JP2009537426A5 - - Google Patents

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本発明の方法のもう1つの特に有利な実施形態に従うと、前記方法で得られるセラミックの抵抗率は、無機基本材料として使用される粉末混合物内に存在するドーパントの少なくとも1つのレベルを制御することにより調整され得、前記ドーパントは本発明の最も広い態様において別々にまたは組合せた形で定義されているとおりである。かくして、得られたセラミックは、好ましくは、Zn2+、Mg2+、Cu2+、Co2+、Mn2+およびFe2+からなる群から選択されたドーパント無機基本材料のうちの少なくとも1つ、より好ましくはさらにZn2+のそれぞれ高い(低い)値についてそれぞれ低い(高い)抵抗率を有する。好ましくは(Zn2+を含有するセラミックの場合、1.7×10 −3 Ω・cm前後である)セラミックの最小抵抗率は、本発明の最も広い態様において別々にまたは組合せた形で定義されている通りのドーパント無機基本材料のうちの少なくとも1つの含有量の10モル%の公称最小値について得られる(好ましくは、ドーパントは、Zn2+、Mg2+、Cu2+、Co2+、Mn2+、およびFe2+からなる群から選択され、より好ましくはさらにZn2+である)。
特定の実施を用いて本発明について記述してきたが、当然のことながら、前記実施に対し、いくつかの変更および修正を導入することができ、本発明は、一般に本発明の原理に従い、本発明が属する活動分野において公知になるか、または慣習的となるであろう当該記述のあらゆる変形形態を内含する、本発明の修正、利用または適合化を網羅することを目的としている。
(1) 好ましくは300℃を超える高い融点をもつ、粉末の形をした無機基本材料(前記粉末は好ましくは10ナノメートル〜50マイクロメートルのd50によって、より好ましくは、20ナノメートル〜30マイクロメートルのd50によって特徴づけされる粒度を有する)からセラミックを調製するための方法において、
− (好ましくは粉体形態の)前記無機基本材料の粉末と、同じく粉末形態で無機基本材料のためのドーパントとして作用する第2の無機構成要素とを混合するステップであって、前記ドーパントが単一の無機材料または前記無機基本材料に対するドーパント効果をもつ少なくとも2つの無機材料の混合物により構成されているステップと、
− 好ましくは800℃超でありより好ましくはさらに1000℃超である高温で実施される焼結ステップと、
を含み、前記粉末の混合物の前記調製中に粉末に対し及ぼされる力が5kg/cm以下、好ましくは1kg/m未満であることを特徴とする方法。
(2) 前記形成されたセラミックは、
(I) Eα β 2−が前記基本材料であり、かつ
− x’がαより小さく(好ましくは0.1α以上である)置換度を表わし、βが2β=αkまたはβ=αk/2となるような実数を表わし、
− Eが元素周期表のI族からVIII族までの少なくとも1つの金属、例えばFe、Cu、Ca、W、Mo、Ti、Cr、SnおよびInであり、記号kが前記化学式に従って計算されたEの平均酸化度を表わし、記号mが、Eに部分置換する元素Jの平均酸化度を表わし、mはkより小さく、
− α、kおよびβが、αk−2β=0となるような好ましくは1〜20の間の正の数であり、mおよびx’はx’<αおよびm<kとなるような正の整数を表わすものとして、
α−x’ x’ β−x’(K−m)/2 2−x’(k−m)/2
(II) Mx−x’ x’ z−x’(q−m)/2 2−x’(q−m)/2または
(III) M 2−が前記基本材料を表わし、
− x’が置換度を表わし、前記化学式(II)中ではxより小さく(好ましくは0.1x以上であり)、
− x’は前記化学式(III)中でyより小さく(好ましくは0.1y以上であり)、MおよびTは周期表の少なくとも2つの異なる金属、例えば、MについてはLi、Na、K、Ag、CuおよびTi、そしてTについてはNi、Co、W、Mn、Cr、Fa、VおよびTiを表わし、
− 前記空孔レベルは、Mx−x’ x’ z−x’(q−m)/2 2−x’(q−m)/2についてはx’(q−m)/2に等しく、M y−x’ x’ z−x’(n−m)/2 2−x’(n−m)/2についてはx’(n−m)/2に等しく、
− x、y、q、nおよびzは、qx+ny=2zという等式を満たす好ましくは1以上20以下の正の整数であり、
− qは、Mの酸化度であり、
− zは、示されている通り2z=qx+nyとなるような実数であり、
− nはTの平均酸化度であり、
− mは、前記ドーパントJの平均酸化度であり、化学式(II)においてはq未満、化学式(III)においてはn未満であり、
− MおよびTがそれぞれ、元素周期表のI族からVIII族までの少なくとも1つの金属、例えばFe、Cu、Co、W、Mo、Ti、Cr、SnおよびInであるものとして、
y−x’ x’ z−x’(n−m)/2 2−x’(n−m)/2
という化学式(I)、(II)または(III)のうちの1つによってかまたは焼結後の前記ドープされた材料を表わすこれらの化学式の混合によって表わされ、ここで前記アニオン空孔が□という記号で表わされている、(1)に記載の方法。
(3) 前記無機ドーパントが、前記無機基本材料を構成する1つまたは複数のカチオンよりも低い酸化度を有する1つまたは複数のカチオンを含有する、(1)または(2)に記載の方法。
(4) 前記ドーパントのモル比が、前記無機基本構成要素のモル比と比べて、0.001〜0.4の間で変動し、好ましくは0.01〜0.1の間にある、(1)〜(3)のいずれか一項に記載の方法。
(5) − 第1ステップにおいては、少なくとも1つのドーパントでドープされた前記無機基本材料の混合物を、全く圧密されていないかまたは好ましくは5kg/cm未満の圧力の作用下で、より好ましくはさらに1kg/m未満の力の作用下できわめてわずかに圧密されている粉末の形で、1100℃を上回る、好ましくは1300℃を上回る温度に対する耐性をもつコンテナ内に入れ、
− 第2の焼結および/またはアニーリングステップにおいては、先行するステップで調製された前記コンテナを、好ましくは1〜100時間の間、より好ましくはさらに12時間前後の間、雰囲気においてそしてより好ましくは有利にはアルゴンで構成されている不活性雰囲気下で、前記標的要素の構成材料の前記融点(この温度は好ましくは800℃超、1700℃未満である)より低い高温にする、
(1)〜(4)のいずれか一項に記載の方法。
(6) 前記コンテナが、好ましくは最高1600℃までの高温に対する耐性をもち、好ましくはアルミナで構成されたるつぼまたは金型からなる、(5)に記載の方法。
(7) 前記焼結ステップによって、スパッタリング用の標的または標的要素として使用することができるようにするため充分に高密度のセラミックが導き出される、(6)に記載の方法。
(8) 前記無機基本材料が、酸化物、酸塩化物および/またはオキシフッ化物および/または酸硫化物といったようなオキシハロゲン化物、およびこれらのうちの少なくとも2つの混合物からなる群から選択されている、(1)〜(7)のいずれか一項に記載の方法。
(9) 前記酸化物がTiO、SnO、In、LiTi12、MoO、WO、Cr、Fe、xを0.1〜2の間の値、好ましくは1に等しいものとしてLixNiO、xを1〜2の間の値、好ましくは1に等しいものとしてLixCrO2.5、LiFeO、およびこれらのうちの少なくとも2つの混合物からなる群から選択されている、(8)に記載の方法。
(10) 前記ドーパントJが、周期表のI族からVIII族までの少なくとも1つの金属で、前記基本材料の元素/カチオンのうちの1つの酸化度よりも低い酸化度mを有する、すなわち、Eα β 2−についてはm<kであり、M 2−についてはm<qおよび/またはm<nである、(1)〜(9)のいずれか一項に記載の方法。
(11) 前記対(無機基本材料、前記無機材料内に前記空孔を作り出すドーパント)が、
− Nb5+、Ta5+、V5+、Ti4+、Sn4+、Mn4+、Mg2+、Zn2+、Ni3+、Ni2+、Cu2+、Co3+、Co2+、Fe3+、Cr3+およびMn3+、からなる群から選択された少なくとも1つのドーパントカチオンと組合せた状態での前記基本材料のカチオンとしてのW6+と、
− Nb5+、Ta5+、V5+、Ti4+、Sn4+、Mn4+、Mg2+、Zn2+、Ni3+、Ni2+、Cu2+、Co3+、Co2+、Fe3+、Cr3+およびMn3+、からなる群から選択された少なくとも1つのドーパントカチオンと組合せた状態での前記基本材料のカチオンとしてのMo6+と、
− Ti4+、Sn4+、Mn4+、Ni3+、Co3+、Fe3+、Cr3+、Mn3+、Zn2+、Mg2+、Ni2+、Cu2+およびCo2+、からなる群から選択された少なくとも1つのドーパントカチオンと組合せた状態での前記基本材料のカチオンとしてのV5+と、
− Ti4+、Sn4+、Mn4+、Ni3+、Co3+、Fe3+、Cr3+、Mn3+、Zn2+、Mg2+、Ni2+、Cu2+およびCo2+、からなる群から選択された少なくとも1つのドーパントカチオンと組合せた状態での前記基本材料のカチオンとしてのNb5+と、
− Ti4+、Sn4+、Mn4+、Ni3+、Co3+、Fe3+、Cr3+、Mn3+、Zn2+、Mg2+、Ni2+、Cu2+およびCo2+、からなる群から選択された少なくとも1つのドーパントカチオンと組合せた状態での前記基本材料のカチオンとしてのTa5+と、
− Zn2+、Mg2+、Cu2+、Co2+、Mn2+およびFe2+、からなる群から選択された少なくとも1つのドーパントカチオンと組合せた状態での前記基本材料のカチオンとしてのMn3+と、
− Zn2+、Mg2+、Cu2+、Co2+、Mn2+およびFe2+、からなる群から選択された少なくとも1つのドーパントカチオンと組合せた状態での前記基本材料のカチオンとしてのCo3+と、
− Zn2+、Mg2+、Sn4+、Cu2+、Co2+、Mn2+およびFe2+からなる群から選択された少なくとも1つのドーパントカチオンと組合せた状態での前記基本材料のカチオンとしてのIn3+と、
− Liカチオンと組合せた状態でCo2+、Fe2+、Zn2+、Mg2+、Cu2+、Ni2+およびMn2+からなる群から選択された前記基本材料の少なくとも1つのカチオンと、
− 先に列挙された相溶性のあるドーパントと組合せた状態での先に列挙された前記無機基本材料の全ての混合物と、
からなる群から選択されている、(10)に記載の方法。
(12) 4cm超、好ましくは5〜1000cmの間の表面積を有するセラミックを調製するための、(1)〜(11)のいずれか一項に記載の方法。
(13) 前記粉末の前記混合、好ましくはIn、SnOおよびZnOの混合が有機または水性溶媒または少なくとも1つの有機溶媒と1つの水性溶媒との混合物の存在下で実施される、(1)〜(12)のいずれか一項に記載の方法。
(14) 前記有機溶媒が、アルコール、ケトン、エーテルおよびこれらのうちの少なくとも2つの混合物からなる群から選択されている、(13)に記載の方法。
(15) 前記溶媒が、エーテル、エタノール、アセトンおよびこれらのうちの少なくとも2つの混合物から選択されたエーテルである、(14)に記載の方法。
(16) 前記溶媒が、精製水および/または脱イオン水に基づく水性タイプのものである(13)に記載の方法。
(17) セラミック粉末の前記混合を実施するために用いられる有機溶媒の量が、粉末混合物1kgあたり5ml〜5l(リットル)の間、好ましくは800〜1200mlの間にある、(13)〜(16)のいずれか一項に記載の方法。
(18) 50mlのエタノールが0.05kgのIn、SnOおよびZnOの混合物と混合される、(17)に記載の方法。
(19) 前記方法で得られる前記セラミックの抵抗率が、前記無機基本材料として使用される前記粉末混合物内に存在するドーパントのレベルを制御することにより調整され、前記ドーパントは請求項11に別々にまたは組合せた形で定義されており;好ましくは前記得られたセラミックは、Zn2+、Mg2+、Cu2+、Co2+、Mn2+およびFe2+からなる群から選択された前記ドーパント無機基本材料のうちの少なくとも1つのそれぞれ高いまたは低い値についてそれぞれ低いまたは高い抵抗率を有し、より好ましくはさらに前記無機基本材料がZn2+であり;好ましくは、1.7×10 −3 Ω・cm前後である前記セラミックの最小抵抗率が、請求項11に別々にまたは組合せた形で定義されている通りの前記ドーパント無機基本材料のうちの少なくとも1つの含有量の10モル%の公称最小値について得られる(好ましくは、前記ドーパントは、Zn2+、Mg2+、Cu2+、Co2+、Mn2+、およびFe2+からなる群から選択され、より好ましくはさらにドーパントはZn2+である)、(1)に記載の方法。
(20) 前記方法で得られる前記セラミックの前記電荷移動度は、無機基本材料として使用される前記粉末混合物中に存在するドーパントの含有量を制御することによって調整され、前記ドーパントは請求項11に別々にまたは組合せた形で定義されており;好ましくは前記ドーパントは、Zn2+、Mg2+、Cu2+、Co2+、Mn2+およびFe2+からなる群から選択され、より好ましくはさらに前記ドーパントはZ2+であり、前記電荷移動度は、無機基本材料として使用される前記粉末混合物内に存在するドーパントの含有量がZn2+の場合で10%の値まで増大した時点で増加する、(1)に記載の方法。
(21) 前記方法で得られるセラミックの電荷移動度が、無機基本材料として使用される粉末混合物中の前記結晶粒(好ましくはZnでできたもの)の浸透を制御することにより調整され、高い結晶粒浸透について高い電荷移動度が得られ、低い結晶粒浸透値については低い電荷移動度が得られる、(1)に記載の方法。
(22) 前記得られたセラミックが、好ましくは円筒形状のペレットの形をしている、(1)〜(21)のいずれか一項に記載の方法。
(23) 1) 1cmあたり300ジーメンス超、好ましくは320ジーメンス超そしてより有利にはさらに1cmあたり585ジーメンス以上という、ケースレー(Keithley)デバイス(モデル2400ソースメータ)を用いた4点方法(4プローブ測定)に従って測定された巨視的電気伝導率; 2) 好ましくは5g/cm(これは従来の方法(およそ1t/cmで粉末をプレス加工し次に1300℃の温度でアニーリングすること)によってドーパント元素の添加なしで調製された対応するセラミックの密度の値である)超であり、好ましくは6.57g/cm以上であり、より好ましくはさらに6〜7.1g/cmの間である、水銀ポロシメータ方法に従って測定された改善された見かけ密度; 3) 5cm超、好ましくは50cm超、より好ましくはさらに100cm超の(合計)表面積; 4) 従来の方法によりドーパント元素の添加無しで調製された対応するセラミックのものの30%未満、好ましくは10%未満である、高解像度電子顕微鏡方法に従って測定された、改善された粒界不規則性百分率;および、5) 0.1〜0.8マイクロメートルの間にある高解像度のSEM方法により測定される、前記セラミック中に存在する気孔のサイズ;という特性のうちの少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つ、より好ましくは少なくとも3つ、より有利にはさらに少なくとも4つを有することを特徴とする、(1)〜(22)のいずれか一項に記載の方法のうちの1つの実施により得られるセラミック。
(24) 前記X線回折方法に従って測定された場合に、好ましくは100〜200nmの間の微結晶サイズに対応し、より好ましくは156nm前後の微結晶サイズに対応する非常に高い結晶化度を特徴とする、(23)に記載のセラミック。
(25) ビクスビアイト型の結晶構造(C型希土類酸化物構造としても知られている)を特徴とする(23)に記載のセラミック。
(26) ITO型セラミックに比べて改善された電気特性を特徴とする(23)〜(25)のいずれか一項に記載のセラミック。
(27) 4.2Kから大気温度まで変動する温度の関数として、かつ4点方法に従って測定された場合に、1cmあたり200〜10000ジーメンスの間、好ましくは300〜5000ジーメンスの間、より好ましくはさらに580ジーメンス前後である伝導率を有する、(26)に記載のセラミック。
(28) ITO型セラミックの前記電気的特性に比べて少なくとも1つの改善された電気的特性を特徴とする(23)〜(27)のいずれか一項に記載のセラミック。
(29) ゼーベック(Seebeck)効果方法に従って測定された場合に、0.01〜300の間、好ましくは0.1〜50cm/体積・秒−1の間である改善された電荷移動度を有する、(25)〜(28)のいずれか一項に記載のセラミック。
(30) 10.1cm/体積・秒−1超である電荷移動度を特徴とする、(23)〜(29)のいずれか一項に記載のセラミック。
(31) 82.23mol%のInという化学式の無機基本材料および8.66mol%のドーパントSnOおよび9.11mol%のドーパントZnOを含有する混合物から得られ、後者のドーパント(ZnO)が緻密化を提供し、かつ、
− 1cmあたり300〜500ジーメンスの間そして好ましくは1cmあたり330ジーメンスの電気伝導率、
− 6〜7.1g/cmの間、好ましくは6.57g/cm前後の密度、
− 1〜1000cmの間の(総)表面積、および
− 5〜20%の間、好ましくは10%未満の不規則性百分率、
を特徴とする、(23)〜(30)のいずれか一項に記載のセラミック。
(32) 理論的伝導率の70%超、好ましくは80〜100%の間、そしてより有利には90%超の伝導率を有し、3〜15%の間のSnOおよびZnOのモル百分率を含み、ここでZnOの百分率がSnOの百分率以上であり、好ましくはZnOの百分率はSnOの百分率を超えている、(31)に記載のセラミック。
(33) RFまたはDCスパッタリング用の標的としての、(1)〜(22)のいずれか一項に記載の方法のうちの1つにより得られたセラミックまたは(23)〜(32)のいずれか一項に記載のセラミックのうちの1つの使用。
(34) (1)〜(22)のいずれか一項に記載の方法を実施することにより得られるようなセラミックまたは(23)〜(32)のいずれか一項に記載のセラミックをスパッタリングすることによって透明な伝導性金属フィルムを調製するための方法。
(35) 前記スパッタリングが、25〜500℃の間の温度条件下、好ましくは大気温度で実施される、(34)に記載の方法。
(36) 前記スパッタリングの持続時間が1分〜10時間の間、好ましくは1時間前後である、(34)または(35)に記載の方法。
(37) 前記スパッタリングが、主に希ガスから成る雰囲気内、好ましくは99.8%のアルゴンおよび0.2%の酸素から成る雰囲気内で実施される、(34)〜(36)のいずれか一項に記載の方法。
(38) 前記スパッタリング出力密度が0.1〜15ワット/cmの間、好ましくは0.5ワット/cm前後である、(34)〜(37)のいずれか一項に記載の方法。
(39) 前記セラミック標的と、上に前記薄膜が被着される前記基板との間の距離が3〜15cmの間、好ましくは7cm前後である、(34)〜(38)のいずれか一項に記載の方法。
(40) (34)〜(38)のいずれか一項に記載の方法を実施することにより得られる透明なフィルムまたは電極。
(41) UV/可視/NIR領域内のフィルムの前記透過スペクトルの方法に従って測定された場合に、可視範囲内にあり、90〜100%の間、好ましくは95%超である透過係数を有する、(40)に記載のフィルムまたは電極。
(42) 4点方法に従って測定された場合に1000ジーメンス/cm以上、好ましくは2250ジーメンス/cm超である伝導率を有する、(40)に記載のフィルムまたは電極。
(43) δが好ましくは0.001〜0.03の間であるものとしてIn1.805Sn0.095Zn0.103−δ(伝導性)という化学式を有するセラミックの中から選択された標的セラミックから得られる、(40)〜(42)のいずれか一項に記載のフィルムまたは電極。
(44) δが好ましくは0.005前後であるものとしてIn1.805Sn0.095Zn0.103−δ(伝導性)という化学式を有するセラミックの中から選択された標的セラミックから得られた、(43)に記載のフィルムまたはセラミック。
(45) In1.94Zn0.062.97(伝導性)、LiTi4.5Mg0.511.5(絶縁性、すなわち10−4S/cm未満の伝導性);LiTi4.5Zn0.511.5(絶縁性、すなわち10−4S/cm未満の伝導性を有する)という化学式をもつセラミックの中から選択された標的セラミックから得られた、(40)〜(42)のいずれか一項に記載のフィルムまたは電極。
(46) LiTi4.5Ni0.511.75(絶縁性、すなわち10−4S/cm未満の伝導性を有する)という化学式をもつセラミックの中から選択された標的セラミックから得られた、(40)〜(42)のいずれか一項に記載のフィルムまたは電極。
(47) (43)、(45)および(46)に記載のセラミックのうちの少なくとも2つの混合物から得られた、(40)〜(42)のいずれか一項に記載のフィルムまたは電極。

Claims (14)

  1. 無機基本材料に元素Jがドープされたセラミックを調製するための方法であって、前記セラミックが、下式:
    式(I) Eα-x’ x’ β-x’(k-m)/2 2-x’(k-m)/2
    [式中:
    − Eα β 2−が前記無機基本材料であり;
    − Eが元素周期表のI族からVIII族までの1つの金属であり、kが前記式I中のEの平均酸化度を表わし;
    − Jが元素周期表のI族からVIII属までの少なくとも1つの金属であり、mが、元素Jの平均酸化度を表わし、mはkより小さく;
    − α、kおよびβが、αk−2β=0となるような1〜20の間の正の数であり;
    − x’はx’<αとなるような正の整数を表わし;そして
    − □はアニオン空孔を示す]あるいは、
    式(II) Mx-x’ x’ z-x’(q-m)/2 2-x’(q-m)/2、または、
    式(III) M y-x’ x’ z-x’(n-m)/2 2-x’(n-m)/2
    [式中、
    − M 2-が前記無機基本材料を表わし;
    − MおよびTは各々、元素周期表のI族からVIII属までの1つの金属であり、MおよびTは異なっており;
    − Jが元素周期表のI族からVIII属までの少なくとも1つの金属であり;
    − x、y、q、nおよびzは、qx+ny=2zという等式を満たす正の整数であり;
    − qはMの酸化度であり、nはTの平均酸化度であり、mはJの平均酸化度であり、
    − 式(II)においては、0<x’<x、m<qであり;
    − 式(III)においては、m<n、0<x’<yである]
    のうちの1つによって表わされ、
    前記方法が、前記無機基本材料と無機ドーパント材料とを混合するステップ、無機基本材料と無機ドーパント材料との混合物に対して粉末形態で1kg/cm 未満の圧力を適用してプレスするステップ、及び、800℃を超える温度で実施される焼結ステップを含み;
    Jを含有する無機ドーパント材料/無機基本材料Eα β 2−またはM 2-のモル比が、0.001〜0.4の間で変動することを特徴とする、前記方法。
  2. 前記無機基本材料が、
    − 式(I) Eα β 2-
    [式中、Eが、Fe、Cu、Co、W、Mo、Ti、Cr、SnおよびInからなる群から選択される];または
    − 式 M 2-
    [式中、MおよびTは異なり、Mは、Li、Na、K、Ag、CuおよびTiからなる群から選択され、Tは、Ni、Co、W、Mn、Cr、Fe、VおよびTiからなる群から選択される]
    を満たす、請求項1に記載の方法。
  3. 前記無機ドーパント材料が、前記無機基本材料を構成する1つまたは複数のカチオンよりも低い酸化度を有する1つまたは複数のカチオンを含有する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 焼結ステップを、1〜100時間の間、不活性雰囲気下で、800℃〜1700℃の温度で実施する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記無機基本材料が、酸化物、オキシハロゲン化物、およびこれらの混合物からなる群から選択されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記酸化物がTiO、SnO、In、LiTi12、MoO、WO、Cr、Fe、xを0.1〜2の間の値としてLixNiO、xを1〜2の間の値としてLixCrO2.5、LiFeO、およびこれらの混合物からなる群から選択されている、請求項5に記載の方法。
  7. 無機基本材料/無機ドーパント材料の対が、
    − Nb5+、Ta5+、V5+、Ti4+、Sn4+、Mn4+、Mg2+、Zn2+、Ni3+、Ni2+、Cu2+、Co3+、Co2+、Fe3+、Cr3+およびMn3+、からなる群から選択された少なくとも1つのカチオンJを有する無機ドーパント材料と組合せた状態でのカチオンとしてのW6+またはMo6+を有する無機基本材料、
    − Ti4+、Sn4+、Mn4+、Ni3+、Co3+、Fe3+、Cr3+、Mn3+、Zn2+、Mg2+、Ni2+、Cu2+およびCo2+、からなる群から選択された少なくとも1つのカチオンJを有する無機ドーパント材料と組合せた状態でのカチオンとしてのV5+、Nb5+またはTa5+を有する無機基本材料、
    − Zn2+、Mg2+、Cu2+、Co2+、Mn2+およびFe2+、からなる群から選択された少なくとも1つのカチオンJを有する無機ドーパント材料と組合せた状態でのカチオンとしてのMn3+、Co3+またはIn3+を有する無機基本材料であって、前記無機基本材料のカチオンがIn3+である場合はSnがJと組み合わせた状態であることができるもの、または
    − カチオンJとして少なくとも1つのLiカチオンを有する無機ドーパント材料と組合せた状態でのカチオンとしてのCo2+、Fe2+、Zn2+、Mg2+、Cu2+、Ni2+およびMn2+を有する無機基本材料、
    から選択されている、請求項1に記載の方法。
  8. 前記無機基本材料及び無機ドーパント材料の前記粉末の前記混合が、有機または水性溶媒または少なくとも1つの有機溶媒と1つの水性溶媒との混合物の存在下で実施される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記有機溶媒が、アルコール、ケトン、エーテルおよびこれらの混合物からなる群から選択されている、請求項8に記載の方法。
  10. 前記混合ステップの間に、無機基本材料としての82.23mol%のIn、ならびに、無機ドーパント材料としての8.66mol%のSnOおよび9.11mol%のZnOを含有する混合物を調製する、請求項1に記載の方法。
  11. 得られる前記セラミックの抵抗率が、前記焼結に供される粉末混合物内に存在する無機ドーパント材料の量を制御することにより調整され、無機ドーパント材料の量の増加により前記抵抗率の減少が促進される、請求項1に記載の方法。
  12. 1.7×10 −3 Ω・cm未満またはそれに等しい抵抗率を有するセラミックを得るために、
    − 前記ドーパント元素Jは、Zn2+、Mg2+、Cu2+、Co2+、Mn2+およびFe2+からなる群から選択され;そして、
    − 無機基本材料/無機ドーパント材料の混合物内に存在する無機ドーパント材料の量が、10mol%超であるかそれに等しい
    ことを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 得られる前記セラミックの電荷移動度は、前記焼結に供される粉末混合物中に存在する無機ドーパント材料の量を制御することによって調整され、前記無機ドーパント材料の量の増加が、前記セラミックの電荷移動度の増加を促進する、請求項1に記載の方法。
  14. 無機基本材料がInであり、無機ドーパント材料がSnOおよび/またはZnO、または、無機基本材料がLiTi12であり、無機ドーパント材料がZnO、MgO、NiOまたはNiである、請求項1に記載の方法。
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