JP2009530179A - エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置 - Google Patents

エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置 Download PDF

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Abstract

本発明はエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置に関するもので、車の運転において、運転者が車の室内で休憩を取るときや、食事等のためにエンジンを停止して短時間車から降りる場合、車の室内の操作スイッチを動作させてエンジン熱で暖められた冷却水を強制循環させることによって車の室内の暖房を行うことができる。
本発明の構成は、エンジンが停止した場合、車両のバッテリーから所定時間電流が供給されて回転力を発生させる本体と、前記本体に収納されて前記本体に冷却水が流入するのを防止する収納部と、前記収納部に挿入されて冷却水を流入し、変化極性に応じて回転し、流入された冷却水を排出する回転子と、一側でエンジンから冷却水を流入し、流入された冷却水を前記回転子に供給し、前記回転子から排出される回転力を有する冷却水を他側に連結されたヒーターに排出する蓋部と、を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、車の室内用暖房装置に関するもので、より詳細には、エンジンが停止した場合、車両のバッテリーから所定時間通電するように制御し、電流が流れると、回転力を発生させる本体と、前記本体に収納されて前記本体に冷却水が流入するのを防止する収納部と、前記収納部に挿入されて冷却水を流入し、前記本体に電流が流れることによって変化する極性に応じて回転し、流入した冷却水を排出する回転子と、一側でエンジンから冷却水を流入し、流入した冷却水を前記回転子に供給し、前記回転子から排出される回転力を有する冷却水を、他側に連結されたヒーターに排出する蓋部とを含む、エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置に関するものである。
一般的に、車両には車の室内を暖かくするための暖房装置が設置されている。このような暖房装置には、エンジンから発生する熱を利用するものと、エンジン以外の熱源を利用するものとがあって、その熱源によって、エンジンの冷却水を利用する温水式と、エンジンの排気熱を利用しないで独立の燃焼器を利用する燃焼式等に分けられる。
前記温水式暖房装置は、水冷式エンジン自動車に多く採用される方式である。これは、エンジンの冷却水を循環させて熱源として利用するものであって、暖められた冷却水をヒーターに送り、そこで送風装置で空気を送って暖気を得る。
先即ち、エンジンの高熱で暖められた冷却水の一部をヒーターに送り込んで空気がヒーターの周りを流動して暖められ、これを送風装置で車の室内に送り込むことによって暖房を行うものである。
しかし、このような従来の車両用温水式暖房装置は、エンジンの動作中に作動するものであって、エンジンを停止させると動作しなくなり、車両運転において、運転者が食事等のために短時間車から降りたり、高速道路で少しの間車内で休憩を取るときにも、車室内の暖房状態を維持するためにエンジンをオフにすることができない。このように、運転中ではないときも継続的にエンジンをかけていることになり、運転者は気楽に車から降りることができず、効率的な時間活用が難しいという問題点があり、燃料の浪費、空回りの不完全燃焼による煤煙の発生、エンジンのガスケット破損、及びエンジンの早期摩耗等をもたらす。また、エンジン起動によって騒音が発生し、車の室内で静かに休憩を取ることが困難であるという問題点もあった。
特に、大型トラックやトレーラのような大型車両の場合は、継続的にエンジンをかけることで上記の問題点による被害がさらに大きくなる。また、このような大型車両の場合、作業場や荷役場での待機時間や運行時間が長く、車の室内で休憩を取ることが多いが、そのとき、車を空回りさせて車室内を暖房したり、或いは、別途の暖房装置を車室内に置いて暖房することが多く、暖房装置による車両バッテリーの使用が多くなってバッテリーが放電されて始動をかけなくなることも発生する。
また、本出願人が出願して登録された従来の特許文献1には、冷却水の管路上に別途の開閉バルブを設けることにより、エンジン停止後にも持続的に車の室内の暖房を維持することができる構成が開示されている。しかし、開閉バルブがエンジンルーム内に配置され手動操作により動作させるもので、動作のためにエンジンルームを開放しなければならないという不便があり、また、冷却水の取出量が不足して車の室内を充分に暖房することができないという問題点があった。他にも、前記暖房装置をエンジンルームに設置する場合、別途の配管が必要になり、構成が複雑になり、取付け及び維持管理が難しい。
韓国実用新案登録第0265114号
そこで、本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、エンジンルーム内に本発明による暖房装置を取り付ける場合、冷却水を取り出すための別途のラインを設置しないで、エンジンからヒータに連通する冷却水ラインの一部を切り取って挿入可能に形成することにより、車の室内を暖房するための充分な冷却水を取
り出すことが可能な設備と、維持管理及び効率性が改善された、エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置を提供することである。
本発明の他の目的は、温度チェック部、電圧チェック部及び動作時間チェック部を含む制御ユニットを設けて、バッテリー電圧をチェックし、温度及び動作時間等をチェックすることにより、過多なバッテリーの使用によるバッテリーの放電を防止し、車の室内温度を効率的に管理することができる、エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置を提供することである。
本発明のまた他の目的は、本発明で使用される蓋部の内部に、冷却水の流体エネルギーを増大させて排出できるように突起を形成し、蓋部の内部半径に差をつけることで、効率性が改善されたエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置を提供することである。
本発明のまた他の目的は、エンジンから取り出された冷却水が流入される入水部と、ヒーターに流出させる排水部を、水平面を基準にして上下左右に所定隔離隔させることで、本発明の装置をエンジンルーム内に容易に取り付けることができ、効率性が改善されたエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置を提供することである。
本発明のまた他の目的は、エンジンを稼動して冷却水を循環させるのではなく、エンジンが停止した状態で冷却水を循環させることにより、燃料を消費せず、燃料を節減することができる、エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置を提供することである。
本発明の上記目的は、以下の構成の実施例により達成できる。
本発明の第1実施例によれば、本発明によるエンジンの廃熱を利用した暖房装置は、エンジンが停止した場合、車両のバッテリーから所定時間電流が供給されて回転力を発生させる本体と、前記本体に収納されて前記本体に冷却水が流入するのを防止する収納部と、前記収納部に挿入されて冷却水を流入し、変化極性に応じて回転し、流入された冷却水を排出する回転子と、一側でエンジンから冷却水を流入し、流入された冷却水を前記回転子に供給し、前記回転子から排出される回転力を有する冷却水を他側に連結されたヒーターに排出する蓋部と、を含むことを特徴とする。
本発明の第2実施例によれば、本発明によるエンジンの廃熱を利用した暖房装置は、第1実施例において、前記本体は、前記回転子の駆動のための駆動部と、前記駆動部を制御するための制御ユニットとを有し、前記収納部は、前記本体に結合されて前記回転子が挿入される収納部本体を含み、前記回転子は、前記駆動部と相互作用して回転運動を可能にする回転子本体と、流入された冷却水を排出するための回転子排水部とを有し、前記蓋部は、エンジンの冷却水が流入する入水部と、前記入水部から入水された冷却水を一時的に保存する冷却水保存部と、前記冷却水保存部の冷却水をヒーターに排出する排水部とを含むことを特徴とする。
本発明の第3実施例によれば、本発明によるエンジンの廃熱を利用した暖房装置は、第2実施例において、前記制御ユニットは、車両バッテリーの動作電圧を周期的にチェックする電圧チェック部と、前記暖房装置の動作時間をチェックする動作時間チェック部と、冷却水の温度をチェックする温度チェック部と、前記電圧チェック部、動作時間チェック部、及び温度チェック部から転送された情報に基づいて装置全般を制御する制御部と、を含むことを特徴とする。
本発明の第4実施例によれば、本発明によるエンジンの廃熱を利用した暖房装置は、第3実施例において、前記収納部本体は、その内部に前記回転子の回転時に回転子本体の中心を維持できるよう固定軸を有し、前記回転子は、前記固定軸と結合する第2挿入孔を含むことを特徴とする。
本発明の第5実施例によれば、本発明によるエンジンの廃熱を利用した暖房装置は、第2実施例において、前記冷却水保存部は、一側に形成された突起をさらに含み、前記突起を起点にして流入された冷却水が前記回転子の回転による回転運動を行う場合、運動時のモーメントを大きくして増大された流体エネルギーを有して排出されるように、円周方向に沿って半径が増加するように形成されることを特徴とする。
本発明の第6実施例によれば、本発明によるエンジンの廃熱を利用した暖房装置は、第2実施例において、前記蓋部は、外部から流入された冷却水を前記回転子に容易に供給することができる誘導突起を有し、前記回転子は、これと対応して冷却水を容易に流入することができる入水突起を有する入水路をさらに含むことを特徴とする。
本発明の第7実施例によれば、本発明によるエンジンの廃熱を利用した暖房装置は、第4実施例において、前記蓋部は、前記第2挿入孔から突出した前記固定軸と結合される結合溝を有する結合突起をさらに含むことを特徴とする。
本発明の第8実施例によれば、本発明によるエンジンの廃熱を利用した暖房装置は、第2実施例において、前記入水部は、前記蓋部の上側から前記排水部と反対方向に所定曲率を有して折曲して側方向に延長形成されることを特徴とする。
本発明の第9実施例によれば、本発明によるエンジンの廃熱を利用した暖房装置は、第2実施例において、前記収納部は、前記本体に挿入される突出面と前記本体の上面に支持される第1結合面と、前記蓋部を支持する第2結合面と、前記蓋部と結合されて前記蓋部と前記収納部の間から冷却水が外部に流出しないように一次封止する第3結合面と、その間を二次封止できるようにパッキング部材を挿入することができるパッキング溝を有するフランジをさらに含むことを特徴とする。
本発明の第10実施例によれば、本発明によるエンジンの廃熱を利用した暖房装置は、第9実施例において、前記蓋部は、前記2結合面と結合される結合面と、前記第3結合面が挿入されて結合されることができる封止溝と、前記パッキング溝を封止することができる封止面と、前記封止面から冷却水が漏れた場合、その冷却水を一時的に保存することができる臨時保存溝を有する蓋フランジをさらに含むことを特徴とする。
本発明の第11実施例によれば、本発明によるエンジンの廃熱を利用した暖房装置は、第10実施例において、前記蓋フランジは、その外周面に貫通孔が形成された複数個の第3固定部を有し、前記フランジは、その外周面に貫通孔が形成された複数個の第2固定部を有し、前記本体は、雌ねじが形成された貫通孔を有する複数個の第1固定部を前記本体の外周面に有して、締結具を介して一体に締結されて結合されることを特徴とする。
本発明は、上記の構成により従来技術の問題点を解決することができ、以下の効果を有する。
本発明によれば、エンジンルーム内に暖房装置を取り付ける場合、冷却水を取り出すための別途のラインを設置しないで、エンジンからヒータに連通する冷却水ラインの一部を切り取って挿入可能に形成することにより、車の室内を暖房するための充分な冷却水を取り出すことを可能にした設備、維持管理及び効率性が改善された、エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置を提供することができる。
本発明によれば、温度チェック部、電圧チェック部及び動作時間チェック部を含む制御ユニットを設けて、バッテリー電圧をチェックし、温度及び動作時間等をチェックすることにより、バッテリーの過度使用によってバッテリーが放電されるのを防止し、車の室内温度を効率的に管理することができる、エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置を提供することができる。
本発明によれば、冷却水保存部が突起を起点にして円周方向に沿って半径が次第に連続又は不連続に増加するようにして、回転子から排出された冷却水が回転子の回転による回転運動を行う場合、運動時のモーメントを大きくして上記排水部から流出される冷却水の流体エネルギーを増大させて排出することにより、効率性の改善されたエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置を提供することができる。
本発明によれば、エンジンから取り出された冷却水が流入される入水部と、ヒーターに流出させる排水部を、水平面を基準にして上下左右に所定隔離隔させることにより、本発明の装置をエンジンルーム内に容易に取り付けることができ、効率性が改善されたエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置を提供することができる。
本発明によれば、エンジンを稼動して冷却水を循環させるのではなく、エンジンが停止した状態で冷却水を循環させることにより、燃料を消費せず、燃料を節減することができる、エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置を提供することができる。
本発明によれば、本体の駆動部と反対極性を有する回転子が磁力によって強い力で引っ張られて下方に密着することにより、回転子の回転による内部構成の磨耗を防止し、長時間使用することができるという効果がある。
本発明によれば、結合関係において各々の構成間を封止することができ、パッキング部材を挿入してより効果的に封止することができ、一部の冷却水が漏れてもその冷却水を一時的に保存することができる溝が形成されており、冷却水が漏れるのを効率的に防止することができる効果がある。
以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施例による暖房装置の全体斜視図である。図3は、本発明の一実施例による暖房装置の分解斜視図である。
図2及び図3を参照すれば、本発明によるエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5は、本体1と、収納部2と、回転子3及び蓋部4を含む。
図4は、本発明の一実施例による本体の平面図である。
図3及び図4を参照すれば、前記本体1は、一側が開放され、他側は閉鎖され、所定長さの半径R1及び半径R2を有する中空の円筒形状をなしている。また、その内部に駆動部11、収納部挿入溝12、制御ユニット13、電源ライン14、第1固定部15を含む。
前記駆動部11は、以下に説明する永久磁性体の前記回転子3と相互作用してモータとしての機能をすることができるように、巻線121及び複数の曲面板122を含む。これにより、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5に電源を供給する前記電源ライン14を介して電流が供給されると、前記駆動部11の巻線121及び複数の曲面板122は、通常のモータにおけるステーターとして機能して前記回転子3の回転を可能にする。詳細については、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の動作関係に関する説明を参照する。
前記収納部挿入溝12は、前記駆動部11の複数の曲面板122で取り囲まれており、以下に説明する前記収納部2が挿入されるように所定直径の空間として形成される。
図5は、本発明の一実施例による制御ユニットの構成を示したブロック図である。
図4及び図5を参照すれば、前記制御ユニット13は、前記本体1の下部内側に形成された制御板であって、過多なバッテリーの使用によってバッテリーが放電されるのを防止し、車の室内温度を効率的に管理するため、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5を全般的に制御し、電圧チェック部131、動作時間チェック部132、温度チェック部133、制御部134を含む。
前記電圧チェック部131は、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の動作命令信号を受信した場合、バッテリーの電圧をチェックし、その情報を前記制御部134に転送し、動作中にもバッテリーの電圧を随時チェックして前記制御部134に転送する。
前記動作時間チェック部132は、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の動作時間をチェックし、その情報を前記制御部134に転送するが、これは車両バッテリーの過多な消耗を防ぐためである。また、前記動作時間チェック部132は、通常、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5を1時間程度動作させることが望ましいことや、エンジンをオフにした初期状態には冷却水の温度が高いことを考慮して、ヒーターボタンを押して前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の動作が始まる時点から30分以内は、前記回転子5の回転速度を遅くして消耗するバッテリーの量を減らし、30分以降は、回転子5の回転速度を速くして、冷却水の温度は低くても供給される流量を増加させることによって適切な室内温度を維持できるように構成することが好ましい。
前記温度チェック部133は、冷却水の温度を随時チェックし、その情報を前記制御部134に転送するようにし、冷却水の温度が30℃以下の場合は、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5が動作しないように構成することが好ましい。
前記制御部134は、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5、電圧チェック部131、動作時間チェック部132及び温度チェック部133を全般的に制御する役割をするマイクロプロセッサであって、前記電圧チェック部131から転送されたバッテリーの電圧値が基準電圧と比較して所定レベル以下であれば動作を中止するようになる。ここで、基準電圧は、任意に設定可能であるが、好ましくは、車両の始動に必要な最小限の電圧となる。バッテリーの電圧が基準電圧以下であるときに前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5を動作させると、バッテリー電圧が基準電圧以下に低下し、車両の始動をかけることが困難になるので、バッテリー電圧を常にチェックすることが必要である。
前記電源ライン14は、図3を参照すれば、前記本体1の下部の側壁に連結されており、前記制御ユニット13が動作命令信号を受信し、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5を動作させるための電源を供給するラインである。
前記第1固定部15は、図4を参照すれば、前記本体1の上端の外周面上に所定間隔離隔されて形成され、長方向にボルトが挿入されて固定されることができるねじ山が形成されたホール151を有する複数個の突出固定部であって、以下に説明する前記収納部2、蓋部4、ボルト・ナット等の締結手段により一体に締結され、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5を堅固に固定する。
図6は、本発明の一実施例による収納部の全体斜視図である。図7は、本発明の一実施例による収納部の垂直断面図である。
ここで、前記収納部2を図3、図6及び図7を参照して説明すれば、前記収納部2は、収納部本体21とフランジ22とを含む。
前記収納部本体21は、一側は開放され、他側は閉鎖された中空の円筒形状をなしており、その外周面が前記本体1の複数個の曲面板122が形成する空間とほぼ同じであるか、小さな直径に形成され、前記本体1の収納部挿入溝12に挿入され、回転子挿入溝211、固定軸突起212、固定軸213を含む。
前記回転子挿入溝211は、前記収納部本体21の内部に、以下に説明する前記回転子3が挿入されることができる所定の空間を有して形成されている。
前記固定軸突起212は、前記回転子挿入溝211の下部内側から縮径されて上方に所定長さ延長して形成された円盤形状を有し、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5が動作しない場合、以下に説明する前記回転子3の流動を防止するために、前記回転子3の下部と結合されるように形成される。
前記固定軸213は、前記固定軸突起222の上面から縮径されて上方に所定長さ延長された円筒形状を有する円筒軸であって、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の動作状態で前記回転子3が回転する際に、その中心を維持するように形成される。
前記フランジ22は、その外周面が前記本体の半径R2と同じ半径R4に形成される中空の円盤形状を有しており、その内周面において前記収納部本体21と連結され、突出面221、第1結合面222、第2結合面223、第3結合面224、パッキング溝225、第2固定部226を含む。
前記突出面221は、前記フランジ22の下面から縮径されて下方に所定長さ延長されて段を形成し、その外周面の半径R3は、前記本体1の半径R1と一致するように形成されており、前記収納部2と本体1との結合時、前記突出面221の側壁が前記本体1の内周面と接触して結合される。
前記第1結合面222は、前記突出面221の外側に形成された前記フランジ22の下面であって、その外周面の半径R4と内周面の半径R3が各々前記本体1の半径R2及び半径R1と一致するように形成されており、前記本体1との結合時に前記収納部2を支持する。
前記第2結合面223は、以下に説明する前記蓋部4を支持して結合するように形成された前記フランジ21の上面である。
前記第3結合面224は、前記第2結合面213から縮径されて上方に所定長さ延長されて段を形成し、その内周面は、前記収納部本体21の回転子挿入溝211に連結されており、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の結合関係において、前記蓋部4に挿入されて前記蓋部4と収納部3との間を1次封止することによって、冷却水が外部に流出するのを防止することができる。
前記パッキング溝225は、前記第2結合面223と第3結合面224との間に形成された溝であって、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の結合関係において、前記パッキング溝225にオーリングのようなパッキング部材を挿入して前記収納部2と蓋部4との間を二次封止することによって、冷却水が外部に流出しないように形成される。
前記第2固定部226は、前記フランジ22の外周面上に所定間隔離隔されて形成されており、上述の第1固定部15に形成されたホール151と一致する直径の貫通孔を有する複数個の固定部として形成される。
図8は、本発明の一実施例による回転子の全体斜視図である。
ここで、前記回転子3を図3及び図8を参照して説明すれば、前記回転子3は、回転子本体31と、回転子排水部32と、入水路33とを含む。
前記回転子本体31は、内部上側に以下に説明する前記入水路33を含む中空の円筒形状の永久磁性体で形成され、前記本体1の駆動部11と相互作用して前記回転子3の回転運動を可能にし、内部下側には第1挿入孔311と第2挿入孔312とを含む。
前記第1挿入孔311は、前記回転子3の下面から縮径されて上方に所定長さ延長して形成された溝であって、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の結合関係において、前記収納部本体22の固定軸突起212が挿入されるように形成される。
前記第2挿入孔312は、前記第1挿入孔311から縮径されて段を形成し、上方に所定長さ延長されており、以下に説明する前記入水路33と連通するように形成された貫通孔であって、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の結合関係において、前記収納部本体21の固定軸213が挿入されて結合される。
前記回転子排水部32は、前記回転子本体31の上面から拡径されて上方に所定長さ延長して形成された中空の円盤形状を有しており、回転子排水孔321を含む。
前記回転子排水孔321は、図8の部分拡大図を参照すれば、前記回転子排水部32の外周面からその内周面まで所定曲率で弧を成して貫通するように形成され、前記回転子排水部32の外周面に沿って所定間隔離隔されて複数個形成されており、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の動作関係において、前記回転子3の回転によって冷却水が前記蓋部4に流出されるようにする冷却水の排出路である。
前記入水路33は、前記回転子排水部32の上面から縮径されて下方に所定長さ延長され、前記第2挿入孔312と連通するように前記回転子本体31内部から延長して形成される貫通孔であって、入水突起331と排出孔332とを含む。
前記入水突起331は、前記入水路33の上面から上方に所定長さ延長されて、前記回転子排水部32の上面に突出される中空の円筒形状を有しており、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の動作関係において、前記蓋部4から流入される冷却水が前記入水路33に流入するように誘導する。これは、前記本体1の駆動部11と反対極性を有する前記回転子本体31が磁力によって強い力で引っ張られて、前記収納部2の回転子挿入溝211の下面に密着することで、冷却水を前記入水路33に容易に供給できるようにしたもので、前記回転子3の回転による前記蓋部4と回転子3との接触磨耗を防止するため、前記入水突起331が前記蓋部4の下面に接触しないように形成されることが好ましい。
前記排出孔332は、前記入水路33の内周面で前記回転子排水孔321と連結されるように形成される貫通孔であって、前記入水路33から流入される冷却水を前記回転子排水部32に伝達する。
図9は、本発明の一実施例にによる蓋部の上部を示した全体斜視図である。
図10は、本発明の一実施例による蓋部の下部を示した全体斜視図である。
図11は、本発明の一実施例による蓋部の下部平面図である。
ここで、前記蓋部4を図9乃至図11を参照して説明すれば、前記蓋部4は、一側が開放され、他側は閉鎖されており、蓋フランジ41、第1の段42、第2の段43、入水部44、排水部45を含む。
前記蓋フランジ41は、図10を参照すれば、前記蓋部4の開放された一側から上方に所定長さ延長して形成された中空の円盤形状を有しており、結合面411、封止面412、封止溝413、臨時保存溝414、第3固定部415を含む。
前記結合面411は、図11を参照すれば、前記本体1の半径R2と一致する半径R8に形成された前記蓋フランジ41の下面であって、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の結合関係において、前記収納部2の第2結合面223と結合する。
図3及び図10を参照すれば、前記封止面412は、前記結合面411から縮径されて上方に所定長さ延長されて前記蓋フランジ41の下面から突出するように形成され、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の結合関係において、前記収納部2のパッキング溝225と結合されて、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5を封止できるように形成される。
前記封止溝413は、前記封止面412の内周面から下方に所定長さ延長され、その延長面から縮径されて下方に所定長さ延長された段を形成し、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の結合関係において、前記収納部2の第3結合面224が挿入されて前記蓋部4と収納部2を一時的に結合固定し、前記封止溝413に形成された段面は、前記第3結合面224と接触して、前記蓋部4と収納部2との間を封止することができる。
前記臨時保存溝414は、前記結合面411の内周面から前記封止面412の外周面に沿って所定間隔離隔されて形成される複数個の溝であって、前記封止面412から少量の冷却水が流出された場合、その冷却水を一時的に保存するための空間として、冷却水の外部流出を2重に防止するための安全装置である。
前記第3固定部415は、前記蓋フランジ41の外周面上に所定間隔離隔されて形成されており、以下に説明する第1固定部15に形成されたホール151と一致する直径の貫通孔を有する複数個の固定部として形成され、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の結合関係において、ボルトなどの締結具を使用して前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5を堅固に結合固定することができる。
前記第1の段42は、図9を参照すれば、前記蓋フランジ41の上面から縮径されて上方に所定長さ延長されて形成されており、一側は開放され、他側は閉鎖され、内部に所定の空間を有して形成され、冷却水保存部421と排水孔422を含む。
前記冷却水保存部421は、図9乃至図11を参照すれば、前記第1の段42により前記蓋フランジ41の内部に流入された冷却水を一時的に保存するための空間である。本発明の他の実施例によれば、前記冷却水保存部421の排水孔の付近に突起4211をさらに備えて突起から中心までの半径R5とし、該突起を起点にして円周方向に沿って半径が次第に連続的又は不連続的に増加するようにして、排水孔422の付近の半径R7が最大になるようにすることで(つまり、R7>R6>R5の順)、前記回転子から排出されて流入する冷却水が回転子の回転によって回転運動を行うときに運動時のモーメントを大きくし、前記排水部に流出される冷却水の流体エネルギーを増大させることができる。
前記排水孔422は、前記冷却水保存部421の内周面の一側からその内周面に沿って形成された冷却水を流出させるための貫通孔であって、以下に説明する前記蓋部4の排水部45と連通して冷却水を外部に流出させることができる。
前記第2の段43は、図9を参照すれば、前記第1の段42の上面から縮径されて上方に所定長さ延長して形成された中空の円盤形状を有しており、誘導突起431と、結合突起432と、結合溝433とを含む。
前記誘導突起431は、図10を参照すれば、前記第2の段43の上面から上方に所定長さ延長され、その側壁には所定間隔離隔された複数個の貫通孔が形成されており、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の結合関係において、前記回転子3の入水路33に挿入されて冷却水を誘導して、前記入水路33に供給するための流路である。
前記結合突起432は、前記誘導突起431の上面から上方に所定長さ延長された円筒形状を有しており、前記誘導突起431の端を閉鎖できるように形成される。
前記結合溝433は、前記結合突起432の上面から縮径されて下方に所定長さ延長されて形成される溝であって、以下に説明する前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の結合関係において、前記収納部本体21の固定軸21と結合されることができる。
前記入水部44は、図9を参照すれば、前記第2の段43の上面から縮径され、上方に所定長さ延長されて形成される中空の円筒形状を有しており、入水孔441を含む。また、前記入水部44は、上方に延長された面から前記蓋フランジ41と平行を成すように所定曲率を有して側方に折曲して延長形成されることも可能であるが、好ましくは、以下に説明する前記排水部45と反対方向に延長され、車両に前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5を取り付ける際に切り取って連結する冷却水ラインが水平をなしているので、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5を容易に設置することができる。
前記入水孔441は、前記入水部44に形成された貫通孔であって、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5に冷却水を流入させる流路である。
前記排水部45は、前記蓋フランジ41から側方に所定長さ延長して形成された中空の円筒形状を有しており、前記第1の段42に形成された排水孔422に連結されて冷却水を流出させるための流路である。
一方、本発明の他の実施例によれば、図示されていないが、前記蓋部4は、前記第1の段42と第2の段43を備えず、前記蓋フランジ41の内部に前記第1の段42と第2の段43が有する構成を含むことができるようにし、前記蓋フランジ41の外部に段を備えない形態を有することも可能である。
以下では、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の結合関係を図3を参照して詳しく説明する。
前記収納部1の収納部本体21を前記本体1の収納部挿入溝12に挿入し、この場合、前記収納部1のフランジ22に具備された前記第1結合面222(図7参照)が前記本体1の上面に支持されるようにし、前記本体1の半径R1と一致する直径に形成された前記フランジ22の突出面221(図7参照)が前記本体1に挿入されて任意に固定される。
前記回転子3の回転子本体31を前記収納部2の収納部本体21に具備された前記回転子挿入溝211に挿入し、この場合、前記回転子本体31の第1挿入孔311(図8参照)を前記収納部本体21の固定軸突起212(図6参照)に、前記回転子本体31の第2挿入孔312(図5参照)を前記収納部本体21の固定軸213(図6参照)に挿入して結合する。
前記収納部2のフランジ22に具備された第3結合面224を前記蓋部4の封止溝413(図10参照)に挿入されるように結合し、この場合、前記蓋部4の第2の段43に形成された誘導突起431(図10参照)が前記回転子3の入水路33に挿入されて、前記第2の段43の結合溝433(図10参照)と前記収納部2の収納部本体21に形成された固定軸213と結合する。
前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5は、図2に示したように一時的に結合される。
前記本体1の第1固定部15、前記収納部2の第2固定部226及び前記蓋部4の第3固定部415に形成されたホールに、図示されていないが、ボルト等の締結具を使用して締結することによって、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5を堅固に固定することができる。
以下では、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5の動作状態を添付図を参照して説明する。
図12は、本発明のエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置の使用状態を示した概略図である。
図12を参照すれば、エンジン101動作時には、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5が動作せず、ウォーターポンプ103の動作により単純に冷却水の流出通路としての機能をするようになる。
エンジン101停止時の動作関係を図3、図4及び図12を参照して説明すれば、前記本体1の制御ユニット13によって制御され、車両のバッテリーから電流が供給されて、前記本体1の駆動部11に具備された巻線121に電流が流れるようになり、これによって前記駆動部11は磁性を示すようになり、これと反対極性の前記回転子本体31が前記駆動部11の磁性に反応して、変化極性に応じて前記回転子3が回転する。
前記回転子3の回転によって前記エンジン101から冷却水が吹出されて、前記蓋部4の入水部44を介して冷却水が流入し、この冷却水は、前記蓋部4の第2の段43に形成された前記誘導突起431を介して前記回転子3の入水路33に供給される。
前記回転子3の入水路33に流入された冷却水は、前記排出孔332を介して流出され、前記回転子排水部32を通過して再び前記蓋部4の第1の段42に形成された前記冷却水保存部421に供給される。
前記冷却水保存部421に供給された冷却水は、前記回転子3による回転力を有して流入され、前記回転子3の継続的な回転と、前記冷却水保存部421の突起4211によって増大された流体エネルギーを有して、強い油圧で前記蓋部4の排水部45から排出されてヒーター105に供給される。
前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5は、上述の制御ユニット13によって制御され、所定時間駆動される。
以下では、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5を車両に設置する位置について説明する。
図1及び図12を参照すれば、前記エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5は、車両100の内部が従来のエンジン101、ウォーターポンプ103、ラジエータ102、サーモスタット104、ヒーター105で構成された暖房装置において、前記エンジン101とヒーター105との間を連結する冷却水ラインを切り取って、本発明によるエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置5を連結して設置することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、請求の範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の多様な変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属するものである。
本発明の一実施例によるエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置を示す斜視図である。 本発明の一実施例による暖房装置の全体斜視図である。 本発明の一実施例による暖房装置の分解斜視図である。 本発明の一実施例による本体の平面図である。 本発明の一実施例による制御ユニットの構成を示したブロック図である。 本発明の一実施例による収納部の全体斜視図である。 本発明の一実施例による収納部の垂直断面図である。 本発明の一実施例による回転子の全体斜視図である。 本発明の一実施例による蓋部の上部を示した全体斜視図である。 本発明の一実施例による蓋部の下部を示した全体斜視図である。 本発明の一実施例による蓋部の下部平面図である。 本発明のエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置の使用状態を示した概略図である。

Claims (11)

  1. エンジンが停止した場合、車両のバッテリーから所定時間電流が供給されて回転力を発生させる本体と、
    前記本体に収納されて前記本体に冷却水が流入するのを防止する収納部と、
    前記収納部に挿入されて冷却水を流入し、変化極性に応じて回転し、流入された冷却水を排出する回転子と、
    一側でエンジンから冷却水を流入し、流入された冷却水を前記回転子に供給し、前記回転子から排出される回転力を有する冷却水を他側に連結されたヒーターに排出する蓋部と、を含むエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置。
  2. 前記本体は、前記回転子の駆動のための駆動部と、前記駆動部を制御するための制御ユニットとを有し、
    前記収納部は、前記本体に結合されて前記回転子が挿入される収納部本体を含み、
    前記回転子は、前記駆動部と相互作用して回転運動を可能にする回転子本体と、流入された冷却水を排出するための回転子排水部とを有し、
    前記蓋部は、エンジンの冷却水が流入する入水部と、前記入水部から入水された冷却水を一時的に保存する冷却水保存部と、前記冷却水保存部の冷却水をヒーターに排出する排水部とを含むことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置。
  3. 前記制御ユニットは、車両バッテリーの動作電圧を周期的にチェックする電圧チェック部と、
    前記暖房装置の動作時間をチェックする動作時間チェック部と、
    冷却水の温度をチェックする温度チェック部と、
    前記電圧チェック部、動作時間チェック部、及び温度チェック部から転送された情報に基づいて装置全般を制御する制御部と、を含むことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置。
  4. 前記収納部本体は、その内部に前記回転子の回転時に回転子本体の中心を維持できるよう固定軸を有し、前記回転子は、前記固定軸と結合する第2挿入孔を含むことを特徴とする請求項3に記載のエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置。
  5. 前記冷却水保存部は、一側に形成された突起をさらに含み、前記突起を起点にして流入された冷却水が前記回転子の回転による回転運動を行う場合、運動時のモーメントを大きくして増大された流体エネルギーを有して排出されるように、円周方向に沿って半径が増加するように形成されることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置。
  6. 前記蓋部は、外部から流入された冷却水を前記回転子に容易に供給することができる誘導突起を有し、前記回転子は、これと対応して冷却水を容易に流入することができる入水突起を有する入水路をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置。
  7. 前記蓋部は、前記第2挿入孔から突出した前記固定軸と結合される結合溝を有する結合突起をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載のエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置。
  8. 前記入水部は、前記蓋部の上側から前記排水部と反対方向に所定曲率を有して折曲して側方向に延長形成されることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置。
  9. 前記収納部は、前記本体に挿入される突出面と前記本体の上面に支持される第1結合面と、
    前記蓋部を支持する第2結合面と、
    前記蓋部と結合されて前記蓋部と前記収納部の間から冷却水が外部に流出しないように一次封止する第3結合面と、
    その間を二次封止できるようにパッキング部材を挿入することができるパッキング溝を有するフランジをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置。
  10. 前記蓋部は、前記2結合面と結合される結合面と、
    前記第3結合面が挿入されて結合されることができる封止溝と、
    前記パッキング溝を封止することができる封止面と、
    前記封止面から冷却水が漏れた場合、その冷却水を一時的に保存することができる臨時保存溝を有する蓋フランジをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置。
  11. 前記蓋フランジは、その外周面に貫通孔が形成された複数個の第3固定部を有し、前記フランジは、その外周面に貫通孔が形成された複数個の第2固定部を有し、前記本体は、雌ねじが形成された貫通孔を有する複数個の第1固定部を前記本体の外周面に有して、締結具を介して一体に締結されて結合されることを特徴とする請求項10に記載のエンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置。
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