は太い実線で、自動送時間は細い実線で描かれている。また、歩行時間は斜めの細い実線で描かれており、最後の作業を終えて最初の作業に戻ったときの時間とサイクルタイム46との時間差を手待ち時間48として表示している。これにより手待ち時間48の長さが一目瞭然となり、端数工程処理を工夫する必要があるかどうかを効率的に考察できることとなる。
また、標準作業組合せ票28におけるガントチャート形式で記載された各時間の組合せ図示部(作業時間表)は、時間目盛が変更可能であり、例えば、クライアント16の情報入力手段(キーボード)18による時間軸変更のコマンド入力により時間目盛が変更される。
次に、作成された標準作業組合せ票28に基づいて標準作業票30が作成される(ステップS10)。これは標準作業票作図手段40によって行われる。
図7は、標準作業票の一例を示す。標準作業票30の図面の中央には、通常、作業者のアイコン(ここでは図示していない)が配置される。そして、一連の作業で使用する機器のアイコンを順番通りに配置する。図7には、外径研削盤(機番:G−1109)、内径研削盤(機番:G−3135)、外径旋削盤(機番:L−5132)、端面研削機(機番:G−3134)、歯車のホーニング盤(機番:G−8044)、打痕選別機(機番:X−0603)の各アイコンが配置されている。そして、作業順に番号が付され、その番号が実線で結ばれている。最後の作業が終わると最初の作業に戻るが、これを破線で示している。また、図7内の作業順番5の作業内容は寸法計測であり、作業順番9の作業内容も同様の寸法計測を意味している。標準作業票30は、クライアント16の情報入力手段(キーボード)18による所定のコマンド入力で、サーバ12からネットワーク14を介してクライアント16に読み出し可能であり、クライアント16の画面に表示し、必要に応じプリンタにより印刷することが可能である。この標準作業票30により、作業者はどのような順番でどのような機器により作業を行えば良いかが一目瞭然である。更に、作業者を表すアイコンの動きがアニメーションで表示されるよう構成されており、作業者は各種の作業を間違いなく作業順番通りに行うことが可能であり、複雑な部品の流れ、複雑な作業順番や、混流生産の場合でも容易に理解することができる。また、クライアント16の情報入力手段(キーボード)18によるアイコン変更を指示するコマンド入力により標準作業票作図手段44によって、機器及び作業者を表すアイコンの大きさ、形状、色が変更可能に構成されている。このため、例えば、機器のアイコンが小さい場合には、任意に大きくすることができる。なお、機器及び作業者を表すアイコンの大きさ、形状、色の少なくとも一つが変更可能であってもよい。
また、クライアント16の情報入力手段(キーボード)18による方眼目盛変更を指示するコマンド入力により標準作業票作図手段44によって、アイコンが描画される標準作業票30の方眼目盛の大きさを変更可能に構成されている。
機器及び作業者を表すアイコンの大きさ、形状、色が変更でき、また、アイコンが描画される標準作業票30の方眼目盛の大きさが変更できるので、標準作業票30に作図される図を見易いように変更することができ、また、標準作業票30の作成が任意でも目的に合わせ自由に作図可能となっている。
さらに、クライアント16の情報入力手段(キーボード)18によるアニメーション表示を指示する所定のコマンド入力により標準作業票作図手段44によって、標準作業票30における作業者を表すアイコンは、作業者が作業順路に従って歩行する動きをアニメーション表示可能に構成されている。また、所定のコマンド入力により標準作業票作図手段44によって、作業者の歩行速度に対応する作業者を表すアイコンの動く速度が、変更可能に構成されている。
これにより、標準作業票30において、作業者を表すアイコンの動きがアニメーションで表示でき、また、作業者の歩行速度に対応する作業者を表すアイコンの動く速度が変更できるので、作業者は作業内容及び作業順を標準作業票30により正確に理解することができ、また、作業者に対する作業の指導を容易に行うことができ、生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善に効率的に用いることができることとなる。
また、所定のコマンド入力により、複数の作業者を表すアイコンを同時に表示可能に構成されており、複数の作業者が同時に作業する場合においても、これに対応して、複数の作業者を表すアイコンを同時に表示することができ、複数作業者が混在する場合においても、柔軟に対応することができる。
これらによって標準作業票30により、ライン全体や部品別の作業者の動きも把握することを可能にしている。
また、標準作業票30を標準作業組合せ票28と切り離して作図することや既存のCADデータから機番を検索して設備レイアウトを標準作業票30に表示することも可能な構成とすることができる。
この点でも本発明の標準作業諸票作成システムは使い勝手の良い作成システムと言うことができる。
最後に、作成された又は一部が修正された作業分析表24及び標準作業諸票、即ち部品別能力表26、標準作業組合せ票28、標準作業票30がデータベース22に格納される(ステップS11)。
なお、標準作業諸票は紙面でも電子データでも閲覧可能であり、例えば、標準作業諸票を作成し終わった際に、クライアント16に外付けされたプリンタ(図示していない)により標準作業諸票を複数部印刷して各作業者に配り、作業内容及び作業順を標準作業票30により正確に理解させることができる。また、本標準作業諸票作成システムでシミュレーションすることにより、修正箇所の確認や生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善に直ぐに役立てることができるようにしても良い。
本実施形態の標準作業諸票作成システムによれば、生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善のために使い勝手の良い標準作業諸票作成システムを得ることができる。また、標準作業諸票がネットワークを介して管理され、例えば部品別能力表の内容に変更があっても、その変更が標準作業組合せ票、標準作業票に自動的に反映され、更新した標準作業諸票が素早く作成できることとなり、生産ラインにおける設備や作業の合理化及び改善に大いに役立てることができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上述の実施の形態では、クライアント16に、情報入力手段18、作業分析表呼出手段を具備し、サーバ12に、クライアント16と情報の遣り取りを行うサーバ内送受信手段20、作業分析表24と部品別能力表26と標準作業組合せ票28と標準作業票30を格納するデータベース22、作業分析表取出手段32、作業分析表比較手段34、作業分析表書換手段36、部品別能力表書込手段38、標準作業組合せ票作成手段40、ガントチャート作図手段42、標準作業作図手段44を備えるようにしているが、クライアント16に、作業分析表取出手段32、作業分析表比較手段34、作業分析表書換手段36、部品別能力表書込手段38、標準作業組合せ票作成手段40、ガントチャート作図手段42、標準作業作図手段44を備えるようにしてもよく、これらの各手段は、クライアント16かサーバ12のどちらかに備えていればよいものである。
また、標準作業諸票をネットワークを介して管理する例につき説明したが、ネットワークを用いることなく、単一のコンピュータにおいても実現できる。この場合は、単一のコンピュータに、作業分析表取出手段、作業分析表比較手段、作業分析表書換手段、部品別能力表書込手段、標準作業組合せ票作成手段及びガントチャート作図手段、標準作業票作図手段、前記作業分析表と前記部品別能力表と前記標準作業組合せ票と前記標準作業票とを格納するデータベース、作業分析表呼出手段、情報入力手段を備える。
本発明の標準作業諸票作成システムの概略構成図である。 図1のサーバの内部構成の概略図である。 本発明の標準作業諸票作成システムのフローチャートである。 本発明の標準作業諸票作成システムに係り、作業分析表の一例である。 本発明の標準作業諸票作成システムに係り、部品別能力表の一例である。 本発明の標準作業諸票作成システムに係り、標準作業組合せ票の一例である。 本発明の標準作業諸票作成システムに係り、標準作業票の一例である。
符号の説明
10 標準作業諸票作成システム
12 サーバ
14 ネットワーク
16 クライアント
18 情報入力手段
20 サーバ内送受信手段
22 データベース
24 作業分析表
26 部品別能力表
28 標準作業組合せ票
30 標準作業票
32 作業分析表取出手段
34 作業分析表比較手段
36 作業分析表書換手段
38 部品別能力表書込手段
40 標準作業組合せ票作成手段
42 ガントチャート作図手段
44 標準作業票作図手段
46 サイクルタイム
48 手待ち時間

Claims (10)

  1. 特定の品名若しくは品番の部品に対する作業名称、作業順序、作業内容及び該作業内容を実行するために必要な時間を複数回に亘り測定した測定時間の内の何れか1つ又はそれ以上の作業分析表情報を受信したときに、格納されている作業分析表を取り出す作業分析表取出手段と、
    前記作業分析表取出手段により取り出された前記作業分析表と前記サーバ内送受信手段により受信された前記作業分析表情報とを比較する作業分析表比較手段と、
    前記作業分析表比較手段により、前記格納されていた前記作業分析表において変更ありと認められた場合に、前記作業分析表を該変更内容に書き換える作業分析表書換手段と、
    書き換えられた前記作業分析表に基づいて、前記作業名称を工程名又はライン名、前記作業順序を工順、前記作業内容を工程名称、前記作業で使用する機器番号を機番、前記測定時間の内の最小値を手作業時間、該手作業時間と前記機器の自動送時間の和を完成時間及び前記作業内容の内の歩行の時間を歩行時間として部品別能力表に書き込む部品別能力表書込手段と、
    前記部品別能力表書込手段により書き込まれた前記部品別能力表に基づいて、前記工順を作業順、前記工程名称を作業内容として、前記作業順に前記作業内容を縦に配列し、該配列した作業内容の横に前記機番を併記し、前記作業内容を実行するのに必要な前記手作業時間と前記自動送時間と前記歩行時間を前記機番の横に併記すると共に、前記手作業時間と前記自動送時間と前記歩行時間をガントチャート形成で記載する標準作業組合せ票作成手段及びガントチャート作図手段と、
    前記標準作業組合せ票作成手段及び前記ガントチャート作図手段により作成された記標準作業組合せ票に基づいて、作業者を表すアイコンを配し、前記作業順に前記機器を表すアイコンを配置して番号を付した標準作業票を作図する標準作業票作図手段と、
    前記作業分析表と前記部品別能力表と前記標準作業組合せ票と前記標準作業票とを格納するデータベースと、
    前記データベースに格納されている前記作業分析表を前記クライアントに呼び出す作業分析表呼出手段と、
    前記作業分析表情報を入力するための情報入力手段と、を有することを特徴とする標準作業諸票作成システム。
  2. サーバと、ネットワークを介して前記サーバと接続された複数のクライアントと、を有する標準作業諸票作成システムであって、
    前記サーバは、
    前記クライアントと情報の遣り取りを行うサーバ内送受信手段と、
    前記サーバ内送受信手段が、特定の品名若しくは品番の部品に対する作業名称、作業順序、作業内容及び該作業内容を実行するために必要な時間を複数回に亘り測定した測定時間の内の何れか1つ又はそれ以上の作業分析表情報を受信したときに、格納されている作業分析表を取り出す作業分析表取出手段と、
    前記作業分析表取出手段により取り出された前記作業分析表と前記サーバ内送受信手段により受信された前記作業分析表情報とを比較する作業分析表比較手段と、
    前記作業分析表比較手段により、前記格納されていた前記作業分析表において変更ありと認められた場合に、前記作業分析表を該変更内容に書き換える作業分析表書換手段と、
    書き換えられた前記作業分析表に基づいて、前記作業名称を工程名又はライン名、前記作業順序を工順、前記作業内容を工程名称、前記作業で使用する機器番号を機番、前記測定時間の内の最小値を手作業時間、該手作業時間と前記機器の自動送時間の和を完成時間及び前記作業内容の内の歩行の時間を歩行時間として部品別能力表に書き込む部品別能力表書込手段と、
    前記部品別能力表書込手段により書き込まれた前記部品別能力表に基づいて、前記工順を作業順、前記工程名称を作業内容として、前記作業順に前記作業内容を縦に配列し、該配列した作業内容の横に前記機番を併記し、前記作業内容を実行するのに必要な前記手作業時間と前記自動送時間と前記歩行時間を前記機番の横に併記すると共に、前記手作業時間と前記自動送時間と前記歩行時間をガントチャート形成で記載する標準作業組合せ票作成手段及びガントチャート作図手段と、
    前記標準作業組合せ票作成手段及び前記ガントチャート作図手段により作成された記標準作業組合せ票に基づいて、作業者を表すアイコンを配し、前記作業順に前記機器を表すアイコンを配置して番号を付した標準作業票を作図する標準作業票作図手段と、
    前記作業分析表と前記部品別能力表と前記標準作業組合せ票と前記標準作業票とを格納するデータベースと、を有し、
    前記クライアントは、
    前記サーバと情報の遣り取りを行う送受信手段と、
    前記データベースに格納されている前記作業分析表を前記クライアントに呼び出す作業分析表呼出手段と、
    前記作業分析表情報を入力するための情報入力手段と、を有することを特徴とする標準作業諸票作成システム。
  3. 前記サーバ内送受信手段が、前記作業分析表情報の内で、作業名称、作業順序、作業内容及び該作業内容を実行するために必要な時間を複数回に亘り測定した測定時間の全ての情報を受信した時、前記作業分析表比較手段は新規の作業分析表作成であると認識することを特徴とする請求項2に記載の標準作業諸票作成システム。
  4. 前記標準作業組合せ票における前記ガントチャート形式で記載された前記各時間の組合せ図示部は、時間目盛が変更可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の標準作業諸票作成システム。
  5. 前記標準作業組合せ票は、手待ち時間が表示されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の標準作業諸票作成システム。
  6. 前記標準作業票は、前記標準作業票作図手段によって、前記機器及び作業者を表すアイコンの大きさ、形状、色の少なくとも一つが変更可能であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の標準作業諸票作成システム。
  7. 前記標準作業票は、前記標準作業票作図手段によって、前記アイコンが描画される前記標準作業票の方眼目盛の大きさを変更可能であることを特徴とする請求項6に記載の標準作業諸票作成システム。
  8. 前記標準作業票作図手段によって、前記標準作業票における前記作業者を表すアイコンは、作業者が作業順路に従って歩行する動きをアニメーション表示可能であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の標準作業諸票作成システム。
  9. 前記標準作業票作図手段によって、前記作業者の歩行速度に対応する前記作業者を表すアイコンの動く速度が、変更可能であることを特徴とする請求項8に記載の標準作業諸票作成システム。
  10. 複数の作業者を表すアイコンを同時に表示可能であることを特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載の標準作業諸票作成システム。
JP2008163428A 2008-06-23 2008-06-23 標準作業諸票作成システム Pending JP2010003228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008163428A JP2010003228A (ja) 2008-06-23 2008-06-23 標準作業諸票作成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008163428A JP2010003228A (ja) 2008-06-23 2008-06-23 標準作業諸票作成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010003228A true JP2010003228A (ja) 2010-01-07

Family

ID=41584876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008163428A Pending JP2010003228A (ja) 2008-06-23 2008-06-23 標準作業諸票作成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010003228A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011150569A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Techno Tsurii:Kk 生産準備活動プログラム及びその記録媒体
WO2017098619A1 (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム及び表示制御装置
WO2017098618A1 (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム及び表示制御装置
JP2019175511A (ja) * 2019-07-05 2019-10-10 株式会社ブロードリーフ 動画再生装置及び動画再生方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011150569A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Techno Tsurii:Kk 生産準備活動プログラム及びその記録媒体
WO2017098619A1 (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム及び表示制御装置
WO2017098618A1 (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム及び表示制御装置
JPWO2017098619A1 (ja) * 2015-12-09 2018-08-30 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム及び表示制御装置
US10388043B2 (en) 2015-12-09 2019-08-20 Fujitsu Limited Display of manufacturing process and facility used therefore
US10395400B2 (en) 2015-12-09 2019-08-27 Fujitsu Limited Display method of information indicating an operating status of a manufacturing system
JP2019175511A (ja) * 2019-07-05 2019-10-10 株式会社ブロードリーフ 動画再生装置及び動画再生方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7032886B2 (ja) 自動穿孔プロセスをモニタリングするための方法及び装置
US20180267500A1 (en) Method and system for integrated manufacturing production quality inspections
JP4738067B2 (ja) Cadデータ作成装置および方法
US20160012577A1 (en) Control system, control device, image processing device, and control method
CN105992976A (zh) 加工信息管理装置以及工具路径生成装置
US20140282076A1 (en) Online Proofing
TWI541622B (zh) 順序程式製作支援裝置
JP2003505854A (ja) 印刷回路基板用原始部品リストの標準部品リストへの変換方法
KR20010110326A (ko) 생산관리 시스템
JP2010003228A (ja) 標準作業諸票作成システム
KR100982527B1 (ko) 통합 블록정도 관리 시스템 및 방법
KR100976829B1 (ko) 선박의 설계 디자인 리뷰 방법 및 그 서비스 시스템
JP6503750B2 (ja) エンジニアリング支援装置、方法、及びプログラム
KR20140127998A (ko) 배관 자재 관리 방법 및 장치
JP3697299B2 (ja) 筐体製造支援システム
JP4469588B2 (ja) 電子申告業務処理装置及びプログラム
US20040220692A1 (en) R2V packaging process and system
JP4755779B2 (ja) 板金加工製品の3次元検査・利用方法及びそのシステム
JP2003316829A (ja) 設計業務支援装置
Reiff et al. User interface for the acquisition and characterization of defects and performed rework in multi-stage production systems
JP2015052854A (ja) 労働安全衛生管理システム、労働安全衛生管理方法、および労働安全衛生管理プログラム
TWI677798B (zh) 作業範圍可視化裝置及作業範圍可視化方法
JP2008185556A (ja) 検査情報端末
JP5914183B2 (ja) プラント管理システム
Wang et al. A visualized cutting tool management pattern for flexible manufacturing systems