JP2010001330A - 樹脂バンプ用組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)エポキシ樹脂 100質量部 (B)硬化剤 成分(A)中のエポキシ基1当量に対する該成分(B)中の、エポキシ基と反応性の基の量が0.8〜1.25当量となる量 (C)硬化促進剤 成分(A)と成分(B)の合計100質量部に対して0.1〜10質量部 (D)導電性フィラー 成分(A)と成分(B)の合計100質量部に対して400〜2000質量部、及び(E)25℃において固体状の熱可塑性樹脂の粒子 成分(A)と成分(B)の合計100質量部に対して5〜50質量部、を含み、成分(A)及び成分(B)の少なくともいずれかが、シリコーン変性樹脂を含む、樹脂バンプ用組成物。
【選択図】なし
Description
(A)エポキシ樹脂 100質量部
(B)硬化剤 成分(A)中のエポキシ基1当量に対する該成分(B)中の、エポキシ基と反応性の基の量が0.8〜1.25当量となる量
(C)硬化促進剤 成分(A)と成分(B)の合計100質量部に対して0.1〜10質量部
(D)導電性フィラー 成分(A)と成分(B)の合計100質量部に対して400〜2000質量部、及び
(E)25℃において固体状の熱可塑性樹脂の粒子 成分(A)と成分(B)の合計100質量部に対して5〜50質量部、
を含み、成分(A)及び成分(B)の少なくともいずれかが、シリコーン変性樹脂を含む、樹脂バンプ用組成物。
本発明において、(A)エポキシ樹脂としては、例えばノボラック型、ビスフェノール型、ビフェニル型、フェノールアラルキル型、ジシクロペンタジエン型、ナフタレン型、アミノ基含有型、後述するシリコーン変性エポキシ樹脂及びこれらの混合物等が挙げられる。なかでも、ビスフェノールA型、ビスフェノールF型、ノボラック型エポキシ樹脂及びシリコーン変性エポキシ樹脂が好ましい。シリコーン変性エポキシ樹脂については、シリコーン変性フェノール樹脂と共に、下記(B)硬化剤の項で述べる。
硬化剤としては、エポキシ樹脂用硬化剤として公知のものを使用することができ、例えばフェノール樹脂(後述するシリコーン変性フェノール樹脂を含む)、酸無水物、及びアミン類が挙げられる。この中でも硬化性とBステージ状態の安定性のバランスを考慮すると、フェノール樹脂及びシリコーン変性フェノール樹脂が好ましい。該フェノール樹脂としては、ノボラック型、ビスフェノール型、トリスヒドロキシフェニルメタン型、ナフタレン型、シクロペンタジエン型、フェノールアラルキル型等が挙げられ、これらを単独、あるいは2種類以上を混合して用いても良い。なかでもノボラック型、ビスフェノール型が好ましい。
(R3)a(R4)bSiO (4-a-b)/2 (9)
但し、R3は水素原子、或いは、アミノ基、エポキシ基、ヒドロキシ基もしくはカルボキシ基を含有する有機基、或いはアルコキシ基であり、R4は置換、或いは非置換の1価炭化水素基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、或いはアルケニルオキシ基であり、a、bは0.001≦a≦1、1≦b≦3、1≦a+b≦4を満足する数である。1分子中のケイ素原子数は1〜1000であり、1分子中のケイ素原子に直結したR3は1以上含まれる。
(C)硬化促進剤としては、例えば有機リン、イミダゾール、3級アミン等の塩基性有機化合物が挙げられる。有機リンの例としては、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィン、トリ(p−トルイル)ホスフィン、トリ(p−メトキシフェニル)ホスフィン、トリ(p−エトキシフェニル)ホスフィン、トリフェニルホスフィン・トリフェニルボレート誘導体、テトラフェニルホスフィン・テトラフェニルボレート誘導体等が挙げられる。イミダゾールの例としては、2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、2−フェニル-4-メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール等が挙げられ、3級アミンの例としてはトリエチルアミン、ベンジルジメチルアミン、α−メチルベンジルジメチルアミン、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7等が挙げられる。
導電性フィラーとしては、金、銀、銅、錫、亜鉛、ニッケル、コバルト、鉄、マンガン、アルミニウム、モリブデン、タングステン等の各種の金属及びこれらの合金が挙げられ、形状は、球状、粒状、鱗片状、及び針状等が挙げられる。またシリカ、アルミナ、有機樹脂、シリコーンゴム等の絶縁性粉末の表面を上記の各種の金属で蒸着、或いはメッキした粉末を用いても良い。平均粒径は0.1〜30μm、特に0.5〜10μmであることが望ましい。
25℃で固体状の熱可塑性樹脂粒子としては、公知の樹脂の粒子であってよく、例えばAAS樹脂、AES樹脂、AS樹脂、ABS樹脂、MBS樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、メタクリル樹脂、フェノキシ樹脂、ポリブタジエン樹脂、各種のフッ素樹脂、各種のシリコーン樹脂、ポリアセタール、各種のポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレン、ポリエチレンオキサイド、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリビニルアルコール、ポリビニルエーテル、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポニフェニレンエーテル、ポリフェニレンサルファイド、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等が挙げられる。これらの中でもメタクリル樹脂、フェノキシ樹脂、ブタジエン樹脂、ポリスチレン樹脂もしくはこれらの共重合体が望ましい。或いは粒子の内核(コア)部と外皮(シェル)部で樹脂が異なるコア・シェル構造ものであっても良い。その場合コアはシリコーン樹脂、フッ素樹脂、又はブタジエン樹脂等からなるゴム粒子であり、シェルは線形分子鎖からなる上記各種の熱可塑性樹脂であることが望ましい。
該熱可塑性樹脂粒子の平均粒径は、用途に応じて適宜選択されるが、通常は最大粒径が10μm以下、特に5μm以下であることが望ましく、平均粒径は0.1〜5μm、特に0.1〜2μmであることが望ましい。最大粒径が前記上限値より大きい、或いは平均粒径が5μmより大きい場合は、Bステージ化段階或いは硬化段階において、粒子熱可塑性樹脂の一部が十分に膨潤或いは溶解せずに残り、硬化後の組成物の特性を損なう恐れがある。一方、平均粒径が前記下限値よりも小さい場合、組成物の粘度が大きくなり、作業性が著しく悪くなる恐れがある。なお粒径の測定は、電子顕微鏡観察により行うことができる。
本発明の樹脂組成物で粘度を調整する目的で希釈剤を添加してよい。この希釈剤の種類は特に限定されるものではないが、成分(A)エポキシ樹脂(B)硬化剤は希釈剤に可溶であり、一方成分(C)の硬化促進剤は不溶であることが望ましい。例えば、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン、ジアセトンアルコール等のケトン、メチルセルソルブ、エチルセルソルブ、ブチルセルソルブ、メチルカルビトール、エチルカルビトール、ブチルカルビトール等のグリコールエーテル、メチルセルソルブアセテート、エチルセルソルブアセテート、カルビトールアセテート等のグリコールエステル等が挙げられる。更に後述する本発明の方法における印刷工程(工程(i)または工程(1))において作業性の良い粘度にする為に、希釈剤は、ある程度高沸点、例えば180℃〜230℃ものであることが望ましく、上述の希釈剤の中でも、該範囲に沸点を有するイソホロン、メチルカルビトール、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、カルビトールアセテート等が特に好ましい。
本発明の組成物は、上記各成分を、公知の混合方法、例えば、ミキサー、ロール等を用いて混合することによって、調製することができる。
本発明の樹脂バンプ用組成物は、下記(i)〜(v)の工程、
(i)該樹脂バンプ用組成物を、シリコンウエハーの電極パッド上に印刷してバンプを形成する工程、
(ii)60℃から200℃で、3時間から1分間加熱することにより、前記バンプをBステージ化する工程、
(iii)前記バンプを備えたシリコンウエハーを複数の個片に切断する工程、
(iv)前記個片を、前記バンプを介してフリップチップ接続する工程、及び
(v)前記バンプを熱硬化させる工程;
または、下記(1)〜(4)の工程、
(1)該樹脂バンプ用組成物を、基板上の電極パッド上に印刷してバンプを形成する工程、
(2)60℃から200℃で、3時間から1分間加熱することにより、前記バンプをBステージ化する工程、
(3)前記バンプを備えた基板上に、前記バンプを介してシリコンチップをフリップチップ接続する工程、及び
(4)前記バンプを熱硬化させる工程、
を含む方法で、半導体装置を製造するために使用される。
工程(2)又は(ii)では開閉式や連続式のオーブンで加熱によりBステージ、即ち、流動性の無い状態にし、工程(iii)ではダイサーを使用し、工程(3)又は(iv)ではダイボンダーで樹脂バンプを介してチップを搭載し、工程(4)又は(v)では開閉式や連続式のオーブンで接着剤組成物を硬化させる。以下、各工程について詳細に説明する。
ウエハーの切断(ダイシング)は通常ダイヤモンドブレードを高速回転させることでウエハーを切削するダイシングと、レーザーによるレーザーダイシングがあり、用途に応じて適宜選択される。
フリップチップ接続条件にはプレヒートの温度、時間、フリップチップ接続時のチップ及び基板の温度、時間、圧力等がある。プレヒートの目的はフリップチップ或いは基板に塗布された樹脂組成物と半導体チップの密着性向上である。プレヒートの温度は50℃〜150℃で10分〜2秒加熱することが望ましい。またフリップチップ接続の温度は半導体チップが25℃〜250℃、基板が25℃〜200℃、時間が0.1秒〜10秒、圧力が0.01MPa〜10MPaであることが望ましい。
樹脂組成物の典型的な硬化条件は、100℃〜200℃の温度で、8時間〜1時間である。後続の、半導体装置の封止工程において、硬化を同時に行ってもよい。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1〜5、比較例1及び2
表1に示す各成分を、25℃のプラネタリーミキサーで混合し、25℃の3本ロールを通過させた後、25℃においてプラネタリーミキサーで再度混合して、各組成物を調製した。各組成物について、後述の(a)〜(d)の諸試験を行った。結果を、表1に示す。なお、試験(b)〜(d)において、各組成物を、125℃で1時間加熱後165℃で2時間加熱して硬化させた。
(A)エポキシ樹脂
エポキシ樹脂(ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エポキシ当量180、日本化薬社製RE310S)
シリコーン変性エポキシ樹脂(合成例1)
(B)硬化剤
硬化剤(フェノールノボラック、当量110、明和化成製DL92)
シリコーン変性フェノール樹脂硬化剤(合成例2)
(C)硬化促進剤
硬化促進剤(テトラフェニルホスフィン・テトラフェニルボレート、北興化学製TPP-K)
(D)導電性フィラー
銀粉f(フレーク粉、平均粒径2.5μm、最大粒径14μm、福田金属箔粉工業製Ag C-239)
(E)熱可塑性樹脂粒子
粒子状熱可塑性樹脂(ポリメタクリル酸メチル製、数平均分子量50,000、重量平均分子量150,000、平均粒径1ミクロン、最大粒径3ミクロン)
(F)希釈剤
カルビトールアセテート
接着助剤 KBM−403(信越化学工業(株)製)
攪拌羽、滴下漏斗、温度計、エステルアダプターと環流管を取り付けたフラスコに、式(12)のエポキシ樹脂42.0g(0.10mol)とトルエン168.0gを入れ、130℃/2時間で共沸脱水を行った。これを100℃に冷却し、触媒(信越化学製CAT−PL−50T)0.5gを滴下し、直ちに式(14)のオルガノポリシロキサン36.3g(0.05mol)とトルエン145.2gの混合物を30分程度で滴下し、更に100℃/6時間で熟成した。これからトルエンを除去し、黄色透明液体(η=5Pa・s/25℃、エポキシ当量400、オルガノポリシロキサン含有量46.4質量%)を得た。
攪拌羽、滴下漏斗、温度計、エステルアダプターと環流管を取り付けたフラスコに、式(13)のフェノール樹脂30.8g(0.10mol)とトルエン123.2gを入れ、130℃/2時間で共沸脱水を行った。これを100℃に冷却し、触媒(信越化学製CAT−PL−50T)0.5gを滴下し、直ちに式(14)のオルガノポリシロキサン36.3g(0.05mol)とトルエン145.2gの混合物を30分程度で滴下し、更に100℃/6時間で熟成した。これからトルエンを除去し、褐色透明液体(η=20Pa・s/25℃、フェノール当量340、オルガノポリシロキサン含有量54.1質量%)を得た。
(a)粘度
各組成物について、JIS Z−8803に準じ、E型粘度計(HBDV−III、ブルックフィールド社製)を用いて、測定温度25℃、ずり速度2.00(sec−1)、回転開始後2分における粘度を測定した。
日本ゴム協会標準規(SRIS) 2301に基づき、各組成物の硬化物について、測定温度25℃における、体積抵抗率を測定した。
JIS K 7113に基づき、各組成物の硬化物について、測定温度25℃における引張弾性率を測定した。
JIS K 7113に基づき、各組成物の硬化物について、測定温度25℃における引張破壊伸びを測定した。
(e)温度サイクル試験
実施例1の組成物と、比較例1の組成物を夫々用いて、図1に示すような試験片各20個を作成し、作成直後と、温度サイクル試験後に超音波観察(SAT)を行い、クラック等が見られた試験片の数を数えた。
試験片の作成方法は以下の通りである:
半導体ウェハー(200mmφ、200ミクロン厚)の電極パッド上に各組成物をスクリーン印刷して、樹脂バンプを形成した。該バンプを100℃、10分加熱して、B−ステージ化した。次いで、半導体ウェハーをダイサーにより、ダイシングし、バンプを1600個備えた15mm×15mmの半導体チップを得た。
得られたチップを、BT基板(200ミクロン厚、35mm×35mm)上に、150℃(チップ)/100℃(基板)/1Mpa/1秒でボンディングした。次いで、チップと基板の間にアンダーフィル剤(SMC378S(信越化学工業(株)製))をディスペンスし、150℃で2時間加熱して、樹脂バンプとアンダーフィル剤をCステージ化した。
得られたチップ各20個を温度サイクル試験機にて、−55℃/30分維持+(−55℃から125℃へ)/5分+125℃/30分維持+(125℃から−55℃へ)/5分を1サイクルとし、全部で1000サイクルの温度試験に付した。
2 樹脂バンプ
3 アンダーフィル剤
4 基板
Claims (7)
- (A)エポキシ樹脂 100質量部
(B)硬化剤 成分(A)中のエポキシ基1当量に対する該成分(B)中の、エポキシ基と反応性の基の量が0.8〜1.25当量となる量
(C)硬化促進剤 成分(A)と成分(B)の合計100質量部に対して0.1〜10質量部
(D)導電性フィラー 成分(A)と成分(B)の合計100質量部に対して400〜2000質量部、及び
(E)25℃において固体状の熱可塑性樹脂の粒子 成分(A)と成分(B)の合計100質量部に対して5〜50質量部、
を含み、成分(A)及び成分(B)の少なくともいずれかが、シリコーン変性樹脂を含む、樹脂バンプ用組成物。 - (E)25℃において固体状の熱可塑性樹脂の粒子が、メタクリル樹脂、フェノキシ樹脂、ブタジエン樹脂、ポリスチレン樹脂又はこれらの共重合体から選択される熱可塑性樹脂の粒子であることを特徴とする請求項1記載の組成物。
- (E)25℃において固体状の熱可塑性樹脂の粒子が、ポリスチレン換算の数平均分子量10,000〜100,000及び重量平均分子量100,000〜1,000,000を有することを特徴とする請求項1または2記載の組成物。
- イソホロン、メチルカルビトール、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、カルビトールアセテートから選ばれる、(F)希釈剤を更に含む、請求項1〜3の何れか1項記載の組成物。
- 下記(i)〜(v)の工程を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の樹脂バンプ用組成物を用いて半導体装置を製造する方法。
(i)該樹脂バンプ用組成物を、シリコンウエハーの電極パッド上に印刷してバンプを形成する工程、
(ii)60℃から200℃で、3時間から1分間加熱することにより、前記バンプをBステージ化する工程、
(iii)前記バンプを備えたシリコンウエハーを複数の個片に切断する工程、
(iv)前記個片を、前記バンプを介してフリップチップ接続する工程、及び
(v)前記バンプを熱硬化させる工程。 - 下記(1)〜(4)の工程を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の樹脂バンプ用組成物を用いて半導体装置を製造する方法。
(1)該樹脂バンプ用組成物を、基板上の電極パッド上に印刷してバンプを形成する工程、
(2)60℃から200℃で、3時間から1分間加熱することにより、前記バンプをBステージ化する工程、
(3)前記バンプを備えた基板上に、前記バンプを介してシリコンチップをフリップチップ接続する工程、及び
(4)前記バンプを熱硬化させる工程。 - 請求項1〜4のいずれか1項記載の樹脂バンプ用組成物からなるバンプを備えた半導体装置。
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