JP2001341520A - 車両用暖房装置 - Google Patents

車両用暖房装置

Info

Publication number
JP2001341520A
JP2001341520A JP2000164633A JP2000164633A JP2001341520A JP 2001341520 A JP2001341520 A JP 2001341520A JP 2000164633 A JP2000164633 A JP 2000164633A JP 2000164633 A JP2000164633 A JP 2000164633A JP 2001341520 A JP2001341520 A JP 2001341520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
cooling water
heater core
electric pump
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000164633A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Komada
秀樹 駒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2000164633A priority Critical patent/JP2001341520A/ja
Publication of JP2001341520A publication Critical patent/JP2001341520A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、エンジンの自動停止時に
おける暖房性能の確保と電力消費の低減とを両立させ得
て、エンジンの再始動性の悪化を防止し得て、エンジン
の再始動後の燃料消費の増大を防止することにある。 【構成】 このため、この発明は、自動停止条件が成立
する場合に自動停止され自動始動条件が成立する場合に
自動始動されるエンジンを車両に搭載して設け、エンジ
ンの冷却水を熱源として空気を加熱するヒータコアを設
け、エンジンの停止時に駆動されてヒータコアに冷却水
を循環させる電動ポンプを設け、ヒータコアにより加熱
された空気を送給するブロアファンを設け、ブロアファ
ンを駆動して暖房している状態でエンジンが自動停止さ
れた際に、この自動停止からの経過時間が設定時間内の
場合には電動ポンプを駆動させずに、経過時間が設定時
間を経過した場合には電動ポンプを駆動させるよう制御
する制御手段を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両用暖房装置に
係り、特に、エンジンの自動停止中における暖房性能の
確保と電力消費の低減とを両立させ得て、エンジンの再
始動性の悪化を防止し得て、エンジンの再始動後の燃料
消費の増大を防止し得る車両用暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、車室を暖房するために車両用
暖房装置を備えている。この車両用暖房装置には、エン
ジンの冷却水を熱源として空気を加熱するヒータコアを
設け、エンジンの停止時に駆動されてヒータコアにエン
ジンの冷却水を循環させる電動ポンプを設け、ヒータコ
アにより加熱された空気を送給するブロアファンを設け
ているものがある。
【0003】この車両用暖房装置は、エンジンの停止時
に暖房を行う際に、電動ポンプを駆動してヒータコアに
エンジンの冷却水を循環させ、ブロアファンを駆動して
ヒータコアにより加熱された空気を車室に送給する。
【0004】このような車両用暖房装置としては、特開
平9−272327号公報、特開平10−236145
号公報、特開平9−277818号公報、特開昭61−
46712号公報に開示されるものがある。
【0005】特開平9−272327号公報に開示され
るものは、エンジンの冷却水回路に蓄熱器と電動ウォー
タポンプとヒータコアと送風機と制御バルブとを設け、
エンジンの停止時に暖房を行うレストモード時に、送風
機及び電動ウォータポンプを作動させるとともに制御バ
ルブを切換え、蓄熱器とヒータコアとの間のみで冷却水
を循環させるものである。
【0006】特開平10−236145号公報に開示さ
れるものは、キースイッチがオンの状態で停車してエン
ジンが停止されたときに、送風機が駆動していて、エア
ミックスドアの開度がヒータコアに空気を通過させる状
態のときだけ、電動ポンプを駆動してヒータコアに冷却
水を循環させるものである。
【0007】特開平9−277818号公報に開示され
るもは、エンジンの停止時に駆動されてヒータコアに冷
却水を循環させる電動ポンプを設け、この電動ポンプの
吸入口側と吐出口側とを連通するバイパス流路を設け、
このバイパス流路に吐出口側から吸入口側への冷却水流
れを阻止する逆止弁を設け、エンジン駆動時にバイパス
通路によりヒータコアに冷却水を循環させ、エンジン停
止時に電動ポンプを駆動してヒータコアに冷却水を循環
させるものである。
【0008】特開昭61−46712号公報に開示され
るものは、機関の冷却ジャケットからの冷媒取出口か
ら、ヒータコア、ポンプ、冷却ジャケットへの冷媒戻し
口の順で冷媒を循環させ、機関の冷却ジャケット内で高
温となった冷媒をヒータコアに供給し、十分な暖房効果
を得るものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両用暖房
装置を搭載した車両には、燃料消費の低減や排気有害成
分の低減等を図るために、アイドル運転等の自動停止条
件が成立する場合に自動停止(アイドルストップ)され
るとともに、この自動停止中に発進操作等の自動始動条
件が成立する場合に自動始動されるエンジンを搭載した
ものがある。
【0010】このように自動始動・自動停止されるエン
ジンを搭載した車両の車両用暖房装置には、前記のよう
に、エンジンの冷却水を熱源として空気を加熱するヒー
タコアを設け、エンジンの停止時に駆動されてヒータコ
アにエンジンの冷却水を循環させる電動ポンプを設け、
ヒータコアにより加熱された空気を送給するブロアファ
ンを設け、エンジンの自動停止時に電動ポンプ及びブロ
アファンを駆動することにより車室を暖房するものがあ
る。
【0011】ところが、従来は、ブロアファンを駆動し
て暖房をしている状態でエンジンが自動停止された際に
常時電動ポンプを駆動して暖房しているので、図6に示
す如く、車室温度を維持することができる一方で、電力
消費が大となってバッテリの電圧降下を招く問題があ
り、また、冷却水温度の低下が大きくなってエンジンが
冷却される問題がある。
【0012】このため、このような車両用暖房装置にお
いては、バッテリの電圧降下によりエンジンの再始動の
悪化を招く不都合があり、また、エンジンが冷却される
ことにより再始動後の燃料消費が増大する不都合があ
る。
【0013】このような不都合に対しては、エンジンの
自動停止時に電動ポンプを駆動せずに、ブロアファンの
みを駆動して暖房することが考えられる。しかし、ブロ
アファンのみによる暖房は、図6に波線で示す如く、車
室温度の低下が大きくなるため、暖房性能が不十分とな
る不都合がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、自動停止条件が成立する
場合に自動停止されるとともにこの自動停止中に自動始
動条件が成立する場合に自動始動されるエンジンを車両
に搭載して設け、前記エンジンの冷却水を熱源として空
気を加熱するヒータコアを設け、前記エンジンの停止時
に駆動されて前記ヒータコアに冷却水を循環させる電動
ポンプを設け、前記ヒータコアにより加熱された空気を
送給するブロアファンを設け、前記ブロアファンを駆動
して暖房している状態で自動停止条件の成立により前記
エンジンが自動停止された際に、この自動停止からの経
過時間が設定時間内の場合には前記電動ポンプを駆動さ
せずに、前記経過時間が設定時間を経過した場合には前
記電動ポンプを駆動させるよう制御する制御手段を設け
たことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の車両用暖房装置は、自
動始動・自動停止されるエンジンを搭載した車両に設け
られ、制御手段によって、ブロアファンを駆動して暖房
している状態で自動停止条件の成立によりエンジンが自
動停止された際に、この自動停止からの経過時間が設定
時間内の場合には電動ポンプを駆動させずに、経過時間
が設定時間を経過した場合には電動ポンプを駆動させる
よう制御する。これにより、この車両用暖房装置は、エ
ンジンの自動停止の時間が短時間であることから、電動
ポンプを駆動して冷却水をヒータコアに循環させなくて
も、ヒータコア内に存在する冷却水を熱源として十分に
暖房することができるので、自動停止直後は電動ポンプ
を作動させないことによって、電力消費の低減と電動ポ
ンプの寿命の延長を図ることができ、また、電力消費の
低減によりバッテリの電圧降下を回避し得るとともに、
冷却水温度の低下を小さくしてエンジンの冷却を防止す
ることができる。
【0016】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図3は、この発明の第1実施例を示すも
のである。図3において、2は図示しない車両に搭載さ
れたエンジンである。このエンジン2は、図示しない自
動始動停止制御手段により自動始動・自動停止される。
【0017】自動始動停止制御手段は、エンジン回転数
やスロットル開度、車速、ブレーキ操作、クラッチ操作
等の情報により自動始動条件及び自動停止条件の成立・
不成立を判断し、アイドル運転等の自動停止条件が成立
する場合には点火系や燃料系の作動を停止してエンジン
2を自動停止(アイドルストップ)し、この自動停止中
に発進操作等の自動始動条件が成立する場合にはスター
タモータや点火系や燃料系を作動してエンジン2を自動
始動する。
【0018】この自動始動・自動停止されるエンジン2
には、冷却水を循環させる冷却装置4を設けている。冷
却装置4は、エンジン2に冷却水の流通するウォータジ
ャケット6を設け、冷却水を放冷するラジエータ8を設
け、エンジン2により駆動されてウォータジャケット6
に冷却水を圧送するウォータポンプ10を設け、ウォー
タジャケット6から流出する冷却水の温度に応じてラジ
エータ8側への冷却水の流通量を調整するサーモスタッ
ト12をサーモケース14に内蔵して設けている。
【0019】ウォータポンプ10は、エンジン2のクラ
ンク軸(図示せず)に設けたクランクプーリ16と、ポ
ンプ軸(図示せず)に設けたポンププーリ18と、これ
らプーリ16・18に捲き掛けられたベルト20とによ
って、エンジン2の駆動力を伝達されて駆動される。
【0020】冷却装置4は、サーモケース14のサーモ
スタット12下流側をラジエータインレット通路22に
よりラジエータ8の上流側に連絡して設け、ラジエータ
8の下流側をラジエータアウトレット通路24によりウ
ォータポンプ10の吸い込み側に連絡して設けている。
ラジエータ8は、クーリングファン26により冷却され
る。冷却装置4は、エンジン2の駆動力によりウォータ
ポンプ10を駆動し、ウォータジャケット6とラジエー
タ8との間に各通路22・24によりサーモスタット1
2を介して冷却水を循環させ、エンジン2を冷却する。
【0021】前記エンジン2を搭載した車両には、車両
用暖房装置28を搭載している。車両用暖房装置28
は、エンジン2の冷却水を熱源として空気を加熱するヒ
ータコア30を設け、エンジン2の停止時に駆動されて
ヒータコア24に冷却水を循環させる電動ポンプ32を
設け、ヒータコア24により加熱された空気を送給する
ブロアファン34を設けている。
【0022】車両用暖房装置28は、サーモケース14
のサーモスタット12上流側をヒータインレット通路3
6によりヒータコア30上流側に連絡して設け、ヒータ
コア30下流側をヒータアウトレット通路38によりラ
ジエータアウトレット通路24の途中に連絡して設けて
いる。ヒータインレット通路36の途中には、電動ポン
プ32を介装して設け、この電動ポンプ32を迂回する
バイパス通路40を設けている。バイパス通路40の途
中には、サーモケース14側からヒータコア30側へ向
かう冷却水の流通のみを許容する逆止弁42を介装して
設けている。
【0023】前記電動ポンプ32とブロアファン34と
は、車両用暖房装置28の制御手段44に接続して設け
ている。制御手段44には、エンジン2のサーモケース
14を流れる冷却水の温度(エンジン側冷却水温度T
w)を検出するエンジン側冷却水温度センサ46を接続
して設け、エンジン2が自動停止したことを検出する自
動停止検出手段としてエンジン回転数センサ48を接続
して設け、運転者に警告を発するアラーム・ランプ等の
報知手段50を接続して設け、暖房スイッチ52を接続
して設け、電源であるバッテリ54を接続して設けてい
る。
【0024】車両用暖房装置28は、制御手段44によ
って、ブロアファン34を駆動して暖房している状態で
自動停止条件の成立によりエンジン2が自動停止された
際に、この自動停止からの経過時間Tが設定時間Tps
t内の場合には電動ポンプ32を駆動させずに、経過時
間Tが設定時間Tpstを経過した場合には電動ポンプ
32を駆動させるよう制御する。
【0025】また、この車両用暖房装置28は、エンジ
ン側冷却水温度Twが設定値Tsよりも降下した場合に
は電動ポンプ32の駆動を停止させるよう制御し、さら
に、ヒータコア30の熱源であるエンジン側冷却水温度
Twが設定値Tsよりも降下した場合には報知手段50
を作動させて警告を発するよう制御する。
【0026】次に作用を説明する。
【0027】エンジン2の運転時には、エンジン2の駆
動力により冷却装置4のウォータポンプ10が駆動され
る。冷却装置4は、ウォータポンプ10の圧送する冷却
水をウォータジャケット6とラジエータ8との間にサー
モスタット12を介して循環させ、エンジン2を冷却す
る。
【0028】車両用暖房装置28は、エンジン2の運転
時に暖房スイッチ52がONされると、ブロアファン3
4をONして駆動し、電動ポンプ32をOFFにして駆
動させない。エンジン2の運転中は、ウォータポンプ1
0の圧送する冷却水が、ヒータインレット通路36のバ
イパス通路40とヒータアウトレット通路38とを通り
ヒータコア30に循環される。
【0029】これにより、車両用暖房装置28は、ヒー
タコア30に循環される冷却水により空気を加熱し、ブ
ロアファン34により加熱された空気を送給して車室を
暖房する。
【0030】車両用暖房装置28は、エンジン2の運転
中にブロアファン34を駆動して暖房している状態で、
自動始動停止手段によって自動停止条件の成立によりエ
ンジン2が自動停止(アイドルストップ)されたこと
を、エンジン回転数センサ48の検出するエンジン回転
数によって検出すると、電動ポンプ32を以下のように
制御する。
【0031】車両用暖房装置28は、図1に示す如く、
制御がスタートすると(100)、ブロアファン34が
ONであるか否かを判断する(102)。この判断(1
02)がNOの場合は、この判断(102)を繰り返
す。この判断(102)がYESの場合は、エンジン2
が自動停止(アイドルストップ)されたか否を判断する
(104)。
【0032】この判断(104)がNOの場合は、前記
判断(102)に戻る。この判断(104)がYESの
場合は、制御手段44のタイマをスタートして自動停止
からの経過時間Tを計時し(106)、この自動停止か
らの経過時間Tが設定時間Tpstを経過したか否かを
判断する(108)。
【0033】この判断(108)において、経過時間T
が設定時間Tpst内(T≦Tpst)でNOの場合
は、この判断(108)を繰り返し、電動ポンプ32を
駆動させない。
【0034】この判断(108)において、経過時間T
が設定時間Tpstを経過(T>Tpst)してYES
の場合は、電動ポンプ32をONして駆動させ(11
0)、エンジン2を流れる冷却水の温度をエンジン側冷
却水温度センサ46によって検出してエンジン側冷却水
温度Twとして読み込み(112)、エンジン側冷却水
温度Twが設定値Tsよりも降下したか否かを判断する
(114)。
【0035】この判断(114)において、エンジン側
冷却水温度Twが設定値Ts以上(Tw≧Ts)でNO
の場合は、エンジン側冷却水温度Twの読み込み(11
2)に戻る。
【0036】この判断(114)において、エンジン側
冷却水温度Twが設定値Tsよりも降下(Tw<Ts)
してYESの場合は、電動ポンプ32をOFFして駆動
を停止し(116)、報知手段50をONして作動させ
てアラームやランプ等の音や光による警告を発し(11
8)、リターンする(120)。
【0037】このように、この車両用暖房装置28は、
制御手段44によって、ブロアファン34を駆動して暖
房している状態で自動停止条件の成立によりエンジン2
が自動停止された際に、この自動停止からの経過時間T
が設定時間Tpst内の場合には電動ポンプ32を駆動
させずに、経過時間Tが設定時間Tpstを経過した場
合には電動ポンプ32を駆動させるよう制御する。
【0038】即ち、車両用暖房装置28は、図2に示す
如く、エンジン2の自動停止(アイドルストップ)から
短時間内の場合は、電動ポンプ32により冷却水をヒー
タコア30に循環させなくても、ヒータコア30内に存
在する冷却水が熱源として十分であることから、電動ポ
ンプ32を作動させない。自動停止からある時間が経過
した後に、電動ポンプ32を作動させてヒータコア30
にエンジン2内の冷却水を循環させて暖房性能を確保す
る。電動ポンプ32の作動時間が長くなり、冷却水の温
度が低下した場合には、電動ポンプ32を停止させてア
ラームやランプにより警告を発することにより、エンジ
ン2の始動を促す。
【0039】これにより、この車両用暖房装置28は、
エンジン2の自動停止の時間が短時間であることから、
電動ポンプ32を駆動して冷却水をヒータコア30に循
環させなくても、ヒータコア30内にある冷却水を熱源
として十分に暖房することができるので、自動停止直後
は電動ポンプ32を不作動とすることによって、電力消
費の低減と電動ポンプ32の寿命の延長を図ることがで
き、また、電力消費の低減によりバッテリ54の電圧降
下を回避し得るとともに、冷却水温度の低下を小さくし
てエンジン2の冷却を防止することができる。
【0040】このため、この車両用暖房装置28は、エ
ンジン2の自動停止時における暖房性能の確保と電力消
費の低減とを両立させることができ、また、バッテリ5
4の電圧降下の回避によりエンジン2の再始動性の悪化
を防止し得るとともに、エンジン2の冷却防止によりエ
ンジン2の再始動後の燃料消費の増大を防止することが
できる。
【0041】また、この車両用暖房装置28は、エンジ
ン側冷却水温度Twが設定値Tsよりも降下した場合
は、電動ポンプ32の駆動を停止させることにより、電
動ポンプ32の作動時間が長くなることを防止して冷却
水の温度が低下することを防止することができ、これに
より、暖房が困難な状態においては電動ポンプ32を作
動させず、電力消費の低減と電動ポンプ32の寿命の延
長を図ることができ、エンジン2の再始動性の悪化を防
止し得るとともにエンジン2の再始動後の燃料消費の増
大を防止することができる。
【0042】さらに、この車両用暖房装置28は、ヒー
タコア30の熱源であるエンジン側冷却水温度Twが設
定値Tsよりも降下した場合は、報知手段50により警
告を発することにより、暖房の効きが不足することに対
して、運転者に故障に起因するものでなく、冷却水温度
の低下によものであることを明確に通知することがで
き、暖房性能の確保のためにエンジン2の始動を促すこ
とができ、動作の確実性を確保することができる。
【0043】なお、電動ポンプ32を作動させない自動
停止からの設定時間Tpstは、エンジン2を流れるエ
ンジン側冷却水温度Twや外気温度、車室内温度、運転
者により設定された運転者設定温度、ブロアファン34
の風量等に基づき、各種設定することができる。例え
ば、車室内温度と運転者設定温度との差が小さいとき
や、エンジン側冷却水温度Twが運転者設定温度に比べ
て十分に高いときには、設定時間Tpstを長く設定す
ることができ、これにより、電動ポンプ32の不作動時
間をさらに長くでき、電力消費のさらなる低減と寿命の
さらなる延長を図ることができる。
【0044】また、第1実施例においては、エンジン側
冷却水温度Twが設定値Tsよりも降下した場合に電動
ポンプ32の駆動を停止させたが、設定値Tsを自動停
止時におけるエンジン側冷却水温度Toの水温降下量T
dとし、自動停止時に検出されたエンジン側冷却水温度
Toが設定値Tsである水温降下量Tdよりも降下し
て、自動停止時のエンジン側冷却水温度Toと現在のエ
ンジン側冷却水温度Twとの差が水温降下量Tdを越え
た場合(To−Tw>Td)に電動ポンプ32の駆動を
停止させることもでき、これにより、エンジン2の自動
停止前と自動停止後とにおける温度によるエンジン状態
の変化を小さくすることができ、再始動後の運転状態の
相違を少なくし得て、違和感をなくすことができる。
【0045】さらに、第1実施例においては、電動ポン
プ32の作動時間が長くなり、冷却水の温度が低下した
場合には、電動ポンプ32を停止させてアラームやラン
プ等により警告を発することにより、エンジン2の始動
を促したが、エンジン2に連結されたトランスミッショ
ン(図示せず)のシフト位置がニュートラルの場合には
エンジン2を自動始動させることによりバッテリ54の
電力回復とエンジン2の暖機を図ることができ、トラン
スミッションのシフト位置がニュートラル以外の場合に
はアラームやランプ等により警告を発することにより、
エンジン2の始動を促すこともできる。
【0046】図4・図5は、第2実施例を示すものであ
る。この第2実施例において、前述第1実施例と同一機
能を果たす箇所には同一符号を付して説明する。
【0047】第2実施例の車両用暖房装置28は、図5
に示す如く、自動始動停止制御手段により自動始動・始
動停止されるエンジン2を搭載した車両に設けられてい
る。エンジン2には、冷却装置4を設けている。冷却装
置4は、ラジエータ8やウォータポンプ10、サーモス
タット12等を有している。
【0048】車両用暖房装置28は、ヒータコア30と
電動ポンプ32とブロアファン34とを設け、サーモケ
ース14をヒータインレット通路36によりヒータコア
30に連絡して設け、ヒータコア30をヒータアウトレ
ット通路38によりラジエータアウトレット通路24に
連絡して設け、ヒータインレット通路36の途中に電動
ポンプ32を介装して設け、電動ポンプ32を迂回する
バイパス通路40を設け、バイパス通路40の途中にサ
ーモケース14側からヒータコア30側へ向かう冷却水
の流通のみを許容する逆止弁42を介装して設けてい
る。
【0049】前記電動ポンプ32とブロアファン34と
は、車両用暖房装置28の制御手段44に接続して設け
ている。制御手段44には、エンジン冷却水温度センサ
46とエンジン回転数センサ48と報知手段50と暖房
スイッチ52とバッテリ54とを接続して設けている。
【0050】第2実施例の車両用暖房装置28は、ヒー
タコア30を流れる冷却水の温度(ヒータコア側冷却水
温度Th)を検出するヒータコア側冷却水温度センサ5
6を制御手段44に接続して設けている。
【0051】車両用暖房装置28は、ブロアファン34
を駆動して暖房している状態で自動停止条件の成立によ
りエンジン2が自動停止された際に、ヒータコア側冷却
水温度センサ56の検出するヒータコア側冷却水温度T
hが設定温度Tset以上の場合には電動ポンプ32を
駆動させずに、ヒータコア側冷却水温度Thが設定温度
Tset未満に低下した場合には電動ポンプ32を駆動
させるよう制御する。
【0052】次に作用を説明する。
【0053】エンジン2の運転時には、エンジン2の駆
動力により冷却装置4のウォータポンプ10が駆動され
る。冷却装置4は、ウォータポンプ10の圧送する冷却
水をウォータジャケット6とラジエータ8との間にサー
モスタット12を介して循環させ、エンジン2を冷却す
る。
【0054】車両用暖房装置28は、エンジン2の運転
時に暖房スイッチ52がONされると、ブロアファン3
4をONして駆動し、電動ポンプ32をOFFにして駆
動させない。エンジン2の運転中は、ウォータポンプ1
0の圧送する冷却水が、ヒータインレット通路36のバ
イパス通路40とヒータアウトレット通路38とを通り
ヒータコア30に循環される。
【0055】これにより、車両用暖房装置28は、ヒー
タコア30に循環される冷却水により空気を加熱し、ブ
ロアファン34により加熱された空気を送給して車室を
暖房する。
【0056】車両用暖房装置28は、エンジン2の運転
中にブロアファン34を駆動して暖房している状態で、
自動始動停止手段によって自動停止条件の成立によりエ
ンジン2が自動停止(アイドルストップ)されたこと
を、エンジン回転数センサ48の検出するエンジン回転
数によって検出すると、電動ポンプ32を以下のように
制御する。
【0057】車両用暖房装置28は、図4に示す如く、
制御がスタートすると(200)、ブロアファン34が
ONであるか否かを判断する(202)。この判断(2
02)がNOの場合は、この判断(202)を繰り返
す。この判断(202)がYESの場合は、エンジン2
が自動停止(アイドルストップ)されたか否を判断する
(204)。
【0058】この判断(204)がNOの場合は、前記
判断(202)に戻る。この判断(204)がYESの
場合は、ヒータコア30を流れる冷却水の温度をヒータ
コア側冷却水温度センサ56によって検出してヒータコ
ア側冷却水温度Thとして読み込み(206)、ヒータ
コア側冷却水温度Thが設定温度Tset未満であるか
否かを判断する(208)。
【0059】この判断(208)において、ヒータコア
側冷却水温度Thが設定温度Tset以上(Th≧Ts
et)でNOの場合は、この判断(208)を繰り返
し、電動ポンプ32を駆動させない。
【0060】この判断(208)において、ヒータコア
側冷却水温度Thが設定温度Tset未満(Th<Ts
et)に降下してYESの場合は、電動ポンプ32をO
Nして駆動させ(210)、エンジン2を流れる冷却水
の温度をエンジン側冷却水温度センサ46によって検出
してエンジン側冷却水温度Twとして読み込み(21
2)、エンジン側冷却水温度Twが設定値Tsよりも降
下したか否かを判断する(214)。
【0061】この判断(214)において、エンジン側
冷却水温度Twが設定値Ts以上(Tw≧Ts)でNO
の場合は、エンジン側冷却水温度Twの読み込み(21
2)に戻る。
【0062】この判断(214)において、エンジン側
冷却水温度Twが設定値Tsよりも降下(Tw<Ts)
してYESの場合は、電動ポンプ32をOFFして駆動
を停止し(216)、報知手段50をONして作動させ
てアラームやランプ等の音や光による警告を発し(21
8)、リターンする(220)。
【0063】このように、この車両用暖房装置28は、
制御手段44によって、ブロアファン34を駆動して暖
房している状態で自動停止条件の成立によりエンジン2
が自動停止された際に、ヒータコア側冷却水温度センサ
56の検出するヒータコア側冷却水温度Thが設定温度
Tset以上の場合には電動ポンプ32を駆動させず
に、ヒータコア側冷却水温度Thが設定温度Tset未
満に低下した場合には電動ポンプ32を駆動させるよう
制御する。
【0064】これにより、第2実施例の車両用暖房装置
28は、第1実施例と同様に、自動停止直後は電動ポン
プ32を不作動とすることによって、エンジン2の自動
停止時における暖房性能の確保と電力消費の低減とを両
立させることができ、また、エンジン2の再始動性の悪
化を防止し得るとともに、エンジン2の再始動後の燃料
消費の増大を防止することができ、報知手段50の警告
によって、暖房性能の確保のためにエンジン2の始動を
促すことができ、動作の確実性を確保することができる
ものである。
【0065】また、第2実施例の車両用暖房装置28
は、ヒータコア30の熱源であるヒータコア側冷却水温
度Thにより電動ポンプ32を制御しているので、電動
ポンプ32の不作動時間を第1実施例よりも長く確保す
ることができ、さらなる電力消費の低減と電動ポンプ3
2の寿命の延長とを図ることができる。
【0066】なお、電動ポンプ32を作動させない設定
温度Tsetは、第1実施例と同様に、エンジン冷却水
温度Twや外気温度、車室内温度、運転者により設定さ
れた運転者設定温度、ブロアファン34の風量等に基づ
き、各種設定することができる。例えば、車室内温度と
運転者設定温度との差が小さいときや、ブロアファン3
4の風量が少ないときには、設定温度Tsetを低く設
定することができ、これにより、電動ポンプ32の不作
動時間をさらに長くでき、電力消費のさらなる低減と電
動ポンプ32の寿命のさらなる延長を図ることができ
る。
【0067】また、第2実施例においても、電動ポンプ
32の駆動を停止させるエンジン側冷却水温度Twの設
定値Tsを、自動停止時におけるエンジン側冷却水温度
Twの水温降下量Tdとし、自動停止時のエンジン側冷
却水温度Twと現在のエンジン側冷却水温度Twとの差
が設定値Tsである水温降下量Tdを越えた場合に電動
ポンプ32の駆動を停止させることもでき、これによ
り、エンジン2の自動停止前と自動停止後とにおける温
度によるエンジン状態の変化を小さくすることができ、
再始動後の運転状態の相違を少なくし得て、違和感をな
くすことができるものである。
【0068】さらに、第2実施例においても、冷却水の
温度が低下した場合には、電動ポンプ32を停止させて
アラームやランプにより警告を発することにより、エン
ジン2の始動を促したが、エンジン2に連結されたトラ
ンスミッション(図示せず)のシフト位置がニュートラ
ルの場合にはエンジン2を自動始動させることにより、
バッテリ54の電力回復とエンジン2の暖機を図ること
ができ、トランスミッションのシフト位置がニュートラ
ル以外の場合にはアラームやランプにより警告を発する
ことにより、エンジン2の始動を促すこともできる。
【0069】なお、この発明は、上述実施例に限定され
るものではなく、種々応用改変が可能である。例えば、
渋滞走行時のように、エンジン2の自動始動と自動停止
とが短時間に繰り返されている場合には、設定時間Tp
stを長く設定し、あるいは設定温度Tsetを低く設
定することにより、電動ポンプ32の駆動されない不作
動時間を長くすることができ、電力消費の低減と電動ポ
ンプ32の寿命の延長を図ることができる。また、上述
実施例においては、エンジン2により駆動されるウォー
タポンプ10と別にバッテリ54により駆動される電動
ポンプ32を設けているが、冷却装置4のウォータポン
プ10をバッテリ54により駆動される電動式ポンプと
して冷却用と暖房用とに共用することにより、部品点数
を削減することができる。
【0070】また、上述実施例においては、動力源とし
てエンジン2のみを搭載した車両の車両用暖房装置28
を例示したが、動力源としてエンジンと駆動機能及び発
電機能を有する電動発電機とを搭載したいわゆるハイブ
リッド車両においても、実施可能である。
【0071】
【発明の効果】このように、この発明の車両用暖房装置
は、エンジンの自動停止の時間が短時間であることか
ら、電動ポンプを駆動して冷却水をヒータコアに循環さ
せなくても、ヒータコア内にある冷却水を熱源として十
分に暖房することができるので、自動停止の直後は電動
ポンプを作動させないことによって、電力消費の低減と
電動ポンプの寿命の延長を図ることができ、また、電力
消費の低減によりバッテリの電圧降下を回避し得るとと
もに、冷却水温度の低下を小さくしてエンジンの冷却を
防止することができる。
【0072】このため、この車両用暖房装置は、エンジ
ンの自動停止時における暖房性能の確保と電力消費の低
減とを両立させ得て、また、バッテリの電圧降下の回避
によりエンジンの再始動性の悪化を防止し得るととも
に、エンジンの冷却防止によりエンジンの再始動後の燃
料消費の増大を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す車両用暖房装置の
制御のフローチャートである。
【図2】エンジンの自動停止時における冷却水温度及び
車室温度と電動ポンプ作動とのタイムチャートである。
【図3】車両用暖房装置の概略構成図である。
【図4】この発明の第2実施例を示す車両用暖房装置の
制御のフローチャートである。
【図5】車両用暖房装置の概略構成図である。
【図6】従来例を示すエンジンの自動停止時における冷
却水温度及び車室温度のタイムチャートである。
【符号の説明】
2 エンジン 4 冷却装置 6 ウォータジャケット 8 ラジエータ 10 ウォータポンプ 12 サーモスタット 22 ラジエータインレット通路 24 ラジエータアウトレット通路 28 車両用暖房装置 30 ヒータコア 32 電動ポンプ 34 ブロアファン 36 ヒータインレット通路 38 ヒータアウトレット通路 40 バイパス通路 42 逆止弁 44 制御手段 46 エンジン側冷却水温度センサ 48 エンジン回転数センサ 50 報知手段 52 暖房スイッチ 54 バッテリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動停止条件が成立する場合に自動停止
    されるとともにこの自動停止中に自動始動条件が成立す
    る場合に自動始動されるエンジンを車両に搭載して設
    け、前記エンジンの冷却水を熱源として空気を加熱する
    ヒータコアを設け、前記エンジンの停止時に駆動されて
    前記ヒータコアに冷却水を循環させる電動ポンプを設
    け、前記ヒータコアにより加熱された空気を送給するブ
    ロアファンを設け、前記ブロアファンを駆動して暖房し
    ている状態で自動停止条件の成立により前記エンジンが
    自動停止された際に、この自動停止からの経過時間が設
    定時間内の場合には前記電動ポンプを駆動させずに、前
    記経過時間が設定時間を経過した場合には前記電動ポン
    プを駆動させるよう制御する制御手段を設けたことを特
    徴とする車両用暖房装置。
  2. 【請求項2】 自動停止条件が成立する場合に自動停止
    されるとともにこの自動停止中に自動始動条件が成立す
    る場合に自動始動されるエンジンを車両に搭載して設
    け、前記エンジンの冷却水を熱源として空気を加熱する
    ヒータコアを設け、前記エンジンの停止時に駆動されて
    前記ヒータコアに冷却水を循環させる電動ポンプを設
    け、前記ヒータコアにより加熱された空気を送給するブ
    ロアファンを設け、前記ヒータコアを流れる冷却水の温
    度を検出するヒータコア側冷却水温度センサを設け、前
    記ブロアファンを駆動して暖房している状態で自動停止
    条件の成立により前記エンジンが自動停止された際に、
    前記ヒータコア側冷却水温度センサの検出するヒータコ
    ア側冷却水温度が設定温度以上の場合には前記電動ポン
    プを駆動させずに、前記ヒータコア冷却水温度が設定温
    度未満に低下した場合には前記電動ポンプを駆動させる
    よう制御する制御手段を設けたことを特徴とする車両遊
    暖房装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記エンジンを流れる
    冷却水の温度を検出するエンジン側冷却水温度センサを
    設け、このエンジン側冷却水温度センサの検出するエン
    ジン側冷却水温度が設定値よりも降下した場合には前記
    電動ポンプの駆動を停止させるよう制御することを特徴
    とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の車両用
    暖房装置。
  4. 【請求項4】 前記設定値は、前記エンジンの自動停止
    時におけるエンジン側冷却水温度の水温降下量であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の車両用暖房装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記車両の運転者に警
    告を発する報知手段を設け、前記エンジン側冷却水温度
    センサの検出するエンジン側冷却水温度が設定値よりも
    降下した場合には前記報知手段を作動させるよう制御す
    ることを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれかに
    記載の車両用暖房装置。
JP2000164633A 2000-06-01 2000-06-01 車両用暖房装置 Pending JP2001341520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164633A JP2001341520A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 車両用暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164633A JP2001341520A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 車両用暖房装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001341520A true JP2001341520A (ja) 2001-12-11

Family

ID=18668227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000164633A Pending JP2001341520A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 車両用暖房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001341520A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019908A (ja) * 2001-07-06 2003-01-21 Denso Corp 車両用冷房装置
JP2009530179A (ja) * 2006-03-20 2009-08-27 ダサン カンパニー リミテッド エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置
KR101227223B1 (ko) 2006-10-19 2013-01-28 한라공조주식회사 하이브리드 자동차의 전동식 워터 펌프 제어방법
KR101769766B1 (ko) * 2015-12-10 2017-08-21 신성오토텍 주식회사 냉각수 폐열을 이용한 무시동 난방 장치
JP2019131035A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 ダイハツ工業株式会社 車両の暖房システム
US11077734B2 (en) 2016-04-25 2021-08-03 Denso Corporation Vehicle control system with idling stop control

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019908A (ja) * 2001-07-06 2003-01-21 Denso Corp 車両用冷房装置
JP4613455B2 (ja) * 2001-07-06 2011-01-19 株式会社デンソー 車両用冷房装置
JP2009530179A (ja) * 2006-03-20 2009-08-27 ダサン カンパニー リミテッド エンジンの廃熱を利用した車の室内用暖房装置
KR101227223B1 (ko) 2006-10-19 2013-01-28 한라공조주식회사 하이브리드 자동차의 전동식 워터 펌프 제어방법
KR101769766B1 (ko) * 2015-12-10 2017-08-21 신성오토텍 주식회사 냉각수 폐열을 이용한 무시동 난방 장치
US11077734B2 (en) 2016-04-25 2021-08-03 Denso Corporation Vehicle control system with idling stop control
JP2019131035A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 ダイハツ工業株式会社 車両の暖房システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8439003B2 (en) Cooling apparatus for internal combustion engine, method of controlling the same, and hybrid vehicle including the same
JPH11303636A (ja) 車両用エンジン冷却および暖房装置
JP4193309B2 (ja) 内燃機関の冷却装置
JP2004360509A (ja) 内燃機関の冷却装置
JP2003293769A (ja) ハイブリッド車輌用温水式蓄熱装置
JP2001341520A (ja) 車両用暖房装置
JP2004316472A (ja) 内燃機関の冷却装置
JP2006051852A (ja) ハイブリッド車両の暖房装置
KR20110026768A (ko) 전자제어 워터펌프를 이용한 차량의 엔진 냉각시스템 및 그 제어방법
JP2005163545A (ja) ハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置
JP2010084630A (ja) エンジン自動始動停止制御装置及びエンジン制御方法
JPH09272327A (ja) 車両用暖房装置
JP2012021422A (ja) 車載内燃機関の冷却装置
JP2006161745A (ja) 車両の制御装置
JP2004204823A (ja) 内燃機関の冷却水循環装置
JP2012031811A (ja) 電動ウォーターポンプの制御装置
JP2014043227A (ja) 制御装置
JP2006207449A (ja) 車両の制御装置
JPH08232658A (ja) 内燃機関の冷却装置
JPH11245657A (ja) ハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置
JP2006161742A (ja) 車両の制御装置
JP7470033B2 (ja) ハイブリッド車両
KR100410773B1 (ko) 차량용 축열식 난방시스템 및 그 제어방법
JP5276402B2 (ja) エンジン自動始動制御装置、エンジン自動始動停止制御装置、車両制御システム及びエンジン再始動方法
JP2006161739A (ja) 車両の制御装置