JP2010001039A - 梱包装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】組立状態において上部に開口部を有する箱本体部11と、この箱本体部11の開口部を閉塞する閉塞状態を取り得る蓋体12とを備え、蓋体12の第1の蓋側面部材22に、組立状態において蓋体12の内側に折り返されて第1の蓋側面部材22と重なり合う折り返し部材25を設け、閉塞状態において折り返し部材25と重なり合う第2の本体側面部材17に、折り返し部材25に係止される係止用突起となる切り起こし片30a,30bを設けた。
【選択図】図7
Description
四角形状の底面部材と、この底面部材の各辺部に形成された折曲線を介してそれぞれ当該底面部材に連設され組立状態において当該折曲線で折り曲げられて当該底面部材に対して起立する第1から第4の本体側面部材とを有し、組立状態において上部に開口部を有する箱本体部と、
組立状態において前記底面部材と対向可能な上面部材と、この上面部材の各辺部に形成された折曲線を介して連設され組立状態において前記本体側面部材の外側面と対向する蓋側面部材とを有し、前記箱本体部の前記開口部を閉塞する閉塞状態を取り得る蓋体とを備え、
前記蓋側面部材の少なくとも1つには、組立状態において前記蓋体の内側に折り返されて前記蓋側面部材と重なり合う折り返し部材が、前記上面部材との連設部に対向する辺部に折曲線を介して連設されており、
閉塞状態において前記折り返し部と重なり合う前記本体側面部材には、前記折り返し部材に係止される係止用突起が設けられていることを特徴としている。
前記係止用突起は、前記いずれかの本体側面部材の一部を切り起こした切り起こし片で構成されていることを特徴としている。
前記箱本体部と前記蓋体とは一体的に形成されていることを特徴としている。
前記箱本体部の内部において梱包対象物を保持する保持枠体が、前記箱本体部と一体的に形成されていることを特徴としている。
前記保持枠体は、前記いずれかの本体側面部材における前記底面部材との連設方向の端部に、折曲線を介して連設されていることを特徴としている。
前記底面部材に切欠部が形成され、
前記蓋体の上面であって前記切欠部に対応する位置に、前記切欠部に嵌入する突出部が形成されていることを特徴としている。
先ず、図1から図17を参照しつつ、本発明に係る梱包装置の第1の実施形態について説明する。
図2に示すように、梱包装置1は、各部材が隣接する他の部材と互いに連結されて全体が一平面上に展開可能に一体形成されている。梱包装置1を形成する材料としては、例えば板紙や段ボール紙等の紙製シートが適用可能である。
梱包装置1の内部には、梱包対象物である腕時計100(図6及び図17参照)を嵌装する保持枠体5(図3参照)、腕時計100を安定的に保持するためのスペーサ6(図4参照)、及び取扱説明書(以下単に「説明書」と称する。)101(図7及び図17参照)等が収納される。
第2の本体側面部材17の左右(図15、図17における左右)両端には、開口側の端部が折曲線17a,17bに接するようにほぼコ字状の切込み部17c,17dがそれぞれ形成されている。組立状態において、この切込み部17c,17dから折曲線17a,17bを基端として、係止用突起となる切り起こし片30a,30bが切り起こされるようになっている。
すなわち、この切り起こし片30a,30bは、蓋体12が箱本体部11に被覆され閉塞状態となったときに、蓋体12の折り返し部材25の自由端側の辺に係止される係止用突起である。
第3の本体側面部材18及び第4の本体側面部材19は、底面部材15における折曲線15a,折曲線15bに隣接する2つの辺部にそれぞれ折曲線15c,15dを介して連設されている。第3の本体側面部材18及び第4の本体側面部材19は、組立時にはこの折曲線15c,15dで折り曲げられて底面部材15に対して起立するとともに互いに対向し、第1の本体側面部材16及び第2の本体側面部材17とともに底面部材15を取り囲むようになっている。
また、第4の本体側面部材19における底面部材15との連設部(折曲線15d)に対向する辺部には、第2の折り返し部材32が、折曲部19aを介して連設されている。第2の折り返し部材32は、組立状態において箱本体部11の内側に折り返され、第4の本体側面部材19と重なり合うようになっている。
底面部材15には、折曲線15c,15dに沿って、それぞれ係止用スリット15e,15fが穿設されており、係止用凸部31a,32aは、組立状態において、それぞれ係止用スリット15e,15fに係止される。
なお、組立状態において、第1の折り返し部材31と第3の本体側面部材18との間及び第2の折り返し部材32と第4の本体側面部材19との間には、第1のフラップ33a,33b及び第2のフラップ34a,34bが挟み込まれるようになっており、折曲部18a、19aは、第1のフラップ33a,33b及び第2のフラップ34a,34bの厚み分等を考慮して所定の幅に形成されている。
第1の蓋側面部材22は、蓋体12の前面部分を構成する部材であり、蓋体12を箱本体部11に被せた際に、箱本体部11の前面部分を構成する第2の本体側面部材17と重なり合う。
第2の蓋側面部材23及び第3の蓋側面部材24は、蓋体12の側面部分を構成する部材であり、蓋体12を箱本体部11に被せた際に、箱本体部11の左右の側面部分を構成する第3の本体側面部材18及び第4の本体側面部材19とそれぞれ重なり合う。
また、第2の蓋側面部材23及び第3の蓋側面部材24には、折曲線23a,24aに沿って、それぞれ係止用スリット23b,24bが穿設されている。
折り返し部材25の自由端の両側端には、それぞれ係止用凸部25a,25bが形成されている。係止用凸部25a,25bは、組立状態において、それぞれ係止用スリット23b,24bに係止される。
なお、組立状態において、折り返し部材25と蓋側面部材22との間には、フラップ26a,26bが挟み込まれるようになっており、折曲部27は、フラップ26a,26bの厚み分等を考慮して所定の幅に形成されている。
保持枠体5は、図3に示すように、保持枠上面部材51と、保持枠上面部材51の長手方向の両端に折曲線51a,51bを介して連設され、組立状態においてこの折曲線51a,51bで折り曲げられて保持枠上面部材51に対して起立し対向する第1の側面部材52及び第2の側面部材53と、折曲線51a,51bに直交する折曲線51cを介して連設されている第1のフラップ54と、折曲線51cと対向する折曲線51dを介して連設されている第2のフラップ55と、を備えて構成されている。
スペーサ6は、図4に示すように、長尺な板状部材であり、例えば片面のみに凹凸の波型が形成されている片面段ボール紙で形成されている。スペーサ6は、使用時には、波型が形成されている波型面61が内側となるように適宜巻回した状態で梱包装置1内のスペースを確保したい位置に配置される。
本実施形態においては、スペーサ6は、保持枠体5に保持された腕時計100の時計バンド100a内に挿入され(図6及び図7参照)、時計バンド100aの形状を保って、そのがたつき等を防止するようになっている。
図6及び図7に示すように、本実施形態においては、保持枠体5の保持部57に腕時計100を嵌装し、保持させた状態で、時計バンド100a内にスペーサ6が挿入される。これにより時計バンド100aのがたつきを抑えることができるとともに、腕時計100が保持枠体5の保持部57から抜け落ちることを防止することができる。そして、保持枠体5が、その第1のフラップ54の外面が第2の側面部材17の内面と対向するように箱本体部11に収納されることにより、腕時計100が梱包装置1内の所定の位置に収納される。さらに、第2のフラップ55と第1の側面部材16との間に生じる空間には説明書101が挿入される。
まず、図9に示す展開状態の梱包装置1、及び保持枠体5(図3参照)、スペーサ6(図4参照)を、それぞれ打ち抜き加工等により原紙から切り出す。
切り出した梱包装置1のすべての折曲線を谷折りにし、まず、蓋体12を組み立てる。
具体的には、図10に示すように、折曲線21a,21bを谷折りして第2の蓋側面部材23及び第3の蓋側面部材24を上面部材21に対して起立させ、さらに、一対のフラップ26a,26bをそれぞれ折曲線23a,24aを谷折りにして内側に折り込む。さらに折曲線21cを谷折りして第1の蓋側面部材22を上面部材21に対して起立させ、フラップ26a,26bの外面を第1の蓋側面部材22の内面に当接させるとともに、折曲部27において折り返し部材25を第1の蓋側面部材22と重なり合うところまで内側に折り返す。そして、係止用凸部25a,25bをそれぞれ係止用スリット23b,24bに係止して蓋体12の組み立てが完了する(図11参照)。
さらに、折曲線16a,16bをそれぞれ谷折りにして、第1のフラップ33a,33bを、その外面が第3の本体側面部材18及び第4の本体側面部材19の内面に接するように折り込みながら、折曲線15aを谷折りにして第1の本体側面部材16を底面部材15に対して起立させる。
そして、図14に示すように、第1のフラップ33a,33b及び第2のフラップ34a,34bを、第3の本体側面部材18と第1の折り返し部材31との間、第4の本体側面部材19と第2の折り返し部材32との間に挟みこむようにして、第1の折り返し部材31及び第2の折り返し部材32を折り込み、係止用凸部31a,32aを、それぞれ係止用スリット15e,15fに係止する。
また、切込み部17c,17dから折曲線17a,17bを基端として切り起こし片30a,30bを切り起こし、切り起こし片30a,30bが第2の本体側面部材17の外面に対してほぼ90度となるように配置する。これにより、箱本体部11の組み立てが完了する(図15参照)。
最後に、図17に示すように、保持枠体5の第2のフラップ55と第1の側面部材16との間に生じる空間に説明書101を挿入した上で、蓋体12を箱本体部11に被覆することにより、これにより梱包作業が終了する。
また、この切り起こし片30a,30bは、第2の本体側面部材17の一部に切込み部17c,17dを設けて、これを切り起こすことにより形成されているので、梱包装置1を原紙から切り出す際に切込み部17c,17dを設けることにより、切り起こし片30a,30bについても容易に形成することができる。
次に、図18を参照しつつ、本発明に係る梱包装置の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、梱包対象物を保持する保持枠体部が一体に設けられている点のみが第1の実施形態の構成と異なっているため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる部分について説明する。
保持枠上面部材71は、第1の実施形態と同様に、その長手方向の長さ寸法が箱本体部11の底面部材15の長手方向の長さ寸法よりも僅かに小さく形成されており、保持枠上面部材71の幅方向の長さ寸法は、箱本体部11の底面部材15の幅方向の長さ寸法より、少なくとも説明書の厚み分だけ小さい寸法となっている。
本実施形態においては、第1の実施形態と同様に蓋体12及び箱本体部11の組み立てを行い、その後、保持枠体部7を組み立てて、これを箱本体部11内に配置する。具体的には、折曲線71a,71b,71d,76a,76b,76c,76dをすべて谷折りにした上で、保持部76に腕時計を嵌装する。さらに、腕時計の時計バンド内に図示しないスペーサを挿入する。
そして、折曲線17eを谷折りにし、折曲線71cを山折りにして箱本体部11の内部に収納する。これにより、スペーサ部75の自由端側の端部が底面部材15の表面に当接し、保持枠上面部材71の高さが所定の高さに保持される。さらに、第4の側面部材74及びスペーサ部75と箱本体部11の第1の側面部16との間に生じる空間に図示しない説明書を挿入した上で、蓋体12を箱本体部11に被覆することにより、梱包作業が終了する。
そして、このような構成をとった場合でも、蓋体12が箱本体部11に被覆されると、切り起こし片30a,30bが折り返し部材25の自由端側の辺に係止される。これにより、折り返し部材25に係止される切り起こし片30a,30bを設けるという簡易な構成により、蓋体12が不用意に開閉するのを防止することができる。
また、この切り起こし片30a,30bは、第2の本体側面部材17の一部に切込み部17c,17dを設けて、これを切り起こすことにより形成されているので、梱包装置1を原紙から切り出す際に切込み部17c,17dを設けることにより、切り起こし片30a,30bについても容易に形成することができる。
次に、図19から図23を参照しつつ、本発明に係る梱包装置の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態は、底面部材15及び上面部材21の構成のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる部分について説明する。
本実施形態において、梱包装置は第1の実施形態と同様に、箱本体部11及び蓋体12を備えており、図示しない腕時計等を内部に収納するためのものである。
本実施形態において、第1の折り返し部材31及び第2の折り返し部材32の自由端には、組立状態において係止用スリット15e,15fに対応する位置にそれぞれ係止用凸部31a,32aが形成されている。係止用凸部31a,32aは、組立状態において、それぞれ係止用スリット15e,15fに係止されるようになっている。
第1の実施形態と同様の手順で蓋部12及び箱本体部11を組み立てた後、切込み部21f,21gから舌片21h,21iを上方向に切り起こす。
複数の梱包装置を積み重ねた場合には、図23に示すように、突出部である各舌片21h,21iがそれぞれ当該梱包装置の上部に積み重ねられた梱包装置の底面部材15の切欠部15g,15hに嵌入するようになっているので、上下方向に積み重ねられた梱包装置が互いにずれないように、位置決めされる。
なお、舌片21h,21iは、梱包装置同士を積み重ねるときのみ切り起こせばよく、梱包装置を上下方向に積み重ねて使用しないときには、舌片21h,21iを倒伏させて上面部材21の表面と面一としておいてもよい。
そして、このような構成をとった場合でも、蓋体12が箱本体部11に被覆されると、切り起こし片30a,30bが折り返し部材25の自由端側の辺に係止される。これにより、折り返し部材25に係止される切り起こし片30a,30bを設けるという簡易な構成により、蓋体12が不用意に開閉するのを防止することができる。
また、この切り起こし片30a,30bは、第2の本体側面部材17の一部に切込み部17c,17dを設けて、これを切り起こすことにより形成されているので、梱包装置1を原紙から切り出す際に切込み部17c,17dを設けることにより、切り起こし片30a,30bについても容易に形成することができる。
次に、図24及び図25を参照しつつ、本発明に係る梱包装置の第4の実施形態について説明する。なお、第4の実施形態は、箱本体部と蓋体とを別体としている点において第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる部分について説明する。
本実施形態において、梱包装置は、別体として構成された箱本体部8と蓋体9とを備えており、図示しない腕時計等を内部に収納するためのものである。
また、第2の本体側面部材83の左右両端には、同様に、開口側の端部が折曲線83a,83b及び折曲線83a,83bに接するように、ほぼコ字状の切込み部83c,83dがそれぞれ形成されている。組立状態において、この切込み部83c,83dから折曲線83a,83bを基端として切り起こし片80c,80dが切り起こされるようになっている。
第3の本体側面部材84及び第4の本体側面部材85は、底面部材81における折曲線81a,折曲線81bに隣接する2つの辺部にそれぞれ折曲線81c,81dを介して連設されている。第3の本体側面部材84及び第4の本体側面部材85は、組立時にはこの折曲線81c,81dで折り曲げられて底面部材81に対して起立するとともに互いに対向し、第1の本体側面部材82及び第2の本体側面部材83とともに底面部材81を取り囲むようになっている。
また、第4の本体側面部材85における底面部材81との連設部(折曲線81d)に対向する辺部には、第2の折り返し部材87が、折曲部85aを介して連設されている。第2の折り返し部材87は、組立状態において箱本体部8の内側に折り返され、第4の本体側面部材85と重なり合うようになっている。
底面部材81には、折曲線81c,81dに沿って、それぞれ係止用スリット81e,81fが穿設されており、係止用凸部86a,87aは、組立状態において、それぞれ係止用スリット81e,81fに係止される。
なお、組立状態において、第1の折り返し部材86と第3の本体側面部材84との間及び第2の折り返し部材87と第4の本体側面部材85との間には、第1のフラップ88a,88b及び第2のフラップ89a,89bが挟み込まれるようになっており、折曲部84a、85aは、第1のフラップ88a,88b及び第2のフラップ89a,89bの厚み分等を考慮して所定の幅に形成されている。
また、第2の蓋側面部材93は、蓋体9の背面部分を構成する部材であり、折曲線91dを介して上面部材91に連設されている。第2の蓋側面部材93は、蓋体9を箱本体部8に被せた際に、箱本体部8の背面部分を構成する第1の本体側面部材82と重なり合う。
第3の蓋側面部材94及び第4の蓋側面部材95は、蓋体9の側面部分を構成する部材であり、蓋体9を箱本体部8に被せた際に、箱本体部8の左右の側面部分を構成する第3の本体側面部材84及び第4の本体側面部材85とそれぞれ重なり合う。
また、第3の蓋側面部材94及び第4の蓋側面部材95には、折曲線94a,94b,95a,95bに沿って、それぞれ係止用スリット94c,94d,95c,95dが穿設されている。
第1の折り返し部材96の自由端の両側端には、それぞれ係止用凸部96a,96bが形成されている。係止用凸部96a,96bは、組立状態において、それぞれ係止用スリット94c,95cに係止される。
第2の折り返し部材97の自由端の両側端には、それぞれ係止用凸部97a,97bが形成されている。係止用凸部97a,97bは、組立状態において、それぞれ係止用スリット94d,95dに係止される。
まず、図24及び図25に示す展開状態の箱本体部8及び蓋体9や、図示しない保持枠体及びスペーサを、それぞれ打ち抜き加工等により原紙から切り出す。
切り出した箱本体部8、蓋体9及び保持枠体のすべての折曲線を谷折りにし、それぞれを組み立てる。
具体的には、まず蓋体9は、折曲線91a,91b,91c,91dをそれぞれ谷折りして第1の蓋側面部材92、第2の蓋側面部材93、第3の蓋側面部材94及び第5の蓋側面部材95を上面部材91に対して起立させ、さらに、第1のフラップ98a,98bをそれぞれ折曲線94a,95aを谷折りにして内側に折り込む。さらに第1のフラップ98a,98bの外面を第1の蓋側面部材92の内面に当接させ、折曲部92aにおいて第1の折り返し部材96を第1の蓋側面部材92と重なり合うところまで内側に折り返す。そして、係止用凸部96a,96bをそれぞれ係止用スリット94c,95cに係止する。
同様に、第2の99a,99bをそれぞれ折曲線94b,95bを谷折りにして内側に折り込み、第2のフラップ99a,99bの外面を第2の蓋側面部材93の内面に当接させる。そして、折曲部93aにおいて第2の折り返し部材97を第2の蓋側面部材93と重なり合うところまで内側に折り返す。そして、係止用凸部97a,97bをそれぞれ係止用スリット94d,95dに係止する。これにより蓋体9の組み立てが完了する。
同様に、折曲線83a,83bをそれぞれ谷折りにして、第2のフラップ89a,89bを、その外面が第3の本体側面部材84及び第4の本体側面部材85の内面に接するように折り込みながら、折曲線81bを谷折りにして第2の本体側面部材83を底面部材81に対して起立させる。
そして、第1のフラップ88a,88b及び第2のフラップ89a,89bを、第3の本体側面部材84と第1の折り返し部材86との間、第4の本体側面部材85と第2の折り返し部材87との間に挟みこむようにして、第1の折り返し部材86及び第2の折り返し部材87を折り込み、係止用凸部86a,87aを、それぞれ係止用スリット81e,81fに係止する。
また、切込み部82c,82dから折曲線82a,82bを基端として切り起こし片80a,80bを切り起こし、切込み部83c,83dから折曲線83a,83bを基端として切り起こし片80c,80dを切り起こす。これにより、箱本体部8の組み立てが完了する。
また、例えば、第2の実施形態のように蓋体12及び保持枠体部7がともに箱本体部11に連設されている場合には、蓋体12を第2の側面部材16に連設し、保持枠体部7を第1の側面部材16に連設する構成としてもよい。
また、第4の実施形態では、第1の本体側面部材82と第2の本体側面部材83とにそれぞれ2つの切り起こし片80a,80b,80c,80dを設ける構成としたが、切り起こし片を設ける位置や数等はこれに限定されず、例えば第1の本体側面部材82又は第2の本体側面部材83のいずれか一方のみに切り起こし片を設ける構成としてもよい。
5 保持枠体
6 スペーサ
11 箱本体部
12 蓋体
15 底面部材
16 第1の本体側面部材
17 第2の本体側面部材
17c,17d 切込み部
18 第3の本体側面部材
19 第4の本体側面部材
21 上面部材
22 第1の蓋側面部材
23 第2の蓋側面部材
24 第3の蓋側面部材
25 折り返し部材
26a,26b フラップ
30a,30b 切り起こし片(係止用突起)
31 第1の折り返し部材
32 第2の折り返し部材
33a,33b 第1のフラップ
34a,34b 第2のフラップ
100 腕時計(梱包対象物)
100a 時計バンド
101 説明書
Claims (6)
- 四角形状の底面部材と、この底面部材の各辺部に形成された折曲線を介してそれぞれ当該底面部材に連設され組立状態において当該折曲線で折り曲げられて当該底面部材に対して起立する第1から第4の本体側面部材とを有し、組立状態において上部に開口部を有する箱本体部と、
組立状態において前記底面部材と対向可能な上面部材と、この上面部材の各辺部に形成された折曲線を介して連設され組立状態において前記本体側面部材の外側面と対向する蓋側面部材とを有し、前記箱本体部の前記開口部を閉塞する閉塞状態を取り得る蓋体とを備え、
前記蓋側面部材の少なくとも1つには、組立状態において前記蓋体の内側に折り返されて前記蓋側面部材と重なり合う折り返し部材が、前記上面部材との連設部に対向する辺部に折曲線を介して連設されており、
閉塞状態において前記折り返し部材と重なり合う前記本体側面部材には、前記折り返し部材に係止される係止用突起が設けられていることを特徴とする梱包装置。 - 前記係止用突起は、前記いずれかの本体側面部材の一部を切り起こした切り起こし片で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の梱包装置。
- 前記箱本体部と前記蓋体とは一体的に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の梱包装置。
- 前記箱本体部の内部において梱包対象物を保持する保持枠体が、前記箱本体部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の梱包装置。
- 前記保持枠体は、前記いずれかの本体側面部材における前記底面部材との連設方向の端部に、折曲線を介して連設されていることを特徴とする請求項4に記載の梱包装置。
- 前記底面部材に切欠部が形成され、
前記蓋体の上面であって前記切欠部に対応する位置に、前記切欠部に嵌入する突出部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の梱包装置。
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JP2008160163A Pending JP2010001039A (ja) | 2008-06-19 | 2008-06-19 | 梱包装置 |
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JP (1) | JP2010001039A (ja) |
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KR101874247B1 (ko) | 2017-05-22 | 2018-07-03 | 문주연 | 상품 포장용 상자 |
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-
2008
- 2008-06-19 JP JP2008160163A patent/JP2010001039A/ja active Pending
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