JP2009530385A5 - うつ病の治療のためのケタミンの投与 - Google Patents

Claims (31)

1. 治療抵抗性うつ病に対してヒト患者を治療するための組成物であって、前記組成物は、ケタミンを含有し、前記治療抵抗性うつ病の症状を軽減するまたは排除するために十分な用量で前記患者に鼻内投与されるものであることを特徴とする組成物。
2. 前記組成物が、医薬的に許容される担体をさらに含有し、約０．１ｍｇ／ｋｇ／日から約３．０ｍｇ／ｋｇ／日の用量のケタミンが提供されるように投与されるものであることを特徴とする、請求項１に記載の組成物。
3. 前記治療抵抗性うつ病の症状が、前記組成物の鼻内投与から２時間以内に緩和される、請求項１に記載の組成物。
4. 単回用量の前記組成物が鼻内投与されることを特徴とする、請求項１に記載の組成物。
5. 多回用量の前記組成物が鼻内投与されることを特徴とする、請求項１に記載の組成物。
6. 前記組成物の単回鼻内投与が、前記うつ病の影響を７日間緩和するために十分である、請求項１に記載の組成物。
7. 前記組成物は、医薬的に有効な用量の２番目の薬剤と組み合わせて投与されるものであることを特徴とし、前記２番目の薬剤が抗うつ薬である、請求項１に記載の組成物。
8. 前記抗うつ薬が、リチウム、医薬抗うつ薬、ハーブ抗うつ薬、抗痙攣薬、気分安定薬、抗精神病薬、およびベンゾジアゼピンの少なくとも１つのメンバーから成る群より選択される、請求項７に記載の組成物。
9. １またはそれ以上の成分をその中に密に閉じ込めて含有する薬剤を鼻内経路で送達するための担体を含むキットであって、ａ）第一成分はケタミンを含み；およびｂ）第二成分はうつ病の治療において有用な向精神薬を含むキット。
10. 前記第二成分が、リチウム、医薬抗うつ薬、ハーブ抗うつ薬、抗痙攣薬、気分安定薬、抗精神病薬、およびベンゾジアゼピンから成る群より選択される、請求項９に記載のキット。
11. ケタミンのエアロゾルスプレー製剤および医薬的に許容される分散剤を含有する鼻スプレー吸入器を含む、ケタミンの患者による自己投与のための装置であって、前記装置は、うつ病を緩和するために有効なケタミンの用量を含有するが、このケタミンの用量は、不快気分を引き起こすレベルより下であるように医師または医療提供者によって決定される、スプレーを形成することによって一定量のエアロゾル製剤を分散するように定量される装置。
12. 治療抵抗性うつ病に対してヒト患者を治療するための組成物であって、前記組成物はケタミンを含有し、前記治療抵抗性うつ病の症状を軽減するまたは排除するために十分な用量で前記患者に多回用量で静脈内投与されるものであることを特徴とする、組成物。
13. 前記組成物が、医薬的に許容される担体をさらに含有し、約０．１ｍｇ／ｋｇ／日から約３．０ｍｇ／ｋｇ／日の用量のケタミンが提供されるように投与されるものであることを特徴とする、請求項１２に記載の組成物。
14. 前記治療抵抗性うつ病の症状が、前記組成物の投与から２時間以内に緩和される、請求項１２に記載の組成物。
15. １４日間に少なくとも６回投与されるものである、請求項１２に記載の組成物。
16. １４日間に少なくとも７回投与されるものである、請求項１２に記載の組成物。
17. １４日間に少なくとも８回投与されるものである、請求項１２に記載の組成物。
18. １４日間に少なくとも９回投与されるものである、請求項１２に記載の組成物。
19. ２１日間に少なくとも６回投与されるものである、請求項１２に記載の組成物。
20. ２１日間に少なくとも７回投与されるものである、請求項１２に記載の組成物。
21. ２１日間に少なくとも８回投与されるものである、請求項１２に記載の組成物。
22. ２１日間に少なくとも９回投与されるものである、請求項１２に記載の組成物。
23. 前記組成物は、医薬的に有効な用量の２番目の薬剤と組み合わせて投与されるものであることを特徴とし、前記２番目の薬剤が抗うつ薬である、請求項１２に記載の組成物。
24. 前記抗うつ薬が、リチウム、医薬抗うつ薬、ハーブ抗うつ薬、抗痙攣薬、気分安定薬、抗精神病薬、およびベンゾジアゼピンの少なくとも１つのメンバーから成る群より選択される、請求項２３に記載の組成物。
25. 治療抵抗性うつ病に対してヒト患者を治療するための組成物であって、前記組成物はケタミンを含有し、前記治療抵抗性うつ病の症状を軽減するまたは排除するために十分な用量で前記患者に経皮投与されるものであることを特徴とする、組成物。
26. 前記組成物が、医薬的に許容される担体をさらに含有し、かつ約０．１ｍｇ／ｋｇ／日から約３．０ｍｇ／ｋｇ／日の用量のケタミンが提供されるように投与されるものであることを特徴とする、請求項２５に記載の組成物。
27. 前記治療抵抗性うつ病の症状が、前記組成物の経皮投与から２時間以内に緩和される、請求項２５に記載の組成物。
28. 多回用量の前記組成物が経皮投与されることを特徴とする、請求項２５に記載の組成物。
29. 前記組成物は、医薬的に有効な用量の２番目の薬剤と組み合わせて投与されるものであることを特徴とし、前記２番目の薬剤が抗うつ薬である、請求項２５に記載の組成物。
30. 前記抗うつ薬が、リチウム、医薬抗うつ薬、ハーブ抗うつ薬、抗痙攣薬、気分安定薬、抗精神病薬、およびベンゾジアゼピンの少なくとも１つのメンバーから成る群より選択される、請求項２５に記載の組成物。
31. ケタミンの製剤および医薬的に許容される担体を含有する経皮パッチを含む、ケタミンの患者による自己投与のための装置であって、前記装置は、うつ病を緩和するために有効なケタミンの用量を含有するが、ケタミンの用量は不快気分を引き起こすレベルより下であるように医師または医療提供者によって決定される、一定量の製剤を分散するように定量される装置。