JP2009528149A - ミシンの鉛直軸まわりに回転可能な釜本体のケース収容部にはめ込むためのボビンケース - Google Patents

ミシンの鉛直軸まわりに回転可能な釜本体のケース収容部にはめ込むためのボビンケース Download PDF

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ヨハン エンス
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Abstract

ボビンケース(25)は、ミシンの釜(21)の鉛直軸回りに回転可能な釜本体(22)のケース収容部にはめ込むために利用される。前記ボビンケース(25)は、糸(27)を有するボビンを収容するケース鍋部(33)を有する。前記ボビンを覆い隠すためにケースカバー(34)が利用される。これは、糸が引き出される中央ガイド穴を有する第1の下側のカバー層板(36)を有する。第2の上側のカバー層板(41)は、前記第1のカバー層板(36)を糸の案内領域で少なくとも部分的に覆い隠す。糸制動機(65)は、糸案内部(64)と協働する。ケースカバー(34)は、前記ケース鍋部(33)に揺動可能に連接されてこれに接続される。その結果、ミシンの優れた作動信頼性および稼働率が達成される一方で、ボビンの装填工程が簡素化されるボビンケースが得られる。

Description

本発明は、請求項1の上位概念(所謂おいて部分、プリアンブル部分)に係るボビンケース(糸巻きケース)に関する。
そのようなボビンケースは特許文献1から知られている。
このボビンケースへの糸の装填作業は非常に面倒である。それに加え、ボビン(糸巻き)の装填に続いてボビンケースを組み立てる際に間違いを犯すと、ミシンの稼働率に支障を来たすことがある。
予備の縫糸を有するケースの構成例は、ほかにも特許文献2、特許文献3および特許文献4から知れている。
ドイツ特許第614062号明細書 ドイツ特許出願公開第2540994号明細書 特開平1−281270号公報 米国登録特許第2,817,307号明細書
本発明の課題は、ミシンの優れた作動信頼性および稼働率が達成される一方で、ボビンの装填工程が簡素化されるように、冒頭に記した種類のボビンケースを改良発展させることにある。
この課題は、本発明により、請求項1の特徴部分に提示される特徴を具備したボビンケースによって解決される。
ケース鍋部に揺動可能に連接されるケースカバーは、特許文献1にしたがったボビンケースの別体の構成部品である鍋型カバーとは対照的に、紛失する怖れがない。それに加え、ケース鍋部に対して配置される位置が明確に定義されたこのケースカバーにより、ボビン装填後のボビンケースの誤りを伴った手間隙かかる組み立てが防止される。二つのカバー層板を有しており、糸がその間を案内されるようになっているケースカバーにより、ボビンケースが確実に覆い隠されることが保証されるために、釜本体(フックボディ)によりすくい取られる針糸とボビンから供給される下糸は、互いに干渉し得ないようになっている。
請求項2に記載される上側のカバー層板により、特に糸制動機(糸調子調節機構)に糸を通す際には、通常はボビンから無抵抗で引き出されてしまう糸に、一定の抵抗を持たせることができるために、装填工程がさらに容易なものとなる。
請求項3に記載される下側の切り抜き窓により、ボビンのなおも使用可能な糸残量の目視検査が可能となる。
請求項4に記載のロック部材により、ボビンケースの確実なロックが保証され、それによりミシン稼動時にボビンが確実に覆い隠されることが保証される。このロック部材が両方のカバー層板の間に配置される限り、コンパクトな構造のロック可能なケースカバーがもたらされることになる。
請求項5に記載されるロック部材の位置固定により、ボビンケースの取り扱いがさらに容易となり、作動信頼性が向上する。
請求項6に記載されるスライドつまみは、楽に手が届く位置にある。このスライドつまみが丸味を帯びた輪郭形状を有する限り、スライドつまみによる針糸への影響行使は実質的に排除される。
請求項7に記載される中央ガイド穴により、ボビンを単に装填するだけで、ミシン稼動時にはボビンから糸が均等に引き出されることが保証される。この構成形態においては、下糸を何らかの穴に通す必要なく、下糸の糸掛けが可能となる。
請求項8に記載される外周部の切欠きにより、特にケースカバーの両方のカバー層板の間に糸を挿入する瞬間の、挿入工程が容易になる。
請求項9に記載されるロック部材により、ガイド穴に一旦通された糸が、そこからもはや出られないことが保証される。
請求項10に記載される鍋部挿入スリットにより、コンパクトな糸ガイドが許されることになる。
請求項11に記載される円筒壁面への糸制動機および案内穴の配置により、下糸の管理された引出し抵抗と同時にコンパクトな構造がもたらされる。
請求項12に記載されるピボット軸受配列により、釜(フック)により捕捉された糸がピボット軸受に沿って引き出されることがないために、捕捉された糸の走り方にピボット軸受の構造が一切影響し得ないことが保証される。
以下では本発明の実施例を図面に基づき詳しく説明する。
ミシン1は、ベッド2と、そこから上方に延びる支柱3と、横向きに延びるアーム4とを有している。アーム4は、ヘッド5となり終端している。アーム4の内部には、天秤8を有するクランク駆動機構7をヘッド5の内部で駆動するアームシャフト6が回転自在に軸受けされている。クランク駆動機構7は、ヘッド5の内部に変位可能であるように支承された針棒9に接続されてこれを駆動する。針棒9は、その下側の端部に縫い針10を有している。縫い針10は、クランク駆動機構7により上下に運動可能である。その際に縫い針10は、一定の運動空間を横断するようになっている。縫い針10は、スプール12から糸調子調節装置および天秤8に掛けて供給され、針穴に通される針糸13を案内する。
ベッド2の上には、ボルト穴14、15に通されるボルトを有する針板16が取り付けられており、その上には縫製物17が載置されている。針板16は、布送り装置19が挿通されるように構成された布送り装置用の開口部18を有している。布送り装置19は、図1に示される、縫い針10が挿通されるステッチ穴20を有している。布送り装置19は、ベッド2の下側に配置された水平および垂直送り用の伝動機構を介して駆動される。
針板16の下側には、剣先23を備えた釜本体22を有する釜21が配置されている。釜本体22の鍋型のケース収容部24には、予備の糸をボビン26の形態で収容したボビンケース25が回転自在に支承されている。ボビンケース25を寝かせて収容するために、釜本体22は内周溝を有しており、その中にボビンケース25の軸受リブ25が一定の軸受遊びを保って受け入れられている。ボビン26は、ボビンとも呼ばれる。ボビン26からは下糸27が供給される。これは、ボビン26から引出し口28まで、以下でさらに詳しく説明する糸の通り道に沿って延びている。下糸ないしはルーパ糸27は、この引出し口28から、ステッチ穴20および開口部18を通り抜けて延びている。
釜本体22は、針棒9に対して平行に延びる鉛直軸29を有するシャフトに固定して接続されている。このシャフトは、ベッド2にボルト締結される軸受台30の内部に回転自在に軸受けされている。軸受台30にはほかにも駆動軸31が軸受けされているが、これは軸受台30の内部に配置される歯車式伝動機構に接続されている。駆動軸31は、ベルト駆動機構32を介して動力が伝達されるようにアームシャフト6に接続されている。
ボビンケース25は、ボビン26を収容するためのケース鍋部33を有している。ほかにもボビンケース25は、ボビン26を覆い隠すためにケースカバー34を有している。ケースカバー34は、水平な旋回軸を持つピボット軸受を規定している継手35を介して、図4に示される閉止ないしは作動位置と、図5に示されるボビン装填位置との間で開閉可能であるようにケース鍋部33に取り付けられている。ケースカバー34は、第1の下側のカバー層板36を有している。これは、下糸27を通すために中央ガイド穴37を有している。中央ガイド穴37は、下側のカバー層板36の周縁部38に開口しているカバー挿入スリット39の端部に構成されている。カバー挿入スリット39は、ガイド穴37に直線状にではなく、湾曲したスリット終端部分40を介して合流している。
第1のカバー層板36は、下糸27の案内領域のところで部分的に第2の上側のカバー層板41により覆い隠されている。上側のカバー層板41は、下糸27の案内領域に、概ね楕円形の上側の切り抜き窓42を有している。挿入された下糸27は、上側のカバー層板27の下側で、これと平行に切り抜き窓42の下側を案内されるために、下糸27の一部には、切り抜き窓42を通して上側から自由に手が届くようになっている。したがって、たとえば切り抜き窓42の領域にあるこの糸部分に指を置くことによって、この糸部分に押付け力を加えることができる。下側のカバー層板36は、上側のカバー層板41の切り抜き窓42の位置とぴたりと重なり合う下側の切り抜き窓43を有している。このため両方の切り抜き窓42、43を通して、外側からボビンケース25の内部を覗くことが可能であり、それにより予備糸を管理することができる。上側のカバー層板41は、外周部にカバー挿入スリット39と部分的に重なり合う扇形の切欠き44を有している。
両方のカバー層板36、41の間には扁平なロック部材45が配置されている。これは、図5に示されるケースカバー34をケース鍋部33に対して開くことができる位置である、引き戻されたロック解除位置と、図4に示されるケースカバー34が作動位置に固定されている位置であるロック位置との間で、線形に変位できるようになっている。ロック部材45のロック解除位置とロック位置間の第1の線形ガイドは、上側から、上側のカバー層板41に設けられた長穴46に通してロック部材45にねじ込まれる案内用のねじ47によりもたらされるようになっている。上側から、上側のカバー層板41に設けられたさらにもう一つの長穴48に通されてロック部材45にリベット止めされるスライドつまみ49により、さらにもう一つの線形ガイドがもたらされるようにしている。スライドつまみ49は、上に向かって、すなわちその自由な側に向かって、丸味を帯びた輪郭形状を有している。このスライドつまみ49を利用して、ロック部材45を作動させる、すなわちロック解除位置とロック位置間でこれを変位させることができる。
ロック部材45は、ばね鋼線材から製造された留めばね50を利用して、一方ではロック解除位置に、他方ではロック位置に、その位置を固定されるようになっている。そのためにロック部材45は、二つの留め溝51、52を有しており、留めばね50の自由端53は選択によりいずれか一方の留め溝51、52にはまり込んでいる。留めばね50は、両カバー層板36、41間にロック部材45と同じ高さで配置される扁平なスペーサ54に、輪郭形状を適合化されて接している。このスペーサ54は同時に、両カバー層板36、41間の間隔保持部材として利用される。下側のカバー層板36およびスペーサ54は、互いに対して位置がぴたりと重なり合うウェブ55、56を有しており、これらは、ケースカバー34が取り付けられているときには、ケース鍋部33に構成されたU字形の溝の中に運動可能であるように受け入れられるようになっている。これらのウェブ55、56は、同時に継手35の部材となっている。ロック部材45がロック解除位置ならびにロック位置にあるときには、ガイド穴37がロック部材45により封止されるように、ロック部材45は、下側のカバー層板36に対して配置されるとともに、その形状を構成されている。
継手35は、上側のヒンジ板58により覆い隠されるようになっている。これは、ねじ59によりケース鍋部33の縁側に締結される。
ロック部材45がロック位置にあるときには、そのガイド縁60が、ケース鍋部33の円筒内壁62に設けられた、これと相補形に構成された溝61にはまり込むようになっている。
ケース鍋部33には、ケースカバー34の平面からケース鍋部33の円筒外壁64のところまで糸が通り抜けられるようにする、斜めに延びた鍋部挿入スリット63が構成されている。この鍋部挿入スリット63の走り方については、図16から良く見て取ることができるが、そこにはボビンケース25が、上側のカバー層板41および以下で説明する糸制動機65を取り外した状態で示されている。この円筒外壁64からの糸の引出し部は、鍋部挿入スリット63の端部に構成された案内穴66から成っている。この案内穴66は、円筒外壁64とともに、糸制動機65の領域における糸案内部を形成している。
糸制動機65は、円周方向に円筒外壁64と当接する板ばねにより構成されている。図15に示されるように、糸制動機65は、これが円筒外壁64から案内穴66を通り引き出される下糸27を部分的に円筒外壁64に対して挟み付けるように、配置されている。この糸制動機65により、さもなければ無抵抗でボビン26から引き出されてしまう下糸27の、管理された糸調子がもたらされるようにしている。
ボビンケース25へのボビン26の装填および下糸27の糸掛けは、次の手順で行われる:
最初にボビンケース25は図5に示される装填位置にある。続いて、図6および7に示されるように、ボビン26がケース鍋部33にはめ込まれる。次にボビン26の中央部から飛び出している下糸27の自由端が、周縁部38からカバー挿入スリット27に通してスリット終端部分40を経てガイド穴37の中に挿入される。引き続いてガイド穴37を封止するロック部材45により、ガイド穴37に一旦挿入された下糸27が、もはやそこから出られないようにする。続いて下糸27は、外周部の切欠き44の領域で下側のカバー層板46に掛けられて、両カバー層板36、41間に挿入される。下側のカバー層板41の周縁部38に設けられた半月形の切欠き67は、この最後の挿入工程を容易にするものである。下糸27は、両カバー層板36、41間のスペーサ54の板厚により与えられる間隙を通り延びている。次に下糸27は、継手35に向かって、図9に示される中間位置に達するまで引き出される。引き続いてケースカバー34が閉じられて、ロック部材45によりロックされる。その際に下糸27は、鍋部挿入スリット63に通される。下糸27は、これが案内穴66に達するようにするためには、糸制動機65と円筒外壁64との間を通り引き出されなければならない。その際に利用者は、上側から切り抜き窓42、43を通して触れることができる糸の部分に指を置き、この糸部分を押さえ付けることによって、この糸部分が利用者の指とボビン26との間で動かないように保持されるようにする。その後で下糸27を、円筒外壁64と糸制動機65との間に、これが案内穴66の中に位置するまで、引き込むことができる。下糸27は、そこからさらにケース鍋部33の上縁部に位置する引出し口28のところまで通されて、上に引き上げられる。この糸掛け工程の後、自由端は引出し口28から2cmほど垂れ下がっている。
剣先23を有する釜本体22は、ミシン1の縫製運転の間、上から見たときに時計回り方向に回転する一方で、図2に示されるようにボビンケース25は、これに構成された保持フィンガが針板16の下面に構成された溝の中にはまり込むことによって、回転を不能として保持されている。その際には剣先23が、ステッチ穴20の下側の領域で針糸13を捕捉して、ボビンケース25の周囲をおよそ半回転する間に針糸13のループをすくい取る。このため釜21の図1を見る者とは反対側は、ループすくい取り側68と呼ばれる。
およそ半回転後に剣先23はすくい取った針糸ループを解放する。このため釜21の図1を見る者の側は、ループ解放側69と呼ばれる。
継手35は、ボビンケース25が釜本体22にはめ込まれているときには、釜21のループ解放側69に隣接して配置されている。
アームシャフト6がさらに回転すると、このときには上方に移動する天秤8の作用により、解放された針糸ループの引き戻しが行われる。その際には下糸27のボビンケース25から垂れ下がっている部分の自由端が捕捉されて、ステッチ穴20を通して引き上げられることにより、縫製物17の内部に結び目が作られる。
内部の細部構造を部分的に明らかにしたミシンの前面図である。 正規の位置に配置されたミシン、針板、ならびにボビンケースが装填された釜本体を示す透視図である。 釜本体およびボビンケースの分解構成図である。 ケースカバーが閉じられロックされているボビンケースの透視図である。 カバーが開かれロック解除されているボビンケースの図4と同様の図である。 ボビンをボビンケースに装填して、巻き出される糸の糸掛けを行う工程の各段階を示す瞬間記録図である。 ボビンをボビンケースに装填して、巻き出される糸の糸掛けを行う工程の各段階を示す瞬間記録図である。 ボビンをボビンケースに装填して、巻き出される糸の糸掛けを行う工程の各段階を示す瞬間記録図である。 ボビンをボビンケースに装填して、巻き出される糸の糸掛けを行う工程の各段階を示す瞬間記録図である。 ボビンをボビンケースに装填して、巻き出される糸の糸掛けを行う工程の各段階を示す瞬間記録図である。 ボビンをボビンケースに装填して、巻き出される糸の糸掛けを行う工程の各段階を示す瞬間記録図である。 ケースカバーの上側のカバー層板ならびに糸制動機のばねが取り外されている、糸掛け工程のさらにもう一つの瞬間記録図である。 上側のカバー層板および糸制動機のばねが補足されている、図12と同様の図である。 図10から一部を切り取って拡大して示した図である。 図11から一部を切り取って拡大して示した図である。 図12から一部を切り取って拡大して示した図である。 図13から一部を切り取って拡大して示した図である。
符号の説明
1 ミシン
2 ベッド
3 支柱
4 アーム
5 ヘッド
6 アームシャフト
7 クランク駆動機構
8 天秤
9 針棒
10 縫い針
12 スプール
13 針糸
14 ボルト穴
15 ボルト穴
16 針板
17 縫製物
18 布送り穴
19 布送り装置
20 ステッチ穴
21 釜
22 釜本体
23 剣先
24 ケース収容部
25 ボビンケース
26 ボビン
27 下糸
28 引出し口
29 鉛直軸
30 軸受台
31 駆動軸
32 ベルト駆動機構
33 ケース鍋部
34 ケースカバー
35 継手/ピボット軸受
36 下側のカバー層板
37 中央ガイド穴
38 周縁部
39 カバー挿入スリット
40 スリット終端部分
41 上側のカバー層板
42 切り抜き窓
43 切り抜き窓
44 外周部の切欠き
45 ロック部材
46 長穴
47 案内用のねじ
48 長穴
49 スライドつまみ
50 留めばね
51 留め溝
52 留め溝
53 自由端
54 スペーサ
55 ウェブ
56 ウェブ
58 ヒンジ板
59 ねじ
60 ガイド縁
61 溝
62 円筒内壁
63 鍋部挿入スリット
64 円筒外壁/糸案内部
65 糸制動機
66 案内穴/糸案内部
68 ループすくい取り側
69 ループ解放側

Claims (12)

  1. ミシン(1)の釜(21)の、鉛直軸(29)まわりに回転可能な釜本体(22)のケース収容部(24)に用いられるボビンケース(25)であって、当該ボビンケース(25)は、
    ‐糸(27)を有するボビン(26)を収容するためのケース鍋部(33)と、
    ‐前記ボビン(26)を覆い隠すためのケースカバー(34)と、
    ‐糸案内部(66、64)と協働する糸制動機(65)と
    から構成されており、
    ‐その際に前記ケースカバー(34)は、
    ‐‐糸が引き出される中央ガイド穴(37)を有する第1の下側のカバー層板(36)と、
    ‐‐前記第1のカバー層板(36)を糸案内領域で少なくとも部分的に覆い隠す第2の上側のカバー層板(41)を有している、
    ボビンケース(25)において、
    前記ケースカバー(34)が前記ケース鍋部(33)に揺動可能に連接され当該ケース鍋部に接続されていることを特徴とする、ボビンケース。
  2. 請求項1に記載のボビンケースにおいて、
    前記上側のカバー層板(41)が、前記糸案内領域にて上側の切り抜き窓(42)を有しており、これを通して糸(27)に上から押付け力を加えられることを特徴とする、ボビンケース。
  3. 請求項2に記載のボビンケースにおいて、
    前記下側のカバー層板(36)が下側の切り抜き窓(43)を有すること、またその際に前記上側、下側両方の切抜き窓(42、43)の位置が互いに一列に整列しており、これらを通して外側からボビンケース(25)の内部を窺えることを特徴とする、ボビンケース。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のボビンケースにおいて、
    好ましくは前記両カバー層板(42、43)間に配置されるロック部材(45)が、前記ケースカバー(34)を前記ケース鍋部(33)に対して開くことができる位置であるロック解除位置と、前記ケースカバー(34)を閉止位置にロックする位置であるロック位置との間で変位可能であることを特徴とする、ボビンケース。
  5. 請求項4に記載のボビンケースにおいて、
    前記ロック部材(45)が、留めばね(50)を利用して、一方では前記ロック解除位置に、他方では前記ロック位置に固定されること、またその際には前記ロック部材(45)が特に、前記留めばね(50)が選択によりはまり込むようになっている二つの留め溝(51、52)を有することを特徴とする、ボビンケース。
  6. 請求項4または5に記載のボビンケースにおいて、
    前記ロック部材(45)が、前記上側のカバー層板(41)に配されるスライドつまみ(49)により、作動可能であり、上記スライドつまみ(49)は好ましくは丸味を帯びた輪郭形状を有することを特徴とする、ボビンケース。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のボビンケースにおいて、
    前記中央ガイド穴(37)が、前記下側のカバー層板(36)の周縁部(38)に開口しているカバー挿入スリット(39)の端部に構成されていることを特徴とする、ボビンケース。
  8. 請求項7に記載のボビンケースにおいて、
    前記上側のカバー層板(41)に、前記カバー挿入スリット(39)と部分的に重なり合う外周部の切欠き(44)が構成されていることを特徴とする、ボビンケース。
  9. 請求項4〜6に関して請求項7または8に記載のボビンケースにおいて、
    前記ガイド穴(37)が、前記ロック位置においては前記ロック部材(45)により封止されることを特徴とする、ボビンケース。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のボビンケースにおいて、
    カバーの平面から前記ケース鍋部(33)の円筒外壁(64)に向かって糸(27)を通せるようにする、前記ケース鍋部(33)に設けられた鍋部挿入スリット(63)を特徴とする、ボビンケース。
  11. 請求項10に記載のボビンケースにおいて、
    前記糸制動機(65)が、前記円筒外壁(64)から出る糸(27)を前記円筒外壁(64)に対して挟み付けるように配置されること、またその際には前記円筒外壁(64)からの糸の引出し部が、前記鍋部挿入スリット(63)の端部に構成された案内穴(66)から成ることを特徴とする、ボビンケース。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載のボビンケースにおいて、
    前記ケースカバー(34)を前記ケース鍋部(33)に連接するために利用されるピボット軸受(35)が、前記釜本体(22)にボビンケース(25)がはめ込まれているときには前記ピボット軸受(35)が前記釜(21)のループ解放側(69)に位置するように、ボビンケース(25)上に位置を定めて配置されていることを特徴とする、ボビンケース。
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