JP2010002253A - 液面レベル検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電解液に浸漬される等した際の電気分解の影響を防止して、エタノールやエタノール混合ガソリンを燃料とする自動車の液面レベルを精度良く検出する。
【解決手段】第1摺動部21、第2摺動部22、プラス側電極27A、およびマイナス側電極27Bを備える導電パターン20が形成された抵抗板12と、フロート10と、フロートアーム11と、摺動アーム13と、プラス側電極27Aに接続されるプラス極接続端子42A、およびマイナス側電極27Bに接続されるマイナス極接続端子42Bを有し、プラス側電極27Aおよびマイナス側電極27B間の電位差を外部回路に出力する出力ハーネス14とを備え、かつ、マイナス極接続端子42Bの少なくともマイナス側電極27Bと接触する部分がクロムよりも高い酸化還元電位を持つ金属で被覆されている液面レベル検出装置100。
【選択図】図1

Description

本発明は、液面レベル検出装置に関し、より詳細には、エタノール、メタノール、等といった電解液(アルコール)そのもの、或いは該電解液を含有するガソリンを燃料とする自動車の燃料タンクの液面の高さを検出可能な液面レベル検出装置に関する。
従来、自動車の燃料タンクの液面高さを検出する液面レベル検出装置として、液面レベルに応じて上下移動するフロートによって摺動アームを抵抗板上で摺動させ、液面レベルを電位差に変換して液面高さを検出するようにした液面レベルセンサが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。特許文献1に記載の液面レベルセンサ1は、図9に示すように、フレーム2と、フロートアーム3と、アームホルダ4と、コンタクト片5と、フロート6と、抵抗板7と、出力端子8A、8Bと、を含んで構成されている。
フレーム2に一体に設けられた軸受け部には、一端にフロート6が配設されたフロートアーム3の他端が回動自在に支持されている。フロートアーム3に保持されたアームホルダ5には、コンタクト片4が固定されており、該コンタクト片4の先端に設けられた接点が、フロートアーム3の回動に伴って抵抗板7に接触しながら回動する。これにより、液面レベルが、出力端子8A、8B間の電位差に変換されて出力される。特許文献1には、出力端子8A、8Bの材質等の詳細、および出力端子8A、8Bと外部回路等を接続する出力ハーネスに関しては、特に記載されていない。
特許文献2に記載の液面検出装置は、特許文献1の液面レベルセンサ1と同様の検出機構を有し、抵抗体の一端と外部回路を接続するターミナルおよびコネクタ端子板を備える。ターミナルはリン青銅またはベリリウム銅製であり、ターミナルの一端が抵抗体の一端とバネ弾性により接触し、他端が導電線とカシメられて、電気的に接続される。
特許第3898913号公報 特開平9−5145号公報
ところで、液面レベル検出装置は、エタノール、メタノール、等といった電解液(アルコール)そのもの、或いは該電解液を含有するガソリンを燃料とする自動車の燃料タンクに用いられる場合がある。出力端子8A、8Bや、該出力端子8A、8Bと接続される接続端子等が該燃料に浸漬されると、両端子8A,8B間の電位差により電気分解が起こる。
一般に使用される接続端子は、銅や銅合金で製作され、錫メッキが施されたものが多用されており、電気分解によりプラス側の出力端子の銅や銅合金が溶け出し、マイナス側の出力端子にこれらの金属イオンが析出する。また、リード線や接点、燃料系システム部からも銅や銅合金が溶け出す。更には、フロートアーム11がメッキされていると、メッキ金属(一般的には亜鉛または亜鉛合金)も溶け出す。その他にも、構成部材に含まれる金属、例えばマグネシウムやナトリウム等も溶け出す。そして、析出した金属イオンは金属酸化物(絶縁体)となり、接触抵抗が増大して液面レベルの検出精度に大きな悪影響を及ぼす。このように、エタノールやエタノール混合ガソリンを燃料とする自動車の液面レベル検出装置では、検出精度が低下する問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電解液に浸漬される等した際の電気分解の影響を防止して、エタノールやエタノール混合ガソリンを燃料とする自動車の液面レベルを精度良く検出することができる液面レベル検出装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る液面レベル検出装置は下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1)第1摺動部と、第2摺動部と、前記第1摺動部に電気的に接続されるプラス側電極と、前記第2摺動部に電気的に接続されるマイナス側電極と、を備える導電パターンが基板上に形成された抵抗板と、
測定すべき液面レベルの変位に応じて上下移動するフロートと、
前記フロートに取付けられた一端を有し且つ前記フロートの上下移動に伴い回転するように回動自在に支持された他端を有するフロートアームと、
前記液面レベルに応じた前記フロートアームの回転に連動して前記抵抗板上を摺動する摺動アームと、
前記プラス側電極に接続されるプラス極接続端子と、
前記マイナス側電極に接続されるマイナス極接続端子と、
を備え、
前記摺動アームが接触する前記第1摺動部と前記第2摺動部の位置に応じて発生する前記プラス側電極および前記マイナス側電極間の電位差を前記プラス極接続端子と前記マイナス極接続端子を介して外部回路に出力する液面レベル検出装置であって、
前記マイナス極接続端子の少なくとも前記マイナス側電極との接触部分が、クロムよりも高い酸化還元電位を持つ金属で被覆されていること。
(2)上記(1)の構成の液面レベル検出装置であって、
前記金属が金または金合金、銀または銀合金、白金または白金合金の少なくとも1種であること。
(3)上記(2)記載の液面レベル検出装置であって、
前記金属が、金または金合金であること。
(4)上記(1)〜(3)の何れか1項に記載の液面レベル検出装置であって、
前記マイナス極接続端子が錫または錫合金、ニッケルまたはニッケル合金、クロムまたはクロム合金の少なくとも1種からなるメッキ層で被覆されており、前記金属が前記メッキ層を介して被覆されていること。
(5)上記(1)〜(4)の何れか1項に記載の液面レベル検出装置であって、
前記マイナス極接続端子が、バネ弾性力により前記マイナス側電極に押圧されていること。
本発明によれば、電解液に浸漬される等した際の電気分解による金属イオンのマイナス極接続端子への析出を防止して、エタノールやエタノール混合ガソリンを燃料とする自動車の液面レベルを精度良く検出することができる。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の液面レベル検出装置の構成を示す断面図、図2は図1における抵抗板の平面図、図3は図2におけるIII−III矢視断面図、図4は出力ハーネスの平面図、図5は接続端子の側面図、図6は接続端子の平面図、図7は出力ハーネスの接続端子が抵抗板の電極に接続される状態を示す側面図、そして図8はマイナス極接続端子と抵抗板のマイナス側電極との接続状態を示す拡大図である。
図1に示すように、本実施形態の液面レベル検出装置100は、燃料タンク内の燃料Fの液面FSの高さを検出するために自動車に搭載されるものであって、測定すべき液面レベルの変位に応じて上下移動するフロート10と、フロートアーム11と、抵抗板12と、摺動アーム13と、出力ハーネス14と、を備える。より具体的には、フロートアーム11の先端に、燃料タンク内で燃料Fの液面FSに浮かぶフロート10が支持されている。図1において紙面と垂直方向に曲げられたフロートアーム11の基端側は、フレーム15に設けられた軸受け部(図示せず)に回動自在に支持されている。フレーム15には、抵抗板12と、フロートアーム11の回転に連動して抵抗板12上をスライドする摺動アーム13とが設けられている。
図2に示すように、抵抗板12には、導電性に優れ且つ耐劣化および耐腐食性に優れた銀パラジウムからなる導電パターン20が設けられている。導電パターン20は、絶縁基板12A上に形成された弧状の第1摺動部21、弧状の第2摺動部22、プラス側電極27A、およびマイナス側電極27Bを備える。
第1摺動部21は、摺動アーム13の摺動方向に間隔を置いて配置される複数の第1導電セグメント23を備える。複数の第1導電セグメント23上には、各第1導電セグメント23の長手方向に交差する方向に延長する抵抗体24が形成されている。抵抗体24は銀パラジウムに比べ耐硫化性に優れ、且つエタノール、メタノール、等の電解液に晒されても電気分解による劣化や腐食が生じにくい酸化ルテニウムからなる抵抗層である。隣接する第1導電セグメント23は、抵抗体24を介して互いに接続されている。
第2摺動部22は、複数の第2導電セグメント25を備える。これら第2導電セグメント25は、摺動アーム13の摺動方向に間隔を置いて、弧を描くように配置される。互いに隣接する第2導電セグメント25間は、弧状の導電連結部26によって電気的に短絡接続されている。
第1摺動部21の一端側には、銀パラジウム等からなる導電パターン20の一部であるプラス側電極27Aと第1導電路28が設けられている。第1導電路28は、第1摺動部21とプラス側電極27Aとを電気的に接続する。また、第2摺動部22の一端側には、銀パラジウムからなる導電パターン20の一部であるマイナス側電極27Bと第2導電路29が設けられている。第2導電路29は、第2摺動部22とマイナス側電極27Bとを電気的に接続する。
摺動アーム13は、導電性部材によって構成されており、第1摺動部21上を摺動する第1接点部30と、第2摺動部22上を摺動する第2接点部31とを有する。摺動アーム13の第1接点部30が対応する第1導電セグメント23に接触し、第2接点部31が対応する第2導電セグメント25に接触することで、摺動アーム13を介して第1摺動部21と第2摺動部22とが電気的に接続される。
図3に示されるように、第1導電路28上には、該第1導電路28を覆う保護体32が形成されている。保護体32は、抵抗体24と同一の材料、即ち、銀パラジウムに比べ耐硫化性に優れ、且つエタノール、メタノール、等の電解液に晒されても電気分解による劣化や腐食が生じにくい(換言すれば、電気分解が起こり難い)酸化ルテニウムからなる抵抗層である。従って、保護体32は、第1導電路28の電気分解を防止することができる。
尚、抵抗板12の回路パターン形成は、絶縁基板12A上にスクリーン印刷等の手段によって第1摺動部21、第1導電路28、プラス側電極27A、第2摺動部22、第2導電路29、マイナス側電極27Bを形成した後、更にスクリーン印刷等の手段によって抵抗体24、保護体32を形成することで行なわれる。
出力ハーネス14は、図4に示すように、プラス側電極27Aとマイナス側電極27B間に生じる電位差を導電線41を介して外部回路(図示せず)に出力するためのものであり、プラス側電極27Aに接続されるプラス極接続端子42Aと、マイナス側電極27Bに接続されるマイナス極接続端子42Bを有する。
図5および図6に示すように、プラス極接続端子42Aおよびマイナス極接続端子42Bは、後述する被覆層50の有無を除き、実質的に同一の形状を有する。プラス極接続端子42Aおよびマイナス極接続端子42Bは、プラス側電極27Aおよびマイナス側電極27Bと、導電線41とを電気的に接続する接触部材43と、プラス極接続端子42Aおよびマイナス極接続端子42Bをフレーム15に係止するための係止部材44とからなる。
接触部材43は、例えば、導電体である銅や銅合金(例えばリン青銅やベリリウム銅)の薄板をプレス加工して成形されており、断面略ロの字型に形成された本体部43aの対向する2辺からは、一対の接触片43b、43cが前方に延設されている。接触片43b、43cは、先端に向かうのにつれて接近し、接触した後で、先端が互いに離間するように円弧状に形成されている。このような形状により接触片43b、43cにバネ弾性力が付与され、図8に示す抵抗板12との接続状態において、抵抗板12を挟持したときに電極27A、27Bを強く押圧して良好な導通を確保することができる。また、本体部43aの後方には、加締め加工によって導電線41の芯線および被覆部にカシメられる断面略U字型の加締め部43d、43eが設けられている。このような形状の複数の接触部材43が、所定の間隔で帯状のキャリア45に接続された状態で製作される。そして、切断線CLでキャリア45から切り離されて使用に供される。尚、キャリア45からの切り離しによって、接触部材43には切断面43fが形成される。
係止部材44は、例えば、ステンレス薄板によって、接触部材43の本体部43aの外形寸法より、わずかに大きな内寸を有する断面略ロの字型に成形されている。係止部材44は、両側面の後端部が外方に切り起されて一対の係合部44aが設けられている。係止部材44は、接触部材43の本体部43aに外嵌、固定されて接続端子42A、42Bを構成する。
本発明では、マイナス極接続端子42Bの、少なくとも抵抗板12のマイナス側電極27Bと接触する部分、具体的には接触片43bのマイナス側電極27Bとの接触面を、クロムよりも高い酸化還元電位を持つ金属からなる被覆層50で被覆する(図8参照)。クロムよりも高い酸化還元電位を持つ金属の中では、環境面を考慮すると、鉄(−0.447V)、コバルト(−0.28V)、ニッケル(−0.257V)、錫(−0.138V)、銅(+0.342V)、銀(+0.800V)、白金(+1.118V)、金(+1.498V)等を好適に使用できる。また、これら各金属の合金でもよい。
また、接触部材43は、腐食防止のために、その全体が錫または錫合金、ニッケルまたはニッケル合金、クロムまたはクロム合金からなるメッキ層で被覆されていることが好ましく、被覆層50はこれらメッキ層の上に形成される。しかし、この場合、被覆層50が形成されていない部分ではこれらのメッキ金属が溶出する可能性がある。そのため、被覆層50を形成する金属は、錫やニッケル、クロムよりも酸化還元電位の高い銀、白金及び金がより好ましい。また、銀合金、白金合金及び金合金でもよい。
更には、接触片43b、43cと抵抗板28のマイナス側電極27Bの接続状態において、バネ弾性力により被覆層50はマイナス側電極27Bの上面を強く押圧している。マイナス側電極27の表面には微細凹凸が形成されており、導通をより良好にするには、マイナス側電極27の表面の微細凹凸に被覆層50を形成する金属が入り込むことが必要である。そのためには、被覆層50を形成する金属は軟質であることが好ましく、上記に挙げた金属の中では金または金合金が特に好ましいといえる。
尚、銀または銀合金は、ガソリン中の硫黄と反応して硫化銀を生成し、腐食を起こす可能性がある。また、白金はメッキで成膜できないため、製造上の制約がある。このような点からも、金または金合金が好ましい。
マイナス極接続端子42Bは、以下の各加工方法によって製作可能である。
第1の加工方法は、まず、リン青銅の帯状薄板に、必要に応じてその全面に錫やニッケル、クロムのメッキを施し、次いで、少なくとも接触片43bとなる部分に、被覆層50として金または金合金のメッキを施した後、プレス加工によって接触部材43の形状に成形する。そして、接触部材43の本体部43aに、ステンレス製の係止部材44を外嵌、固定する。
第2の加工方法は、リン青銅の帯状薄板をプレス加工して、キャリア45に複数の接触部材43が連続して接続された形状に成形した後、必要に応じてその全面に錫やニッケル、クロムのメッキを施し、次いで、少なくとも接触片43bとなる部分に、被覆層50として金または金合金のメッキを施す。そして、切断線CLでキャリア45から切り離す。
第3の加工方法は、リン青銅の帯状薄板をプレス加工して、キャリア45に接続された複数の接触部材43を成形し、切断線CLでキャリア45から切り離した後、それぞれの接触部材43に対して、必要に応じてぞの全面に錫やニッケル、クロムのメッキを施し、次いで、少なくとも接触片43bに、被覆層50として金または金合金のメッキを施す。
図1および図7に示すように、プラス極接続端子42Aおよびマイナス極接続端子42Bは、フレーム15に形成された角穴である端子収容部46に挿入され、一対の接触片43b、43c間に抵抗板12を挟持する。これにより、一対の接触片43b、43cを、バネ力によってプラス側電極27Aおよびマイナス側電極27Bと接触させて電気的に接続する。このとき、係止部材44に形成された一対の係合部44aが、フレーム15に設けられた係止穴47の後部壁面に係合して、プラス極接続端子42Aおよびマイナス極接続端子42Bのフレーム15からの抜けが防止されて抵抗板12(プラス側電極27Aおよびマイナス側電極27B)との接続が確保される。
上記したように、液面レベルの検出時に、プラス側電極27Aとマイナス側電極27B間(換言すれば、プラス極接続端子42Aとマイナス極接続端子42B間)に電位差が生じるので、電気分解により構成部材の金属が溶出して、マイナス極接続端子42Bにそれら金属が析出し、更には金属酸化物となって検出精度を低下させる。しかし、本発明のマイナス極接続端子42Bは、クロムよりも高い酸化還元電位を持つ金属からなる被覆層50が形成されているので、電気分解による金属の析出を防止でき、接触抵抗の増大が防止されて、エタノールやエタノール混合ガソリン等の燃料Fの液面レベルを精度よく測定することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、プラス極接続端子42Aおよびマイナス極接続端子42Bは弾性により抵抗板12を挟持できる構成であれば上記構成に限定されるものではなく、例えば特開平9−5145号公報に記載されているような端子とすることもできる。
また、上記の実施形態においては、プラス極接続端子42Aおよびマイナス極接続端子42Bによって抵抗板12に接続された出力ハーネス14を介して外部回路に接続されるように説明したが、プラス極接続端子42Aおよびマイナス極接続端子42Bと外部回路とを直接接続するようにしてもよい。
尚、上述の保護体32は形成しなくてもよい。
本発明の液面レベル検出装置の構成を示す断面図である。 図1における抵抗板の平面図である。 図2におけるIII−III矢視断面図である。 出力ハーネスの平面図である。 接続端子の側面図である。 接続端子の平面図である。 出力ハーネスの接続端子が抵抗板の電極に接続される状態を示す側面図である。 マイナス極接続端子と抵抗板のマイナス側電極との接続状態を示す拡大図である 従来の液面レベル検出装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
10:フロート
11:フロートアーム
12:抵抗板
12A:基板
13:摺動アーム
14:出力ハーネス
15:フレーム
20:導電パターン
21:第1摺動部
22:第2摺動部
27A:プラス側電極
27B:マイナス側電極
28:第1導電路
32:保護体
42A:プラス極接続端子
42B:マイナス極接続端子
43:接触部材
43f:切断面
44:係止部材
44a:係合部
50:被覆層
100:液面レベル検出装置
FS:液面レベル

Claims (5)

  1. 第1摺動部と、第2摺動部と、前記第1摺動部に電気的に接続されるプラス側電極と、前記第2摺動部に電気的に接続されるマイナス側電極と、を備える導電パターンが基板上に形成された抵抗板と、
    測定すべき液面レベルの変位に応じて上下移動するフロートと、
    前記フロートに取付けられた一端を有し且つ前記フロートの上下移動に伴い回転するように回動自在に支持された他端を有するフロートアームと、
    前記液面レベルに応じた前記フロートアームの回転に連動して前記抵抗板上を摺動する摺動アームと、
    前記プラス側電極に接続されるプラス極接続端子と、
    前記マイナス側電極に接続されるマイナス極接続端子と、
    を備え、
    前記摺動アームが接触する前記第1摺動部と前記第2摺動部の位置に応じて発生する前記プラス側電極および前記マイナス側電極間の電位差を前記プラス極接続端子と前記マイナス極接続端子を介して外部回路に出力する液面レベル検出装置であって、
    前記マイナス極接続端子の少なくとも前記マイナス側電極との接触部分が、クロムよりも高い酸化還元電位を持つ金属で被覆されていることを特徴とする液面レベル検出装置。
  2. 前記金属が金または金合金、銀または銀合金、白金または白金合金の少なくとも1種であることを特徴とする請求項1記載の液面レベル検出装置。
  3. 前記金属が、金または金合金であることを特徴とする請求項2記載の液面レベル検出装置。
  4. 前記マイナス極接続端子が錫または錫合金、ニッケルまたはニッケル合金、クロムまたはクロム合金の少なくとも1種からなるメッキ層で被覆されており、前記金属が前記メッキ層を介して被覆されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の液面レベル検出装置。
  5. 前記マイナス極接続端子が、バネ弾性力により前記マイナス側電極に押圧されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の液面レベル検出装置。
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