JP2009537718A - レンガおよびロッドのシステム - Google Patents
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Abstract
本出願の発明は、極度の重力による力、横方向の力、および周期的な力に対する高い耐力を有する壁体を構築するためのレンガおよびロッド(4、5A、5B)のシステムを提供する。このシステムは、ロッド(4、5A、5B)のスケルトンで補強されたレンガからなる壁体の構築を可能にする。このシステムのレンガは、壁体の隣接するレンガとの間で水平方向および垂直方向の連結を可能にする水平(1)および垂直な突出部(3)および空洞部(2)を備える矩形のブロックである。レンガには、さらに、壁体の垂直方向に隣接する穴(15)と心合せされる穴(15)が開けられており、それによって壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴(15)が形成される。システムのロッド(4、5A、5B)は壁体の連続した穴(15)を通してレンガを貫く。
Description
本発明は、水平方向および垂直方向に連結するレンガによる壁体構築の分野に関する。
本発明の分野では、接着剤またはモルタルの使用量を減らすことを目的に、水平方向および垂直方向に連結する突出部および空洞部を持つレンガによって構築される壁体について記載したものがある。水平方向および垂直方向に連結する突出部および空洞部を持つレンガは、また、自然による一様で周期的な力に対して高い横方向の耐力を持つ壁体を構築することを目的としたものとしても記載されている。しかし、接着剤やモルタルの使用量を減らし、さらに、横方向の高い剛性と、極度の重力による力、周期的な力、および一様な力に対する高い耐力とを有する壁体をもたらす壁体の構築のためのレンガおよびロッドのシステムについて記載しているものはない。
先行技術では、水平方向および垂直方向に連結することによって、接着剤またはモルタルの使用量が減る一方で、自然による一様で周期的な力に対する高い耐力を有する壁体をもたらす突出部と空洞部を備えるレンガを用いた壁体の構築について記載したものがある。
とりわけ、Nanayakkaraは、特許文献1、特許文献2、および特許文献3において、水平方向および垂直方向の連結システムを備え、モルタル使用量を減らしながら、自然による一様で周期的な力に対する高い横方向の耐力を有する壁体をもたらすレンガまたはブロックを記載している。特許文献1には、陽と陰の相補的な幾何学的外形と、連続した垂直の空洞部とを持ち、それによって隣接するレンガの間で水平方向および垂直方向の連結を実現することによって連続した垂直な空洞部を持つ壁体を構築するレンガが記載されている。
しかし、先行技術にも、Nanayakkaraの特許にも、本発明のレンガおよびロッドのシステムで記載されるものと同じようなレンガまたはブロックについての記載はない。Nanayakkaraの特許に記載されているレンガまたはブロックは陰と陽の幾何学的外形を持つが、それは本発明のレンガの突出部および空洞部とは異なる。さらに、壁体の水平方向および垂直方向に隣接したレンガの突出部および空洞部によって形成される連結を補強する機能を持つロッドの直径に特に適合させた穿孔または穴を有するレンガについて記載した先行技術の例はない。本発明のレンガおよびロッドのシステムは、例えば、擁壁、またはその他の種類の壁体であって、横方向の高い剛性と、極度の重力による力、周期的な力、および一様な力に対する高い耐力とを有する壁体のような壁体の構築を可能にするものである。本発明のレンガおよびロッドのシステムは、また、地震動または地震の際に亀裂を生じにくい壁体の構築のために、水平方向および垂直方向に隣接するレンガの間の柔軟な連結を提供する。
本発明は、レンガおよびロッドのシステムであって、該システムが、壁体の構築のための矩形の三次元レンガであって、レンガの長さを規定する水平軸X、レンガの高さを規定する垂直軸Y、レンガの幅を規定する水平軸Zの3つの直交座標X、Y、Zによって規定されるレンガと、ロッドとを特徴としており、レンガが、
a. X軸およびZ軸によって規定される上部水平面および下部水平面と、
b. Z軸およびY軸によって規定される前方垂直面および後方垂直面と、
c. X軸およびY軸によって規定される2つの垂直側面と、
d. レンガの前方垂直面の中央に設けられたX軸方向の丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、該突出部がeに記載の空洞部によって水平方向に隣接するブロックと正確に連結し、Z軸の同じ方向に規定されるレンガの前方垂直面上の突出部の基部が突出部の凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さである突出部と、
e. レンガの後方垂直面の中央に設けられたX軸方向の凹状幾何学形状の対称形の空洞部であって、該空洞部がdに記載の突出部によって水平方向に隣接するブロックと正確に連結し、Z軸と同じ方向に規定されるレンガの後方垂直面上の空洞部の開口の長さが空洞部の凹状幾何学形状の最大直径よりも短い空洞部と、
f. レンガの上部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの突出部であって、該突出部がgに記載の空洞部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、レンガの上部水平面上のそれぞれの突出部の基部の直径が突出部の円筒形部分の直径以上である突出部と、
g. レンガの下部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの空洞部であって、該空洞部がfに記載の突出部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、レンガの下部水平面上のそれぞれの空洞部の開口の直径が空洞部の円筒形部分の直径以上である空洞部と、
h. レンガを貫通する2つの垂直な円筒形の穴であって、該穴のY軸方向の長さがfに記載の突出部の凸状幾何学形状の頂部からgに記載の空洞部の凹状幾何学形状の頂部までによって規定され、該穴と、壁体で垂直方向に隣接するレンガのそれと同一の穴とが壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴を形成する穴と、
i. レンガを貫通する1つの垂直な円筒形の穴であって、Y軸方向の該穴の長さがレンガの上部水平面からレンガの下部水平面までによって規定され、該穴がhに記載の2つの穴の間に平行に配設され、該穴と、垂直方向に隣接するレンガのjに記載の同じ直径の穴とが壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴が形成され、該穴が、壁体の全高にわたって延びる連続した穴にロッドを挿入することができるようにロッドの直径に見合った直径を持つ穴と、
j. dに記載の突出部をY軸方向に貫通する垂直な円筒形の穴であって、穴の長さが該突出部の上部水平面の中心から該突出部の下部水平面の中心までによって規定され、この穴と、垂直方向に隣接するレンガのiに記載の同じ直径の穴とが壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴が形成され、該穴が、壁体の全高にわたって延びる連続した穴にロッドを挿入することができるようにロッドの直径に見合った直径を持つ穴と、を備える中実ブロックであり、
ロッドの長さが壁体の高さの長さ以上であり、ロッドがiおよびjに記載の連続した垂直な穴を貫くように垂直に挿入され、
垂直方向および水平方向に隣接するレンガの間に耐力のある連結が生み出されることによって、複数のロッドからなるスケルトンの挿入が可能な壁体が構築され、それにより、横方向の高い剛性と、極度の一様な力、周期的な力、および重力による力に対する高い耐力とを持つ構造をもたらすシステムを提供する。また、本発明によるレンガおよびロッドのシステムは、地震動または地震に対する耐力を持つ壁体を構築するための柔軟な連結も提供する。
a. X軸およびZ軸によって規定される上部水平面および下部水平面と、
b. Z軸およびY軸によって規定される前方垂直面および後方垂直面と、
c. X軸およびY軸によって規定される2つの垂直側面と、
d. レンガの前方垂直面の中央に設けられたX軸方向の丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、該突出部がeに記載の空洞部によって水平方向に隣接するブロックと正確に連結し、Z軸の同じ方向に規定されるレンガの前方垂直面上の突出部の基部が突出部の凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さである突出部と、
e. レンガの後方垂直面の中央に設けられたX軸方向の凹状幾何学形状の対称形の空洞部であって、該空洞部がdに記載の突出部によって水平方向に隣接するブロックと正確に連結し、Z軸と同じ方向に規定されるレンガの後方垂直面上の空洞部の開口の長さが空洞部の凹状幾何学形状の最大直径よりも短い空洞部と、
f. レンガの上部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの突出部であって、該突出部がgに記載の空洞部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、レンガの上部水平面上のそれぞれの突出部の基部の直径が突出部の円筒形部分の直径以上である突出部と、
g. レンガの下部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの空洞部であって、該空洞部がfに記載の突出部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、レンガの下部水平面上のそれぞれの空洞部の開口の直径が空洞部の円筒形部分の直径以上である空洞部と、
h. レンガを貫通する2つの垂直な円筒形の穴であって、該穴のY軸方向の長さがfに記載の突出部の凸状幾何学形状の頂部からgに記載の空洞部の凹状幾何学形状の頂部までによって規定され、該穴と、壁体で垂直方向に隣接するレンガのそれと同一の穴とが壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴を形成する穴と、
i. レンガを貫通する1つの垂直な円筒形の穴であって、Y軸方向の該穴の長さがレンガの上部水平面からレンガの下部水平面までによって規定され、該穴がhに記載の2つの穴の間に平行に配設され、該穴と、垂直方向に隣接するレンガのjに記載の同じ直径の穴とが壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴が形成され、該穴が、壁体の全高にわたって延びる連続した穴にロッドを挿入することができるようにロッドの直径に見合った直径を持つ穴と、
j. dに記載の突出部をY軸方向に貫通する垂直な円筒形の穴であって、穴の長さが該突出部の上部水平面の中心から該突出部の下部水平面の中心までによって規定され、この穴と、垂直方向に隣接するレンガのiに記載の同じ直径の穴とが壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴が形成され、該穴が、壁体の全高にわたって延びる連続した穴にロッドを挿入することができるようにロッドの直径に見合った直径を持つ穴と、を備える中実ブロックであり、
ロッドの長さが壁体の高さの長さ以上であり、ロッドがiおよびjに記載の連続した垂直な穴を貫くように垂直に挿入され、
垂直方向および水平方向に隣接するレンガの間に耐力のある連結が生み出されることによって、複数のロッドからなるスケルトンの挿入が可能な壁体が構築され、それにより、横方向の高い剛性と、極度の一様な力、周期的な力、および重力による力に対する高い耐力とを持つ構造をもたらすシステムを提供する。また、本発明によるレンガおよびロッドのシステムは、地震動または地震に対する耐力を持つ壁体を構築するための柔軟な連結も提供する。
もう1つの態様では、本発明は、レンガの側面の1つに設けられた丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、該突出部が水平方向に隣接するレンガのe記載の空洞部と正確に連結し、X軸の同じ方向に規定される側面上の突出部の基部が突出部の凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さである突出部を特徴とするレンガを提供する。
もう1つの態様では、本発明は、レンガの側面の1つに設けられた丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、該突出部が水平方向に隣接するレンガのe記載の空洞部と正確に連結し、X軸の同じ方向に規定される垂直側面上の突出部の基部が突出部の凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さであり、突出部の凸状幾何学形状の頂部からレンガの側面上の基部までによって規定されるZ軸方向の突出部の長さがレンガの幅Zの26%から65%までの間である突出部を特徴とするレンガを提供する。
もう1つの態様では、本発明は、前方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、下部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角溝とを特徴とするレンガを提供する。
1つの追加的態様では、本発明は、前方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、後方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、上部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角溝と、下部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角とを特徴とするレンガを提供する。
本発明の1つの追加的態様は、
i. 長さがレンガの高さに等しい管であって、管が雌ねじとして機能し、管が内ねじを有しており、その中にiiに記載のねじが螺入されるようになっている管と、
ii. iに記載の管の長さ以下の長さの雄ねじであって、雄ねじが外ねじを持ち、該ねじがその上半分でiに記載するような管の中にはまり込み、下半分でiに記載するような別の管の中にはまり込み、形成される嵌合継手によって垂直方向に隣接する2つのレンガに挿入される2つの管が接合される雄ねじとを備える組立てロッドであって、
複数の管および複数の雄ねじによって、連続した組立てロッドが形成され、構成される組立てロッドを提供する。
i. 長さがレンガの高さに等しい管であって、管が雌ねじとして機能し、管が内ねじを有しており、その中にiiに記載のねじが螺入されるようになっている管と、
ii. iに記載の管の長さ以下の長さの雄ねじであって、雄ねじが外ねじを持ち、該ねじがその上半分でiに記載するような管の中にはまり込み、下半分でiに記載するような別の管の中にはまり込み、形成される嵌合継手によって垂直方向に隣接する2つのレンガに挿入される2つの管が接合される雄ねじとを備える組立てロッドであって、
複数の管および複数の雄ねじによって、連続した組立てロッドが形成され、構成される組立てロッドを提供する。
もう1つの追加的態様では、本発明は、それぞれの長さがレンガの高さの1倍半(1.5倍)であるロッド部片を含む組立てロッドであって、それぞれのロッド部片が第1の部分、第2の部分、第3の部分として規定される3つの部分によって形成されており、その3つの部分が全く同じ長さで、それぞれの部分がロッド部片の長さの3分の1に等しい長さを持っており、第1の部分はロッド部片の一端であり、第1の部分は中空で内ねじを持ち、それによってロッド部片の雌ねじとして機能する部分を構成しており、第2の部分は第1の部分と第3の部分の間のロッド部片の中間にあり、第2の部分は中実であり、第3の部分は中実で外ねじを持ち、第3の部分は第1の部分が構成する一端とは反対端にあり、第3の部分はロッド部片の雄ねじとして機能する部分であり、ロッド部片の第1の部分が別の同一のロッド部片の第3の部分に螺着され、螺合された複数の同一のロッド部片によって組立てロッドが形成される組立てロッドを提供する。
1つの追加的態様では、本発明は、レンガの前方垂直面の中央に設けられたX軸方向の丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、該突出部がeに記載の空洞部によって水平方向に隣接するレンガと正確に連結し、Z軸と同じ方向に規定されるレンガの前方垂直面上の突出部の基部が突出部の凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さであり、突出部の凸状幾何学形状の頂部からレンガの前方垂直面上の基部までによって規定されるX軸方向の突出部の長さがレンガの幅Zの26%から65%までの間である突出部を特徴とするレンガを提供する。
本発明のもう1つの追加的態様は、レンガの後方垂直面の中央に設けられたX軸方向の丸みを帯びた凹状幾何学形状の対称形の空洞部であって、該空洞部がdに記載の突出部と正確に連結し、Z軸の同じ方向に規定されるレンガの後方垂直面上の空洞部の開口の長さが空洞部の凹状幾何学形状の最大直径よりも短く、空洞部の凹状幾何学形状の頂部からレンガの後方垂直面上の開口までによって規定されるX軸方向の空洞部の長さがレンガの幅Zの26%から65%までの間である空洞部を特徴とするレンガを提供する。
もう1つの追加的態様では、本発明は、レンガの上部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凸状幾何学形状の2つの突出部であって、該突出部がgに記載の空洞部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、レンガの上部水平面上のそれぞれの突出部の基部の直径が突出部の円筒形部分の直径以上であり、突出部の凸状幾何学形状の頂部からレンガの上部水平面上の基部までのY軸方向の突出部の長さがレンガの幅Zの26%から65%までの間である突出部を特徴とするレンガを提供する。
もう1つの追加的態様では、本発明は、レンガの下部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの空洞部であって、該空洞部がfに記載の突出部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、レンガの下部水平面上のそれぞれの空洞部の開口の直径が空洞部の円筒形部分の直径以上であり、空洞部の凹状幾何学形状の頂部からレンガの下部水平面上の空洞部の開口までによって規定されるY軸方向の空洞部の長さがレンガの幅Zの26%から65%までの間である空洞部を特徴とするレンガを提供する。
さらにもう1つの態様では、本発明は、レンガを貫通する2つの垂直な円筒形の穴であって、該穴のY軸方向の長さがfに記載の突出部の凸状幾何学形状の頂部からgに記載の空洞部の凹状幾何学形状の頂部までによって規定され、この2つの穴と、壁体で垂直方向に隣接するレンガのそれらと同一の穴とが壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴が形成され、2つの穴の直径がロッドの直径に見合ったものであり、
ロッドの長さが壁体の高さの長さ以上であり、ロッドが壁体の連続した垂直な穴を貫くように垂直に挿入される穴を特徴とするレンガを提供する。
ロッドの長さが壁体の高さの長さ以上であり、ロッドが壁体の連続した垂直な穴を貫くように垂直に挿入される穴を特徴とするレンガを提供する。
本発明の目的および追加的な利点は、図面の説明、発明を実施するための最良の形態、および特許請求の範囲によってより明白となるであろう。
図1は、1つの実施形態によるレンガ、ならびにレンガに挿入された2つの実施形態によるロッド(4)、(5A)、および(5B)の三次元図を示す。図2Aおよび2Bは、他のロッド部片と嵌合して組立てロッドを形成するロッド部片の2つの実施形態を示す。レンガは、図7に示すように、3つの直交座標X、Y、Zによって規定され、そのうち、水平軸Xが長さを規定し、垂直軸Yが高さを規定し、水平軸Zが幅を規定する。
図5および6は、レンガが上部水平面(6)および下部水平面(13)を持つことを示す。
図3、図4、および図5には、レンガの前方垂直面(7)および後方垂直面(8)が示されている。
図4および図6では、レンガの2つの垂直側面(14)を見ることができる。
図3および図4には、レンガの前方垂直面(7)の中央に設けられた丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部(1)であって、レンガの後方垂直面(8)の中央に設けられた凹状幾何学形状の対称形の空洞部(2)によって水平方向に隣接するレンガと正確に連結する該突出部(1)を備えるレンガの実施形態が示されている。図4には、レンガの前方垂直面(7)上における突出部の基部(9)の長さが突出部の凸状幾何学形状の最大直径(10)よりも短い長さであることが示されている。図4は、また、レンガの後方垂直面上の空洞部の開口(11)の長さが空洞部の凹状幾何学形状の最大直径(12)より小さいことも示している。
図3、図4、図5、および図6は、レンガの上部水平面の中央に対称形に配設された円筒形凸状幾何学形状の2つの突出部(3)を示している。該突出部(3)は、下部水平面(13)の中央に対称形に配設された円筒形凹状幾何学形状の空洞部(16)(図5)によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結する。図6からは、レンガの上部水平面上のそれぞれの突出部の基部の直径(18)が突出部(3)の円筒形部分(17)の直径以上であることが見て取れる。同様に、図5からは、レンガの下部水平面(13)上のそれぞれの空洞部の開口の直径(19)が空洞部(16)の円筒形部分(20)の直径以上であることが見て取れる。
図1から図8までには、レンガを貫通する2つの垂直な円筒形の穴(15)が示されており、該穴の長さは、突出部(3)の凸状幾何学形状の頂部(21)(図5)から空洞部(16)の凹状幾何学形状の頂部(22)(図5)までによって規定される。
図12からは、穴(15)と、壁体で垂直方向に隣接するレンガのそれと同一の穴(15)とが壁体の垂直軸の方向に心合せされ、それによって壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴が形成されることが見て取れる。
図3から図12には、レンガを貫通する1つの垂直な円筒形の穴(23)が示されており、該穴の長さは、レンガの上部水平面(6)からレンガの下部水平面(13)までによって規定される。穴(23)は2つの穴(15)の間に平行に配設される。
図3から図5、図7、図8、および図12には、突出部(1)を貫通する垂直な円筒形の穴(24)が示されている。該穴(24)の長さは、該突出部(1)の上部水平面の中心から該突出部(1)の下部水平面の中心までによって規定される。
図12からは、穴(23)と、垂直方向に隣接するレンガの同一直径の穴(24)とが壁体の垂直軸の方向に心合せされ、それによって壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴が形成されることが見て取れる。図13では、穴(23)および(24)の直径が、壁体の全高にわたって延びる連続した穴にロッドを挿入することができるようにロッド(4)、(5)、(26)、または(27)(図1および2)の直径に見合ったものであることが見て取れる。
図13からは、ロッドの長さが壁体の高さ以上であることが見て取れる。さらに、ロッドは、穴(23)および(24)(図12および13)が心合せされてできる連続した垂直な穴を貫くように垂直に挿入されていることがわかる。
図7および図8は、本発明によるレンガのもう1つの実施形態を示す。この実施形態では、レンガは空洞部(2)を持たず、平らな後方垂直面(8)を持つレンガとなる。このレンガはレンガの水平方向の並びにおける先頭のレンガとなる。
図9および図10は、本発明によるレンガのもう1つの実施形態を示す。この実施形態では、レンガは突出部(1)を持たず、平らな前方垂直面(7)を持つレンガとなる。このレンガはレンガの水平方向の並びにおける最後のレンガとなる。
図11は、本発明によるレンガのもう1つの実施形態を示す。この実施形態は、レンガの側面(14)の1つに設けられた丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部(28)を特徴とするレンガを示す。該突出部は、水平方向に隣接するレンガの空洞部(2)と正確に連結する。
図23からは、側面上の突出部の基部(29)が突出部(28)の凸状幾何学形状の最大直径(30)よりも短い長さであることが見て取れる。
本明細書に記載するレンガおよびロッドのシステムは、垂直方向および水平方向に隣接するレンガの間に耐力のある連結を形成して、複数のロッドからなるスケルトンの挿入が可能な壁体を構築することを可能にするものであり、それにより、横方向の高い剛性と、極度の一様な力、周期的な力、および重力による力に対する高い耐力とを持つ構造をもたらす。
さらに、丸みを帯びた凸状の水平な突出部(1)、丸みを帯びた凹状の水平な空洞部(2)、丸みを帯びた円筒形の凸状の垂直な突出部(3)、および丸みを帯びた円筒形の凹状の垂直な空洞部(16)を持つ本発明によるレンガおよびロッドのシステムは、地震動または地震の際に亀裂を生じにくい壁体の構築のための柔軟な連結の形成を可能にする。
図14から図21は、本発明によるその他の実施形態であって、レンガが、
a. レンガの前方垂直面(7)の中央に設けられた丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部(1)であって、突出部(1)の凸状幾何学形状の頂部(33)からレンガの前方垂直面(7)の基部(32)までによって規定される突出部(1)の長さ(31)(図15および19)がレンガの幅Zの26%から65%までの間である突出部(1)と、
b. レンガの後方垂直面(8)の中央に設けられた凹状幾何学形状の対称形の空洞部(2)であって、空洞部(2)の凹状幾何学形状の頂部(35)からレンガの後方垂直面(8)上の開口(36)までによって規定される空洞部(2)の長さ(34)(図15および21)がレンガの幅Zの26%から65%までの間である空洞部(2)と、
c. レンガの上部水平面(6)の中央に対称形に配設された円筒形凸状幾何学形状の2つの突出部(3)であって、突出部(3)の凸状幾何学形状の頂部(21)からレンガの上部水平面(6)上の基部(38)までによって規定される突出部(3)の長さ(37)(図16)がレンガの幅Zの26%から65%までの間である突出部(3)と、
d. レンガの下部水平面(13)の中央に対称形に配設された円筒形凹状幾何学形状の2つの空洞部(16)であって、空洞部(16)の凹状幾何学形状の頂部(22)からレンガの下部水平面(13)上の空洞部(16)の開口(40)までによって規定される空洞部(16)の長さ(39)(図16)がレンガの幅Zの26%から65%までの間である空洞部(16)とを備える、実施形態を示す。
a. レンガの前方垂直面(7)の中央に設けられた丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部(1)であって、突出部(1)の凸状幾何学形状の頂部(33)からレンガの前方垂直面(7)の基部(32)までによって規定される突出部(1)の長さ(31)(図15および19)がレンガの幅Zの26%から65%までの間である突出部(1)と、
b. レンガの後方垂直面(8)の中央に設けられた凹状幾何学形状の対称形の空洞部(2)であって、空洞部(2)の凹状幾何学形状の頂部(35)からレンガの後方垂直面(8)上の開口(36)までによって規定される空洞部(2)の長さ(34)(図15および21)がレンガの幅Zの26%から65%までの間である空洞部(2)と、
c. レンガの上部水平面(6)の中央に対称形に配設された円筒形凸状幾何学形状の2つの突出部(3)であって、突出部(3)の凸状幾何学形状の頂部(21)からレンガの上部水平面(6)上の基部(38)までによって規定される突出部(3)の長さ(37)(図16)がレンガの幅Zの26%から65%までの間である突出部(3)と、
d. レンガの下部水平面(13)の中央に対称形に配設された円筒形凹状幾何学形状の2つの空洞部(16)であって、空洞部(16)の凹状幾何学形状の頂部(22)からレンガの下部水平面(13)上の空洞部(16)の開口(40)までによって規定される空洞部(16)の長さ(39)(図16)がレンガの幅Zの26%から65%までの間である空洞部(16)とを備える、実施形態を示す。
図22および図23は、レンガの側面(14)の1つに設けられた丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部(28)を持つレンガのもう1つの実施形態であって、突出部(28)の凸状幾何学形状の頂部(42)からレンガの側面(14)上の基部(29)までによって規定される突出部(28)の長さ(41)(図22)がレンガの幅Zの26%から65%までの間である実施形態を示す。
図24および図25は、レンガを貫通する2つの垂直な円筒形の穴(15)を持つレンガであって、それらの穴(15)と、壁体で垂直方向に隣接するレンガのそれと同一の穴(15)とが壁体の垂直軸の方向に心合せされ、それによって壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴が形成され、さらに穴の直径がロッドの直径に見合ったものであるレンガを特徴とする本発明の実施形態を示す。図25では、ロッドの長さが壁体の高さの長さ以上であることが示されている。同じ図25からは、壁体の全高にわたって延びる連続した穴にロッドを挿入することができることが見て取れる。
図24に示す壁体の連続した穴は、また、電気ケーブル、ガス配管、電話ケーブルなどを壁に垂直に通すために使用することもできる。
図26は、本発明によるレンガのもう1つの実施形態を示す。この実施形態では、レンガは、前方垂直面(7)の2つの縁(44)におけるY軸方向の90度直角溝と、後方垂直面の2つの縁(45)におけるY軸方向の90度直角と、上部水平面の2つの縁(46)におけるX軸方向の90度直角と、下部水平面の2つの縁(43)におけるX軸方向の90度直角とを特徴とする。
図27は、本発明によるレンガのもう1つの実施形態を示す。この実施形態では、レンガは、前方垂直面の2つの縁(47)におけるY軸方向の90度直角と、下部水平面の2つの縁(48)におけるX軸方向の90度直角とを特徴とする。
図28および図29は、本発明によるレンガのその他の実施形態であって、レンガの水平方向の並びの最初または最後に水平方向に配置されるように、レンガが他の隣接するレンガに対してX軸方向に半分の長さであり、垂直に隣接する他の水平なレンガの並びとの間で平らな端を作り出して、連続した垂直な縁を持つ壁体を実現する実施形態を示している。
本発明のロッドは、単一部分からなるロッド(5)であるか、または順次連結されるロッド部片からなる組立てロッドであることができる。
ロッド部片は図1に見ることができるが、この図は、長さがレンガの高さに等しい管(5A)であって、管が雌ねじとして機能し、内ねじを有するその管が外ねじを持つ雄ねじ(5B)と螺合されるようになっている管を示している。雄ねじ(5B)は管(5A)の長さ以下の長さである。雄ねじはその上半分によって管(5A)の内側に連結し、下半分によって別の管(5A)に連結することによって、垂直に隣接する2つのレンガに挿入される2つの管の連結を形成する。連続した組立てロッドは、複数の管(5A)および複数の雄ねじ(5B)によって形成される一連の連結によって構成される。
本発明のもう1つの実施形態では、組立てロッドは、長さがレンガの高さの1倍半(1.5倍)であるロッド部片(26)および(27)(図2Aおよび2B)によって構成される。それらのロッド部片(26)および(27)のそれぞれは、第1の部分(49)、第2の部分(50)、第3の部分(51)として規定される3つの部分によって形成され、その3つの部分が全く同じ長さで、それぞれの部分がロッド部片の長さの3分の1に等しい長さを持っており、第1の部分(49)はロッド部片の一端にあり、第1の部分は中空で、ロッド部片の雌ねじとして機能する部分を構成する内ねじを持ち、第2の部分(50)は第1の部分(49)と第3の部分(51)の間のロッド部片の中間にあり、第2の部分(50)は中実であり、第3の部分(51)は中実で外ねじを持ち、第3の部分(51)は第1の部分(49)を構成する一端とは反対端にあり、第3の部分(51)はロッド部片の雄ねじとして機能する部分であり、ロッド部片の第1の部分(49)が別の同一のロッド部片の第3の部分(51)と連結し、そうして複数のロッド部片が順次連結されることによって組立てロッドが形成される。
本発明の利点の1つは、壁体の構築における水平方向および垂直方向に隣接するレンガの間のモルタルまたは接着剤の使用量の削減にある。これは、水平方向に隣接するレンガの間で完璧な相補関係をなす凸状幾何学形状の対称形の突出部(1)と凹状幾何学形状の対称形の空洞部(2)の間、および垂直方向に隣接するレンガの間で完璧な相補関係をなす円筒形の凸状の突出部(3)と円筒形の凹状の空洞部(16)の間の連結によって達成される。
しかし、本発明のもう1つの実施形態は、上部水平面(6)に設けられた円筒形の凸状の突出部(3)を持つレンガであって、その円筒形部分が上部水平面(6)との間にやや丸みのある遷移部を伴って角度(52)(図16)を形成し、一方、円筒形の凹状の空洞部(16)が下部水平面(13)に設けられ、その円筒形部分が下部水平面(13)との間に90度の直角(53)(図16)を形成するレンガを備える。突出部(1)によって形成される角度(52)と空洞部(16)によって形成される角度(53)の間のずれは、垂直方向に隣接するレンガの間に不完全な連結を生み出し、それによって垂直方向に隣接するレンガの間にミリメートル単位の隙間を生じる。このような隙間は耐震規則によって要求される場合がある。必要な場合には、このような隙間はモルタルで埋めることができる。
説明では、本発明の好ましい実施形態を示したが、以下の請求項に含まれる基本的な考え方および原理から外れることなく、各部の形状および配置にさらに変更を加えることが可能である。
1 水平な突出部
2 水平な空洞部
3 垂直な突出部
4 ロッド
5 ロッド
5A 管
5B 雄ねじ
6 上部水平面
7 前方垂直面
8 後方垂直面
9 基部
10 最大直径
11 開口
13 下部水平面
14 側面
15 穴
16 空洞部
17 円筒形部分
18 直径
19 開口の直径
20 円筒形部分
21 頂部
22 頂部
23 穴
24 穴
26 ロッド部片
27 ロッド部片
28 突出部
29 基部
30 最大直径
31 長さ
32 基部
33 頂部
34 長さ
35 頂部
36 開口
37 長さ
38 基部
39 長さ
40 開口
41 長さ
42 頂部
43 縁
44 縁
45 縁
46 縁
47 縁
48 縁
49 第1の部分
50 第2の部分
51 第3の部分
52 角度
53 角度
2 水平な空洞部
3 垂直な突出部
4 ロッド
5 ロッド
5A 管
5B 雄ねじ
6 上部水平面
7 前方垂直面
8 後方垂直面
9 基部
10 最大直径
11 開口
13 下部水平面
14 側面
15 穴
16 空洞部
17 円筒形部分
18 直径
19 開口の直径
20 円筒形部分
21 頂部
22 頂部
23 穴
24 穴
26 ロッド部片
27 ロッド部片
28 突出部
29 基部
30 最大直径
31 長さ
32 基部
33 頂部
34 長さ
35 頂部
36 開口
37 長さ
38 基部
39 長さ
40 開口
41 長さ
42 頂部
43 縁
44 縁
45 縁
46 縁
47 縁
48 縁
49 第1の部分
50 第2の部分
51 第3の部分
52 角度
53 角度
Claims (21)
- レンガおよびロッドのシステムであって、前記システムが、長さを規定する水平軸X、高さを規定する垂直軸Y、幅を規定する水平軸Zの3つの直交座標X、Y、Zによって規定される壁体構築のための三次元の矩形レンガと、ロッドとを特徴としており、前記レンガが、
a. X軸およびZ軸によって規定される上部水平面および下部水平面と、
b. Z軸およびY軸によって規定される前方垂直面および後方垂直面と、
c. X軸およびY軸によって規定される2つの垂直側面と、
d. 前記レンガの前記前方垂直面の中央に設けられたX軸方向の丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、前記突出部がeに記載の空洞部によって水平方向に隣接するブロックと正確に連結し、Z軸の同じ方向に規定される前記レンガの前記前方垂直面上の前記突出部の基部が前記突出部の前記凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さである突出部と、
e. 前記レンガの前記後方垂直面の中央に設けられたX軸方向の凹状幾何学形状の対称形の空洞部であって、前記空洞部がdに記載の前記突出部によって水平方向に隣接するブロックと正確に連結し、Z軸と同じ方向に規定される前記レンガの前記後方垂直面上の前記空洞部の開口の長さが前記空洞部の凹状幾何学形状の最大直径よりも短い空洞部と、
f. 前記レンガの前記上部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの突出部であって、前記突出部がgに記載の空洞部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、前記レンガの前記上部水平面上のそれぞれの前記突出部の基部の直径が前記突出部の円筒形部分の直径以上である突出部と、
g. 前記レンガの前記下部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの空洞部であって、前記空洞部がfに記載の前記突出部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、前記レンガの前記下部水平面上のそれぞれの前記空洞部の開口の直径が前記空洞部の円筒形部分の直径以上である空洞部と、
h. 前記レンガを貫通する2つの垂直な円筒形の穴であって、Y軸方向の前記穴の長さがfに記載の前記突出部の凸状幾何学形状の頂部からgに記載の前記空洞部の凹状幾何学形状の頂部までによって規定され、前記穴と、壁体で垂直方向に隣接するレンガの同一の穴とが前記壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって前記壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴を形成する穴と、
i. 前記レンガを貫通する1つの垂直な円筒形の穴であって、Y軸方向の前記穴の長さが前記レンガの前記上部水平面から前記レンガの前記下部水平面までによって規定され、前記穴がhに記載の前記2つの穴の間に平行に配設され、前記穴と、垂直方向に隣接するレンガのjに記載の同じ直径の穴とが壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって前記壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴が形成され、前記穴が、壁体の全高にわたって延びる前記連続した穴にロッドを挿入することができるように前記ロッドの直径に見合った直径を持つ穴と、
j. dに記載の前記突出部をY軸方向に貫通する垂直な円筒形の穴であって、前記穴の長さが前記突出部の前記上部水平面の中心から前記突出部の前記下部水平面の中心までによって規定され、この穴と、垂直方向に隣接するレンガのiに記載の同じ直径の穴とが壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって前記壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴が形成され、前記穴が、前記壁体の全高にわたって延びる前記連続した穴にロッドを挿入することができるようにロッドの直径に見合った直径を持つ穴とを備える中実ブロックであり、
前記ロッドの長さが前記壁体の高さの長さ以上であり、前記ロッドがiおよびjに記載の前記連続した垂直な穴を貫くように垂直に挿入され、
垂直方向および水平方向に隣接するレンガの間に耐力のある連結が生み出されることによって、複数の前記ロッドからなるスケルトンの挿入が可能な壁体が構築され、それにより、横方向の高い剛性と、極度の一様な力、周期的な力、および重力による力に対する高い耐力とを持つ構造をもたらすシステム。 - 前記レンガが、前記レンガの前記垂直側面の1つに設けられた丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、前記突出部が水平方向に隣接するレンガの請求項1のeに記載の前記空洞部と正確に連結し、X軸の同じ方向に規定される前記垂直側面上の前記突出部の基部が前記突出部の凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さである突出部を特徴とする、請求項1に記載のシステム。
- 前記レンガが、前記前方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、前記下部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角溝とを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
- 前記レンガが、前記前方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、前記後方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、前記上部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角溝と、前記下部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角とを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
- 前記ロッドが、
a. 長さが前記レンガの高さに等しい管であって、前記管が雌ねじとして機能し、前記管が内ねじを有しており、その中にbに記載のねじが螺入されるようになっている管と、
b. aに記載の前記管の長さ以下の長さの雄ねじであって、前記雄ねじが外ねじを持ち、前記雄ねじがその上半分でaに記載するような管の中にはまり込み、下半分でaに記載するような別の管の中にはまり込み、形成される嵌合継手によって垂直方向に隣接する2つのレンガに挿入される2つの管が接合される雄ねじとを備える組立てロッドであって、
複数の前記管および複数の前記雄ねじによって連続した組立てロッドが形成され、構成される、請求項1に記載のシステム。 - 前記ロッドが、それぞれの長さが前記レンガの高さの1倍半(1.5倍)であるロッド部片を含む組立てロッドであって、それぞれのロッド部片が第1の部分、第2の部分、第3の部分として規定される3つの部分によって形成されており、前記3つの部分が全く同じ長さで、それぞれの部分が前記ロッド部片の長さの3分の1に等しい長さを持っており、前記第1の部分はロッド部片の一端であり、前記第1の部分は中空で内ねじを持ち、それによって前記ロッド部片の雌ねじとして機能する部分を構成しており、前記第2の部分は前記第1の部分と前記第3の部分の間の前記ロッド部片の中間にあり、前記第2の部分は中実であり、前記第3の部分は中実で外ねじを持ち、前記第3の部分は第1の部分が構成する一端とは反対端にあり、前記第3の部分は前記ロッド部片の雄ねじとして機能する部分であり、前記ロッド部片の前記第1の部分が別の同一のロッド部片の前記第3の部分に螺着され、順次螺合された複数の同一のロッド部片によって前記組立てロッドが形成される、請求項1に記載のシステム。
- レンガおよびロッドのシステムであって、前記システムが、長さを規定する水平軸X、高さを規定する垂直軸Y、幅を規定する水平軸Zの3つの直交座標X、Y、Zによって規定される壁体構築のための三次元の矩形レンガと、ロッドとを特徴としており、前記レンガが、
a. X軸およびZ軸によって規定される上部水平面および下部水平面と、
b. Z軸およびY軸によって規定される前方垂直面および後方垂直面と、
c. X軸およびY軸によって規定される2つの垂直側面と、
d. 前記レンガの前記前方垂直面の中央に設けられたX軸方向の丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、前記突出部がeに記載の空洞部によって水平方向に隣接するブロックと正確に連結し、Z軸の同じ方向に規定される前記レンガの前記前方垂直面上の前記突出部の基部が前記突出部の前記凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さである突出部と、
e. 前記レンガの前記後方垂直面の中央に設けられたX軸方向の凹状幾何学形状の対称形の空洞部であって、前記空洞部がdに記載の前記突出部によって水平方向に隣接するブロックと正確に連結し、Z軸と同じ方向に規定される前記レンガの前記後方垂直面上の前記空洞部の開口の長さが前記空洞部の凹状幾何学形状の最大直径よりも短い空洞部と、
f. 前記レンガの前記上部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの突出部であって、前記突出部がgに記載の空洞部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、前記レンガの前記上部水平面上のそれぞれの前記突出部の基部の直径が前記突出部の円筒形部分の直径以上である突出部と、
g. 前記レンガの前記下部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの空洞部であって、前記空洞部がfに記載の前記突出部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、前記レンガの前記下部水平面上のそれぞれの前記空洞部の開口の直径が前記空洞部の円筒形部分の直径以上である空洞部と、
h. 前記レンガを貫通する2つの垂直な円筒形の穴であって、Y軸方向の前記穴の長さがfに記載の前記突出部の凸状幾何学形状の頂部からgに記載の前記空洞部の凹状幾何学形状の頂部までによって規定され、前記穴と、壁体で垂直方向に隣接するレンガの同一の穴とが前記壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって前記壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴を形成し、前記2つの穴の直径が前記ロッドの直径に見合ったものである穴とを備える中実ブロックであり、
前記ロッドの長さが前記壁体の高さの長さ以上であり、前記ロッドが前記壁体の前記連続した垂直な穴を貫くように垂直に挿入され、
垂直方向および水平方向に隣接するレンガの間に耐力のある連結が生み出されることによって、複数の前記ロッドからなるスケルトンの挿入が可能な壁体が構築され、それにより、横方向の高い剛性と、極度の一様な力、周期的な力、および重力による力に対する高い耐力とを持つ構造をもたらすシステム。 - 前記レンガが、前記レンガの前記垂直側面の1つに設けられた丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、前記突出部が水平方向に隣接するレンガの請求項7のeに記載の前記空洞部と正確に連結し、X軸の同じ方向に規定される前記側面上の前記突出部の基部が前記突出部の凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さである突出部を特徴とする、請求項7に記載のシステム。
- 前記レンガが、前記前方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、前記下部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角溝とを特徴とする、請求項7に記載のシステム。
- 前記レンガが、前記前方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、前記後方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、前記上部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角溝と、前記下部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角とを特徴とする、請求項7に記載のシステム。
- 前記ロッドが、
a. 長さが前記レンガの高さに等しい管であって、前記管が雌ねじとして機能し、前記管が内ねじを有しており、その中にbに記載のねじが螺入されるようになっている管と、
b. aに記載の前記管の長さ以下の長さの雄ねじであって、前記雄ねじが外ねじを持ち、前記雄ねじがその上半分でaに記載するような管の中にはまり込み、下半分でaに記載するような別の管の中にはまり込み、形成される嵌合継手によって垂直方向に隣接する2つのレンガに挿入される2つの管が接合される雄ねじとを備える組立てロッドであって、
複数の前記管および複数の前記雄ねじによって連続した組立てロッドが形成され、構成される、請求項7に記載のシステム。 - 前記ロッドが、それぞれの長さが前記レンガの高さの1倍半(1.5倍)であるロッド部片を含む組立てロッドであって、それぞれのロッド部片が第1の部分、第2の部分、第3の部分として規定される3つの部分によって形成されており、前記3つの部分が全く同じ長さで、それぞれの部分が前記ロッド部片の長さの3分の1に等しい長さを持っており、前記第1の部分はロッド部片の一端であり、前記第1の部分は中空で内ねじを持ち、それによって前記ロッド部片の雌ねじとして機能する部分を構成しており、前記第2の部分は前記第1の部分と前記第3の部分の間の前記ロッド部片の中間にあり、前記第2の部分は中実であり、前記第3の部分は中実で外ねじを持ち、前記第3の部分は第1の部分が構成する一端とは反対端にあり、前記第3の部分は前記ロッド部片の雄ねじとして機能する部分であり、前記ロッド部片の前記第1の部分が別の同一のロッド部片の前記第3の部分に螺着され、順次螺合された複数の同一のロッド部片によって前記組立てロッドが形成される、請求項7に記載のシステム。
- 壁体構築のための三次元の矩形レンガであって、長さを規定する水平軸X、高さを規定する垂直軸Y、幅を規定する水平軸Zの3つの直交座標X、Y、Zによって規定され、
a. X軸およびZ軸によって規定される上部水平面および下部水平面と、
b. Z軸およびY軸によって規定される前方垂直面および後方垂直面と、
c. X軸およびY軸によって規定される2つの垂直側面と、
d. 前記レンガの前記前方垂直面の中央に設けられたX軸方向の丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、前記突出部がeに記載の空洞部によって水平方向に隣接するブロックと正確に連結し、Z軸の同じ方向に規定される前記レンガの前記前方垂直面上の前記突出部の基部が前記突出部の前記凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さである突出部と、
e. 前記レンガの前記後方垂直面の中央に設けられたX軸方向の凹状幾何学形状の対称形の空洞部であって、前記空洞部がdに記載の前記突出部によって水平方向に隣接するブロックと正確に連結し、Z軸と同じ方向に規定される前記レンガの前記後方垂直面上の前記空洞部の開口の長さが前記空洞部の凹状幾何学形状の最大直径よりも短い空洞部と、
f. 前記レンガの前記上部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの突出部であって、前記突出部がgに記載の空洞部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、前記レンガの前記上部水平面上のそれぞれの前記突出部の基部の直径が前記突出部の円筒形部分の直径以上である突出部と、
g. 前記レンガの前記下部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの空洞部であって、前記空洞部がfに記載の前記突出部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、前記レンガの前記下部水平面上のそれぞれの前記空洞部の開口の直径が前記空洞部の円筒形部分の直径以上である空洞部と、
h. 前記レンガを貫通する2つの垂直な円筒形の穴であって、Y軸方向の前記穴の長さがfに記載の前記突出部の凸状幾何学形状の頂部からgに記載の前記空洞部の凹状幾何学形状の頂部までによって規定され、前記穴と、壁体で垂直方向に隣接するレンガの同一の穴とが前記壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって前記壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴を形成する穴と、
i. 前記レンガを貫通する1つの垂直な円筒形の穴であって、Y軸方向の前記穴の長さが前記レンガの前記上部水平面から前記レンガの前記下部水平面までによって規定され、前記穴がhに記載の前記2つの穴の間に平行に配設され、前記穴と、垂直方向に隣接するレンガのjに記載の同じ直径の穴とが壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって前記壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴が形成され、前記穴が、壁体の全高にわたって延びる前記連続した穴にロッドを挿入することができるように前記ロッドの直径に見合った直径を持つ穴と、
j. dに記載の前記突出部をY軸方向に貫通する垂直な円筒形の穴であって、前記穴の長さが前記突出部の前記上部水平面の中心から前記突出部の前記下部水平面の中心までによって規定され、この穴と、垂直方向に隣接するレンガのiに記載の同じ直径の穴とが壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって前記壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴が形成され、前記穴が、前記壁体の全高にわたって延びる前記連続した穴にロッドを挿入することができるように前記ロッドの直径に見合った直径を持つ穴とを備える中実ブロックであることを特徴とし、
垂直方向および水平方向に隣接するレンガの間に耐力のある連結が生み出されることによって、垂直のロッドからなるスケルトンの挿入が可能な壁体が構築され、それにより、横方向の高い剛性と、極度の一様な力、周期的な力、および重力による力に対する高い耐力とを持つ構造をもたらすレンガ。 - 前記レンガの前記垂直側面の1つに設けられた丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、前記突出部が水平方向に隣接するレンガの請求項13のeに記載の前記空洞部と正確に連結し、X軸の同じ方向に規定される前記垂直側面上の前記突出部の基部が前記突出部の凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さである突出部を特徴とする、請求項13に記載のレンガ。
- 前記前方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、前記下部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角溝とを特徴とする、請求項13に記載のレンガ。
- 前記前方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、前記後方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、前記上部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角溝と、前記下部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角とを特徴とする、請求項13に記載のレンガ。
- 壁体構築のための三次元の矩形レンガであって、長さを規定する水平軸X、高さを規定する垂直軸Y、幅を規定する水平軸Zの3つの直交座標X、Y、Zによって規定され、
a. X軸およびZ軸によって規定される上部水平面および下部水平面と、
b. Z軸およびY軸によって規定される前方垂直面および後方垂直面と、
c. X軸およびY軸によって規定される2つの垂直側面と、
d. 前記レンガの前記前方垂直面の中央に設けられたX軸方向の丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、前記突出部がeに記載の空洞部によって水平方向に隣接するブロックと正確に連結し、Z軸の同じ方向に規定される前記レンガの前記前方垂直面上の前記突出部の基部が前記突出部の前記凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さであり、前記突出部の凸状幾何学形状の頂部から前記レンガの前記前方垂直面上の基部までによって規定されるX軸方向の前記突出部の長さが前記レンガの幅Zの26%から65%までの間である突出部と、
e. 前記レンガの前記後方垂直面の中央に設けられたX軸方向の凹状幾何学形状の対称形の空洞部であって、前記空洞部がdに記載の前記突出部によって水平方向に隣接するブロックと正確に連結し、Z軸と同じ方向に規定される前記レンガの前記後方垂直面上の前記空洞部の開口の長さが前記空洞部の凹状幾何学形状の最大直径よりも短く、前記空洞部の凹状幾何学形状の頂部から前記レンガの前記後方垂直面上の開口までによって規定されるX軸方向の前記空洞部の長さがレンガの幅Zの26%から65%までの間である空洞部と、
f. 前記レンガの前記上部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの突出部であって、前記突出部がgに記載の空洞部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、前記レンガの前記上部水平面上のそれぞれの前記突出部の基部の直径が前記突出部の円筒形部分の直径以上であり、前記突出部の凸状幾何学形状の頂部から前記レンガの前記上部水平面上の基部までのY軸方向の前記突出部の長さが前記レンガの幅Zの26%から65%までの間である突出部と、
g. 前記レンガの前記下部水平面の中央に対称形に配設されたY軸方向の円筒形凹状幾何学形状の2つの空洞部であって、前記空洞部がfに記載の前記突出部によって垂直方向に隣接するブロックと正確に連結し、前記レンガの前記下部水平面上のそれぞれの前記空洞部の開口の直径が前記空洞部の円筒形部分の直径以上であり、前記空洞部の凹状幾何学形状の頂部から前記レンガの前記下部水平面上の前記空洞部の開口までによって規定されるY軸方向の前記空洞部の長さが前記レンガの幅Zの26%から65%までの間である空洞部と、
h. 前記レンガを貫通する2つの垂直な円筒形の穴であって、Y軸方向の前記穴の長さがfに記載の前記突出部の凸状幾何学形状の頂部からgに記載の前記空洞部の凹状幾何学形状の頂部までによって規定され、前記穴と、壁体で垂直方向に隣接するレンガの同一の穴とが前記壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって前記壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴を形成する穴とを備える中実ブロックであることを特徴とし、
垂直方向および水平方向に隣接するレンガの間に耐力のある連結が生み出され、それによって、横方向の高い剛性と、極度の一様な力、周期的な力、および重力による力に対する高い耐力とを持つ壁体を構築するレンガ。 - 前記レンガを貫通する2つの垂直な円筒形の穴であって、Y軸方向の前記穴の長さが請求項17のfに記載の前記突出部の前記凸状幾何学形状の頂部から請求項17のgに記載の前記空洞部の前記凹状幾何学形状の頂部までによって規定され、前記穴と、壁体で垂直方向に隣接するレンガのそれと同一の穴とが前記壁体の垂直軸の方向に心合せされることによって前記壁体の全高にわたって延びる連続した垂直な穴を形成し、前記穴が、前記壁体の全高にわたって延びる前記連続した穴に同一のロッドを挿入することができるように前記ロッドの直径に見合った直径を持ち、垂直方向および水平方向に隣接するレンガの間に耐力のある連結が生み出されることによって、垂直なロッドからなるスケルトンの挿入が可能な壁体が構築され、それにより、横方向の高い剛性と、極度の一様な力、周期的な力、および重力による力に対する高い耐力とを持つ構造をもたらす穴を特徴とする、請求項17に記載のレンガ。
- 前記レンガの前記垂直側面の1つに設けられた丸みを帯びた凸状幾何学形状の対称形の突出部であって、前記突出部が水平方向に隣接するレンガの請求項17のeに記載の前記空洞部と正確に連結し、X軸と同じ方向に規定される前記レンガの前記垂直側面上の前記突出部の基部が前記突出部の凸状幾何学形状の最大直径よりも短い長さであり、前記突出部の凸状幾何学形状の頂部から前記レンガの前記側面上の基部までによって規定されるZ軸方向の前記突出部の長さが前記レンガの幅Zの26%から65%までの間である突出部を特徴とする、請求項17に記載のレンガ。
- 前記前方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、前記下部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角溝とを特徴とする、請求項17に記載のレンガ。
- 前記前方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、前記後方垂直面の2つの縁におけるY軸方向の90度直角溝と、前記上部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角溝と、前記下部水平面の2つの縁におけるX軸方向の90度直角とを特徴とする、請求項17に記載のレンガ。
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